August 24, 2005

Soul Bar Searchin' : Bar "Ali Ollie" 

【新店ソウルバー、アリ・オリ】

2005-0823-0021.jpg恵比寿は、ソウルバー激戦区になってきたのかもしれない。老舗のブラウンシュガー、ソウルシスター、他にSSBのバーがある。そんな恵比寿に去る2005年8月4日、新しいソウルバーが開店した。その名を「バー・アリ・オリ(Bar Ali-Ollie)」。もちろん、アリ・オリと来れば、あのテンプテーションズのリード・シンガーのひとり、アリ・オリ・ウッドソンを思い浮かべる方も多いだろう。

場所は恵比寿の駅から徒歩3分。カフェ好きの人には知られる「ヌフ・カフェ」というカフェと同じビルの5階にできた。ちょうど山手線沿い(山手線、外側)にほんの少し渋谷方面へ向かった場所にある。中にはいると、カウンターはすべてふさがっていて、ボックス席に座ることになった。座っていると、しばらくしてから、マスターが「吉岡さんでらっしゃいますか」という。「ええ、そうですが。あれ、誰かから連絡行ってました? っていうか、なんでわかったんですか」 「顔は存知あげていたんで?」 「うっそー、僕、写真とか出してないんですけど」 「え~、でも知ってました」 

そう言うバーのオウナー兼マスターは小野田淳夫さん。ツタヤで10年ほど仕事をした後、店をオープンした。元々ソウル好きで、買ったCDやアナログがどんどん増え、他で仕事をしているとなかなか聴く時間が取れないので、聴くためにソウルバーをオープンすることにした、という。「店を始めれば、聴けるかなと思って」という。CD約2000枚、アナログ1000枚近く。この他に、自宅にももう少しあって、入れ替えていくという。CDJ2台とターンテーブル2台で、いかようにもミックス可能。

カウンター7席、ボックス12席もかなりの余裕の作り。カウンターはつめれば9人くらいは楽勝にいけるのではないだろうか。黒と赤が基調。ただし、壁や天井にソウルのレコードのジャケットは貼られていない。どちらかというと、渋谷の「バー・ルーム」的な大人っぽいバーの雰囲気を漂わす。

小野田さんは、72年仙台出身ということで、最初は「ニュー・ジャック・スイング」の前あたりからリアルタイムで聴き始めたが、その後、60年代後期から70年代初期のディープ系などにもどっぷりとはまったという。そこで、ここでは、80年代後半ものも、70年代前半ものも、比較的なんでもかけるという。

グラディス・ナイトをかけてもらったら、そのアナログが77年初頭に発売された来日記念盤という日本編集の特別編集盤だった。しかも、その帯には77年3月、2度目の来日、とある。あれ、グラディスって2度来日してたっけ。75年のサンプラはよく覚えてるんだが。でも、きっとこう印刷されているのだから、来たのだろう。

小野田さんは中古で買ったそうだが、なんと中にサイン入り色紙がはいっていた。その中でなじみの曲が流れたと思ったら、あの「ジョージア・オン・マイ・マインド」だった。すっかり忘れていた。レイ・チャールズのあの曲をライヴ仕立てにしていた。アルバム『セカンド・アニヴァーサリー』に収録されていた作品だ。ソウルバーに来ると、こうして、すっかり忘れていた曲に再会することがあって嬉しい。

今年3月一杯で会社をやめ、準備をすすめていた、という。その間、アメリカ南部に旅行をして、マラコ・スタジオ、スタックス・スタジオ跡地の記念館、ハイ・スタジオなどに行ってきたそうだ。

奥様と二人で店に立つが、週末はもうひとりスタッフをいれて3人体制になるという。日曜が一応休み。ただ人の流れがまだよくわからないので、しばらくはこれで様子を見るという。食事もできる。ガンボ&ライスは一押しだそうだ。

家に戻って、『セカンド・アニーヴァサリー』を引っ張り出して再聴したのは言うまでもない。

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■ソウル・バー、アリ・オリ公式ウェッブ
http://www.barali-ollie.com/


BAR Ali-Ollie !!!! (バーありおり)
東京都渋谷区恵比寿西1-3-2 東栄第2ビル501
電話・ファクス 03-5458-6005
営業時間 19:00~5:00
定休 日曜,
チャージ 600円
ドリンク 650円~
2005年8月4日オープン

(行きかた)

JR恵比寿駅西口(山手線の外側=バスロータリーがある方)を出て交番の正面、京樽とvodafoneの間を直進。左手に大丸ピーコックが見えたら右正面の豆爺カフェの間を右折し山手線沿いの裏道を道なりに左折。しばらく行った左側のビルの5階。1階がメキシコ料理サルシーター。

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佐藤さん、情報ありがとうございます。

投稿者 吉岡正晴 : August 24, 2005 03:07 AM
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