April 03, 2007Blues Brothers Rock The House: Happy Birthday Kiyoshiro【ブルース・ブラザース・バンド、ライヴ~ハッピーバースデイ・トゥ・キヨシロー】 誕生日。 その昔のスタックスのR&Bが大好きな白人二人組、ブルース・ブラザースが結成されたのは、1978年のこと。以来、29年、彼らはソウルをプレイしつづけている。2003年1月以来約4年3ヶ月ぶりの来日。そうか、前回評を読み返して、エディー・フロイドが来ていたことを思い出す。 相変わらず、タイトないいバンド、いいサウンド。昔ながらの顔がステージにずらりと並ぶ。スティーヴ・クロッパーのギター、ちょっとやせた御茶ノ水博士みたいなキーボードのアンソニー・クラウド、山本監督風のスティーヴ・ハワード、サングラス姿がちょっとミスターマリック的風貌のサックス・ルー・マリーニ、ダニー・デヴィート似のギター、ジョン・トロペイ。
みんなサム&デイヴや、スタックス・サウンドが大好きで、それをコピーして楽しんでいる、というのが伝わってくる。日本のブルース・ブラザースは結局、アンコールでステージにあげられた。次は、やはり「シェイク~」のところで舞台に上がってもらいたい。 「ソウル・マン」を終え、万雷の拍手の中、彼らがもどってくると、サックスのマリーナがメンバー紹介を始めた。「27年、ずっと、いや、29年か、一緒にやってきている。でも実は、今だに僕は学生なんだけどね。専攻は、ウーマン(女性)。女性について勉強してるんだ。また東京に来れて、うれしい、なにしろ一週間、同じホテルに滞在できるんだからな」 そして、マイクがブルース・ブラザースに渡され、MCが続いた。「ずっと昔からブルース・ブラザースのファンである人物が今日、誕生日なんだ。ハッピーバースデイと言いたい。キヨシロー!!」 お~~っと、また、来たか。 忌野清志郎! サム・ムーア以来だ。しっかり来てる、すばらしい。ステージに上がると、ノーメークながら、髪がふさふさになっている。前回、このブルーノートで見たときには、スキンヘッドだった。スタッフから大きな誕生日ケーキがプレゼントされ、ろうそくを吹き消す。拍手。そしてMCが言った。「彼は医者には歌ってはいけないと言われているそうだが、ここの扉をひとたび開けてしまえば関係ない。一曲歌ってくれるよ。『イン・ザ・ミッドナイト・アワー』だ!」 お~~~っ。そして、バンドが演奏を始めた。客席も、みな立ち上がった。僕も。 イントロから歌に入ると、しっかり声がでているではないか。前回の「アイ・サンキュー」の時より、もっとでているような気がした。体調いいのかな。彼もまた、サム&デイヴやスタックスのレコードが大好きで、ブルース・ブラザースやスティーヴ・クロッパーなどのミュージシャンと親しくなった。清志郎節の「イン・ザ・ミッドナイト・アワー」は熱かった。途中、ワンフレーズくらいを日本語にして。いやあ、いいなあ。歌自体は、本家のブラザース二人より、ソウルなんじゃないか? (笑) 彼はソウルの曲ばっかり歌うライヴとかしないのかなあ。彼の体調が万全に戻ったら、一度見てみたい。 「いやあ、本当に、こんなすばらしい誕生日をありがとう、イエー」 清志郎は歌い終えて一言叫んだ。彼は1951年4月2日生まれだったんですね。56歳、おめでとうございます。 実は、この日はシャイ・ライツか、ブルース・ブラザースか迷っていたのだが、盟友ハセヤンがブルース・ブラザースに行こうぜ、と強引に誘ってくれたので、こっちに来た。大感謝。大正解。もちろん、シャイ・ライツも明日以降に行きますけどね。(笑) ライヴが終わって、何人かミュージシャンがでてきた。スティーヴ・クロッパーがファンに囲まれ、サインをしていた。なんとカタカナで自分の名前を書いていた。名刺を渡しながら、「いつもソウルをサーチンしてるんです。今日は、ソウルを見つけましたよ」と言ったら、「まあ、そこそこかな」と手を広げた。その冷めたところが妙によかった。(笑) (フィリップ・ウー・インタヴュー、ビリー・プレストン・トリビュートについては明日以降にご紹介します) ■過去関連記事 2003/01/22 (Wed) November 18, 2006 November 15, 2006 ■メンバー: Members Tommy "Pipes" McDonnell (Vocal, Harp) ■Setlist : Blues Brothers Band @ Blue Note, April 2, 2007 show started 21:33 (2007年4月2日月曜、東京ブルーノート、ブルース・ブラザース・バンド・ライヴ) コメント
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