July 29, 2006

Alyson Talks, Omar Talks: Harlem Nights

【アリソン、オマーとちょっとチャット】

ストレートR&B。

It's About Timeアリソンを始め、さきほどまでステージにいたメンバーが入口ロビーのところの椅子とテーブルのところにやってきて、ファンへのサインをしている。オマーがファンに囲まれていた。

ちょっとあいた隙に声をかけてみた。「去年も見て、感動したんですが、今年は去年と出し物が違いましたね。毎回、どうやってあんなに新しいアイデアを得るんですか」 「おお、去年も見てくれたのか、今年とどっちがよかった?」 「両方よかったですよ」 「新しいアイデアは、リラックスして、のんびりしながら考えるんだ。ゆったりすると、いろいろアイデアがでてくるよ。とにかくリラックスするんだ」 「裸足のタップは、足、痛くならないですか」 「ならないね。自分で痛いことなんかやらないよ」 「去年の出し物の中で、『ニュースペーパー』(新聞紙の上で彼がタップをする演目)がすごく印象的で、気に入りました」 「おお、そうか!」 

アリソンへのサインの列は中々進まない。さすがにたくさんCDを出していて知名度のあるシンガーだけのことはある。しかも、アリソンも、他のミュージシャンもみな愛想がよく、名前入りのサインだけでなく、写真も一緒に撮ってくれる。中には、アリソンのCDを3枚も持ってきて、サインをねだるファンもいる。

やっと、サインを終えて、彼女と少しだけ話をした。「あなたが(有明にあった)MZA(エムザ)に来た時にインタヴューしました」 「雑誌、ラジオ?」 「雑誌だったかなあ」 「今回のあなたのライヴを見て、随分驚きました。あなた自身のヒットは1曲しか歌わなかったから(「ジャスト・コール・マイ・ネーム」) これまたなぜ?」 「この『ハーレム・ナイツ』のこれまでの出演者や演奏曲を見たら、さまざまなタイプのジャンルの音楽をやっていることを知ったの。ジャズ、ブルーズ、ゴスペル、R&B・・・。だから、私もこれまでの出演者同様、ブラック・ミュージックのいろいろな部分を少しずつ歌ってみようかな、と思って。私は、元々ジャズが好きなのよ。父はジャズのトランペッターだったしね。家には、ジャズが溢れていた。たぶん、次に出すアルバムは、ジャズやスタンダードばかりを歌った作品になると思うわ」 

「ナタリー・コールや、ロッド・スチュワートみたいな?」 「そうね。もちろん、今の時代は、ビヨンセやメアリー・J・ブライジなどが流行る時代だということはわかっている。でも、私のオーディエンスは、私とともに音楽嗜好が変化してきているわ。元々私はデフ・ジャムというR&Bレーベルからデビューしたけれど、今ではニューヨークのジャズクラブのようなところで、よくジャズやスタンダードを歌っている。そして、私のオーディエンスはそれをとても喜んでくれている」

ところで、今週末、ちょうどあなたがデュエットした久保田利伸がライヴをやっていますが、見に行くことは? 「ちょっとむずかしいかもしれないけれど、バンドメンバーのタイ・スティーブンスやドラムのラルフはすごく良い友人なので会うわ。明日(金曜)、タイやラルフが私のライヴに来るわよ」 

しかし、アリソンのカヴァーの中では、アレサ・フランクリンでヒットした「ドクター・フィールグッド」が超ファンキーでかっこよかった。一方、最新作でシンプリー・レッドの「ホールディング・バック・イヤーズ」をカヴァーしていて、それも歌ったが、う~ん、どうなんでしょう。彼女が歌う必然性があるのでしょうか。ビミョー。そうこう考えると、彼女はやはりストレートなR&Bが似合うのではないか、と思った。

(2006年7月27日木曜、横浜ランドマーク・ホール=ハーレム・ナイツVOL.5.=アリソン・ウィリアムス、オマー・エドワーズ・ライヴ)

ENT>MUSIC>LIVE>Harlem Nights Vol.5
ENT>MUSIC>LIVE>Williams, Alyson
ENT>MUSIC>LIVE>Edwards, Omar
2006-146

投稿者 吉岡正晴 : July 29, 2006 04:45 AM
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