September 23, 2006Jino Jam Featuring Maru: One Thing Leads To Another【ジーノ&マル・ライヴ】 つながり。 「ソウル・サーチン・ザ・セッション」以来、ベース奏者ジーノ(日野賢二)のセッションにちょくちょく顔を出すようになったマルが、ジーノ・ジャムにフィーチャード・シンガーとなってのライヴ。ほぼ全曲を彼女が歌うライヴとなった。六本木アルフィーに入ると、各テーブルに[Maru@Alfie 11.25]のフライアーが。11月25日に単独でアルフィー登場だという。おめでとう。 オープニングは、ジーノのおなじみの「アリーヤ」で、思い切りチョッパーを聴かせて、ベース・ファンをうならせ、そして、おもむろにマルの登場。メアリーJの「リアル・ラヴ」からきた。さらに、ロバータ・フラックの「キリング・ミー・ソフトリー」をかなりファンキーなアレンジで。ローリン・ヒルよりもファンキー。またスタンダードの「枯葉」も、かなりファンキーなアレンジでおもしろい。ジーノとマルのコンビネーションは、ファンク、あるいはグルーヴという言葉のもとにひとつになる。 セカンドの2曲目、ジル・スコットの「ロング・ウォーク」とエリカ・バドゥーの「タイロン」、さらに5曲目のやはりジルの「スローリー・シュアリー」は、かなりまったりした感じ。一方、4曲目では日本在住のシンガー、ダニエル・モーガンが飛び入りで参加し、マルとともにアリシア・キーズの「イフ・アイ・エイント・ガット・ユー」をデュエットした。ダニエルの声は、ベイビーフェイス、ピーボ・ブライソン系の少し高めの甘いもの。なかなかのものだ。このダニエルには、先日のブレンダ・ヴォーンのときにも顔を合わせていたが、歌声を聴いたのは初めて。いい感じだ。一度じっくりライヴを聴いてみたい。ダニエルは曲も書き、現在アルバムを作っているという。 本編最後は、クルセイダーズ、ランディー・クロフォード、レイラ・ハザウェイなどでおなじみの「ストリート・ライフ」。しいていえば、ジョー・サンプル&レイラ・ハザウェイ・ヴァージョンを下敷きにした感じか。これがなかなかよかった。マルの声にこの曲調はあってる。ペニーKのキーボード・ソロも雰囲気がでていた。 アンコール最初は、ジーノとドラムスのジェイだけで、しっとりとジーノのファーストに入っている「ビン・スマイル」。ジーノのおじいちゃんのことだそうだ。そして、続けてテンポが早くなり「ユーヴ・ガット・ア・フレンド」へ。 マルが自分のバンドでやるライヴとは一味違って、これはこれで興味深い。この日は、場所がジャズのアルフィーということで、少しジャズっぽい曲をやろうということで「枯葉」をジャジーにやったが、マルはかなり多様性のあるシンガーだ。そして、堂々としたステージマナーはたいしたものだ。 ライヴが終わった後、マルとダニエルが「今度2人でデュエットチームを組むことにした、名前はMD!」と冗談交じりに話していた。つながっていくねえ。(笑) こういうのをまさにOne thing leads to another っていうんだね。 ■maru ウェッブ Hino "Jino" Kenji (Bass) Guests: Daniel Morgan (Vocal) ■Setlist ( )=original artist show started 20:17 2nd set (2006年9月22日(金曜)、六本木アルフィー=ジーノ・ジャム・フィーチャリング・マル) |