October 18, 2006Candy Dulfer Live: Another Average White Band【もうひとつのアヴェレージ・ホワイト・バンド】 東京一番。 プリンスも惚れたオランダ出身のサックス奏者、キャンディー・ダルファー。彼女もアメリカでブレイクしてからは、世界的知名度を獲得。日本にも何度もやってきて、今回のブルーノートは昨年5月以来。僕もそれより前のブルーノートや、赤坂ブリッツで見たが、ブリッツは97年9月のことだったのだろうか。そんな昔か? 2000年頃だったような気もしたが・・・。 最近は毎年のようにブルーノートにやってくる。「オランダでは乾いたパンと水しかでないけど、ここでは豪華な食事がでる」とブルーノートを思い切り持ち上げつつ、ファンクを熱奏。今回はベースが元プリンス・バンドのロンダ・スミス。彼女は二ヶ月ほど前にシーラEたちとバンド、COEDの一員としてもやってきていた。2002年のプリンスツアーにも同行。 さて、全体的なサウンドは、また、もうひとつのアヴェレージ・ホワイト・バンド(平均的白人バンド)という感じ。ドラムス、ギター、キーボード1台が白人で、ベースともう一台のキーボードがブラック。ということで、基本的なサウンドは白い。 下記セットリストでぐっと盛り上がったのが、「ライフ・オブ・ザ・パーティー」。なんとプリンスが彼女のために書いてくれた作品だという。キャンディーは、ステージで「確信はないけど、これはプリンスが私のことを書いた曲だと思う」と言っていた。これは、なかなかのグルーヴでよかった。 ブラックのキーボード、チャンスが2曲で歌ったあたりは、ソウル色があった。また、アンコールでの「ギミ・サム・モア」(JBズのカヴァー)あたりもアヴェレージ・ホワイト・バンド的なものを感じた。 キャンディーはちょっとしたトークがおもしろい。世界各地の都市の名前をだして、「みんなだめ、でもここが一番、東京一番ファンク・シティー」とやる。おそらくそれぞれの土地で同じ事をやっているのだろうが、それでも言い方がおもしろいので受ける。そんな彼女はライヴ後、すぐに上でサイン会を始めた。 ライヴ後ロンダとゆっくり話す機会があったが、彼女は新作ソロアルバムを日本で12月にリリースするという。彼女の好きなベース奏者は、スタンリー・クラーク、ジャコ・パストリアス、そして、ラリー・グラハムだそうだ。プリンス・バンドのために、ミネアポリスに3年ほど住んでいたが、そこの寒さに閉口して、結局ロスに戻ってきた。「マイナス60度とかになるのよ。地元の人に言われたわ。そんなときは瞬きしちゃだめよって。その瞬間に凍っちゃうんだって」 ロンダからの情報。「ラリー・グラハムは今ミネアポリスに住んでいる。しかも、プリンスのうちのま隣。もしプリンスがツアーにでるときは、オープニングアクトでもやるのでは?」 「ミネアポリスのパープルの家の跡地は今は、更地になっている」 「キャンディーとのライヴはとてもやりやすい。特にリハーサルをしなくても大丈夫。彼女にはCDを渡され、私はホームワークをしっかりしていけば、OK。私は楽譜は読めるけど、自分で自分用には特殊な方法でメモ書きのようなものを書いて覚えている」「今度のベースマガジンの表紙になるの。インタヴューされたわ」 ベスト・オブ・キャンディ・ダルファー ~キャンデイ・ファンキー・セレクション ~ posted with amazlet on 06.10.18 キャンディ・ダルファー BMG JAPAN (1998/06/03) 売り上げランキング: 8,151
Candy Dulfer (Sax, Vocal) Setlist (Candy Dulfer @ Bluenote, 2nd set, 10/17/2006) show started 21:31 (2006年10月17日火曜、東京ブルーノート=キャンディー・ダルファー・ライヴ) |