October 10, 2006

Dionne Is Whitney Houston's Cousin

【ディオンヌはホイットニー・ヒューストンのいとこ】

従兄弟(いとこ)。

ホイットニー・ヒューストンのアルバムが再発されるので、昔書いたライナーノーツの書き直しを依頼された。ホイットニーは、3作目の『アイム・ユア・ベイビー・トゥナイト』(90年)から『ボディガード』(92年)、『ため息つかせて』(95年)、『天使の贈りもの』(96年)と4枚書いたのだが、今回は3作目と『天使・・・』の2作。

3作目は90年10月のリリース、『天使・・・』は96年11月。初めて書いてから16年も経てば、取り巻く環境もずいぶんと変わる。ホイットニーは、92年6月にボビー・ブラウンと結婚、翌93年3月4日に一人娘ボビー・クリスティーナを生む。そのクリスティーナもはや13歳。そして、先月(2006年9月)、ホイットニーはボビーに対して離婚申請を行った、というニュースが伝わった。

ボビーと結婚してからのホイットニーは、ちょっとつきもない感じだったが、ひょっとしてこれですっきり別れたら、キャリアも上向きになるかもしれない。

今回いろいろ調べていてわかったことだが、ホイットニーは2001年8月に現在のレコード会社と約1億ドル(約120億円)でアルバム6枚の契約を結んでいた。その後、2枚アルバムが出ているので、すくなくともあと4枚は出る。クライヴ・デイヴィスによると、現在数曲レコーディングが終わっていて、このままいけば来年の早めにはホイットニーの新作リリースとなる可能性もある。ボビーと別れたホイットニーにとっては間違いなくターニング・ポイントの一作となり、ひょっとすると奇蹟の復活アルバムになるかもしれない。

ところで、ホイットニーとディオンヌの関係だが、しばしば「おばさん」と紹介される。僕も、初期に何度かそう書いたような記憶があるが、正確には「従兄弟(いとこ)」になる。ホイットニーの母親シシー・ヒューストンの姉リリー・ドリンカードの娘がディオンヌ・ワーウィックだからだ。シシーは8人兄弟の末っ子で1933年生まれ。よって10歳以上年上の姉の子供がディオンヌ(1940年生まれ)なのだろう。シシーから見ればディオンヌは姪(めい)、ディオンヌから見てシシーが叔母(おば)。

ただ、アメリカでは年が離れた女性の親戚を単に「アウント=おばさん」という形容詞をつけて呼ぶ。子供のホイットニー(1963年生まれ)からすれば、23歳も年上のディオンヌは「いとこ」というよりも、「おばさん」という雰囲気なのだろう。

日本ではもっと厳格に、父母の姉には「伯母」、妹には「叔母」の字をあてる。一方、父母の兄には「伯父」、弟には「叔父」の字を用いる。いつも、どっちかわからなくなるので、平仮名で書いたりしてますが・・・。(笑) もちろん、アメリカではそのような文字表記、言い方の区別はない。

ホイットニーの全米ナンバーワン「オール・ザ・マン・ザット・アイ・ニード」はやはり何度聴いてもいい曲だ。また、『天使の贈りもの』はホイットニーのゴスペル・アルバムという意味でも、改めて聴いてもやはりいい作品だ。


アイム・ユア・ベイビー・トゥナイト\
アイム・ユア・ベイビー・トゥナイト

天使の贈りもの(サントラ)
天使の贈りもの(サントラ)


ENT>MUSIC>ARTIST>Houston, Whitney

投稿者 吉岡正晴 : October 10, 2006 03:19 AM
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