June 29, 2006

The Fugitive: One Of My Favorite TV Series

【『逃亡者』は大好きなテレビドラマ】

ナレーション。

この4月からNHK-BSの深夜12時からの枠で、かなり昔の海外テレビドラマを放送している。月曜深夜12時が『コンバット』、火曜が『ローハイド』、水曜が『逃亡者』、そして木曜が『ルーシー・ショウ』だ。だいたい60年代に日本でも放映されて人気となったテレビドラマだ。

この中で一番僕が好きなのが『逃亡者』。当時毎週土曜の夜8時からTBSで放送されていた。優秀な小児科医リチャード・キンブルが妻殺しの罪で死刑を宣告されるが、列車事故にあい辛くも脱走。彼が自宅に帰った時に見かけた片腕の男が真犯人ではないかと考えるキンブルはその片腕の男を捜して全米を駆け巡る。しかし、そのキンブルを執拗に追いかけるジェラード警部。

キンブルの性格もストーリーもいいのだが、このドラマ、キンブルの声、睦五郎、ジェラード警部の声、加藤精三、そして、ナレーションの矢島正明の声がみなすばらしい。

そういえば、ルーサーさんは矢島さんにお会いした時に「スポック博士!」と言ってください、と頼んだそうだが、僕がもし矢島さんにお会いする機会があれば、『逃亡者』の冒頭のナレーションをやってください、とお願いしたい。

ナレーションはこうだ。

「リチャード・キンブル、職業医師。
正しかるべき正義も時としてめしいる事がある。
彼は身に覚えのない妻殺しの罪で死刑を宣告され、
護送の途中、列車事故にあって辛くも脱走した。
孤独と絶望の逃亡生活が始まる…

髪の色を変え、重労働に耐えながら、
犯行現場から走り去った片腕の男を捜し求める。

彼は逃げる。
執拗なジェラード警部の追跡をかわしながら、
現在を、今夜を、そして明日を生きるために…」

初期のナレーションは、微妙に違うが、途中からこれでずっと続いた。ずいぶん後から知ったが、この英語版のナレーションはウィリアム・コンラッドという人がやっていたそうだ。何度か再放送されているうちに、「二ヶ国語放送」になって、矢島さんのナレーションが、もともと英語であるものが訳されていたことを知って、びっくりしたものだ。根拠はないのだが、日本語のナレーションがあまりにかっこいいものだから、日本のテレビ局がくっつけているのかと思っていた。

今日のエピソードはシーズン1の第13回、「人知れぬ恐怖」、原題はTerror At High Point というもの。ユタ州の工事現場で働くキンブルと知恵遅れの人物との触れあいが軸となって物語が進む。ハイ・ポイントは地名。

『逃亡者』は1963年9月から1967年8月まで4年間にわたってアメリカABCテレビで毎週火曜日夜10時から放送されていた。ちょうど120本のエピソードが放送された。

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投稿者 吉岡正晴 : June 29, 2006 02:55 AM
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