October 23, 2006

Bar Kays: Integrity Of The Soul

【ソウルの律儀(りちぎ)~バーケイズ】

律儀。

バーケイズ最終日最終公演。いつになく、始まる前から観客が熱くなっている。これまで見たどのアーティストのライヴがよかったなど思い思いに談義が進んでいる。この日来ていた観客はみな、バーケイズやソウル、ファンクが好きでたまらなくて、楽しみにやって来た熱心な音楽ファンばかりのようだった。ライヴハウスを作るのは、結局はこうした観客なのだ。そして、そうした観客を集めるのは、ブッキング(どのアーティストを呼ぶか)に尽きる。ぜひいいアーティストを呼んで、いいお客さんを集めて欲しいと思う。

バーケイズの律儀その1。驚くことなかれ、バーケイズのメンバーは開演9時半の2分ほど前から続々とステージに上り、準備を始めた。開演時間より前に準備にのぞむアーティストとは、おそれいった。(笑) そして、ほぼ定刻にライヴ開始。この日は一曲目から半分以上の人たちが立ち上がり、腰を揺らし始めた。

ハイエナジー、エンジン全開、ファンク度大爆発のバーケイズのライヴ。音楽も熱いが、観客のファンクへの思いも熱い。会場もほぼ満席。このファンクを律儀に徹底的にやり通すところ、これがバーケイズのファンクの律儀、その2だ。

それにしても、ベース奏者のソウル・サヴァイヴァー、ジェームス・アレキサンダーは、舌を出しながら迫力満点のベースを聴かせる。映画『グリーンマイル』の主人公ジョン・コフィーを演じる俳優マイケル・クラーク・ダンカンに似ているように思った。舌を出すという点では、バスケットボールのマイケル・ジョーダンがダンクシュートを打つときに舌を出す、ということをマーヴィンが教えてくれた。

バーケイズの律儀、その3。ライヴが終わると10分も経たぬうちに、入口でサイン会を始めていた。売ってるグッズは、10年前のどこかのパンフレットや、自分たちで焼いたDVD-Rなどだが、サイン会をしてファンと直接話すというところが、律儀ですばらしい。

まさにソウルの律儀であった。毎年とは言わない、2年に1度くらい律儀に来日はいかが? 

■メンバー

Larry Dodson(vo), Darrell Stanley(vo), Archie Love(vo), Kurt Clayton(Key), Ezra Williams(key), Michael Anderson(g), James Alexander(b), Hubert Crawford(ds)

Setlist セットリスト (Bar Kays @ Cotton Club, 10/21/2006)

show started 21:31
01. (Medley 01-04)Intro
02. Boogie Body Land (1980)
03. She Talks To Me With Her Body (1983)
04. Hit & Run (1981)
MC
05. (Medley 05-12) Traffic Jammer (1981)
06. Thank You (Sly & Family Stone)
07. I Wanna Take You Higher (Sly & Family Stone)
08. Sex-O-Matic (1984)
09. Move Your Boogie Body (1979)
10. Do What U Want 2
11. Shake Your Ramp To The Funk (1976)
12. Do It (Let Me See You Shake) (1982)
MC
13. (Medley 13-16) Attitude (Tribute To Roger) (1978)
14. Holy Ghost (1978)
15. Freakshow On The Dance Floor (1984)
16. Your Place Or Mine (1985)
Enc. The Slide (1995)
show ended 22:39

(2006年10月21日土曜、丸の内コットンクラブ=バーケイズ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Bar Kays
2006-197

投稿者 吉岡正晴 : October 23, 2006 01:39 AM
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