March 11, 2007

Vanessa Bell Armstrong Talks:

【ヴァネッサ・ベル・アームストロング・インタヴュー】


ミラクル。

「ねえ、ねえ、あそこの女の子が着てるコート、どこで買ったのか聞いてきてくれる?」 ヴァネッサは、インタヴューが始まる前に、ホテルのロビーにいた親子連れを見て言った。「私には5人の子供がいて、9人の孫がいるの。(孫は)もうすぐ10人目が生まれるのよ。全員の名前? そうね、大体覚えてるわ。でも、時々間違えてしまう・・・。(笑) (孫のための)ショッピングするのが待ちきれないわ(笑) もうね、みんなが集まるとうちなんか動物園といっしょよ。でも、いまや娘たちはうちを出て行ってしまっているので、home alone(私は家にたったひとりよ)、home alone!」  その「ホーム・アローン」という響きが、もう、リズミカルでメロディーが乗っているかのようだった。

ヴァネッサは、すでに7回のグラミー賞ノミネート歌手。それまでのジャケット写真から想像するとかなりの体格を思い浮かべるが、実際は身長150センチくらいの小柄な人だ。1953年10月2日、デトロイト生まれ。昭和28年、蛇年です。現在53歳であることは彼女は別に隠さない。

ヴァネッサは、週末はほぼどこかに巡業にでている。一年のうち2-3週は自宅にいるが、それ以外はどこかに旅にでている。「で、私はセレブリティー・ママだから(笑)、私が家にいると、みんなが押し寄せてくるのよ。でも、旅が多いから、その前の週にどこの街にいたかも忘れるわよ。ある時は、前に宿泊していたホテルの鍵を持ってきてしまって、次の日のホテルの部屋に差し込んだこともあったわ。(笑)」

ゴスペル・シンガーとして知られるヴァネッサを僕はジャイヴ・レコードから出たアルバムで知った。

http://www.allmusic.com/cg/amg.dll?p=amg&sql=10:e25m965o3ep6

これが出ることになったのは、ジャイヴの社長クライヴ・コールダーが、どこか南の島にヴァケーションに行った時にラジオで聞いた作品がきっかけだという。これより前に、インディで一枚出していて、それがかかっていて、彼はすぐにそのレコードを手にいれ、そこに書かれている住所・電話に連絡してきた。

「ジャイヴに来てからは、すばらしい人生を過ごせたわ」 彼女はジャイヴで6枚のアルバムを出した。

好きなシンガーはの問いに彼女は答える。「アレサ・フランクリン、マヘリア・ジャクソン、グラディス・ナイト、パティー・ラベール・・・。アレサのうちに行ったことがあるわ!」 

彼女が初めて教会で歌った時のこと。「たぶん、5歳くらいだったと思う。父親の教会でのことだった。私は、ピアノのスツールの上に立たされて、それで歌った。歌詞の意味なんかわからなくて、でもなんとなく歌った。それ以来、今日までずっと歌い続けているわ」

そして、最新作『ウォーキング・ミラクル』はアメリカで出たばかり。「これは、私のこれまでの人生の浮き沈み、様々な戦いなどを描いている。私の息子が病気になったり、私にも嫌なことが起こったりとか。私の姉妹が病気になったりとか。そうしたものを、私は神様のおかげで乗り越えることができたというものよ」 

「私自身が書いた曲に『イッツ・オーヴァー・ナウ(もう終わったわ)』がある。これは、そうした人生のストラッグル(戦い)が終わったということを歌っているの」 

『ウォーキング・ミラクル』は、奇跡の道を歩いて、といったニュアンスだろうか。

ENT>MUSIC>ARTIST>Armstrong, Vanessa Bell

投稿者 吉岡正晴 : March 11, 2007 03:19 AM
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