July 27, 2008Mint Condition Live At Billboard【ミント・コンディション・ライヴ】 爆発。 「さあ、ステージにお迎えください、ミネアポリスズ・オウン~~、ミント・コンディッション!!」 シャウトするのはマネージャー氏。さっそうとバンドメンバーがステージにあがり、少し遅れてリード・シンガー、ストークリー・ウィリアムスがジャンプしながら駆け上がった。 ミネアポリス=ジャム&ルイス・コネクションのミント・コンディションの2006年6月以来、約2年1ヶ月ぶりの来日公演。ミント・コンディションは、いわゆるセルフ・コンテインド・グループ(自給自足グループ。すべて自分たちで曲も書き、演奏もして、歌も歌うグループのこと)だ。彼らはかつてジャム&ルイスのプロデュースで華々しくデビューしたが、その後インディ・レーベルに移ったが、なんとインディでもアルバムを2-30万枚近く売るらしい。実際アルバム・チャートでも1位になっている。 それにしても、ブラック・エンタテインメント、ブラック・ミュージックの「核」となるグルーヴ感とは何か、それをそのまま如実にあらわすライヴだ。体のDNAからほとばしり出る黒いファンクネスを、彼らは当たり前のように、普通に醸し出す。ストークリーのバネのなんたる強さよ。そして、喉の強さ。うまいという以前に強い、強力、迫力に圧倒される。ソウル大爆発だ。 リードのストークリーは、前回も見せたが、ドラムスを上手に叩く。「いいドラマーはいいシンガー」の模範のような人物だ。途中でドラム・ソロを披露。「ドラムス出身のシンガーというと、ジェフリー・オズボーン、マーヴィン・ゲイなんかもいますよね」と同行松尾氏。「テディ・ペンダーグラスもドラマー出身ね」と僕。そういえば、あとで思い出したが、モーリス・ホワイトもそうだった。アンコールの「ブレイキン…」は最高に盛り上がる。途中のブレイクもやんやの喝采だ。松尾氏解説続く。「あのストークリーのストールね、あれね、アレクサンダー・マックイーンっていうブランドのものなんですよ。けっこうおしゃれさんですね」 ほおおっ。僕のまったく知らない豆知識豊富な松尾さん。 なお、前回パスポート切れが来日直前に判明して来日できなかったホーマーは今回はパスポートを用意していて、ちゃんと来日できた。 ライヴ後、ソウル、R&B系ライターとして大活躍の川口真紀さんを松尾さんにご紹介いただいた。川口さんはあちこちでR&B系の記事を書いておられるが、なんと学生時代にシンコー出版の今はなくなってしまった音楽誌のライター募集に、ミント・コンディション3枚目のアルバム評論を書いて応募し、それが認められ、この道に入ったという。だから、ミントにもかなり思い入れがあるそうだ。われわれのテーブルの手前に、広尾のレストラン・オウナー、シルヴァーノ氏と奥さんでシンガーのアンドレアさん、そしてその友達らがいて、ライヴ中大いに盛り上がっていた。その友達の中に、『フィリー・ソウル・イン・ギンザ』(2007年10月)で歌ってもらったポーラ・ジョンソンがいて、それ以来の再会。それから、ブレンダも来ていた。そしてもうひとり、ミント大好きというDJデイヴ・フロム氏も来ていた。久しぶりに会った。デイヴさんはいつものようにかなりよっぱらっていた。ごきげん。だが、何か(「フォーエヴァー・イン・ユア・アイズ」だったか)をなんでやらないんだ、と少しふきげん。前回来日時に会っていたマネージャー氏が僕のことを覚えていてくれ「ライヴ・レヴュー書いてくれたよね、ありがとう」といわれて、驚いた。 ミントのメンバーは終わった後、しっかりサイン会。 ■ 最新作 『Eライフ』 ミント・コンディション アンソニー・ハミルトン フォン・オブ・リトル・ブラザー アリ・シャヒード・ムハマド Pヴァイン・レコード (2008-03-21) 売り上げランキング: 31215 ■ 過去関連記事 June 24, 2006 ■ メンバー ストークリー・ウィリアムス / Stokley Williams (Vocals) ■セットリスト ミント・コンディション Show started 21:30 (2008年7月25日金曜、ビルボード・ライヴ=ミント・コンディション・ライヴ)
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