February 17, 2009

The Sound Of Philadelphia (Part 2) : Ebonys & Johnny Williams

【エボニーズとジョニー・ウィリアムス】

ジョージ。

今回のこのフィラデルフィア・サウンドの4枚組みCDには、これまでのフィリー・ソウルのコンピレーションにあまり入っていない曲も収録されている。

たとえば、ディスク1の17曲目、ジョニー・ウィリアムスの「スロー・モーション」。1972年初夏にでたフィラデルフィア・インターナショナルがまだブレイクする前のシングルだ。正確にはレコード番号は、PIRの3518.この一枚前、PIRの3517がPIR初のミリオンとなるオージェイズの「バック・スタバーズ」。ほぼ同時にでたが、オージェイズは瞬く間に大ヒットしていくが、こちらはソウル・ステーションでかかる程度でポップへクロスオーヴァーしない。

当時、ジョニー・ウィリアムスはこの頃もちろんアルバムがなく、シングル盤しかなかった。FENのソウル・ショーでかかって、気に入ったのだが、日本盤も当然出る予定などないから、シングルの輸入盤でしか手に入らない。

もちろんソウルの輸入盤シングルなんて、滅多なところでは入手できない。そんなところで、僕が知るのが六本木のソウル・バー、ジョージズだ。ここのジュークボックスは強力で、当時のソウル・ヒットがシングルで80枚はいっていてこの「スロー・モーション」もあったと記憶している。しかし、このシングル、当時欲しくて欲しくてしょうがなかった。

僕が初めてジョージに足を踏み入れるのが1972年の秋くらいだったような記憶がある。そこで、このシングルを聴いた。同じくエボニーズの「ユーアー・ザ・リーズン・ホワイ」、「イッツ・フォーエヴァー」も、ジョージのジュークに入っていてよくかけた。

エボニーズもアルバムがない頃だったので、シングル盤が貴重だった。ソウルのシングル盤が、まさに黄金の輝きを持っていた時代だった。これら3枚は特に、PIRのあのレーベル・ロゴとともに、ジョージでの記憶が染み付いている。

今回ジョニー・ウィリアムスを調べたら、なんと彼は1942年1月15日アラバマ州生まれ。1月15日という誕生日はマーチン・ルーサー・キングと同じ日だ。しかし、1986年12月に44歳で死去していた。その後の噂を聴かないわけだ。

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投稿者 吉岡正晴 : February 17, 2009 02:54 AM
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