August 10, 2006

"Planet Earth": The Great Documentary Programme

【NHKのドキュメンタリー『プラネット・アース』】

圧巻。

たまたま月曜日の夜、めずらしくうちにいて何気なくテレビをつけていたら、NHKで『プラネット・アース』という自然ドキュメンタリーをやっていた。直訳すると『惑星・地球』というタイトルで、地球で繰り広げられる様々な動物たちの生態、自然の様子などを、まったく考えられないほどの映像でこれでもかと見せつける作品。全11本、それが3シリーズにわたって放送される予定で、今回のは第1シリーズ分「生きている地球」「淡水」「洞窟」「砂漠」の4本、しかも再放送だった。2006年5月に初回放送されていた。

これが素晴らしい。カメラワークも、映像も実に綺麗で、一言で言うとテレビの小さな画面ではもったいない、もっと大きなスクリーンでじっくりと見たいと思ったほど。DVDが出たら、即買いだという感じだ。4-5年かけて、イギリスのBBCと共同で最新技術を導入した機材を使い、実に美しい映像を撮影していた。どのシーンを見ても、一体どうやって撮影したのだろう、と考えてしまうようなシーンが続出する。で、その一部はナヴィゲーター役の緒形拳が、撮影している部分を紹介してくれたりする。この種明かしがまたおもしろい。

やはり、徹底的に時間とお金と魂を込めて作ると素晴らしいものができる。

空から撮った映像が実になめらかだなと思っていたら、最新の衝撃吸収の技術でぶれがなくなっているという。狼のような動物が別の動物を一時間も全速力で追いかけて、ついには仕留めるという映像はずっと空からその様子を撮っていた。

空から、海の中から、地上から、洞窟の底から、あらゆるところから撮影する。ピラニアの群れの中にカメラマンが入って、ピラニアが川の魚を食いちぎるシーンなどもあるが、撮影者はかごに入ったり、防御服など何も着ていない。通常のウェットスーツだけで、カメラのファインダーなどを扱う指はそのままだ。指でピラニアを「シッシッ」と軽く追い払ってるのだ。なんで? あれで、大丈夫なの? 

膨大な撮影映像から、厳選に厳選して1時間に編集しているのだろう。映像は圧巻だ。こういうものが作れるNHKは、やはりすごいと思う。制作者や撮影者に会って、じっくり話を聴いてみたいとも思った。

たぶん、さらに再放送されるだろうから、その際にはぜひ。また第2シリーズはこれから初回放送になるので、自然派ドキュメンタリーなどお好きな方はご覧ください。(今日も7時半から第一シリーズの4回目があります)

■プラネット・アースのウェッブ(NHK)

http://www.nhk.or.jp/special/onair/planet.html

第一シリーズ (2006年5月放送、8月再放送)
第1集「生きている地球」
第2集「淡水に命あふれる」
第3集「洞窟 未踏の地下世界」
第4集「乾きの大地を生きぬく」

第2シリーズ(2006年10月放送予定)
第5集「高山の輝き」
第6集「果てしない草原」
第7集「渚 あふれる命」

第3シリーズ(2007年1月放送予定)
第8集「凍った世界 極地」
第9集「樹木の小宇宙 森林」
第10集「ジャングル」
第11集「知られざる海」

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投稿者 吉岡正晴 : August 10, 2006 03:47 AM
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