June 07, 2006

Soul Bar Column On "Brio" Will End July

【「ブリオ」のソウルバー紹介ページ、7月で終了】

最終回。

BRIO (ブリオ) 2006年 07月号 [雑誌]始まりは、終わりの始まり。何かが始まれば、いつかそれには終わりが来る。ソウルトレインも、始発駅を出発すれば、いつか終点に到着する。

男性雑誌「ブリオ」のソウルバーを紹介する名物コラム「ソウルトレインランニング~ソウル通のためのバー・ガイド」が、2006年7月24日発売の9月号で終了する。連載が始まったのが、1999年3月24日発売(5月号=創刊号)からで7年4ヶ月、89回の連載となった。単純計算で180軒近くの全国のソウルバーを紹介したことになる。

1999年は、いわゆる「ソウルトレイン」関連のものが始まった年だった。Jウェイヴの深夜番組『ソウル・トレイン』(1999年4月開始、2005年9月終了)、またお台場に「ソウル・トレイン・カフェ」(1999年8月~2001年3月)などが相次いでスタート。放送媒体、店舗などと並んで雑誌でソウルトレインを盛り上げようという機運もあり、ソウルバーを紹介するコラムが始まった。

コラムを執筆したのは、編集者、ライターの高畠保春さん。元々、ソウル、ジャズなどの音楽が好きで、あちこちのソウルバーや音楽をかけるバーに通い詰めていたので、まさに天職となった。北は北海道から南は九州、沖縄まで日本中のソウルバーを駆け巡った。

高畠さんは、今でこそ知らないソウルバーはないが、当初は知らない街に行くと、電話帳を片っ端から見て、「それっぽい名前の店」にめぼしをつけ電話をかけて、新店を掘り起していた。中にはソウルっぽい名前の店でも、普通のキャバレーや、カラオケスナックだったこともあったという。

ソウルバーの特集をしたことがあるので、実質180軒以上の店を紹介したが、20軒以上は現在営業をしていない店舗、あるいは、店舗形態をソウルバーから普通のバーにしたりしている例などもあるという。

高畠さんは日本初のソウルバーである六本木の「ジョージ」を、当初から連載の最終回に紹介しようと考えていた。だが、「ジョージ」のママは2001年10月他界。さらに2005年4月に閉店してしまった。しかし、その後「ジョージ」を守っていた新しいママ、ともこさんが2005年8月に西麻布に「ジョージ」を移転してオープン。「ジョージ」は最終回を飾る。もう一店最終回を飾るのは大阪の老舗ソウルバー「マーヴィン」だ。

また、高畠さんは新しい店を紹介する時は、大概一度足を運んで、ブリオの読者にあうかどうかを考え、改めて取材に出向く。彼が店に来ても紹介まで至らない店も何軒かあったようだ。また、彼個人は気に入っても、店の方針で取材拒否・取材を遠慮している店もあり、そういうバーは紹介できなかった。

ソウルトレイン・ランニング、まもなく終点へ到着いたします。

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僕は高畠さんを「日本で1番ソウルバーを知っている男」と崇めているので、自分自身は「日本で2番目にソウルバーを知ってる男」の座を狙うことにしている。(笑) 新しい店などは、彼から随分いろいろな店を教わった。あるいは、どこかに行く時は、その土地のソウルバー情報をよく仕入れたものだ。

僕も新店の開拓は好きなので、けっこう探すが、彼が知らなかった店で僕が彼に教えることができたのは、ほんの数軒だった。

何軒か紹介されずに終わった店があるが、青山の「オーエー」や、下北沢の「エクセロ」なども出て欲しかった。ぜひ、単行本化して、その際には若干漏れた店を網羅しましょう。

長い間、お疲れ様でした。これからは、気兼ねなく、あちこちのソウルバーで飲んだくれてください。ま、以前と変わらないですか。(笑) 

ENT>SOUL BARS>

投稿者 吉岡正晴 : June 7, 2006 03:22 AM
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