June 22, 2007Christina Aguilera: It's A Extravaganza Show【クリスティーナ・アギレラ豪華絢爛ショー】 豪華絢爛。 幕が上がるとそこには10段近い階段状のステージ。一見マリリン・モンローを思わせるクリスティーナが向こうからライトに照らされ忽然とシルエット姿をあらわす。ステージのメンバー全員が白の衣装に身を包み、1950年代のブロードウェイ・ミュージカルを彷彿とさせるショーアップされたステージが始まった。 CDでは若い人向けのシンガーという印象だが、このショーアップされたステージは、ブロードウェイ、あるいは、ラスヴェガスあたりでも十分通用する大人向けのショーで驚いた。全曲、プロモーション用ビデオクリップのように、ヴィジュアルが計算されている。まさにブロードウェイのミュージカルや、プロモ・ビデオをその場でライヴ感覚で見せられているショーという感じだ。 映像の使い方は、最近のアーティストはみなうまいが、彼女も上手に使っている。3曲目「バック・イン・ザ・デイ(あの頃)」では、ダニー・ハザウェイ、グラディス・ナイト、アイズレー・ブラザース、ビリー・ホリデイ、マーヴィン・ゲイ、ジョン・コルトレーン、レイ・チャールズ、エラ・フィッツジェラルド、マイルス・デイヴィス、アレサ・フランクリン、エタ・ジェームスなどの文字が躍り、そこにモノクロの昔の写真がでてきた。なるほど、そんなアーティストの影響を受けてきたのか。 ドラムス、ギター、ベース、キーボード、パーカッション、コーラス3人、ホーンセクション4人(トランペット、トロンボーン各1、サックス2)、これにダンサー8人、そしてクリスティーナという最大21人がオン・ステージ。緻密に演出されたステージは決して観客を飽きさせない。衣装チェンジも10回近い。客層は8-2で圧倒的に若い女性。 ほとんどアップテンポの作品で、全21曲中15曲まで最新作『バック・トゥ・ベイシックス』からのもの。スローで印象に残ったのは、曲紹介で少し彼女が説明した「オー・マザー」。父親のドメスティック・ヴァイオレンス(家庭内暴力)があったようで、それを描いた作品。バックに流れるモノクロの映像とあいまってなかなか感銘的だった。しいて言えば、スローで「ア・ソング・フォー・ユー」が聞きたかった。 正直、こんなライヴとは思っていなかったので、うれしい誤算だった。1999年のデビュー以来、すでに8年。はや中堅どころの若手といったあたりか。着実にエンタテインメントの階段を上がっているということだろう。 ところで、僕がクリスティーナとブリットニーとアヴリル、おまけにステイシー・オリコなどの区別があんまりよくつかなかったのは、内緒だ。(笑) でも、これでみんなよくわかった。もう大丈夫だ。 ■クリスティーナ・アギレラ最新作 バック・トゥ・ベーシックス~来日記念スペシャル・エディション(DVD付) posted with amazlet on 07.06.22 クリスティーナ・アギレラ BMG JAPAN (2007/06/06) 売り上げランキング: 6906
show started 19:14 (2007年6月21日木曜、日本武道館=クリスティーナ・アギレラ・ライヴ) コメント
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