June 04, 2006

Shalamar (Part 2): Howard Hewett Talks

(昨日からのつづき) 

【10点満点】 

ファンタビュラス。 

フレンズ(紙ジャケット仕様)シャラマーのライヴ始まる前に、同行の松尾さん、封筒から何枚か写真を取り出す。「これね、去年ロンドンで撮ったんですよ。ブラックプールのライヴ。ハワード・ヒューイットに、グレン・ジョーンズ、フィル・ペリーなんかがでたやつ。あとで機会があれば、手渡そうと思って」  

「セカンド・タイム・アラウンド」あたりでは、もうすでに松尾さんものりのりで身体を揺らしている。6曲目の「アイ・キャン・メイク・ユー・・・」でのメンバー紹介で、ハワードが言う。「キーボード! KC! カート・クレイトン!」 おっと、あっちにもKCがいるぞ。KC対決か。(笑)  

ライヴ後、松尾氏、岡さんらとともにちょろっと楽屋へ。ハワードのお出ましを待っているとキーボードのKC登場。一言二言あり、「こちらも、KCですよ」。「キヨシがケイシーになったんです」 彼は初の日本だそうだ。前回の来日には都合で来れなかった。ただシャラマーのバンドにはすでに数年在籍している。彼は現在メンフィス在住。 

まもなく着替えたハワード登場。松尾氏、写真を渡す。「おおっ、ロンドンの!」とハワード。それぞれに自己紹介するが、松尾さん、僕のことをハワードに「もっとも日本で影響力のあるクリティック(評論家)です」と紹介した。「クリティーク(評論家)か! で、どう?」というので、思わず、「10点満点をさしあげます (I give you 10)」と言って親指を上に指した。「10! すばらしい。ありがとう」 岡さんを見て「いいアフロだね」。「昔は大きなアフロしていたんでしょう」と僕がハワードに向けると、「いやあ、僕のは『ハーフロ』(半分のアフロ)くらいだな(笑)」と答え、周りは爆笑した。初めて聞いた、この単語。 

「89年頃、あなたがエムザ(MZA)に来た時に、お会いしてインタヴューしたんです」と言うと、「ロングタイム・アゴー~」とのこと。確かに、かなり古い話だ。その時は、ハワードのソロだった。ジェームス・イングラム、ピーボ、そして、このハワードと、いずれも素晴らしいシンガーだ。 

「また近いうちに、日本へ戻ってきてください」 「ああ、ぜひ。でも、一日2回のショーはけっこう大変だよ。一日、オフが途中にあったけど。6日間、2ショーはハードだ。アメリカではこういうのはやったことがない。時差はないけど、部屋に戻ったら寝るんだ」とハワード。けっこう大変なんだ。 

すると、中からメンバーが登場し、エレヴェーターへ。キャロリンが登場するや、松尾氏、キャリー・ルーカスのヒットの一節を歌い、大喜びさせる。しかし、キャリー・ルーカスの娘ということは、一体いくつくらいなんだろう。76年くらいの生まれなのかな。ステージでは3年前から参加と言っていたが、前回2年前にはいなかった。 

もうひとつこの日覚えた単語。最近は、「ファンタスティック」と「ファブュラス」を合体させて「ファンタビュラス」って言うんですか。なんと同じ日に、マーヴァ・ホイットニーにインタヴューした時にも、オーサカ=モノレールについて一言「ファンタビュラス」と言っていて、頭の片隅にあったのだが、ここでも聞いて、またか、と思った。シャラマーのライヴ、「ファンタビュラス」! 

(2006年6月2日金曜、丸の内コットンクラブ=シャラマー・ライヴ) 

ENT>MUSIC>LIVE>Shalamar
2006-111

投稿者 吉岡正晴 : June 4, 2006 04:18 AM
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