August 21, 2006Japanese New Soul Diva; maru's Live: Band Members Share The Same Image【イメージの共有】 ミュージシャンシップ。 7月1日の『ソウル・サーチン・ザ・セッション』でも、ゴスペラーズの黒沢薫さんと見事なデュエットを聴かせたマル(英語表記は、小文字でmaru)が自らのバンドとともにライヴを行った。「マル&キム・プレゼンツ・ディーヴァ・ライヴ」という複数アーティスト(4組)が登場するイヴェント。彼女のフルライヴを見るのは2月末以来。結論から言うと、「お見事」「素晴らしい」, I'm proud of you っていう感じだ。今まで見た彼女の中で一番よかった。声もよくでているし、いい声でうまい。そして、トークも曲にのせた語りもおもしろい。 マルというシンガーを一言で言えば、「日本のジル・スコット」あるいは、「日本のニュークラシック・ソウル系ディーヴァ」など。こういうタイプを徹底的に追及している日本のシンガーってほかにいるのかなあ。ここまでできれば、このジャンルのシーンの牽引車となって欲しいと思う。 バンドも相変わらず素晴らしいグルーヴを出している。スロー・グルーヴ、アップ・テンポの曲、どれも飽きない。音がソウルなのに、日本語が実にうまくはまっている。 このバンドの良いところは、ミュージシャンたちが基本的には自分たちが進む音楽的方向性へのイメージをかなりのレヴェルで共有している点だ。ヴェクトルがグルーヴ感を持って一つの方向に向いている。だから、タイトになっていく。イメージが共有できるミュージシャン同士の間には、真のミュージシャンシップが生まれる。そして、真のミュージシャンシップからリアル・ミュージックが創造される。 ドラムス、ギター、ベースのリズム隊がとてもよく、それを音楽ディレクターのポチくんがうまくまとめている。ところで、ナイル・ロジャースばりのカッティングを冒頭から聴かせるギターは誰だろうと思ったら、エイドリアナ・エヴァンスでバックをつけていたロス在住のタクくんだった。エイドリアナの時よりはるかによいパフォーマンスを見せていた。ソウシくんのベースとあわせて、ナイル&バーナードか。(笑) 日本語のオリジナルもどれもいいが特に圧巻は、うまく語りをいれている「少しだけ」。彼女のテーマが「女性上位」だそうだが、恋した女心を描いた作品で、バックコーラスが「I'm just a woman」と入るところが実にソウルフルでいい。これを聴いて彼女はまず女性ファンを獲得すると思った。 ジル・スコット~マリーナ・ショウ~アリシア・キーズのカヴァー・メドレーも見事。今、これを書きながら、マリーナ・ショウ・ヴァージョンをひっぱりだして聴き返した。アリシアはちょっとだけテンポが早かったような気がしたが、これにのせてのメンバー紹介もよかったので、よしとしよう。歌いっぷりの堂々。しゃべりっぷりの堂々。存在感の堂々。どど~とシーンをひっぱってってください。 ■ライヴ情報など 次回、このバンドで青山でやるので、興味ある方はぜひ。なお5アーティストが出るいわゆる「対バン形式」なので、タイムスケジュールはまだわかりません。40分から60分くらいはやると思われます。 2006年9月7日(木) ■マル・ブログ http://plaza.rakuten.co.jp/marumusicvox/ 2006年8月19日にオープンの彼女の新しいウェッブ↓ ■過去関連記事 February 22, 2006 March 03, 2006 ■メンバー maru (ヴォーカル) ■Setlist (# denotes Maru and friend's original) show started 20:19 (2006年8月19日土曜、渋谷プラグ=マル・ライヴ) コメント
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