Gap Charity Live:
【ギャップ・チャリティー・ライヴ】
震度6。
ファッションのギャップがスポンサーとなったライヴ・イヴェント。出演アーティストは、アメリカのポップ・グループ、スウィートボックス、日本のラップ・グループ、デフテック、同じく日本のラップ・グループ、ケツメイシ、そして、アメリカのR&Bシンガー、アシャンティーの4組。スウィートボックスとアシャンティーはかつてライヴを見たことがあったが、デフテックとケツメイシは名前は聞いたことはあったが、ライヴを見るのは初めて。
デフテック、ケツメイシは、ビートがJポップ的、黒いグルーヴ感ではなくややユーロビート的、ディスコ的な打ち込み系ビートだけに、ひじょうに日本人受けする感じがした。とにかく立てのり、会場がまるで震度6の地震に襲われたかのように揺れる揺れる。この揺れに酔ってしまいそうなほど。それに比べると、アシャンティーはベースが黒人のR&Bのグルーヴ感のあるリズムで、Jポップを聴く一般のファンには受けないような気がした。
4組で一番印象に残ったのは何か、というと初体験ケツメイシであった。MCが言った話がおもしろかった。大体こんなことを言っていたと思う。「ものすごく傷ついて落ち込んでいるとする。そんな時、『大丈夫?』と言ってくる奴がいる。『大丈夫なわけねえじゃねーか』 だが、心と裏腹に『大丈夫だよ』と言ってしまう自分がいる。そんなことを言ってくる奴も、そして、心と口がかけ離れて『大丈夫』と言ってしまう自分も、とても嫌いです」 「今日のギャップのチャリティー・コンサートで集まった収益金はカンボジアで学校を作るために寄付される。日本では、教育を受けようと思っても受けられないなんてことはない。だから、カンボジアで教育を受けようと思っても受けられないなんて状況を、(ここに来ているみんなは)わかるはずがないにもかかわらず、俺たちはここで歌って踊っている。そんな自分がイヤだ。だが、しかし! 今日の収益金はカンボジアで学校を建てるために使われる。俺はそこに何かがある。そう思う。俺たちは歌うことしかできない。でも、そこから何かを感じて欲しい」
この彼(大蔵かな?)は言うことがおもしろい。彼をDJにした番組をやってみたいと思った。
アシャンティーは、前2組が相当盛り上げてしまった後だけに、なかなか厳しかった。こうなると、アーティストを出す順番はやはりむずかしい。可哀相だったのがスウィートボックス。本編が終わり、彼らは舞台そでに引っ込んだ。観客の拍手も終わった。ところがライトはつかず暗転のまま。すると、彼らが出てきたのだ。アンコール曲のために。そして歌ったのは、最大のヒット「エヴリシングス・ゴナ・ビー・オールライト」。アンコールされずに歌ったアンコール曲。複数アーティストがでるイヴェントはアンコールなしにしておいたほうが無難なようだ。
(セットリストは後日の予定)
(2006年8月18日金曜、東京国際フォーラム=ギャップ・チャリティー・コンサート、スウィートボックス、デフテック、ケツメイシ、アシャンティー・ライヴ)\n
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2006-157