September 30, 2006

30th Anniversary Of "Songs In The Key Of Life"

【『キー・オブ・ライフ』発売30周年】

霧散。

Songs in the Key of Life1976年9月28日、今から30年ほどまえ、全米で一枚のアルバムがリリースされた。スティーヴィー・ワンダーの『ソングス・イン・ザ・キー・オブ・ライフ』である。これがでて、ちょうど30周年ということになる。このアルバムは、いまだに紙ジャケットになったり、再発されたりして、傑作アルバムとして多くの音楽ファンに親しまれている。事実、このアルバムがスティーヴィーの傑作アルバムであるだけでなく、アメリカ音楽史上に残る作品であることに異論を唱える人は少ない。

スティーヴィー・ワンダーが1971年の『心の詩』以降、『トーキング・ブック』、『インナーヴィジョンズ』、『ファースト・フィナーレ』と出した後にリリースした作品だ。彼にとっては、『ファースト・フィナーレ』が『トーキング・ブック』からの3部作の終章となり、心機一転リリースしたのが『キー・オブ・ライフ』だった。

僕は『トーキング・ブック』から『キー・オブ・ライフ』までの4作は、本当にスティーヴィーの傑作だと思う。当初は、2枚組・プラス17センチEP(4曲入り)という変則な形で発売された。この頃、2枚組アルバムというのはちょっとした流行ではあったが、この17センチEP付きというのは後にも先にもこのアルバム以外にない。

このアルバムは、同年10月8日付けビルボード・アルバム・チャートで1位初登場を記録する。これも1年ほど前から出る出ると言われ、中々発売されず、待たせに待たされ、発売されたアルバムだった。

だが、今から考えれば1年程度の待ち期間など可愛いものだ。なんたって、この前は前作発売から10年も待たされたのだから。(笑)

僕は当時『キー・オブ・ライフ』は、日本盤を先に手にいれたと記憶している。輸入盤は10月15日に入手していた。日本盤の解説は、ご存知の方も多いと思うが、今は亡き福田一郎氏である。この時福田氏は51歳だった。

ところで、アメリカ盤と日本盤、ちょっとした違いがある。アメリカ盤は、サイド1の裏がなんとサイド4、サイド2の裏がサイド3という組合せになっているのだ。ところが、日本盤は、サイド1の裏はちゃんとサイド2、サイド3の裏がサイド4になっている。

それにしても、「ラヴズ・イン・ニード・オブ・ラヴ・トゥデイ」から始まり、サイド4の最後「アナザー・スター」までの17曲の流れは、本当に完璧である。「イフ・イッツ・マジック」~「アズ」~「アナザー・スター」のメドレーなどなんでこんな流れを作れるのかため息しかでない。全曲を聴くと105分余になる。

今時のシンガーは、このアルバムに収められている曲をカヴァーしておけば、まず間違いない。(笑) 30年という年月が、このアルバムの前には一瞬にして霧散する。

ENT>MUSIC>ALBUM>Songs In The Key Of Life

 

投稿者 吉岡正晴 : 05:19 AM | コメント (0)