April 05, 2007Philip Woo: Tribute To Billy Preston (Part 2)【フィリップ・ウー、ビリー・プレストン・トリビュートを企画】
フィリップはこう振り返る。 「僕のビリー・プレストンの思い出というと、彼は人生を最高に最大級に生きた人物だということかなあ。彼は僕に、キーボード奏者がおもしろくて、マジカル(魔法のような)なものだということを教えてくれた。彼のオンステージでのイメージは、とてもエキサイティングで、彼の衣装もいつもかっこよかった」 フィリップ自身、ブルースアレーに置かれているオルガンのハモンドB3gが大のお気に入り。自分でもこれが欲しいと言ってはばからない。 「彼は、あらゆるキーボードのプレイにおいて、自身のスタイルと、優雅さをかもし出していた。彼のファンキーなクラヴィネットの演奏、ワウワウの入ったそうした演奏方法は、スティーヴィーもやっているが、ものすごく重要だった。ビリーのオルガンも、すばらしいソウルと味わいがあった。彼のピアノ・プレイこそ、自分が真似てみたいと思ったものだ。彼のシンセサイザーは、「ARPスクール」仕込みだ。(訳注、ARP社のシンセを使っていた、ということ。シンセは当時は、ARP社製か、ムーグ社製のものが多く、どちらかが使われていた。ここでは、ムーグ・スクールに対して、という意味で使われた) そのプレイはクインシーのアルバム『ボディー・ヒート』でも実にかっこよく聴かれる」 僕の個人的な思い出は、1973年ごろにさかのぼる。当時六本木のソウル・ディスコ「エンバシー」でDJを始めたころ、そこにひとりのアフロヘアの従業員兼DJがいた。たしか、コー坊といっていたと思う。(その後、中野坂上のジーンズショップで働くようになったはずだ) その彼がDJをやると、決まってビリーの「ナッシング・フロム・ナッシン」をかけるのだ。それが実にいつもいいところでプレイするので、しかも何度もかけるから、耳たこ状態になった。それだけでなく、僕がレコードを回している時にも、「ビリーの『ナッシン・フロム・ナッシン』かけてよ」とリクエストしてくるのだ。後年彼と会った時も、彼の顔・イコール・ビリーの『ナッシン・フロム・ナッシン』になっていた。彼のテーマ曲のようなものだ。(笑) ビリーの生の姿はずっと後になってから、確か、エリック・クラプトンのライヴで来日した時に見たような気がする。武道館あたりで、メンバー紹介されて、それまではビリーが来ているというのは知らなかった。ただ、やたらファンキーなオルガンを弾く人だなと思っていたのだが、ビリーと紹介され、えらく納得した。 今、ビリー・プレストンの『アルティメート・コレクション』という20曲入りのベスト盤を聴いている。この15曲目に「ユー・アー・ソー・ビューティフル」が入っている。 昨年(2006年)11月、サム・ムーアが来て青山ブルーノートでライヴをやった時、親友ビリーへのトリビュートもこめて、この曲をアンコール最後にもってきていた。サムは最後、時に涙しながら歌っていて感動的だった。 フィリップ・ウーの4月19日(木曜)に目黒ブルースアレーで行われるビリー・プレストン・トリビュートヴォーカルには、ロビー・ダンジー、ケイリブ・ジェームスもいるので、ヴォーカル陣も充実し、かなりいいライヴになることは間違いない。楽しみだ。 ベスト・オブ・ビリー・プレストン posted with amazlet on 07.04.04 ビリー・プレストン ユニバーサルインターナショナル (2003/09/26) 売り上げランキング: 71993
Kaleb James(vo,key),Robbie Danzie,Jay Stixx,Hank Nishiyama,Cliff Archer, and Shiro Sasaki(tpt),Satoshi Sano(t-bone) and Shoji Haruna(sax & perc.) ■フィリップ・ウー・ウェッブ (スケジュールなど) ■過去関連記事 February 16, 2007 フィリップ・ウー・ストーリー(2回) October 09, 2006 ENT>LIVE>ANNOUNCEMENT>Philip Woo, Billy Preston Tribute コメント
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