October 30, 2007Keith Sweat Live At Billboard: Great Singer Sings Only Sex & Soul【17年ぶりキース・スウェットのエロエロライヴ】 スウェット。 彼のデビュー作「アイ・ウォント・ハー」が大ヒットし、「ニュー・ジャック・スウィング」の幕が切って落とされたのは、ちょうど今から20年前の1987年のことである。キース・スウェット、そして、彼をコ・プロデュースしたテディー・ライリーはまもなく一世を風靡、全米の音楽業界を席巻する。その勢いで1990年10月、キースは初来日。国立代々木体育館と翌日横浜文化体育館という大きな会場(前者が約1万3000人、後者で5000人=後者は半分くらいの入り)で行われたライヴでは、のりのいいリアルな「ニュー・ジャック・スウィング」のシンガーと思いきや、それ以上に、セクシーなR&Bシンガーだということを見せ付けていった。 それからちょうど17年ぶりの来日は、小さなビルボード・ライヴ(収容300人)。5層目まで満員だ。さすが客層の主流は1980年代後半から1990年代前半のバブル時代を経験してきたおそらく現在30代後半から40代だった。 1曲目の「サムシング・ジャスト・エイント・ライト」のイントロが始まるなり、全員総立ちになる。ニュー・ジャック系のリズムのいい作品とスロー・バラードとが適度に混ざり合い、ブラック・コンテンポラリーな色を徹底して出す。先日来日したテディー・ライリーのときもかなり観客から受けていた印象をもったが、「ニュー・ジャック・スウィング」人気、根強い。 僕の席からはドラムス、ベースとキーボード兼任、もうひとりキーボード、コーラス2人(1人はラッパー)の5人編成に見えたが、ビルボード・ライヴのウェッブでは7人編成と書かれている。はて。いずれにせよ、極端な話、ドラムスとキーボード、ベースだけで「ニュー・ジャック・スウィング」は生まれる。けっこう打ち込みっぽく聴こえた。女性コーラスもキーボードからでてきた。 バラードでの女性を煽るいやらしさぶりはさすがだ。こういうエロエロさ加減はどうしても日本人では出せない。ニュー・ジャックもエロエロ・ソウルバラードもいいし、キース・スウェットのライヴを見ていると、何でもイケイケだったバブル時代がフラッシュバックしてくる。ヒット曲が多いだけあって、さすがに次々と曲が始まると観客の歓声も大いにあがる。スローでは通路でチークダンスを踊るカップルも。このあたりのアーティストって今でも十分受けるんですねえ。 しかし、「アイ・ウォント・ハー」のヒットなんか、ついこの前のように思える。キースのアルバムは1枚目から3枚目と8枚目の日本盤ライナーノーツを書いた。久々に読み返してみた。4枚目から6枚目までは松尾潔さんが書いている。(7枚目がなぜか手元になかった) 1枚目ではまだ「ニュー・ジャック・スウィング」という言葉はなかったものの、そのリズムについて説明していた。それにしても20年も歌い続けて、またライヴハウスにやってくるというのはすごいな。継続は力なり。 アンコールを終えてキース・スウェットが舞台から降りてくると体中スウェット(汗)いっぱいだった。彼ほど能書きなど不必要で、体で愛とセックスを歌うシンガーはいない。まさに究極のシンガー・オブ・セックス・アンド・ソウル。 ■ キース・スウェット最新作『ベスト・アルバム』 ベスト・オブ・キース・スウェット posted with amazlet on 07.10.30 キース・スウェット WARNER MUSIC JAPAN(WP)(M) (2007/10/10) 売り上げランキング: 55334 ■ キース・スウェット・ライヴは今日10月30日、東京・ビルボード・ライヴ、その後大阪、福岡へ ■ メンバー(ビルボード・ライヴ、オフィシャル・ウェッブによる) キース・スウェット/Keith Sweat(Vocals) ■ Setlist: Keith Sweat Live At Billboard Live, October 29, 2007 Show started 21:31 (2007年10月29日月曜、六本木・ビルボード・ライヴ=キース・スウェット・ライヴ) コメント
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