October 31, 2006

Arisaka Mika Live: Things You Can't Touch Would Be Into Your Heart

【有坂美香ライヴ~触れぬ物が心の中に】

曼荼羅。

青山のライヴハウス、曼荼羅(まんだら)に初めて行った。以前から、何回か誘われていたが、なんらかの都合で行けなかった場所。入口から地下に入っていくと、中はけっこう広い。聴けば94年オープンですでに12年経っており、また、店内は120席くらいあり、席を減らして立ち見にすれば200人くらい入るという。この日は90-100人くらいのいりか。窮屈じゃなくて、ちょうどいい感じ。照明の雰囲気もなかなかいいライヴハウスだ。7月のガッツライヴでコーラスを務めていた有坂美香さんから誘われてきた。

パーカッションの大儀見さん、ギターの真中さんと有坂さんの3人。かなりアコースティックなセッションだ。これに何曲かゲストでピアノに佐藤さん、そして、ヴォーカルでユリさんが入った。ユリさんは、久保田バンドのコーラスのひとりで、ニューヨーク・オールスターズのライヴでもすっかりおなじみ。

アコースティック・トリオということで、ゆったり、まったりした空気感のライヴだった。有坂さんは、アニメ系のテーマなどを歌っているそうだ。ここで歌う曲はアニメ・ソングではない。どちらかというと彼女の透き通ったきれいな声を全面にだしたスロー系の作品が多い。しいて言えば、癒し系なのだろうか。観客は7-3で女性が多い。

ユリさんの「アイ・キャント・スタンド・ザ・レイン」は、バンドで何度も聴いたが、この日はパーカッションとギターというアコースティックでのヴァージョン。これはこれで新鮮だったが、やはり、ボトムの効いたドラムが欲しいかも。

有坂さんステージで「触れない物、触れられない物」についての話をした。音楽も触ることはできない。だがそれは深く人の心の中に入っていく。水も形はないようなもので、手で持とうにも下に落ちてしまう。でも、そんな水も身体の奥へ入っていく。自分の作る音楽も、水のように聴く人の心の中に入ればいいなあ、ということかもしれない。形がないもののほうが、より心の奥に到達することが容易なのかもしれない。

ところで、有坂さん、インリン似では? 

■有坂美香ブログ

http://plaza.rakuten.co.jp/mikaarisakasings/linklist/

■ユリさん関連記事(フィリップ・ウー&ニューヨーク・オールスターズ関連)

July 13, 2006
Philip Woo Band: So Tight, So Funky
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_07_13.html

■メンバー

有坂美香 (ありさか・みか) ヴォーカル
大儀見元 (おおぎみ・げん) パーカッション
真中やす (まなかやす) ギター
ゲスト=
真吾 (さとう・しんご) ピアノ
神野ゆり  (かみの・ゆり) ヴォーカル

■Setlist: Arisaka Mika Live At Mandara, 10/30/2006
セットリスト 有坂美香 青山 曼荼羅

First Set

show started 19:43
01. Children Of The Ocean
02. 桜貝
03. Close To You
04. 月迷風影(げつめいふうえい)
05. 弧月蒼夜 (こげつそうや)
06. Black Bird
07. I Can't Stand The Rain (Yuri)
08. Amazing Grace (Yuri+Mika)
09. Vamosa Bailar
show ended 20:49

2nd Set
show started 21:16
01. Dis~Over The Dream
02. Perfidia
03. 青い鳥のゆくえ
04. Aquantum
05. Rise
06. You Should Be Mine (Yuri original)
07. Everything
08. 時の砂漠
Enc. Water Flow
show ended 22:25

(2006年10月30日月曜、青山曼荼羅=有坂美香ライヴ)

ENT>MUSIC>LIVE>Arisaka, Mika
2006- 203

投稿者 吉岡正晴 : 03:46 AM | コメント (0)

October 30, 2006

No.1 Soul Show In Tokyo; James Fujiki & Tokyo Mowtown Show

【ジェームス藤木&トウキョウ・モウタウン・ショウ】

徹底。

今年の4月、さらに5月28日にも渋谷でライヴを披露しているクールスのジェームス藤木さんのソウルバンド、トウキョウ・モウタウン・ショウのライヴが約5ヶ月ぶりにあった。前回(5月28日)と同じ渋谷27デスティニー。ライヴは最高なのだが、音響がかなり劣悪で、本当にもっと音響がよく、ステージも広いところで、が~んと見たい。

これでもか、これでもか、とソウルヒッツばかりを次々とカヴァーして披露。この徹底したソウル路線が嬉しい。

今回の違いは、サックスに女性サックス奏者ミユキさんが加入したこと。和製キャンディー・ダルファーか、かなりファンキー路線を見せた。女性シンガー、イクミのパートはものすごい迫力。和製ティナ・ターナー+アレサ・フランクリン+リン・コリンズという感じ。「ソウル・サーチン」アレサの回には、前から彼女の「ロック・ステディー」をやってもらおうと密かに思っている。イクミは、こうしたジャンプナンバーもいいが、以前にも書いたグラディスの「ニーザー・ワン・オブ・アス」などもいいのでたいしたもの。

一方、前々回から参加のトモコさんは、「ピロー・トーク」が以前のパフォーマンスと比べると徐々にセクシーになってきた。「いやあ、最初は恥ずかしかったですよ~」という。普段はラウンジやオールディーズ・バンドなどでも歌っているという。

最大16人がステージに上る見事なビッグ・レヴュー。ライヴのために、毎週必ずリハーサルをしているという。だからこそ、これだけのタイトなショウを繰り広げられるのだろう。同行オッシーも、「サイコーですねえ。こういうのは、応援したいですね!」とえらくお気に召した様子。

アンコールでは、アイズレーの「イッツ・ユア・シング」からジェームス・ブラウンの「イッツ・マイ・サング」へなだれ込んだ。徹底したファンクで幕を下ろした。次回ライヴがあるときには、事前に告知します。

(前回5月28日のライヴ評は書いていたが、なぜか未発表になっていました)

■ジェームスさん過去関連記事

2002/11/06 (Wed)
Street Cafe 5th Anniversary 
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200211/diary20021106.html

2003/06/04 (Wed)
Oldest Funk Band in Tokyo at Newest Live House
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200306/diary20030604.html

2003/11/10 (Mon)
Party To Party: Street Cafe To Brown Sugar
http://www.soulsearchin.com//entertainment/music/live/diary20031110.html

2004/05/31 (Mon)
James Fujiki & Respect All Live At Graffiti
http://www.soulsearchin.com//entertainment/music/live/diary20040531.html

May 01, 2006
James Fujiki's New Soul Band: Tokyo Mowtown Show Debut
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_05_01.html


■メンバー James Fujiki & Tokyo Mowtown Show

ジェームス藤木 (ギター、ヴォーカル)

【ヴァレンティノス】
ジョージ・ヴァレンティノ (デイヴィッド・ラッフィン系)
ナオキ・ブルー (低音系)
キャット・ケイ (ファルセット系)
ケン (ゲット・レディーなど)

サブ (ドラムス)
アッキー (ギター)
ショウゴ (ギター)
マミ (キーボード)
ボビー長野(べース)
ケンタロー (トロンボーン)
ノブ (トランペット)
ミユキ (サックス)(新加入)


イクミ・ストリート (ヴォーカル)
トモコ・ルルベル (ヴォーカル)

ワイズマン・アキ (MC)

(振り付け・マイケル鶴岡)

■Setlist: James Fujiki & Tokyo Mowtown Show @ 27 Destiny, Shibuya, 10/29/2006
セットリスト ジェームス藤木 & トウキョウ・モウタウン・ショウ
[ ] indicates original artist

show started 20:34
01. TMS (Tokyo Mowtown Show) Theme
02. Get Ready [Temptations, Rare Earth]
03. Back Stabbers [O'Jays]
04. 25 Miles [Edwin Starr]
05. Rock Steady (Featuring Ikumi) [Aretha Franklin]
06. Sweet Sweet Baby (Featuring Ikumi) [Aretha Franklin]
07. I Feel Good (Featuring Ikumi) [James Brown]
08. You'll Never Find Another Love Like Mine [Lou Rawls]
09. Pillow Talk (Featuring Tomoko) [Sylvia]
10. It Only Takes A Minute [Tavares]
11. How Sweet It Is [Marvin Gaye]
12. I'm Gonna Make You Love Me (Ikumi & Valentinos) [Diana Ross & Supremes And Temptations]
13. You Don't Have To Be A Star [Marilyn McCoo & Billy Davis Jr.]
14. Heatwave (Featuring Tomoko) [Martha & The Vandellas]
Enc. Funky Nassau [Beginning Of The End]
Enc. It's Your Thing (Ikumi) [Isley Brothers]
Enc. It's My Thing (Ikumi) [Marva Whitney, James Brown]
show ended 21:48

(2006年10月29日日曜、渋谷27デスティニー=ジェームス藤木&トウキョウ・モウタウン・ショウ・ライヴ)

ENT>MUSIC>LIVE>Fujiki, James & Tokyo Mowtown Show
2006-202

投稿者 吉岡正晴 : 12:51 AM | コメント (0)

October 29, 2006

Alfonso Freeman, Son Of Morgan Freeman, Live

【アルフォンソ・フリーマン~モーガン・フリーマンの息子のライヴ】

千円。

音楽とまったく関係のない友人から、家の近くのライヴハウスでライヴがあるから来ませんか、という誘いがあり、そのアーティストが面白そうだったので、仙川まで出向いた。仙川と書いて、「せんがわ」と読む。「せんかわ」だと思っていた。会場のキックバック・カフェは、この夏にコットン・クラブに出ていたシーラEが遊びに来て飛び入りした店ということで、名前だけは聞いていた。けっこうライヴをやっているようだ。

通常の座席に補助席などをいれて約80席、これに立ち見が加わり、店内は身動きとれないほどの大盛況。アルフォンソは、名優モーガン・フリーマン(1937年6月1日テネシー州メンフィス生まれ=現在69歳)の48歳になる息子だ。ステージのおしゃべりでも言っていたが、なんと彼は24歳になるまで、自分の父親のことを知らずにいたという。現在では、良い関係を保っているそうだ。ロスアンジェルス生まれで、劇場で演劇をやったり、映画に出たり、音楽もやったりしている。日本では佐川急便のEコレクトのCMで加藤ローザと一緒に映っていたのが、このアルフォンソだという。

この日のライヴのポイントは、なんとミュージックチャージが1000円だということ。1000円で、生の歌を聴けるというのはひじょうにいい。普段あまりライヴに行かない人にぜひ、こうしたライヴミュージックの良さ、楽しさを知って欲しいと思う。いくつかトラック(カラオケ)とバンド(ドラムス、ベース、キーボード)を伴い、歌う。雰囲気はジャズ、ゴスペル、ソウル的なものをあわせた感じ。2003年に出した自主制作のCD『アイ・ウォント・トゥ・ビリーヴ』の曲を中心にライヴを繰り広げた。

歌としては、後半、比較的彼が張り上げて歌うスタイルの曲が少し印象に残った。また「アズ・ザ・ディアー」、「ジーザス・ラヴズ・ミー」などのピアノの弾き語りはそれなりに雰囲気はあった。「ジーザス・ラヴズ・ミー」は、日本ではホイットニー・ヒューストンのヴァージョンが『ボディガード』に収録されていて、よく知られているかもしれない。

ただ、彼はミニスターなのか、かなり神の話をする。若干その手のおしゃべりが多すぎて僕にはトゥーマッチだった。神の話より、彼自身の生い立ちについて、その中での苦労、父を24歳で知ったときの思い、有名人の息子であることのプレッシャーなどについて話してもらったほうが、よりリアルに身近に感じられるだろう。そうした苦労から生まれた歌です、といって歌われたほうが、理解しやすい。

彼の話しぶりから、人柄がものすごくいいな、というのがわかった。ライヴが終わって、すぐにサイン会を始めた。CDにサインをもらう時に「いつもは、ジャズ・クラブ、それとも、教会などで歌ってるのですか」と尋ねると、「声がかかれば、どこでも歌うよ」と明るく答えてくれた。

キック・バック・カフェは、他に無料ライヴもやっている。ぜひ無料、もしくは1000円までのチャージでのライヴシリーズを続けていただきたい。

キック・バック・カフェのウェッブ

http://www.kickbackcafe.jp/

Setlist: Alfonso Freeman @ Kick Back Cafe, 10/28/2006
セットリスト: アルフォンソ・フリーマン キック・バック・カフェ
(# indicates songs from his album "I Want To Believe")

show started 20:00
01. Through Praise #
02. Medley: Trying To Make Our Way #
03. Gratitude
04. I Want To Believe #
05. New Mercies #
06. As The Deer 
07. Jesus Loves Me
show ended 20:55

Second set
show started 21:17
01. Fearfully And Wonderfully Made #
02. Preach The Word #
03. I Was #
04. Fairest Lord Jesus #
05. God Is Good (new-from upcoming album)
06. Grace And Peace
Enc1. I Love You Lord
Enc2. Do Me Like Jesus
show ended 21:56

(2006年10月28日土曜、仙川キック・バック・カフェ=アルフォンソ・フリーマン・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Freeman, Alfonse
2006-201

投稿者 吉岡正晴 : 03:18 AM | コメント (0)

October 28, 2006

Aaron Neville: New Album "Bring It On Home...The Soul Classics"

【魅惑のヴォイス、アーロン・ネヴィル新作はソウル・クラシック集】

クラシック。

Bring It on Home... The Soul Classicsネヴィル・ブラザースのリードシンガー、アーロン・ネヴィルの新作アルバムが出た。タイトルは『ブリング・イット・オン・ホーム...ザ・ソウル・クラシック』。ボーナストラックを含めて全15曲。おおおっ、この選曲のラインアップを見るだけで、失神ものだ。

美しい絹のような声で、数々のソウル・クラシックが歌われる。アーロン・ネヴィルというシンガーの名前と曲のリストを見ただけで、中身の素晴らしさがわかろうというもの。素晴らしいのはわかっている。あとは、どれくらい素晴らしいのかを確認するだけだ。

例えば5曲目、サム・クックのクラシック「ユー・センド・ミー」では途中にエレクトリック・ピアノの華麗な響きが入る。だれかと思ってクレジットを見れば、ジョー・サンプル。他にも、現在来日中のレイ・パーカー、レイとともに来日中のフレディー・ワシントン、あるいは、ロスのトップミュージシャンたち、ニール・ラーセンなど多数の一線級がレコーディングに参加している。

ゲストも多彩だ。クリス・ボッティー、メヴィス・ステイプル、シャカ・カーン、デイヴィッド・サンボーンなどなど。

カーティス・メイフィールドの2曲「イッツ・オールライト」と「ピープル・ゲット・レディー」も見事。デイヴィッド・リッツのライナーノーツによれば、アーロンはカーティスを死去前に見舞っている、という。

アーロンの声は一瞬聴いただけでわかる。そして、どんなに有名な曲でもどれも、すぐにアーロン節になる。他人の曲を自分のものにして歌えてこそ、何ぼのもの。アーロンの解釈力は見事というほかない。

ライナーノーツをデイヴィッド・リッツが書いている。また国内盤は2曲ボーナストラックが収録されている。

アーロン・ネヴィル~ソウル・クラシックを歌う
Aaron Neville / Bring It On Home...The Soul Classics

1. 雨のジョージア
2. 消えゆく太陽
3. ドック・オブ・ベイ
4. スタンド・バイ・ミー
5. ユー・センド・ミー
6. リスペクト・ユアセルフ
7. 男が女を愛するとき
8. レッツ・ステイ・トゥゲザー
9. イッツ・オール・ライト
10. ピープル・ゲット・レディ
11. マイ・ガール
12. エイント・ザット・ペキュリア
13. チェンジ・イズ・ゴナ・カム
14. ハイヤー・アンド・ハイヤー (ボーナストラック)
15. ブリング・イット・オン・ホーム (ボーナストラック)

ソウル・クラシックを歌う
アーロン・ネヴィル クリス・ボッティ メイヴィス・ステイプルズ
Sony Music Direct (2006/10/25)

ENT>MUSIC>ALBUM>Neville, Aaron


投稿者 吉岡正晴 : 04:43 AM | コメント (0)

October 27, 2006

Soul Talking With Mr. Luther

【ルーサーさんとソウル談義・・・】

エア・ベース。

2007年1月14日(日)に第5回目のソロ・ライヴを行うミスター・低音ルーサー市村さんと、ライヴについてあれこれお話しをしてきた。すでに3ヶ月を切っているわけだが、まだ2ヶ月以上あるといえば、ある。だが、こんなのはあっという間に過ぎてしまう。(笑)

ルーサーさんすでに、かなりの曲を聞きこんでいて、さらに歌詞カードも集めておられているが、選曲に迷われている感じ。ルーサーさん向きと思われる曲を集めたCDを1枚焼いて持って行った。その他に、ルー・ロウルズのライヴ、アーロン・ネヴィルの届いたばかりの新譜(これがすばらしい、後日詳しく書きます)、ロナルド・アイズレーのバカラックのアルバムなどをお渡しした。果たして、どうなるか、乞うご期待。

曲の話も少しはしたのだが、それより、どうも気がつくとお笑いネタのほうに行ってしまうのはルーサーさんならではか。(笑) その席で思いついた曲は、ソウルナッツのDJケイコに頼んでかけてもらったり。

前回までのライヴのリスナーの反応は、曲についてよりも、トークネタへの反応のほうが圧倒的に多いそうだ。それはそれで、受ける。

そうこうしているうちに隣に、先日ブルースアレーのガッツのライヴでベースを弾いていた坂本竜太さんが仲間たちと来て、予期せぬ再会、雑談。そういえば、坂本さん、この近くに住んでいてよくナッツに来ていると言っていた。ルーサーさんと坂本さんを紹介すると、最初はわからなかったが、話し始めて大分たってから、実はかつて番組かなにかで会ったことがあったそうだ。坂本さん「ソウルバー、いいですよねえ! うちでCD聴くより、ここでアナログ聴くほうが、いいんですよ」

彼に「ねえねえ、エアー・ベースやって」と言ったら、テレながら堂々とやってくれた。(笑) ルーサーさん「エアー・ギターっていうのは聴いたことあるけど、エアー・ベースっていうのは初めて聴いた」 「僕も、今思いついて、初めて言いました(笑)」 「今、思い出しました。そういえばアメリカでは、楽器はほとんどなんでも『エアなんとか』、ってあるそうですね」 「へえ、そうなんですか」 「エア・ドラム、エア・ギター、エア・ヴァイオリンなんかもあるそうですよ」 「あ、じゃあ、ルーサーさん、ステージで曲の途中にピアノソロいれて、エア・ピアノでもやったら?」 

エア・ベース、っていったら、普通Air Base 航空機基地=飛行場のことだねえ。スペルが違うが。Air Bass ね。しかし、話は尽きません。

■ルーサーさんソロライヴ

October 15, 2006
Luther Number 1 Ichimura's Solo Live Will Be Held In January
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_10_15.html

ENT>ESSAY>Luther Ichimura

投稿者 吉岡正晴 : 03:56 AM | コメント (1)

October 26, 2006

Philip Woo Featuring Ebony Faye And Ishinari Masato

【フィリップ・ウー、エボニー、石成ライヴ】

トリオ。

フィリップが、東京在住のソウルシンガー、エボニー・フェイと初めて組んでの四谷メビウスでのライヴ。すっかり忘れていたら、当日、フィリップからメールが来たので、途中から見た。ギターはおなじみ石成正人さん。

フィリップは今日はアコースティックのピアノだけ、そして、ギターでエボニーが歌う。比較的シンプルな構成。エボニーとは、以前、コンズ・コーナー時代に見ていて、のりがいいので、よくおしゃべるするようになった。何せ、日本語がけっこうしゃべれるので、受けがいい。この日のステージもさかんに日本語でお客さんに話しかける。石成さんを紹介するのに「石成、カミナリ、石成、カミナリ・・・」を連呼。受ける。

2セット目、特に低い声がよくでる曲がいいように思えた。例えば、シンディー・ロウパーの「タイム・アフター・タイム」、さらにこの日の最大のハイライトとなったレイ・チャールズの「ジョージア・オン・マイ・マインド」。これは、思い切り熱唱。

3セット目、「ソング・フォー・ユー」ではフィリップのピアノ・ソロ、さらに石成さんのギター・ソロがたっぷり聴けた。

ところでセカンド最初のインスト曲「パワー・ハウス」という曲を知らなかったので、フィリップに聞くと、タワー・オブ・パワーのキーボード奏者、チェスター・トンプソンの作品だという。で、調べてみると、彼の同名のアルバムがあった。チェスターは、タワーのほかにサンタナにも参加していた。

+++++

■過去関連記事

October 08, 2006
Philip Woo Will Be At Cotton Club With Roy Ayers: Reunion First In 28 Years : Philip Reveals His First Encounter With Roy (Part 1)
フィリップがロイとの出会いを語る
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_10_08.html

October 09, 2006
Philip Reveals His First Encounter With Roy (Part 2)
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_10_09.html

■フィリップ・ウー&ロイ・エアーズ、コットン・クラブが11月5日(日)と6日(月)いよいよ間近。

http://www.cottonclubjapan.co.jp/ccj/top.html

フィリップに聞いたところ、「もちろんみんなが大好きな『エヴリバディー・ラヴズ・ザ・サンシャイン』、やるよ」とのこと。また、メンバーも決まった。フィリップ、ロイのほか、ヴォーカルにロビー・ダンジー、ギターに西山ハンコ屋さん、ベースはクリフォード・アーチャー、ドラムスがジェイ・スティックス。

フィリップ・ウー & ロイ・エアーズ ~ユビクィティー・リユニオン~
Philip Woo(key), Roy Ayers(vib), Robbie Danzie(vo), Hank Nishiyama(g), Cliff Archer(b), Jay Stixx(ds)

■次回『ソウル・ブレンズ』内、「ソウル・サーチン」でフィリップ&ロイ・エアーズをご紹介します。10月29日(日)午後3時15分頃、インターFMmhz。

■ロイ・エアーズ入手しやすい1枚

div class="amazlet-box" style="margin-bottom:0px;">

ロイ・エアーズ・フォー・カフェ・アプレミディ
ロイ・エアーズ
ユニバーサルインターナショナル (2002/04/03)
売り上げランキング: 1,724
おすすめ度の平均: 5
5 コクのあるヴァイブ&ヴォーカル、ジャズ&ソウル

+++++

■メンバー

フィリップ・ウー (ピアノ)
エボニー・フェイ (ヴォーカル)
石成正人 (ギター)

Setlist セットリスト フィリップ・ウー (Philip Woo At Mobius 10/25/2006)

Second Set
show started 21:28
01. Power House (Instrumental) (Chester Thompson)
02. Summertime (standard)
03. Time After Time (Cindy Lauper)
04. Georgia On My Mind (Ray Charles)
05. Through The Fire (Chaka Kahn)
show ended 21:55

Third Set
show started 22:51
01. Sweet Thing (Rufus ftg. Chaka Kahn)
02. For Once In My Life (Stevie Wonder)
03. A Song For You (Leon Russell, Donny Hathaway)
04. You're The Sunshine Of My Life (Stevie Wonder)
05. God Bless Our Child (Billie Holiday)
show ended 23:30

(2006年10月25日水、四谷メビウス=フィリップ・ウー、エボニー・フェイ、石成正人・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Woo, Philip / Faye, Ebony / Ishinari, Masato
2006-200

■ しばらくこのブログへコメントが書き込めるようにしてみます。お気軽にどうぞ。改行マークが文字化けしますが、気になさらないでください。

投稿者 吉岡正晴 : 02:46 AM | コメント (0)

October 25, 2006

The Great Diva Gray Show Will Be Announced Soon

【ディーヴァ・グレイ・ショウ、来年1月に開催】

ディーヴァ。

今年7月1日の『ソウル・サーチン:ザ・セッションVOL.1』でルーサー・ヴァンドロスの「バイ・ミー・ア・ローズ」を歌い大喝采を浴びたディーヴァ・グレイのショウを企画中です。まもなく、詳細を発表いたしますのでご期待ください。

一応、2007年1月9日(火曜)、東京・目黒のブルースアレーです。ディーヴァは、数多くのアーティストの作品に参加しています。そこで自らが参加したシックやルーサーのヒットだけでなく、「ソウル・サーチン」でもちらっと歌ったチェンジの「パラダイス」など、彼女がかかわった作品を多数歌ってもらいます。これも彼女が歌っていたのか、という作品群を発掘したライヴになりますので、ご期待ください。もちろんバックは、ザ・ソウル・サーチャーズです。

ENT>MUSIC>ANNOUNCEMENT>Gray, Diva

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BBS Is Gone, Stand By For New BBS:

【掲示板消える】

削除。

昨日、いつもの日課、スパムポストをせっせと削除していたら、なんかよくわからないのだが、BBS(掲示板)自体が消えてしまいました。一体どうなっているんだか。まいりましたね。

確か、2件ほど未返事のものがありました。フレーテさんとKAZUYAさんだったかなあ。すいません。新しい掲示板を設置したら、何か書きます。

というわけで、新しい掲示板を探して、近いうちに設置します。今度のはスパムが来ないのにしようと思っていますが、はたしてどうなるか。たぶん、掲示板に入るのに、ワンクッションあるといいんでしょうね。

ただ、書き込みに管理人の承認がいるのだと、時間がずれるから、めんどうくさいかなあとは思っています。そうすれば、スパムは完全にはじけますが・・・。

しばし、掲示板がなくなってしまいますが、新しい掲示板設置までしばし、お待ちを。なお、ブログはしばらくコメント可能にしておきます。


+++++

投稿者 吉岡正晴 : 02:29 AM | コメント (4)

October 24, 2006

Ray Parker's Raydio Show: Family Reunion

【レイ・パーカーのレイディオ・ショウ】

リユニオン。

ヴェテラン・ギタリスト、レイ・パーカーが来日。レイは最近はクルセイダーズのバックで何度か来日したり、他に2002年5月にミッキー吉野、斎藤ノブ、ポール・ジャクソン、本田雅人、村上ポンタらを従えたレイ・パーカー・ジャズ・セッションというライヴを六本木スイートベイジルなどでやっているが、自己名義はかなり久々。

メンバーも、昔のレイ・パーカーのグループ、レイディオ時代に一緒にやっていたアーネル・カーマイケル(ヴォーカル)、レイがプロデュースしたこともあるランディー・ホール(ギター、ヴォーカル)、ロスのトップセッションプレイヤー、フレディー・ワシントン(ベース)、オリー・ブラウン(ドラムス)らが参加。ある意味、ちょっとしたファミリー・リユニオン風だ。

ただ、進行はかなりゆるく、1曲1曲、ギターを持ち替えたり、ちょっと話をしたり、という具合で、あたかもレイ・パーカーのうちに遊びに行って、バンドが演奏してくれた、といった雰囲気。それだけ和めるといえば和める。

珍しい選曲としては、「ミスター・テレフォン・マン」があった。「僕が書いた曲で、当時十代のキッズが歌った作品を歌います。ニュー・エディション、あのボビー・ブラウンがいたグループ、彼らが録音しヒットさせましたが、僕の曲でした。僕は一度もレコーディングはしてないんですが、ここでやってみましょう」と解説していい感じで演奏してみせた。

下記セットリスト5では、レイがアコースティック・ギターを持って、「僕が初めてギターを持って覚えた曲がこれだった。10歳の時だ」と言いながら、ビートルズの「デイトリッパー」のリフを弾いた。「それからしばらくして、僕はコードを覚えた」と言って、今度はコード進行の音とメロディーを弾く。「さらに、僕は3パートのハーモニーを覚えたんだ」と言って、ハーモニーをギターで弾いて見せた。レイのギターの成長ぶりが垣間見られた瞬間であった。

「今日は、ありとあらゆる曲をやるよ」とレイが宣言しただけあって、レイ・パーカーのショウになった。しかも、レイディオ時代のものもあって、レイディオ・ショウだった。「ゴースト・バスターズ」はさすがに受ける。それにしても、レイ・パーカー近くで見ると、顔、大きい。(笑) 

アイム・フリー!
アイム・フリー!
posted with amazlet on 06.10.24
レイ・パーカーJr
コロムビアミュージックエンタテインメント (2006/07/19)


■メンバー

レイ・パーカー・ジュニア
Ray Parker Jr.(vo,g), Mark Allen Felton(sax), Kevin Toney(key,vo), Eleanor Academia(key,vo), Randy Hall(g,vo), Fred Douglas Washington Jr.(b), Ollie E. Brown(ds), Arnell Carmichael(back vo)

■ Setlist レイ・パーカー セットリスト 


(Ray Parker @ Cotton Club, 10/23/2006)

show started 21:35
01. Come Together (New) (Beatles)
02. You Can't Change That
03. Mr. Telephone Man
04. Mismayloya Beach (Instrumental) (New)
05. Ray Parker's Guitar Section: Daytripper (Beatles)
-- Michelle (Beatles)
-- Somewhere Out There (Linda Ronstadt & James Ingram)
06. Mexico (New)
07. For Those Who Like To Groove (Instrumental)
-- Member Introducing:
A riff of "Forget Me Nots"(Freddy Washington),
A riff of "Breakin'...There's No Stoppin' Us Now" (Ollie Brown)
08. A Woman Needs Love
09. Ghost Busters -- A riff of "Livin' For The City"
Enc. It's Time To Party Now
show ended 22:49

(2006年10月23日月曜、丸の内コットンクラブ=レイ・パーカー・ジュニア・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Parker, Ray, Jr.
2006-199

投稿者 吉岡正晴 : 04:24 AM | コメント (0)

October 23, 2006

Bar Kays: Integrity Of The Soul

【ソウルの律儀(りちぎ)~バーケイズ】

律儀。

バーケイズ最終日最終公演。いつになく、始まる前から観客が熱くなっている。これまで見たどのアーティストのライヴがよかったなど思い思いに談義が進んでいる。この日来ていた観客はみな、バーケイズやソウル、ファンクが好きでたまらなくて、楽しみにやって来た熱心な音楽ファンばかりのようだった。ライヴハウスを作るのは、結局はこうした観客なのだ。そして、そうした観客を集めるのは、ブッキング(どのアーティストを呼ぶか)に尽きる。ぜひいいアーティストを呼んで、いいお客さんを集めて欲しいと思う。

バーケイズの律儀その1。驚くことなかれ、バーケイズのメンバーは開演9時半の2分ほど前から続々とステージに上り、準備を始めた。開演時間より前に準備にのぞむアーティストとは、おそれいった。(笑) そして、ほぼ定刻にライヴ開始。この日は一曲目から半分以上の人たちが立ち上がり、腰を揺らし始めた。

ハイエナジー、エンジン全開、ファンク度大爆発のバーケイズのライヴ。音楽も熱いが、観客のファンクへの思いも熱い。会場もほぼ満席。このファンクを律儀に徹底的にやり通すところ、これがバーケイズのファンクの律儀、その2だ。

それにしても、ベース奏者のソウル・サヴァイヴァー、ジェームス・アレキサンダーは、舌を出しながら迫力満点のベースを聴かせる。映画『グリーンマイル』の主人公ジョン・コフィーを演じる俳優マイケル・クラーク・ダンカンに似ているように思った。舌を出すという点では、バスケットボールのマイケル・ジョーダンがダンクシュートを打つときに舌を出す、ということをマーヴィンが教えてくれた。

バーケイズの律儀、その3。ライヴが終わると10分も経たぬうちに、入口でサイン会を始めていた。売ってるグッズは、10年前のどこかのパンフレットや、自分たちで焼いたDVD-Rなどだが、サイン会をしてファンと直接話すというところが、律儀ですばらしい。

まさにソウルの律儀であった。毎年とは言わない、2年に1度くらい律儀に来日はいかが? 

■メンバー

Larry Dodson(vo), Darrell Stanley(vo), Archie Love(vo), Kurt Clayton(Key), Ezra Williams(key), Michael Anderson(g), James Alexander(b), Hubert Crawford(ds)

Setlist セットリスト (Bar Kays @ Cotton Club, 10/21/2006)

show started 21:31
01. (Medley 01-04)Intro
02. Boogie Body Land (1980)
03. She Talks To Me With Her Body (1983)
04. Hit & Run (1981)
MC
05. (Medley 05-12) Traffic Jammer (1981)
06. Thank You (Sly & Family Stone)
07. I Wanna Take You Higher (Sly & Family Stone)
08. Sex-O-Matic (1984)
09. Move Your Boogie Body (1979)
10. Do What U Want 2
11. Shake Your Ramp To The Funk (1976)
12. Do It (Let Me See You Shake) (1982)
MC
13. (Medley 13-16) Attitude (Tribute To Roger) (1978)
14. Holy Ghost (1978)
15. Freakshow On The Dance Floor (1984)
16. Your Place Or Mine (1985)
Enc. The Slide (1995)
show ended 22:39

(2006年10月21日土曜、丸の内コットンクラブ=バーケイズ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Bar Kays
2006-197

投稿者 吉岡正晴 : 01:39 AM | コメント (0)

October 22, 2006

Kishita Kohshi Joined By Kurosawa Kaoru & Murakami Tetsuya To Sing "Ribbon In The Sky"

【木下+黒沢+村上トリオで『リボン・イン・ザ・スカイ』熱唱】


トリオ。

NHK-FMの番組『ソウル・ミュージック』(毎週木曜夜11時から)の収録で、木下航志、黒沢薫、村上てつやの3人がスティーヴィー・ワンダーの「リボン・イン・ザ・スカイ」を歌った。この模様は10月26日(木曜午後11時)に放送される。

同番組では、毎月最終週に「ミッドナイト・ソウルカフェ」と題して司会の尾臺順子さんとレギュラーゲストの村上てつやさんがゲストを迎えているが、今週のゲストが木下航志くん。そこで、スタジオにあるスタンウェイのグランドピアノを航志くんが弾き語りして、黒沢、村上両氏が参加、トリオによるパフォーマンスとなった。

7分近いヴァージョンで3人が熱唱した。黒沢さんと木下くんは、昨年の『ソウル・サーチン・レイ・チャールズ』のイヴェントで初共演をして以来、『ソウル・サーチン』やその他の番組でも顔をあわせるようになり、また、村上さんと木下くんは昨年12月の『ソウル・ミュージック』の公開生放送で初めて会った。

イントロのピアノの音色が素晴らしいなと思ったら、スタンウェイのピアノ。大きなスタジオでいい音で聴くと、またこれは格別な響き。そして航志くんの「う~~う~」という声から、黒沢さん村上さんがからんでいく。これは聴き応えあった。お見事。ぜひ、オンエアーをお聴きください。

+++++

NHK-FM『ソウル・ミュージック』、11月4日12時間生放送敢行

また、NHK-FMの『ソウル・ミュージック』の拡大版が11月4日(土曜日)、なんと12時間生放送で行われる。午後1時から深夜1時まで。途中ニュース中断は一度だけ。前半6時までがスタジオでゲストを迎えてのトーク。つのだひろ、ソウルバー「ミラクル」の川畑さん、ソラミミスト安斎肇さんらが登場する。ニュースをはさんだ6時過ぎから、一般公開のライヴとなり、ゲストにカリフラワーズ、ガッツ・フィーチャリング有坂美香、ズーコ、村上てつやらが登場する。司会は尾臺順子、ブラザー・トム。なお、一般観覧の希望はすでに締め切られている。

番組ウェッブ
http://www.nhk.or.jp/soul/

+++++

木下航志、テレビ朝日系列『テレメンタリ-』に登場

木下航志くんを追ったドキュメンタリー番組『テレメンタリ-2006』「絆 ~盲目の高校生ミュージシャン 木下航志の旅立ち~」が放送される。東京地区はテレビ朝日で10月23日(月曜)深夜26時40分(正確には24日火曜午前2時40分)から30分番組。(各地で放送時間が違うので、下記を参照してください)

木下航志オフィシャル・ウェッブ
http://www.kishitakohshi.com/index2.html

「テレメンタリー2006」
「絆 ~盲目の高校生ミュージシャン 木下航志の旅立ち~」
日  程: 2006年10月中旬
時  間: ※各地方によって放送日・放送時間が違いますので下記参照の上、ご注意ください。

■系列局の放送時間

北陸朝日放送 (土)24:30~25:00
朝日放送 (土)25:15~25:45
広島ホームテレビ (土)25:35~26:00
岩手朝日テレビ (土)26:00~26:30
大分朝日放送 (日)06:30~07:00
山形テレビ (日)06:00~06:30
秋田朝日放送 (日)06:00~06:30
静岡朝日テレビ (日)24:25~24:55 (火)25:45~(再)
新潟テレビ21 (日)24:30~25:00
長崎文化放送 (日)25:30~26:00
鹿児島放送 (日)06:00~06:30
琉球朝日放送 (日)06:00~06:30
瀬戸内海放送 (日)25:30~26:00
長野朝日放送 (日)25:20~25:50
福島放送 (月)10:55~11:25
青森朝日放送 (月)26:10~26:40
名古屋テレビ (月)26:20~26:50
テレビ朝日 (月)26:40~27:10
東日本放送 (火)25:46~26:16
熊本朝日放送 (火)25:40~26:10
山口朝日放送 (土)05:05~05:35
北海道テレビ (土)25:30~26:00 (土)06:30~07:00(再)
愛媛朝日テレビ (土)26:00~26:30
九州朝日放送 (日)06:00~06:30

ENT>MUSIC>ANNOUNCEMENT>

投稿者 吉岡正晴 : 04:05 AM | コメント (0)

October 21, 2006

Sam Moore Suddenly Will Coming To Japan

【サム・ムーア急遽来日決定】

突如。

オーバーナイト・センセーショナル先ごろ34年ぶりの新録による新作アルバム『オーヴァーナイト・センセーション』をリリースしたばかりのソウル・シンガー、サム・ムーアの来日が突如決まった。東京ブルーノートで11月13日から公演が予定されていたナイジェル・ケネディ・クインテットがキャンセルとなり、その代打として急遽サム・ムーアの来日が決定したもの。しかも、今回はブルーノートでの公演が1日2回ではなく、1回のみという形式で行われる。

サム・ムーアは1935年10月12日、フロリダ州マイアミ生まれ。マイアミのクラブで出会ったデイヴ・プラッタ-(1937年5月9日ジョージア州オシリア生まれ)とともにソウル・デュオ、サム&デイヴを結成。ルーレット・レコードからシングルデビューした後、1965年、アトランティック・レコードと契約。「ユー・ドント・ノウ・ライク・アイ・ノウ」のヒットを皮切りに次々とヒットを出すようになった。二人は、激しく踊りながら歌うことから、「ダイナマイト・デュオ」などの異名をとった。ソウル・デュオとしては最高峰に位置する。

67年、バラードの「ホエン・サムシング・イズ・ロング・ウィズ・マイ・ベイビー」、ジャンプナンバーの「ソウルマン」などの大ヒットでスターに。しかし、70年代になるとヒット曲が途絶え気味になり、デュオは一時期解散。その後、再結成したり解散したりを繰り返した。

1988年4月9日、デイヴがジョージア州シカモアで交通事故で死去。以後は、サム・ムーアが別の新しい相方を募集し新生サム&デイヴを結成していたりしたり、ソロシンガー、サム・ムーアとして活動していた。

2002年、映画『オンリー・ザ・ストロング・サヴァイヴ(邦題、ソウル・サヴァイヴァー)』に出演。ここで赤裸々に過去を語って見せた。そして、2006年、新録としては34年ぶりの新作をだしたが、ここにはブルース・スプリングスティーンからビリー・プレストン、マライア・キャリー、エリック・クラプトンなど錚々たるメンバーがゲスト参加している。今年のグラミーでもウィルソン・ピケット・トリビュートで顔を見せていた。ドラッグで廃人寸前まで行ったが、このところまさに見事なソウル・サヴァイヴァーになっている。

来日公演は次の通り。

2006年11月13日(月)~11月17日(金)
【 SAM MOORE(vo) - Premium Soul Legend Nights - 】
サム・ムーア ~プレミアム・ソウル・レジェンド・ナイツ~

ミュージック・チャージ:¥13,650(税込)
ライヴ:午後8:00(本公演は、1日1ショウのみ)
予約受付開始日:10/29(日)

ブルーノート・ウェッブ
http://www.bluenote.co.jp/

■サム・ムーア関連過去記事

August 23, 2006
Sam Moore's First Solo Album In 34 Years
サム・ムーアの新作について
http://blog.soulsearchin.com/archives/001216.html

2004/02/17 (Tue)
Only The Strong Survive: The Soul Movie
映画『オンリー・ザ・ストロング・サヴァイヴ』内容紹介と映画評。
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200402/diary20040217.html

2004/06/24 (Thu)
Talk About "Only The Strong Survive" At Relocated Soul Bar Sugar Hill
同映画日本での公開決まる。
http://www.soulsearchin.com//entertainment/soulbars/diary20040624.html

2004/11/07 (Sun)
"Only The Strong Survive": Some Questions & Answers
イヴェントでの質疑応答。
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200411/diary20041107.html

July 18, 2006
Two Interesting Compilation Album Has Released: "Atlantic Unearthed: Soul Brothers" & "Atlantic Unearthed: Soul Sisters"
サム&デイヴ時代の曲を含むアルバム
http://blog.soulsearchin.com/archives/001146.html

ENT>ANNOUNCEMENT>LIVE>Moore, Sam

投稿者 吉岡正晴 : 05:42 AM | コメント (0)

October 20, 2006

Gats Live; Soulful Wonderer Gats

【全国をギター1本で回る流離のソウル・シンガー、ガッツ】

流離(さすらい)。

「ソウル・サーチン」でもおなじみのシンガー、ガッツが全国ツアーを開始。その第2日目を目黒ブルースアレーで見た。なんと今回のツアーは10月17日の仙台を皮切りに、12月28日、29日の横浜モーションブルー2デイズまで、約3ヶ月にわたって計34本! すごい本数のライヴだ。これを全部自分でブッキングしたという。この他に何本かイヴェント出演などもあるという。(ツアー予定などは、ガッツのホームページを参照) 

http://gats.tv/

全国ツアーの多くは、基本的にはひとりアコースティック・ライヴだが、この日のブルースアレーはドラムス、キーボード、ベースとガッツという4人組バンド。

前半がカヴァー多め、後半がオリジナル中心のライヴだった。この日、彼の歌うカーティス・メイフィールドの名曲の数々(「メイキングス・オブ・ユー」、「ピープル・ゲット・レディー」、「トリッピン・アウト」)を聴いていると、次の「ソウル・サーチン:ザ・セッション第二回」は、カーティスかなあ、などと心が傾く。

ガッツは何より声がよく、歌もうまいので、しっかりしたバンドとともにライヴがそつなく進行する。今回初めて聴いた作品では、ブラッド・スゥエット&ティアーズの「スピニング・ホイール」のアレンジが実にかっこよくてよかった。また、「トリッピン・アウト」の途中では、「アーニー・アイズレー風ギターをやってみたいと思います」と言ってギター・ソロを聴かせた。「ソウル・サーチン」、次回アイズレーも候補なんだよなあ・・・。(笑) 

一緒に見ていた岡”アフロヘアー”伸昭さんが、「これって、ソウル・サーチンへの挑戦状じゃあないんですかあ?(笑)」ともらした。ははは。

日本語のオリジナル楽曲も、かなりこなれており、ライヴで何度か聴いているうちに覚えてしまう。全国各地に行く時、1曲なにか決めて、ガッツ、有線放送も周るといいよ。

最後のアンコールは、ガッツとも旧知の鈴木桃子さん、また、ダンスマンのいとこ(実はダンスマンが素顔で登場!)らが登場して、スティーヴィーの「スーパースティション」を歌った。

ところでガッツは、この30本以上のライヴをすべて自分の車で運転して移動する。宿が取れないときには、車の中でも寝られるようになっているという。また、全国各地のライヴハウスに行くと、何人か同じようなライヴハウス・ツアーをしているミュージシャンの名前を見かけるようになる。あちこちの店で、よく見る名前を覚えていくわけだ。そんな放浪のミュージシャンたちと基本的にはなかなか会えないが、たまに会うと「あちこちでてるねえ」とお互い、旧知の仲のように思えてくるという。

また、あちこちで歌うと必ずその土地その土地に何人かガッツの音楽をものすごく気に入ってくれるミュージシャンやファンがいて、そうした人たちのネットワークから、次はこっちへ来て歌ってくれ、などと声がかかるそうだ。ガッツの音楽なら、一歩一歩ゆっくりでいいので、ちゃんと人に聴かせれば、聴く人は確実に増えていくはず。

ギター1本で全国を周るガッツは、まさに流離(さすらい)のソウル・シンガーだ。現代版ソウル寅さんなんてイメージもおもしろいかもしれない。(笑) 

++++

ガッツのライヴは都内で近いところでは10月27日(金)表参道・音楽室で、鈴木桃子&ガッツ&ゲイリー・スコットがあります。

●音楽室・ウェッブ

http://www.ongakushitsu.jp/

また、ガッツは来る11月4日(土)NHK-FM『ソウル・ミュージック・ライヴ』(放送は午後6時から午後10時まで)に出演します。この日は他にカリフラワーズ、ガッツとともに有坂美香、ズーコ、村上てつやなども出演する予定。

■ガッツ関連記事

2003/06/27 (Fri)
GATS TKB SHOW Live At Shibuya Boxx
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200306/diary20030627.html

2004/11/18 (Thu)
Spirit Of The Boogie Live At Blues Alley
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200411/diary20041118.html

2004/11/24 (Wed)
GATS Soul Live At Motion Blue
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200411/diary20041124.html

2005/03/04 (Fri)
Friends Joined Gats To Sing "What's Goin' On"
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200503/diary20050304.html

July 12, 2005
Gats Live With The Funkiest Band In Tokyo
http://blog.soulsearchin.com/archives/2005_07_12.html

『車窓を奏でるメロディー』(3)
『その列車は、希望の灯火その列車の乗車券は、信念』
ガッツがもっとも得意とする「ピープル・ゲット・レディー」について
http://www.soulsearchin.com/periodical/l&g/l&g03.html

July 12, 2005
Gats Live With The Funkiest Band In Tokyo
http://blog.soulsearchin.com/archives/000383.html

March 16, 2006
Gats Birthday Live
http://blog.soulsearchin.com/archives/000895.html

July 03, 2006
"Soul Searchin' : The Session Vol.1" (Part 2): Full Of Roses In Her Arms
http://blog.soulsearchin.com/archives/001113.html

■メンバー

GATS(Vo/G) 坂本竜太(B) PENNY-K(Key) 杉山賢一郎(Ds)


Setlist セットリスト (Gats Live At Blues Alley Japan, 10/19/2006)
( )=original artist when its cover song

1st set
show started 19:40
01. What's Going On (Marvin Gaye)
02. I Just Wanna Sing
03. Makings Of You (Curtis Mayfield)
04. People Get Ready (Curtis Mayfield)
05. Spinning Wheel (Blood Sweat & Tears)
06. Stay
07. Long Vacation (超ヴァケーション)
show ended 20:40

2nd set
show started 21:06
01. 梅干の歌
02. Georgia On My Mind (+西脇辰弥=ハーモニカ)(Ray Charles)
03. 高速道路 (+西脇辰弥=ハーモニカ)
04. 明日晴れるかな (新曲)
05. 確かめたくて (新曲)
06. 会いたくて (新曲)
07. Trippin' Out (Curtis Mayfield)
08. Journey
09. ありがとう (+松田肇=ギター)
Enc. Superstition (+鈴木桃子=歌、ダンスマンのいとこ=歌、西脇辰弥、松田肇=ギター)(Stevie Wonder)
show ended 22:34

(2006年10月19日木曜、目黒ブルースアレー=ガッツ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Gats
2006-195

投稿者 吉岡正晴 : 03:33 AM | コメント (0)

October 19, 2006

Bar Kays: Funk Explosion!! Sooooo Dynamite!!

(若干ネタばれになります。これからショウをご覧になる方は、あなたのリスクにおいてお読みください)

【バーケイズ・ライヴ、ダイナマイト・ファンク炸裂】

大爆発。

まさにファンクが炸裂、大爆発。完璧なファンク、エンタテインメント・ショウ。息つく暇もなく、次々とメドレーになって繰り出されるバーケイズのソウル、ファンクのヒットの数々。結成40周年を向かえる大御所ファンク・グループ、バーケイズの久々のライヴ。この肉感的な、ソウル度、ファンク度超満点のバンドの見事なことよ。Funk To The People!

伝説のR&Bシンガー、オーティス・レディングのバックバンドから、成り上がったファンクバンド、バーケイズはこれまで、赤坂ムゲン(71年6月から7月)、渋谷「ライヴイン」(86年頃?)、日比谷野外音楽堂で行われたファンク・フェスティヴァル『レッツ・グルーヴ』(96年、他にコン・ファンク・シャン、エモーションズ、キャメオが来日)などで来日している。

下記セットリストで1から4まで一気。MCをいれてさらに5から最後までこれまた一気。ミディアムからアップテンポの曲ばかり(1曲だけスロー)による一気は、コットンクラブの気温を5度は上げ、うっすらと湯気が立ち込めた。一気飲みならぬ一気ファンクだ。More Funk To The People!

70年代から80年代にかけてのバーケイズのヒット曲、特に「シェイク・ユア・ランプ」から「ドゥ・イット」~「ホーリー・ゴースト」までの流れなどもう最高。つなげてスローの「アティテュード」へ。おどろくほど何の変哲もないこの作品が、超エロエロに変身。ここで若干の宣伝をしつつ、後半はロジャーへのトリビュート。キーボードのエズラが、ヴォコーダーを使いロジャーになりきった。

リードシンガーのラリー・ドドソンの衣装は、まさに70年代オールドスクールのファンクグループらしい、ど派手なラメいりのもの。こんな大げさなデザイン今時誰が作るというくらい、徹底してる。まさにソウル・ファッション。飛行機事故(1967年12月10日、オーティス・レディングとともに飛行機に乗ったバーケイズのメンバーが事故で死去)の生き残りメンバー、ジェームス・アレキサンダー(今回も来日しているベース奏者)とベン・コーリーがバーケイズを再結成し、その後何度かのメンバーチェンジ後、1970年にグループに入ったリードがラリー・ドドソン。ラリーも36年間バーケイズのメンバーだ。

ところで、ラリーが「1987!」とか年代を言って歌い始める曲。かえって調べてみるとそれぞれ、ヒット年号が違っていた。(笑) ま、ファンクだから気にしない、気にしない。Give More Funk To The People!

よく動き、同じステップをふみ、観客を巻き込み一体化して、ファンク・エンタテインメントの頂上を極める。40年、ライヴバンドとしてたたき上げてきた連中はさすがに年季が違う。まさに究極のファンクバンドのライヴ・パフォーマンスだ。

来年(2007年)12月10日は、グレイト・オーティスを奪った事故からちょうど40年になるのか・・・。事故機に乗らなかったジェームス・アレキサンダーは、まさに究極のソウル・サヴァイヴァー。ここでひょうきんに、そして元気にベースを叩く姿にオーティスの遺影が浮かぶ。まさにソウル・バンドに歴史ありだ。 今週土曜まで、今からでも遅くはない。

マネー・トークス
マネー・トークス
posted with amazlet on 06.10.19
ザ・バーケイズ
ブルース・インターアクションズ (1996/08/10)


■ライヴ

10月21日土曜まで、丸の内コットンクラブ。一日2回。
http://www.cottonclubjapan.co.jp/ccj/top.html
TEL : 03-3215-1555
(11:00 a.m.~11:00 p.m.)

■メンバー

Larry Dodson(vo), Darrell Stanley(vo), Archie Love(vo), Kurt Clayton(Key), Ezra Williams(key), Michael Anderson(g), James Alexander(b), Hubert Crawford(ds)

Setlist (Bar Kays @ Cotton Club, 10/18/2006)

show started 21:30
01. Intro
02. Boogie Body Land (1980)
03. She Talks To Me With Her Body (1983)
04. Hit & Run (1981)
MC
05. Traffic Jammer (1981)
06. Sex-O-Matic (1984)
07. Move Your Boogie Body (1979)
08. Do What U Want 2
09. Shake Your Ramp To The Funk (1976)
10. Do It (Let Me See You Shake) (1982)
11. Holy Ghost (1978)
12. Attitude (Tribute To Roger) (1978)
13. More Bounce To The Ounce (1980-Roger/Zapp)
14. Freakshow On The Dance Floor (1984)
15. Your Place Or Mine (1985)
Enc. The Slide (1995)
show ended 22:48

(2006年10月18日水曜、丸の内コットンクラブ=バーケイズ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Bar Kays
2006-194

投稿者 吉岡正晴 : 05:47 AM | コメント (0)

October 18, 2006

Candy Dulfer Live: Another Average White Band

【もうひとつのアヴェレージ・ホワイト・バンド】

東京一番。

プリンスも惚れたオランダ出身のサックス奏者、キャンディー・ダルファー。彼女もアメリカでブレイクしてからは、世界的知名度を獲得。日本にも何度もやってきて、今回のブルーノートは昨年5月以来。僕もそれより前のブルーノートや、赤坂ブリッツで見たが、ブリッツは97年9月のことだったのだろうか。そんな昔か? 2000年頃だったような気もしたが・・・。

最近は毎年のようにブルーノートにやってくる。「オランダでは乾いたパンと水しかでないけど、ここでは豪華な食事がでる」とブルーノートを思い切り持ち上げつつ、ファンクを熱奏。今回はベースが元プリンス・バンドのロンダ・スミス。彼女は二ヶ月ほど前にシーラEたちとバンド、COEDの一員としてもやってきていた。2002年のプリンスツアーにも同行。

さて、全体的なサウンドは、また、もうひとつのアヴェレージ・ホワイト・バンド(平均的白人バンド)という感じ。ドラムス、ギター、キーボード1台が白人で、ベースともう一台のキーボードがブラック。ということで、基本的なサウンドは白い。

下記セットリストでぐっと盛り上がったのが、「ライフ・オブ・ザ・パーティー」。なんとプリンスが彼女のために書いてくれた作品だという。キャンディーは、ステージで「確信はないけど、これはプリンスが私のことを書いた曲だと思う」と言っていた。これは、なかなかのグルーヴでよかった。

ブラックのキーボード、チャンスが2曲で歌ったあたりは、ソウル色があった。また、アンコールでの「ギミ・サム・モア」(JBズのカヴァー)あたりもアヴェレージ・ホワイト・バンド的なものを感じた。

キャンディーはちょっとしたトークがおもしろい。世界各地の都市の名前をだして、「みんなだめ、でもここが一番、東京一番ファンク・シティー」とやる。おそらくそれぞれの土地で同じ事をやっているのだろうが、それでも言い方がおもしろいので受ける。そんな彼女はライヴ後、すぐに上でサイン会を始めた。

ライヴ後ロンダとゆっくり話す機会があったが、彼女は新作ソロアルバムを日本で12月にリリースするという。彼女の好きなベース奏者は、スタンリー・クラーク、ジャコ・パストリアス、そして、ラリー・グラハムだそうだ。プリンス・バンドのために、ミネアポリスに3年ほど住んでいたが、そこの寒さに閉口して、結局ロスに戻ってきた。「マイナス60度とかになるのよ。地元の人に言われたわ。そんなときは瞬きしちゃだめよって。その瞬間に凍っちゃうんだって」 

ロンダからの情報。「ラリー・グラハムは今ミネアポリスに住んでいる。しかも、プリンスのうちのま隣。もしプリンスがツアーにでるときは、オープニングアクトでもやるのでは?」 「ミネアポリスのパープルの家の跡地は今は、更地になっている」 「キャンディーとのライヴはとてもやりやすい。特にリハーサルをしなくても大丈夫。彼女にはCDを渡され、私はホームワークをしっかりしていけば、OK。私は楽譜は読めるけど、自分で自分用には特殊な方法でメモ書きのようなものを書いて覚えている」「今度のベースマガジンの表紙になるの。インタヴューされたわ」 

ベスト・オブ・キャンディ・ダルファー ~キャンデイ・ファンキー・セレクション ~\
キャンディ・ダルファー
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売り上げランキング: 8,151


■メンバー

Candy Dulfer (Sax, Vocal)
Thomas Bark (Keyboard)
Chance Howard (Keyboard, Vocal)
Uco Bed (Guitar)
Rhonda Smith (Bass)
Josh Dion (Drums)

Setlist (Candy Dulfer @ Bluenote, 2nd set, 10/17/2006)

show started 21:31
01. Candy
02. You Are The One
03. Finsbury Park
04. Summertime
05. Everytime
06. Life Of The Party
07. Brown Sugar (Chance on vocal) (D'Angelo)
08. No Diggity (Chance on vocal) (Blackstreet)
09. Sax A-Go-Go
10. Pick Up The Pieces (Average White Band)
Enc. Gimme Some More (JB's)
Enc. Let It Go
show ended 23:04

(2006年10月17日火曜、東京ブルーノート=キャンディー・ダルファー・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Dulfer, Candy
2006-192

投稿者 吉岡正晴 : 04:05 AM | コメント (0)

October 17, 2006

Mariah Carey Live: Life Is Like A Rollercoaster

(ネタバレになります。これからライヴをご覧になる方はあなたのリスクにおいてお読みください)

課題。

いきなり舞台正面にしつらえられた5台のモニターにローラーコースターの映像が映し出される。マライアのナレーションがかぶさる。「人生というのは、ローラーコースターのようなもの。上がることもあれば下がることもある。私の人生もローラーコースターみたいに、上がったり下がったり、回転したり、上下さかさまになったり。私は子供の頃ものすごくローラーコースターが怖かった。でも、大丈夫になった。ものすごく怖いところを通り過ぎると、平和なやすらぎが訪れる。でも、ローラーコースターに乗ってみなければ、その冒険の体験は得られないわ」(大意) そして1曲目「イッツ・ライク・ザット」へ突入。いい出だしだ。

プロモーションでの来日を含めるとなんと10回目の来日、公演でも5回目というまさに親日派マライアのライヴ・アット・ブドーカン! 埼玉アリーナが2日予定され(20日と21日)それが売り切れたためにこの武道館が追加の形で発売され、初日になった。ファン層は7-3で女性のほうが多い感じ。

オンステージはキーボード3人(うち1人がベースも兼任)、ドラムス、コーラス3人、ダンサー6人、DJ、そして、マライアという総勢15人。ほとんどが事前打ち込みの音で、キーボード陣がそれを再生しているようだ。ドラムも打ち込み音に若干、リアルタイムで重ねているのか。ただ、ダンサー、コーラスはリアルで動きはある。マドンナにせよ、こうした見せるショウだと、もはや実際にミュージシャンが演奏していなくても、シンガーが一部で口パクであろうと、関係なく、エンタテインメントとして見る者を楽しませればいいという雰囲気かもしれない。

それにしても、マライア、体格大きくなった。(表現を変えれば「太った」) で、おもしろかったのが、5台のスクリーンに映る映像が、本物よりも若干縦長に補正されている点。通常のテレビ映像を横長テレビで見ると、人間の身体が横に太って見えるが、その逆で、縦に伸ばしているので、実際よりスリムに映る。なるほど、これはうまい演出だ。今まで見せられていた映像はみんなこの仕掛けがあったのかな。(笑) 

全体的に見ると、2回あるDJタイム(下記セットリストで5と13の後=それぞれ6分程度)が不要。また、マライアと「アイル・ビー・ゼア」をデュエットし、マライアが強力に売り出しに力をいれている男性シンガー、トレイ・ロレンツがデュオの後2曲歌うのだが、これも不要といえば不要。ルーサー・ヴァンドロスの「ネヴァー・トゥ・マッチ」を歌うのだが、残念ながら今ひとつ。もちろん、マライアの着替えのために若干のブレイクタイムが必要なのはわかるが、この3箇所はもっと短縮したいところ。

衣装チェンジは4回。本編最後に「ウイ・ビロング・トゥゲザー」を歌った後、「日本のファンだけに特別にこれを歌います」といって、大ヒット「恋人たちのクリスマス」を歌った。天井から雪が降り注ぎ、これがこの日一番受けた。マライア・ファンは「終わりよければすべてよし」という感じで大いに満足かもしれない。蛇足だが、この曲だけはバンド・メンバーがメンバーだけの演奏でリアルに演奏していたようだ。

まあ、マライアが最終公演で出す力を10とすれば、今日はせいぜい6くらいの力で流したショウといったところ。日本のファンには、新作からの曲より、昔からのヒット曲をひたすら歌い倒すほうがもっと受ける。選曲も「クリスマス」だけでなく、広く日本向けの選曲にしたほうがいいだろう。比較するのはあまりよくないが、先日のマドンナのスケールと比べると若干寂しい。マドンナよりマライアのほうが、キャッチーな曲が多いだけに残念だ。課題は残る。ローラーコースターのように、もっと激しく刺激を与えて欲しい。

■来日履歴

初来日 1993年10月 プロモーションで初来日
2回目 1996年3月 初来日公演
3回目 1998年1月 2度目の来日公演
4回目 1999年11月 プロモーション来日
5回目 2000年3月 来日公演(3度目)
6回目 2002年11月 プロモーション来日
7回目 2003年6月~7月来日公演 (4度目)
8回目 2004年11月 プロモーション来日
9回目 2005年3月 プロモーション来日
10回目 2006年10月 来日公演 (5度目)

■過去関連記事

2003/07/09 (Wed)
Mariah Carey Live At Budokan
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200307/diary20030709.html

April 01, 2005
Mariah Carey Sung Two Songs At Roppongi Hills
http://blog.soulsearchin.com/archives/2005_04_01.html

MIMI~プラチナ・エディション+DVD(DVD付)
マライア・キャリー
ユニバーサルインターナショナル (2006/01/18)
グレイテスト・ヒッツ\
マライア・キャリー ベン・マーグリーズ ナラダ・マイケル・ウォルデン
ソニーミュージックエンタテインメント (2001/12/12)
売り上げランキング: 6,293


Setlist (10/16/2006)

show started 19:22
00. Rollercoaster Video
01. It's Like That ("The Emancipation Of Mimi")
02. Heartbreaker
03. Dreamlover (including sampling of "Juicy Fruit" by Mtume)
04. My All
05. Shake It Off ("The Emancipation Of Mimi")
--. DJ Play [Dress change #1]
06. Stay The Night ("The Emancipation Of Mimi")
07. I'll Be There (With Torey Lorenz)
08. Never Too Much (Torey Lorenz only) (Luther Vandross)
09. My Everything (Torey Lorenz only) [Dress change #2]
10. Fantasy
11. Don't Forget About Us ("The Emancipation Of Mimi")
12. Always Be My Baby
13. Honey
--. DJ Play [Dress change #3]
14. I Wish You Knew
15. Hero
16. We Belong Together ("The Emancipation Of Mimi")
17. Butterfly Reprise
--. [Dress change #4]
Enc. All I Want For Christmas Is You
show ended 20.55

(2006年10月16日月曜、日本武道館=マライア・キャリー・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Carey, Mariah
2006-191

投稿者 吉岡正晴 : 05:32 AM | コメント (0)

October 16, 2006

Tequila! Tequila! Tequila! Shot! Shot! Shot! : Soysoul In One Gulp

【ソイソウル・ライヴはテキーラ一気飲み】

一気。

ステージにミュージシャン11人が上る大型東京ファンクバンド、ソイソウルの目黒ブルースアレー2デイズ。その2日目を見た。今時こんな11人もの大型バンドが一つになってソウル、ファンク一筋にやるなんてことがあるだろうか。このソイソウルが成立すること自体、すごいこと。

ズーコとケイズのヴォーカル、ケイオンのラップ、そしてそれを支えるバンドによる爆笑トークと爆裂ファンクが交錯する2時間半余。

セカンドが始まって40分ほどで、ズーコが「次の曲が最後の曲になります」のアナウンス。観客が「ええ~~っ」。「でも、ここからが長いんです」と言って最後の曲とアンコール2曲で、およそ1時間に及んだ。確かに長い。

本編最後「トゥー・ホット」の途中では、「タッタラタラタッタ~」と「テキーラ」のメロディーを演奏。そこで、みんなが「テキ~~~ラ!!」と声をあげると、ちょうどそこにお店の人がテキーラをボトルで用意していて、ショットについで、観客に振舞う。そして、その声の合図とともに一気に飲む。これが観客何人かとミュージシャン(ベースの丸本さん)でやった。テキーラ、テキーラ、テキーラ、ショット、ショット、ショット。ソイソウルをテキーラで一気飲みだ。

この日、ケイズはしばらく前に喧嘩かなにかで、前歯を折っており「サシスセソ」の発音がおぼつかない。これはこれでおもしろかった。アンコール1曲目では、各メンバーのソロ演奏を見せたが、とくにKムトーのキーボード・ソロ・パートの指さばきは、両指で乳首をいじるようないやらしさプンプンだった。

今回のライヴはソイソウルとしては、年内最後。なお、セットリストは1日目と若干曲の入れ替えがあった。下記セットリストは2日目のもの。一方、ズーコが来月ソロアルバムを出すが、そのソロライヴを12月23日(土曜)、ブルースアレーで行う。この日は「プレシャス・ラヴ」がソロからの作品。

(書いたよ、ムトーさん=(笑))

■過去関連記事

2004/01/17 (Sat)
Soysoul Live At Shibuya Quatro: Zooco Is A Tamer Of Wild Beasts
http://www.soulsearchin.com//entertainment/music/live/diary20040117.html

2004/07/03 (Sat)
"Midnight Love" To Soysoul Live
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200407/diary20040703.html

2004/09/06 (Mon)
Two Places At The Same Time: Budoukan Or Yokosuka
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200409/diary20040906.html

2004/11/04 (Thu)
Chain Of Funk Gang: From Soysoul To Their Friends, One After Another
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200411/diary20041104.html

August 07, 2005
Soysoul Live At Blues Alley: Hottest Funk Band On A Hottest Day Of This Summer
http://blog.soulsearchin.com/archives/000432.html

June 06, 2006
Soysoul Live & Philip Woo Announces His Live Info In Japanese
http://blog.soulsearchin.com/archives/001061.html

July 17, 2006
"Too Hot" Portray Tokyo's Summer Madness: Soy Soul Live Coming Up
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_07_17.html

■ ソイソウルメンバー

Zooco (Vocal), Caize (Vocal), K-On (Rap), 丸本修(Bass), Ken Keng (Percussion), 竹内勝(Drums), 渡辺ファイアー(Sax), Phillip Woo (Keyboards), K-Muto (Synthesizer & Programming), 小倉昌浩(Guitar), 城谷雄策(Support Trumpet)

Setlist (10/15/2006)

1st set
show started 18:45
1. Soul Power
2. Can't Stop
3. Medley: I Wish -- True Color -- Super Fly
4. とこしえの花
5. ひまわり
6. Precious Love
show ended 19:52

2nd set
show started 20:23
1. My My My
2. My Sugar Babe
3. Rock The Fire -- Solo
4. Spiral
5. Samurai Funk
6. Why Don't You...
7. Too Hot -- Tequila -- Too Hot
Enc. Soysoul
Enc. ココロスベテ
show ended 22:02

(2006年10月15日日曜、目黒ブルースアレー=ソイソウル・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Soysoul
2006-190

投稿者 吉岡正晴 : 04:43 AM | コメント (0)

October 15, 2006

Luther Number 1 Ichimura's Solo Live Will Be Held In January

【ルーサー市村氏ソロライヴ1月にブルースアレー】

5回目。

日本のソウルヴォーカル・グループ、リアル・ブラッドのメンバーで、グループの中でベース・ヴォーカルを担当するルーサー市村氏が約1年ぶりのソロライヴを行う。今回の会場はぐっと都心に来て、目黒のブルースアレー。今年1月の府中でのライヴ以来約1年ぶりとなる。チケットの予約・発売が明日16日から。

詳細は次の通り。

LUTHER "NO.1" ICHIMURA 5TH SOLO LIVE
日時 2007年1月14日(日) 17:00 開場 18:30 開演
前売:4500円/当日:5000円 (ドリンク代は別途になります)
入れ替えなし、90分間のワンステージ
場所: 目黒BLUES ALLEY JAPAN
http://www.bluesalley.co.jp/index.html
〒153-0063 東京都目黒区目黒1-3-14
ホテルウィング・インターナショナル目黒B1F
予約専用電話 : 03-5740-6041
【電話予約受付時間】 月~土/12:00~20:00
上記時間外はインターネット予約が便利です (24時間受付)
公演当日のお問合せ : 03-5496-4381 (店頭)
チケット予約開始日時 : 2006年10月16日(月) 14:00~ 

メンバー

澤口憲治(G)
大友正明(B)
GAAA(Dr)
貝原正(Kb)
小坂武巳(Tb)
川嵜純一(Tp)
佐藤公彦(Ts)
Sierra(Cho.)
Mocony(cho.)
Kyoco(Cho.)

+++++

ルーサーさんのソロライヴは今回で5回目。前回のライヴは大雪の中府中で行われた。

January 23, 2006
Luther Number 1 Ichimura: The Way He Was...
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200601/2006_01_23.html

というわけで、今回の会場は「ソウル・サーチン」でもおなじみ目黒のブルースアレーになった。そして今回もルーサーさんお誕生日ライヴ。今から楽しみ。雨、雪ときて、来年は何が起こるでしょう。(笑) 

ENT>MUSIC>ANNOUNCEMENT>Luther "Number 1" Ichimura

投稿者 吉岡正晴 : 10:46 AM | コメント (0)

October 14, 2006

Queen Of Japanese Neo Soul Maru's Live: How To Compensate For Loss Of Tokyo Soul Scene

【マル、現メンバーのバンドで最後のライヴ~東京ソウルシーンが失うミュージシャンの穴埋めはいかに】

ネオソウル。

東京の日本人バンドとして最強ソウルバンドを従えた最強ディーヴァ、マル。そのバンドのベース、ソウシくんとギターのタクくんがまもなくアメリカに帰ってしまうということで、このメンバーでは最後となってしまうライヴ。相変わらずのグルーヴ感の見事さ、そして、そのバンドの頂点に君臨するマルのヴォーカル。ヴォーカルも含めていいバンドだ。

今回下記セットリスト4「ミュージック」が書き下ろしの新曲。そして、エイドリアナ・エヴァンスで来日したギターのタクくんのその来日記念としてエイドリアナの「ラヴ・イズ・オール・アラウンド」を初披露。両方ともすごくいい。エイドリアナの曲なんか、本当にマル向きの作品だ。

また男と女の微妙なやりとりを描く「少しだけ」は、ナレーションの部分をこれまでとがらっと変えていた。今回のオチは、「You took my money」 これはまた、おもしろい。

「ジャパニーズ・ネオソウルのクイーン」。マルの音楽性はひじょうにわかりやすい。方向性がはっきりしているから、ミュージシャンたちともイメージを共有できる。

本編が終わったら10時58分で、終了予定の11時にあと2分しか残っていなかったが、もう1曲やることにした。そこで、マルが呼び出したのが、なんと事前に何の打ち合わせもしていなかった黒沢さん。一緒に見ていたのだが、まさか、この日歌うとは思わなかったなあ。(笑) 「ソウル・サーチン」でデュエット共演して以来、一度ライヴを見たいと言っていた彼がやっとこの日、うまく時間をやりくりしてやってきた。マルのライヴ自体、えらくお気に入りの様子。

結局、その場でミュージシャンたちとも軽く打ち合わせてやったのが、マーヴィン・ゲイの「ホワッツ・ゴーイング・オン」。マルはしっかり歌詞カードを手書きで書いていた。それにしても、軽くバックをつけてしまうバンドもバンドだが、このぶっつけ本番で歌ってしまう黒沢さんもまあたいしたもの。後半なんかぐいぐい盛り上げてしまった。ミュージシャンとかシンガーって、一旦それが始まってしまうと、なんとか帳尻合わせてしまうんだね。(笑) 

しかし、ソウシくんとタクくんがいなくなる東京のソウルシーン、どう穴埋めしてくれるんだ。(笑) ちょっと痛いよなあ。

■過去関連記事

これまでにマルについて書いたものをまとめたらこんなにありました。マルのライヴ評としては、9月23日付け、9月8日付け、9月1日付け、8月21日付け、3月3日付けなど。

September 23, 2006
Jino Jam Featuring Maru: One Thing Leads To Another
http://blog.soulsearchin.com/archives/001276.html

September 20, 2006
Brenda Vaughn: Lady Soul Is Here To Stay
http://blog.soulsearchin.com/archives/001273.html

September 18, 2006
Frank McComb's Night Session...
http://blog.soulsearchin.com/archives/001271.html

September 08, 2006
Maru, Sakai Yu Live
http://blog.soulsearchin.com/archives/001252.html

September 01, 2006
Soul Seekers Live: Searcher Searchin' Seekers
http://blog.soulsearchin.com/archives/001236.html

August 27, 2006
1025 Gospel Choir Live: Audience & Singers Become As One
http://blog.soulsearchin.com/archives/001226.html

August 21, 2006
Japanese New Soul Diva; maru's Live: Band Members Share The Same Image
http://blog.soulsearchin.com/archives/001214.html

July 03, 2006
"Soul Searchin' : The Session Vol.1" (Part 2): Full Of Roses In Her Arms
http://blog.soulsearchin.com/archives/001113.html

March 19, 2006
Takeo Live At "Soul Garden"
http://blog.soulsearchin.com/archives/000898.html

March 03, 2006
Maru's Live: "Ooh Ooh Song" To Her Own Show
http://blog.soulsearchin.com/archives/000859.html

February 22, 2006
Jeffrey Osborne Live At Cotton Club
http://blog.soulsearchin.com/archives/000850.html

■メンバー

maru (ヴォーカル)
Pochi 林田裕一 (キーボード、音楽ディレクター)
Tak 田中拓也 (ギター)
Soshi 内田壮志 (ベース)
Hiroki 村上広樹 (ドラムス)
Nene音音(ねね) (コーラス)
Kayo 青山佳代 (コーラス) 

http://www.marudiva.com/今後のライヴ予定などは、こちらで。

■Setlist (# denotes Maru and friend's original) (10/12/2006)

show started 22:14
01. Intro 
02. Can't Stop This Love (including "Black Wannabe") #
03. Walkin' #
04. Music # (New)
05. Long Walk (Jill Scott)
06. Lovin' You Was Like A Party (Marlena Shaw)
07. Love Is All Around (Adriana Evans)
08. 少しだけ#
Enc.1 What's Going On (Marvin Gaye) (With Kurosawa Kaoru)
Enc.2 守りたいから #
show ended 23:16

(2006年10月12日木曜、渋谷プラグ=マル・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>maru
2006-189

投稿者 吉岡正晴 : 02:38 AM | コメント (0)

October 13, 2006

Amel Larrieux Live: Floating In The Air

【アメール・ラリュー・ライヴ】

浮遊感。

元グルーヴ・セオリーのリードシンガー、アメール・ラリューのライヴ。僕は2000年にクラブ・クワトロで見て以来。その後も何度か来日している。

いかにもネオソウル系の今風のシンガー。ゴスペルのバックグラウンドは感じられず、シャウトすることもほとんどなく、しっとりとさらりと歌う。ドラムスとベース、キーボードが作り出すグルーヴ感はすばらしい。そして、そこにかぶせられるアメールのふわふわした浮遊感のあるヴォーカルもいいコンビネーションだ。ところどころ、ミニー・リパートンを思わせるところがあったり、ジル・スコットだったり、エリカ・バドゥ-だったり、あるいはその全部だったり、という説明で、なんとなく雰囲気は伝わるか。

ドラムス、ベース、キーボード、そしてコーラスというたった4人だけのバックで、充分黒くグルーヴ感のあるサウンドを作り出しているところがたいしたもの。

アメールのヴォーカルで言えば、特に「フォー・リアル」あたりは、ものすごくミニーっぽかった。また、観客から一斉に声があがったのは、グルーヴ・セオリー時代の「テル・ミー」。さらに、アンコールの「ゲット・イット」もやはりヒットだけに盛り上がった。

最後の2曲ぐらいのテンションで最初から飛ばしてくれたら、もっとよかったようにも思うが。スローでまったりも、彼女の持ち味だからねえ。このまったりでよいのかもしれない。あるいは最初がーんといって、中でまったりして、最後またガーンといくとか。曲の並べ方など、もう一工夫あってもいいかもしれない。でも、全体的にはよかった。

■浮遊 = Fluffy, fluff, floating in the air (一応「浮遊感、ふわふわした様」を訳してみたのですが、ニュアンスが違っていたら、お知らせください)

■アメール・ラリューは丸の内コットンクラブで13日、14日もライヴがあります。
http://www.cottonclubjapan.co.jp/ccj/top.html

■メンバー

Amel Larrieux(vo), Banamous Bowie(key), Jeffrey Connor(b,g), Todd Snare(ds),
Mary Wormworth(back vo)


Setlist (10/11/2006)

show started 21.36
01. (Don't Let Me Be Breaking You)(?)
02. Earn My Affection
03. Giving Something Up
04. Girls And Tails
05. For Real
06. Sweet Misery
07. Infinite Possibilities
08. Trouble
09. No One Else
10. Tell Me
Enc. Get Up
show ended 22.49

(2006年10月11日水曜、コットン・クラブ=アメール・ラリュー・ライヴ
ENT>MUSIC>LIVE>Larrieux, Amel
2006-186

投稿者 吉岡正晴 : 03:19 AM | コメント (0)

October 12, 2006

Diana Ross Has Two New Albums: They Are Like Twins (Part 2)

(昨日からのつづき)

【ダイアナ・ロス双子のアルバム】

旧作。

もう1枚の『ブルー』は、彼女が映画『レディー・シングス・ザ・ブルース(邦題、ビリー・ホリデイ物語)』を製作中にジャズ・シンガーとしてのダイアナの魅力を出そうとしてレコーディングされた作品。文字通り、スタンダードばかりを録音したもの。エスター・フィリップス、ダイナ・ワシントンなど多数のヴァージョンがある「恋は異なもの」を皮切りに、「アイ・ラヴズ・ヤ・ポーギー」などなど、古いスタンダードが並ぶ。これらの声はさすがに若い。

録音されたのは、1971年暮れから1972年にかけて。いくつかは『レディー・シングス・ザ・ブルース』で歌われる可能性もあった。映画はダイアナの初の映画で、伝説のジャズ・シンガー、ビリー・ホリデイの自伝もの。そこで、彼女は多くのスタンダードやビリーの作品を歌った。『ブルー』のプロデュースをてがけたのは『レディー・・・』をプロデュースしたギル・アスキー。

映画の延長線上でスタンダードばかりを歌ったアルバムを作った。72年10月に映画が公開され、ヒット。73年3月にはアカデミー賞でノミネートされるものの受賞には至らなかった。しかしレコーディングされたスタンダード・アルバムは、ベリー・ゴーディーの意向で没になる。ちょうど、その頃モータウンはダイアナをジャズ・シンガーよりも、よりポップな路線で売ろうと考えた。そのためこのジャズ・アルバムはお蔵入りとなったのだ。そして、まもなく、ベリー・ゴーディーはダイアナ・ロスのポップ路線のシングル「タッチ・ミー・イン・ザ・モーニング」をリリース。これが全米ナンバーワンとなり、その目論見は大成功する。

それから30年余。2002年、ロッド・スチュワートはスタンダードばかりを録音した『グレイト・アメリカン・ソング・ブック』をリリース。これが見事に大ヒット、人気を得て第4集までリリースされまでになった。その第4集でロッドはデュエットの相手のひとりに、ダイアナ・ロスを迎え「アイヴ・ガット・ア・クラッシュ・オン・ユー」を歌った。この時のプロデューサーがスティーヴ・タイレルである。すべての機は熟した。そのスティーヴが、今度のダイアナの『アイ・ラヴ・ユー』でも5曲をプロデュースした。

モータウンの倉庫には多数の未発表音源がある。ダイアナが新しくスタンダードを録音している話を聴いてか、聴かずか、彼女のスタンダードを掘り起そうということになる。そして、出てきたのがこの『ブルー』というアルバムだ。

『アイ・ラヴ・ユー』は、ダイアナが子供たちとニルソンの「リメンバー」を聴いている時に、昔の思い出の歌を録音しようと考えついた、という。2005年から2006年にかけてレコーディングされた『アイ・ラヴ・ユー』と1971年から1972年にかけてレコーディングされた『ブルー』には34年の歳月の隔たりがあるが、どちらもスタンダードを歌ったという点では同じだ。そして、その2枚のアルバムが2006年というこの年に、あたかも、双子の作品のように、世に出ることになったのである。

ブルー
ダイアナ・ロス
ユニバーサルクラシック

縁は異なもの
ノー・モア
レッツ・ドゥ・イット
アイ・ラヴズ・ヤ・ポーギー
スマイル
バット・ビューティフル
ハド・ユー・ビーン・アラウンド
リトル・ガール・ブルー
キャント・ゲット・スターテッド・ウィズ・ユー
ラヴ・イズ・ヒア・トゥ・ステイ
ユーヴ・チェンジド
マイ・マン
イージー・リヴィング
ソリチュード
ヒーズ・ファニー・ザット・ウェイ
テイント・ノーバディズ・ビズネス・イフ・アイ・ドゥ

ブルー
ブルー
posted with amazlet on 06.10.11
ダイアナ・ロス
ユニバーサルクラシック (2006/09/20)


ENT>MUSIC>ALBUM>Ross, Diana

投稿者 吉岡正晴 : 03:07 PM | コメント (0)

October 11, 2006

Diana Ross Has Two New Albums: They Are Like Twins (Part 1)

【ダイアナ・ロス双子のアルバム】

新作。

ダイアナ・ロスがアルバムを2枚だす。1枚は新録による『アイ・ラヴ・ユー』、もう1枚は1971年から1972年にかけて録音された作品『ブルー』。

『アイ・ラヴ・ユー』は新録だが、なんとスタンダードや昔のヒットをカヴァーした作品集。ちょうど、ロッド・スチュワートの『グレイト・アメリカン・ソングブック』が大ベストセラーになり、その二匹目のどじょう(いや四匹目くらいか?)を狙った作品。マーヴィン・ゲイのヒット「アイ・ウォント・ユー」(これを書いたのはダイアナの弟だった)、バカラックの「ザ・ルック・オブ・ラヴ」、ヒートウェイヴの「オールウェイズ&フォーエヴァー」などなど。中でも注目される選曲はベリー・ゴーディー作でジャッキー・ウィルソンの歌で1958年にヒットした「トゥ・ビー・ラヴド」。

「トゥ・ビー・ラヴド」はベリー・ゴーディーがモータウン・レコードを設立する以前、ソングライター時代の作品。彼がジャッキーに書いた作品群は何曲かヒットしたが、ろくに印税をもらえなかったために、彼は自身でレコード会社を設立することを決意する。それが、モータウン・レコードとなる。1959年のことだ。

そしてそのモータウンに、当時はまだ高校生だったダイアナ・ロスがシュープリームスの一員としてやってきた。やがて、ダイアナはグループから独立し世界的スーパースターへ。そのベリー・ゴーディーとも恋仲となり、ベリーの子も産んだ。「愛されることはすばらしい」というこの曲は、ベリー・ゴーディーの生涯のテーマともなり、彼の自伝のタイトルにもなった。(自伝邦題は『モータウン、わが愛と夢』となり=東京FM出版から発売)

1965年5月11日、アメリカのテレビ音楽番組『フラバルー』にイギリスからの新人2人組が登場していた。イギリスで大ヒットした「トゥルー・ラヴ・ウェイズ」をひっさげてやってきたのは、ピーター&ゴードンだった。その同じ回に、すでに全米ナンバーワンを放っていた人気黒人女性3人組が出演していた。「ストップ・イン・ザ・ネーム・オブ・ラヴ」まで4曲連続で全米ナンバーワンを記録していたシュープリームスだ。彼女たちは勢いにのって5曲目のナンバーワンを「バック・イン・マイ・アームズ・アゲイン」で狙っており、それをここで歌った。その3人組の中でもリード・シンガー、ダイアナ・ロスにイギリスの2人組は圧倒された。

その若者のひとりピーター・アッシャーはその後プロデューサーとなり、『フラバルー』から26年後の1991年、そのシンガー、ダイアナ・ロスをプロデュースすることになった。彼がてがけたアルバムは『フォース・ビハインド・ザ・パワー』。

そして、それからさらに15年。2006年、再びピーターはダイアナをてがけた。それがこの『アイ・ラヴ・ユー』だ。

(つづく)

I LOVE YOU
posted with amazlet on 06.10.11
ダイアナ・ロス
東芝EMI (2006/10/04)

リメンバー
モア・トゥデイ・ザン・イエスタディ
アイ・ウォント・ユー
アイ・ラヴ・ユー
ホワット・アバウト・ラヴ
ルック・オブ・ラヴ
ラヴリー・デイ
愛という名の欲望 (ブライアン・メイ 参加)
オンリー・ユー
トゥ・ビー・ラヴド
アイ・ウィル
ディス・マジック・モーメント
ユー・アー・ソー・ビューティフル
オールウェイズ・アンド・フォーエヴァー
リメンバー(リプライズ)
愛は吐息のように (日本盤ボーナス・トラック)

I LOVE YOU
I LOVE YOU
posted with amazlet on 06.10.11
ダイアナ・ロス
東芝EMI (2006/10/04)
投稿者 吉岡正晴 : 04:38 AM | コメント (0)

October 10, 2006

Dionne Is Whitney Houston's Cousin

【ディオンヌはホイットニー・ヒューストンのいとこ】

従兄弟(いとこ)。

ホイットニー・ヒューストンのアルバムが再発されるので、昔書いたライナーノーツの書き直しを依頼された。ホイットニーは、3作目の『アイム・ユア・ベイビー・トゥナイト』(90年)から『ボディガード』(92年)、『ため息つかせて』(95年)、『天使の贈りもの』(96年)と4枚書いたのだが、今回は3作目と『天使・・・』の2作。

3作目は90年10月のリリース、『天使・・・』は96年11月。初めて書いてから16年も経てば、取り巻く環境もずいぶんと変わる。ホイットニーは、92年6月にボビー・ブラウンと結婚、翌93年3月4日に一人娘ボビー・クリスティーナを生む。そのクリスティーナもはや13歳。そして、先月(2006年9月)、ホイットニーはボビーに対して離婚申請を行った、というニュースが伝わった。

ボビーと結婚してからのホイットニーは、ちょっとつきもない感じだったが、ひょっとしてこれですっきり別れたら、キャリアも上向きになるかもしれない。

今回いろいろ調べていてわかったことだが、ホイットニーは2001年8月に現在のレコード会社と約1億ドル(約120億円)でアルバム6枚の契約を結んでいた。その後、2枚アルバムが出ているので、すくなくともあと4枚は出る。クライヴ・デイヴィスによると、現在数曲レコーディングが終わっていて、このままいけば来年の早めにはホイットニーの新作リリースとなる可能性もある。ボビーと別れたホイットニーにとっては間違いなくターニング・ポイントの一作となり、ひょっとすると奇蹟の復活アルバムになるかもしれない。

ところで、ホイットニーとディオンヌの関係だが、しばしば「おばさん」と紹介される。僕も、初期に何度かそう書いたような記憶があるが、正確には「従兄弟(いとこ)」になる。ホイットニーの母親シシー・ヒューストンの姉リリー・ドリンカードの娘がディオンヌ・ワーウィックだからだ。シシーは8人兄弟の末っ子で1933年生まれ。よって10歳以上年上の姉の子供がディオンヌ(1940年生まれ)なのだろう。シシーから見ればディオンヌは姪(めい)、ディオンヌから見てシシーが叔母(おば)。

ただ、アメリカでは年が離れた女性の親戚を単に「アウント=おばさん」という形容詞をつけて呼ぶ。子供のホイットニー(1963年生まれ)からすれば、23歳も年上のディオンヌは「いとこ」というよりも、「おばさん」という雰囲気なのだろう。

日本ではもっと厳格に、父母の姉には「伯母」、妹には「叔母」の字をあてる。一方、父母の兄には「伯父」、弟には「叔父」の字を用いる。いつも、どっちかわからなくなるので、平仮名で書いたりしてますが・・・。(笑) もちろん、アメリカではそのような文字表記、言い方の区別はない。

ホイットニーの全米ナンバーワン「オール・ザ・マン・ザット・アイ・ニード」はやはり何度聴いてもいい曲だ。また、『天使の贈りもの』はホイットニーのゴスペル・アルバムという意味でも、改めて聴いてもやはりいい作品だ。


アイム・ユア・ベイビー・トゥナイト\
アイム・ユア・ベイビー・トゥナイト

天使の贈りもの(サントラ)
天使の贈りもの(サントラ)


ENT>MUSIC>ARTIST>Houston, Whitney

投稿者 吉岡正晴 : 03:19 AM | コメント (0)

October 09, 2006

Philip Reveals His First Encounter With Roy (Part 2)

【フィリップ・ウー、ロイ・エヤーズと28年ぶりのリユニオン・ライヴ~フィリップ・ウー・インタヴュー(パート2)】

フィリップ・ウーが来る11月5日と6日、恩師ロイ・エヤーズをスペシャル・ゲストに迎えて、コットンクラブでライヴを行う。フィリップがロイとの出会いを語ってくれた。

(昨日までのあらすじ)

シアトルに住むハイスクールの生徒フィリップは、地元のライヴハウスで行われていたジャズ・ヴィヴラフォーン(鉄琴)奏者、ロイ・エヤーズのライヴを見に行き、そこで飛び入りでキーボードを演奏する。ロイに気に入られたフィリップは、その2年後、ロイのバンドに誘われて加入。初仕事がシカゴのライヴハウスでのセッションだった。初めて飛行機に乗って向かったシカゴのライヴハウスの楽屋で、フィリップは驚くべきゲストと出会う。

+++++

弟子恩師。

「ここ(楽屋)にいてもいいかな」とその男はフィリップに向かって言った。なんとそう言った男は、地元シカゴ出身のシンガー、ソングライターでありフィリップのヒーローのひとり、ダニー・ハザウェイだったのだ!! 「彼といろいろ話したよ。そこにいること自体、ものすごく幸せだった」 

フィリップはいまでも、ダニーの作品を多く演奏する。「ゲットー」「サムデイ・ウィル・オール・ビー・フリー」「ア・ソング・フォー・ユー」「ラヴ・ラヴ・ラヴ」・・・。彼がダニーの作品を演奏する時、あのシカゴの「ラッツォーズ」の楽屋での邂逅(かいこう)がよぎることもある。

ロイとのバンド人生は、信じられないほどエキサイティングだった。いつもツアーをして全米中を回り、多くの有名アーティストたちと共演した。70年代を代表するファンキー・ジャズ、R&B、ソウル・アーティストたちだ。フィリップが同じライヴショウで名前を連ねたアーティストたちは、グローヴァー・ワシントン、フレディー・ハバード、エスター・フィリップス、パーラメント、ファンカデリック、ロニー・ロウズ、ギル・スコット・ヘーロン、ヒュー・マサケラ、ウォー、クルセイダーズ、アル・ジャロウ、LTD、ごく初期のキャメオ、マーヴィン・ゲイ、MFSB、テンプテーションズ、グラディス・ナイト&ザ・ピップス、オージェイズ、BBキング、コーク・エスコヴィードなどなどだ。それまでレコードで聴いてファンになっていたようなアーティストたちに次々と会えるようになり、フィリップは大いに興奮し喜んだ。

ロイ・エヤーズのバンドは、大学、シアター、ジャズ・クラブ、大きなフェスティヴァルとどこでも演奏した。大きな会場での演奏と小さなジャズ・クラブでの演奏では観客の反応が違う。そうしたものを、彼は身体で覚えていった。アメリカ中の大きな都市はほとんど行ったという。「当時の音楽は、とても自由(free)だった。自分がプレイしたいように、本当に自由に弾けた。ソロ・パートも自分がやりたいだけ、弾けた。お客さんも、僕のソロが終わって、名前が紹介されると、『ウー!!! ウー!!!』と叫んで大いに喜んでくれた。ロイ・エヤーズ・バンドを辞めた後も、ソロ・パートを弾く時にはいつもこのスタイルで続けた」

ロイとの最初のレコーディングについてフィリップはこう振り返る。「最初のは、『エヴリバディー・ラヴズ・サンシャイン』(1976年)で、アルバムの一部をロスアンジェルスで録音した。確か、バンドがツアーに出る前だった。僕は最初はただスタジオにいただけだったんだが、その時のロイのドラマーだったリッキー・ロウソンが『なんでウーにプレイさせないんだ』って言い続けてくれたんだ。結局、その夜、3曲でプレイすることになった。その春にニューヨークでレコーディングを終えた」

「ニューヨークではいつでも『エレクトリック・レディー・スタジオ』を使っていた。ここでのレコーディングは本当に素晴らしかった。というのも、いつも必ず偉大なアーティストの誰かが、傑作アルバムをレコーディングしていたからだ。そこで僕は、チック・コーリア、ヤン・ハマー、ブレッカー・ブラザース、スティーヴ・ガッド、クリス・パーカー、ナラダ・マイケル・ウォルデン、ジョン・マクラクリン、ピーター・フランプトンなんかに会った。結局、僕がプレイしたロイのアルバムは、『ヴァイブレーション』(1976年)、『ライフライン』(1977年)、『スターブーティー』、『レッツ・ドゥ・イット』(1978年)、『ユー・センド・ミー』(1978年)、『RAMP』、そして、『フィーヴァー』(1979年)だ」

フィリップは、ロイのバンドを1978年暮れに辞めた。

フィリップはその後、フランキー・ベヴァリー&メイズなどに参加。また多くのスタジオセッションに参加、アメリカのソウル、ジャズ系のファーストコールのキーボード奏者となる。

今回のライヴは、ロイがブルーノートにやってくるところから実現した。ロイがブルーノート後に東京に残り、フィリップのライヴのゲストとして登場する。言ってみれば、今回は弟子が恩師を迎えてのライヴということになる。同じステージに立つのは28年ぶりだ。

フィリップにとっても歴史的な一夜になるだろう。特別な感情が湧きあがるかもしれない。こんなライヴは見逃せない。

■フィリップ・ウー・アンド・ロイ・エヤーズ ユビクイティー・リユニオン・ツアー

2006年11月5日(日)、11月6日(月)
丸の内コットンクラブ

http://www.cottonclubjapan.co.jp/ccj/top.html

ENT>MUSIC>ANNOUNCEMENT>Woo, Philip
ENT>MUSIC>STORY>Woo, Philip

投稿者 吉岡正晴 : 03:51 AM | コメント (0)

October 08, 2006

Philip Woo Will Be At Cotton Club With Roy Ayers: Reunion First In 28 Years : Philip Reveals His First Encounter With Roy (Part 1)

【フィリップ・ウー、ロイ・エヤーズと28年ぶりのリユニオン・ライヴ~フィリップ・ウー・インタヴュー(パート1)】

リユニオン。

日本で活躍するキーボード奏者、フィリップ・ウーのライヴが来る2006年11月5日(日曜)と6日(月曜)丸の内コットンクラブで行われることになり、このライヴ・ゲストに人気ヴァイヴ奏者ロイ・エヤーズが参加することが決まった。ちょうどロイ・エヤーズは10月31日から11月3日まで東京ブルーノートに出演しており、その後東京に残り、フィリップのライヴに登場する。フィリップがロイとの思い出を語ってくれたので、その内容もあわせて紹介する。

フィリップにとってロイ・エヤーズは音楽的恩師(メンター)。フィリップがまだプロのミュージシャンになりたての頃、ロイのバンドに誘われ、ツアーに参加することになった。ロイ・エヤーズ・バンドへの参加が、フィリップのその後のミュージシャン・ライフを決定付けることになった。その意味で、フィリップの音楽的原点とも言えるアーティストだ。

フィリップはロイが発表した当時のレコードにも参加。今回のリユニオンはおよそ28年ぶりのものになる。フィリップが17歳の時(73年)、ロイがフィリップの地元シアトルにやってきたときに出会い、その後ロイのバンドに誘われ、ロイの本拠地ニューヨークに移った。以後、フィリップはニューヨークで多くのR&B系、ジャズ系ミュージシャンと交流を持つようになり、売れっ子キーボード奏者となった。

フィリップがロイとの出会いを語る。

「ロイ(1940年生まれ)と初めて会ったのは僕が高校2年生の時、17歳(1973年=フィリップは1956年シアトル生まれ)だった。彼は、僕の地元シアトルの『ギャラリー』というジャズ・クラブに演奏しにきていた。その時はあまり客もいなくて、オーディエンスに『誰かステージに上がって何かプレイしたい奴はいるかい』と声をかけた。僕はステージに上がり、バンドと一緒に何曲かプレイしたんだ」 

これがロイとフィリップの初対面だった。1973年のことだ。それから2年後の1975年、フィリップがハイスクールを卒業した頃、またロイが街にやってきた。

「ロイは『パイオニア・バンク・ジャズ・クラブ』という店で演奏していた。で、そこで2年前に会った僕のことを覚えていてくれた。その時は彼のバンドにはキーボード奏者はいなかったんだが、ステージにはエレクトリックピアノとシンセサイザーが置かれていた。『プレイしたいか』というので、僕は当たり前のようにプレイした。彼に、『俺(ロイ)の曲で何か知ってるか』と聞かれ、『もちろん全部知ってます』と答えた。その夜は、ずっとバンドと一緒にプレイしたんだ。とても気持ちよく素晴らしかった。彼に、また(翌日も)来て、プレイしていけと言われ、結局その後2週間(彼の出演期間中)ほとんど毎日クラブ通いすることになったんだ」

フィリップはある日、ステージ前の午後にクラブに来てくれと呼び出される。ロイはフィリップに1本のカセットテープを渡し、楽譜に起こしてくれと頼んだ。「ある曲をロイはカヴァーしたがっていたんだが、その曲を楽譜にしたんだ。それをきっかけにして、ロイは僕のことをずいぶんと目にかけてくれるようになった。例えば音楽的にも、僕にスイング・スタイルのジャズっぽい演奏をするように指示されたりした」

そして、その日フィリップは彼にこう言われたのだ。「ニューヨークに来て、俺のバンドに入らないか?」 フィリップは喜び勇んで「イエス」と答えた。「シアトル出身の19歳の子供にとっては、それはそれはエキサイティングなことだったよ」

バンドに正式に入ったのは、それから3ヶ月後のことだった。ロイがフィリップに航空券を送ってきた。フィリップはそれまで飛行機に乗ったことはなかったが、初のフライトで彼はロイのバンドが待つシカゴに向かった。

その夜フィリップはシカゴのノースサイドにある「ラッツォーズ」という店でプレイした。「そのバーで、僕はあの伝説のギタリスト、ケニー・バレルに会ったんだよ」とフィリップは言う。「彼はとてもフレンドリーで、今まで中国系のピアニスト(フィリップ自身のこと)に会ったことはないと言っていた。その夜は、もうひとりステージに飛び入りで上ってきた。(シンガーの)フローラ・プリムだった。当時のロイのベーシストがジョージ・デュークとプレイしていたので、そのつてで、フローラが遊びに来ていたんだ。彼女が少し歌っていった」

そして、フィリップが楽屋に戻ると、驚くべき客人がそこにはいた。

(つづく)

■フィリップ・ウー・アンド・ロイ・エヤーズ ユビクイティー・リユニオン・ツアー
2006年11月5日(日)、11月6日(月)
丸の内コットンクラブ
http://www.cottonclubjapan.co.jp/ccj/top.html

フィリップ・ウー・オフィシャル・ウェッブ
http://www.k5.dion.ne.jp/~p.woo/

■ロイ・エヤーズ過去ライヴ評

2003/08/21 (Thu)
Roy Ayers Live At Motion Blue: Music Makes Him Young
http://www.soulsearchin.com//entertainment/music/live/diary20030821.html

2004/03/11 (Thu)
Roy Ayers Live At Blue Note: Music Is My Lady, My Mistress
http://www.soulsearchin.com//entertainment/music/live/diary20040311.html

ENT>MUSIC>ANNOUNCEMENT>Woo, Philip
ENT>MUSIC>STORY>Woo, Philip

投稿者 吉岡正晴 : 01:02 AM | コメント (0)

October 07, 2006

Another "Average White Funk Band"; Breakestra, Funk Is The Thang

【ブレイケストラ・ライヴ、間断なきグルーヴ】

ノンストップ。

例えば、ものすごく黒人のソウルミュージックやファンクなどが大好きで、その好きさが昂じて、白人だけどファンクバンドを始めた学生たち、そんな第一印象を持った。CDでは、けっこう洗練されたサウンドになっていたが、ライヴはかなり肉感的だった。グループ名はブレイケストラ。ほとんど無名だが、日本でもクラブなどで人気らしい。というのも、今日のコットンの客層はいつもと明らかに違って、クラブ(→平板に発音)に集っていそうな若い人たちが圧倒的に多かった。また、男性比率がかなり高かったのも特徴的。

ドラムス、ギター、ベース、キーボード、サックス、トランペット、パーカッションにゲストヴォーカル、チョコレートの8人がオンステージ。リーダーはベースのミュージック・マン・マイルス。彼は時折ヴォーカルも取る。

ライヴが始まって、完璧ノンストップで1時間17分ファンク、ソウルの塊(かたまり)が続いた。その後のアンコールも30分弱ノンストーップ! こうしたノンストップはかつて見たゴー・ゴーのライヴを彷彿させた。ゴーゴーのライヴも、2時間近く(本国ではそれ以上)、延々と同じリズムが間断なく続きグルーヴの波が次々押し寄せる。

バンド的には学生バンドののりで、リアルなファンクバンドから比べるとドラムやベースが少し物足りずB級バンドの側面は否めないが、彼らの一生懸命ファンク、ソウルで観客を楽しませようとするところは、ひじょうに好感がもてる。一言で言えば、JBズをルーツにしたような平均的白人バンドといったところ。たぶん日本人がファンクバンドをやると、こういう感じになるのではと思った。

ゲストの女性ヴォーカル、チョコレートはラップもやっていた。もうひとり男性でちゃんとした黒人ヴォーカルがいると、もう一歩リアル感がでるだろう。

アンコールの曲に入る前に、「自分たちは、過去のアーティストたちが作り上げたものに感謝し、尊敬している。そうした過去なしに、今はない」と宣言していたところが素晴らしかった。じっくり一緒にソウルバーでも行って、ソウル談義に花を咲かせたい、そんな連中だ。特にリーダー格のマイルスは、かなりファンクやソウルに造詣が深そう。

ジェームス・ブラウン、ニューオーリンズ・ファンク、カーティス・メイフィールド、そうしたものをルーツに持っている。ジェームス・ブラウンの「イッツ・マイ・サング」、ボビー・バード(「アイ・ノウ・ユー・ガット・ソウル」)、ルーファス・トーマスの「ブレイクダウン」などの古いソウルのカヴァーは、嬉しいところ。オーサカ=モノレールなんかと対バン組ませたいバンドだ。

彼らのようなファンク・バンドは、コットンよりも渋谷あたりのクラブ(→平板に発音)で、オールスタンディングでやるのがあっていそうな雰囲気だ。えっ? コットンもクラブですって。コットン・クラブ。コットンも試しに、一番前のフロアを全部テーブルどけてスタンディングでやってみたら、どうだろう。

ブレイケストラのライヴは、今日限り。ファンク、リアル・ミュージックに興味ある方はどうぞ。

http://www.cottonclubjapan.co.jp/ccj/top.html

■メンバー

Music Man Miles(b,cello,vo), Choklate(vo), The Funky Panda(tp), The Funky Penguin(sax,fl) Dan Hastie(p,org), Scurge(g), The Funky Buzzard(ds), Chuck Prada(per)

(2006年10月6日金曜、丸の内コットンクラブ=ブレイケストラ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Breakestra
2006-185

投稿者 吉岡正晴 : 04:07 AM | コメント (0)

October 06, 2006

4th Consecutive Years Anniversary Of Soul Searchin' Diary

【読者に感謝、次の4年も】

四周年。

友人でこのホームページを管理していただいている長渡さんから、ホームページを始めませんかと言われて、何もわからずに始めた「ソウル・サーチン・ホームページ」。2002年の6月にスタートした。当初は、それほどコンテンツもなかったが、これまでに書きためたものを徐々にアップしていこうということになった。

同時にいわゆる日記というものを始めた。最初の日記は2002年6月6日付け。

2002/06/06 (Thu)
プリンス誕生日

明日、6月7日はプリンスの誕生日です。
ちょうど、彼は今、カナダ近辺をツアー中。
久しく日本にも来ていないので、そろそろ
来日してほしいところです。

これだけだ。本文はたったの4行。たかだか70字程度の量だ。9月まではちょろちょろという感じだったが、これが徐々に増えて、10月6日から毎日書くようになった。一度10月の末に日記が20日分消えるという事件があり、何日か分は復活したが、いくつかは消えたまま。10月以降は、だいたい一回600字程度を目安にしたが、どんどん長くなり、1000字、2000字、時には3000字、2回に分けることもあった。

10月6日以降、今日まで4年とりあえず、休むことなく続いている。1400本以上の日記を書いた。最近では日々目にすること、人に会ったりしたときに、これは今日のネタになるかな、などと思ってしまうこともある。(苦笑) まあ、4周年ということで、また心機一転、次の4年もゆる~く何か書いてみようかなと思った次第。やはり読んでいただく方がいるから続いているので、読者の方に改めて御礼を申しあげたい。見たら書くをモットーに、これからもよろしく。

ESSAY>DIARY

投稿者 吉岡正晴 : 01:40 AM | コメント (0)

October 05, 2006

Amel, Bar Kays, Emotions Are Among The Acts Who Will Be In Town Soon

【バーケイズ、エモーションズなど来日】

来日。

ちょっと気になる来日情報をまとめてみよう。

丸の内コットンクラブに70年代に活躍したソウル・アーティストが3組がやってくる。バーケイズとエモーションズ、レイ・パーカーだ。

バーケイズは、10月18日から21日まで、エモーションズは10月30日から11月4日まで(31日を除く)、その間にレイ・パーカー・ジュニアが10月23日から28日まで一週間ライヴを行う。

10月10日から14日まで(12日を除く)は、アメール・ラリュー。

詳細はコットンクラブのオフィシャルへ。
http://www.cottonclubjapan.co.jp/ccj/top.html

バーケイズにはオリジナルメンバー的存在のジェームス・アレキサンダーとラリー・ドドソンがいる。エモーションズはオリジナル3人が来日。また、レイ・パーカーのバンドには、ベースにフレディー・ワシントン、ドラムスにオリー・ブラウン、ヴォーカルにアーネル・カーマイケルなど盟友たちの名が連なる。

■アリソン・ウィリアムス来日

今年7月に横浜のハーレムナイツにやってきたR&Bシンガー、アリソン・ウィリアムスが再来日する。今回は、Pink Ball 2006 'Divas & Diamonds' というイヴェントへの出演のための来日。このイヴェントは、乳がん撲滅キャンペーンの一環で来る10月13日金曜に六本木のグランドハイアットホテルで行われる。入場用チケットはディナーやファッションショウなどがついて35000円。詳細は次のアドレスへ。

http://www.runforthecure.org/html/j_pinkball.html

このバックには、ケイリブ・ジェームス、フィリップ・ウー、ブレンダ・ヴォ-ンらが参加する。

ENT>MUSIC>LIVE>ANNOUNCEMENT

投稿者 吉岡正晴 : 04:36 AM | コメント (0)

October 04, 2006

How To Block Spam Post On BBS

【BBSへのスパム防止法】

悩み。

このところ、BBSへのスパムが多くて。気がつけば、僕自身や管理人の方も一緒になって削除しているわけですが、かなり多いですねえ。一日10や20はあるのかなあ。

スパム・ポストも、海外からのもの、国内の出会い系とやたら来る。これらをブロックするいい方法はないのでしょうか。どなたかよいお知恵がありましたら、お教えください。

ああいうスパムは、ひたすら個人の人があちこちのBBSに行って書き込むんですか。それとも、今時はなんかロボットみたいのが自動的に書き込めるようになってるんですか。個人が手動でやってるとすると、かなり、手間暇かけてますよねえ。

ひょっとすると、BBSにパスワードとかかければいいのかな。あるいは、書き込みを承認制にするとか。書き込まれたら、それを管理人がOKしたら、アップされるとか。それも、めんどくさいですが。(笑)
 

現在動いているBBSは次の通り。

http://bbs6.cgiboy.com/9R0175079/

さて、どうしたもんか。あ、そうそう、お返事が滞ってるので、一両日中にまとめてレスします。

ESSAY>DIARY

投稿者 吉岡正晴 : 06:00 AM | コメント (0)

October 03, 2006

Autochanger Player Makes Flip Of Side 1 Into Side 4

【なぜサイド1の裏はサイド4か】


オートチェンジャー。

スティーヴィー・ワンダーの2枚組みアルバム『ソングス・イン・ザ・キー・オブ・ライフ』について書いた2006年9月30日付けの日記で、アメリカ盤のLPレコードは、サイド1の裏がサイド4で、サイド2の裏がサイド3になっていると書いた。これについて、読者の方2人からメールをいただいた。

9月30日付け日記。
September 30, 2006
30th Anniversary Of "Songs In The Key Of Life"
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_09_30.html

こうなっているのには、理由があるという指摘だ。70年代当時、アメリカなどで流行っていたレコードのオートチェンジャーというステレオ・システムがあった。このオートチェンジャーは、レコードの穴に差し込む棒が長くなっていて、そこに数枚のレコードを乗せ、一枚の演奏が終わると自動的に次のレコードか下に落ちて、また演奏し、それが終わると再び上から1枚落ちてきて演奏するというもの。

LPを6枚程度連続で演奏できるもので、これだと約2時間ほどノンストップでレコード演奏が楽しめる優れものだ。

2枚組のレコードは、このオートチェンジャーでの演奏を想定して、サイド1の裏にサイド4をいれおいて、1の上に2と3が一枚になったものを乗せる。そうすると1の次に2が自動的にかかる。そこで、こんどは引っくり返して3と4を連続演奏できるというものだ。これが1の裏に2だとできない。

オートチェンジャー用に1の裏に4、2の裏に3という仕様になっていたのだ。

実は、日記を書いていた時には、そのオートチェンジャーのこともほんの少し頭をかすめたのだが、何も書かかないで日記をアップしてしまった。ただ、やはり説明不足感は確かに否めないので、改めて追記してみた。

守島さんと佐野さん、いつもご愛読とご指摘ありがとうございます。

守島さんからいただいたオートチェンジャーについての記事。
http://www.kanshin.com/keyword/78244
ここの写真で映っているように、上のレコードが下のレコードの演奏が終わると、落ちてくる。

うちにも昔オートチェンジャーのステレオがあった。シングル盤をセットする時には、軸のところにシングル用の大きな棒を差し込む(シングル盤の穴のほうが大きいため)。レコードが終わると、針が溝の中心のところに進むが、それを感知して、針とアームが所定の位置に戻る。すると、その後上から1枚レコードがぱたっと落ちる。すると、またアームがレコードの外側の端っこに進み、自動的に盤面に着地するのだ。

そういえば、針とアームが所定の位置に戻る前に上からレコードが落っこちないか、心配したこともあったっけ。

ENT>MUSIC>ALBUM>Songs In The Key Of Life
ENT>MUSIC>ESSAY

投稿者 吉岡正晴 : 07:00 AM | コメント (0)

October 02, 2006

Philip Woo And Brenda Vaughn Rock The House

【フィリップ&ブレンダ、ロック・ザ・ハウス】

気心。

このところ、かなりの回数見ているフィリップ・ウー・バンド。今回はまたまた吉祥寺のチャチャハウスだ。しかも雨。この日は日曜ということもあってか、フィリップ人気もあってか、ブレンダ人気もあってか、満員。ただここのお店はテーブルの間隔がゆったりしているのと、テーブルが大きいので、牛詰にしたらもっとたくさんはいるだろう。だが、これくらいのゆったりさだと見ていていい感じ。

サウンドは、ベースのクリフォード、ドラムスのジェイ、ギターのハンコやさんとともに、すっかりおなじみのメンツだけに固まったものになっている。安心してみていられるソウルバンドだ。

2セットで計14曲。これまでのライヴと曲も若干入れ替えている。ファーストのオープニングは、ウォーのアルバム『ワールト・イズ・ア・ゲットー』に収録されている1曲。2曲目は、ハンコやさんの選曲で、以前も演奏していたマーカス・ミラーなどともやってきたディーン・ブラウンの2004年のアルバム『グルーヴ・ウォーリアGroove Warrior』収録の1曲。フィリップに「これは有名な曲なの」と尋ねたら、「全然」と首を振って、「ハンコ屋さんのお気に入りだよ」。

4曲目では、先日ブルースアレーで会ったジョアン・カートライトさんが登場。フィリップは、彼女のことを「ニューヨーク出身のワールド・トラヴェラーで、作家で、シンガーをご紹介します」と解説。ジャジーな一曲をその場で歌ったが、なんとこれは、彼女のオリジナルだった。ジョアンが1995年にレコーディングした『An Evening Of Music With Joan Cartwright』のCDRを持っていて、その中に入っていた。2週間ほどで帰国するそうだが、また近いうちに日本に戻ってくるという。

ブレンダの歌にはいつもノックアウトさせられるが、この日の圧巻はアレサ・フランクリンでおなじみの「ドクター・フィールグッド」。アレサの歌を歌わせたら、今の日本でブレンダの右にでるものはいないかもしれない。また、セカンドでオリータ・アダムスで大ヒットした「ゲット・ヒア」を歌ったが、これはオリータのものがポップ調だったのに対して、ずいぶんとソウルフルにファンキーにしあげた。このポップ曲もブレンダにかかれば、ソウル、ゴスペルにさえなる。

彼らは大体この日4時くらいにチャチャ・ハウスにやってきて、音だし、サウンドチェックをして、リハらしいリハはやっていない、という。フィリップは楽譜の山にうずもれ、次にやる曲を考えたりする。ファーストの途中で、さかんに紙を探していて、ハンコ屋さんに「ちょっと観客にしゃべってて」と言って、楽屋に戻ってしまった。事前に考えたセットリストの紙をどこになくしてしまって焦っていたそうだ。みんなプロ中のプロなので、しかも気心が知れているので、一発OKという感じだ。

次回チャチャハウスは10月20日で、ヴォーカルにはグリニス・マーティン。スティーヴィーやダニーの作品などを歌う予定だそうだ。

■チャチャ・ハウス
http://www15.ocn.ne.jp/~cha_cha/

■フィリップ・ウー・オフィシャル・ウェッブ(ブログなどもあります。BBSが始まりました)
http://www.k5.dion.ne.jp/~p.woo/index.html
■フィリップ・ウー・ライヴ予定。

[2006]
♪10/4 Philip Woo & Hank featuring Glynis Martin @Mobius
♪10/5&6&7 @AVENUE
♪10/12&13&14 @AVENUE
♪10/13 Brenda Vaughn Live "The Cure Breast Cancer Charity Benefit" @GRAND HYATT HOTEL
♪10/14&15 Soy Soul Live @Blues Alley
♪10/19&20&21 @AVENUE
♪10/20 Philip Woo Band featuring Glynis Martin @CHA CHA HOUSE
♪10/22 AVENUE Band For Event @初島
♪10/25 Philip Woo & Masato Ishinari featuring Ebony Fay @Mobius
♪10/26&27&28 @AVENUE
♪10/29 Philip Woo Band "Mugen Night 2" @宮崎
♪11/16 Philip Woo Band @Midas   (←It's New!!!)
♪11/17 Philip Woo & Masato Ishinari featuring Shanti @Mobius
♪11/19 Philip & Brenda Vaughn with 下北Friends @LaCana in 下北沢
♪11/20 Philip Woo & Hank featuring Glynis Martin @Mobius
♪11/30 Philip Woo Band @Midas   (←It's New!!!)
♪12/24 Christmas Eve Event @Pan Pacific Hotel

■フィリップ・ウー・バンド・メンバー

Philip Woo (キーボード、ハーモニカ)
西山“はんこ屋”史翁 (ギター) 
Clifford Archer (ベース)
Jay Stixx (ドラムス)
Brenda Vaughn (ヴォーカル),

Setlist ( )=original artists
(1st)

show started 20:00
01. City Country City [Instrumental] (War)
02. Shadows [Instrumental] (Dean Brown)
00. Happy Birthday Keiko [Brenda Vaughn]
03. People Make The World Go Round [Brenda Vaughn] (Stylistics)
04. Nobody's Husband [Joan Cartwright] (Joan Cartwright)
05. Doctor Feelgood [Brenda Vaughn] (Aretha Franklin)
06. Oh Child [Brenda Vaughn] (Five Stairsteps)
show ended 21:04

Second Set

show started 21:50
01. There Are Many Steps Along The Way [Instrumental] (Joe Sample)
02. Freedom Jazz Dance [Instrumental] (Miles Davis)
03. Loran's Dance [Instrumental] (Idris Muhammad)
04. A Song For You [Brenda Vaughn] (Leon Russell, Carpenters, Donny Hathaway)
05. Tell Me Something Good [Brenda Vaughn] (Rufus featuring Chaka Kahn)
06. Get Here [Brenda Vaughn] (Brenda Russell, Oleta Adams)
Enc. Let's Stay Together [Ruika] (Al Green)
show ended 23:07

(2006年10月1日日曜、吉祥寺チャチャハウス=フィリップ・ウー・バンド・フィーチャリング・ブレンダ・ヴォーン・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Woo, Philip Band Featuring Vaughn, Brenda
2006-184

投稿者 吉岡正晴 : 06:13 AM | コメント (0)

October 01, 2006

Fukamachi Jun #69

【深町純ピアノ・パーティー第69回】

多彩。

3ヶ月ぶりの深町純定例ピアノ・パーティー。69回目。67回目(7月)には、なんと深町さんは結婚の発表をしたそうで。第二部では、いつも京都からやって来るジャンベイ奏者山下君が1曲、深町さんと即興で演奏した。さらに、同じく第二部では、以前もこの会に来て大いに観客を沸かせたソウル・シンガー、円道一成さんが登場。飛び入りで、またも「スタンド・バイ・ミー」をシャウトした。

円道さんと深町さんがリハなしその場でできる曲は1曲しかないそうで、それが「スタンド・バイ・ミー」というわけ。「今日は、このアートカフェをアポロシアターに変えてみましょう」と円道さんは言って歌い始めた。それはそれはソウルフル。歌い終えて、「来週の4日の水曜に中野の弁天というところで若手のソウルミュージシャンを集めてライヴをやります」と告知。

弁天のオフィシャル
http://www.benten55.com/top.htm

円道さんのオフィシャルが以前はあったんだが、今、確認してみたら、つながらなかった。なくなっちゃたのかな。

ところで、3ヶ月ぶりに深町ピアノをここで聴いたわけだが、このピアノは昨年(2005年)11月に入れ替えたもの。今日、久々に聴いて、ずいぶんと深町色に染まったなあ、と感じた。

この日は、中国の揚琴(ようきん)奏者、金亜軍さんも遊びに来ていた。彼は2005年5月に来て、弾いている。11月にまた遊びに来て、何か演奏してくれる予定だ。

May 02, 2005
East Meets West At East: Kin Agun Plays China Yang Quin
http://blog.soulsearchin.com/archives/000232.html

ソウルフルな円道さんがいるかと思えば、中国揚琴の金さんも来ていたり、クラシックのピアノの人がいたりもする。深町さんと一緒にプレイしたいがために、わざわざ京都から来る若者もいる。来る人たちも本当に多彩だ。

■円道さん関連記事。

2003/11/30 (Sun)
Album Between Elbert & Errison
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200311/diary20031130.html

February 16, 2006
Endoh Issei Live: He's Been Singing Soul Music For More Than Quarter Century
http://blog.soulsearchin.com/archives/000837.html

■Setlist

1st Set

show started 19:37
01. 2006年9月30日19時37分の作品 (10.43)
02. 2006年9月30日19時54分の作品 (10.40)
03. 2006年9月30日御題拝借作品1. (2.34)(バラードの感じで)
04. 2006年9月30日御題拝借作品2. (2.33)
05. 2006年9月30日御題拝借作品3. (2.10)
show ended 20.37
(approximately performing time 28.40 of 60 minutes show)(.4777)

2nd Set

show started 21.04
01. 2006年9月30日21時13分の作品 (4.46)(ジャンベイ奏者、山下正樹さんと)
02. 2006年9月30日21時19分の作品 (9.55)
03. 2006年9月30日21時29分の作品 (8.35)
04. 2006年9月30日21時37分の作品 (7.52)
05. Stand By Me (ソウルシンガー、円道一成さんと、山下さん加わる)(7.34)
06. 2006年9月30日21時54分の作品 (7.53)
show ended 22:04
(approximately performing time: 46.35 of 60 minutes show)(.7763)

■過去の音楽比率(ライヴ全体の中での音楽の割合を表します)(単位は%)

2005年11月 第一部 41.70 第二部 51.82
2005年12月 第一部 39.86 第二部 58.91
2006年01月 第一部 58.81 第二部 67.23
2006年02月 第一部 38.4  第二部 49.7
2006年03月 第一部 50.9  第二部 92.7
2006年04月 第一部 53.1   第二部 57.3
2006年05月 第一部 45.15 第二部 82.08
2006年06月 第一部 52.16 第二部 59.02
2006年09月 第一部 47.77 第二部 77.63

(2006年9月30日土曜、恵比寿アートカフェ=深町純ライヴ)

ENT>MUSIC>LIVE>Fukamachi, Jun
2006-183

投稿者 吉岡正晴 : 03:28 AM | コメント (0)