December 18, 2006

Whispers Live At Cotton Club: Nice Christmas Gift

【ウィスパーズ・ライヴ~ヴォーカルグループの粋】

粋。

魅惑のR&Bコーラス・グループ、ウィスパーズの1年ぶりのコットンクラブでのライヴ。昨年は、日程があわずに行けなかったが今年は万難を排して参上。ウィスパーズの初来日は1988年3月だから、18年も前のことになる。その時は横浜の今はなきベイサイドクラブの柿落としだった。まだマーカスがいた5人組の頃だったと記憶する。その後、1999年5月チョコレートクリーム・プロダクションの招聘で渋谷オンエアでのライヴがあり久々に見て、感激新たにした。

いわゆるR&B系ヴォーカル・グループとしては、まさにメインストリームを行くグループ。まったく心配することなどない、安心して見ていられるライヴだ。バンドメンバーもかなり長くやっていて、タイトで見事。曲によっては、ウィスパーズのメンバーと同じように後ろで振りをつけるものだから、ステージが一挙に華やかになる。こういう伝統芸、形式美のものは何度見ても、いつ見てもいい。

2曲のバンド演奏などでウォームアップしてから本人登場。この日はコットンクラブのホームページにでているアーティスト写真と同じブルーのスーツで姿を現した彼らは、最初の「イッツ・ア・ラヴ・シング」から激しく歌って踊って見せた。

さて、このマリオ兄弟、いや、ザ・タッチ、いや双子のスコット兄弟、ステージ向かって左、片耳にピアスをしていたほうが2分兄のウォルター・スコット、向かって右がスコッティ・スコット。ライヴで見ていても、どっちがどっちだか、やっぱりわからなくなります。目をつぶって聴いてもやはり、どっちの声か判別不能。(笑) 髭がニコラス・コルドゥエル、そして、昔はアフロだったが今はスキンヘッドになったのがリヴェイル・ディグリー。彼らはすぐわかる。(当たり前か) 兄弟は背が低いがニックとリヴェイルが背が高い。

12月ならではのクリスマス・ソング・ダブル。「ディス・クリスマス」と「クリスマス・ソング」。特に1曲目はショート・ヴァージョンになっていたが、最後終わるところ、ウォルター、リヴェイル、スコッティ、ニコラスと並びリヴェイルがスコッティの肩に手をかけ、ちょうどその4人を後ろからスポットライトを当て、曲をぴたっと終えたところが見事だった。かっこいいったらありゃしない。左から背が低い、高い、低い、高いと実にうまくきれいに並んだ。

MC(司会)はウォルターが担当する。「もう20年以上前のことになる。ある人物がオーディションにやってきて、『ウィスパーズのために曲を書いた。あなたたちは、これを絶対にレコーディングするべきだ』と言って本人が歌っていた曲を聞かせてくれた。その曲がとてもよかったので、レコーディングしたんだが、今日はそれを作曲者本人に歌ってもらおう」 こうしてキーボードのグレイディー・ウィルキンスがステージ前に登場し、「ウェルカム・イントゥ・マイ・ドリーム」という曲を歌った。途中からメンバーが引き継いだが、なかなかいい曲だ。

おなじみのダンスナンバーから、ゆったりミディアム、スローバラードまでバランスよく配置し、まったく飽きさせない。相変わらず粋で品があってお見事な90分だった。しかし、もっともっと聴きたい曲が残っている。

■ライヴは、12月20日(水)まで。コットン・クラブ。
http://www.cottonclubjapan.co.jp/jp/schedule/#12

■メンバー

ザ・ウィスパーズ
Walter Scott(vo), Wallace “Scotty” Scott(vo), Nicholas Caldwell(vo), Leaveil Degree(vo),

ウィスパーズ・バンド
John Valentino(sax),Dewayne Sweet(key), Percy Scott(key), Grady Wilkins(key), Reggie Rugley(key), Emilio Conesa(g), Jamie Brewer(b), Dante’ Roberson(ds), Tracy Hudson (Vocal), Nicole Pearson?(vocal)
(コットンクラブのホームページにでているメンバーよりも、実際ステージに立ったメンバーは多くなっています)

■Setlist: Whispers @ Cotton Club, 12/17/2006 , Second Show
ウィスパーズ セットリスト コットンクラブ

( )は、歌ったシンガー、オリジナルなど。(From " ")は、その曲の入ったウィスパーズのオリジナル・アルバム、発表年。

show started 20:01
01. What You Won't Do For Love (Tracy) (Bobby Caldwell)
02. Mr. Magic (Instrumental) (Grover Washington Jr.)
--. Intro
03. It's A Love Thing (From "Imagination" - 1981)
04. (Let's Go) All The Way (From "Headlights" - 1978)
05. In The Raw (From "Love Is Where You Find It" - 1982)
06. (Olivia) Lost And Turned Out (From "Headlights" - 1978)
07. Butta (From the latest CD "For Your Ears Only" - 2006)
08. And The Beat Goes On (From "The Whispers" - 1979)
09. Welcome Into My Dream (Grady Wilkins) (From "The Whispers" - 1979)
10. Are You Going My Way (From "So Good" - 1984)
11. Lady (From "The Whispers" - 1979)
12. This Christmas (From "Happy Holidays To You" - 1979)
13. The Christmas Song (Chestnuts Roasting On An Open Fire) (From "Happy Holidays To You" - 1979)
14. Keep On Lovin' Me (From "Love For Love" - 1983)
15. Say Yes (From "Love Is Where You Find It" - 1982) ~  A Riff Of "Just My Imagination" (Nicole Pearson?)
Enc. Rock Steady (From "Just Gets Better With Time" - 1987)
show ended 21:29

(2006年12月17日・日曜、丸の内コットン・クラブ=ウィスパーズ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Whispers
2006-229

投稿者 吉岡正晴 : 04:51 AM | コメント (0)