September 09, 2006Philip Woo Band Live: Joe Sample To Gladys Knight, Brenda To Ruika【フィリップ・ウー・バンド・ライヴ】 フェヴァリット。 毎度おなじみ、すっかりソウルメイトになった感のあるフィリップ・ウー・アンド・ヒズ・フレンズ。月に1度以上はやっている感じだが、毎回、凝った選曲を楽しませてもらっている。70年代のソウル系が好きな人にはたまらないライヴだ。ライヴが終わった後に、フィリップの曲解説を聞くのも楽しみのひとつになってきた。(このあたりが、マニアックなんだろうな=(笑)) メンバーもだいたいおなじみ、ドラムスにジェイ・スティックス、ベース元アトランティック・スター、クリフォード・アーチャー、ギターはフィリップとの双子(笑=フィリップがmy twinsと紹介した)ハンコ屋西山さん、バックコーラスにイリヤ、そして、ヴォーカルにブレンダ・ヴォーン! スペシャル・シークレット・ゲストになんと村上涙香(むらかみ・るいか)が登場! みんな間違いないメンツだ。 セット1、オープニングの演奏曲は、かのジョー・サンプルの名曲。78年の「メローディーズ・オブ・ラヴ」収録のアルバム『レインボウ・シーカー』にはいっている作品。オークランド・キャリフォルニア出身、現在目黒在住のブレンダ・ヴォーンが歌う2曲目は、ロック・ファンク・グループ、マザース・ファイネストの78年のヒットで、のちにカシーフ&メリサ・モーガンが87年にリヴァイヴァルさせた曲。 続いては、シークレットゲスト、村上涙香登場。以前フィリップに言われていたが、この日会場に来るまで忘れてた。涙香は自身のソロ・ライヴでも歌ったルーサーの「ネヴァー・トゥ・マッチ」と、フィリップに請われて歌った「ゴーイング・イン・サークルス」を。後者は、さすがに彼も知らなかっただけに、まだ2度しか歌っておらず、若干固めだったが、ルーサーはこなれていた。 そして、再びブレンダがダニー・ハザウェイなどでおなじみの「ア・ソング・フォー・ユー」をこの日は、なんとハービー・ハンコック・ヴァージョンで。途中のキーボードソロが、ハービー節だ。以前、タイ・スティーヴンスの時は、ダニー・ヴァージョンだったが、同じ曲でもまさに変幻自在だ。そして、サイモン&ガーファンクルが書き、アレサ・フランクリンもヒットさせた「明日に架ける橋」。ブレンダは、アレサ・ヴァージョンを元に、完璧なゴスペル・ソウルにしたてあげた。フィリップのキーボードも最高にファンキーだ。すばらしい!! こういうのを聴いていると、まるでここが日本ではないような気にさえなってくる。本当に黒い。 セカンドのオープニングは、グローヴァー・ワシントンが書き、ドラマー、アイドリース・マハマドが録音している曲。アイドリースの74年のアルバム『パワー・オブ・ソウル』に収録。途中のトランペットは、日本在住のニール・ストルネイカー。グローヴァーは、フィリップも個人的に友人で、かつてセッションをしたことがあり、この曲は天国のグローヴァーへ捧げていた。 さらに、トリビュートが続く。今度はフィリップの大好きなキーボード奏者、5人目のビートルズと呼ばれたビリー・プレストン。「ビリーも亡くなってしまいました。僕は彼の演奏が大好き。僕は彼の大大大ファン! なんといっても、ソー・ファンキーだから。彼に捧げます」 そして、演奏し始めた超ファンキーなキーボード。フィリップは日本一ファンキーなキーボードプレイヤーだ。 そして、ブレンダ再登場。フィリップ解説によると、ゴスペル・アーティスト、エドウィン・ホウキンス・ファミリーのひとりトレメイン・ホウキンスの曲で、ブレンダ自身がトレメインと録音したという。調べると1994年のトレメインのアルバム『オール・マイ・ベスト・トゥ・ユー』に入っていた。これは、この日の最大のハイライトと言ってもいいかもしれない。まさに、ショーストッパー(ショーの流れを止めてしまうような素晴らしいパフォーマンスのこと)だった。ブレンダがアレサばりに、というか、パティー・ラベルばりに本気で歌うと、とうていかないわない感じだ。この曲は知らなかったが、一回聴いただけでこの曲のファンになった。 再び村上涙香登場で、これは本人も何度も歌っているアル・グリーンの「レッツ・ステイ・トゥゲザー」。そして、ファルセット、ハイヴォイスがひじょうに印象的な「ウー・ベイビー・ベイビー」が歌われた。「ウー・ベイビー・・・」は、観客にこの部分を歌わせ、たっぷりコール&レスポンス。涙香の後半のハイヴォイスはじつにいい。 そして、ブレンダがグラディスに。「さて、グラディス・ナイトの曲を歌おうと思うんだけど、これには(男性バックコーラスの)ピップスが必要です。そ~、あなた(といって観客の男性を指し)、ちょっとステージに来て。 あなたも」 と結局、3人の男性をステージにして、にわかピップスに振りとコーラスを教え込んだ。これはこれでえらく盛り上がり、笑えた。10分近くのパフォーマンスで本編最後の曲となり、そして、アンコールに突入。ブレンダと村上でファイヴ・ステアステップスの「ウー・チャイルド」。 フィリップは言った。「今日は僕の好きな曲(フェヴァリット)ばかりをやりました」 フィリップの好きな曲は、僕の好きな曲でもある。 ■フィリップ・ウー・オフィシャル・ウェッブ(ブログなどもあります) ■フィリップ・ウー・ライヴ予定。次は明日10日日曜のヴェルファーレで行われる「東京ディスコ祭り」。これにはオーサカ=モノレールも登場します。 [2006] ♪9/10 Philip Woo Band "Mugen Night" @Velfarre ■フィリップ・ウー・バンド・メンバー First set second set (2006年9月8日金曜、目黒ブルースアレー=フィリップ・ウー・バンド) コメント
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