December 22, 2006

"Dreamgirls"(Part 2) : Between Fiction And Non-Fiction

(12月20日付け日記の続き)

【フィクションとノンフィクションの間で】

誰。

ミュージカル『ドリームガールズ』は、1981年発表当初、ダイアナ・ロスとシュープリームスをモデルに描かれたと言われ、実際それが大きな話題となった。ダイアナ・ロスは、本ミュージカルの話の内容が気に入らず、見なかったという。ストーリーを見ると、明らかにダイアナたちをモデルにしていることがわかる。となると、どの役が実際の誰かという推測をしたくなるのが人の常。映画を見ながらいろいろ考えてみた。

まず、『ドリームガールズ』での配役。

エフィー・ホワイト(映画上の役名) (ジェニファー・ハドソン=演じる俳優)=ドリーメッツ
ローレル・ロビンソン (アニカ・ノニ・ローズ)=ドリーメッツ
ディーナ・ジョーンズ (ビヨンセ・ノウルズ)=ドリーメッツ
ジェームス・サンダー・アーリー  (エディー・マーフィー)=往年の人気男性シンガー
カーティス・テイラー・ジュニア  (ジェイミー・フォックス)=ドリーメッツを売り出すレコード会社社長
CC(キース・ロビンソン)=エフィーの弟で作曲家 
マーティー・マディソン (ダニー・グローヴァー)=アーリーを育てた古株のマネージャー

まず、ビヨンセがダイアナ・ロスに相当する。そして、エフィーは、シュプリームスのメリー・ウイルソン、あるいはわがままなところなどがフローレンス・バラードとかぶっているのかもしれない。

カーティス(ジェイミー・フォックス)、これはベリー・ゴーディー・モータウン社長でまちがいない。しっかり、ビヨンセ(ダイアナ)と出来てしまうところなどもそっくりだ。そして、往年のR&Bシンガー、アーリー(エディー・マーフィー)だが、これはやはりデトロイトを本拠に活躍したR&Bシンガー、ジャッキー・ウィルソンあたりに相当するだろう。43歳で死去するという紹介があったが、ジャッキーの享年は49、ただ同じデトロイト・モータウンの男性スーパースター、マーヴィン・ゲイの享年44とも近い。

またエフィーの弟、CCはいろいろなキャラクターのコンビネーションだと思うが、スモーキー・ロビンソン、あるいは、ホランド・ドジャー・ホランドのひとりあたりかもしれない。

また、ドリーメッツという名前だが、シュープリームスは元々プライメッツと言っていた。ドリーメッツは後にドリームスになるが、プライメッツの仲間グループにプライムスという男性グループがいた。

そして、最後の部分で「実はドリーメッツは4人でした」というくだりがあるが、これはビヨンセのデスティニーズ・チャイルドを彷彿とさせる。実際、最初は4人で、3人になり大ブレイクした。

さらに、途中で男の子5人組がでてくるが、まさにこれはジャクソン・ファイヴそのもの。子供のリードシンガーは、マイケル・ジャクソンだ。

一度しか見ていないので、もう少し細かいところで、おもしろいコネタがあるかもしれないが、どの役が誰に相当するのか、など、フィクションとノンフィクションの間を考えながら見るのもとてもおもしろいのではないだろうか。

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映画『ドリームガールズ』、2007年2月17日日劇などで公開予定。

映画『ドリームガールズ』公式ページ(英語)
http://www.dreamgirlsmovie.com/

映画『ドリームガールズ』公式ページ(日本語)
http://www.dreamgirls-movie.jp

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投稿者 吉岡正晴 : 01:06 AM | コメント (0)