August 31, 2007

Kishita Kohshi Live At Shinagawa Church: Can I Get A Witness? (Part 2)

【目撃者はいるか、証人はいるか】

一方向。

ライヴ当日8月29日(水)の昼前に、品川教会に入るとすでに大勢の人々がステージを中心に忙しく動いていた。すごい人数だ。おそらく5-60人は軽くいただろう。DVD撮影隊、照明、PA関係、楽器関係、そして、ミュージシャンたちとその関係者・・・。武道館やドームのイヴェントならともかく、たかだか300人強のキャパ(収容人数)のライヴにこの数は驚いた。なにしろ60枚用意していたスタッフパスが足りなくなったほどだ。そして、その誰もが、18歳の木下航志くんひとりのために、一心不乱に動いていることにちょっと感銘した。

早いスタッフは9時集合。以後11時半集合、12時半集合のメンバーなど仕事の種類によって違うが、各人がそれぞれの持ち場で、各時間にしっかり仕事をして、準備を整え、そしてついにライヴ・アーティストがステージにあがり、やっと2時間のライヴが成立する。

ひとつのライヴを作るために、これほどの人たちが動いている。別に航志くんのライヴには限らないが、2時間から2時間半のライヴを見せるために、たくさんの人たちのエネルギーがそのためだけに凝縮されていくのだなということを改めて痛切に感じた。

しかも、ライヴは一夜限り、やり直しはない。悔いの残らないようなものにできるか。ミュージシャン、スタッフのヴェクトルは純粋に一方向だ。

ドキュメンタリー。

今回はDVD用の撮影隊がカメラ10台を備えた。一台は大きなクレーンに乗っている。これはライヴの模様をDVDとしてリリースするという話。さらにこの他に、現在航志君のドキュメンタリー映画を撮影しており、そのチームが3人、別働隊で動いている。これは大所帯になるわけだ。

この映画は「吉本100本映画」(正確には「YOSHIMOTO DIRECTOR'S 100 ~100人が映画撮りました~」)という企画の1本で製作されるもの。吉本興業が若手タレントや作家、監督に30分程度の映画を撮らせる機会を与え、完成した作品を徐々に公開している。

航志君の作品は過去半年ほど彼を追っている松永大司(まつなが・だいし)さんが監督している。松永さんは航志君とともにニューヨークに行ったり、最近ではネパールにも行ったり、かなりべったりついてカメラを回している。航志君を追いながら、その周辺人物、航志君をよく知る人物たちへのインタヴューも集めている。

そこで、僕も簡単なインタヴューを受けたが、ソウル・サーチャーズのケイリブ・ジェームス、ブレンダ・ヴォーン、ゲイリー・スコット、ユリらにもリハーサルの合間に話を聞いた。そのとき、軽くインタヴュー役を引き受けたのだが、ケイリブやブレンダの話がかなり興味深かった。

ケイリブは言う。「航志はトランペットだ。僕にとってはアル・ジャロウはギターだ。その声、それこそが楽器なんだ。航志の声も楽器だ。アル・ジャロウは僕にはギターに思える。同じようにエラ・フィッツジェラルドはサックス奏者だ。で、航志はトランペットなんだ」 なるほど。ひじょうに面白い見解だ。

ブレンダは、航志君と知り合ってすでに数年経っている。最初からの成長ぶりを見守りながら、「私はアンティ・ブレンダ(ブレンダおばさん)なのよ。(笑)」という。そしてこう続けた。「彼の素晴らしいところは、たとえば、私が何歳か、関係ない。私の肌の色が何色かなんかも関係ない。私が背が高かろうが、小さかろうが、関係ない。そう、(私だけに対してでなく)何に対してもまったく偏見がないのよ。人と接するとき、背の高さ、容姿、年齢、肌の色などを気にする人は多いけど、彼はそこから生まれる偏見とはまったく無縁なのよね。それってとても素晴らしいことじゃない?」 

ユリのアドヴァイスはこうだ。「ヴォーカルもそうだけど、ピアノのうまさに最近は特に驚いています。どんどんうまくなって欲しい。それと、ひとつのジャンルだけじゃなく、いろんな、ありとあらゆる音楽ジャンルを聴いて、勉強して。さまざまなシンガーを聴いて。彼くらい(レベルが高いところで)出来るなら、後はいかに自分のスタイルを作っていくかというだけよ」 

ケイリブ。「彼と知り合って、何、まだ2年か。もっと長い間知っているような感じがするな。それほど、密度が濃いということかな。最初はお手並み拝見という感じだったが、ひとたびキーボードを弾いて、歌声を聴いたら、ノックダウンさせられたよ。お~~っ」

航志君は「最近、ケイリブのキーボード(ピアノ)に影響を受けてます」と告白した。そういわれてみると、水曜のライヴのいくつかのピアノ・プレイで、ちょっとケイリブ風に航志君が弾いているところが感じられた。新発見だ。たくさんのいいミュージシャンとコラボレーションして、どんどん感化され、影響を受け、吸収していけば、いいと思う。

そして、彼らはみな航志君の成長の目撃者であり、証言者であり、影響を与える人たちでもある。

(2007年8月29日水曜、品川教会=木下航志&ザ・ソウル・サーチャーズ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Kishita Kohshi & The Soul Searchers
2007-105



投稿者 吉岡正晴 : 03:31 AM | コメント (0)

August 30, 2007

Kishita Kohshi Live At Shinagawa Church: Can I Get A Witness?

【木下航志・品川教会で歌う】

証人。

3階以上の吹き抜けの高さの天井。正面には十字架とパイプオルガンのパイプ。左右はガラスで囲まれた品川教会。

神聖なる教会に堂々と響く「アメージング・グレイス」。ブレンダ・ヴォーンとのデュエットで聴かせたこれは、第一部のオープニングにうってつけだった。力強く、そして、太く、ソウルフルに木下航志は「アメイジング・グレイス」を歌い上げた。何度も歌ってきたこの曲。僕も何度も聴いてきたこの曲。「東京レディー・ソウル・ナンバー・ワン」ブレンダとのデュエットはまずオープニングでオーディエンスの魂をわしづかみにした。

第1部は日本語のオリジナル曲を中心に、そして、第2部はこれまで「ソウル・サーチン」で歌ってきたソウル・ジャイアンツの作品を中心に、バックにソウル・サーチャーズを従えて歌った。

今回、このために初お披露目したのは、ローリング・ストーンズの大ヒット「ワイルド・ホーセス」。これをブレンダとデュエットで、アリシア・キーズ・ヴァージョンで。そして、もう一曲はアイズレー・ブラザースの「サマー・ブリーズ」(オリジナルは、シールズ&クロフツ)。どちらも、かなり本人も練習してまとまっていた。

ソウル・ジャイアンツのカヴァーは、彼の幅広い音楽のルーツのひとつへの回帰でもある。そうした先人たちにリスペクトを込めて、こうした作品を歌うということは、非常に意義のあることだろう。

アレサのヴァージョンの「明日にかける橋」なども、ブレンダたちがバックコーラスを支えることによってゴスペル色たっぷりになった。

超満員で立ち見まででていた会場に訪れた観客の年齢層は幅広かった。20代と思われる若い人たちから白髪の50代、60代まで。NHKや朝日新聞が取り上げるアーティストだけはある。(8月28日付け朝日新聞朝刊の「ひと」欄で取り上げられた) もちろん細かい点でいくつか課題は残ったが、概ねオーディエンスからは厚い支持を得たようだ。

スティーヴィー・ワンダーのライヴで、彼の後ろの席に座った偶然から3年8ヶ月。彼の初ライヴを下北沢で見てからも3年が経った。まさか自分が彼のライヴのオーガナイザーをして、ソウル・サーチャーズが彼のバックをつけることになるなど夢にも思わなかった。あの偶然は、今、必然になったのかもしれない。品川教会は、神の名の元にその証人(Withness)だ。そして、観客は彼の成長の瞬間の目撃者でもある。


(この項、続く)

■木下航志君についてのソウル・サーチン・ダイアリー 過去記事一覧

(木下航志君とは何者かと興味をお持ちの方は、日付順にダイアリーをご覧ください)

2003/12/29 (Mon)
Stevie Gave Love & Courage To Everybody
スティーヴィーのライヴで見かけた少年。
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200312/diary20031229-1.html

2004/04/30 (Fri)
Kishita Koushi: 14-Year-Old Genius, I'd Call Him "Little Koushi"
木下君のNHKでのドキュメンタリー。
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200404/diary20040430.html

2004/08/14 (Sat)
Kishita Koshi Live: The Live Performance I Really Desired To See
木下君の初ライヴ体験。
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200408/diary20040814.html

2004/08/15 (Sun)
Talent Of Musicians VS Talent Of Listeners
ミュージシャンの才能、聴き手の才能
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200408/diary20040815.html

April 02, 2005
Kishita Kohshi Live: First Heisei-born Super Star
初の平成生まれのスーパースター
http://blog.soulsearchin.com/archives/2005_04_02.html

June 27, 2005
Soul Searchin’ Talking Vol.4; What’d I Write (Part 1)
「ソウル・サーチン・トーキング」にゲストで登場
http://blog.soulsearchin.com/archives/2005_06_27.html

June 28, 2005
What’d I Write (Part 2): Soulful Joint On "What’d I Say"
「ソウル・サーチン・トーキング」にゲストで登場(パート2)
http://blog.soulsearchin.com/archives/2005_06_28.html

August 22, 2005
After Kohshi's Rehearsal Is Over, Soul Food Is Waiting
リハの後にはソウルフードが待っている
http://blog.soulsearchin.com/archives/2005_08_22.html

August 25, 2005
Kishita Kohshi Live At Duo: Power To The Listener
リスナーに力を与える航志パワー
http://blog.soulsearchin.com/archives/000472.html

August 30, 2005
Kishita Kohshi At "Soul Blends": Blind Ain't Nothing, But A Word.
『ソウルブレンズ』にゲスト出演
http://blog.soulsearchin.com/archives/000477.html

December 25, 2005
"Soul Music Live Vol.5"(Part 2)
『ソウル・ミュージック・ライヴ』にゲスト出演
http://blog.soulsearchin.com/archives/000725.html

December 30, 2005
Kohshi: Video Shooting Session
ビデオ撮影用ライヴセッション
http://blog.soulsearchin.com/archives/000735.html

February 03, 2006
Kishita Kohshi New Album Release Live
木下航志、新作アルバム『絆』リリースライヴ
http://blog.soulsearchin.com/archives/000808.html

March 28, 2006
Kishita Kohshi Live At Yamano Jam Spot
山野楽器でのアコースティック・ライヴ
http://blog.soulsearchin.com/archives/000920.html

July 19, 2006
Kishita Kohshi: The Moment Time Freezed
木下航志、時を凍結させた瞬間
http://blog.soulsearchin.com/archives/001147.html

July 02, 2006
Big Big Thanks For Joining "Soul Searchin': The Session Vol.1"
『ソウル・サーチン・ザ・セッション』でのライヴ
http://blog.soulsearchin.com/archives/001111.html

August 12, 2006
Kishita Kohshi Live: Audience shouted "All" For Encore
【観客、アンコールに「全部~」と叫ぶ】
http://blog.soulsearchin.com/archives/001194.html

October 22, 2006
Kishita Kohshi Joined By Kurosawa Kaoru & Murakami Tetsuya To Sing "Ribbon In The Sky"
【木下+黒沢+村上トリオで『リボン・イン・ザ・スカイ』熱唱】
http://blog.soulsearchin.com/archives/001342.html

March 29, 2007
Soul Searchin: (Part 3): The Beauty Of Background Vocals
【バックコーラスの美学】
http://blog.soulsearchin.com/archives/001673.html

May 20, 2007
Kishita Kohshi Live At OAZO
【木下航志ライヴ、丸の内・オアゾビル】
http://blog.soulsearchin.com/archives/001778.html

June 07, 2007
Maxayn, Robbie, Anthony Talk:
【話は広がる~雑談】 
http://blog.soulsearchin.com/archives/001816.html

July 27, 2007
Kishita Kohshi Will Sing 3 Songs On NHK-FM "Soul Music"
【木下航志NHK-FM『ソウル・ミュージック』にゲスト出演】
http://blog.soulsearchin.com/archives/001919.html

August 29, 2007
Rehearsal For Kohshi Kishita
【リハーサル順調】

http://blog.soulsearchin.com/archives/001985.html

■Setlist : Kishita Kohshi Live At Shinagawa Church, August 29,
セットリスト 木下航志 品川教会

First Set:

01. Amazing Grace (Kohshi & Brenda)
02. 遠い街 
03. Love Is Everywhere
04. たからもの
05. Voice
06. 通り雨
07.  絆
08.  竹田の子守歌


Second Set

01. Georgia On My Mind (Ray Charles)
02. Lately (Stevie Wonder)
03. Ribbon In The Sky (Stevie Wonder)
04. Wild Horses (Rolling Stone, Alicia Keys version)
05. Summer Breeze (Isley Brothers, Seales & Crofts)
06. Someday We'll All Be Free (Donny Hathaway)
07. Bridge Over Troubled Water (Simon & Garfunkel, Aretha Franklin)
08. What's Going On (Marvin Gaye)
Enc.1 Tell Me Lies (Kohshi's Original Song, Japanese song)
Enc.2 Ain't No Mountain High Enough (Marvin Gaye & Tammi Terell)

Members: Kishita Kohshi & The Soul Searchers

Kishita Kohshi (keyboards, vocal)

Kaleb James ((keyboards, vocal)
Namura Takeshi (bass)
Takeuchi Tomoyasu (guitar)
Gary Scott (sax, vocal)
Andy Matsukami Friggs (percussion, vocal)
Brenda Vaughn (vocal)
Kamino Yuri (vocal)

(2007年8月29日水曜、品川教会=木下航志&ザ・ソウル・サーチャーズ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Kishita Kohshi & The Soul Searchers
2007-105

++++

投稿者 吉岡正晴 : 01:14 AM | コメント (0)

August 29, 2007

Rehearsal For Kohshi Kishita

【リハーサル順調】

順調。

今日の木下航志くんのライヴのリハーサルが行われ、順調に準備が進んだ。今回の木下くんのライヴは、第一部がアコースティック・セットでオリジナル曲、第2部がバンド編成でソウルのカヴァー曲中心のものになる。第2部のバックをザ・ソウル・サーチャーズが務める。

リハーサルが先週から何回か行われ、昨日、最終リハが終わった。ブレンダ・ヴォーンとのからみなどもあり、特に第2部はソウル度がかなり高くなりそうだ。

面白いのが、音楽ディレクター、ケイリブは他のミュージシャンに対して、アイコンタクトや腕を振って、タイミングのキューを出す。ところが、航志くんはそれを見ることなく、そのタイミングにあわせて、歌ったり、ピアノの演奏をしたりする。たぶん、一・二度その音を聞いて、タイミングを覚えてしまうのだろう。これは、七不思議だ。

そして、もうひとつ驚かされるのが、12時から8時くらいまでリハをやっているのだが、ミュージシャンの何人かはある時間までしかやらなかったり、シンガーは遅い時間に入って、先に帰ったりというスケジュールになっているのだが、彼はあたりまえなのだが、全部にいる。その体力のすごさに脱帽する。

「今回のリハはどう」と聞くとニコニコしながら、「すご~いですねえ、みんな勉強になります」と答える。1曲リハーサルをしていくごとに、彼はあらゆることを吸収しているのだろう。さて、教会という神聖なる場所で、航志くんにはどんな神が舞い降りるのか。

■当日券は若干だけあるようです。お問い合わせは直接会場へ。品川グローリアチャペル 〒140-0001 東京都品川区北品川4-7-40 電話 03-3443-1721

ENT>MUSIC>LIVE>ANNOUNCEMENT>Kishita Kohshi


投稿者 吉岡正晴 : 01:06 AM | コメント (0)

August 28, 2007

Only 6 Songs Were Played On "Universe"

【結局、2時間で6曲】

結局。

というわけで、結局、二人でしゃべりまくった結果、2時間でわずか6曲ということになってしまいました。(笑) 

トーク内容は、ソウルDJローランド・バイナムの話、僕がレコードの輸入を始めた頃の話、いろいろなインタヴューしたアーティストのこと、スティーヴィー・ネタ、そこから木下航志くんの話、彼のライヴの告知、ジェームス・ブラウン自宅訪問ネタ、「ソウル・ラジオ」「クワイエット・ストーム」の話、ドン・トレイシーの話、ジョー・サンプルの話などなど、キリがありませんでした。

実は、「スティーヴィーの3週目案」と「ソウルラジオ案」の二つを持っていき、それぞれ15-6曲ずつ用意していったのですが、まあ、折衷案というか、スティーヴィー関連3曲、その他ソウルラジオ関連3曲ということになりました。ふ~。

かかった曲は次の通りです。

1. What's Going On / David T.Walker
2. Super Woman / Donny Hathaway
3. Until You Come Back To Me / Stevie Wonder
4. Ribbon In The Sky / Kishita Kohshi
5. Quiet Storm / Smokey Robinson
6. Theme From SWAT / Rhythm Heritage

実はこの『ユニヴァース』という番組は、曲を必ずフルコーラスでかけるのが大原則。そのためちょっとおしゃべりが長くなったので、「クワイエット・ストーム」は当初のアルバム・ヴァージョンから、短いシングル・ヴァージョンに変更したりしました。

何曲かかるかアンケートは、結局6曲。7~9曲に投票した方が多かったですが、惜しいところでした。

しかし、久々にたっぷり音楽談義しました。(笑) 松尾さん、おつかれさま~、そしておよびいただきありがとうございました。

ENT>RADIO>Universe

投稿者 吉岡正晴 : 04:22 AM | コメント (0)

August 27, 2007

Disco Event At Xross: Dance Man Live

【ファミリー・ディスコ・イヴェント】

ファミリー。

1980年代に人気を集めた「キャンディ・キャンディ」「ラスカーラ」などのディスコを一日だけ復活させるディスコ・イヴェント『伝説のシブヤ系サーファー・ディスコ「Candy Candy」&「LA・SCALA」1日限りの復活祭』が8月26日(日曜)西麻布のクラブ「クロス(Xross)」で行われた。当時それらの店でDJをしていたDJが各パートを担当。1980年代を彷彿とさせる選曲で観客を沸かせた。

また、ダンス・クラシックのヒットを空耳でレコーディング、ヒットさせているダンスマンがライヴゲストとして登場、4曲を披露した。ご存知、KC&ザ・サンシャイン・バンドでおなじみの「ザッツ・ザ・ウェイ」を元にした「ワンBOXのオーナー」から始まり、最新作「シャツたたんで収納」などをごきげんに見せた。

イヴェントにはファミリーコーナーもあり、お子様連れのお客さんも多数訪れた。

Setlist: Danceman @ Club Xross, August 26, 2007
セットリスト ダンスマン

show started 19.02
01. ワンBOXのオーナー (That's The Way I Like It)
02. シャツたたんで収納 (Shine On)
03. 背の高い奴はジャマ (She's A Bad Mama Jama)
Enc. よくある名字斎藤 (Play That Funky Music)
show ended 19.26

ENT>MUSIC>LIVE>Danceman
ENT>EVENT>DISCO
2007-104


投稿者 吉岡正晴 : 01:14 AM | コメント (0)

August 26, 2007

Fukamachi Jun Improvisation Live #80:

【深町純・即興ライヴ会第80回】

深町語録。

全曲、即興演奏のキーボード・パーティー。その第80回。

「誰にとっても正義というのはあるのだろうか。僕にとっての正義はあるけれど、それが全員にとっての正義になるかどうかはわからない。でも、誰にとっても美しい、というものはあってもいいのではないかと思う。美しいものとは、何か。きっと僕は、誰が聞いても美しいと思えるような美しい音楽を、いつかは(自分で)作れるのではないかと思って、音楽を作っている。できるかどうかはわからないけれど、そういう風に思っていることが大事だと思う」

「即興演奏が主流だった時代がある。モーツァルトなんかいろいろやっていたんだと思う。録音機材がないので、どんなものか(今となっては)わからない。でも彼らがもし今生きていたら、きっと即興演奏をふんだんにやっているだろうと思う。残念ながら最近では即興演奏は廃れて誰もやる人がいなくなった。それは、たぶん、音楽が録音されるようになり、商業になったからだろうと思う」

「お客さんがつまらないと感じていたら、(演奏者はそれがよくわかるので)すぐ(僕は)演奏をやめる。逆にお客さんが楽しんでいるとわかれば、延々と演奏を続ける。僕は即興演奏だから、それができる。いわば、音楽っていうのは生きているんです。紙に書かれた音楽よりも、もっと生きている。人生そのものより生きてるってことよ。(笑) だから好きです」

■深町純・サントリー・ホールでコンサート決定

深町さんが、来る2007年10月27日(土曜)、東京・赤坂のサントリーホール・小ホールで単独ライヴを行う。チケットは5000円、全席指定。近々正式告知し、チケットピアなどで発売する。現時点では下記ウェッブから深町さんへ直接予約をいれることができる。詳細については後日改めてお知らせします。

■深町純オフィシャル・ウェッブ
http://www.bekkoame.ne.jp/~cisum/
■FJ’ズ オフィシャル・ウェッブ
http://fjs.fukamachi-jun.com/

■Setlist: Fukamachi Jun #80 @ FJ's, Yutenji, August 25, 2007 (Saturday)
セットリスト 深町純 キーボードパーティー第80回(第3回)

First Set
show started 19:46
01. 2007年8月25日19時46分の作品 (23:20)
02. 2007年8月25日20時29分の作品 (16.55)
show ended 20:46

Second Set
show started 21:10
01. 2007年8月25日21時22分の作品 (25.38)
02. 2007年8月25日お題拝借作品1(2.35)
03. 瑳山ゆりさんスピーチのBGM(2.00)
04. 2007年8月25日お題拝借作品2(3.05)
05. 2007年8月25日22時07分の作品 (17.44)
show ended 22:25

■過去の音楽比率(ライヴ全体の中での音楽の割合を表します)(単位は%)

2005年11月 第一部 41.70 第二部 51.82
2005年12月 第一部 39.86 第二部 58.91
2006年01月 第一部 58.81 第二部 67.23
2006年02月 第一部 38.4  第二部 49.7
2006年03月 第一部 50.9  第二部 92.7
2006年04月 第一部 53.1   第二部 57.3
2006年05月 第一部 45.15 第二部 82.08
2006年06月 第一部 52.16 第二部 59.02
2006年09月 第一部 47.77 第二部 77.63
2007年01月 第一部 65.53 第二部 54.97
2007年02月 第一部 53.88 第二部 49.33
2007年04月 第一部 65.26 第二部 68.58
2007年05月 第一部 40.89 第二部 58.19 【恵比寿・アートカフェ最終回】
2007年06月 第一・二部(通し)64.78 (2時間50分)【祐天寺FJ’s1回目】
2007年07月 第一部 66.23 第二部 66.45
2007年08月 第一部 67.03 第二部 68.04

(2007年8月25日土曜、祐天寺FJ'ズ=深町純ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Fukamachi, Jun
2007-103


投稿者 吉岡正晴 : 01:39 AM | コメント (0)

August 25, 2007

Gats → Gatz New Live: New Beginning

【新生ガッツ・ライヴ】

新名。

このところ勢いに乗るガッツ(Gats改めGatz)の横浜モーション・ブルーでのライヴ。ガッツはカヴァー・ソング中心のライヴと、オリジナル・ソングばかりのライヴをやっているが、これはオリジナルのもの。昨年12月にここモーションでやったライヴの再演。ほぼ同じメンバー(ベース奏者など若干変更しているが)で臨んだ。

関ジャニに楽曲提供したり、ドリカムのバックコーラスで全国ツアーをしたりと、このところ絶好調のガッツ。今回は2日間、しかも、入れ替え、徐々に人気もアップという感じだ。気のせいか女性ファンが増えているような感じがした。ガッツは声もいいし歌もうまく、バンドもタイトで引き締まっていて、いいライヴ。また楽曲もよくなっている。なにしろ、ブラスセクションが入るので、実にソウルフルなサウンドになる。

アンコール曲前のMCでガッツは言った。「この曲(アンコール曲=『メッセージ』)の音楽の力でみなさんの背中をちょっと押せればいいな、と思って歌います。今年は、楽しいことも悲しいこともいろいろあって、今年ほど今までの人生の中で、山あり谷ありの年はなかったんですけどね、またこうやって(自分のライヴで)音楽ができてよかった。そして、みなさんと、多くの人との出会いに感謝です。今年ほどそれを強く感じる年はありませんでした」

ところで、アンコールの「メッセージ」という曲は、僕も何度か聴いているが、この日聴いていて、ふとこの曲、木下航志くんに歌ってもらったらいいんじゃないだろうか、などと思った。その前の本編最後の「ありがとう」という曲も、ガッツの18番になっているが、このあたりもいいかなと思った。

ライヴ後、ガッツにそんな話をしてみると、「ああ、それはいいかも。でもそれなら、楽器のあるところで一日航志君と遊んでみたいな。彼がどういうのが好きで、どんなことに興味があって、どういうことをやりたいのか、聞いてみたい」と返ってきた。そういうコラボもありだろうなという感じがする。

■ガッツ・オフィシャル・ウェッブ
http://gats.tv/GATS.TVSHOW.html

■メンバー

GATZ(vo,g)
GATZ(vo,g)、西脇辰弥(key,arr)、下野人司(b)、高田 真(ds)、木村まこと(per)、渕上祥人(cho,g)、NENE(cho)、小林正弘(tp)、佐久間 勲(tp)、竹上良成(sax)、鈴木桃子(vo)

Setlist: Gatz Live At Motion Blue, August 25, 2007
セットリスト: ガッツ・ライヴ

show started 21:36
01. Instrumental
02. Journey
03. Good Time (新曲)
04. Stay
05. Great Escape (関ジャニ∞に提供曲)
06. Big Sky Blues (関ジャニ∞に提供曲)
07. Reason
08. Long Vacation
09. ありがとう
Enc. Message
show ended 22:50

(2007年8月23日木曜、モーション・ブルー=ガッツ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Gatz
2007-102


投稿者 吉岡正晴 : 02:17 AM | コメント (0)

August 24, 2007

The Soul Searcher Will Be On "Universe" Next Monday

【『ユニヴァース』月曜深夜にゲストででます】

自由。

ザ・ソウル・サーチャー吉岡正晴が、次週月曜深夜(2007年8月27日)のJウェイヴ(関東地区のFM局/周波数81.3mhz)の番組『ユニヴァース』(月曜26時=火曜午前2時)にゲスト出演する。月曜の『ユニヴァース』は、音楽プロデューサー、松尾潔さんがDJで担当している番組で、そのゲストとして登場する。

ザ・ソウル・サーチャーの登場する前2週間は松尾さん独自の切り口でスティーヴィー・ワンダーの特集をやっていた番組でもある。なので、スティーヴィー特集第3回になるかもしれない。が、どうなるかは、まったく未知数。スティーヴィー・ネタ以外としては、ソウル・ラジオというテーマでいくつか、選曲案を考えて臨みたい。

松尾さんによれば、僕は番組始まって以来6人目のゲスト。過去5人は大瀧詠一さん、山下達郎さん、鈴木雅之さん、DJホンダさん、そして黒沢薫さんという錚々たるメンバーの後だ。いや、前5人がすごい。(笑)

さて、そこで久々にアンケートをやってみようと思う。松尾・吉岡対談で、2時間の番組でいったい何曲くらいかかるだろうか。しゃべり倒すか、どちらもソウル好きの二人が曲を湯水のごとく垂れ流すか、さてどう転ぶか。いずれにせよ、かなり自由なフォーマットなので楽しみだ。

【アンケート】

『ユニヴァース』2007年8月27日(月)26時から28時までの番組内で、番組テーマ曲を除いて、何曲かかるかを予想してください。





ちなみに、ご参考までに、下記に行くと番組ホームページがあり、そこに過去のプレイリストがすべて載っています。

http://www.j-wave.co.jp/blog/universe_mon/

直近では、前週が14曲、その前が13曲、その前が14曲かかっています。また、過去のゲスト週では、山下達郎さんのときが11曲、鈴木雅之さんが9曲、大瀧詠一さんが6曲、DJホンダさんが8曲、黒沢さんが9曲となっています。

投票はひとり1回まで。

ENT>RADIO>Universe

投稿者 吉岡正晴 : 01:50 AM | コメント (0)

August 23, 2007

Memory Of Jiyugaoka, Back In The Day (Part 2)

(昨日からの続き。舞台は自由が丘から西麻布へ) 

【自由が丘へのルーツ】

西麻布。

なぜ、大貫さんと僕が「レノマス」に「エスピガ」のDJとして誘われたか。

それから遡ること3年余。1979年夏。僕は西麻布にあったDJバー「トミーズ・ハウス」という店に足を運び入れた。西麻布に住む友人が、「半地下からいい音が聞えてくるなんか面白そうな店があるから、行ってみよう」といって誘ってくれたのだ。六本木交差点から西麻布の交差点に向かい、左側を歩いていくと、交番の手前にその店はある。階段を数段下りて入っていくと、中では大音響で音楽が流れていた。

たくさんの曲を聴いたが、特に印象に残っていたのはちょうどその頃全米で流行っていたハーブ・アルパートのインストゥルメンタル曲で全米ナンバーワンになる「ライズ」だ。10坪程度の小さな店だったが音響に凝っていて、JBLとウーハーがものすごくいい音を出し、当時の流行の洋楽曲がかかっていた。カウンターは対面で客が座るようになっていて、そのテーブルには、バックギャモンのゲーム盤が作りつけられていた。店のスタッフは、ローラースケートを履いてドリンクを運ぶという、当時としてはかなり斬新な、しかもアメリカナイズされた店だった。バックギャモンのゲームを覚えたのもこの店だった。

オウナーはトミーで、彼は洋楽も最先端のものから、邦楽も洋楽寄りのものを厳選してかけていた。初めて足を踏み入れたその日、僕はそこの店の音の良さ(音響の良さと選曲の良さ)にほれ込み、以来頻繁に通うようになり、そのうちトミーに誘われひまな時間にDJをするようになったのだ。それがいつしかレギュラーで週末にDJをするようになった。僕は毎週金曜と土曜の夜10時半から夜中の3時まで4時間半、ノンストップで立ちっ放しでDJをした。僕がかけたのはほとんどソウル、ディスコばかりだった。

毎日深夜3時。店のクロージング・テーマは決まっていた。毎日、週末も平日も、深夜3時になると、「トミーズ・ハウス」では必ずこの曲がかかかり、この曲とともに暗かった照明が明るくなった。それが山下達郎さんの「ラスト・ステップ」だ。僕が達郎さんの音楽を知ったのがこの「トミーズ・ハウス」だったといっても過言ではない。トミーが達郎さんのレコードを大変好きで、洋楽曲の中にぽっと達郎さんのレコードをはさみこんでよくかけていた。彼が1980年に大ブレイクする前の話である。

1979年。

1979年夏というと、ソニーのウォークマンが世に出たときである。さっそく新しいもの好きの編集者などがそれを持って「トミーズ」にやってきたことを思い出す。初めてウォークマンを聴いたときの驚きといったらなかった。これはとんでもないものがでてきたと思った。

この「トミーズ・ハウス」はまもなくその音の良さで音楽関係者やファッション業界、雑誌編集者などが多数来るようになる。そんな中に大貫さんがいた。僕もそこで大貫さんと知り合うことになるのだが、大貫さんもトミーに誘われ、毎週水曜日にDJをすることになったのだ。大貫さんは、1980年に「ロンドン・ナイト」のイヴェントを始めていて、ほぼ同時期にこちらでもDJをやりだした。大貫さんと僕の選曲は決してかぶることがないので、それはそれでおもしろい。

ここで強烈に印象に残っているのは、さきほどの「ライズ」以外では、マクファーデン&ホワイトヘッドの「エイント・ノー・ストッピン・アス・ナウ」、クルセイダーズの「ストリート・ライフ」、マイケル・ジャクソンの『オフ・ザ・ウォール』のアルバムなどだ。「トミーズ・ハウス」での思い出もけっこうあるので、いずれ別の機会にでも書いてみよう。

そして、自由が丘の「レノマス」は、よくこの「トミーズ・ハウス」に遊びに来ていた。そこで、僕や大貫さんと知り合い、「エスピガ」でのDJへとつながっていくのだ。

ところが、その「エスピガ」は、あるときキッチンでちょっとしたボヤを出してしまう。僕はたまたまその日店にいたのだが、DJは終わっていたか、休憩中だった。キッチンの方から火がでてびっくりした。しかし、よくある料理のときにフライパンなどから瞬間火がぼーと燃え上がるのかと思っていたら、それがなかなか消えず、あれと思ったら、瞬く間に煙がでてきた。あわてて「火事じゃない?」と言って、店のスタッフがお客さんを店外に出した。結局、そのボヤは自力で消し大事には至らなかったのだが、その日は当然営業中止。確か店はキッチンが使えないためにしばらく休業し、これを機に、そのままクローズしてしまったように記憶する。

「エスピガ」をやめてからは「レノマス」とは疎遠になってしまい、近況はわからない。しばらくしてアメリカに行ったことを風の便りに聞いたくらいだ。

だが今回、「マルディ・グラ」が、実は以前「レノン・ストリート」の跡地だったという小さな事実を確認できたことは、個人的には大きな収穫だった。自由が丘の何の変哲もない交差点の角にあった昔の店と今の店。世田谷区奥沢5-29-10、この小さな角地には音楽好きの神が宿っているのかもしれないなどと無理やりにこじつけてみたくなった。

(この項、終わり)

■マルディ・グラのウェッブ
http://www.jiyugaoka-mardigras.com/

■大貫さんの「ロンドン・ナイト」のウェッブ
http://www.kenrocks.net/i.htm

ENT>MUSIC>ESSAY>Jiyugaoka


投稿者 吉岡正晴 : 12:41 AM | コメント (0)

August 22, 2007

Mardi Gras: Memory Of Jiyugaoka, Back In The Day (Part 1)

【マルディ・グラからつながる自由が丘の思い出】

自由が丘。

自由が丘の駅から東横線沿いに日吉方面に右側の道を歩いていくと四つ角がある。左に曲がると上が東横線が走るガード。右角に雑貨屋があり、その地下に「マルディ・グラ」がある。

『ガンボズ・イアーVol.12~ソウル・サーチン・ビデオ・ナイト』でお世話になった「マルディ・グラ」は、名前から想像できるように、ニューオーリンズ気分にしてくれる音楽のある店だ。壁には何枚もの1970年代のロックやソウルのレコードのジャケットが額に入れて飾られている。ここで守島さんのイヴェント『ガンボズ・イアー』の第1回が行われたのが2000年10月。ちょうど同年7月に拙著『ソウル・サーチン』が発売され、「発売記念イヴェントは別にないです」と言ったら、守島さんが「じゃあ、なにかやりましょう」ということで企画してくださった。

それから7年を経て、再び、ここで「ガンボズ・イアー第12回」に参加したのだが、実は、この会場「マルディ・グラ」のある場所については以前から気になっていた。

レノン・ストリート。

その昔、1970年代後半から自由が丘でよく来る店があった。それは「レノン・ストリート」という当時比較的おしゃれな店だった。それこそ田中康夫氏の小説『なんとなく、クリスタル』(1980年)に出てきそうな(ひょっとしたら出てきていたかもしれない)店だ。まだ「カフェ・バー」という言葉が生まれる前に、新しめの洋楽のレコードをかけていた「カフェ・バー」風の店だった。たぶん1978年か1979年あたりのことだったのだろう。

で、7年前(2000年)に「マルディ・グラ」に来たときに、この辺に「レノン・ストリート」があったような気がおぼろげにしていた。そのときは、すっかりそれを確かめるのを忘れたのだが、日曜日(8月19日)に久しぶりに行った「マルディ・グラ」のオウナー川村さんに尋ねた。

すると、やはり、この地はまさにかつて「レノン・ストリート」があった場所だったのだ。「レノン・ストリート」の入口は東横線沿いだったが、「マルディ・グラ」の入口がそれと直角に交わる道にあるので、ちょっとわからなかったのだ。川村さんによれば、この場所は「レノン・ストリート」のマスター(僕や仲間たちは当時彼のことを「レノン・ストリートのマスター」ということで略して「レノマス」と呼んでいた)の両親が持っていたもので、建物を一部改装し、2階に住居、1階部分を「レノン・ストリート」という店にしていたのだという。もちろん、「レノマス」は、ジョン・レノンが大好きだったから、この店名にした。

「レノン・ストリート」も店内はブラックを基調にしたいい店で、レコードジャケットを壁に飾っていた。ビートルズや西海岸のイーグルスや、マイケル・フランクスやら、ちょっとしたソウル系、フュージョン系のレコードをそれほど大音量ではなくかけていた。

そして1980年代後期か1990年代初期に、「レノマス」はアメリカ人女性と結婚し、アメリカに移住することになり、この土地を売却、新たに買い求めた人が3階建てのビルを建て、その地下1階に「マルディ・グラ」がはいったらしい。

「マルディ・グラ」は最初のオウナー、ミックさんが1992年にオープン。しかし、1997年10月彼は事情で九州・熊本県人吉市に引っ越し、そのときにミックさんから現在のオウナー川村さんが店を引き継いだ。ミックさんは熊本でも、やはり「マルディ・グラ」のようなレコードをたくさん置いている音楽バー「ベアーズ・カフェ」という店を経営されている。ミックさんは、「マルディ・グラ」の前には青山で「サル・パラダイス」という店もやっていたというから根っからのミュージック・マンのようだ。「マルディ・グラ」はオープンして15年、川村さんの代になってからでもすでにちょうど10年だ。

僕が初めて「マルディ・グラ」に行ったのがいつだったかは正確には覚えていないのだが、2000年に行ったときは初めてではなかったので、その前に行っているはずだ。ひょっとしたら、あの近くに住んでいるFM局のディレクターをやっていたC氏に連れられて行ったのかもしれない。この店名から「音楽関係のバー」だということはわかる。(笑)

エスピガ。

さて、さきほどの「レノマス」だが、彼は1983年頃、「レノン・ストリート」も経営しながら、同じ自由が丘に「エスピガ(espiga)」というレストランをオープンした。これはスペイン語で「穂」といった意味らしいが、メキシコ系の食事をだしていた。「カフェ・バー」という言葉はこの頃までにかなり浸透したが、「カフェ・バー」というよりレストラン、しかし、若い人も入れるカジュアルなレストランだった。「レノン・ストリート」よりもっと広く明るい店になっていた。そして、そこはレストランなのに音楽好きのオウナーの趣味を反映し、店の中央の一段高いところにターンテーブルが2台あり、BGM的にDJをやっていた。レストランでDJブースがある店など、あの時代には他にはなかった。

そこで、「レノン」時代からのつきあいだった「レノマス」から、「週一でもいいからDJをしないか」と誘われた。そして、僕は週一でDJを始めたのだ。オープンしてまもなくだったので、やはり1983年頃のことだろう。僕は毎週水曜に入ったが、そのとき、別の曜日に別のDJが入った。たぶん、彼は金曜あたりだったような記憶なのだが、違うかもしれない。それがUKロックの大家・音楽評論家の大貫憲章さんだ。

僕は、どういう選曲をしようかいろいろ考えたのだが、ちょうどその頃存在を知ったアメリカのラジオで流行りだした「クワイエット・ストーム」のフォーマットを真似してやろうと思い、その路線で選曲をした。当時は「ラウンジ」などという言葉はなかったが、今から思えばまさに「ラウンジDJ」だった。

この「クワイエット・ストーム」を取り入れたのは、相当早かった。ちゃんと向こうのラジオのように、波の音とか、鳥の鳴き声とか、エアポートの音などの効果音を曲間にはさんでかけた。ターンテーブルは2台しかなかったので、効果音は事前にカセットに録音してかけたり、効果音のレコードなら、2-30秒かけている間に次の曲をセットするという早業をやっていた。

アメリカで「クワイエット・ストーム」がブレイクするのが1985年から1986年以降なので、かなり時代の先を行っていたかもしれない。僕はサンフランシスコのKBLX局のテープを入手したか、誰かから話をきいたかで、「クワイエット・ストーム」のことを知った。だが「クワイエット・ストーム」の歴史自体を知るのは、そのずっと後のことだ。当時のソウルのスロー・ジャム(そんな言葉もなかった)と若干のフュージョン系インストゥルメンタル曲に効果音。自分でいうのもなんだが、けっこういけてた。たぶん、「エスピガ」でやっていたものも、何本かカセットに録音して自分でも楽しんでいたように思う。

ところで、先ほどからずっと「レノン・ストリート」のマスターのことを「レノマス」としか書いてないのには、わけがある。実は「レノマス」の本名を思い出せないのである。(笑) 当時はもちろん知っていたのだが・・・。ずいぶん昔のことなので、かなり記憶がおぼろげである。情けない。(笑)

(この項、続く)

(明日は、なぜ大貫さんと僕がこの店でDJをすることになったか、などについてご紹介します)

ENT>MUSIC>ESSAY>Jiyugaoka

投稿者 吉岡正晴 : 01:30 AM | コメント (0)

August 21, 2007

Gumbo's Ear Vol.12~Soul Searchin Video Night

【ガンボズ・イアー】

続編。

僕の前に守島さんがプレイしたビデオリスト。彼が『ソウル・サーチン』の本の中で取り上げられたアーティストをいくつかピックアップしてくれた。

1曲目はムーン・グロウズ。ハーヴィー・フークワがいるドゥワップ・グループ。ハーヴィーは、一番低いベースのヴォーカル。映像ではおそらく向かって一番左の人物だったと思う。リードは、1956年作品なら、ボビー・レスターではないかと思う。

2曲目は、最初のシックのレコードに参加していたノーマ・ジーン・ライト、ルーシー・マーティンが歌う「ル・フリーク」。これはおもしろい。(笑)

ナイル・ロジャーズの1996年の映像は懐かしかった。この映像は武道館で行われたものだったので、バーナードはこれから6時間以内に亡くなることになる。あるいはビデオは二日にわたってまわしていたのかな。バーナードは武道館二日目の後、亡くなっている。そう思ってみると、心なしか元気がないように見えなくもない。

スティーヴィーの「アズ」とマーヴィン「ホワッツ・ゴーイング・オン」は、当時のいわゆるプロモーション・フィルム(映像)(1980年代になってのプロモーション・ビデオ=PVにあたる)なのだろうか。1970年代は、めったにプロモーション・フィルムは作られなかったが、それでもごく一部のアーティストは楽曲のフィルムを作っていた。

レイ・チャールズ、グラディス・ナイトのデュエットによる「ニーザー・ワン・オブ・アス」はいいコラボだ。どちらもジョージア出身。まさにジョージアがつなぐソウル・デュオだ。おそらく1973年~1975年前後の映像ではないかと思う。

デイヴィッド・ボウイの「ヤング・アメリカンズ」は、ボウイが若いのと、そのバックに映るルーサーに驚いた。

ところで、明日は、このイヴェントが行われた自由が丘のマルディ・グラという店について、ちょっと書いてみたい。

Gumbo's Ear; Morishima's Setlist

1) Moonglows (Harvey Fuqua) / Over And Over Again (1956)
2) Norma Jean Wright & Luci Martin of Chic with KC & The Sunshine Band / Le Freak (2004)
3) Chic / Good Times (1996)
4) Natalie Cole / This Will Be (2003頃)
5) Stevie Wonder / Signed, Sealed, Delivered I'm Yours (1970)
6) Stevie Wonder / As (録音風景?)
7) Ray Charles & Gladys Knight / Neither One Of Us (年代不明)
8) Marvin Gaye / What's Going On~What's Happening Brother (1972)
9) David Bowe (with Luther Vandross) / Young Americans (1974)
10) Aretha Franklin, Carole King, Celine Dion, Gloria Estefan, Shania Twain, Mariah Carey/ Natural Woman~Gospel (1998)

(2007年8月19日日曜、自由が丘マルディグラ=ガンボズ・イアーVol.12~ソウル・サーチン・ビデオ・ナイト)

ENT>MUSIC>EVENT>Gumbo's Ear Vol.12~Soul Searchin Video Night
2007-101


投稿者 吉岡正晴 : 01:39 AM | コメント (0)

August 20, 2007

Gumbo's Ear Vol.12 ~Soul Searchin Video Night

【動くテディー・ペンダグラス】

70年代。

19日(日)、東京・自由が丘のバー「マルディ・グラ」で、音楽愛好家・守島さん主催のイヴェント『ガンボズ・イアーVol.12~ソウル・サーチン・ビデオ・ナイト』が行われた。前半を守島さんがビデオを紹介しながら解説、後半を吉岡正晴が同様に1970年代のソウル系のビデオを紹介した。(守島さんの分のセットリストは、守島さんのウェッブに掲載されると思います)

この中で興味深いのがアル・グリーンの部分。これは、全米で1972年ごろにアメリカで放送されていた『The Soul』という番組からのもの。これは当時2年くらい続いたのか、約100本くらいテープが残っているらしい。僕は数年前たまたまニューヨークの友人から話を聞き、送ってもらった。

この種の番組ではシカゴの『ソウル・トレイン』がかなり一般的だが、この『ザ・ソウル』はほとんど知られていない。『ソウル・トレイン』は口パク、レコード、一般客のダンスシーンが中心だったが、『ザ・ソウル』は、毎週一組か二組のアーティストをゲストに迎え、司会者がわりときっちりとインタヴューして、ライヴも実際にライヴをやるというちゃんとした番組だ。観客も椅子に座っている。もちろん、一般的には『ソウル・トレイン』のほうが、受けるだろうし、人気にもなったのだろうが、こういう番組があったということが興味深い。

また1982年3月に交通事故で下半身不随になってしまうテディー・ペンダーグラスの1979年ごろのライヴ映像、バリー・ホワイトの1975年のライヴ映像など、今となっては本人のライヴが見られない1970年代の映像をご紹介した。

ご来場いただいたみなさま、企画の守島さん、おつかれさま、ありがとうございました。

Setlist: Gumbo's Ear Vol.13 Soul Searchin Video Night
8.19.2007

show started 20:51

[I] Barry White (Live In Germany 1975)

1. Love's Theme
2. Can't Get Enough Of Your Love
3. Never Never Gonna Give You Up

[II] Teddy Pendergrass (Live footage circa 1979)

1. Only You
2. Come Go With Me
3. Close The Door
4. Turn Off the Lights

[III] Al Green (From TV Programme "The Soul" circa 1973)

1. I'm Tired Of Being Alone
2. Look What You've Done To Me

[IV] Minnie Riperton (TV Programme "Soul Train" circa 1975)

1. Lovin' You

[V] Soul Searchin

1. Doctor Feelgood (Brenda Vaughn & The Soul Searchers) (Footage from March 26, 2007, The Soul Searchin: The Session)
2. Brenda's CM (Pachinko)

[VI] Isley Brothers (From TV Programme "Soul Train" circa 1975)

1. Summer Breeze

show ended 22:30

(2007年8月19日日曜、自由が丘マルディグラ=ガンボズ・イアーVol.12~ソウル・サーチン・ビデオ・ナイト)

ENT>MUSIC>EVENT>Gumbo's Ear Vol.12~Soul Searchin Video Night
2007-101


投稿者 吉岡正晴 : 03:20 AM | コメント (0)

August 19, 2007

Soul Power Presents Jaye & Silky With Soysoul

(ネタバレがあります。これからご覧になる方は、ご注意ください)

【ジェイ&シルキー、ソイソウル・ライヴ】

ソウル・パワー!

ソウル・パワーの派生プロジェクトとして、ジェイ&シルキーとソイ・ソウルという組み合わせのライヴが行われた。今後も、ソウル・パワー関係のアーティストをいろいろ組み合わせてライヴをやっていこう、とのこと。観客は98パーセントまで女性。ステージとお店のスタッフの男性の数のほうが、観客としての男性より多い。と思う。(笑)

基本的にはソイソウルが約40分、ジェイ&シルキーが40分やったあと、両者交えて残りを一気にソウル・パワー! 

この日はMC(司会者)に村上るいか(哲也)がはいり、名調子でライヴを盛り上げた。ソイソウル、ジェイ&シルキーともに、どちらも全開で、ソウルを爆発、ソウル・パワー!

ソイソウルは今回「チャンス・トゥ・チェンジ」という新曲を披露。どれもアップテンポでハイエナジー。いつもながらにジャンプ、ジャンプと飛び跳ね、ラップにファンクにバラードにソウル・パワー!

一番、暑く熱くなったのは、ジェイシル・パートの「ロック・ミー・トゥナイト」のところ。ジェイと、ソイソウルのケイズが観客席に下りてきて、好みの女性を口説くバトルを繰り広げるという大胆演出が大いに盛り上がった。ここでは、メドレーで、マーヴィンの「レッツ・ゲット・イット・オン」やビリー・ポールの「ミー・アンド・ミセス・ジョーンズ」などを挟み込み、官能の18分に及ぶソウル・パワー! 

それにしても、ジェイ&シルキーのMCは、まるで漫才かというほどおもしろい。関西人は違いますねえ。(笑) 一番笑ったのが、彼らが着ていたステージ衣装。かなり豪華で派手で、黒人っぽいと思ったのだが、なんと彼らがバーケイズとのレコーディングでメンフィスに行ったときに、ツルシで買ったものだそうだ。靴までついて200ドルもしないという安さ。シルキーさんに聞くと、「向こうのひとたちは、こういうのを着て、日曜とかに教会に行くようですよ。安くドレスアップということでしょうね。見てくれは派手ですけど、素材はビニールみたいな安いやつですよ。(笑)」 まさにこれぞソウル・パワー! 

Setlist: Soul Power Presents Jaye & Silky With Soysoul Live @ STB139, Sweet Basil, August 18, 2007

First set [Soysoul]
show started 18:35
01. Can't Stop
02. Super Fly
03. Chance To Change (new)
04. Why Don't You...?
05. Soysoul
06. ひまわり
show ended 19:15

Second set [Jaye And Silky]
show started 19:31
07. Ecstasy (Red Hot)
08. Play Girl
09. Oh Let Me Know It [Special Delivery]
10. よりそうように
11. Fantasy [Earth Wind And Fire]
12. Happyで行こう
-----[Jaye And Silky + Soysoul]
13. Killer Joe [Quincy Jones]
14. You Don't Have o Be A Star [Marilyn McCoo & Billy Davis Jr.]
15. Rock Me Tonight [Freddie Jackson] ~ Let's Get It On [Marvin Gaye] ~ Me And Mrs. Jones [Billy Paul] ~ Rock Me Tonight
16. Can't Give You Anything (But My Love) [Stylistics]
17. Ain't No Mountain High Enough [Marvin Gaye & Tammi Terrell, Diana Ross]
Enc1. Let's Stay Together (Murakami Ruika) [Al Green]
Enc2. 青空 (Zooco) 
Enc3. Feel The Need [Detroit Emeralds, Graham Central Station]
show ended 21:10


(2007年8月18日土曜日、六本木スイートベイジルSTB139=ジェイ&シルキー、ソイソウル・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Jaye & Silky, Soy Soul
2007-100

投稿者 吉岡正晴 : 03:01 AM | コメント (0)

August 18, 2007

(お知らせ)Soul Searchin Video Night: Tomorrow At 7

(【ソウル・サーチン・ビデオ・ナイト、明日自由が丘マルディグラで】

音楽愛好家守島さんの主催の『ガンボズ・イアー・VOL.12~ソウル・サーチン・ビデオ・ナイト』が明日(8月19日・日曜)、自由が丘のマルディグラで行われます。吉岡正晴が秘蔵ソウルビデオをもっていき、ゆるーくビデオをかけながら、おしゃべりします。お時間あるかた、どうぞ。座席に関しては、直接お店にご連絡ください。

(詳細はこちら↓)
July 30, 2007
The Soul Searcher Will Be Appearing At "Gumbo's Ear, Vol.12"
http://blog.soulsearchin.com/archives/001922.html


イヴェント名: Gumbo's Ear Vol.12 Soul Searchin' Videos Night
日時: 2007年8月19日(日曜) 開場:18:30 開演:19:00
場所: 自由が丘・マルディグラ (Mardi Gras)
住所: 東京都世田谷区奥沢5-29-10リブレB1
電話: 03-3722-6892
ウェッブ: www.jiyugaoka-mardigras.com 
地図: http://map.yahoo.co.jp/pl?p=%C0%A4%C5%C4%C3%AB%B6%E8%B1%FC%C2%F45-29-10&lat=35.602665&lon=139.67116083&type=&gov=13112.8.5.28.10(東急線・自由が丘駅から徒歩約4分)
VJ&Talk:吉岡正晴,守島尚彦
イヴェントチャージ:¥1000(別途テーブルチャージ=525円、飲食代などがかかります)
企画:守島尚彦
ガンボズ・イアー・ウェッブ: http://morishima.00page.com/(ここに過去11回分の記録があります)
ソウル・サーチン・ウェッブ: http://www.soulsearchin.com/

EVENT>ANNOUNCEMENT>Gumbo's Ear Vol.12

投稿者 吉岡正晴 : 01:16 PM | コメント (0)

Live M! Day Two:

【ライヴM~2日目】

予定外。

アコースティック・ソウル・サーチャーズの第二日目。この日のハイライトは、前日に飛び入りしていただいた梶原順さんに続き、サックスの本田雅人さんが飛び入りで参加していただいたあたり。梶原さんは、この日初見で「ジャスト・ザ・トゥー・オブ・アス」に参加。セカンドの3曲目、4曲目で本田さんが登場。この2曲は5人での演奏となった。5曲目「リボン」は本田さんが去り、梶原さんが残る。

結局、シークレット・ゲストはアンコールでも参加。アンコール曲「ラヴ・ザ・ワン・ユア・ウィズ」が終わっても、拍手は鳴り止まず、その場で急遽、予定していなかった「ホワッツ・ゴーイング・オン」のセッションが始まった。これはなかなかの聴きものになった。

返ってきたアンケートでは、ライヴはいかがでしたかの質問に4つの選択肢から、A「素晴らしかった」が約8割2分、B「よかった」が約1割8分という高評価。また、選曲について尋ねたところ4つの選択肢からA「知ってる曲が多くよかった」が約2割7分、B「知らない曲が多かったがよかった」が約7割3分と、知らない曲でも、ライヴとして大変楽しめたという評価をいただいた。

シャンティーのパフォーマンスでは、ケイリブとのデュエット「イフ・ディス・ワールド・ワー・マイン」、ソロで歌った「イフ・オンリー・フォー・ワン・ナイト」、そして、ジョー・サンプル、リズ・ライトの「ノーワン・バット・マイセルフ・トゥ・ブレイム」などのスロー系が、彼女にあっていたひじょうによかった。ケイリブでは「クリーピン」、「リボン・イン・ザ・スカイ」などがよかった。この日は急遽ゲイリーのサックスと歌をフィーチャーした「ジャスト・ザ・トゥ・オブ・アス」をいれたが、ゲイリーがこの曲では大活躍した。

前日のパフォーマンスを土台に、この日はリハーサルにも十分な時間がとれ、かなり練れたステージになった。

ご来場のみなさま、ありがとうございます。そして、参加されたミュージシャン、スタッフのみなさん、おつかれさまでした。

■梶原順オフィシャル・ウェッブ
http://www.4creator.com/JunKajiwara/

■本田雅人オフィシャル・ウェッブ
http://www.ciao-ciao-ciao.com/masato-h/

■シャンティ・オフィシャル・ウェッブ
http://snydersmarket.com/shanti.html

■ケイリブ・ジェームス・オフィシャル・ウェッブ
http://www.kalebjames.com/

■ゲイリー・スコット・オフィシャル・ウェッブ
http://www.gshstudios.com/

■マルターノ・オフィシャル・ウエッブ
http://www.martano.jp/

■メンバー

Kaleb James (Piano, Vocal)
Gary Scott (Percussion, Sax, Vocal)
Shanti (Vocal)
---
Kajiwara Jun (Guitar)
Honda Masato (Sax)

■セットリスト

Setlist: Acoustic Soul Serchers Featuring Shanti @ Martano, Fujigaoka, August 17, 2007

[ ] indicates original artists and/or performing artists

First set
show started 19:16
1. Give Me The Night [George Benson, Randy Crawford Version]
2. Cotton Fields [Fertile Ground]
3. What A Fool Believes [Doobie Brothers]
4. If This World Were Mine (Kaleb & Shanti) [Marvin Gaye & Tammi Terrell, Luther Vandross & Cheryl Lynn]
5. Creepin' [Stevie Wonder, Luther Vandross]
6. If Only For One Night [Brenda Russell, Luther Vandross]
7. Jealous Guy [John Lennon, Donny Hathaway]
show ended 20:05

Second Set
show started 20:47
1. Heaven Only Knows [Swing Out Sisters]
2. Just The Two Of Us [Grover Washington Jr., Bill Withers] (feat. Kajiwara Jun)
3. Spooky (feat. Kajiwara Jun & Honda Masato) [Classics Four, Dusty Springfield version]
4. I Can't Help It (Kaleb & Shanti) (feat. Kajiwara Jun& Honda Masato) [Michael Jackson]
5. Ribbon In The Sky (feat. Kajiwara Jun) [Stevie Wonder]
6. No One But Myself To Blame [Joe Sample & Lizz Right]
7. Tell Me Something Good [Rufus featuring Chaka Kahn]
Enc. Love The One You're With [Crosby, Stills, Nash & Young, Isley Brothers, Luther Vandross] (+Kajiwara Jun, Honda Masato)
Enc. What's Going On [Marvin Gaye] (+Kajiwara Jun, Honda Masato)
show ended 22:16

(2007年8月17日金曜、藤が丘マルターノ=アコースティック・ソウル・サーチャーズ・フィーチャリング・シャンティー・ライヴ)

ENT>MUSIC>LIVE>Acoustic Soul Searchers Featuring Shanti
2007-99

投稿者 吉岡正晴 : 04:48 AM | コメント (0)

August 17, 2007

Live M! : Kajiwara Jun Junp[Jump] In!

【ライヴM! 梶原順さん飛び入り】

暑熱(あつあつ)。

東急田園都市線・藤が丘駅前のピッツェリア「マルターノ」が行った初めてのライヴ「ライヴM!]が16日行われ、アコースティック・ソウル・サーチャーズ・フィーチャリング・シャンティが2部にわたってパフォーマンスした。第2部では、近くに住む日本のトップ・ギタリストとして音楽シーンで大活躍中の梶原順さんが飛び入りで参加。3曲、プラスアンコールでも見事なギターを披露した。

この日は日中はものすごく暑く、夜になっても若干気温は下がったものの、ステージ、さらに店内はものすごく暑く、ミュージシャンたちも1曲目から汗だくになって熱演した。

6割以上のお客様がアンケートに書いてくださり、これは大変嬉しいところ。そして、そのうちの7割近くの方がライヴは「大変素晴らしかった」、3割の方が「よかった」と評価された。

とはいうものの、普段は普通のレストランが、ざまざま楽器、機材、照明を持ち込んで、ライヴハウスに変身し、地元を中心としたお客さんでいっぱいになったものの、すべてが初めてということで、さまざまな課題が残った。いくつかは今日(二日目)に改善し、できない部分はこんごの宿題として序々に解決していけばいいのではないだろうか。

梶原さんは、実はマルターノ・オウナー大西さんと、近くの和食レストランで出会って、大西さんが「今度ライヴをやるんですが」と言ったら、快く飛び入りを承諾していただいた。とはいうものの、梶原さんは日本の音楽業界では大変名前のある方なので、事前告知はせずにこの日を迎えた。

下記セットリストでは「スプーキー」と「アイ・キャント・ヘルプ・イット」は実は事前に打ち合わせをしていて、音も合わせていたのだが、「リボン・・・」はその直前にケイリブが譜面を書いて、その場で彼に渡して演奏してもらった。梶原さんも驚いていたが、さすが超一流プロ。この「リボン・・・」は、途中からのギター・アドリブがものすごくよかった。個人的にはこの日一番の聴きものになった。

「飛び入り」は、いろいろ言い方はあるようだが、Jump Inという熟語も使える。そこで、ジュンの「ジャンプ・イン」なので、ジュンプ・インですね。梶原さん、ありがとうございます! 

+++++

『ライヴM!』は、今日(8月17日)も行われる。問い合わせなどは次の通り。ただし、今日は予約でほぼいっぱいで、テラス席でのご案内になるが、昨日のライヴを見たところテラスでもモニターもあり、音もでてくるので十分楽しめる。

■ライヴ日時 2007年8月17日(金) 開場午後6時 開演第一部午後7時 第二部午後8時半 (二部構成・入れ替えなし)
場所 ピッツェリア・バール・マルターノ藤が丘店 
住所 神奈川県横浜市青葉区藤が丘1-29-2-2F 
(東急・田園都市線・藤が丘駅前徒歩1分。藤が丘駅までは、渋谷から約30分。駅に降りるとすぐお店が見えます)
電話 045-973-5844

■梶原順オフィシャル・ページ
http://www.4creator.com/JunKajiwara/

■マルターノ・オフィシャル・ウエッブ
http://www.martano.jp/

■メンバー

Kaleb James (Piano, Vocal)
Gary Scott (Percussion, Sax)
Shanti (Vocal)
---
Kajiwara Jun (Guitar)

■セットリスト

Setlist: Acoustic Soul Serchers Featuring Shanti @ Martano, Fujigaoka, August 16, 2007

[ ] indicates original artists and/or performing artists

First set
show started 19:17
1. Give Me The Night [George Benson, Randy Crawford Version]
2. Cotton Fields [Fertile Ground]
3. What A Fool Believes [Doobie Brothers]
4. If This World Were Mine (Kaleb & Shanti) [Marvin Gaye & Tammi Terrell, Luther Vandross & Cheryl Lynn]
5. Creepin' [Stevie Wonder, Luther Vandross]
6. If Only For One Night [Brenda Russell, Luther Vandross]
7. Jealous Guy [John Lennon, Donny Hathaway]
show ended 20:14

Second Set
show started 20:57
1. Trouble Man [Marvin Gaye]
2. Heaven Only Knows [Swing Out Sisters]
3. Spooky (feat. Kajiwara Jun) [Classics Four, Dusty Springfield version]
4. I Can't Help It (Kaleb & Shanti) (feat. Kajiwara Jun) [Michael Jackson]
5. Ribbon In The Sky (feat. Kajiwara Jun) [Stevie Wonder]
6. No One But Myself To Blame [Joe Sample & Lizz Right]
7. Tell Me Something Good [Rufus featuring Chaka Kahn]
Enc. Love The One You're With (feat. Kajiwara Jun) [Crosby, Stills, Nash & Young, Isley Brothers, Luther Vandross] (feat. Kajiwara Jun)
show ended 22:08

(2007年8月16日木、藤が丘マルターノ=アコースティック・ソウル・サーチャーズ・フィーチャリング・シャンティー・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Acoustic Soul Searchers Featuring Shanti
2007-98

投稿者 吉岡正晴 : 02:45 AM | コメント (0)

August 16, 2007

Live M! : Tonight At 7: Guess Which Song Will Be Performed

【アコースティック・ソウル・サーチャーズ、藤が丘マルターノにて】

選曲。

いよいよ今日、藤が丘マルターノで『ライヴM!』(アコースティック・ソウル・サーチャーズ・フィーチャリング・シャンテイー)が行われる。そのリハーサルが今日、行われた。『ライヴM!』は、普通のピッツェリアで行われるライヴなので、音響照明楽器などを一式レンタルしなければならない。

今回は、当初はキーボードの予定だったが、やはり、いい音を作りたいということで、思い切ってグランドピアノをレンタル。さらに、テラス席のお客さんにも見易くなるようテレビモニターを備えたり、当初の予定よりはかなり規模も大きくなってしまった。

セットリストも、最初は本当に誰でも知ってる曲を、みたいな感じだったのが、けっこうマニアックというか、ちょっと「お、これは」というような味わいのある選曲、しかし、聞けばみななっとくという曲になりつつある。

では、セットリストのヒントをここにご紹介しよう。下記のアルバムの中のなにかの曲が、アコースティック・ソウル・サーチャーズによって歌われる。さて、下記アルバム中のどの曲が歌われるか、あなたはどこまで推理できますか。(笑) 

■イヴェント詳細

August 05, 2007
Many Events Coming Up August
http://blog.soulsearchin.com/archives/001936.html

■こんなアーティストのこんなCDからの曲が何か歌われる・・・

ベスト・オブ・ランディ・クロフォ-ド\
ランディ・クロフォード
ワーナーミュージック・ジャパン (1996/12/21)
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Minute By Minute (24 Karat Gold Disc)
The Doobie Brothers
Wea Japan (2005/02/22)
売り上げランキング: 79978
The Best of Luther Vandross: The Best of Love
Luther Vandross
Epic (1989/10/04)
売り上げランキング: 198155
ライヴ
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ダニー・ハサウェイ ダニー・ハザウェイ
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Trouble Man
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Marvin Gaye
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Off the Wall
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Michael Jackson
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ザ・ピーカン・トゥリー
ジョー・サンプル
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Rags to Rufus
Rags to Rufus
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Rufus & Chaka Khan
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ENT>LIVE>ANNOUNCEMNET>LIVE M


投稿者 吉岡正晴 : 12:31 AM | コメント (0)

August 15, 2007

Shiota Nori & Maru Live

【塩田ライヴ】

3日間。

前の神保町での打ち合わせが延び、横浜モーションについたのが9時15分。9時半からのステージだと思っていたら、なんと8時半から。あららら。ニューヨーク在住で最近ではすっかりプロデュース仕事がめっきり増えているベース奏者、塩田哲嗣(しおた・のりひで)さんのセッション的ライヴ3日のうちの初日。

この日は、われらがソウル・サーチャー、マルがフィーチャリング・シンガーとなるというのではるばる遠出。はいったとき、すでにセカンドセット5曲目だった。最初、インストで何曲かやった後、マルが登場して、しっかり歌う構成。

マルは言う。「自分は別にジャンルにこだわらず、ジャズ、R&B、ヒップ・ホップ、ポップ、レゲエとどんなものでできる『マルチ・ジャンル・シンガー』になっていきたい。そしてどんなジャンルのスタイルを歌っていても、そこにマルというアイデンティティーが出てくれば、すごく嬉しい。そういうのを目指しています」

ふだんよく見るマルは、ジル・スコット的なR&Bが多いが、この塩田さんとのセッションはジャズになる。結局、『歌えるシンガー』は、なんでもこなせるということなのだろう。まあ、ここまで歌えるんだから、たいしたもの。

最近ポニー・キャニオンから出た塩田さんプロデュースの『JAZZ!!』というアルバムでマルは2曲、「ラウンド・ミッドナイト」と「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」を歌っているが、このうちの前者をライヴで見せた。生で見たかったなあ。「ストリート・ライフ」も。

■メンバー

Maru(vo)、ハクエイ・キム(p)、岩瀬立飛(ds)、塩田哲嗣(b)

■セットリスト

Setlist : Nori Shiota Special Session, "Mo' Swing" Vol.7 August 14, 2007
セットリスト  塩田哲嗣 スペシャル・セッション “Mo' Swing” Vol.7

1st set

01. Stolen Moments
02. Dolphin Dance
03. Stable Mates
04. Between The Sheets
05. Get Here
06. Round Midnight
07. Street Life

Second set

01. All Blues
02. For Heaven's Sake
03. Falling Grace
04. E.S.P.
05. Ordinary People
06. If I Ain't Got You
07. Overjoyed
08. Street Walking Woman
Enc. Feel Like Making Love
Enc. Hiding
show ended 22:02

(2007年8月14日火曜、横浜モーション・ブルー=塩田哲嗣ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Shiota, Norihide
2007-97


投稿者 吉岡正晴 : 04:10 AM | コメント (0)

August 14, 2007

Many Events Coming Up:

【準備でばたばたです】

準備。

日曜日、『ソウル・ブレンズ』に行くために都内を走ったが、なんと空気の澄んだいること。昨日(月曜)も、同じく車の絶対数が少なく、空気がきれいな感じだ。お盆と正月は、東京の人口が東京に住んでる人だけになってぐっと減る。いつもこれくらいだとすごし易いのになあ、と思ったりして。(笑) 外に出て、空気が違うなんてことがわかるほど、空気感が違うって、ふだんの空気は一体、何? 慣れとは怖いもの。人間は「慣れる」生き物。

さて、世間はお盆休み真っ只中だが、こちらはイヴェント準備でおおわらわです。

今週16日(木曜)、17日(金)の藤が丘マルターノでの「LIVE M」(ザ・アコースティック・ソウル・サーチャーズ・フィーチャリング・シャンティ)、さらに19日(日)の自由が丘マルディグラでの『ソウル・サーチン・ビデオ・ナイト』、さらに29日の『木下航志ソウルを求めて~真夏の品川教会にて』の準備と、かなりばたばたになっている。

「LIVE M」、「航志ライヴ」もほぼセットリストは決まり、あとはリハーサルで煮詰めていくだけ。さっき、ケイリブに会って、いろいろこまごま話をした。少しだけネタバレをすると、どちらのセットリストも、これまでの『ソウル・サーチン』で歌われた楽曲のいくつかが、姿形を変えて登場する。

つい最近やっと『アトランティック・レコーズ~60~ザ・ハウス・アーメット・アーティガン・ビルト』のDVDを見た。いやあ、おもしろかった。今は亡き、アトランティック創始者のひとり、アーメットのインタヴュー、そして、彼が育てたアーティストたちのインタヴューなどなど、ふんだんに昔話が飛び出てくる。一度、ゆっくりご紹介しよう。

■DVD

アトランティック・レコード:60年の軌跡
ワーナーミュージック・ジャパン (2007/07/25)
売り上げランキング: 9926

■イヴェントの概要

August 05, 2007
Many Events Coming Up August
http://blog.soulsearchin.com/archives/001936.html

ENT>ESSAY


投稿者 吉岡正晴 : 02:22 AM | コメント (0)

August 13, 2007

Maru Will Back Up For Kurosawa Kaoru's Solo Date

【マル、黒沢薫のソロライヴでバックコーラスに】

抜擢。

『ソウル・サーチン:ザ・セッション』などでもおなじみのソウルフルなシンガー、マルが9月に行われる黒沢薫ソロ・ライヴでバックコーラスを務めることになった。黒沢薫のライヴは、9月6日(木)、目黒のブルースアレーで行われる。ただしチケットはほぼソールドアウトになっている模様。

■ブルース・アレー・オフィシャル・ウェッブ
http://www.bluesalley.co.jp/schedule/live_body.html

■黒沢薫オフィシャル・ウェッブ
http://www.kaorukurosawa.com/

■マルオフィシャル・ウェッブ
http://www.marudiva.com/

+++++

黒沢さんとマルは、昨年(2006年)4月1日にブルース・アレーで行われた『ソウル・サーチン~マーヴィン・ゲイ』、さらに7月1日に行われた『ソウル・サーチン:ザ・セッション~ルーサー・ヴァンドロス』で同じステージに立っていた。特にルーサーの回には、「ソー・アメージング」を二人で堂々とデュエット、拍手喝采をあびた。実際、このデュエットは見事だった。

『ソウル・サーチン』で、バックのギター、コーラスをつけていたのが、ガッツ。実は黒沢さんは、その後、「もし自分がソロライヴをやるときには、ガッツとマルにバックコーラスをやって欲しい」と言っていた。そして、この9月に彼の久々のソロライヴが決まったが、たまたまガッツとマルは、このブログでも報告しているとおり、ドリームズ・カム・トゥルーのツアーのコーラスの候補に抜擢されていた。ガッツは全ツアーに参加することになったが、マルは残念ながら最終的に外れてしまい、逆にそのために黒沢さんのライヴに参加がかなうことになった。

ところで、そのマルの盟友であり、彼女がソロライヴを行うときのミュージカル・ディレクター(MD)を担当しているキーボード兼アレンジャーの林田くん(通称ポチ)は、次のスガシカオのキーボード奏者に抜擢されたという。彼のバンドは、メンバーを一新するらしい。林田くんは、これまでにマル・バンドをまとめたり、100人のゴスペル隊をまとめたライヴを行ったり、幅広く活躍している。

ちゃんとやり続けていれば、みんな着実に抜擢され、出世してる感じだ。

■過去関連記事

August 27, 2006
1025 Gospel Choir Live: Audience & Singers Become As One
林田くん主催のゴスペルライヴ
http://blog.soulsearchin.com/archives/001226.html

July 03, 2006
"Soul Searchin' : The Session Vol.1" (Part 2): Full Of Roses In Her Arms
マルと黒沢さんのデュエット
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_07_03.html
+++++

ENT>MUSIC>ANNOUNCEMENT>


投稿者 吉岡正晴 : 02:59 AM | コメント (0)

August 12, 2007

Soul Power Tokyo Summit 2007: Singing Is Joy

【歌うのは喜び~ソウル・パワー燃焼す(セットリスト付き)】  

燃え尽き。

というわけで、ナニワのソウル・サミットも終わり、やっと情報解禁ということで。

一体何組のコーラボレーションがあったのだろうか。多すぎて数え切れない。普段の各アーティストの単独コンサートでは決して見ることができない、めくるめくアーティストたちのコラボレーション(共演)。そもそも、ユニットの武田哲也も、エナメル・ブラザーズも共演から始まっている。

ダンスマンにサンペラーズ、スクープにズーコ、ジェイ&シルキーに酒井雄二、東方神起にタケ、ゴスペラーズにジェイ&シルキー、ゴスに東方神起、ゴスにハウイ・D、ゴスにズーコ、マーチンにK3B、マーチンにゴス、ゴスペラッツ、そして、オオトリにバブルガム・ブラザースのブラザー・コーン。これだけでも12通りだ。

実際にライヴに行かれた方は、下記セットリストをごらんになれば、その日のことがフラッシュバックするのではないだろうか。カヴァー曲にはそのオリジナル・アーティスト名を[ ]内に記したので、その楽曲を気に入られたら、ぜひオリジナルにも耳を傾けていただければ幸いだ。

武道館は、ステージ真横のラインの2階までぎっしり観客が。こんなぎっしりつまった武道館は久々に見た。

そして、見所は~~。ぜ~~んぶだ。(笑) やはり、各アーティストの通常のライヴでは見られない作品をこの『ソウル・パワー』で歌うというところに、このイヴェントの意義がある。

それぞれのパートに、解説をつけたいところだが、それだと日が暮れてしまいそうなので、本当に簡単に。

前回のトップバッター、アマチュアだった前座エナメル・ブラザース結成のきっかけとなったのが、アイズレー・ブラザース。今回の前座のポジションを引き継いだのは、武田哲也。そしてカヴァー曲がアイズレー。アイズレー→エナメル→武田→アイズレーと、アイズレーを軸に歴史が一回転した。

ダンスマンは昨年はカラオケだったが、今年は生バンドで。そして、どちらもソウル・ヒット。ジョージ・デュークの「シャイン・オン」と、カール・カールトンの「シーズ・バッド・ママ・ジャマ」。どちらも傑作空耳だ。このときは歌詞がモニターに映ってわかりやすかった。そして、サンペラーズの参加もひじょうにいい感じ。

スクープは渾身のスティーヴィー・メドレーから。スティーヴィー、ダニー・ハザウェイ好きのスクープならでは。

メジャー・デビューを果たしたエナメルは持ち歌もできて堂々たるステージ。

ゴスペラーズの今回のハイライトは、テンプテーションズの「マイ・ガール」のカヴァー。なんとここで、テンプス風の振り付けを披露した。この振り付けを担当したのは、われらがマイケル鶴岡。ご存知勝本謙二らとともに、キング・オブ・ソウルで活躍しているダンスマスターであり、三宿「ソウル・ナッツ」のオウナーでもある。振り付けを見ていてなんかマイケルっぽいなあ、テンプスっぽいなあ、と思ったら案の定だった。武道館の通路でばったり会ったので、どうしたのかと思ったら、こういうことだったのだ。「マイ・ガール」は、昨年「ソウル・パワー」で本編アンコールが終わった後に流れたCD、その曲でもある。昨年の終演後の「マイ・ガール」は、今年への大胆なる予告編だったのかもしれない。

また、ジェイ&シルキーとの共演「シルクの雨」の後半のジェイ、シルキーとのヴォーカル・バトルは、武道館を完璧に圧倒した。

唯一、セットリストの中にソウル曲がなかったのが東方神起。次回参加の際は、それこそジェームス・イングラムの「ジャスト・ワンス」やスティーヴィー、ブライアン・マクナイトでも歌って欲しいところ。

アンコールの「ミー・アンド・ミセス・ジョーンズ」は元々フィラデルフィアのビリー・ポールのヒットだが、今回はそれをカヴァーしたドラマティックスのヴァージョンを元に作っている。そこで、佐藤善雄さんの低音がどんと生きてくるわけだ。これも圧巻だった。

最後のサプライズは、マーチンの最終兵器的サプライズ。もともとマーチンとブラザー・コーンは仲間だったが、このところ、コーンさんが体調不良などで一線を退いていた。だがここにきて復調の兆しがあり、マーチンの『シャンペーン・ロワイヤル』のリリース・パーティーなどにも顔を出していた。そこでそれなら、ぜひ復活の花道ということで、マーチンならではの方法でこうした場を作り出したのだ。

武道館は規定で「音出し」を10時までにやめなければならない。そこで、そのためにかなり綿密な時間計算がされた。セットリスト進行表には秒単位で時間が書かれていた。場面転換もテンポよく、そしてトークも無駄がなく、そのため結果的にひじょうに密度の濃いステージが出来上がった。

そして、どのアーティストも、歌うこと、この『ソウル・パワー』という大きなイヴェントに参加できることがことのほか、楽しい、喜びになっていた。

来年も熱く、暑く、そして、厚く燃えて欲しい。歓喜の3時間半、武道館が燃え尽きた~~~っ。(バタッ)

■ソウルパワーの公式ページ
http://www.soulpowersummit.com/index.html

■ソウルパワー、前回の過去関連記事

July 27, 2006
Soul Power Tokyo Summit 2006
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200607/2006_07_27.html

August 01, 2006
Soul Power Tokyo Summit 2006: A Leader Said "Thank You" To Another Leader
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200608/2006_08_01.html

■完全セットリスト (東京分=なにわ分は少し違います)

Setlist: Soul Power Tokyo Summit 2007@Budoukan, July 30, 2007
セットリスト: ソウル・パワー・東京サミット 2007 武道館

( )はステージ上でのコラボレーション。[ ]はその楽曲のオリジナルアーティスト。特記なきものは、そのアーティストがオリジナル。

show started 18:30
=武田哲也=
01. Soul Power Wrappin'(Opening)
02. Between The Sheets [Isley Brothers]
03. 母に捧げるバラード [海援隊]
=ダンスマン=
04. シャツたたんで収納 (Shine On)(+酒井、安岡、北山=サンペラーズ) [George Duke]
05. 背の高いヤツはジャマ (She's A Bad Mama Jama) (+酒井、安岡、北山=サンペラーズ) [Carl Carlton]
=スクープ・オン・サムバディー=
06. Stevie Wonder Medley: Living For The City / Higher Ground / (A Riff Of) Sir Duke / Superstition / I Wish / Isn't She Lovely
07. Tonight I Celebrate My Love (愛のセレブレーション)(+ Zooco) [Roberta Flack & Peabo Bryson]
08. Don't Know Why [Norah Jones]
09. Sha La La
=エナメル・ブラザーズ=
00. (Theme-Get On The Boat) [Prince]
10. モテるのもラクじゃない
11. When Something Is Wrong With My Baby (僕のベイビーに何か) [Sam & Dave]
12. She Is My Girl
00. (Theme-Get On The Boat) [Prince]
=ジェイ&シルキー=
13. Jupiter [Earth Wind & Fire]
14. Take Me To Your Paradise
15. Happyで行こう (+酒井雄二 from ゴスペラーズ)
=東方神起=
16. Choosey Lover
17. Try My Love
18. Heart, Mind And Soul (+Take from スクープ・オン・サムバディー)
19. Love In The Ice
=ゴスペラーズ=
00. (Theme - Tighten Up) [Archie Bell & The Drells] (+ダンスマンMC)
20. ウルフ
21. My Girl [The Temptations]
22. シルクの雨 (+ジェイ&シルキー)
23. 永遠に (+東方神起)
24. No One Else Comes Close (+Howie D) [Backstreet Boys]
25. 二人のラブゾーン (+Zooco)
26. Love Machine (ラヴ・マシーン) [Miracles]
=鈴木雅之=
27. 違うそうじゃない (+桑マン・ウィズ・スリー・ビックリーズ=K3B)
28. Billy's Boot Camp (+桑マン・ウィズ・スリー・ビックリーズ=K3B)
28. It Only Takes A Minute To Fall In Love (愛のディスコティック) [Tavares]
29. さよならいとしのBaby Blues 
=アンコール=
31. Me And Mrs. Jones (Dramatics Version) (+ゴスペラーズ)[Billy Paul]
32. ハリケーン (+ゴスペラーズ、佐藤善雄、スクープ・オン・サムバディー)
33. Won't Be Long (+ブラザー・コーン、全員) [バブルガム・ブラザース]
show ended 21:55

(2007年7月30日月曜、日本武道館=ソウル・パワー・サミット2007)

ENT>MUSIC>LIVE>Soul Power 2007, Tokyo Summit
2007-93


投稿者 吉岡正晴 : 12:43 AM | コメント (0)

August 11, 2007

Blues Brothers Band Cover Band Live

【BBBCBライヴ】


サングラス。

サングラスがきらりと光る。黒いスーツが照明に映える。胸元のネクタイが揺れる。あの伝説のブルース・ブラザースをカヴァーした日本人バンド、その名もブルース・ブラザース・バンド・カヴァー・バンド、略してBBBCB(スリー・ビー・シー・ビー)のライヴが渋谷デュオで行われた。前回のライヴは2007年3月2日にあり、それも見たので約5ヶ月ぶり。

ドラムス、ベース、ギター2、キーボード、パーカッションにブラスセクションが4名、そして、黒スーツサングラスのブルース・ブラザースが2名。大所帯だ。全編ブルース・ブラザースのレパートリーをこなす。ブラスがはいるので、ファンキーなサウンドが際立つ。なにより選曲がよいし、バンドもそこそこやるのだが、曲間のMCが多すぎで間延びするのがひじょうにおしい。全部トークをとっぱらって、曲をメドレー形式にして、1部2部を分けずに通してやったら、今の3倍はよくなる。そうすれば、無音になった曲間のところで煽らずともみんな自然に席から立ち上がる。

黒スーツにサングラス、尼さんのかっこうしたお客さんまでいた。なによりも、渋谷デュオを椅子席ながら満員にする観客動員力はすごい。

■過去関連記事

April 03, 2007
Blues Brothers Rock The House: Happy Birthday Kiyoshiro
アメリカのブルース・ブラザースの2007年のライヴ評
http://blog.soulsearchin.com/archives/001689.html

2003/01/22 (Wed)
Blues Brothers @ Bluenote
ブルース・ブラザースの2003年来日時のライヴ評
http://www.soulsearchin.com//entertainment/movie/review/diary20030122.html

■セットリスト 

Setlist : BBBCB (Blues Brothers Band Cover Band) @ Shibuya Duo, August 10th, 2007

[ ] indicates original artist or artist who made song famous

First Set
show started 22:05
00. Video
01. I Can't Turn You Loose [Otis Redding]
02. Going Back To Miami [Wayne Cochran]
03. Hey Bartender [Floyd Dixon]
04. Messin' With The Kid [Junior Wells]
05. Cheaper To Keep Her [Johnnie Taylor]
06. (I Got Everything I Need) Almost [Downchild Blues Band]
07. Groove Me [King Floyd]
08. Looking For A Fox [Clarence Carter]
09. Soul Man [Sam & Dave]
10. Shot Gun Blues [Downchild Blues Band]
show ended 20:59

Second Set
show started 21:21
01. Peter Gun [Henry Mancini]
02. She Caught The Katy [Taj Mahal]
03. Flip, Flop And Fly [Joe Turner]
04. Gimme Some Lovin' [Spencer Davis Group]
05. Shake Your Tailfeather [Ray Charles]
06. Sweet Home Chicago [Robert Johnson]
07. Do You Love Me [Contours]
08. "B" Movie Box Car Blues [Delbert McClinton]
09. Everybody Needs Somebody To Love [Solomon Burke]
Enc. Jailhouse Rock [Elvis Presley]
Enc. New Orleans [Gary U.S. Bonds]
show ended 22:34

(2007年8月10日金、渋谷デュオDUO=BBBCBライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>BBBCB
2007-96

投稿者 吉岡正晴 : 03:58 AM | コメント (0)

August 10, 2007

Yuri's First Her Own Live:

【ユリ[YURI]初単独ライヴ】

ジャンプ。

久保田利伸のバック、また、最近ではアイ(AI)のバックなどでも活躍中、さらに前回の『ソウル・サーチン:ザ・セッション』でアレサ作品を堂々と歌ってくれた女性シンガー、ユリ(YURI)が、昨年ニューヨークから帰国後、初単独ライヴを行った。会場、JZ(ジェイジー)ブラットは椅子席満員、女性の方が多い感じ。

ソウル・サーチャー、ファンクの要ジェイ・スティックスのドラム、同じく日野賢二ベース、そして久保田バンドの総帥柿崎洋一郎キーボード、初めて見たがかなりかっこいいカッティングギターを見せた馬谷イサム、さらにDJマスと強力なバンドで臨んだ初ライヴは、聞かせ躍らせの120分弱だった。

彼女のライヴ自体は、5月の四谷メビウス以来だったが、さすがに自分のバンド、自分のライヴだけにかなりの意気込みだ。バンドもよし、歌もよし、初ライヴとしては申し分ないだろう。ただ、玉に瑕(たまにきず)だったのが、若干トークが長かった点。ファーストで2曲歌った後、15分のトークはちょい長すぎ。ここでプラス2曲はできたような気も。(笑) もちろん初めてなので、話したいことがたくさんあるのは重々わかるが。

セカンド、アレサ・フランクリンの「ロック・ステディー」は、『ソウル・サーチン:ザ・セッション』でも歌ってくれたが、この日のアレンジはギター・リフも含めてものすごくかっこよかった。また続く曲(フローエトリーの「バタフライズ」)での親友有坂美香とのデュエットは見事。声質も似てるような感じで、ミカ&ユリとかでユニット組んだらおもしろいのではないかと思った。

また、クレバの右腕・千晴の作ったトラック(下記セットリストでセカンドの3~5)もバンドではないがかなりいい感じ。

個人的にこの日一番印象に残ったのは、アンコールで歌われたアリシア・キーズの「イフ・アイ・エイント・ガット・ユー」。このタイプは歌のうまいユリに実にぴったりだ。後半の伸びの部分など最高だ。次はもう少し広い会場でできるだろう。ホップ、ステップ、ジャンプ。

セットの間にジーノ、マル、ケイリブらソウル・サーチャーの面々がやってきて、いろいろ話をしていたらあっという間に休憩時間が終わった。(笑) 

■メンバー

YURI(vo), 日野“JINO”賢二(b), 柿崎洋一郎(keys,talkbox), Isamu Umatani(g), Jay Stixx(ds)
Special Guest:有坂美香(vo)
Surprise Guest:千晴 from BLAST RAMPAGE
+DJ Mass

■関連ウェッブ 

YURIウェッブ
http://plaza.rakuten.co.jp/divafresh/

有坂美香ウェッブ
http://plaza.rakuten.co.jp/mikaarisakasings/

■過去関連記事

May 23, 2007
Philip & Hank, Yuri Kamino : Mind To Mind Communication
http://blog.soulsearchin.com/archives/001786.html

March 27, 2007
Soul Searchin: The Session~A Tribute To Aretha Franklin (Part 1)
http://blog.soulsearchin.com/archives/001671.html

February 16, 2007
Philip Woo & Friends @ Cha Cha House
http://blog.soulsearchin.com/archives/001592.html

October 31, 2006
Arisaka Mika Live: Things You Can't Touch Would Be Into Your Heart
http://blog.soulsearchin.com/archives/001351.html

August 03, 2006
Tonight Is Ty Night: Philip Woo & New York All Stars Final
http://blog.soulsearchin.com/archives/001184.html

July 13, 2006
Philip Woo Band: So Tight, So Funky
http://blog.soulsearchin.com/archives/001141.html

■Setlist : Yuri @ JZ Brat, August 9, 2007
セットリスト ユリ @JZ(ジェイジー)ブラット

show started 19:35
00. Intro
01. You Got The Love [Rufus]
02. Sweet Surrender [Yuri's original]
03. Sound Of Carnival [Kubota Toshinobu] (+Arisaka Mika)
04. You Should Been (A Riff of "Still A Friend Of Mine") [Yuri's original] (+Arisaka Mika)
05. Stop, Look, Listen (To Your Heart) [Stylistics]
show ended 20:30

Second set
show started 21:20
01. Rock Steady [Aretha Franklin] (+Arisaka Mika)
02. Butterflies [Floetry] (+Arisaka Mika)
03. Breakin'/無礼King [Chiharu] (+Chiharu)
04. Up & Down [Chiharu] (+Chiharu)
05. ノイズの向こう [Chiharu] (+Chiharu)
06. I Can't Stand The Rain [Ann Peebles]
Enc. If I Ain't Got You [Alicia Keys]
show ended 22:19

(2007年8月9日木曜、渋谷JZブラット=ユリ[YURI]ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Yuri
2007-95


投稿者 吉岡正晴 : 02:05 AM | コメント (0)

August 09, 2007

Nicole Richie Is A Adopted Daughter Of Lionel Richie

【お騒がせセレブ、二コール・リッチーはライオネル・リッチーの養子】

セレブ。

お騒がせセレブの名を欲しいままにしているパリス・ヒルトンらと幼少の頃から友人だった二コール・リッチーは、1970年代にコモドアーズのメンバーとして活躍し、その後ソロ・シンガーとして一世を風靡したライオネル・リッチーの養子だ。

先日、K-MIXの番組『ブギー・ナイツ』の「ブラック・アンド・ホワイト」のコーナーでライオネル・リッチーを紹介するときに、いろいろと調べていたら、最近話題の二コール・リッチーがライオネルの養子だということを知った。僕は二コールのお騒がせセレブの部分を知らなかったのだが、担当ディレクターが詳しく、いろいろと教わった。

アメリカのリアリティー番組(実生活をそのまま取材して放送する番組。超リッチなお嬢様が部屋掃除をしたり、ファーストフードのレストランでアルバイトをしたりする様子を撮影して放送する)『シンプル・ライフ』にパリス・ヒルトンとともに登場し、毎週やりたい放題やって、全米の話題を集めたという。(同番組を僕は見ていないのでなんとも説明しにくいが)

ライオネル・リッチーは大学時代からつきあっていたブレンダ・ハーヴェイと1975年10月に結婚。しかし、二人には子供がなかなか生まれなかった。そんな折、ライオネルのバンド関係者の女性が子供を産んだ。その子をライオネル夫妻はかわいがった。そこで、1983年、当時2歳だったライオネル夫妻がこの二コール(1981年9月21日生まれ=生まれたときの名前は、ニコール・カミル・エスコヴェード)を養子として迎え、育てることにした。

ところがライオネルは、1986年ごろから、妻ブレンダ以外の女性ダイアン・アレキサンダーと交際を始め、妻は激怒。ライオネル、ブレンダは3年以上にわたる話し合いの末、1993年8月9日、正式離婚。

ライオネルは、この二コールをもともとプリンスのライヴコンサートで見たという。小さな二コールがいるのを見たが、二コールの実際の母はプリンスの衣装関係の仕事をしていたという。その姓エスコヴィードからわかるように、サンフランシスコを本拠に活躍しているパーカッション・プレイヤー、シーラ・エスコヴィード、あるいはピート・エスコヴィードの親戚だ。

その後、ライオネルはダイアンと1994年5月に結婚。1995年と1998年に一男一女をもうけた。しかし、二人は2004年に離婚。

二コールによれば、ライオネル夫妻は彼女の子供時代から好き放題にさせ、欲しいといったものは何でも買ってくれたという。それで甘やかされ、わがままになったのかもしれない。

二コールは、2006年12月に飲酒運転で逮捕され、4日間の禁固刑が言い渡された。

8月9日は、奇しくもライオネルとブレンダの離婚記念日だ。

ENT>NEWS>


投稿者 吉岡正晴 : 04:43 AM | コメント (0)

August 08, 2007

Babyface's New Album Will Be Covers Of 70s Pop Songs

【ベイビーフェイスの新作は、70年代カヴァー曲集】

期待。

ベイビーフェイスが2007年9月18日に全米で2年ぶりの新作『プレイリスト』をリリースするが、これは彼が十代によく聴いていた思い出の曲を録音したものになる。1970年代のヒット集で、しかも、ソウル、R&B系ではなく、ポップ、ロック系の選曲というユニークな企画で大きな話題を集めそうだ。またこれはアイランド・レコード移籍第一弾となる。

選ばれた曲は、ジェームス・テイラーの「ファイアー・アンド・レイン」(1970年)、同じくテイラーの「シャワー・ザ・ピープル」(1976年)、エリック・クラプトンの「ワンダフル・トゥナイト」(1978年)、ブレッドの「ダイアリー」(1972年)、ジム・クローチの「タイム・イン・ア・ボトル」(1973年)、ボブ・ディランの「ノッキン・オン・ヘヴンズ・ドア」(1973年)、デイヴ・ロギンスの「プリーズ・カム・トゥ・ボストン」(1974年)、ダン・フォーゲルバーグの「ロンガー」(1979年)など。この他に、2曲のオリジナル新曲が録音されている。新曲の1曲「ノット・ゴーイング・ノーホエア(どこにも行かない)」は、ベイビーフェイスが別れた元妻トレイシーと、その間に生まれた子供のことを歌った作品。両親は離婚しても、親はどこにも行かない、ずっとそばにいる、というもので、もう1曲「ソルジャー・ソング」はイラク戦争に行っている兵士たちのことを歌ったもの。

この選曲ラインアップを見るだけで、ベイビーフェイスの音楽的趣向性のようなものがわかる。また、ベイビーフェイスにあった楽曲が選ばれており、前作以上のセールスが期待される。

ベイビーフェイスによれば、「自分の過去を形作ったのがこうした曲であり、これらの作品はこんどは自分の将来を形作るものになると思う」と語っている。

ある意味で、ロッド・スチュワートがジャズスタンダード、アメリカン・スタンダードをカヴァーして大ヒットを飛ばしたが、それよりさらに時代が進み、現在トップで活躍しているアーティストたちが多感な十代から二十代前半までにヒットしていた1970年代の作品、つまり、彼らがリアルタイムで聞いてきた曲をカヴァーするという企画は、タイミング的にもかなりいいような気がする。

ベイビーフェイスは1958年4月10日インディアナ州インディアナポリス生まれ。1970年にはちょうど12歳。1970年代はまさに彼にとって青春時代だ。

個人的には、ジム・クローチの名曲「タイム・イン・ア・ボトル」が一体どんなベイビーフェイス節になっているのか、ものすごく楽しみだ。

■2001年作品『ザ・デイ』

ザ・デイ
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ベイビーフェイス
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『ラヴ・ソングス』

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ENT>MUSIC>ARTIST>Babyface


投稿者 吉岡正晴 : 03:33 AM | コメント (0)

August 07, 2007

Etta James Hospitalized

【エタ・ジェームス入院】

入院。

ヴェテランR&B、ブルーズ・シンガー、エタ・ジェームスが7月末にロスアンジェルスのシーダース・サイナイ病院に入院した。これは、去る6月中旬に腹部の手術をした結果、容態が悪くなり再入院したもの。現在は、容態は安定しており、8月末には退院できるのではないかと見られている。

エタ・ジェームスは、今月からBBキング、アル・グリーンらとのツアーが予定されていたが、エタに代わってシャカ・カーンが参加することになった。

医師は、「もちろん、ツアーに戻るのは彼女の判断だが、実際ツアーに戻るのは、かなり危険だ」と警告している。

エタ・ジェームスは1938年1月生まれの69歳。白人とのハーフ。母親は16歳のときにエタを生んだ。父親は、後に母親がエタに語ったところによると、1930年代以降全米をまたにかけ活躍した有名なビリヤード・プレイヤー、ミネソタ・ファッツだという。

エタのソウルフルな歌唱は、のちにジャニス・ジョプリンに大きな影響を与え、ジャニスをして「あなたのように歌いたい」と言わせた。

最新作は2006年にリリースされた『オール・ザ・ウェイ』。

1992年8月に来日して公演もしている。

■エタ・ジェームス (ベスト・アルバム) 『ゴールド』

Gold
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■エタ・ジェームス自伝 (英語)

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ENT>MUSIC>ARTIST>James, Etta

投稿者 吉岡正晴 : 03:23 AM | コメント (0)

August 06, 2007

Stevie Wonder Will Kick Off US Tour First In 12 Years

【スティーヴィー・ワンダー全米ツアーへ】

12年ぶり。

スティーヴィー・ワンダーが、約12年ぶり(正確には12年8ヶ月ぶり)に全米ツアーにでる。今回のツアー・タイトルは『ア・ワンダー・サマーズ・ナイト・ツアー』で、現在、13都市でのライヴが予定されている。若干の追加公演がでるかもしれない。チケットは8月1週目から順次発売される予定。オープニングは8月23日のカリフォルニア州サンディエゴ。

スティーヴィーの全米規模のツアーは、1994年12月末から1995年1月にかけての『ナチュラル・ワンダー・ツアー』以来。このときは11都市を回った。単発のライヴやゲスト出演などは数多くあったり、また、日本ツアーはこの間にも何度か行っているが、全米ツアーは久々となる。今回の公演会場はだいたい5000人収容の中規模のホールで、これまでの大規模アリーナではない。

また、スティーヴィーはこのツアー開始に関連して、2007年8月4日付けニューズウィーク誌電子版でインタヴューに答えた。その中で、スティーヴィーは次作のタイトルは『ゴスペル・インスパイアード・バイ・ルーラ(The Gospel Inspired by Lula)』 で、昨年5月に亡くなった母親へ捧げる作品となり、来年(2008年)1月11日の母親の誕生日までにリリースしたい、と言っている。このツアーでも、そのアルバムに収録される予定の作品から歌うつもりだとも述べている。

■インタヴュー記事(2007年8月4日付けニューズウィーク=英語)
http://www.msnbc.msn.com/id/20123598/site/newsweek/

■スティーヴィーの母、死去の記事
June 14, 2006
Stevie Wonder's Mother Died
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200606/2006_06_14.html

■"A WONDER SUMMER'S NIGHT TOUR"公演予定

Aug. 23, 2007 San Diego, CA Humphrey's
Aug. 25 Lake Tahoe, CA Harvey's Lake Tahoe Amphitheatre
Aug. 26 Concord, CA Concord Pavilion
Aug. 28 Santa Barbara, CA Santa Barbara Bowl
Aug. 30 Portland, OR Edgefield Amphitheatre
Aug. 31 Woodinville, WA Chateau Saint Michelle Winery
Sept. 04 Saratoga, CA Mountain Winery
Sept. 05 Los Angeles, CA Greek Theatre
Sept. 10 Chicago, IL Charter One Pavilion
Sept. 12 Detroit, MI Meadowbrook
Sept. 14 Atlanta, GA Chastain Park Amphitheatre
Sept. 16 Baltimore, MD Pier Six Pavilion
Sept. 20 Boston, MA Bank of America Pavilion
-----
Sept. 18 New York, NY Radio City Music Hall
appearing with "The Dream Concert"

+++++

ENT>MUSIC>LIVE>
ENT>MUSIC>ARTIST>Wonder, Stevie

投稿者 吉岡正晴 : 12:30 AM | コメント (0)

August 05, 2007

Many Events Coming Up August

【イヴェント多しのオーガスト】

八月。

なぜかソウル・サーチャーがからんだイヴェントがこの8月に目白押しだ。自分でも整理する意味で、ここにまとめてみたい。

[1] 2007年8月16日(木)、17日(金) 午後7時~
『ライヴM!』『アコースティック・ソウル・サーチャーズ・フィーチャリング・シャンティー・ウィズ・ケイリブ・ジェームス、ゲイリー・スコット』
@神奈川県横浜市藤が丘・ピッツェリア「マルターノ」藤が丘店

詳細は下記へ。
une 30, 2007
Acoustic Soul Searchers Featuring Shanti Will Be Performing At Martano : Second Spin Off Project Of Soul Searchin'
http://blog.soulsearchin.com/archives/2007_06_30.html

ザ・ソウル・サーチャーズのアコースティック・ヴァージョン。ケイリブのピアノ、ゲイリーのサックス&パーカッションに「ソングバード」シャンティーのソウルフルでさわやかな歌声が響く。基本的にはソウル・ヒットのカヴァーを、シャンティーとケイリブでアコースティックで歌う。たぶん耳なじみの曲を、彼ら独自のアレンジで聴かせる。

このライヴには近くに住むギタリスト、サックス奏者らが飛び入り参加のうわさもある。ビデオ収録し、インターネット、もしくは、衛星テレビなどでのオンエアーを計画中。(正式決定してから発表いたします)

最初に発表した17日(金)はすでに予約で満席、急遽、16日(木)に追加公演を決定した。16日分に限り、若干本ブログ読者に座席をキープしているが、残りわずか。
soul_searchin_the_session@yahoo.co.jp までお名前、人数、電話番号をお書きの上Eメールをお送りください。折り返し確認メールをお送りします。

[2] 2007年8月19日(日)午後7時
『ガンボズ・イアーVOL.12~ソウル・サーチン・ビデオ・ナイト』
@東京・自由が丘マルディグラ

音楽愛好家・守島さん主催のイヴェントの第12回目。ふだんはレコード、CDコンサートを行っているが、今回はタイトルからおわかりになるように、ソウル系のビデオを紹介する。

現在のところ、できるだけ映像のきれいなもので、市販されていないものを中心に選曲中。今考慮中なのが、バリー・ホワイト(1975年)、ラリー・グラハム、ルーファス・トーマス、デルフォニックス、アル・グリーン、ミニー・リパートン、ビル・ウィザース(1971年)、テディー・ペンダグラスなどの珍しい映像を持っていく予定。話はかなり脱線して、きっとゆるーいものになると思う。(笑) まあ、気軽にソウル談義におつきあいください。

会場は30人程度で満席になるので予約をお願いします。また、主催者の守島さんから本ブログ読者のために10席確保していただきましたので、いつものようにメールをお送りください。
soul_searchin_the_session@yahoo.co.jp までお名前、人数、電話番号をお書きの上Eメールをお送りください。折り返し確認メールをお送りします。

詳細は次に。
The Soul Searcher Will Be Appearing At "Gumbo's Ear, Vol.12"
[ EVENT & ANNOUNCEMENTS>]
【ソウル・サーチャー、「ガンボズ・イアー第12回」に登場】
http://blog.soulsearchin.com/archives/2007_07_30.html
守島さんのウェッブ
http://morishima.00page.com/

[3] 2007年8月26日(日)午後3時~
『candy candy & LA SCALA 一日限りの復活祭』
@東京・西麻布クラブ・クロス
詳細は次に。
http://www.so-pro.co.jp/seisaku/event/070826.html
(↑ここに、イヴェントのCM音声も入っています)

いわゆるディスコ・イヴェント。DJオッシー、松本”赤シャツ”ミツグ、鈴木昇治ら往年のディスコDJが集結する。ダンスマンのライヴも。僕も『ソウル・ブレンズ』が終わった後、ちょっと遊びに行きます。(笑) 

[4] 2007年8月29日(水)午後6時半~
『木下航志のソウルを求めて~真夏の品川教会にて』
Kohshi Kishita & The Soul Searchers Live
@東京・品川品川教会
チケットの入手方法など詳細は次に。
http://www.soulsearchin.com/
あるいは http://www.kishitakohshi.com/index2.html
ここでライヴ情報へ。

これまで、『ソウル・サーチン』のイヴェントに4回連続出場の記録を持つソウルフルなシンガー、ソングライター木下航志が、『ソウル・サーチン』でグルーヴを共有したザ・ソウル・サーチャーズと堂々の初共演。第一部はオリジナルを中心に、第二部ではザ・ソウル・サーチャーズとともに、多くのソウル・ヒットのカヴァーを「木下航志流」大胆アレンジで聴かせる。これまでに『ソウル・サーチン』で歌ったソウル作品も歌うが、その変遷ぶりにはきっと驚かれる方も多いだろう。成長、進歩、進展の一こまの証人となる。しかも、場所は教会。神のソウルも降りてくるにちがいない。

ENT>MUSIC>LIVE>ANNOUNCEMENT

投稿者 吉岡正晴 : 03:28 AM | コメント (0)

August 04, 2007

Another Great Poet Aku Yu Dies At 70

【阿久悠氏死去】

悪友。

1960年代後期から1970年代にかけて多数の歌謡曲の作詞を担当、3000曲近くの作品を残した作詞家、阿久悠(あく・ゆう=本名・深田公之=ふかだ・ひろゆき)氏が2007年8月1日午前5時29分、慈恵会医大病院で尿管癌のため死去した。70歳。音楽業界誌オリジナル・コンフィデンスによると、作詞家として6000万枚以上のセールスを記録、これは記録が残るオリコン史上歴代堂々の1位だという。(2位は松本隆氏) 阿久悠氏は1937年(昭和12年)2月7日兵庫県生まれ。大学卒業後、広告代理店に入社、その後1967年から作詞家、文筆家として活動を開始、多数のヒットを生み出した。(なお、阿久悠氏の作品数については、今回の訃報記事で5000曲以上と報道されているが、JASRAC(日本音楽著作権協会)に登録されている楽曲数は2800曲余なので、とりあえず、ここでは3000曲近くということにしておく)

++++

僕個人としては、阿久悠さんは面識はないが、昔『スター誕生』での怖そうな審査員、さらにピンク・レディー他の多数の歌謡曲の作詞家として名前だけは存知あげていた。

たまたま、アメリカの作詞家ロン・ミラーの訃報と彼の作品について書いていて、そこに「Great Poet(偉大なる作詞家)」と名づけたが、もちろん、阿久悠氏はもうひとりのグレイト・ポエットである。

阿久悠氏が、単なる作詞家というだけでなく、偉大なプロデューサーであることも音楽業界では知られている。そのアーティストの方向性、キャラクターなどを考え、どうやって売リ出したら売れていくのか、そういうトータル的なプロデュース・ワークをされていた極初期の方だと思う。ピンク・レディーの成功などはまさにその金字塔だろう。そうした流れは後年の秋元康氏などに受け継がれる。

そして、もちろん「言葉のプロ」であった。数多くの作品を丹念に調べれば、その言葉のプロとしての表現がいくつも出てくるにちがいない。

僕はかつて「売れっ子作詞家になるためにはどうしたらいいか」という設問に、こう答えた。「売れっ子作曲家を捕まえることだよ」 この逆はまずありえない。つまり、「売れっ子作曲家になるために、売れっ子作詞家を捕まえればいい」ということには、基本的にはならないのだ。だが、阿久悠氏に限って言えば、そのセオリーも例外かもしれない。

UFOに乗って、また逢う日まで、

ご冥福をお祈りしたい。

ENT>OBITUARY>Aku, Yu/ 1937.2.7-2007.08.01 (70)

投稿者 吉岡正晴 : 03:25 AM | コメント (0)

August 03, 2007

Ron Miller: Great Poet (Part 2) - The Meaning Of "I've Never Been To Me"

【ロン・ミラー作品~「愛はかげろうのように」の意味】

自分。

この曲の歌詞を書いたのはロン・ミラー、彼はこれを書いたとき、シャーリーンと付き合っていたという。レコーディングした後、別れ、その後シャーリーンは別の男性と結婚。さらに離婚、また結婚している。

途中で歌われる「アンボーン・チャイルド(生まれなかったこども)」は、当時ちょっとした論議をまきおこした。歌の主人公はこの子を中絶したのか否か。これは、微妙だが、作者たちは中絶したのではなく、単純に生まれなかったというつもりだったらしい。

ソウル・サーチャーは、この歌で歌われる「パラダイス」を今風に「セレブな生活、人生」と意訳してみた。物質社会、マテリアル・ワールドと同意だ。

今、子育てに忙しく、夫にも不満たらたらな若い女性に向かって、この年配の女性は語りかける。

どんなにぜいたくな生活をし、いいものに囲まれても、決して自分自身が居心地がよかったことはなかった。本当の自分は探せなかった。それをあなたに伝えたい。ある意味で、自分探しのテーマと言えるかもしれない。

結婚式では使わないでね。(笑) 訳詞は、叶姉妹に捧げるヴァージョンでおおくりしよう。

+++++

"I've Never Been To Me" 
「愛はかげろうのように」(叶姉妹に捧げる・ヴァージョン)
歌:シャーリーン
作詞:ロン・ミラー 作曲:ケン・ハーシュ

ねえ、あなた、あなたはいつも不満たらたらで、ちゃんとした母親ではないって自分の人生を呪ってるわね

あなたは決して手に入れられないものを欲しがってるんでしょう

でもね、私が今、あなたにこうしてアドヴァイスしているように、昔、誰かが私にアドヴァイスをしてくれればよかったのにって思ってるの

ジョージアにも行った、カリフォルニアにも行った、行きたいところは世界中どこでも旅した

牧師の手を取り、太陽の下で愛し合ったこともある

でも、もう行くところも尽きたし、やさしい友達からも逃げ出したいと思った 

なぜなら、私自身自由になりたいと願ったから
私は、夢のようなセレブな人生を送ってきた
でも、決して本当の自分を見つけることはできなかった

ねえ、あなた、行かないで最後まで話を聴いて
なぜ私が今だに独り身でいるか教えてあげたいの

あなたの瞳にかつての私を重ねてしまうから
幾千もの嘘で涙に濡れた心をあなたに教えたい

ニースにも行った、ギリシャの小島にも行った
シャンペーン片手に地中海でのヨット・クルーズもした
モンテカルロではジーン・ハーロー(1930年代に活躍したセクシー女優)気取りで、自分の容姿をみんなに見せびらかしたわ
そのおかげで王様たちと寝て、とても普通の女性が見られないような世界も目撃した
私は夢のようなセレブな人生を送ってきた、でも、決して本当の私自身を見出すことはなかった

(語り)
ねえ、セレブな人生(パラダイス)ってなんだと思う?

それはね、すべて嘘で固められた世界なの。人々に求める幻想であり、こうなればいいと思う場所もまた幻想(お金持ちという人種も幻想なら、豪邸もまた幻想)

じゃあ、真実はどこにあると思う?
それはね、今あなたが抱いている小さなベイビーであり、今朝ちょっとした言い争いをした夫だったりするのよ
そんな夫と今夜も愛しあう、それが真実、それが愛なのよ 
(語りここまで)

生まなかった子供のことを思って泣いたこともある
もしその子が生まれていれば、私の人生も完璧なものになっていたかもしれない
でも、私は甘美な人生を選んだのよ
そのときは、そんな甘い人生がほろ苦くなるなんて夢にも思わなかったわ
私は、ちょっとずる賢く体を売ってセレブな人生を送ってきた
でも、そのおかげで自由になるためには、ずいぶんと回り道をしてしまった

ねえ、あなた、私はいやというほどセレブな人生を送ってきた、それは贅沢で豪華絢爛な人生だった
でも、一度たりとも決して本当の私自身を見出すことはできなかった
本当は自分がどう生きたかったのか決してわからなかった

+++++

ENT>MUSIC>SONGS>Heaven Help Us All
ENT>MUSIC>SONGWRITER>Miller, Ron


投稿者 吉岡正晴 : 12:10 AM | コメント (0)

August 02, 2007

Ron Miller: Great Poet (Part 1)

【ロン・ミラー、偉大な詩人(パート1)】 

詩人。

去る2007年7月24日に74歳で死去したロン・ミラー。モータウン・レコード所属のソングライターとして多くの作品を世に送り出したが、彼の作品には歌詞にすぐれたものが多い。ロン・ミラーの生涯を追っているうちに、彼の作詞家としてのユニークさが浮かび上がってきた。いくつかを紹介してみたい。

July 25, 2007
Ron Miller Dies At 74
http://blog.soulsearchin.com/archives/001917.html

ロンの作品にはこんな歌詞がある。

Time has to take me but life will wake me
Whenever people feel the road's too long,
They'll need some music
And I want to come back as a song
(ウォルター・ジャクソン『I want to come back as a song』)

何事も目的がかなうまでは、時間がかかるものだ。しかし、いつか必ず人生の目覚し時計が私を起こしてくれるだろう
人生の旅路が長く感じられるとき、人々は音楽を求める
そんなとき、私は「歌」となって人々の前に生まれ変わりたい

ロン・ミラーはかねてからソングライターという仕事が気に入っていたようで、この「歌となって生まれ変わりたい」というフレーズは彼のソングライターとしての立場をよく表している。

また、スティーヴィーが歌いヒットした「ヘヴン・ヘルプ・アス・オール」。これは、歌詞をしっかり読むと完璧なゴスペルソングだ。スティーヴィー以外にも、レイ・チャールズ、ドロシー・ノーウッド、パースエージョンズ、デイヴィッド・ラッフィンなども録音している。

Heaven Help Us All
Ron Miller:
訳詞: ソウル・サーチャー


Heaven help the child who never had a home,
神よ、家なき子を救いたまえ
Heaven help the girl who walks the street alone
神よ、一人、街を彷徨う少女を救いたまえ
Heaven help the roses if the bombs begin to fall,
神よ、空から爆弾が降り始めたら、地上の薔薇を守りたまえ
Heaven help us all.
神よ、われら人類すべてを救いたまえ

Heaven help the black man if he struggles one more day,
神よ、もう一日苦しみもがいてがんばろうとしている黒人がいれば、救いたまえ
Heaven help the white man if he turns his back away,
神よ、もし背を向けようとしている白人がいれば、救いたまえ
Heaven help the man who kicks the man who has to crawl,
神よ、地を這って懸命に生きようとしている男を足蹴にするような男さえも救いたまえ
Heaven help us all.
神よ、われら人間すべてを救いたまえ

Heaven help us all, heaven help us all, help us all.
神よ、われら人間すべてを救いたまえ
Heaven help us, Lord, hear our call when we call
神よ、われらが神に助けを求め、叫ぶとき、その叫びを聴きたまえ
Oh, yeah!

Heaven help the boy who won't reach twenty-one,
神よ、21歳まで生き延びられないような不幸な少年を救いたまえ
Heaven help the man who gave that boy a gun.
神よ、そんな少年に拳銃を渡してしまうような大人も救いたまえ
Heaven help the people with their backs against the wall,
神よ、窮地に陥った人々を救いたまえ
Lord, Heaven help us all.
おお、神様、われら人間すべてを救いたまえ

Heaven help us all, heaven help us all, heaven help us all, help us all.
Heaven help us, Lord, hear our call when we call.

Now I lay me down before I go to sleep.
眠りにつく前に、私を体を横たえる
In a troubled world, I pray the Lord to keep, keep hatred from the mighty,
And the mighty from the small,
この混迷の世界で、神に憎しみが生まれないように、ひたすら祈る。小さな世界の偉大な神よ
Heaven help us all.
神よ、人類すべてを救いたまえ
Oh, oh, oh, yeah!
Heaven help us all.

完璧にゴスペルだ。多くのゴスペルシンガーのカヴァーが生まれるのも納得がいく。ロン・ミラーの傑作のひとつだ。

明日は、同じロン・ミラーが作りシャーリーンが歌って世界的大ヒットとなった「アイヴ・ネヴァー・ビーン・トゥ・ミー(愛はかげろうのように)」を紹介する。メロディアスな作品で、日本でもCMに使われたりして人気だが、この歌詞はなかなか意味深な内容がある。

(この項つづく)

ENT>MUSIC>SONGS>Heaven Help Us All
ENT>MUSIC>SONGWRITER>Miller, Ron


投稿者 吉岡正晴 : 12:16 AM | コメント (0)

August 01, 2007

Who Sings On "Papico" CM?

【グリコ「パピコ」のCMを歌っているのは?】  

女性歌手。

しばらく前に、木下航志君からメールが来て「グリコのパピコのCM」を歌っているのは誰ですか、と聞かれた。僕はそのCM自体を知らなかったのでネットで調べたら、グリコのウェッブに行くと、そのCMを聴けた。たしかに、いい感じのシンガーだ。おそらく、東京在住の黒人女性シンガーであろう、と推察した。

ここで15秒、30秒ヴァージョンが聴ける。↓
http://www.glico.co.jp/ice/cm/index_pp.htm

映像は、南海キャンディーズのしずちゃんこと山崎静代と相武紗季(あいぶ・さき)の二人が、パピコをちゅ―ちゅ―飲みながら、歌にあわせて口パクしているもの。ちょっと見だと、彼女たちが歌っているかのようにも見える。

最初、よく聴くとわれらがブレンダ・ヴォーンかと思ったのだが、どうも微妙に違う。実際、ブレンダに聞いたら、違うということなので、別のシンガーらしい。

いろいろ考えてもわからないので、グリコにお尋ねメールを送った。すると、すぐに返事が来た。「歌っている方はエボニー・フェイさんという歌手で、オーディションで選んだので、有名な人ではありません」とのこと。おおおっ、エボニーだったか。

なるほど、そう言われれば、そうみたい。エボニー・フェイは日本に来てからもうだいぶたつ。僕は数年前に横浜のコンズ・コーナーで歌っているときに知り合った。最近では、フィリップと四谷でライヴをやっていた。

October 26, 2006
Philip Woo Featuring Ebony Faye And Ishinari Masato
http://blog.soulsearchin.com/archives/001346.html

今度会ったら、「チューチューパピコ」を歌ってもらおう。

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投稿者 吉岡正晴 : 12:10 AM | コメント (0)