July 28, 2006

Harlem Nights Vol.5: Alyson Williams Sings Wide Variety Of Music, Omar Edwards Taps With New Idea

【ハーレム・ナイツ ~ アリソン・ウィリアムス、オマー・エドワーズ登場】

歴史。

It's About Timeこのところ、すっかり横浜ランドマークの風物詩となった感のある『ハーレム・ナイツ』の第5回が行われている。今回のメインのシンガーは、80年代後期からアルバムを出し、日本にもやってきてライヴを行ったこともある本格派R&Bシンガー、アリソン・ウィリアムス。久保田利伸とのデュエット曲「フォーエヴァー・ユアーズ」で紅白歌合戦にも出場しているというキャリアを持つ。デフジャム・レーベルからデビューし、大いに注目された。

そして、もうひとりはこれで4年連続の出演となるタップ・ダンスの名手、オマー・エドワーズ。ベースとなるタップは同じだが、ひじょうにクリエイティヴなアイデアを思う存分出していて、昨年と出し物が違っている。ファーストセット最後では、黒いサングラスをして、レイ・チャールズ風に椅子に座りながら、レイのヒット「ヒット・ザ・ロード・ジャック」にあわせて、タップをして見せた。座ってタップ! なるほど、そう来たか。しかもレイのように、両腕で自分を抱く仕草などもしっかりいれる。

また、ドラマーとのアドリブ、ベース奏者とのアドリブでのタップを見せる。ミュージシャンとタップダンサーのインタープレイだ。オマーの手に(いや、足に)かかると、タップ・ダンサーもまた、ミュージシャンと同じ地平線に立っていることがよくわかる。彼は頭から足へ至るまでの立て軸がぶれないで、まさに上から糸で操られる人形のように動く。だから素晴らしい。

今回のアリソンの80分余のショウは意外だった。というのはこの日歌われた彼女自身のヒットは「ジャスト・コール・マイ・ネーム」(1989年)のみ。(下記「ホールディング・バック・・」も一応新作で録音しているが、元はシンプリー・レッドのヒットのカヴァー) 逆に、ジャズ、ソウル、ブルーズ、ゴスペルとブラック・ミュージックのヴァラエティーに富んだ選曲を見せた。彼女のジャズ的な作品はかなり意外だったが、もちろん歌はうまいだけに、観客をひきつけていた。

この『ハーレム・ナイツ』のイヴェントの素晴らしいところは、ハーレムで起こった様々なブラック・ミュージック、ブラック・カルチャーを、惜しげもなく出すところ。会場ではソウルフードがもてなされ、ステージではオマーのタップや、アリソンが歌うブラック・ミュージックの歴史がコンパクトにまとめられている。

5日間6回の公演がほぼ毎回300人以上入り、立ち見になっているから、リピーターが確実に増えているのだろう。隣の普段は最新R&Bを聴いている子も「来年もきた~~い」と反応していた。

ライヴが終わると、出演者はみなロビーに出て、CD、Tシャツなどを即売しながら、サイン会を開き、ファンと一緒に写真に映る。サーヴィス精神満点のアーティストたちだ。

(アリソンのCDなどを持っていくとサインがもらえます)

(アリソン、オマーとのチャットは明日以降へ)

■ハーレム・ナイツ公式ページ
http://www.yokohama-landmark.jp/event/details/0506_harlem.html

ライヴは、まだ金曜、土曜(2回)、日曜とあります。

■過去関連記事

◎昨年の『ハーレム・ナイツ』

July 29, 2005
Harlem Nights: Omar Edwards, Barefoot Tap Dancer
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200507/2005_07_29.html

◎2年前の『ハーレム・ナイツ』のライヴ評

2004/07/31 (Sat)
Harlem Nights III: Bring Your Cake For Lonnie's Birthday
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200407/diary20040731.html

◎オマーの従兄弟、セヴィアンがでた『ノイズ&ファンク』のライヴ評

2003年3月22日付け日記

Bring In 'Da Noise, Bring In 'Da Funk: Soul explosion!
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200303/diary20030322.html

◎オマー、セヴィアンなどの大先輩、グレゴリー・ハインズの訃報

2003/08/11 (Mon)
Gregory Hines Dies at 57
グレゴリー・ハインズ癌で死去.

http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200308/diary20030811.html

■メンバー

Alyson Williams (Vocal)

Roy Bennett (Bass & Vocal)
Selan (Keyboards)
Tony Stevenson (Bass)
Abdul Zuhri (Guitar)
Ezra Henry (Drums)
Ferrand Jaguar Daniel (?) (Sax)

Omar A Edwards (Tap)

■Setlist: [ ] denotes original artist or artist who recorded well-known version of the song

First Set

show started

[Band with Roy Bennett]

01. Instrumental
02. It's Ecstasy When You Lay Down Next To Me (Barry White)
03. Can't Get Enough Of Your Love, Babe (Barry White)
04. (Get Up I Feel Like Being Like A)Sex Machine (James Brown)
05. It's A Man's Man's Man's World (James Brown)
06. Come Go With Me (Teddy Pendergrass)
07. Close The Door (Teddy Pendergrass)

[Omar Edwards (Tap)]

01. (Intro) (Speech by Martin Luther King) (CD)
02. Karma (Alicia Keys) (Band Instrumental) Freeform Tap
03. A Cappella: Freeform Tap
04. Satin Doll (Duke Ellington)
05. Hit The Road Jack (Ray Charles)
show ended 19:49

Second Set

show started 20:10

[Omar Edwards (Tap)]

01. "Tap & Bass" (Improvisation) (barefoot tap)
02. "Fela"
03. "Drum Solo" (Improvisation) (put on shoes)
04. War (Bob Marley)
05. If I Ain't Got You (Alicia Keys)

[Alyson Williams]

01. Take The "A" Train (Duke Ellington)
02. Route 66 (Nat King Cole)
03. Let The Good Times Roll (Ray Charles)
04. The Very Thought Of You (Bing Crosby)
05. West Coast Blues (Wes Montgomery)
06. Doctor Feel Good (Aretha Franklin)
07. I Feel Good (James Brown)
08. Tell Me Something Good (Rufus & Chaka Kahn)
09. Unforgettable (Nat King Cole/Natalie Cole)
10. Love Train ~ Ain't No Mountain High Enough ~ Love Train (O'Jays / Marvin Gaye & Tammi Terrell, Diana Ross)
11. Holding Back The Years (Simply Red)
12. Just Call My Name (Alyson Williams)
13. Another Star ~ People Make The World Go Round (Stevie Wonder, Stylistics)
14. Amen (Traditional)
15. This Little Light Of Mine (Traditional)
16. New York, New York (Frank Sinatra)
17. I'm Every Woman (Chaka Kahn, Whitney Houston)
show ended 21:50

(2006年7月27日木曜、横浜ランドマーク・ホール=ハーレム・ナイツVOL.5.=アリソン・ウィリアムス、オマー・エドワーズ・ライヴ)

ENT>MUSIC>LIVE>Harlem Nights Vol.5
ENT>MUSIC>LIVE>Williams, Alyson
ENT>MUSIC>LIVE>Edwards, Omar
2006-146

投稿者 吉岡正晴 : July 28, 2006 05:23 AM
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