August 19, 2005Surprise, Surprise: The New Sound Quartet(NSQ) Live【ニュー・サウンド・カルテット・ライヴ】 サプライズ。 お台場入口から首都高に乗ると、けっこう急坂になっていて、夜空に続く滑走路のようになる。一番高いところになると、お台場の美しい夜景が左手の眼下に入る。すると、後部座席に乗っていたジョージ君が「俺、レインボウ・ブリッジとベイ・ブリッジの区別がつかないんですよね~~」と言った。たしか、レインボウ・ブリッジは、遠くから見ると、橋自体のライトアップが、七色に変化していたような記憶がある。いつも、そうなるわけではないが・・・。
なんとこの日は、東京FMの番組『トランジット』(月曜から木曜20時30分から21時55分まで)内の「スタイル・カフェ」というコーナーの生放送をしている、という。9時からだという。つまり、JZで演奏されるものがそのままFMの電波に乗るということだ。 首都高は若干混み目だったので、高樹町で下り、一目散にセルリアンへ。JZに駆け込むとすでに9時を若干回っていて、演奏が始まっていた。そして、ステージに目をやると、な~んと、トクがトランペットを吹いているではないか。へ~~、スペシャル・ゲストだったんだ。こりゃ、知らなかった。サプライズ。\n 2003/08/21 (Thu) トクのヴォーカルが入ってくる。「night and day...」 ヴァイブのソロ、そして、再びトクの今度はトランペットが入ってくる。ドライヴ感あふれるトランペットソロから、ドラムソロへ。なんと、彼の名前がジミー・スミスというからおもしろい。今年2月に亡くなったハモンドオルガンの名奏者と同姓同名だ。しかも、終った後、ちょっと話をしてみると、何年も日本に住んでいて、店もやっているという日本ベースのドラマーだった。名前にもサプライズだが、ずっと日本にいるというのもサプライズだった。 この日は壁に映し出される映像がいつもと違って多彩でいいなあ、と思っていたら、番組のホームページでライヴの様子を流していて、その映像をカメラ数台でとっていた、という。FMでこのライヴが聴こえ、ネットで動く映像が見られれば、もうテレビと変わらない。 観客は番組のリスナー招待とのことだが、こういう風に生の音楽を聴かせる番組はとてもいい。こうした質のいい音楽を聴かせる、良質の音楽番組が増えると、良い音楽ファンが増える。ゆっくりだが、確実に増えるのだ。それはここ何年か音楽業界やレコード業界が忘れていることでもある。この日の招待で生の音楽に初めて触れた人は、「年に1回か2回くらい、どれがいいかわからないけど、何か生のジャズを聴きに行こう」「誰かに聞いてちょっと感じのいいジャズのアルバムでも1枚買ってみよう」と思うようになるだろう。それでいい。 音楽以外の娯楽が増えた、携帯電話、パソコンに可処分所得を取られた、と言ってみても始まらない。音楽業界は、ただひたすら「聴きに行きたいと思ってもらえる良質の音楽を作る」しかないのだ。それでだめなら、それだけのこと。
この日は、サプライズ尽くしだが、実は最初のジョージ君、すなわち、フランクリンでピアノを弾いてくれたフランクリンズのジョージ君が月末から2年間ほどアメリカに留学に行ってしまうので、サプライズ送別会をやっていた中の一こまであった。 ■メンバー TOKU(vo,flh)Joe Locke(vibe)Geoffrey Keezer(p)河上 修(b)ジミー・スミス(ds) (2005年8月18日木曜、渋谷JZ[ジェイジー]ブラット=ザ・ニュー・サウンド・カルテット・ライヴ) コメント
カックルさんじゃないほうのジョージです。\r >「聴きに行きたいと思ってもらえる良質の音楽を作る」しかない\r 激しく共感。\r >なぜ、音楽は人を若くしつづけてくれるんでしょうねえ。\r 吉岡さんも負けじと若いですから。 Posted by: ジョージ : August 20, 2005 06:42 AM |