January 08, 2008

Rose Royce : Number One This Year So Far

【ローズ・ロイス:今年1番】

1番。

超ヴェテランのブラック・セルフ・コンテインド・グループ、ローズ・ロイスのおそらく18年ぶりくらいのライヴ。今年見たライヴでナンバーワン。(っていうか、まだ1本しか見てませんが(笑))ドラムもベースもヴォーカルもいいし、バンドとしてものすごくよくまとまっていて、正月からいいものを見せてもらった。こんなにいいバンドだったら初日から行って、リピートするんだった。お客さんがお正月のせいか、かなり少なく、ひじょうに残念。倍くらい入った会場で演奏させてあげたかった。そうすればライヴにももっと力がはいるだろう。しかし、客は少なくても、そこはプロフェッショナル、手を抜かず見せてくれた。

バンド編成は、キーボード2名、トランペット2、サックス1、ドラムス、ギター、ベース、そしてリード・ヴォーカルの9人。よくよく調べると、真ん中のトランペット、フレディー・ダン、右側のトランペットでヴォーカルも担当するケネス・コープランド、右側のキーボードでスキンヘッドにひげのマイケル・ナッシュ、そしてドラムスのヘンリー・ガーナー(演奏がかなりかっこいい!)の4人はほぼオリジナル・メンバー。グゥエン・ディッキーというリード・ヴォーカルと、ケンジ・ブラウンのギターがいないが、サウンドはまったく申し分ない。4-5年前にローズ・ロイスに入ったというリード・ヴォーカルのイヴェット・クックもかなりよかった。

観客を誘い、ステージに上げたり、腕を振らせたり、コール&レスポンスも忘れない。そして、アップテンポの曲で、ちゃんとみんなが揃った振り付けも忘れない。5曲目では、「独身の人はいる?」と声をかけ、観客から男女一人ずつをステージにあげて、お見合いをさせる。席からあがった「ヨーコとマコトに拍手を!」 ライヴ合コンも忘れない。

10曲目が終わり、そろそろライヴも終盤かというときに、「まだ私たちがやってない曲で聴きたい曲はある?」とリクエストを募ると、すかさず、ソウルメイトLが「ラヴ・ドン・リヴ・ヒア・エニモー」! 「カー・ウォッシュ」!(さっきのヨーコが大声で張り上げる。声大きくて、サイコー、ヨーコー)。 「マイ・ガール」! あれ?(笑) ということで、ソウルメイトL君のリクエスト「ラヴ・ドント・リヴ・ヒア・エニモー」が歌われた。これ、ローズ・ロイスの1978年のヒットだが、その後マドンナがカヴァーして有名になった。また彼らの「ウィッシュ・オン・ア・スター」もティーナ・マリー、カヴァー・ガールズのカヴァーもあり、さらに最近ではビヨンセもカヴァーしている。Lは他にも「ファースト・カム、ファースト・サーヴ」(1979年のヒット)が聴きたかったという。

そして、10分超のお約束アンコールは「カー・ウォッシュ」。「さあ、この曲をやるには、みんなの参加が必要だ」といって手をパ、パ、パパパとたたき始める。観客がみな、同じように、手拍子を始める。いや、いいね、これ! 「カー・ウォッシュ」のイントロだ。ここでは途中でベースのウィリアムが大爆発。ブレイクでリック・ジェームス、テイスト・オブ・ハニーなどのヒット曲のベースラインを挟み込み、その頃のソウル好きにはたまらない演出をみせる。

ライヴ後、サイン会。少し話を聴いた。メンバーによると、ローズ・ロイスの3人は、赤坂ムゲンにエドウィン・スターが来日したときに、そのバックでやってきた。1974年7月だ。それは見に行った。ソウル歴史家、白川さんによると、このときは、新宿厚生年金で74年7月30日にチャリティー・ライヴもやっていた、という。また同じくソウル歴史家、安井さんによると、このときの来日はトータル・コンセプト・アンリミテッド(TCU)としての来日とのこと。今回のメンバーのヘンリー、フレディー、ケニー3人が来ているそうだ。そうそう、ローズ・ロイスは元々エドウィン・スターのバックバンドとして雇われて注目され、その後プロデューサーのノーマン・ホイットフィールドに見出されたのだ。その後、89年、90年ごろ、MZA有明に2度ローズ・ロイスとして来日したという。これはちょっと記憶がなかった。

ところで、イヴェット・クックに、サム・クックと親戚か関係あるのか、ということを聞き忘れたのが心残りだ。

(1974年来日時情報は白川さん、そして、安井さんからいただきました。ありがとうございます)

■ ライヴは、今日まで。コットン・クラブ。ソウルバンド好きなら直行です。

http://www.cottonclubjapan.co.jp/jp/schedule/index.php?yr=2008&mn=01#211

■メンバー ローズ・ロイス

Kenneth Copeland(tp,vo), Yvette Cooke(vo), Freddie Dunn(tp), David Patterson(sax), Michael Nash(key), Norman Weatherly(key), Howard Westbrook(g,vo), William Pittman(b,vo), Henry Garner (drums)
(ドラマーのヘンリーだけ、コットンのメンバー表に名前がありませんが、ステージでしっかり紹介されていました)

■Setlist: Rose Royce @ Cotton Club, January 7, 2008
セットリスト ローズ・ロイス コットンクラブ

Show started 21:33
01. Intro
02. Do Your Dance
03. Ooh Boy
04. I’m In Love (And The Love The Feeling)
05. Wishing On A Star
06. I’m Going Down
07. The Way You Move [Outcast]
08. Member introducing: A Rhythm of “Papa Don’t Take No Mess”[James Brown]
09. This Is How We Do It [Montell Jordan]
10. Just My Imagination [Temptations]
11. Makes You Feel Like Dancin’ [From Live In Hollywood Album]—A Riff Of “Get On The Good Foot”, A Riff Of “Love Bizarre” etc.
12. Love Don’t Live Here Anymore
Enc. Car Wash – including A Riff of “Papa Was A Rolling Stone”, “Give It To Me, Baby”, “Boogie Woogie Oogie”, “For The Love Of Money”
Show ended 23:00

(2008年1月7日月曜、丸の内コットン・クラブ=ローズ・ロイス・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Rose Royce
2008-1

投稿者 吉岡正晴 : January 8, 2008 04:32 AM
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