July 31, 2006

Jaye & Silky Live At O-West

【ジェイ&シルキー・ライヴ】

大サーヴィス。

お揃いのスーツに身を包み颯爽とステージに登場。しゃべりだすと、一見すると漫才コンビかとまちがってしまいそうな、おもしろいトーク。そして、迫力のバリトン・ヴォイス、ジェイ公山さんと圧倒的なファルセット・ヴォイス、シルキー藤野さんの2人コンビによるジェイ&シルキーの年に2度ほどの東京ライヴ。

二階に行くと、なぜか椅子に「吉岡さま」という紙が貼られていた。するとその横にルーサーさんがすでに。「どうせなら、吉岡さんのとなりに座ろうと思いまして~。相思相愛ですから(笑)」 では、よろしくお願いします。

そういえば、前回のライヴは、日にちを手帳に書き入れる時に間違えてしまった。

ドラムス、ギター、ベース、キーボード、トランペット、トロンボーン、サックスという布陣。ジェイさんとシルキーさんの対照的な声のからみあいが、抜群にいい。

ところで、第二部中盤で、客席にいたゲストをステージに呼んだ。彼らと同じリアル・ブラッドのルーサー市村さん、さらにゴスペラーズ黒沢さん、酒井さんだ。そして、5人で「シルクの雨」を歌う。みんなどこを歌うかその場でステージで打ち合わせをしている。

そして、歌われた「シルクの雨」。いやあ、なかなか聴き物でした。飛び入りで歌えてしまうというところがいいですねえ。5人揃うと当たり前だが、2人よりヴォーカル・グループっぽくなる。これは「ヒューペラーズ」(ヒューマン・ソウル+ゴスペラーズ)あるいは「リアラーズ」(リアル・ブラッド+ゴスペラーズ)か。(笑) 

トークの中で、ジェイさんが関東の「ソウルバー」のマスターをいじるところがあった。「みんな、ソウル・ミュージックが大好きなんです。でも、ただちょっと偏りすぎてるだけなんです」(爆笑)。

その後2人に戻り、「ソング・フォー・ラヴァーズ・メドレー」でソウルのカヴァーをふんだんに。また、アンコールでもソウル・ヒットの中でも日本で大人気の作品をこれでもかというほど、大サーヴィスしてくれた。

■前回のライヴ・レポート

February 06, 2006
Jaye& Silky Live At Blues Alley: The Night Of Ecstasies
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200602/2006_02_06.html


Setlist ( )=original artist
1st

show started 19:08
1. Lady's Wild  (Con Funk Shun)
2. If I Ever Lose This Heaven (AWB)
3. 君の答えが欲しいから
4. Distant Woman
5. 見えない糸
6. What Purpose Of Your Love
7. Play Girl
show ended 20:05

2nd set
show started 20:32
1. I Can Understand It (New Birth)
2. Oh Let Me Know It
3. シルクの雨 (+Kurosawa Kaoru, Sakai Yuji, Luther Ichimura)
4. Song For Lovers Medley:
a) Love On A Two Way Street (Moments)
b) Take It To The Limit (Ray Goodman & Brown)
c) There's No Me Without You (Manhattans)
d) Kiss & Say Goodby (Manhattans)
5. No Place, No Hide
6. Your Name Is
7. Take Me To Your Paradise
Enc.1. Can't Give You Anything But My Love (Stylistics)
Enc.2. Back Stabbers (O'jays)
Enc.3. It's A Shame (Spinners)
show ended 22:00

(2006年 7月30日日曜、渋谷オンエアー・ウエスト=ジェイ&シルキー・ライヴ)

ENT>MUSIC>LIVE>Jaye & Silky
2006-149

投稿者 吉岡正晴 : 04:04 AM | コメント (0)

July 30, 2006

Kubota Toshinobu Shouted "You Are My Soul" At The Center Of The Stage

(少しネタばれになります。これからライヴをご覧になる方は充分ご注意ください)

【代々木競技場のステージの中心で『あなたたちは、僕のソウルだ』と叫ぶ】

三拍子。

FOR REAL?本編が終わり、アンコールの2曲目で、久保田は「オー・ホワット・ア・ナイト」を歌った。ここで、彼は代々木競技場の観客を3パートに分け、違ったダンスを教え踊らせた。この日は、ナインティーナインの岡村が客席から呼び出され、観客同様にその踊りを習いステージで披露。

ステージを正面に見て左側(南側)1階2階には、「ファンキー・バード」を、逆サイド(北側)1階2階には、「ファンキー・スネーク」、そして、中央アリーナには、「ファンキー・ジェリーフィッシュ(くらげ)」を踊らせる。それぞれダンサーのワーナー、マサコ、そして、久保田本人が順番に教える。そして、その教えた通りに、みんなが身体を動かす。僕はちょうど南にいたので、正面北側の観客が全員で腕を蛇のようにくねくねさせるのを見て、驚かされた。気持ち悪いくらい、みんなくねくねしていて、最高だった。そして、アリーナ全員もくらげをやった。これだけ多くの、おそらく1万人を超える人たちに、同時に踊りを教えるダンスの先生は、彼らをおいてほかにいないだろう。この観客を取り込み、会場全体をひとつにする久保田は圧巻だ。

約2時間半のライヴを終えるとき、彼はそのグルーヴを見て叫んだ。「ファンキー・ピープル! アイ・ラヴ・ユー! ユー・アー・マイ・ソウル!」 アーティストにとって、自ら演奏し歌っていたものがソウル・ミュージックというだけでなく、観客そのものがソウルになった瞬間だった。

DJがかなり盛り上げ、ライヴが始まる。今回のツアー・タイトルは「ウイ・フォー・リアル」。「我々、本物」。2時間以上のライヴを片時も飽きさせず、しかも、一貫したグルーヴを保ち、リアル・ミュージシャンとリアル・シンガーによるリアル・ミュージックを見せた。「ダンス・イフ・ユー・ウォント・イット」から、スローの「君のそばに」へ続けるところなど、まさに「ソウル・ショウ」の原型だ。

ていねいに歌う久保田の歌は、圧倒的にうまい。そしてそれをサポートするバンドが、どんなにスローの曲でも完璧なグルーヴを生み出す。1曲1曲を聴かせることもあるが、それ以上に曲の組合せによる流れ(flow)の作り方がものすごくうまいと感じた。歌がうまく、バックがよく、そして構成もしっかりしている。というわけで、三拍子そろったコンサートということになる。

個人的に感心したのは、アメリカのテレビ番組『ソウル・トレイン』に彼が出演した時に歌ったという「ブレイキング・スルー」ともう1曲スローの「シャドウズ・オブ・ユア・ラヴ」。後者は、メローでエローでソウルフル。こんな曲を日本人シンガーが歌えるとは思わなかったので大変驚いた。

ドラムス、キーボード2、ベース、ギター、DJ、コーラス3、ダンサー2という布陣。鉄壁だ。

僕は彼のライヴを10年以上前に見た記憶があるのだが、今日のこのライヴを見て、次回ツアーもぜひ見たいと思った。

(詳細なセットリストは、ツアー終了の明日以降に紹介する予定です)

(2006年7月29日土曜、国立代々木競技場=久保田利伸ライヴ)

ENT>MUSIC>LIVE>Kubota, Toshinobu
2006-148

投稿者 吉岡正晴 : 05:35 AM | コメント (0)

July 29, 2006

Alyson Talks, Omar Talks: Harlem Nights

【アリソン、オマーとちょっとチャット】

ストレートR&B。

It's About Timeアリソンを始め、さきほどまでステージにいたメンバーが入口ロビーのところの椅子とテーブルのところにやってきて、ファンへのサインをしている。オマーがファンに囲まれていた。

ちょっとあいた隙に声をかけてみた。「去年も見て、感動したんですが、今年は去年と出し物が違いましたね。毎回、どうやってあんなに新しいアイデアを得るんですか」 「おお、去年も見てくれたのか、今年とどっちがよかった?」 「両方よかったですよ」 「新しいアイデアは、リラックスして、のんびりしながら考えるんだ。ゆったりすると、いろいろアイデアがでてくるよ。とにかくリラックスするんだ」 「裸足のタップは、足、痛くならないですか」 「ならないね。自分で痛いことなんかやらないよ」 「去年の出し物の中で、『ニュースペーパー』(新聞紙の上で彼がタップをする演目)がすごく印象的で、気に入りました」 「おお、そうか!」 

アリソンへのサインの列は中々進まない。さすがにたくさんCDを出していて知名度のあるシンガーだけのことはある。しかも、アリソンも、他のミュージシャンもみな愛想がよく、名前入りのサインだけでなく、写真も一緒に撮ってくれる。中には、アリソンのCDを3枚も持ってきて、サインをねだるファンもいる。

やっと、サインを終えて、彼女と少しだけ話をした。「あなたが(有明にあった)MZA(エムザ)に来た時にインタヴューしました」 「雑誌、ラジオ?」 「雑誌だったかなあ」 「今回のあなたのライヴを見て、随分驚きました。あなた自身のヒットは1曲しか歌わなかったから(「ジャスト・コール・マイ・ネーム」) これまたなぜ?」 「この『ハーレム・ナイツ』のこれまでの出演者や演奏曲を見たら、さまざまなタイプのジャンルの音楽をやっていることを知ったの。ジャズ、ブルーズ、ゴスペル、R&B・・・。だから、私もこれまでの出演者同様、ブラック・ミュージックのいろいろな部分を少しずつ歌ってみようかな、と思って。私は、元々ジャズが好きなのよ。父はジャズのトランペッターだったしね。家には、ジャズが溢れていた。たぶん、次に出すアルバムは、ジャズやスタンダードばかりを歌った作品になると思うわ」 

「ナタリー・コールや、ロッド・スチュワートみたいな?」 「そうね。もちろん、今の時代は、ビヨンセやメアリー・J・ブライジなどが流行る時代だということはわかっている。でも、私のオーディエンスは、私とともに音楽嗜好が変化してきているわ。元々私はデフ・ジャムというR&Bレーベルからデビューしたけれど、今ではニューヨークのジャズクラブのようなところで、よくジャズやスタンダードを歌っている。そして、私のオーディエンスはそれをとても喜んでくれている」

ところで、今週末、ちょうどあなたがデュエットした久保田利伸がライヴをやっていますが、見に行くことは? 「ちょっとむずかしいかもしれないけれど、バンドメンバーのタイ・スティーブンスやドラムのラルフはすごく良い友人なので会うわ。明日(金曜)、タイやラルフが私のライヴに来るわよ」 

しかし、アリソンのカヴァーの中では、アレサ・フランクリンでヒットした「ドクター・フィールグッド」が超ファンキーでかっこよかった。一方、最新作でシンプリー・レッドの「ホールディング・バック・イヤーズ」をカヴァーしていて、それも歌ったが、う~ん、どうなんでしょう。彼女が歌う必然性があるのでしょうか。ビミョー。そうこう考えると、彼女はやはりストレートなR&Bが似合うのではないか、と思った。

(2006年7月27日木曜、横浜ランドマーク・ホール=ハーレム・ナイツVOL.5.=アリソン・ウィリアムス、オマー・エドワーズ・ライヴ)

ENT>MUSIC>LIVE>Harlem Nights Vol.5
ENT>MUSIC>LIVE>Williams, Alyson
ENT>MUSIC>LIVE>Edwards, Omar
2006-146

投稿者 吉岡正晴 : 04:45 AM | コメント (0)

July 28, 2006

Harlem Nights Vol.5: Alyson Williams Sings Wide Variety Of Music, Omar Edwards Taps With New Idea

【ハーレム・ナイツ ~ アリソン・ウィリアムス、オマー・エドワーズ登場】

歴史。

It's About Timeこのところ、すっかり横浜ランドマークの風物詩となった感のある『ハーレム・ナイツ』の第5回が行われている。今回のメインのシンガーは、80年代後期からアルバムを出し、日本にもやってきてライヴを行ったこともある本格派R&Bシンガー、アリソン・ウィリアムス。久保田利伸とのデュエット曲「フォーエヴァー・ユアーズ」で紅白歌合戦にも出場しているというキャリアを持つ。デフジャム・レーベルからデビューし、大いに注目された。

そして、もうひとりはこれで4年連続の出演となるタップ・ダンスの名手、オマー・エドワーズ。ベースとなるタップは同じだが、ひじょうにクリエイティヴなアイデアを思う存分出していて、昨年と出し物が違っている。ファーストセット最後では、黒いサングラスをして、レイ・チャールズ風に椅子に座りながら、レイのヒット「ヒット・ザ・ロード・ジャック」にあわせて、タップをして見せた。座ってタップ! なるほど、そう来たか。しかもレイのように、両腕で自分を抱く仕草などもしっかりいれる。

また、ドラマーとのアドリブ、ベース奏者とのアドリブでのタップを見せる。ミュージシャンとタップダンサーのインタープレイだ。オマーの手に(いや、足に)かかると、タップ・ダンサーもまた、ミュージシャンと同じ地平線に立っていることがよくわかる。彼は頭から足へ至るまでの立て軸がぶれないで、まさに上から糸で操られる人形のように動く。だから素晴らしい。

今回のアリソンの80分余のショウは意外だった。というのはこの日歌われた彼女自身のヒットは「ジャスト・コール・マイ・ネーム」(1989年)のみ。(下記「ホールディング・バック・・」も一応新作で録音しているが、元はシンプリー・レッドのヒットのカヴァー) 逆に、ジャズ、ソウル、ブルーズ、ゴスペルとブラック・ミュージックのヴァラエティーに富んだ選曲を見せた。彼女のジャズ的な作品はかなり意外だったが、もちろん歌はうまいだけに、観客をひきつけていた。

この『ハーレム・ナイツ』のイヴェントの素晴らしいところは、ハーレムで起こった様々なブラック・ミュージック、ブラック・カルチャーを、惜しげもなく出すところ。会場ではソウルフードがもてなされ、ステージではオマーのタップや、アリソンが歌うブラック・ミュージックの歴史がコンパクトにまとめられている。

5日間6回の公演がほぼ毎回300人以上入り、立ち見になっているから、リピーターが確実に増えているのだろう。隣の普段は最新R&Bを聴いている子も「来年もきた~~い」と反応していた。

ライヴが終わると、出演者はみなロビーに出て、CD、Tシャツなどを即売しながら、サイン会を開き、ファンと一緒に写真に映る。サーヴィス精神満点のアーティストたちだ。

(アリソンのCDなどを持っていくとサインがもらえます)

(アリソン、オマーとのチャットは明日以降へ)

■ハーレム・ナイツ公式ページ
http://www.yokohama-landmark.jp/event/details/0506_harlem.html

ライヴは、まだ金曜、土曜(2回)、日曜とあります。

■過去関連記事

◎昨年の『ハーレム・ナイツ』

July 29, 2005
Harlem Nights: Omar Edwards, Barefoot Tap Dancer
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200507/2005_07_29.html

◎2年前の『ハーレム・ナイツ』のライヴ評

2004/07/31 (Sat)
Harlem Nights III: Bring Your Cake For Lonnie's Birthday
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200407/diary20040731.html

◎オマーの従兄弟、セヴィアンがでた『ノイズ&ファンク』のライヴ評

2003年3月22日付け日記

Bring In 'Da Noise, Bring In 'Da Funk: Soul explosion!
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200303/diary20030322.html

◎オマー、セヴィアンなどの大先輩、グレゴリー・ハインズの訃報

2003/08/11 (Mon)
Gregory Hines Dies at 57
グレゴリー・ハインズ癌で死去.

http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200308/diary20030811.html

■メンバー

Alyson Williams (Vocal)

Roy Bennett (Bass & Vocal)
Selan (Keyboards)
Tony Stevenson (Bass)
Abdul Zuhri (Guitar)
Ezra Henry (Drums)
Ferrand Jaguar Daniel (?) (Sax)

Omar A Edwards (Tap)

■Setlist: [ ] denotes original artist or artist who recorded well-known version of the song

First Set

show started

[Band with Roy Bennett]

01. Instrumental
02. It's Ecstasy When You Lay Down Next To Me (Barry White)
03. Can't Get Enough Of Your Love, Babe (Barry White)
04. (Get Up I Feel Like Being Like A)Sex Machine (James Brown)
05. It's A Man's Man's Man's World (James Brown)
06. Come Go With Me (Teddy Pendergrass)
07. Close The Door (Teddy Pendergrass)

[Omar Edwards (Tap)]

01. (Intro) (Speech by Martin Luther King) (CD)
02. Karma (Alicia Keys) (Band Instrumental) Freeform Tap
03. A Cappella: Freeform Tap
04. Satin Doll (Duke Ellington)
05. Hit The Road Jack (Ray Charles)
show ended 19:49

Second Set

show started 20:10

[Omar Edwards (Tap)]

01. "Tap & Bass" (Improvisation) (barefoot tap)
02. "Fela"
03. "Drum Solo" (Improvisation) (put on shoes)
04. War (Bob Marley)
05. If I Ain't Got You (Alicia Keys)

[Alyson Williams]

01. Take The "A" Train (Duke Ellington)
02. Route 66 (Nat King Cole)
03. Let The Good Times Roll (Ray Charles)
04. The Very Thought Of You (Bing Crosby)
05. West Coast Blues (Wes Montgomery)
06. Doctor Feel Good (Aretha Franklin)
07. I Feel Good (James Brown)
08. Tell Me Something Good (Rufus & Chaka Kahn)
09. Unforgettable (Nat King Cole/Natalie Cole)
10. Love Train ~ Ain't No Mountain High Enough ~ Love Train (O'Jays / Marvin Gaye & Tammi Terrell, Diana Ross)
11. Holding Back The Years (Simply Red)
12. Just Call My Name (Alyson Williams)
13. Another Star ~ People Make The World Go Round (Stevie Wonder, Stylistics)
14. Amen (Traditional)
15. This Little Light Of Mine (Traditional)
16. New York, New York (Frank Sinatra)
17. I'm Every Woman (Chaka Kahn, Whitney Houston)
show ended 21:50

(2006年7月27日木曜、横浜ランドマーク・ホール=ハーレム・ナイツVOL.5.=アリソン・ウィリアムス、オマー・エドワーズ・ライヴ)

ENT>MUSIC>LIVE>Harlem Nights Vol.5
ENT>MUSIC>LIVE>Williams, Alyson
ENT>MUSIC>LIVE>Edwards, Omar
2006-146

投稿者 吉岡正晴 : 05:23 AM | コメント (0)

July 27, 2006

Soul Power Tokyo Summit 2006

【ソウル・パワー・東京・サミット2006】

ソウル一直線。

一筋の軌跡/風をつかまえてゴスペラーズ、ゴスペラッツ、スクープ・オン・サムバディー、ソイソウル、ダンスマン、そして、謎のエナメル・ブラザースらが登場した一大イヴェント「ソウル・パワー・東京サミット2006」。

次から次へと、ソウル・ミュージックにゆかりのある日本人アーティストたちが登場。全参加アーティストが、ソウルという文字へ一直線のヴェクトルを発信し、ひとつになったようなイヴェントだった。ロック系ではよくあるが、ソウル系でここまで大規模なものは初めて。

ゴスペラッツほぼ定刻で始まると同時に登場したのが、白いスーツに身を包んだ二人組み、ブラザー・スズとブラザー・クロによる「エナメル・ブラザース」。ぴかぴかのエナメルの靴を履いたソウル・デュオだ。サム&デイヴを彷彿させる彼らは「ソウル・シスター、ブラウン・シュガー」で冒頭からソウル度を爆発させた。曲終わり、足を足元のスピーカーに乗せて、ポケットチーフでエナメル靴をこれ見よがしに拭いてみせた。ファンキーっ。

その後、ソイソウル、ゴスペラーズ、ダンスマン、スクープ、ゴスペラッツへとつないだ。詳細なセットリストは、27日のライヴが終わってからということなので、明日以降に。

3時間半休みなし、たっぷりのライヴでは、スクープのタケさんがキーボード1本で歌ったダニー・ハザウェイの「ア・ソング・フォー・ユー」がひじょうによかった。ソウルフルっ。それとスクープ・バンドは実にかっこよかった。

「ソウル・パワー」というタイトルをつけるのだから、こういう選曲はとてもいいと思う。エナメルがサム&デイヴ、ゴスペラッツはドゥワップ・メドレーをやっているので、それにならって、例えばソイソウルもルーファス&シャカ・カーンの曲をカヴァーしてみたり、ゴスペラーズも何か1曲ソウルのカヴァー(スティーヴィーでもマーヴィンでも)を入れてみてもおもしろいのではないかと思った。ソウルのカヴァーを1曲でも歌うことによって、ソウル一筋一直線という雰囲気が倍増する。

(2006年7月26日水曜、国立代々木競技場第一体育館=ソウル・パワー・東京サミット2006=エナメル・ブラザース、ソイソウル、ゴスペラーズ、ダンスマン、スクープ・オン・サムバディー、ゴスペラッツ・ライヴ)

ENT>MUSIC>LIVE>Soul Power Tokyo Summit 2006
ENT>MUSIC>LIVE>Enamel Brothers
ENT>MUSIC>LIVE>Soysoul
ENT>MUSIC>LIVE>Danceman
ENT>MUSIC>LIVE>Gospellers
ENT>MUSIC>LIVE>Skoop On Somebody
ENT>MUSIC>LIVE>Gosperats
2006-145


投稿者 吉岡正晴 : 05:54 AM | コメント (0)

July 26, 2006

Funky Live That's Where The Happy People Go

【ファンキー・ライヴはハッピー・ピープルが行く所】

錚々(そうそう)。

Double Exposureダズ・バンドに来ていたお客さんで、僕のすぐ近くに若いグループがいた。そのうちの何人かが、めちゃ踊りがうまく、しばし、見ていたのだが、スキップ・マーティンたち(メンバー)も同じように思ったらしく、その中の一人を指さし、ステージにあげた。その彼は、ステージでも大爆発し、のりにのって踊り観客席からも喝采を浴びた。

「うう~う~」と掛け声をかけさせたり、腕の動かし方を指示したり、躍らせたり、可能な限り観客とのコール&レスポンスを試みる。こういうの慣れると、普通のただじっと 聴かせるようなライヴが少々退屈になってくるから困ったものだ。(笑)

ライヴが終わって、その踊りのうまい子に声をかけると、なんと一緒にきたサラリーマン風(スーツとネクタイだったので)が踊りの先生で、その生徒だという。彼は82年生まれ。え~~って感じ。「じゃあ、いつどこで覚えたの? ダズバンドは」 「ダンス習い始めてからですよ。数年前です」と彼は言う。

「レット・イット・ウィップ」は、奇しくも1982年の大ヒットである。これが大ヒットした年に生まれた彼が、それから24年後に無我夢中で本物のダズ・バンドのライヴで踊っているのだ。やはり、音楽の力はすごいな。(笑) 

ちょうど彼らが座っていたテーブルは6人で、向かい合って、2人ずつ座っていた。6人とも仲間同士かと思ったら、全然違って、3組それぞれが2人ずつやってきていた。ところが途中から共通の地元話題などで大盛り上がりになっていた。まさに、One Nation Under The Groove! (笑) 

1人の女性は、ソウルバーをやっている吉岡さんを知ってる、というので「『フィリーズ』でしょう」というと、「そうだ」という。すると、さっきの踊りのうまかった彼が要町あたりが地元だということで、フィリーズも知っていて一挙に距離が縮まったのだ。フィリーズの誰かと同じ中学だとかいう話しもでていたかもしれない。みんないい音楽を聴いて、かなりハッピーになっていた。

こういうファンキーなバンドのライヴは、まさにハッピー・ピープルが行くところなのだ。

ところで、今回メンバーのマーロン・マクレイン(ギター)とナサニエル・フィリップス(ベース)は、ファンタジー・レーベルからアルバムを出しているファンキーなセルフ・コンテインド・グループ、プレジャーのメンバーでもある。マーロンは、今、オレゴン州ポートランドに住んでいると言っていたが、そこは彼の生まれ故郷で、プレジャーもオレゴンで結成されている。

マーロンは1985年にダズ・バンドに加入、ナサニエルはその後にマーロンの誘いで入った。また昨日も書いたが、ドラマーは18年間ギャップ・バンドのドラムを担当したレイモンド・カフーン。こうやって書くと、このダズ・バンドはファンク業界の錚々(そうそう)たるメンバーが勢ぞろいしていることになる。

(2006年7月24日、丸の内コットンクラブ=ダズ・バンド・ライヴ)

ENT>MUSIC>LIVE>Dazz Band
2006-144

投稿者 吉岡正晴 : 05:00 AM | コメント (0)

July 25, 2006

Disco + Jazz = Dazz: Dazzlin Funkin Dazz Band Showed Real Music

【ダズ・バンド・ファンキー・ライヴ】

文句なし。

20th Century Masters - The Millennium Collection「日本には8ー9回来てるよ。一番最初に来たのは、渋谷の『ライヴ・イン』だよ。それから、大阪のブルーノート、日比谷の公園でもやった。(日比谷野外音楽堂のこと)」 めちゃくちゃかっこいいギターのマーロン・マクレインがそう語ってくれた。

元々は70年代中期にオハイオ州クリーヴランドで結成されたセルフ・コンテインド・グループ。「オハイオ・ファンク」の中軸を担う連中だ。中心メンバーのスキップ・マーティン(リード・ヴォーカル)とサックスで実質的なリーダー、ボビー・ハリスは「26年来の親友」とステージで言っていた。スキップはグループがモータウン入りした80年ごろ参加したということらしい。いずれにせよ、四半世紀以上の歴史を持つファンク・グループだ。

月曜にもかかわらず、コットンは満席。観客席には、随分と知り合いがいた。

久々に見たダズ・バンドは、めちゃくちゃかっこよかった。スタジオでレコーディングを聴いているかのように、正確なリズムで、しかも、120パーセントのファンク・グルーヴを醸し出していた。ベースの音も、ドラムスの音も、ギターも、キーボードも、リズムの音がすべてくっきりと聴こえ、どれも抜群のグルーヴがあり、観客は今にも立ち上がりそうな爆発寸前の様相を呈していた。

7曲目の「ジョイスティック」で、マグマは一気に噴煙を伴って大爆発した。観客に踊りや動きを指示しやらせたり、歌わせたり、徹底したエンタテインメントが実に楽しい。ここまでやっていただければ脱帽だ。

ダズ・バンドは、当初キンズマン・ダズと名乗っていた。クリーヴランドにあった「キンズマンズ・グリル」のハウスバンドだったことから来ている。「ダズ」は当時の流行の言葉で、「ディスコ」と「ジャズ」とを合わせた新語だった。20世紀から2枚アルバムを出し、80年代に入ってモータウン入り。82年、世紀の大ヒット「レット・イット・ウィップ」が誕生し、一躍人気バンドとなった。ということもあってか、ブリックで大ヒットした「ダズ」を彼らなりのアレンジで披露。

ギターのマーロン・マクレインは他のアーティストのプロデュースをしたり、また、ダズに参加して7年のドラマー、レイモンド・カフーンは、なんとギャップ・バンドで18年間ドラマーをやってきた人物だと言う。ギャップのアルバムを見てみるとしっかり彼の名前がクレジットされていた。

例えば「ジョイスティック」は、後半が自由な「エクステンション(延長もの)」。いわゆるジャム・セッションになっていた。リード・ヴォーカルでもあるスキップ・マーティンはここで、ボビーとトランペット対サックスのバトルを繰り広げる。マイルス・デイヴィスを意識したようなジャジーなトランペットとファンキーのサックスソロが交互に演奏され緊張感を高める。近くで立って踊っていた男性がめちゃくちゃ踊りがうまかった。ダンサーかと思っていたら、バンドメンバーにステージの上に引っ張りあげられ、一踊り。大いに盛り上げた。

本当にライヴバンドたたき上げの連中によるライヴは最高だ。しかも、このコットン・クラブは、こういうファンク・バンドの音が驚異的にいい。PAの相性がいいのだろう。ブルーノートよりも、野太い、ファンク向きの音に仕上がっているような気がした。あるいは、エンジニアがそのように狙っているのか。

メンバーそれぞれのソロ・パートもしっかり用意され、充分楽しめる。アンコール前の本編最後は、最近亡くなったというメンバー、テリー・スタントン(88年にスキップが一時期クール&ギャングのリード・シンガーになった時にダズ・バンドに入ったシンガー)に捧げた「ユー・アー・マイ・スターシップ」だった。元々ノーマン・コナーズでヒットしたバラードで、グループからそのテリーへ捧げる歌としては、ぴったりだった。

文句なしだぜ、ダズ・バンド。

THE DAZZ BAND
ザ・ダズ・バンド
Bobby Harris (vo,sax), Skip Martin (vo,tp), Marlon McClain(vo,g),
Nate Philips(vo,b), Reginald Jones(key), Raymond Calhoun(ds)

Setlist

show started 21:33
01. Keep It Live
02. Swoop (I'm Yours)
03. (Disco) Dazz (Brick)
04. Ain't Nuthin' But A Jam Y'All
05. Heartbeat
06. (Down Stairs Lounge)[Drum Solo]
07. Joystick (Extention)
08. Let It All Blow
09. You Are My Starship (Norman Conners)
Enc. Let It Whip
show ended 22:54

(2006年7月24日、丸の内コットンクラブ=ダズ・バンド・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Dazz Band
2006-144

投稿者 吉岡正晴 : 04:12 AM | コメント (0)

July 24, 2006

Otis Clay Live: Here Comes The Deep Soul Singer

【オーティス・クレイ・ライヴ】

雨。

Respect Yourself「O.V.ライト、アルバート・キング、君がいなくなって寂しいよ。ウィルソン・ピケット、I get lonely...」 物故者の名前が続く。ジョニー・テイラー、リトル・ミルトン、タイロン・デイヴィス・・・。シカゴのソウルマン、オーティス・クレイの歌う「ニックル&ア・ネイル」(O.V.ライトのヒット)の中でのことだ。オーティス・クレイのライヴが始まった6時11分は、野外音楽堂だけに、まだまだ明るい。それに夏の夕方、時折、ポツリ、ポツリと小さな雨粒が腕に触れてくる。

今年から、タイトルが「ブルーズ」だけでなく、「ブルーズ&ソウル」となったイヴェント。オーティスは最後に登場。『ソウル・ブレンズ』が5時に終わってから向かったので、どうしても6時過ぎになったが、オーティスが始まる前に到着できた。会場は圧倒的に年齢層が高い。平均40代から50代か。雲行きが若干心配だ。

日本では78年のライヴ・アルバムが伝説的な評価を得て以来、高い人気を誇るシカゴのオーティス・クレイ。声もよく出ていてひじょうにソウルフルなバックバンドとともに、すばらしいパフォーマンスを見せてくれた。久々の本格的ディープソウルを味わった。

「アルバム『リスペクト・ユアセルフ』から、レイ・プライス、クリス・クリストファーソン、アル・グリーンや、タイロン・デイヴィスなどが歌った作品です」と言って歌い始めたのが、スローの「フォー・ザ・グッド・タイムス」。しっとりとして実にいい。また、ポツリ。

かなり長尺のバラードから、彼の最大のヒット「トライング・トゥ・リヴ・・・」へ。イントロから一挙に盛り上がる。まさに歌に魂を込めるソウル・シンガー、オーティス・クレイ。この頃になると、夜の帳(とばり)が落ち始めた。この本編最後となったこの曲、なんとなく、終わり方が変な感じ、唐突だったが、なぜなのだろう。

バックはドラムス、ギター、ベース、キーボード2、3管(トランペット、サックス、トロンボーン)、コーラス2という大所帯。キーボードにシカゴの名アレンジャー、トム・トム84、またタイロン・デイヴィスなどのプロデューサーとして知られるウィリー・ヘンダーソンなどもいた。テレサ・デイヴィスは、確かタイロンの妹でグループをやっていたはず。バンドもかっこいい。

最後は出演者が何人か集まり、「ノック・オン・ウッド」を大合唱。ただしアンコールを含めて1時間8分ほどは少々短い。複数アーティストが出るとは言え、前前日の川崎ではもうちょっと長くやったそうなので、残念だった。

結局、最後まで雨らしい雨は降らなかった。

2002/12/18 (Wed)
Otis Clay: Soul Hero In Japan
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200212/diary20021218.html

■Members

Theresa Davis (Background vocals)
Dianne Madison (Background vocals)
Bennie Brown (Hammond B-3=Organ=, Keyboards)
Thomas (Tom Tom) Washington (Piano)
John Randolph (Guitar)
Bernard Reed (Bass)
Mark Clay (Drums)
Willie Henderson (Baritone Sax)
Stephen Hawkins (Trumpet)
Willie Woods (Trombone)

Setlist

show started 18:11
01. Nickel And A Nail
02. I Can Take You To Heaven Tonight
03. If I Could Reach Out
04. When Hearts Grow Cold
05. Show Wasn't Me
06. For The Good Times
07. Trying To Live My Life Without You -- Love Bones
Enc. Knock On Wood (Otis & Others)
show ended 19:19

(2006年7月23日日曜、日比谷野外音楽堂=オーティス・クレイ・ライヴ=ジャパン・ブルーズ&ソウル・カーニヴァル2006)

ENT>MUSIC>LIVE>Clay, Otis
ENT>MUSIC>LIVE>FESTIVAL>Japan Blues & Soul Carnival '06
2006-143

投稿者 吉岡正晴 : 03:00 AM | コメント (0)

July 23, 2006

Kishita Kohshi Will Be On "Soul Blends"

【航志くんへのメール募集】

募集。

絆\『ソウル・サーチン・ザ・セッション Vol.1』でルーサーの「スーパースター」を熱唱した木下航志くんが、今日午後のインターFMの『ソウル・ブレンズ』にゲスト出演する。キーボードのローズを持ち込み、生歌で「スーパースター」を披露する。

航志君への質問、お便りなどを番組宛へお送りください。アドレスは、
marvin@interfm.co.jp

番組は『ソウル・ブレンズ』(76.1mhz)(午後2時から5時)で、航志くんの登場は3時30分くらいから約20分の予定。

ENT>RADIO>ANNOUNCEMENT

投稿者 吉岡正晴 : 03:11 AM | コメント (0)

Takayama Hiroshi: Like A Virgin; Hot, Hot, Hot

【高山広~中毒になる一人芝居】

圧熱暑。

『ソウル・サーチン・ザ・セッション』で「ヘヴンズ・スタジオ~ルーサー物語」を演じた高山広さんの目黒ミッドナイト・アワーでの月定例会。今回は、7演目、2時間を超えた。ここで始めて4年、今月から5年目に入る。

今回のタイトルは、『来夏Bar人』。さてなんと読むか。「ライカ・ヴァージン」と読む。5年目に入るが、初心に戻ったような気持ちになって、やってみようということでついたタイトル。もちろん、夏がやって来て、ということもある。

それにしても、うまいなあ。彼は一人でいろんな人物を演じる。それぞれのキャラクターの描写が実にうまい。人物だけではない。物にもなる。いわゆる擬人化だ。例えば、今回では忠犬になったり、歯ブラシになったり、タオルになったり。

また、ストーリーの起承転結が抜群におもしろい。「え~~っ?」というどんでん返しを仕込んでいる。この物語の持っていき方は圧巻。コネタもおもしろい。

そして、「ネヴァー・チェンジ」では、身体をすべて使っての大熱演。会場ミッドナイト・アワーは酸欠になりそうなほどの暑さ。

ネタばれになってしまうので、書きづらいが、例えば「ど演歌の花道」では、演歌歌手を特集するテレビ番組という設定。司会者がその悲劇の演歌歌手の生まれてからの今日までを紹介する。しかし、次々と訪れる悲劇の数々が、これでもかと押し寄せてくる。話しが進んでいくと、その歌手は、なんと交通事故で死亡していたのだ。では、その歌手はどうやってそこで持ち歌を歌うのか。

「ネヴァー・チェンジ」は、御用済みになった歯ブラシになって、その歯ブラシの視点で物語を演じる。その歯ブラシは、どこに異動させられたか。その異動先で御用済みになったタオル君と再び出会う。

いやいや、まいりました。この高山広は中毒になるなあ。(笑) ぜひ次回の『ソウル・サーチン・ザ・セッション』でも、アーティストはまだ何になるかわかりませんが、よろしくお願いします。(元になる資料をたくさん、用意しないと・・・) 

■高山広・過去関連記事

July 07, 2006
Takayama Hiroshi Talks About Luther Vandross
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_07_07.html

May 22, 2006
Takayama Hiroshi One Man Stage Play
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200605/2006_05_22.html

July 02, 2006
Big Big Thanks For Joining "Soul Searchin': The Session Vol.1"
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_07_02.html『ソウル・サーチン・ザ・セッション』での感想など。

◎高山広 http://www.schop.jp/

■Setlist

おキモチ∞HANJOH(おきもち・大繁盛) 『来夏Bar人』
2006.7.22@Midnight Hour, Meguro

show started 20:58
1. 男塾 (約31分)
2. ど演歌の花道 (約15分)
3. 溺れた男 (約7分)
4. しまってゆこうぜ!~OBと人生篇 (約10分)
5. チョーそそっかしいけど、チョー熱い忠犬 (約14分)
6. 風情(かぜなさけ) (約19分)
7. Never Change (約35分)
show ended 23:09

(2006年7月22日土曜日、目黒ミッドナイト・アワー=高山広・一人芝居ライヴ)

ENT>PLAY>Takayama, Hiroshi
2006-142

投稿者 吉岡正晴 : 03:03 AM | コメント (0)

July 22, 2006

Tami Chynn; New Star From Jamaica

【タミー・チン・ショウケース・ライヴ】

ハイパーヴェンティレイティング。

アウト・オブ・メニー...ワン(期間限定特別価格)ジャマイカ出身の23歳の新人シンガー、タミー・チンがプロモーションで来日。西麻布のディスコ、クロスでショーケースを行った。タミーは1983年6月14日ジャマイカ・キングストン生まれ。ショーン・ポールのアルバムなどにゲスト出演して、注目されるようになって、自らの名前でこの8月9日に日本先行でデビュー。アルバムは、>『アウト・オブ・メニー...ワン』で、リアーナのようなのりのりのポップなレゲエだ。レゲエの世界では新しいリズムが次々と生まれるが、彼女のサウンドは、レゲトンに続く「ステップス」というそうだ。

メジャー・デビュー・シングルは「ハイパーヴェンティレイティング」。なんと邦題は、「恋はハイ!ハイ!ハイ!」。これは、「興奮して息切れしてしまう状態」を意味するという。

ショーケースでは、DJをバックに6曲ほど歌ったが、このシングルのほかに、「ルーキー・ルーキー」、「1,2,3,4」が印象に残った。いかにも今風で、売れそうだ。「ルーキー・ルーキー」とは、女の子ばっかりをあちこち目移りして、見つづける男の子のことだそうだ。「ルック」が名詞になって、「ルーキー」。ということは、イケメンばっかり狙ってる女の子も「ルーキー・ルーキー」になるんだろうか。

彼女の血筋は、父親が中国系ジャマイカ人、母親がチェロキーと黒人も入ったイギリス系ということで、かなりのマルチナショナルな感じ。とても、エキゾチックで、可愛く、さらに明るく、素直そうな性格で、いい雰囲気だ。使う日本語がしゃれてる。「お寿司くださ~い」。

■タミー・チン「アウト・オブ・メニー...ワン」 2006年8月9日リリース


Setlist

show started 19:26
01. Hyperventilating
02. Be Mine
03. Love
04. Looky Looky
05. 1,2,3,4
06. Hot
show ended 19:50

(2006年7月21日金、西麻布クロス=タミー・チン・ショーケース・ライヴ)

ENT>MUSIC>LIVE>Chynn, Tami
2006-141

投稿者 吉岡正晴 : 04:41 AM | コメント (0)

July 21, 2006

Philip Woo & New York Allstars: Don't Leave Me This Way (Japanese Version)

【何トンものソウル】

中毒。

ミュージシャンたちに一言言うとすれば、こうだ。「みんな、日本に引っ越してきて、こっちに住んでよ」

もしあなたが70年代、80年代の音楽を知っていれば、下記のセットリストを見るだけで、そのライヴがどんなものだったか、想像し、楽しめることだろう。

日本のシンガー、久保田利伸のバックバンドのメンバーが、東京地区で何度か楽しみのために、ライヴを行った。グループ名は、「フィリップ・ウー&ニューヨーク・オールスター」。

僕は先週水曜、はるばる吉祥寺まで旅をして彼らを見に行ったが、その価値は充分あった。このバンドは、見事にタイトで、素晴らしいシンガーたちを抱えていた。全員、ザ・ソウル・サーチャーがとても楽しめるソウルをふんだんに持ち合わせていた。

今日の、パフォーマンスも自宅から20マイルも離れているが、そこまで行く価値があることは充分わかっていた。たとえ、雨が降ったとしてもだ。

ミュージシャンたちは、僕がブログに書いた先週の吉祥寺チャチャハウスのライヴ評を読んでいた。ブログは日本語で書かれていたが、彼らの友人が英語に通訳していたのだ。そこで今回は英語で書いてみることにする。

会場に到着すると、すでに「テル・ミー・サムシング・グッド」は終わろうとしていた。バンドマスターのフィリップがシンガーのユリを呼び、彼女は「アイ・キャント・スタンド・ザ・レイン」を歌い始めた。これを聴いて、そういえば先週も雨だったことを思い出した。彼女の声はとてもディープだ。もし『ソウル・サーチン・ザ・セッション:メンフィス・ソウル』などという企画をやるときには、彼女にそっと連絡してみよう。

そして、タイが登場。先週、僕が聞き逃した作品を歌った。スティーヴィー・ワンダー作、後に誰あろうルーサーもカヴァーする「ノックス・ミー・オフ・マイ・フィート」だ。これは、スティーヴィーのヴァージョンか、はたまたルーサーのヴァージョンか。いや、これは、タイ・スティーブンスのヴァージョンになっていた。彼は、『ソウル・サーチン~ルーサー・ヴァンドロス』の会に来るべきだった。彼ともっと早く知り合っていれば。

ケイリブ・ジェームスとシャンティが観客にいることを発見し、休憩時間に挨拶に行った。

第二部は、とてもファンキーなウォーの「スリッピン・イントゥ・ダークネス」から始まった。これは、ひじょうに才能があるドラマー・シンガー、ラルフが歌い、フィリップがハーモニカを吹いた。ラルフはアル・グリーンの曲も歌った。

フィリップがフェリシアを呼び出し、彼女はあの素晴らしき「エイント・ノー・ウェイ」を歌い始めた。これは、僕の大のお気に入りだ。観客全員が彼女を見つめた。彼女は、アレサにもなれるし、シャカにもなれるが、しっかりと自分自身というシンガーとして地に足をつけている。『ソウル・サーチン~アレサ・フランクリン』をやる際には、彼女は声をかける筆頭の人物だ。フィリップは、もう少しアレサの曲をやろうと、ユリを呼び、彼女が「デイ・ドリーミン」を歌った。

フィリップは、「タイとアンプラグドでやってみたいと思う」と言い、残りのミュージシャンを舞台から降ろした。そしてピアノの鍵盤を高いほうから低いほうへ奏で始めた。ダニーだ。タイはおそらくこの曲を1000回以上歌っているにちがいない。これは、まさに「完璧な10点満点」のヴァージョンだ。

最後の曲は彼らが「ブギー・ウギー・ウギー」を演奏し始めたが、まもなく、「ブギー・ナイツ」になり、さらに、自然にたくさんのソウル・ヒットがメドレーになってあふれでてきた。観客は大喜びだ。ある時はラルフが何かの曲を始め他のミュージシャンやシンガーがそれを歌いだしたり、シンガーが何かを歌い始めると、バックがそれを付け始めたりした。とても自然発生的だった。レイ・ブラウンがお気に入りベースだというカルロス・ヘンダーソンのベースもおもいきり弾けていた。本当のミュージシャンは、いとも簡単に何でも弾けるものだ。アンコールでは観客席にいたブレンダ・ヴォーンや、シャンティ、ケイリブなどもステージにあがり、みんなで「アイム・エヴリ・ウーマン」をジャムセッションした。

フィリップ以外のニューヨーク・オールスターズは4ヶ月の日本滞在を終えて、8月7日に離日する。このモーション・ブルーの夜は彼らの最後のライヴだそうだ。彼らのバンド・サウンドは、本当に僕にとって中毒になる。こんなに中毒にしておいて、僕を放って帰らないでくれ。それほど素晴らしいバンドだ。次は彼らにいつ会えるのだろうか。

今夜、ザ・ソウル・サーチャーは、ひとかけらのソウルなんてものではなく、何トンものソウルを発見した。

(フィリップ、ハンコ屋さん、タイ・スティーブンスは8月2日に小さなライヴハウス、メビウスでライヴをします)

セットリストは、7月20日の日記に。

http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_07_20.html

(2006年7月19日水曜、横浜モーションブルー=フィリップ・ウー&ニューヨーク・オールスターズ・ライヴ)

ENT>MUSIC>LIVE>Woo, Philip & New York Allstars
2006-139

投稿者 吉岡正晴 : 01:46 AM | コメント (0)

July 20, 2006

Philip Woo & New York Allstars: Don't Leave Me This Way

(Note; Musicians want me to write in English, so I try. Japanese version will be appearing on tomorrow's blog, here.) (簡単な日本語版、明日ご紹介します)

【Found Tons Of Soul, Not Only A Piece Of Soul】

Addicted.

One thing The Soul Searcher would like to say to the musicians is "You guys, move to Japan and live here".

If you know the music of 70s and 80s, just read the following setlist, you could imagine and enjoy them.

The back up band for Japanese singer Kubota Toshinobu, they call themselves Philip Woo & The New York Allstars, has been doing few gigs around Tokyo area just for fun. I had traveling all the way from Tokyo to Kichijouji last Wednesday. But it was worth it. They are incredible band, tight unit, great singers, all the musicians have tons of soul which The Soul Searcher really enjoyed.

Their another performance today was once again more than 20 miles away from my home but I know it would be worth it. Even if it's in the rain.

Musicians happened to read my last blog wrote about performance Cha Cha House in Kichijouji which was written in Japanese but thank God some of their friend translated to them. So I try to write in English, this time.

When I arrived there, they has just ended "Tell Me Something Good". As I sit, Philip called Yuri and she started sing "I Can't Stand The Rain". That reminded me that last Wednesday was also rain. Deep voice. If I would do "Soul Searchin': The Session: Memphis Soul" or something, I will delicately call her.

Then came Ty. He sings the song which I missed last week. Stevie's "Knocks Me Off My Feet" later covered by no other than Luther. Is his version is Stevie's rendition or Luther's rendition? No, it's Ty's rendition! He should come and sing this on July 1st at "Soul Searchin': The Session, A Tribute To Luther Vandross". I should know him earlier.

I found Kaleb James and Shanti in the audience and said hi to them while on the intermission.

Second set kicked off with very funky War's "Slippin' Into Darkness" which was sung by talented drummer/singer Ralph, who could also sing Al Green among others, besides Philip on harmonica.

Philip called Felicia again and she started to sing awesome "Ain't No Way", my favorite. Every audience gazed at her. She could be Aretha, she could be Chaka, but she is standing her own right. If I would do "Soul Searchin: Aretha", she'll be the first singer on my list. Philip decided to play another Aretha song which was sung by Yuri called "Day Dreamin'".

Then Philip said "I'd like to do some unplugged with Ty" and made others left the stage and started to touch keyboards on acoustic piano from high note to down low. Here comes Donny. Ty must have been singing this song thousand times. This is perfect 10 version.

On the last song, they started to play "Boogie Oogie Oogie", but soon the song went into "Boogie Nights", then came strings of soul hits spontaneously which every audience has been really enjoyed. Sometimes, Ralph start to play some song and others followed, or as singer started to sing something, other musicians followed. Very spontaneous. Pumpin' bass by Carlos Henderson whose favorite bass player is Ray Brown, is alive and kicking. Real musicians could play anything easily. On encore, singers in the audience such as Brenda Vaughn, Shanti, Kaleb came on the stage and jammed with "I'm Every Woman".

New York Allstars, except Philip who resides in Japan, will be leaving on August 7th after 4 months stay in Japan. This Motion Blue Night was said to be the last gig of their own. Their band sound is so addicted to me. Don't leave me this way. Such a great band. When can I see them again?

Tonight, The Soul Searcher found tons of soul, not only a piece of soul.

[Written by Yoshioka Masaharu--The Soul Searcher]

(Philip and Hanko-ya san and Ty Stephens will have a gig at small Mebius on August 2nd)

■メンバー Members

Philip Woo (Keyboard)
Nishiyama "Hankoya" Fumio (Guitar)
Ralph Rolle (Drums)
Carlos Henderson (Bass)
Felicia Graham (Vocal)
Ty Stephens (Vocal)
Kamino Yuri (Vocal)

++Guests

Kaleb James
Shanti
Brenda Vaughn
DJ Stock


Setlist ( )denotes lead singer. [ ] denotes original artist.

01. Shadows (Instrumental)
02. I Know You, I Live You [Chaka Khan]
03. If You Really Love Me [Stevie Wonder]
04. It's A Shame [Spinners]
05. Tell Me Something Good [Rufus/Chaka Khan]
(19:19)
06. I Can't Stand The Rain (Yuri) [Ann Peebles, Tina Turner, Graham Central Station]
07. Knocks Me Off My Feet (Ty) [Stevie Wonder, Luther Vandross]
show ended 19:34

Second set

show started 20:34
01. Slippin' Into Darkness (Ralph on vocal, Philip on harmonica) [War]
02. Ain't No Way (Felicia) [Aretha Franklin]
03. Day Dreaming (Yuri) [Aretha Franklin]
04. A Song For You (Ty) [Leon Russell, Donny Hathaway, Carpenters]
05. Let's Stay Together (Ralph, Brenda Vaughn) [Al Green]
06. Fingertips (Part 1 & 2) (Felicia on lead vocal, Kaleb on keys, Philip on harmonica) [Stevie Wonder]
07. I'm Going Down (Felicia) [Rose Royce]
08. Soul Jam Medley: Boogie Woogie Oogie (everybody) [A Taste Of Honey]
--Boogie Nights [Heatwave]
--Papa Was A Rolling Stone [Temptations]
--Boogie Nights [Heatwave]
--Shake Your Body Down To The Ground [Jacksons]
--Wanna Be Startin' Something [Michael Jackson]
--Supersition [Stevie Wonder]
--Billie Jean (intro riff) [Michael Jackson]
--Thank You [Sly & Family Stone]
--Rhythm Nation (riff) [Janet Jackson]
--Goodtimes/Rappers Delight [Chic / Sugarhill Gang]
--We Are Family [Sister Sledge]
09. Higher Ground [Stevie Wonder]
Enc. I'm Every Woman [Chaka Khan, Whitney Houston]
show ended 22:07

(2006年7月19日水曜、横浜モーションブルー=フィリップ・ウー&ニューヨーク・オールスターズ・ライヴ)

ENT>MUSIC>LIVE>Woo, Philip & New York Allstars
2006-139

投稿者 吉岡正晴 : 04:47 AM | コメント (0)

July 19, 2006

Kishita Kohshi: The Moment Time Freezed

【木下航志、時を止めた瞬間】

フリーズ。

いまだに『ソウル・サーチン・ザ・セッションVol.1~トリビュート・トゥ・ルーサー・ヴァンドロス』への感想をもらう。感謝してもしきれない。ありがとうございます。こんなメールをSさんからいただいた。

絆\それは、一部の最後を飾った木下航志くんのライヴ・パフォーマンスについてだ。Sさんは、けっこう音楽好き。さまざまなジャンルを聴くが、やはりソウル、R&B系は一番のおきにいりのようだ。ルーサー・ヴァンドロスもリアルタイムで聴いてきたので、『ザ・セッション』自体すべて気に入った、とのことだったが、中でも、航志くんのライヴには今回、特に感銘を受けた、という。

「彼が『スーパースター』を歌い始めた瞬間、凍りついた感じがしました。そして、会場全体がひとつになって、彼を凝視し、全員のエネルギーのヴェクトルが彼に向かったように感じました。会場全体を覆うなんともいえない緊張感。ミュージシャンと観客の間にぴーんと張りつめたものがありました。過去に同じような緊張感を一度だけ経験したことがありました。それは、サンフランシスコでレイ・チャールズのライヴを見た時のことです。その時、レイは『ジョージア・オン・マイ・マインド』と『イエスタデイ』を歌ったのですが、その時の観客もまさにひとつになって、レイに対して恐るべき集中力で耳を傾けていました。航志くんの『スーパースター』を聴いて、その時と同じくらい背筋がぞくぞくとしました。それぐらいすばらしかった。観客を磁石のように、しかも、有無を言わさず惹きつけてしまう航志くんというのは、ほんとうにとてつもない存在だと思います。一体この子は将来、どうなって、どこへ行ってしまうのでしょう」

実は、まだ書いてなかったが、本番前のリハーサルの時にも似たようなことが起こっていたのだ。リハの時は、スタッフも出演者もそれぞれの持ち場で、いろいろなことをやっているので、本当にがやがやしているもの。そんな中で音をだして、正しくでているかなどをチェックしながら、ある者は楽器の音だしをし、ある者は歌ったりしている。

そして、航志くんがケイリブとともに「スーパースター」を歌い始めたところ、少々大げさに言えば、みんなの手が止まったのだ。それを見た僕も、一瞬立ちすくんだ。プロデューサーの永島さんから「かなりいいできだよ」とは聴いていたのだが、まさかここまで作り上げるとは、とびっくりしていた。それで、その感想を一言、彼が観客の前で歌う時にちらっともらしてしまったほどだった。本番では、高山広さんの感動の『ヘヴンズ・スタジオ~ルーサー物語』が終わった後。あの後を受けて、歌えるのは航志くんしかいない。あの流れは完璧だったと思う。

シンガーは、他人の曲を自分のものにしてこそ、シンガー。その曲の理解力、解釈力、それはミュージシャンとしての力、実力だ。ルーサーも、アレサも、カヴァーのセンスが抜群だった。そして航志くんも、「スーパースター」をしっかりと自分のものにしていた。

航志くんには、あの「スーパースター」という楽曲が、ものすごくあっていたのだろうと思う。航志くんは、「きっとあの時、音楽の神様が降りてきたのだと思います」とこともなげに言う。音楽の神か、ルーサーが降りてきて、時をフリーズしたのだろう。そんな瞬間に立ち会えた人は幸福だ。

■木下航志、『ソウル・ブレンズ』でその「スーパースター」をローズ1本で歌います。7月23日(日曜)インターFM(76.1)、ゲスト枠午後3時半くらいから。これは要エアチェックです。

ENT>MUSIC>ARTIST>Kishita, Kohshi

投稿者 吉岡正晴 : 02:42 AM | コメント (0)

July 18, 2006

Two Interesting Compilation Album Has Released: "Atlantic Unearthed: Soul Brothers" & "Atlantic Unearthed: Soul Sisters"

【アトランティック掘り起し作品集登場】

掘り起し。

ソウルの名門アトランティック・レコードの倉庫に眠る作品群を掘り起した強力なコンピレーション・アルバム2枚が出た。

男性シンガーを編纂した「アトランティック・アンアースド:ソウル・ブラザース」とその女性版「アトランティック・アンアースド:ソウル・シスターズ」。「アンアースド(Unearthed)」というのが、「~を掘り起す、発掘する」という意味だ。まさに、タイトル通りのコンピレーション、全米で2006年6月6日リリースされた。

ソウルの宝庫アトランティック・レコードに残っている未発表曲、またシングルのB面などに収められていた作品などを集めて編纂したアルバムで、初CD化のものも多数ある。日本でのリリースも検討中。

Atlantic Unearthed例えば、男性編では、ウィルソン・ピケット、ダニー・ハザウェイ、アーサー・コンレー、パーシー・スレッジらの未発表曲が収録されている。女性シンガー編ではアレサ・フランクリン、マージー・ジョセフ、パティー・ラベル、ディー・ディー・ワーウィック、スイート・インスピレーション、べティー・スワンの未発表曲が収録。またシングルのみのリリースでCD化されていなかった作品なども多い。だいたい64年から73年までにリリースされたものが中心になっている。

このコンピレーションを編纂したのは、ソウル・ミュージック研究家デイヴィッド・ネイサン。ネイサンはイギリス人で、現在はロスアンジェルス在住。イギリスのソウル音楽雑誌「ブルース・アンド・ソウル」に60年代後期からソウル関係の原稿を書き始め、「イギリスのソウルミュージック大使」の異名をとる。膨大な知識と取材によって、ソウル博士としても知られ、多数のライナーノーツ、コンピレーションの編集などを行っている。

どの曲も聴き応えがあるが、男性シンガーではピケット、ウーマック、クレイなど特に印象に残る。また、ダニー・ハザウェイの未発表曲も、すばらしい。これは73年1月にアリフ・マーディンのプロデュースで録音されている。シャイ・ライツで72年にヒットする「コールデスト・デイズ・オブ・マイ・ライフ」は、それより先に、おなじくシカゴのウォルター・ジャクソンが70年にレコーディングしていたことを初めて知った。

Atlantic Unearthed女性編では、なんといってもアレサ・フランクリンが歌う未発表ヴァージョン「マイ・ウェイ」だろう。しかし、なんであのスタンダードがこんなにもソウルフルになってしまうのだろうか。まさに楽曲の解釈力のすさまじさを爆発させている。プロデュースはトム・ダウドとアリフ・マーディンで、70年3月の録音。

カントリー・フィールもあるベティー・スワンの未発表曲「アイ・エイント・ザット・イージー・トゥ・ルーズ」は、モータウンのテルマ・ヒューストンが録音した曲のカヴァーということだが、どこかグラディス・ナイトあたりがレコーディングしそうな作品だ。「イフ・アイ・ワー・ユア・ウーマン」によく似ている。

ベイビー・ワシントンの歌うジミー・ラッフィンのヒット「ホワット・ビカームズ・オブ・ザ・ブロークン・ハーテッド」は、最近では『永遠のモータウン』で歌われ、かなり日本でも有名になっている。

それにしても、アトランティックの倉庫は、宝の山なんだろうな。

■ライノのウェッブ

"Atlantic Unearthed: Soul Brothers" (Atlantic/Rhino 77625-2)
http://www.rhino.com/store/ProductDetail.lasso?Number=77625

01. Can't Stop A Man In Love - Wilson Pickett
02. How Does It Feel - Bobby Womack
03. You Left The Water Running - Sam & Dave
04. Rome (Wasn't Built In A Day) - Arthur Conley
05. Book Of Memories - Percy Wiggins
06. That's How It Feels - The Soul Clan
07. I Love You More Than Words Can Say - Otis Redding
08. Baby, Baby, Baby - Percy Sledge
09. Hold On - James Carr
10. Pouring Water On A Drowning Man - Otis Clay
11. Lovebones - Mighty Sam
12. The Love Of My Woman - Darrell Banks
13. Coldest Days Of My Life - Walter Jackson
14. Whiter Shade Of Pale - R.B. Greaves
15. Change With The Seasons - Carl Hall
16. What A Woman Really Means - Donny Hathaway

"Atlantic Unearthed: Soul Sisters" (Atlantic/Rhino 77626-2)
http://www.rhino.com/store/productdetail.lasso?number=77626

01. My Way - Aretha Franklin
02. It's Growing - Margie Joseph
03. (1-2-3-4-5-6-7) Count The Days - Patti LaBelle & The Blue Belles
04. Please Little Angel - Doris Troy
05. Hands Off My Baby - Mary Wells
06. My Best Friend's Man - Dee Dee Sharp
07. Rescue Me - Dee Dee Warwick
08. What Becomes Of The Brokenhearted - Baby Washington
09. Full Time Woman - Irma Thomas
10. I Got To Love Somebody's Baby - Judy Clay
11. Cheater Man - Esther Phillips
12. What A Man - Laura Lee
13. Ain't Nothing Gonna Change Me - The Sweet Inspirations
14. It Ain't Who You Know - Jackie Moore
15. I Ain't that Easy To Lose - Betty Swann
16. Thankful For What I Got - Barabara Lewis

ENT>MUSIC>ALBUM>Soul Compilation

投稿者 吉岡正晴 : 12:28 AM | コメント (0)

July 17, 2006

"Too Hot" Portray Tokyo's Summer Madness: Soy Soul Live Coming Up

【暑すぎる夏~ソイソウルの新曲は「トゥ・ホット」】

狂気。

STRAIGHT,NO CHASERソウル・ブレンズ』に東京のファンクバンド、ソイ・ソウルがゲストで登場。総勢11人の大型セルフ・コンテインド・バンドだが、まさか11人スタジオに来ていただいても中には入れないので、今回はリード・シンガーのズーコと、ラッパーのケイオンの2人が参加。

ソイソウル・ファンならご存知だが、ケイオンはしばらく前から登場しているキャラクター「ドクター・ウォン」でもある。ドクター・ウォンは、オハイオ州出身のファンクマスターだが現在なぜか仮の住まいを御徒町に構えている。僕もその姿を前回のライヴで見たが、かなりおもしろい。

最新シングルのタイトルは、「トゥ・ホット」。クール&ザ・ギャングの大ヒットにも同名曲があったが、これはまったく違うオリジナル曲。ズーコ曰く「大体レコーディングは夜中なんで、夜中に大騒ぎしてやってるのをこうやって真昼間に聴くと、はずかしいわ~~」とのこと。アップテンポのロック調の作品で、あちこちにドクター・ウォンの妙な声が入る。アイポッドのダウンロードでは、3位になる人気だそうだ。もっともっとブレイクすればいいのにね! 

それにしても、このところの暑さははんぱじゃない。まあ、そんな暑い東京の夏に、どんぴしゃな1曲というところでしょうか。「トゥ・ホット(暑すぎる)」は、夏の狂気(サマー・マッドネス)を演出。

■来週日曜(23日)渋谷デュオで、ソイソウルのライヴあります。

■過去関連記事

今までにこんなに書いてたとは、自分でもびっくり。

2004/01/17 (Sat)
Soysoul Live At Shibuya Quatro: Zooco Is A Tamer Of Wild Beasts
http://www.soulsearchin.com//entertainment/music/live/diary20040117.html

2004/07/03 (Sat)
"Midnight Love" To Soysoul Live
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200407/diary20040703.html

2004/09/06 (Mon)
Two Places At The Same Time: Budoukan Or Yokosuka
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200409/diary20040906.html

2004/11/04 (Thu)
Chain Of Funk Gang: From Soysoul To Their Friends, One After Another
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200411/diary20041104.html

August 07, 2005
Soysoul Live At Blues Alley: Hottest Funk Band On A Hottest Day Of This Summer
http://blog.soulsearchin.com/archives/000432.html

June 06, 2006
Soysoul Live & Philip Woo Announces His Live Info In Japanese
http://blog.soulsearchin.com/archives/001061.html

■ ソイソウル・ライヴ

2006年7月23日(日曜)
渋谷デュオ 開場 17時 開演17時30分
チケット 前売り3500円 当日4000円(ドリンク別、全席自由、整理番号順入場)
問合せ キョードー東京 03-3498-9999

2006年7月26日(水曜)
「SOUL POWER TOKYO SUMMIT 2006」
国立代々木競技場第一体育館
開場 : 17:30 開演 : 18:30
料金(税込) : ¥7,000(税込)
問い合わせ先 : ディスクガレージ TEL:03-5436-9600
出演:ゴスペラーズ、ゴスペラッツ、鈴木雅之、Skoop On Somebody SOY SOUL

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投稿者 吉岡正晴 : 01:59 AM | コメント (0)

July 16, 2006

"All About Soul Disco Dance": Book Is Released

【ソウル・ステップ・ダンスの踊り方教則本・発売】

集大成。

これまでに日本のディスコで踊られてきたさまざまなステップ・ダンスの踊り方などを詳細な図解で紹介した本が2006年7月2日発売された。タイトルは、『All About Soul Disco Dance・ソウル・ディスコ・ダンスのすべて』(ドン勝本著=メディア・ミル~星雲社=1905円+税)。

勝本氏は、70年代初期から多くのディスコの運営をし、またさまざまなステップをニック岡井氏らとともに、開発、広めてきた。この本では、日本でよく踊られるさままざなステップを網羅し、足や手の動かし方などを図解と分解写真で踊り方を紹介している。またそのステップを踊るのに適した楽曲の一覧表もある。

例えば「ファンキー・ウォーク」、「ポップコーン」、「バスストップ」、「ゲット・レディー」などのステップに適した曲は何かなどがすぐわかる。

他に、ソウル・ディスコ・ダンスの歴史なども紹介されている。また、この本には踊り方を示したDVDも添付されていて、イラストなどでわかりにくい部分も、この実際に動く映像でよくわかるようになっている。ソウル・ダンスの集大成のような本だ。

全国の書店、ソウルバーなどで発売中。ソウル・ステップを覚えたい人には便利な一冊。

(ドン勝本氏、7月30日の『ソウル・ブレンズ』内「ソウル・サーチン」のコーナーにゲスト出演します)

ENT>BOOKS>All About Soul Disco Dance

投稿者 吉岡正晴 : 03:41 AM | コメント (0)

July 15, 2006

More Black Eyed Peas: What Will Come Next After Elephant And Monkey

【ブラック・アイド・ピーズ】

次。

Bridging the Gap今回で4回目の来日となるブラック・アイド・ピーズは、まさに旬の勢いが爆発している。いくつか気づいたことを簡単に。

ファギーは「シャット・アップ」で右手にマイクを持ち、片手で前回転をする。5回くらいか。かなりの筋肉質だ。これはすごいな。(笑) 

セットリストの「テーブルス&ソロ」は、二人がテーブルと椅子のようなものをステージに持って、それらをステージの床に叩いて、音をだすもの。『ブリング・ダ・ノイズ』や『ストンプ』を思い出した。彼らもそのあたりのパフォーマンスを見て、アイデアを得たのだろう。ここで、机を叩くスティックを舞台そでのスタッフにワンバウンドで投げるのだが、スタッフからそれが直接投げ返され、彼がキャッチして、また叩きつづける。

Behind the Frontただここでロック風ギターのソロ、サックスのソロなどが演奏されるが、別にバンドの演奏技術で勝負するミュージシャンではないので、これはカットできるだろう。この部分を他のヒット曲に差し替えてもらうともっといい。

いわゆる「ニュー・クラシック・ソウル」に「ヒップ・ホップ」の要素をふんだんにとりいれた音楽性、それがBEPの特徴のように感じた。ファギーひとりが加わることによって、ブラック・アイド・ピーズには「彩り(いろどり)」がついた。

3作目のタイトルは『エレファンク』、「エレファント(象)」をもじったもの。4作目は、『モンキー・ビジネス』。猿だ。では、5作目の動物は何になるのだろうか。ネコ、犬? それとももっと大きく、キリンとかワニとか。

来日は2001年、2004年2月、2005年9月以来。

それにしても、「世の中どうなってしまったんだ、愛はどこへ行った」と歌う「ホエア・イズ・ザ・ラヴ」は、「21世紀の『ホワッツ・ゴーイング・オン』」になりつつある。まさに永久不滅曲だ。この曲は彼らが2001年12月26日から録音し始めた作品ということで、まさに2001年9月11日のテロでの衝撃を歌にしたものだ。

ジャケットを見ていたら、彼らのツアーの条件の詳細がでていた。4人はファースト・クラスをそれぞれ2席ずつ使うのね。

■ブラック・アイド・ピーズ前前回のライヴ記事

2004/02/12 (Thu)
Black Eyed Peas Live At Ebisu Garden Hall: Love Is There
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200402/diary20040212.html

ENT>MUSIC>LIVE>Black Eyed Peas

投稿者 吉岡正晴 : 04:31 AM | コメント (0)

July 14, 2006

Black Eyed Peas Live: Where's The Love? Love Is At Budokan

【愛はどこに? ブラック・アイド・ピーズ・ライヴ】

暑。

モンキー・ビジネス武道館のいわゆるアリーナは、ブロック指定の立ち見で、巨大ダンスフロアーと化していた。ウィル・アイ・アム、アップル・ダップ、タブー、そして、紅一点ファギーの4人組ブラック・アイド・ピーズのライヴ。ヒップホップだが、音楽的要素が強くここ2年ほどで爆発的人気を獲得している。やはり前作(通算3作目)『エレファンク』からの「ホエア・イズ・ラヴ」の大ヒットが大きかった。

ファギーが可愛くセクシーで、ひじょうに存在感をアピール。片手で前方に回転したのには驚いた。他にメンバーたちは爆転までしていた。かと思えばウィル・アイ・アムのとぼけた表情もおもしろい。

Elephunk例えば80年代の作品をサンプリングすることによってベーシックな音楽的要素が強まるので、やはり聴きやすく、しかものりも抜群。ステージは熱く、観客席は暑かった。

舞台正面にあったモンキーの平面イラストは、いつのまにか巨大な立体のモンキーになって、左右前後に動いていた。

後半「ホエア・イズ・ラヴ」では、観客に携帯電話のライトをつけさせ、それを持って腕を振らせた。暗闇の観客席に揺れ動く無数の光りは、まるで星の瞬きのようだった。そして、曲が終わったところで、メンバーは指でハートマークを作った。まさに、武道館に愛が溢れた瞬間だった。

CD
1st CD Behind The Front (1998/6)
2nd CD Bridging The Gap (2000/10)
3rd CD Elephunk (2003/8)
4th CD Monkey Business (2005/5)

Setlist 

show started 19:07 (lights went off)
01. Intro
02. Hey Mama (From 3rd "Elephunk")
03. Hands Up (From 3rd "Elephunk")
04. Disco Club (From 4th "Monkey Business")
05. Dum Diddly (From 4th "Monkey Business")
06. Smells Like Funk (From 3rd "Elephunk")
07. Joints & Jam (From 1st "Behind The Front")
08. Don't Lie (From 4th "Monkey Business")
09. Shut Up (From 3rd "Elephunk")

[Freestyle Section 10-16]
10. No Woman, No Cry (Wil I Am)
11. Freestyle Jam (Taboo)
12. The Apl Song (From 3rd "Elephunk") (Apl)
13. Bebot (From 4th "Monkey Business")
14. Freestyle Jam (Fergie)
15. London Bridges (From New Fergie Solo Album "The Dutchess") (Fergie)
16. Gone Going (From 4th "Monkey Business") (Wil)

17. Pump It (From 4th "Monkey Business")
18. Where Is The Love (From 3rd "Elephunk")
19. Tables & Solos
20. My Style (From 4th "Monkey Business")
21. Don't Phunk With My Heart (From 4th "Monkey Business")
22. My Humps (From 4th "Monkey Business")
23. Let's Get Started (Let's Get Retarded) (From 3rd "Elephunk")
24. Jump Around
--. Happy Birthday (To Taboo)

show ended 20:59

(2006年7月13日木曜、日本武道館=ブラック・アイド・ピーズ・ライヴ)

ENT>MUSIC>LIVE>Black Eyed Peas
2006-136

投稿者 吉岡正晴 : 06:50 AM | コメント (0)

July 13, 2006

Philip Woo Band: So Tight, So Funky

【フィリップ・ウー・バンド~ファンキーでタイト】

タイト。

ちょうどチャチャハウスに到着したのが、8時半頃。最初3セットでセカンドが8時半からかと思っていたら、なんと2ステージで7時45分と9時45分だった。ファーストは半分くらい聴けなかった。

フィリップがバンドマスターを務めるバンドだが、主要メンバーはみな現在久保田利伸のツアーに参加しているミュージシャンたちだ。はいってすぐに「スーパースター」が歌われたが、これに続いてウォーの大ヒット「スリッピン・イントゥ・ダークネス」が演奏された。いやあ、まいった。めちゃかっこいいバンドだ。間違いないソウル、ファンク・バンド。日本在住のミュージシャンでここまでできるか、これはすごい、と思ったら、フィリップと西山さん以外はみなニューヨーク(ニュージャージー)から、来ている連中だという。それにしても、バンドサウンドとしてずいぶんとまとまっていて、なによりグルーヴ感があり、彼らのような素晴らしいバンドをこのようなライヴハウスで簡単に見られるなんて、などと喜んでしまった。

さらに、次にでてきた女性シンガー、フェリシア・グラハムが歌いだしたのは、わおおおおおっ、アレサ・フランクリンの「エイント・ノー・ウェイ」! このタイトなソウルバンドに、このソウルフルな歌。もうノックアウトさせられた。「ソウル・サーチン・ザ・セッション」でアレサをやるときは、絶対に彼女にでてもらいたい。そして、この時バックでコーラスをつけていたタイ・スティーブンス。これまたすごい声をだしていた。まいった。彼のコーラスとフェリシアの歌のセットで、ぜひお願いしたい。単体の曲としては、かなり感動した。日本に引っ越してきて! っていう感じだ。

それにしても、このバンドはメンバーがすでに3回も久保田ツアーをやっているというので、お互い気心も知れ、ひじょうにタイトにまとまっている。このバンドで歌える久保田さんは、それは気持ちいいことでしょう。

シンガーがこの日は3人いた。フェリシア、タイ、そして、ニューヨークを本拠にする日本人シンガー、ユリ(神野百合)さんだ。このユリさんが、また強力で驚いた。アン・ピーブルスでおなじみの「アイ・キャント・スタンド・ザ・レイン」を歌った。太い声でソウルフル。僕はアンのヴァージョンをイメージしたが、彼女はラリー・グラハムのグラハム・セントラル・ステーションのヴァージョンで知って、それを元に歌ったという。

フィリップがタイと二人だけで歌うとメンバーに指示した。そして、タイが歌い始めたのがダニー・ハザウェイ・ヴァージョンの「ア・ソング・フォー・ユー」。なんと、これぶっつけ本番、まったくのリハなしだったという。フィリップによれば「タイは、楽曲のエンサイクロペディア(百科事典)だよ。どんな曲でも歌詞とメロディーを知っているから、すぐに一緒にできる」という。これも、すばらしい出来だった。タイはファーストの最後でもダニーの「サムデイ・ウィル・オール・ビー・フリー」を熱唱していた。

個人的に超嬉しかったのは、メイン・イングレディエントの大ヒット「ハピネス・イズ・ジャスト・アラウンド・ザ・ベンド」を生で聴けたこと。こんな曲を選曲するなんざ、さすが、フィリップ・ウーだ。たぶん、これを生で聴いたのは初めてだと思う。これなんか、フィリップのキーボードがアレンジで大活躍、見事だ。70年代のソウル好きの人なら、これは間違いなく楽しめるバンドだ。

■このフィリップ・ウー・バンド来週水曜にもう一度だけ横浜モーションブルーであります。

7月19日(水) ▼Soul / R&B
PHILIP WOO(key) / 'HANK' NISHIYAMA(g) with NEW YORK ALLSTARS
フィリップ・ウー /‘HANK’西山 ウィズ・ニューヨーク・オールスターズ
Philip Woo(key), 'HANK' Nishiyama(g), Ralph Rolle(ds), Carlos Henderson(b), Felicia(vo)
charge:\4,200(税込)
※Showtimes_6:30pm & 8:30pm (open_5:00pm)
Motion Blue Yokohama 045-226-1919

■メンバー

Philip Woo (Keyboard)
Nishiyama "Hankoya" Fumio (Guitar)
Ralph Rolle (Drums)
Carlos Henderson (Bass)
Felicia Graham (Vocal)
Ty Stephens (Vocal)
Kamino Yuri (Vocal)


Setlist ( )=lead singer

show started 19:45(?)

20:35
00. Let's Stay Together (Ralph)
00. Superstar (Dancer, Warner)
00. Slippin' Into Darkness (Felicia, Ty)
00. Ain't No Way (Felicia, Ty)
00. Someday We'll All Be Free (Ty)
show ended 21:04

2nd Set

show started 21:52
01. (Medley) I Want You Back (Felicia, Ty, Yuri)
02. --Shake Your Down To The Ground
03. I Can't Stand The Rain (Yuri)
04. A Song For You (Ty)
05. Happiness Is Just Around The Bend (Ralph)
06. I Know You, I Live You (Felicia)
07. Fingertips (Felicia, Philip on Harmonica)
08. I'm Every Woman (Felicia)
09. Boogie Oogie Oogie -- a riff of "Boogie Night" (Yuri)
10. If You Really Love Me (Ty)
show ende 23:05

(2006年7月12日水曜、吉祥寺チャチャハウス=フィリップ・ウー・バンド・ウィズ・ニューヨーク・オールスターズ)

ENT>MUSIC>LIVE>Woo, Philip Band With New York All Stars
2006-135

投稿者 吉岡正晴 : 06:52 AM | コメント (0)

July 12, 2006

Original Commodore Milan Williams Dies At 58

【コモドアーズのオリジナル・メンバー、マイラン・ウィリアムス死去】

握手。

THE BEST 1200 コモドアーズコモドアーズのオリジナル・メンバー、マイラン・ウィリアムスが去る2006年7月9日、テキサス大学ガンセンターで死去した。長い間、ガンを患っていた。58歳だった。

マイラン・B・ウィリアムスは、1948年3月28日ミシシッピー州オコローナ生まれ。キーボード、ギターをプレイする。アラバマ州タスキギーにあるタスキギー大学に進学。この頃からすでにバンド活動をしており、マイランはジェイズというバンドにいた。1968年、この学生を中心に結成されていたもうひとつのグループ、ミスティックスと合体。ひとつのグループになった。

その時のメンバーがマイランのほか、ライオネル・リッチー、ウォルター・オレンジ、ウィリアム・キング、トーマス・マクラリー、ロナルド・ラプリードだった。彼らはグループの名前を、辞書をぱっと開いたところにあった単語から、コモドアーズとした。

1971年、ジャクソン・ファイヴの前座を務めたことから1972年までにモータウンと契約。1974年、マイランが書いたインストゥルメンタル曲「マシン・ガン」が初ヒットとなり、一躍注目され、以後次々と大ヒットを放つようになった。特に、ファンキーでダンサブルな作品と、リード・シンガー、ライオネル・リッチーの作り出すメロディアスな作品が人気を博すようになった。マイラン作品としては、共作も含め「バンプ」「ブリック・ハウス」「アフィ・フィール・サンクティファイド」などがある。

グループからは、82年、リードシンガーのライオネルがソロへ独立。グループは、新しいリードシンガー、JDニコラスを迎え再出発を計った。70年代ほどの大ヒットには恵まれなかったが、クラブなどでのライヴは行っていた。なお、マイランは1989年、コモドアーズを脱退し、ソロで音楽活動を続けていた。また、コモドアーズは現在、ウォルター・オレンジ、ウィリアム・キング、そして、JDニコラスの3人編成となっている。

マイランが病床にあった最近、マイランとコモドアーズのメンバーたちと電話でコンファレンス・コール(複数人が同時に電話でできる、電話会議)が行われた。メンバーに向けて、マイランはこう言ったという。

「みんな、たとえ、君たちが誰かといさかいを持ったり、敵対したとしても、そんなことはどこかに追いやって、握手をしろ。そして、神があなたに与えてくれた貴重な人生を前向きに生きなさい。人生は短いものだよ」 

マイランは、現在の妻メラニー・ブルーノ・ウィリアムスと前妻との間に生まれた二人の息子、ジェイソンとリッチーによって送られる。

マイラン・ウィリアムス、永遠にセイル・オン! 

(トシミさん、情報ありがとうございます)

ENT>OBITUARY>Williams, Milan B.Mardin,/March 28, 1948 --July 9, 2006 (58)


投稿者 吉岡正晴 : 03:18 AM | コメント (0)

July 11, 2006

Prince Talk Event Vol.4: Mr. Anzai Talks About Prince

【プリンス・トーク・イヴェント(パート2)】

マニアック。

3121ホストのツナさんは、プリンスの自宅で行われるリスニング・パーティーに参加したいために、CDを10枚くらい買った。そこに入ってる応募券で応募し当選すると、日本から1人だけそのパーティーに行けることになっていた。だが、外れた。

「ツナさんは10枚くらい買ったらしいよ」と僕が言うと、安斎さん「それじゃあ・・・(ダメよ、みたいなニュアンス)。普通100枚くらい買うでしょう。大人買いしなきゃ」 「あれ、じゃあ安斎さん、何枚くらい買ったんですか」 「え、俺? 俺・・・ 2枚・・・」(爆笑) 「なんですか、その中途半端な2枚って?」 「いやあ、1枚買ったら入ってなくて、もう1枚買った・・・。だけど、2枚買ってあたらなければ、普通あたらないでしょ(笑)」 しかし、1枚買って、封切って、中に入ってないのに失望して、もう1枚買ったというその姿を想像するだけでおもしろい。

プリンスが朝のテレビ番組『グッド・モーニング・アメリカ』のために、ニューヨークのブライアント・パークで無料ライヴを行った。そこに行った人が、この会場に2人もいた。すると、安斎さん、ぽつりと言った。「殺してやる」(笑) 

朝8時半から、プリンスのヒットを大爆音で聴くニューヨーカーたち。「なんでこんな朝早くから、こんなに集まってるの? ばっかじゃないの?(笑)」 (安斎)

ニューヨークのシークレット・ライヴ。ソーホーの200人も入らないレストランで行われたプリンスのシークレット・ライヴに潜入したファンのお話。ネットで昼の12時から予約開始というところ、たまたま11時55分頃、ネットカフェに入り、プリンスのサイトに行き、クレジットカードの番号などを入力し、オーダー・ボタンを押したらすでにソールドアウトだった。それでも、当日夜、その会場まで行って並んでみた。しばらくすると、係りの人間がチケットを持っている人間と持ってない人間を振り分けたら、なんと持ってないのが2-30人いたという。そんなにいるのか。(笑) すると、今からキャッシュで312ドル10セント払えばいれてやる、という。そんな大金現金では持っていないので、あわてて近くのATMまで走っていって現金を下ろし、無事店の中にはいって、プリンス様を拝んだ、という。その根性に会場から大拍手。

前回(3月)のトーク・イヴェントでやはりホストのテリー植田さんが、7月くらいにプリンス来日の噂がある、と言ったところ、安斎さんはその言葉を信じ、その翌日から毎日10人くらいに、「プリンスが来るぞ~~、プリンスが来るぞ~~」と広めた、という。「こないじゃんか、テリー。そのガセネタはどうしてくれるんだよ。オマケに、みうらじゅんにまで言っちゃったんだよ」(爆笑)

「空耳アワー」での傑作、「農協牛乳」のビデオを上映。しかも、その前後のトークも見せたところ、なんと、安斎さん、めちゃ若い。タモリも、若い。94年の映像だそうだ。ちょうど3回前のワールドカップのTシャツを着ていた。安斎さん、さかんに「もういいですよ・・・。若い自分を見るのがやなんですよ」(笑)

今回のイヴェントで一番最後に紹介されたのが、6月27日にロスのシュライン・オーディトリウムで発表された「BET(ブラック・エンタテインメント・テレビ)アワード」の授賞式でのパフォーマンス。シャカ・カーンへ功労賞が授与され、それを記念する歌がメドレーで歌われた。このバックがプリンス、スティーヴィー・ワンダー、また歌ったシンガーがヨランダ・アダムス、インディア・アリーなどそうそうたるメンバーだった。映像でのライヴが終わると観客から拍手が・・・。いやあ、すごいライヴですね。それにしても、マニアックな集いだ。(笑) 

■プリンス・トーク・イヴェント「トーク・アバウト・プリンス VOL.4」

=トーク出演=

ツナ(Tuna) (司会)
テリー植田
安斎肇
吉岡正晴

Setlist

1st set
show started 19:05
01. I Wanna Be Your Lover / Prince (From TV "American Bandstand" - 1980) (lip synch)
02. Prince Interviewed by Dick Clark (MC of "American Bandstand"- 1980)
03. Why You Wanna Treat Me So Bad? / Prince (From TV"American Bandstand"- 1980) (lip synch)
04. Jerk Out / The Time (From TV "Arsenio Hall Show" - 1990)
05. Chocolate / The Time (From TV "Arsenio Hall Show"- 1990)
06. Crazay / Jesse Johnson (with Sly Stone) (Promotional Video Clip - 1986)
07. A Love Bizarre / Sheila E. (From TV "Saturday Night Live" - 1985)
08. Droppin' Like Flies / Sheila E. (From TV "Arsenio Hall Show" "BET Award)
09. The Glamorous Life / Sheila E. (Ringo Starr All Star Band from "Ringo Starr Live" 2003-7 Tronto, Canada)
10. 10 / Madhouse (Promotional Video Clip - 1987)
11. 13 / Madhouse (Promotional Video Clip - 1988)
show ended 20:25

2nd set
show started 20:46
01. Fury / Prince (Promotional Video Clip - 2006)
02. On Your Own / Prince featuring Tamar (Outtakes 1994)(Audio Only)
03. Rock Steady / Tamar (Live At Orpheum Theater In Minneapolis, Minnesota - 2006/2/25) (Audio Only)
04. Lolita / Prince (From TV "American Idol" - 2006/5/24)
05. Satisfied / Prince (From TV "American Idol" - 2006/5/24)
06. Get On The Boat / Prince (From TV "Good Morning America" - 2006/6/15)
07. Red Headed Stepchild / Prince (From TV "Good Morning America" 2006/6/15)
08. Let's Go Crazy / Prince (From TV "Good Morning America" 2006/6/15)
09. Soramimi Hour: Batdance / Prince (農協牛乳-1994)
10. Best Male R&B Artist Award Acceptance Speech (From TV "BET Award" - 2006/6/27)
11. A Tribute To Chaka Kahn Segment :
Sweet Thing / Yolanda Adams (From TV "BET Award"- 2006/6/27)
12. Tell Me Something Good / India Arie (From TV "BET Award" - 2006/6/27)
13. Through The Fire / Chaka Kahn (From TV "BET Award" - 2006/6/27)
14. I Feel For U / Chaka Kahn (From TV "BET Award"- 2006/6/27)
15. I'm Every Man / Chaka Kahn and Yolanda Adams (From TV "BET Award"- 2006/6/27)
16. 3121 / Prince featuring Will.I.Am (Black Eyed Peas) on Rap (From TV "BET Award"- 2006/6/27)
show ended 22:50

(Special thanks to Tuna for making setlist)

(2006年7月9日日曜、新宿ネイキッド・ロフト=プリンス・トーク・イヴェント Vol.4)

ENT>EVENT>Prince Talk Event Vol.4

投稿者 吉岡正晴 : 03:56 AM | コメント (0)

July 10, 2006

Prince Talk Event Vol.4

【プリンス・トーク・イヴェント第4回】

新着映像。

31213月に続いてのツナさんらが主催するプリンスに関するトーク・イヴェント『トーク・アバウト・プリンス VOL.4』にゲストで参加した。毎回ツナさんがさまざまなプリンス関連の映像を集めてきて、それを見ながらあーだこーだと雑談をするもの。

今回も初めて見る映像が目白押しだったが、プリンスが「アイ・ウォナ・ビー・ユア・ラヴァー」が1979年にヒットした後に出たテレビ番組『アメリカン・バンドスタンド』のインタヴューや、最近では『アメリカン・アイドル』に出演した時のもの、また、BETアワードででてきた時の映像などが印象的だった。

『アメリカン・バンドスタンド』出演時のものは、司会者ディック・クラークの「よりによってミネソタ出身の~」という一言にカチンときて、以後の受け答えをふてくされてやっていたというのを初めて見た。あるいは、シーラEがムキムキのマッチョマンを這いつくばせてその上にドラムスをのせて、それを叩いていたシーンなどもおもしろかった。

7時からの予定に空耳スト安斎肇さんは、8時半過ぎに登場。たくさんの初めて見る映像にはしゃいだ。最後のBETアワードでのシャカ・カーン・メドレー、さらに、プリンス自体の「3121」のライヴ演奏も最高だった。安斎さんも大喜び。また、6月に行われたニューヨーク・マンハッタンの42丁目にあるブライアント・パークでの朝8時半からのテレビ番組『グッドモーニング・アメリカ』での生映像などもすごい。ちょうどお客さんの中に、これに参加した人が2名もいて、その方々のはなしもかなりおもしろかった。

(2006年7月9日日曜、新宿ネイキッド・ロフト=プリンス・トーク・イヴェント Vol.4)

ENT>EVENT>Prince Talk Event Vol.4

投稿者 吉岡正晴 : 04:50 AM | コメント (0)

July 09, 2006

Naturally 7 Live: All Sounds Made By Human Voice

【ナチュラリー7・ライヴ】

働き者。

レディ・II・フライナチュラリー7のほぼ1年半ぶりくらいのライヴ。今回はTBSが主催ということもあって、ブリッツ(横浜)という会場になった。ちょっと微妙に遠いが、相手がナチュラリー7となれば、そんなことは言ってられない。

ナチュラリー7は、CDから出てくる音をすべて人間の口で演奏している連中だ。ドラムス、ギター、ベース、トランペットなどの管楽器、キーボード、そして人間の声。普通に例によって、間に休憩をはさみトータルで2時間弱。あれだけ声を使うのだから、途中の休憩もいいだろう。

相変わらず、どの音もすごいなあ。技に磨きをかけてる感じだ。ところで、この日の観客、普段、ソウル、R&B系のライヴにやってくる客層と違う印象を持った。男女比は6-4か7-3で女性が多く見受けられたが、いかにもコーラスを勉強してます、ゴスペル歌ってます、的な歌を趣味でやってる風の人たちが大勢来ているような気がした。たしかに、趣味でコーラスなどやっていたら、これは、勉強になるだろう。

今回のライヴは、5月に出た新作『レディ・II・フライ』の作品を何曲かいれながらやっていた。ジャマールのディストーション(歪)のかかったロック風、ジミー・ヘンドリックス風のギターは、その長さも含め恐れ入った。(前回ギターは、ウォーレンだったが、今回ジャマールがやっていた。勉強して覚えたのかな? それとも、二人ともギターをやっているのか。ちょっとわからない) ロッドは再びレコードのスクラッチ技、針がチリチリ言う音もやってくれた。

ライヴが終わった後まもなく彼ら全員がロビーに出てきて、CDを買った人全員へサイン会を始めた。相当な長蛇の列ができた。すごい働き者! えらい! (なお、今回はベースのマーカス・デイヴィスが来日しておらず、別のメンバーが参加していた)

■過去関連記事

2004/06/05 (Sat)
Naturally 7: The Magnificent 7 Proved The Theory Of Evolution, Naturally
http://www.soulsearchin.com//entertainment/music/live/diary20040605-1.html

2004/06/06 (Sun)
Naturally 7 Talk: They Could Sing Anywhere, Anytime
http://www.soulsearchin.com//entertainment/music/interview/diary20040606.html

2004/10/07 (Thu)
Naturally 7 Will Hit First Japan Tour
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200410/diary20041007.html

2004/12/07 (Tue)
Naturally 7: Live At AX: It's The Art
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200412/diary20041207.html

2004/12/08 (Wed)
More Naturally 7: They Bless This House
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200412/diary20041208.html


Setlist

show started 18:02
01. Fly Baby
02. Can Ya Fell It
03. BMG
04. Broken Wings
05. Forever For You
06. Harder Than That
07. Yesterday
08. Another You
show ended 18:44

Second Set

show started 19:01
09. What Is It -- A riff of "Human Nature"
10. Say You Love Me
11. Let It Rain
12. Sukiyaki
13. Solos: Member Solo Adlib
14. Amazing Grace
15. Feel It In The Air
Encore. Gone With The Wind -- A riff of Billy Jean
show ended 19:58

(2006年7月8日土曜、横浜ブリッツ=ナチュラリー7・ライヴ)
2006-133

投稿者 吉岡正晴 : 04:35 AM | コメント (0)

July 08, 2006

Jody Watley Live At Cotton Club

【ジョディー・ワトリー・ライヴ】 

クール。

20th Century Masters - The Millennium Collection2年前に横浜モーション・ブルーに来てのライヴも記憶に新しい元シャラマー、ジョディー・ワトリー。DJがジョディーが登場する前にプレイし、観客を暖めている。おもむろに出てくるジョディーはさすがにかっこいい。元々ダンサーからスタートしただけに、ちょっとした身体の動き、切れなどが鋭い。

ここ数年、いわゆるR&B系ダンスというより、ラウンジ系、クラブ系のサウンドに傾注している感もあるジョディーだが、このライヴは昔ながらのジョディーと最近のジョディーの姿をバランスよく投影していた。また87年のファースト・アルバムからの「スティル・ア・スリル」など、オリジナルは随分とプリンス色が強いアレンジだったが、ここではベースを全面にだしたシンプルなスペースのあるアレンジで聴き応えがあった。

ステージ上にある小さなテーブルにミネラル・ウォーターとワイングラス、花を飾り、おしゃれ感を演出。水を飲む時もグラスに入れ替えて飲む。そして、観客席にどんどん下りてきて、観客と一緒に踊る。エンタテイメント性充分だ。

マドンナの「ボーダーライン」をカヴァーしていた。ふと考えた。マドンナは今度の来日は、東京ドーム。一方、同じダンス・アーティストとして出発したジョディーは小さなクラブでのライヴ。同じようなタイプの同じようなアーティストなのに、なぜここまで大きな差がつくのか。彼女たちのアーティストとしての力は、観客数では計れない。別にジョディーのほうがマドンナの100分の1しか魅力がないなんて決していえない。何が違うのだろうか。レコード会社のプロモーションのせいか。宣伝力か。

そんなことは関係なく、ジョディーは元祖クール・ビューティーという感じだ。彼女はステージでこんなことを言っていた。「私がニューアルバムを作る時は、いつでも最大の努力をする。なぜなら、音楽を愛しているから」 ステージでは新作『メイク・オーヴァー』(全米で8月発売予定)からの作品も披露していた。

■前回のライヴ評
2004/03/04 (Thu)
Jody Watley Live At Motion Blue: She Never Sung Any Shalamar Song
http://www.soulsearchin.com//entertainment/music/live/diary20040304.html


Setlist (imcomplete)

show started 19:00
01. Looking For A New Love (CD"Jody Watley"-1987)
02. Some Kind Of Lover (CD"Jody Watley"-1987)
03. Still A Thrill (CD"Jody Watley"-1987)
04. Friends (CD"Larger Than Life-1989)
05. Everything (CD"Larger Than Life-1989)
06. Borderline (From New Album "Make Over")
07. Don't You Want Me (CD"Jody Watley"-1987)
08. Most Of All (CD"Jody Watley"-1987)
09. I Don't Wanna Waiting For Love (new?)
10. Saturday Night Experience (CD"Midnight Lounge"-2001)
11. Whenever (CD"Midnight Lounge"-2001)
12. I'm The One You Need (CD"Affair Of The Heart"-1991)
13. You Can Dance
14. Real Love (CD"Larger Than Life-1989)
Enc. I Want Your Love
show ended 20:23

(2006年 7月 3日月曜、丸の内コットンクラブ=ジョディー・ワトリー・ライヴ)

ENT>MUSIC>LIVE>Watley, Jody
2006-131

投稿者 吉岡正晴 : 05:55 AM | コメント (0)

July 07, 2006

Takayama Hiroshi Talks About Luther Vandross

【高山広・ルーサーを語る】

なりきり。

The Essential Luther Vandross夜、携帯に一通のメールが届いた。「ただ今ミッドナイト・アワーでダンス・ウィズ・マイ・ファーザーがかかってます」 『ソウル・サーチン・ザ・セッションVOL。1』で見事な一人芝居を演じた高山広さんだった。ちょうど、1本原稿を終え、おなかも減ったところだったので、ミッドナイト・アワーに向かうことにした。

先日はお疲れ様、という感じで、当日の話などをいろいろした。本番当日、僕は演技を追えた高山さんが、数週間前までルーサーを知らなかった、という話をして、パネリストの松尾さんや尾臺さんを驚かせたがちょっと説明不足感があるので、補足してみたい。

5月中旬、武蔵小山のソウルバー、ゲッコーで偶然高山さんを紹介され、「ルーサーというシンガーの物語を10分くらいでできませんか」みたいな話をしてみた。興味は持っていただいたらしく、とりあえず、音資料、紙資料を渡すことにした。ちょうど数日後の5月20日(土)に目黒ミッドナイトアワーでライヴがあるので、資料渡しがてらライヴを見た。(その時の感想文は下記に↓)

May 22, 2006
Takayama Hiroshi One Man Stage Play
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200605/2006_05_22.html

ここからが驚愕の新事実! 渡したCDは数枚、『ベスト』、『エッセンシャル』、『ネヴァー・トゥ・マッチ』、『ライヴ』、そして、『ダンス・ウィズ・マイ・ファーザー』。紙資料はこのブログで書いていたルーサー関連の記事(訃報記事、ダンス・ウィズ・マイ・ファザー秘話、訳詞など)と、『ネヴァー・トゥ・マッチ』の長編ライナー。ちなみに書いたのは松尾潔さんと僕。

この日以来、高山さんはまず毎日一日中ルーサーのCDばっかり聴くようになったという。ルーサー漬けになる日々の中で、ふと歌詞を見たいと思ったことがあったそうだ。(僕はCDだけを渡したので、歌詞カードがついていなかった) 「だけど、歌詞を見るよりは、歌声そのものとか、息遣い、声の出し方なんかをじっくり徹底的に聴こうと思って、(歌詞の)意味はわからなくても、ずっと聴き続けた。そして、曲けっこう覚えましたよ」と彼は言う。

そうして聴いているうちに歌詞カードはなくとも、いくつか歌えるような曲もでてきた。「たとえば『ダンス・ウィズ・マイ・ファーザー』は(アルバムの)7曲目で、『バイ・ミー・ア・ローズ』は4曲目ですよね。これがものすごく気に入ってね。曲順とかも覚えちゃいましたよ。やさしいですよね、この人、繊細というか」 

つまり、高山さんはルーサーのCDから流れてくる曲を何度も何度も聴き続けることによって、ルーサーというのはどのような人物で、どのような性格でどんなタイプの人間なのか、ということをある程度知るにいたったのだ。さすが人物観察力、洞察力の素晴らしい高山さんである。その時、言葉の壁は関係ない。こうして、高山さんはすっかりシンガー、ルーサーの大ファンになってしまった。それからおもむろに紙資料を読み込み始めた。そして、さらにルーサーの人柄に惚れこんだ。

「僕自身もその人(今回はルーサー)に惚れこまないと(演じることは)できないですよ。でも、このイヴェントは出演者や来てる人たち全員がルーサーへの愛があってよかったですよね。本当に楽しかったですよ。(いろんな反響を聞いて)ほっとしてるところです」と言った。

ルーサーの資料の中から、いくつかのエピソードにフォーカスし、彼は台本を書き上げた。リハの時にそれをいただいたが、A4の紙に3枚程度のものだ。印象に残っているフレーズがある。たとえば、「人は皆、弱い生き物さ。だけど、その弱さを心底知っている者こそが本当の強い人間なんだ。強さとは、優しさだ。優しさとは愛だ。お前には愛の力(パワー・オブ・ラヴ)、そしてそれを信じる心が備わっていたのさ。世界中がお前に感謝している。ねえ、みなさん!」 ここで、観客席から拍手と声援。これなど、まさに彼が音を聴き込み、資料を読み込み、イメージしたルーサー・ヴァンドロスなのだが、本当にその通りだと思う。リアルだ。この英語版を作って、それこそディーヴァに見てもらいたい。

台本を書き上げた後、いつどこで練習するんですか。「どこでも、やってますよ。歩きながらでも。車乗ってる時でも」 一日中ルーサーモードになっているらしい。高山さんをよく知るミッドナイト・アワーのナル君は、「ある時から、高山さん、ルーサーになりきってましたよ。それを見て、これは絶対うまくいくなと思いました」と打ち明ける。

6月29日(木)、バンドのリハーサルの後、高山さんが通しで一回やってくれた。途中、止まったりしていたので25分くらいになっていた。その時点では「本番はもう少し短くなります。短く作ったものを長くするのは大変なんですが、長く作ったものを短くするほうが簡単なんで」ということだった。僕は彼に言った。「まあ、15分くらいでまとめていただければうれしいんですが、ひとたびライヴ始まったら、もう高山さんのものですから(笑)」 つまり、始まったら20分になろうが、25分になろうが、もう僕は止められないという意味だ。腹はくくった。(笑) 

30日夜。進行表を作って関係者に送った。そこに曲目などを書いておいたのだが、高山さんの演目に、僕はリハを見て勝手に「Heaven's Studio (ヘヴンズ・スタジオ=天国のスタジオ)」とつけた。ただ当日はあまり予断を与えてもよくないと思い「ルーサー物語」とだけ紹介したのだが、高山さんも気に入っていただいたみたいでよかった。正式なタイトルは、「ヘヴンズ・スタジオ~ルーサー物語」にでもしましょうか。(笑)

ところで高山さん、歌も歌えるなら、今度は自分の歌のフレーズもいれてロング・ヴァージョンでやってみるというのは、どうですか? 「いやいやいや・・・(笑) 歌は自信ないです。でも、ロング・ヴァージョンはできますね」 あるいは、人前でやるのではなく、たとえば音だけで「ラジオ・ヴァージョン」はできますか。「それも、ちょっと変えてできます。なんなりと~」 一度だけではもったいない。どこかでなんか再演できるといいと思う。

というわけで、「ヨシオカにビー・ケアフル! マメにブログを更新する音楽評論家」(by 高山広)ですので、さっそくその時の話をご紹介してしまいました。(笑) 

+++++

◎高山広
http://www.schop.jp/

☆7/22(土) 目黒Midnitehour live
目黒のミッド・”密航ナイトアワー”(タイトル後日発表) 
20:00open/21:00start(要予約)03-3444-2285 http://www.midnitehour.net/

ENT>MUSIC>LIVE>Soul Searchin': The Session Vol.1

投稿者 吉岡正晴 : 03:55 AM | コメント (0)

July 06, 2006

"Soul Searchin': The Session Vol.1"(Part 5): After The Dance...

【ソウル・サーチャーズ・メンバー動向一覧】

告知。

というわけで、『ソウル・サーチン・ザ・セッションVol.1』に参加していただいたミュージシャン、シンガー、パネリストたちのウェッブなどを一挙にまとめてみた。軽くできると思ったら、予想以上に手間取り、けっこうな量になった。本当は昨日まとめてアップしようと思ったが、今日になってしまいました。

土曜日の『ソウル・サーチン』でそのパフォーマンスをご覧になって興味を持たれたアーティストがいたら、ぜひ、次のような会場に足を運ばれてみたらいかがだろう。

■ソウル・サーチン、ソウル・サーチャーズ関連のウェッブ

◎ケイリブ・ジェームス
http://www.kalebjames.com/

ケイリブ・代官山ゼクス 
http://www.ystable.co.jp/restaurant/xexdaikanyama/7月7日(金)、7月15日(土)、7月20日(木)、7月25日(火)、7月27日(木)
いずれも午後9時から。ピアノの弾き語り。チャージ1000円。

◎日野賢二
http://www2.odn.ne.jp/jino-fan/index.htm

7月8日(土)
西麻布 Avenue
http://avenue2005.com/
03-6406-3888 Ippei Brown with JINO JAM BAND
Jay Stixx(drs) Zaindre(g) Bigg Boyy"T"(key)
open17:00 1st 18:00/2nd 20:00 3500円/学割2000円(要:学生証)

7月16日(日)
六本木Alfie
http://homepage1.nifty.com/live/alfie/
03-3479-2037 JINO JAM Jay Stixx(drs) Zaindre(g) Bigg Boyy"T"(key) チャージ4725円

◎ガッツ
http://gats.tv/

◎高田真
「筆不精のため、ブログ、ウェッブなどないんです(笑)」とのこと。近々では下記ライヴが。

7月21日(金)高円寺 次郎吉 
http://www.jirokichi.net/Koju Session(2700円)
open / 18:30~  start / 19:30~
東京都杉並区高円寺北2-3-4高円寺ビルB1
Tel&Fax 03-3339-2727
山本公樹sax 養父貴g 小松秀行b 高田真dr 渡辺剛key

◎ゲイリー・スコット
http://www.gshstudios.com/

◎シャンティ
http://snydersmarket.com/shanti.html
7月9日(日曜) 10th Year Anniversary Party Live - ( duo with Kihara Ryousuke ) 開場15;30、開演16:00 中目黒・楽屋 03-3714-2607
http://www.rakuya.net/前売り\3,150 当日\3,675 学生\2,100(小学生以下無料 ) 全席自由 (ご予約)

7月14日(月曜) 横浜・ヘイジョー 
http://www.ne.jp/asahi/hey-joe/yokohama/Tel:045-313-3631 開場 18:00 開演 19:30♪予約\2,500♪当日\3,000 SHANTI (vo/keys) GATS(gt/vo)山口周平(gt)竹本一匹(perc) 

◎高山広
http://www.schop.jp/

☆7/16(日)『高山広 カフェ・ライヴ in 仙台』
7/16開場17:30/開演18:00全席自由\2.000ワンドリンク付き会場カフェ・プロコプ 定員30名程度、仙台市営地下鉄 広瀬通 駅下車、徒歩3分ブラザー軒向い2F問い合わせカフェ・プロコプ022-227-2045 ウェルパフォーミングアーツ022-771-1432 wel@d1.dion.ne.jp

☆7/22(土) 目黒Midnitehour live
目黒のミッド・”密航ナイトアワー”(タイトル後日発表
20:00open/21:00start(要予約)03-3444-2285 http://www.midnitehour.net/

☆7/23(日)宮城・本吉町、峰仙寺・夏祭り 本堂ライヴ!!

☆7/30(日)青森市LIVE!!
開演14:00?
会場 たこ八2階(青森市古川2-19-18)
お問い合せ 空間実験室2006事務局 090-9423-1009/MAIL:kukan06@jomon.ne.jp
URL:http://artizan.fromc.jp/spacelab2006/

◎木下航志
http://www.kishitakohshi.com/

木下航志・ライヴ
2006年7月29日(土) 埼玉 開場14:00 開演14:25
会  場: 行田市商工センターホール(埼玉県)
チケット: 前売券1,200円(当日券1,500円)

8月10日(木) 大阪 開場18:30 開演19:00
会  場: 大阪市中央公会堂
前  売: 3000円 (税込)
発 売 日: 6月24日(土)
チケット: チケットぴあ:0570-02-9999&9966(Pコード:231-633)
電子チケットぴあ:http://pia.jp/t/kansaiローソンチケット:0570-084-005(Lコード:59783)
e+:http://eee.eplus.co.jp
お問合せ: 大阪ウドー音楽事務所 06-6341-4506

8月11日(金) 名古屋 開場18:00 開演19:00
会  場: クラブクアトロ
前  売: 3000円 (税込)
発 売 日: 6月4日(日)
チケット: チケットぴあ:0570-02-9999(Pコード:231-430)

ローソンチケット:0570-084-004(Lコード:45047)
e+:http://eee.eplus.co.jp

8月13日(日) 東京: 開場15:00 開演16:00
会  場: DUO MUSIC EXCHANGE
発 売 日: 5月27日(土)
チケット: チケットぴあ:0570-02-9999※オペレーター対応
0570-02-9966(Pコード:231-589)※音声ガイダンス
ローソンチケット:0570-06-3003(Lコード:38758)※音声ガイダンス
e+:http://eee.eplus.co.jp
お問合せ: オデッセー 03-3560-3930(平日11:00~18:00)

 
8月16日(水) 仙台 : 開場18:00 開演18:30
会  場: 仙台市シルバーセンター・交流ホール 仙台市青葉区花京院1-3-2
チケット: 全席自由 2,800円(税込)
お問合せ: 申し込み/お問い合わせ:022-773-2858(藤良子)

◎ゴスペラーズ
http://www.sonymusic.co.jp/Music/Info/TheGospellers/
「SOUL POWER なにわ SUMMIT 2006」
公演日 : 06/7/16(日)
会場 : 大阪WTCオープンエアスタジアム
開場 : 14:00 開演 : 16:00
料金(税込) : ¥7,000(税込)
問い合わせ先 : キョードーチケットセンター TEL:06-6233-8888
出演:ゴスペラーズ、ゴスペラッツ、鈴木雅之、Skoop On Somebody、JAYE & SILKY、RHYMESTER

「SOUL POWER TOKYO SUMMIT 2006」
公演日 : 06/7/26(水)
会場 : 国立代々木競技場第一体育館
開場 : 17:30 開演 : 18:30
料金(税込) : ¥7,000(税込)
問い合わせ先 : ディスクガレージ TEL:03-5436-9600
備考 : 出演:ゴスペラーズ、ゴスペラッツ、鈴木雅之、Skoop On Somebody、SOY SOUL

公演日 : 06/7/27(木)
会場 : 国立代々木競技場第一体育館
開場 : 17:30 開演 : 18:30
料金(税込) : ¥7,000(税込)
問い合わせ先 : ディスクガレージ TEL:03-5436-9600
備考 : 出演:ゴスペラーズ、ゴスペラッツ、鈴木雅之、Skoop On Somebody、三浦大知

◎マル
http://plaza.rakuten.co.jp/marumusicvox/

8月19日(土)渋谷プラグhttp://www.shibuya-plug.tv/top.html

◎ディーヴァ・グレイ
現在ディーヴァが音楽の先生をしている学校の紹介ページ
http://www.hitsvillage.com/2nd/instructor/instructor_diva.html

ディーヴァに関する情報サイト(ディーヴァのオフィシャルではありません)
http://www.discomuseum.com/DivaGray.html

ディーヴァがブレンダ・ヴォーンのライヴにゲスト出演
(Vo)Brenda Vaughn、Robbie Danzie、Diva Gray (Key)Philip woo(Key/Vo)Kalib James (B)Clifford Archer (Ds)David Brown (G)Masato Ishinari

場所ブルースアレー 2006年9月19日(火) 開場18時、開演19時半
前売券 テーブル席(指定)\4,000
当日券は\500UP (各税込)
★予約開始日(一般):7月12日(水)14:00~インターネットまたは電話予約  予約専用電話 03-5740-6041

◎和田昌哉
http://www.rhythmzone.net/wadamasaya/index.html

■“Off the Record” Productions Vol.5に出演決定!
日時:2006年8月4日(金)
場所:440(four forty)
料金:前売り \2,500、当日 \3,000 (1order別)
開場時間:18:30開演時間:19:00
出演:和田昌哉/光永泰一朗/ほか
予約受付先:440(four forty) 03-5481-4143 ※14:00~20:00
詳細はコチラ:440 (four forty)http://www.club251.co.jp/440/

◎松尾潔
http://www.nevertoomuch.jp

◎岡伸昭
http://www.beams.co.jp/beams/b_gallery/oka.html

◎尾臺順子
http://www.nhk.or.jp/soul/index_odai.html

◎吉岡正晴
http://www.soulsearchin.com/
プリンス・トーク・イヴェントに出演。

2006年7月9日(日)Talk about PRINCE vol.4
Open:18:00/Start 19:00/Close 22:30
Place: ネイキッドロフト新宿
Fee :2,000円(飲食代別)
Host:テリー植田 / TUNA
Guest:吉岡正晴 / 安斎肇

+++++


投稿者 吉岡正晴 : 04:40 AM | コメント (0)

July 05, 2006

"Soul Searchin': The Session Vol.1"(Part 4): After The Dance...

【話はエイント・ノー・ストッピン・・・】

エンドレス。

ライヴ・アット・ラジオ・シティー・ミュージック・ホール本編でも書き足りないことはまだまだある。例えば、今回歌われなかったルーサーの曲。\"How Many Times Can We Say Goodbye", "Until You Come Back To Me", "There's Nothing Better Than Love", "Any Love", "She Won't Talk To Me", そして、\"Here And Now", "Power Of Love", "The Best Thing In Life Are Free", "Take You Out", "I'd Rather"...。この他にもまだまだある。チェンジ時代の作品、バイオニックブギーのもの、クインシーのアルバムで歌っていた作品などなど。

オンステージは通訳もいれると計22名。スタッフはさらにこれ以上います。ちょっとした大所帯のツアーだ。

さて、終わった後・・・。ソウル・サーチャーズのメンバーたちと近くで軽く打ち上げ。いきなり、ジーノとケイリブのジョーク合戦が始まった。

ミュージシャン、シンガーたちから次は何をやるの、という声がかかる。そこから出る声は、例えば、アル・グリーン、カーティス、テンプテーションズ、アレサ・フランクリン、アイズレーなどなど。みな、それぞれやってみたいアーティストがあるようだ。ガッツは「アイズレーだったら、俺、ロナルド(リード・ヴォーカル)とアーニー(ギター)、両方できますよ」と宣言。マル、シャンティら女性陣からは、「アレサ、アレサ」のコール。

ジーノからは、「このメンバーでアルバム作らなきゃ。なんで、アルバム作ろうって思わないの? レコード会社の人とかみんな知ってるんでしょ」とせっつかれる。(笑) 

「一人のアーティストにスポットを当てることによって、ミュージシャン全員の方向性が一つになって、かなりの一体感が生まれる。このソウル・サーチンはそこがすばらしい」 「ライヴだけでなく、トークがあって曲を聞かせるというこんなイヴェントは他にないよ」 誰が正確にどういったかはもう覚えてないのだが、いろんな意見がでた。

「7時半に(上の楽屋から)下に降りようとしたら、まだお客さんが列を作って入場を待っていた。次は、2ナイツ(2晩)やるか、あるいは、より大きな会場にするか、考えないとね」 「ディーヴァ・グレイという本当にルーサーと接点があった人物が出てくれたことによって、このトリビュートがよりリアルなものになった」 

今回の名言。松尾さんがルーサーとインタヴューした時に撮影したツーショットの写真を見ながら話をした時のこと。ルーサーとケイリブが似ている、という話になった。「似てるのは、体重だな」とケイリブ。そこで僕が「ケイリブとルーサーはどっちが重い?」と尋ねた。「今? 今は僕のほうが重いよ」(笑) そこで松尾さんの一言。「ソウルの重さは計れない!」。

今回の秘密。木下航志君は、僕の連絡ミスのせいで、アンコール曲「エイント・ノー・ストッピン・アス・ナウ」を直前まで聴くことができなかった。かなり前に、「ネヴァー・トゥ・マッチ」を最後にしようと話があって、それがアンコールだと思っていた。ところが、いつの時点かでそれが「エイント・ノー・ストッピン・・・」に変わった。結局、金曜日(本番前日)夜、航志君はCDを初めて聴いた。それから何回か聴いてマスターした。さすがに歌のサビのところは覚えきれず、歌詞カードを点字で打ち、ローズ(キーボード)の上に貼って歌ったのだ。しかし、それでもあの熱唱だ。恐るべき木下航志! (笑) 

今回の奇遇。松尾さんが持ってきたパンフレット。ルーサーが出演した「エッセンス・ミュージック・フェスティヴァル」の記念すべき第一回は、なんと1995年7月1日の土曜日に行われていた。その10年後にルーサーは他界し、11年後には同じ土曜日にトリビュートが行われた。

今回の僕の反省点。今回は前回以上に立ち見の方が多くなり、また当日いらっしゃろうとした方は、入れなかった。さすがに4時間以上の立ち見はかなり厳しいと思う。この点は、主催者としてはお詫びするしかない。策を考えたいと思います。もう一点、内容が多すぎて、トークが少なかった。これは大きな反省点。

飲み、食べ、話は終わらない。エンドレスだ。

ということで、すでにたくさんのコメントがBBSにも書かれています。ありがとうございます。なんなりと書き込んでください。

http://bbs6.cgiboy.com/9R0175079/

(ソウル・サーチャーズ関連ウェッブ一覧は明日アップします)

(2006年7月1日土曜、目黒ブルースアレー=「ソウル・サーチン・ザ・セッション VOL.1~トリビュート・トゥ・ルーサー・ヴァンドロス」)

ENT>MUSIC>LIVE>Soul Searchin': The Session Vol.1

投稿者 吉岡正晴 : 02:56 AM | コメント (0)

July 04, 2006

"Soul Searchin': The Session Vol.1"(Part 3): Behind The Back Stage

【ソウル・サーチン・ザ・セッション:舞台裏では・・・】

サプライズ。

Very Best of Love楽屋でケイリブに僕が言った。「ねえ、この薔薇、どこかディーヴァに見つからないようにおいといてよ」 「う~む、そうだな、じゃあ、冷蔵庫にいれておこう」 「それはいい」 

岡さんにいろんな色の薔薇を10本ほど買ってきてもらっていた。まあ、いわゆる仕込というやつですが。10本くらいあれば、演出にはなるかな、と思い。青い薔薇はとても綺麗だ。なんとか、ケイリブが小さな冷蔵庫の中に薔薇を押し込む。「折らないようにね」 幸い冷蔵庫は空だった。

そして、ディーヴァのトークが終わり、歌へ。後半から1本、また1本と薔薇がステージで歌うディーヴァの元に渡される。そして、曲が終わると、一斉に何人ものお客さんが片手に薔薇を持ち立ち上がって、ステージに押し寄せた。

「オー・マイ・ゴッド! ドント(やめて、うそでしょう?)」とつぶやいた。ピアノの前で見ていたケイリブが驚いた表情を見せた。「一体どうなってるんだ? 冷蔵庫にはこんなにいれてなかったぞ」 バックでパーカッションをプレイしていたゲイリーが前に出て、抱えきれなくなっていた薔薇をファンから受け取った。両手一杯、さらに、ゲイリーが持ち、ディーヴァは一言メッセージを。「ルーサー、ディス・イズ・フォー・ユー」 そして、ルーサーのことを一言述べ、ステージを降りた。その間も拍手は鳴り止まない。ケイリブが一言もらした。「ホワット・ア・サプライズ(なんというサプライズだ)」。

そして、ショーがすべて終わって、ケイリブが尋ねてきた。「おい、薔薇、あんなに冷蔵庫にいれていたっけ?」 「いや、10本だけだよ」 「どうしたんだ?」 ということで、ブログで前日に呼びかけたことを明かした。ケイリブが言った。「そうか、じゃあ、マサハル、君は薔薇を買う必要、なかったな(笑)」 「ははは」

それにしても盛りだくさんでした。笑いあり、感動あり、涙あり。こんなに密度濃くていいんだろうか。(笑) 僕としては、まったくの新しい試みで一体どうなるか興味津々だった高山広さんの一人芝居が圧倒的に支持され、大好評だったのでひじょうに嬉しかった。熱演でした。彼は小さなワイアレス・マイクを使ったのだが、これは普段はブルースアレーにはなかったので、わざわざ準備してもらった。これで彼は両手を使えるので思う存分演技ができるわけだ。

実は木曜日に音のリハーサルの後、同じスタジオで高山さんにほぼ完成品を見せてもらった。その時点では、原稿というか台本をちらちら見ながら、演技してくれたのだが、後半は僕もかなりぐっときて、「これはいける」と確信した。そして、本番ではぐっとおしゃれな衣装に身を包みルーサーを演じてくれた。ベストに帽子に。すばらしい。機会があったら、ぜひどこかで再演をお願いしたい。一度リハで見ていても、最後はさすがにやられた。ストーリーの組み立てが実にうまい。

「感動を与えるのに、知識の量は関係ないですね(笑)」と松尾さんのコメント。というのは高山さんは、僕と会うまでルーサーのことは知らなかった。僕がいくつかの紙資料とCDを何枚かお渡しして、「ご自由にお作りください」と言ってできてきたのがこれだった。

それにしても、リハでは台本を見ながら、途中、つっかえたりもしていたのに、本番では完璧に完成しているのだから、さすがプロだ。また、リハでは「ねえ、みなさん」と観客に尋ねるシーンがあったが、本番では見事に観客から拍手が巻き起こり、感動した。高山さん、そして、観客のみなさん、ありがとうございます。

(続く)

■ソウル・サーチャーズで堂々ギターとヴォーカルを担当してくれたガッツのライヴが今日(7月4日)、あります。ブルースアレー、7時半。

http://gats.tv/

http://www.bluesalley.co.jp/

■関連アーティストのウェッブ一覧を明日掲載します。


(2006年7月1日土曜、目黒ブルースアレー=「ソウル・サーチン・ザ・セッション VOL.1~トリビュート・トゥ・ルーサー・ヴァンドロス」)

ENT>MUSIC>LIVE>Soul Searchin': The Session Vol.1

投稿者 吉岡正晴 : 04:43 AM | コメント (0)

July 03, 2006

"Soul Searchin' : The Session Vol.1" (Part 2): Full Of Roses In Her Arms

【両手いっぱいの薔薇】

薔薇。

Never Too Muchソウル・サーチャーズのメンバーがステージにあがり、ケイリブが紹介を始めた。ジーノ(日野賢二)は、足元にマイ扇風機を持っていて、そこから吹いてくる風で彼の前髪がふわふわ揺れる。マイケル・ジャクソンみたいだ。(笑) 彼の説明では「暑くて汗かくと譜面読めなくなるからね」とのこと。ケイリブが言う。「ルーサーには本当にいい曲がたくさんある。次にやるときには、2晩にわたってやらないとね」 ということで、ここでは4曲をさらりとメドレーに。

そして、サプライズ・ゲストでゴスペラーズから黒沢さん登場。やはりレコーディングで来れない可能性が高かったのだが、水曜あたりに電話で来れることになった。元々もし来れることになったら、「ソー・アメイジング」か「ノックス・ミー・オフ・マイ・フィート」を歌いたいというリクエストだったので、ケイリブとは「ソー・アメイジング」を準備。黒沢さんが来られない場合は、ケイリブとマルとのデュエットで歌われることになっていた。

さすがに黒沢さんはステージ慣れしていて、一気につかむ。そして、マルも堂々とした歌いっぷり。見事なデュエットだった。これを聴いていた航志君は後から僕に「くろさわさんとまるのでゅえっとは、100000てんですよ」とメールをくれた。

「歌い手側から言わせてもらうと、スティーヴィーとルーサーの歌い方は真逆の人なんですよ。スティーヴィーは押しの人、ルーサーは引きの人。(歌い方を一瞬やってみせる) だから、(二人が両極端なので)むずかしいんですけど・・・」と黒沢さんが解説。とはいうものの、スティーヴィー節とルーサー節を端々に入れ込み、さらに黒沢節もまぶし、このあたりは、歌い方の徹底的な研究家である黒沢さんらしさが存分にでている。「僕はぱっとひらめきで歌えないんで、スティーヴィーを歌うとなると、100回聴くんですよ」という。黒沢さんのこの研究熱心なところは、頭が下がる。しかも彼の「歌いたがり」のところは大好き。(笑) 

黒沢さん、マルに続いて、シャンティの2度目の登場。ここではアップテンポの「ギヴ・ミー・ザ・リーズン」。マルやケイリブのバックコーラス、ゲイリーのサックスソロ、ちょっとアーニー・アイズレー風のガッツのギターなど、いかにもソウルっぽいバンドサウンドがまとまっている。

そして、今回のルーサー・トリビュートの中でのハイライトのひとつが、ルーサーと親交のあったディーヴァ・グレイの登場だ。ディーヴァは、ルーサーのいろいろな話を、おもしろおかしく話してくれた。「みなさんはご存知ないと思いますが、ルーサーは、私、ロビン・クラークなどとともに、シックのアルバムで歌っていたんです」 「ルーサーはふだんはとってもおもしろい人なんです」 「私もダイエットをしていて、新しいダイエット方法があると、電話してきた」 「ルーサーは、倒れて病床にあった時でも、見舞いに行ったら、一言『アイ・ラヴ・フード』(食べることが大好きなんだ)と言ってた。(笑)」 「シックのレコーディングのメンバーと(ジャケットなどに映ってる)写真のは違うのよ。(コーラスをしているメンバーが違うという意味)」 「遅刻していったら、ナイル・ロジャース(プロデューサー)がギャラを差し引くと行った。ルーサーは、仕事をした分はしっかりギャラをもらうべきと、彼らと戦ってくれた(笑)」 

チェンジのヒット曲「パラダイス」もディーヴァが歌っていた。すると、ケイリブが反応。すぐにピアノでワンフレーズを弾き始め、ディーヴァも一緒に歌いだす。しばし、「パラダイス」が歌われ、会場も拍手して大歓迎。

トークを終えてディーヴァが「バイ・ミー・ア・ローズ」を歌う。ルーサーが病床にあったときに、友人たちがよくこの曲をルーサーの枕もとで歌っていたという。ディーヴァは、ゴスペル、ソウルだけでなく、実はクラシックも歌えるようで、ここではしっとりと感動的に少しオペラ風に歌いあげた。しかも、この曲は元々男性(ルーサー)の視点で歌われたもの(6月30日付けブログの歌詞を参照のこと)だが、ディーヴァは女性なので、しっかり女性の視点で歌うために、歌詞の一部を変えていたのだ。

So I bought you a rose on the way home from workのところをYou bought me a rose に、Do all those little things for the rest of your lifeをDo all those little things for the rest of my life にしていた。なるほど、さすがだ。

そして、2番の後半あたりから、一輪の薔薇が彼女の元に。実は僕のほうでも少し用意していたのだが、曲が終わると一斉に薔薇を持った人たちがステージにかけつけたのだ。途中から、ディーヴァもさすがに驚いたようで、「オー・マイ・ゴッド」を連発。ディーヴァが持ちきれなくなり、ゲイリーが代わりに受け取って持つほどまでに。ディーヴァの両腕は抱えきれないほどの薔薇で一杯になった。ディーヴァも感激しただろうが、僕も感激しました。ディーヴァはおそらく汗もかいていたがきっと涙も混ざっていたと思う。

ディーヴァが叫んだ。「オー・マイ・ゴッド、誰か助けて。ルーサー、これはあなたのものよ。アイ・ミス・ユー・ソー・マッチ!」 両腕に薔薇を抱えてマイクをもてなかったので、僕が彼女の口元にマイクを持っていった。「アメリカでは、ブラック・ミュージシャンはなかなかポップへクロスオーヴァーできないけれど、ルーサーはそのことについて戦っていました。いいものは、いい。いいものはいい。(good is good is good...) でも、ルーサーは(グッドよりも上の)エクセレント(すばらしい)でした。ルーサーは素晴らしいものを作るために、努力し戦っていました。この光景をルーサーが見ていたら、どれほど嬉しかっただろうか、きっと喜んでいたと思います」

みんなが薔薇を手渡すのに、しばし時間がかかった。4-50本はあったのかなあ。驚きました。薔薇を持ってきていただいたみなさん、本当にありがとうございます。

興奮冷めやらぬうちに、最後のゲスト登場。昨年のミニアルバムでルーサー曲「ア・ハウス・イズ・ノット・ア・ホーム」をカヴァーしていた和田昌哉さんだ。プログラム進行的には、このディーヴァの後に歌う人は誰でもつらいものになる。逆にしておけばよかったと後で反省。

実はここは、最初は「ア・ハウス」だったが、誰も「ダンス・ウィズ・マイ・ファーザー」を歌わない感じだったので、和田さんの歌で「ダンス・・・」を行こうということにしていた。ところが、リハのところで高山さんが「ダンス・・・」をCDでフルでかけることになったので、また「ア・ハウス・・・」に戻していただいた。和田さん、バタバタしてすいませんでした。

最後はアップテンポの「ラヴ・ザ・ワン・ユア・ウィズ」(スティーヴブン・スティルスのオリジナル、アイズレー・ブラザースのカヴァーでも有名)を全員で。全員総立ちになった。ミュージシャンがステージから引いて、また戻る時間がもったいなかったので、ケイリブが「戻ったことにして、アンコールをやろう」といい、アンコール曲へ。

これもルーサーがアルバム『ザ・ソングス』でカヴァーしていたマクファーデン&ホワイトヘッドの作品「エイント・ノー・ストッピン・アス・ナウ」だ。このアップテンポ2曲、予想外によかった。ライヴバンドとしてのグルーヴがとてもよかった。僕は、「ラヴ・ザ・ワン・・・」より、「スーパーレイディ」あたりで終わって欲しいとリクエストしたのだが・・・(笑)。結果大正解だった。「エイント・ノー・ストッピン」はもちろん大好きな曲。ディーヴァがさきほどとはまったく違ったファンキーな歌声を聴かせた。航志くんの声もすごい。熱い暑いアンコール終了は、23時20分だった。

2nd Set

show started 21:45
01. (medley) Don't You Know That (Kaleb & The Soul Searchers)
--Since I Lost My Baby (Kaleb& The Soul Searchers)
--Your Secret Love (Kaleb & The Soul Searchers)
--Wait For Love (Kaleb & The Soul Searchers)
02. So Amazing (Kurosaw Kaoru & Maru & The Soul Searchers)
03. Give Me The Reason (Shanti & The Soul Searchers)
--. Le Freak (a riff of the song) (Diva)
--. Paradise (a riff of the song) (Diva)
04. Buy Me A Rose (Diva Gray & Kaleb James,Gats, Gary)
05. A House Is Not A Home (Wada Masaya & Kaleb James)
06. Love The One You're With (Soul Searchin’ All Stars)
Enc. Ain't No Stoppin' Us Now (Soul Searchin’ All Stars)
show ended 23:20

(2006年7月1日土曜、目黒ブルースアレー=「ソウル・サーチン・ザ・セッション VOL.1~トリビュート・トゥ・ルーサー・ヴァンドロス」)

ENT>MUSIC>LIVE>Soul Searchin': The Session Vol.1

投稿者 吉岡正晴 : 11:11 AM | コメント (0)

July 02, 2006

Big Big Thanks For Joining "Soul Searchin': The Session Vol.1"

Big Big Thanks For Joining "Soul Searchin': The Session Vol.1"

【感謝感謝感激感激】

感謝。

ダンス・ウィズ・マイ・ファーザーソウル・サーチン・ザ・セッション・Vol.1~トリビュート・トゥ・ルーサー・ヴァンドロス」、ご来場いただいたみなさま、ありがとうございます。おかげさまで、大盛況でした。立ち見の方も多数いらして、しかも会場はかなりの熱気で長時間厳しかったかもしれませんが、ありがとうございます。出演者一同みなみなさまの熱い声援に感謝感激しております。出演者を代表して、改めて、御礼申しあげます。観客のみなさんも最高でした。

いやあ、それにしても盛りだくさんで、詰め込みすぎました。(笑) 前日、進行表をブルースアレーのほうに送ったら、マネージャーの高橋さんから、「吉岡さん、10時45分くらいには終わってくれない? うち、上がホテルでしょ、だから、10時半くらいには終わりたいんですよ・・・。マックス11時には・・・」との電話が。あ~~。とはいうものの、なかなか削るところがなくて・・・。

今回も出し物が多くて、みなさん大変喜んでいただけたようですが、アンケートをさらっと見たところ、一人芝居の高山広さん、ディーヴァ・グレイの歌がよかったという声が多かった。もちろん、全員、全部よかった、というお答えも多く、ひじょうに嬉しく思っております。また、バンドもひじょうによかった。

一人芝居は、後半、かなりの方が号泣していたようですね。高山さんは、舞台を天国にして、そこで、ひとりのおじさんが、天国にやってきたルーサーを迎え、いろいろ話すという状況を作った。そのおじさんは、ルーサーの過去を振り返らせ、天国のいろいろな掟などを教える。その中で、ルーサーの性格、習慣などがたくみに盛り込まれ、最後にじつはそのおじさんが、ルーサーの父親だった、ということがわかる。そして、最後に「ダンス・ウィズ・マイ・ファーザー」が流れ、そこで、父と息子が二人で一緒に踊るシーンで暗転していく、というもの。

「ダンス・ウィズ・マイ・ファーザー」の中で、お父さんが子供のルーサー・ジュニアを両手で上に持ち上げるシーンを高山さんがやるが、それを見ていた黒沢さんも号泣。観客からもすすり泣きが聞こえた。いやあ、見事。すばらしい。

そして、その余韻もなくならないうちに、木下航志くんが登場し、「スーパースター」をケイリブと二人で。このアコースティックでのこの曲。これまたノックアウトさせられた。ちょうど僕はたち見のところでディーヴァと一緒に見ていたが、ディーヴァも「恐れ入った」という感じで感心していた。これは聞く側も集中した。この曲はあってるなあ。深みがでてた。本当に、航志君の声には磁力、吸引力がある。ついついぐいぐいと引き込まれていくのだ。リハのときよりもさらにテンポを落として歌う。「ドンチュー・リメンバー・・・」ではなく、「ドン・ユー・リメンバー・・・」とルーサーの如く丁寧に歌う。う~ん、うならせられる。(なお、この「スーパースター」は、7月23日日曜の「ソウル・ブレンズ」に航志君がゲストでやって、生で歌う予定だ)

ファーストが始まった時は10分押しだったのに、ファースト終了ですでに25分近く押していた。どこで、この押した分を取り返せるのであろうか。(笑) 

(この項続く)

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http://bbs6.cgiboy.com/9R0175079/

■メンバー
Cast & Stuff

BAND MEMBERS : Kaleb James & The Soul Searchers

Kaleb James: Keys/Vox (Musical Director)
Gary Scott: Sax/Perc/Vox
Hino Kenji: Bass
Takada Shin: Drums
Gats: Gtr/Vox

Guest Vocalists:

Maru
Shanti Snyder
Kishita Kohshi
Wada Masaya

Opening Act:
"The Soul Division" (acappella group): Uno Mitsuyoshi, Matsuura Michiko, Sakamoto Ryuta, Wakabayashi Yuusuke, Nakata Keiichiro

Special Guest:

Diva Gray

Surprise Guest:

Kurosawa Kaoru

Special Guest Actor:

Takayama Hiroshi

Panelists:

Yoshioka Masaharu (MC)
Matuo Kiyoshi
Odai Junko
Oka Nobuaki

Translator:
Maruyama Kyoko (for Kaleb and Diva on stage)
Okita Shino (for Kaleb and Diva and other American singers off stage)

■Soul Searchin' The Session Vol.1 Setlist

1st set

show started 19:44
00. Acappella Medley: (Here & Now, Superstar, Never Too Much, Dance With My Father, Luther Forever)(The Soul Division)
01. Stop To Love (Kaleb James & The Soul Searchers)
02. Never Too Much (Gats & The Soul Searchers)
--. Shine (New Song, Previously unreleased)(CD)
--. Got Me Home (New Song, Previously unreleased)(CD)
03. If Only For One Night (Shanti & The Soul Searchers)
04. Creepin (Kaleb & The Soul Searchers)
05. "Heaven's Studio" (One Man Play by Takahayam Hiroshi)
06. Dance With My Father (CD)
07. Superstar (Kishita Kohshi & Kaleb James)
show ended 21:28

2nd Set

show started 21:45
01. (medley) Don't You Know That (Kaleb & The Soul Searchers)
--Since I Lost My Baby (Kaleb& The Soul Searchers)
--Your Secret Love (Kaleb & The Soul Searchers)
--Wait For Love (Kaleb & The Soul Searchers)
02. So Amazing (Kurosaw Kaoru & Maru & The Soul Searchers)
03. Give Me The Reason (Shanti & The Soul Searchers)
04. Buy Me A Rose (Diva Gray & Kaleb James)
05. A House Is Not A Home (Wada Masaya & Kaleb James)
06. Love The One You're With (Soul Searchin’ All Stars)
Enc. Ain't No Stoppin' Us Now (Soul Searchin’ All Stars)
show ended 23:16

(2006年7月1日土曜、目黒ブルースアレー=「ソウル・サーチン・ザ・セッション VOL.1~トリビュート・トゥ・ルーサー・ヴァンドロス」)

ENT>MUSIC>LIVE>Soul Searchin': The Session Vol.1

投稿者 吉岡正晴 : 07:43 AM | コメント (0)

July 01, 2006

Luther's Previously Unreleased Songs Would Be Revealed At "Soul Searchin’; The Session Vol.1"

【ルーサー新曲を、ソウル・サーチンで披露】

未発表。

Luther Vandrossというわけで、昨日は一日中、今日の準備をしていた。時間を配分して計算したところ、かなり予定時間よりオーヴァー。それだけ内容があるということなのだが、どこをどう削るか、今夜もう少し悩んでみる。本当にたくさんの方々にご出演いただき、感謝感激だ。

セットリストをいじり、トークネタなどを進行表に書き込んでいると、まるで旅行の計画を練っている時のような楽しさを覚える。どこそこに行って、何をしてとか、行く前が楽しい、あれだ。

それはさておき、木曜夜、8時間にわたるリハーサルはなかなかおもしろかった。ディーヴァ・グレイがやってきて、後半に歌う曲のコーラスをやる部分になった。ディーヴァが、シャンティとマルに、こう歌うというのを口で指示する。文字では書き表せないが、なるほど、ディーヴァが指示をだすと、ほんの些細な言葉の発音の違いなのだが、グルーヴ感が生まれる。

ミュージシャンたちが7時に片付けをするのと入れ替わりに、一人芝居を担当する高山広さんが登場。誰もいなくなったリハ・スタジオで彼は演目をやってくれた。ネタバレになるので、現時点では書かないが、一言、彼に頼んでよかった! 

さて、すべてを終えて、ケイリブなどと軽くお茶をし、家路につくと、路上で松尾潔さんとばったり遭遇。なんという奇遇。「いままで、リハ、やっていたのよ」 「あ~、それはそれは。吉岡さん、今度、ルーサーのベストが出るの知ってます? そこに未発表曲が入るんですよ」 「あ、なんかで読んだ、読んだ」 「それ、かけません?」 「お、いいね、いいね、いいね。CDRかなんかで、かけましょうよ」  ということで、ルーサー未発表曲、フルでということはむずかしいですが、かけます。

これは、「シャイン」というタイトルでジャム&ルイスのプロデュース作品。松尾氏によると、「ちょっと『グロウ・オブ・ラヴ』みたいな、アップテンポの曲ですよ」とのこと。どうやら、シックの「マイ・フォービッドゥン・ラヴァー」をサンプリングしているらしい。(僕は未聴のため未確認) もう1曲はバラードらしい。『ベスト・アルバム』は、ルーサーが所属していた各レーベル(エピック、ヴァージン、Jレコード)からの作品を集めて、全米では8月22日、Jレコードからリリースされる予定。全米ではすでに5月末からラジオでプレイされている。

今日「ソウル・サーチン」ご参加される方は、バラ一輪ね。(笑) (昨日のブログを参照) 

ENT>MUSIC>ARTIST>Vandross, Luther
EVENT & ANNOUNCEMENTS>Soul Searchin' The Session Vol.1

投稿者 吉岡正晴 : 01:14 AM | コメント (0)