November 25, 2008Ryan Shaw : Too Short To Be Excited【ライアン・ショウ・ライヴ@AX】 落ち着き。 ライアン・ショウの衝撃のデビュー・ライヴは、2008年3月。まだ8ヶ月前だ。随分前のような気がする。時が流れるのは早い。いやあ、前回コットン・クラブはほんとすごかった。今回はぐっと大きな渋谷AX(アックス)。1階は座席を作っていたが、始まるとみんな立っていた。しかも観客が圧倒的に若い。クラブ系、アパレル系が多いように思えた。オープニング・アーティストを二組従えてのライヴだ。 バンドは、ドラムス、ギター、ベースの3人。編成は同じだが、ギターが変わっていた。オープニングは3人のジャム、そして、彼はジミー・クリフの「メニー・リヴァース・トゥ・クロス」から始まった。続く、ボビー・ウーマックの「ルッキン・フォー・ア・ラヴ」はなんとなく前回よりテンポが遅く、ゆったり聴かせる。ふ~~ん。 全体的に、踊る音楽ではなく、完全に聴くための音楽になっていた。ゆったり、じっくりという感じだ。なので、前回と比べると「落ち着いたなあ」という印象が強い。また、音楽的にはソウルというより、ロック系シンガーという感じがした。バンドのせいか。ちょうどベン・ハーパーとか、ロックのジョン・メレンキャプとかの路線を思わせた。あるいはちょっとどこかイギリスのシンガーのような空気もあった。なぜだろう。しかし、もちろん、鉄の喉は相変わらず強力で魅力的だ。もちろん、歌もうまいし、見せるのだが。 どうも物足りないなと思っていろいろ考えるとわかった。前回のセットリストと比較するとソウル曲が減った今回のセットリストだからだ。いまだったら、オバマも大統領になったのだから、「ア・チェンジ・イズ・ゴナ・カム」から始まって欲しかった。最初のインスト曲もいらない。また、オーティス、ウィルソン・ピケット、アーマ・フランクリンなどがセットリストから落ちているからソウル度は大幅に減って物足りない。しかも、パフォーマンス時間も3組でたために、ライアンはコットンでの87分から今回63分に短くなっていた。これじゃ、物足りなく感じてもしょうがない。会場も大きいのかもしれない。やはりイヴェント的に複数アーティストのライヴにしないと集客できないのかな。 ライアンのアンコールが終わると、DJがマーヴィン・ゲイの「ホワッツ・ゴーイング・オン」をかけた。ナイスな選曲で印象に残った。 盛り上がるには短すぎた。 ■前回来日ライヴ評 March 02, 2008 March 03, 2008 ■ デビューアルバム 『ライアン・ショウ・ディス・イズ・ライアン・ショウ』(ビクター、2008年4月23日発売) ディス・イズ・ライアン・ショウ ディス・イズ・ライアン・ショウ posted with amazlet at 08.11.25 ライアン・ショウ ビクターエンタテインメント (2008-04-23) 売り上げランキング: 7523 ■メンバー Ryan Shaw(vo), Michael Lindsey(b), Keith McCray(ds), Johnny Ashton??(g), (オープニング・アクト=多和田えみ、リッキーG) ■セットリスト ライアン・ショウ show started 20:06 (2008年11月24日月曜、渋谷AX=ライアン・ショウ・ライヴ) コメント
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