September 30, 200630th Anniversary Of "Songs In The Key Of Life"【『キー・オブ・ライフ』発売30周年】 霧散。
スティーヴィー・ワンダーが1971年の『心の詩』以降、『トーキング・ブック』、『インナーヴィジョンズ』、『ファースト・フィナーレ』と出した後にリリースした作品だ。彼にとっては、『ファースト・フィナーレ』が『トーキング・ブック』からの3部作の終章となり、心機一転リリースしたのが『キー・オブ・ライフ』だった。 僕は『トーキング・ブック』から『キー・オブ・ライフ』までの4作は、本当にスティーヴィーの傑作だと思う。当初は、2枚組・プラス17センチEP(4曲入り)という変則な形で発売された。この頃、2枚組アルバムというのはちょっとした流行ではあったが、この17センチEP付きというのは後にも先にもこのアルバム以外にない。 このアルバムは、同年10月8日付けビルボード・アルバム・チャートで1位初登場を記録する。これも1年ほど前から出る出ると言われ、中々発売されず、待たせに待たされ、発売されたアルバムだった。 だが、今から考えれば1年程度の待ち期間など可愛いものだ。なんたって、この前は前作発売から10年も待たされたのだから。(笑) 僕は当時『キー・オブ・ライフ』は、日本盤を先に手にいれたと記憶している。輸入盤は10月15日に入手していた。日本盤の解説は、ご存知の方も多いと思うが、今は亡き福田一郎氏である。この時福田氏は51歳だった。 ところで、アメリカ盤と日本盤、ちょっとした違いがある。アメリカ盤は、サイド1の裏がなんとサイド4、サイド2の裏がサイド3という組合せになっているのだ。ところが、日本盤は、サイド1の裏はちゃんとサイド2、サイド3の裏がサイド4になっている。 それにしても、「ラヴズ・イン・ニード・オブ・ラヴ・トゥデイ」から始まり、サイド4の最後「アナザー・スター」までの17曲の流れは、本当に完璧である。「イフ・イッツ・マジック」~「アズ」~「アナザー・スター」のメドレーなどなんでこんな流れを作れるのかため息しかでない。全曲を聴くと105分余になる。 今時のシンガーは、このアルバムに収められている曲をカヴァーしておけば、まず間違いない。(笑) 30年という年月が、このアルバムの前には一瞬にして霧散する。 ENT>MUSIC>ALBUM>Songs In The Key Of Life
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