September 30, 2007

Fukamachi Jun #81: Keyboard Party: Piano & Talk

【深町純第81回~レス・トーク、モア・ミュージック】

CP80。

孤高のピアニスト、深町純、即興キーボード・パーティー第81回。毎月最終土曜日の定例会。祐天寺FJズに移ってから4回目。

彼がここで演奏するピアノはヤマハのCP80というもの。普通のグランドピアノは弦を3本張るが、これは2本にして、その弦を斜めに張って、若干スペースを省略化できる。弦にピックアップがついていて、それをアンプにつなぎ、スピーカーから音を出す。また彼のは、シンセサイザーとミディ(MIDI)でつなぎ、さまざまなシンセ音とも混合できる。音色の調整などは足元でやっている。

深町さんは、前日(28日=金)、東京都庁前の広場で「小河内ダム竣工50周年」を記念するイヴェントでピアノ演奏を披露してきた、という。アメリカ人のジューン・ヘッズ(熱心な深町純ファン=グレイトフル・デッドのマニア、デッド・へッズにならって)、トーマスは「なんで、小河内ダムで深町さんなんだ。ま、記念イヴェントはいいけど、それなら、なぜ、その小河内ダムでやらないの」と疑問を呈した。それはそれなりにその通りで、それを聞いて、おおっ、ダムとかそういう自然の中で深町ピアノを聴くのもおもしろそうだなと企画が浮かんだ。

冒頭MCで、深町さん「僕の話は評判が悪いようで、みんなに、しゃべるな、と言われる。でも、そう言われると、もっとしゃべってやろうかと思ってしまう(笑)」などといつもの調子でトークが炸裂したが、第2部は冒頭で15分ほどしゃべった後は一気に3曲続けて約43分演奏した。今日の話は、夏目漱石の小説「こころ」のこと、「斧」の話、オランダの話、プラトンの話、国家と法律の話など。

恒例、観客からメロディーをちょっとだけもらって、それを元に即興演奏するという「御題拝借」の2曲は、どちらもよかった。特に2曲目は曲として完成していたような気がする。それを証明するかのように、御題拝借作品としては普通は2分以内が多いのに対し、異例の4分超となった。

ライヴ会場が祐天寺に引っ越して、CP80のサウンドにも、僕個人も慣れてきた。そして何よりここFJズでのほうが、レス・トーク、モア・ミュージックになっているところがいい。

■深町純・サントリー・ホールでコンサート決定、定例会は第三土曜に

深町さんが、来る2007年10月27日(土曜)、東京・赤坂のサントリーホール・小ホールで単独ライヴを行う。サントリー・ホールでの演奏は、深町さんにとって初めて。チケットは5000円、全席指定。ロウソン・チケットなどで発売中。下記ウェッブから深町さんへ直接予約をいれることもできる。これに伴い、毎月最終土曜日の定例キーボード・パーティーは10月のみ通常から繰り上げ第三土曜10月20日に行われる。

■深町純オフィシャル・ウェッブ
http://www.bekkoame.ne.jp/~cisum/

■FJ’ズ オフィシャル・ウェッブ
http://fjs.fukamachi-jun.com/

■Setlist: Fukamachi Jun #81 @ FJ's, Yutenji, September 29, 2007 (Saturday)
セットリスト 深町純 キーボードパーティー第81回(第4回)

First Set
show started 19:39
01. 2007年9月29日19時39分の作品 (17:12)
02. 2007年9月29日20時09分の作品 (16.08) 「斧」
03. 2007年9月29日お題拝借作品1(2.17)
04. 2007年9月29日お題拝借作品2(4.14)
show ended 20:35

Second Set
show started 21:02
01. 2007年9月29日21時17分の作品 (16.05)
02. 2007年9月29日21時33分の作品(14.04)
03. 2007年9月29日21時47分の作品(12.58)
show ended 22:06

■過去の音楽比率(ライヴ全体の中での音楽の割合を表します)(単位は%)

2005年11月 第一部 41.70 第二部 51.82
2005年12月 第一部 39.86 第二部 58.91
2006年01月 第一部 58.81 第二部 67.23
2006年02月 第一部 38.4  第二部 49.7
2006年03月 第一部 50.9  第二部 92.7
2006年04月 第一部 53.1   第二部 57.3
2006年05月 第一部 45.15 第二部 82.08
2006年06月 第一部 52.16 第二部 59.02
2006年09月 第一部 47.77 第二部 77.63
2007年01月 第一部 65.53 第二部 54.97
2007年02月 第一部 53.88 第二部 49.33
2007年04月 第一部 65.26 第二部 68.58
2007年05月 第一部 40.89 第二部 58.19 【恵比寿・アートカフェ最終回】
2007年06月 第一・二部(通し)64.78 (2時間50分)【祐天寺FJ’s1回目】
2007年07月 第一部 66.23 第二部 66.45
2007年08月 第一部 67.03 第二部 68.04
2007年09月 第一部 71.16 第二部 67.30

(2007年9月29日土曜、祐天寺FJ'ズ=深町純ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Fukamachi, Jun
2007-124

投稿者 吉岡正晴 : 03:27 AM | コメント (0)

September 29, 2007

Teddy Riley's Jam @ Billboard Live

【ニュー・ジャック・スイング復活】

NJS。

テディー・ライリー率いるガイ、ブラック・ストリートの作品を惜しげもなく演奏する。このバンド自体は、ガイでもなく、ブラック・ストリートでもないのだが、ドラムスのほか楽器はキーボード4人、コーラス4人、これにテディーの歌とキーボードが入るという大所帯。しかし、テディーがいれば、それはすぐにニュー・ジャック・スウィング(NJS)になる。

ドラムスの音は最近のR&B系の音をしていた。しかし、ベースもなければ、ギターもない。音だしするのは、ドラムスと数台のキーボードだけ。これだけで実にグルーヴある音を作り出す。アップテンポで次々とたたみかけてくるところはさすがだ。何度かトーキング・ボックスを使った音も聞かせた。

全体的には当時のニュー・ジャック・スウィングのファン、テディーのファンが多いのだろう。このバンドは、今回のために結成されたバンドだそうで、リハの後、人前でライヴをするのは今回が初めてだそうだ。2-3分ずつで、次々と作品が演奏される。

本編後のアンコールが終わっても、この日は盛り上がったせいか5分以上も拍手が続いた。けっこうのりがよかったので、観客も大いに盛り上がったということだろう。そして、その後しばらくするうちに、サインを待つファンが列をなしていた。ちょうど、ステージの端から端くらいまでの人数だ。テディーはこれを全部裁くらしい。えらい。

■ガイ

Guy
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■ブラックストリート 

Blackstreet
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Blackstreet
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■メンバー

テディー・ライリー/Teddy Riley (Vocals)
ジェイ/Jay(Vocals)
ロニー/Lonnie(Vocals)
シャーマン・ティスデール/Sherman Tisdale (Vocals)
カバーロ/Kavarro (Tyler Thurmond)(DJ)
ロス/Los (Carlos McSwain)(Drums, Vocals)
ジーン/Gene(Keyboards, Bass)
ユングウールド/yungwurld(Derrick McCalister)(Keyboards)
クリス・トンプキンス/Chris Thomkins(Keyboards)

■Setlist : Teddy Riley @ Billboard Live, September 28, 2007
セットリスト テディー・ライリー

show started 21:35
00. Intro
01. Her [2nd Guy CD "The Future"-1990]
02. Spend The Night [1st Guy CD " Guy" - 1988]
03. Fantasy
04. I Wanna Get With U (Drop Da Bomb) [2nd Guy CD "The Future"]
05. Booti Call [1st Blackstreet CD - 1994]
06. Fix [2nd Blackstree CD "Finally"]
07. Let's Chill [2nd Guy CD "The Future"]
08. Joy [1st Blackstreet CD "Report from California]
09. Before I Let You Go [2nd Guy CD "The Future"]
10. Don't Leave Me [2nd Blackstreet CD"Finally - 1999]
11. I Like [1st Guy CD " Guy" - 1988]
12. Teddy's Solo -- Rampshaker [1st Guy CD " Guy" - 1988]
13. Drummer Solo
14. Teddy's Jam [1st Guy CD " Guy" - 1988]
15. No Diggity [2nd Blackstreet CD "Another Level" - 2003-3]
Enc. Groove Me [1st Guy CD "Guy" - 1988]
Enc. Grownman
Enc. Fly [3rd Guy CD "III" - 2000]

(2007年9月28日金曜、ビルボード・ライヴ=テディー・ライリー・ライヴ)
EN>MUSIC>LIVE>Riley, Teddy
2007-123

投稿者 吉岡正晴 : 06:06 AM | コメント (0)

September 28, 2007

Shanti Live At Blues Alley: Shows Sacred Soul

【シャンティ・ライヴ~足元を固めつつ】

着実。

ナチュラル・ソングバード、シャンティのパリでレコーディングしたアルバム『シェア・マイ・エア』の完成披露ライヴ。パリ盤の日本入荷は11月くらいになりそうだが、一足先に全曲ご紹介だ。

バックを支えるのは、フィリップ・ウー、ゲイリー・スコット、渡辺裕美、白根佳尚、ハンク西山の強力バンド。何度も一緒にやってきているだけに、かなり音も固まってきている感がある。カヴァーとオリジナルを織り交ぜ作り上げるシャンティ・ワールド。別に音楽的にはソウルではないのに、不思議な魅力があるアーティストだ。

今回は6割以上の方からアンケートが戻ってきた。7割8分の方が「素晴らしかった」、1割8分が「良かった」と評価。楽曲自体にも気に入られた作品が多かったようだ。そこでアンケートによる人気曲ベスト3(全15曲中)の発表!

第3位! 2曲タイで「セイクレッド・ソウル」と「シメリング・アイズ」。後者は、海を遠くから見ると目にまぶしくキラキラ輝く、そんな様子を描いた、唯一の日本語曲。これは一般受けしそう。「セイクレッド・・・」は、ミディアム調の当初のアルバムタイトル曲。共に12票獲得。第2位! 16票獲得のセカンドセット最後の「アイ・ガット・ユー」。歌詞がよかったという声もあった。ポップな曲。そして堂々の第1位!! これが、なんとセカンドセット本編後のアンコールで歌った「ザ・ロード・トゥ・ゼア」!! 当初はこれが本編最後で、「アイ・ガット・ユー」がアンコールの予定だったのだが、この日順番を逆にした。そうしたら、これが1番人気になった。19票獲得。何度もフィリップ&シャンティで歌われているが、フィリップの作品なのだ。そして、3位作品に1票差で「シェア・マイ・エア」「ウェイク・アプ・トゥ・ザ・サン」「サマー・サン」の3曲が続く。

セカンド後半からちょっとシャンティの声が出にくくなったが、アンコール後のトークでシャンティが声を詰まらせなが告白した。「実は、シストという喉に腫れ物ができていて、数ヶ月前にお医者さんから手術を勧められたの。でも、手術すると2ヶ月はまったく歌えなくなり、しかも、その後もまた一からやり直さなければならないというので、私は『手術をしない』という決断をしました。だから、今日こうして無事(ライヴを)終えられてよかったです」

いくつかのトーク・パートもエコの話あり、21グラムの話ありで、わかりやすかった。「サマー・サン」でのシャンティ自身が撮った写真のスライド・ショーも曲とマッチしてひじょうによかった。こうしたきっちりとしたライヴをやっていけばまちがいなくファン層はできていく。来た人の満足度は高いわけだから、足元を固めつつ着実に焦らずにやっていけばいいのだろう。

■シャンティ次回のライヴ

「風のようにそよぐソングバード、シャンティがツイン・ギターとともに」

シャンティ(ヴォーカル)、ハンク西山(ギター)、木原良介(ギター)
2007年10月31日(水曜) 20時~、21時20分~、22時40分~
四谷メビウス 東京都新宿区船町8 船町ビルB1
(営団地下鉄・丸の内線 四谷三丁目駅 徒歩3分)
03-3341-3732
料金・未定 2500円前後の予定
(シャンティがギター2本だけをバックに歌うアコースティックセット)

『ブルース・アレー・プレイヤーズ・ナイト』出演決定

2007年11月19日(月曜) 
目黒ブルース・アレー
出演 IKA BALL=松村良太郎(ヴォーカル・ギター)、NAOH(サックス)、シャンティ(ヴォーカル)
詳細未定

++++++

■Members:

Shanti (vocal) Philip Woo (keyboards) Nishiyama Hank (guitar) Watanabe Hiromi (bass) Shirane Yoshitaka (drums) Gary Scott (sax, percussions, vocal)

■Setlist: Shanti @ Blues Alley, September 27th, 2007
セットリスト シャンティ @ ブルース・アレー
[ ] denotes original, while other songs are Shanti's composition and/or lyrics.

=First set=
show started 19:43
1. Shadows (Instrumental) [Dean Brown - 2004]
2. Summer In The City [Lovin' Spoonful - 1966]
3. Poetry Man [Phoebe Snow - 1974]
4. Share My Air
5. Wake Up To The Sun
6. Formentera Sea
7. Shimmering Eyes (日本語)
show ended 20.49

=Second set=
show started 21:21
1. A Case Of You [Joni Mitchell - 1971]
2. Sacred Soul
3. Let's Live In The Light
4. As God Loves You
5. Summer Sun
6. Yuyake
7. I Got You
enc. The Road To There [Philip Woo]
show ended 22:29

(2007年9月27日・木曜、目黒ブルース・アレー=シャンティ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Shanti
2007-122


投稿者 吉岡正晴 : 03:17 AM | コメント (0)

September 27, 2007

Phyllis Hyman's Autobiography Has Published

【悲劇のシンガー、フィリス・ハイマンの自伝全米発売】

自伝。

1970年代から活躍し一世を風靡(ふうび)し1995年6月30日に自殺したソウル・シンガー、フィリス・ハイマンの自伝が9月に発売された。筆者はジャーナリストのジェイソン・A・マイケル。マイケルは、ハイマンの死後すぐに彼女のストーリーを書こうと思ったが、何度も挫折し、結局完成させるまでに12年の歳月がかかってしまった。タイトルは『ストレンス・オブ・ア・ウーマン: フィリス・ハイマン・ストーリー』(女性の強さ:フィリス・ハイマン物語)。

マイケルは言う。「彼女の死後すぐに、本を書きたいと思った。まちがいなくそこにはストーリーがあると感じた。でも、その頃僕はまだ大学生だった。いろいろ挑戦したんだが、当時はうまく物事を進められなかった。自分以外にもハイマンのストーリーを書く人物が現れるかと思ったが、6年経ってそうした人物は現れなかった。ハイマンの本を読みたいと思ったら、僕が書くしかないと感じた。そして、書こうと思って3度目にしてやっと完成した」

マイケルは完成した作品をニューヨークのいくつかの出版社に売り込みに行ったが、どこの社からも「フィリスの本のマーケットはない」と断られた。さらに、エージェント2社を通じて売込みを続けたが、出版社はハイマンが死後マーヴィン・ゲイのようなアイコンになっていないこと、また、多くの人が彼女のことを記憶していないことなどを売れない理由として挙げていた、という。出版社は結局そのアーティストのファンがどれくらいいるのかにしか関心はなかったようだとマイケルは感じている。結局、大手出版社からのリリースはかなわず、マイケル自身がジャムブックスを設立、発売することになった。

マイケルは言う。「僕のゴールは、彼ら(大手出版社)がまちがっていたこと、そして、大きな機会を逃したと証明することだ」

マイケルは、フィリスの歌声の魅力に惹かれたひとり。「僕は彼女の声に痛みを聴く。それが僕の胸に直接響いているのだと思う。フィリスが死んだとき、僕は(R&Bシンガー)ベティー・ライトの下で働いていた。ベティーは1970年代にフィリスと一緒に仕事をしたことがあった。もちろん、ベティーは大変ショックを受けていたが、フィリスの自殺についてはそれほど驚いていなかった。このときに、僕はきっと何か(彼女の人生には語られるべき)ストーリーがあるに違いないと嗅ぎ取ったんだ」

彼自身はフィリス本人に会ったことはないが、周辺取材で書き上げた。「むしろ、会わなかったことで、自分の(彼女に対する)主観が入らず、バランスのとれた作品になったと思う」と語る。

取材によると、フィリスは1995年6月の自殺以前に1989年と1990年と2度自殺を試みていたという。躁鬱病でリタリンという薬を処方され、また、アルコール依存症にもなっていた。リハビリも何度か試したが、依存症から完全に抜け出ることはできなかった。彼女自身の心の問題は、ずっと公にはされず、秘密にされていた。しかし、彼女はステージでは明るく振舞い、オーディエンスにはこれっぽっちもそうした影の闇の部分を見せることはなかった。

リタリンは最近、急速に注目集めている薬で、抗躁鬱などに処方されるが、一時的な幸福感を得られ、また中毒性があることから、ドラッグ代わりになり始め、大きな社会問題となっているもの。特に副作用が強く、それによって自殺に至るケースが報告されている。もっとも10年以上前まではそこまでの研究はなされていなかった。

(奇しくも毎日新聞が「リタリン」問題を追及中)

<薬物依存症>「リタリン」で急増 医師の安易処方が原因か (毎日新聞)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/n_ritalin__20070919_1/story/18mainichiF0918m112/

<リタリン>大量処方で幻覚 25歳男性自ら命絶つ 名古屋 (毎日新聞)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/n_ritalin__20070919_1/story/18mainichiF0918m113/

著者であるマイケル自身にも躁鬱病の症状があり、フィリスのストーリーをリサーチしていくにつれ、彼女の物語から多くを学ぶことになったという。「彼女は自分の人生を自らの手で断ち切った。だが、僕自身がこうしてしっかり自分の人生を生きているのは彼女の(ことから多くを学んだ)おかげだと言いたい」

取材によれば、フィリスの両親のうち父親はアルコール依存症、母親も躁鬱、また2人の兄弟も躁鬱気味だったという。したがってフィリスの誕生から、彼女には悲劇のヒロインへの道が用意されていたのかもしれない。その人物にクリエイティヴな才能があり、性格が繊細であればあるほど、さまざまなことに落ち込み、憂鬱になるのだろう。

幼少時代、成長する時代、大人になってからのアルコールとドラッグ漬けの時代。また、映画『カラー・パープル』のオーディションでシュグ・エイヴリー役(主役ウーピー・ゴールドバーグの夫の愛人で歌手=マーガレット・エイヴリーが演じた)を取れなかったときの落胆、彼女が所属していたアリスタ・レコード社長クライヴ・デイヴィスとの衝突、その頃人気だった女性アーティストたち、ジョディー・ワトリー、ヴァニティー、ポーラ・アブドゥールらについてのコメントなども収録されている。

まさに、苦悩の人生を歩んできたフィリス・ハイマンのストーリーは、ソウル・サーチンの連続だったにちがいない。

■著作のオフィシャル・ウェッブ(英語版)
http://www.phyllishymanstory.com/
(ここから買えます)

■フィリス・ハイマン 『ユー・ノウ・ハウ・トゥ・ラヴ・ミー 』

ユー・ノウ・ハウ・トゥ・ラヴ・ミー
フィリス・ハイマン
BMG JAPAN (1999/09/22)
売り上げランキング: 50018

ENT>MUSIC>ARTIST>Hyman, Phyllis
ENT>MUSIC>BOOK>Hyman, Phyllis


投稿者 吉岡正晴 : 12:18 AM | コメント (0)

September 26, 2007

Shanti's Showcase Will Be Tomorrow At Blues Alley

【シャンティのショーケース、明日ブルース・アレー】

奇遇。

24日(月曜)、先日ケイリブ&アコースティック・ソウル・サーチャーズのライヴを行った東急・田園都市線・藤が丘駅前の「マルターノ」に打ち合わせにいった。

後日正式に発表するが、『ソウル・サーチン』で過去ルーサー・ヴァンドロスとアレサ・フランクリンを演じた一人芝居の高山広さんのライヴ・パフォーマンスをここでやることになったのだ。おしゃれなこのレストランで、果たしてどうなるか。僕自身、大変興味津々である。

オウナー大西さんの動員力はかなりすごいものがあるので、きっとこの地域の方で満員になるだろう。藤が丘駅から3つ渋谷寄りのあざみ野駅には劇団四季があるという。だったら、あざみ野駅前で演劇志望者向けにフライアー配りなんかいいのではないか(笑)、などという話にもなった。11月6日(火曜)だ。後日、正式に詳細が決まり次第お知らせする。

高山さんの舞台をどうするか、PAをどうするか、照明をどうするか、などの打ち合わせを終え、その後、シャンティにここに来てもらい木曜のライヴの打ち合わせ。

シャンティは、才能あるシンガー・ソングライターなのだが、彼女はそれだけでなく、絵も書いたり、写真も撮ったりする。それがけっこういいセンスをしているのだ。これまでに絵の個展も鎌倉のライヴハウスなどで、小規模ながらやっている。

歌もやれば、絵も描くと言えば、カナダのシンガー・ソングライター・アーティスト、大御所のジョニ・ミッチェルを思わせる。そこで、彼女の絵や写真をライヴ会場に飾ったらどうか、というアイデアをだしたのだが、ブルース・アレーには残念ながらそうした壁のスペースがない。そこで、彼女の絵や写真作品を、コンパクトにビデオ映像にまとめて、それをライヴ中に流そうということになった。

ここ1週間、彼女はその編集を夜も寝ないでやった。どうも、ひとつのことをやりだすと凝り性の性格がでるらしい。(笑) マックの映像ソフトもまだあんまり使い込んでないので、取扱説明書を読みながら、一生懸命作った。それを見せてもらい、そのDVDがブルース・アレーの再生機で読み込めるか確認することになり、それを持って僕がブルース・アレーに行くことになっていた。

見せてもらうとこれが、けっこういい感じに仕上がっていた。今回のニュー・アルバムをレコーディングしたパリのエンジニア一家を撮影したもの(これがかなりかわいいいい写真になっている)や、彼女の作品などがスチール写真でまとめられている。当日、いらっしゃる方は歌とともにぜひごらんください。

そして、そのDVDを持って目黒へ。お店からはその日のライヴが終わり、撤収が始まる頃に来てくださいといわれていたので10時過ぎにブルース・アレーに到着。すると、その日の出演者が、石井一孝さんだった。なんと、『ソウル・サーチン』のライヴを撮影してくれたレムTVのスタッフから、彼の話は聞いていて1度紹介したい、本人も会いたがってると言われていたのだ。そして、会場に行くとなんとレムTVのスタッフKちゃんがいて、紹介してくれることになった。

彼はファンの人に囲まれて写真を撮っていたが、紹介されると、「これはこれは~」ということになり、「ぜひ今度ゆっくりお話しましょう」ということになった。彼はミュージカル界では大変なスターなのだが、AOR系を中心にしたかなりのレコード・コレクターでもある。そして、どうやら僕の解説がついたCDやレコードもかなりの数、持っているらしい。いやいや、予想外の奇遇であった。AOR好きということで、ぜひ石井さんにもシャンティ・ライヴに来ていただきたかったが、残念ながらお仕事があって無理のようだ。

さて、もってきたDVDはちゃんとブルース・アレーの機材でも読み込めた。当日、うまく流せるだろう。いい演出効果がでると嬉しい・・・。

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■シャンティ 『シェア・マイ・エア』完成披露ライヴ@ブルース・アレー

~シャンティ・『シェア・マイ・エア』完成披露ライヴ~

日時 2007年9月27日(木曜) 開場18時 ファースト19時半~、セカンド21時15分(入れ替えなし=ファーストとセカンドは曲目が変わります)
会場  目黒・ブルースアレー
http://www.bluesalley.co.jp/
住所  〒153-0063 東京都目黒区目黒1-3-14 ホテルウィング・インターナショナル目黒B1F
電話  03-5740-6041(予約専用電話)当日のお店の番号03-5496-4381
料金 4000円(この他にテーブルチャージ525円、ご飲食代は別途)
メンバー Philip Woo-Keyboards, "Hank"Nishiyama-Guitar, Hiromi Watanabe-Bass, Gary Scott-Percussion/Sax/Background Vocals, & Yoshitaka Shirane - Drums 

なお、ライヴへのご予約は直接、ブルース・アレーにおいれください。また、ブルース・アレーにつながらない場合は、  share_my_air@yahoo.co.jp 宛てに、お名前(フルネーム)、人数、連絡先電話番号をお書きの上、お送りいただければ、席をお取りします。折り返し確認メールをお送りします。

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ENT>ANNOUNCEMENT>LIVE>Shanti

投稿者 吉岡正晴 : 01:01 AM | コメント (0)

September 25, 2007

Philly Soul Night In Ginza Will Be Held On October 5th

【メトロ銀座駅前で、『フィリー・ソウル・ナイト』開催】

フィリー。

来る10月5日(金)、東京銀座・メトロ銀座駅内コンコースで『フィリー・ソウル・ナイト』というイヴェントが行われる。これは、10月10日から開催される『フィラデルフィア美術館展』(主催・東京都美術館、読売新聞東京本社ほか)と関連したイヴェントで、フィラデルフィアということで、フィラデルフィア・ソウルの作品の数々をケイリブ・ジェームス&フィリー・ソウル・サーチャーズが歌う。会場は、銀座ソニービルの地下一階の入口前あたり、日本画家平山画伯の作品が展示されている前にステージ、客席を作って行う。入場は無料。概要は次のとおり。

『Metro Music Oasis Vol.13(メトロ・ミュージック・オアシス13)』

日時 2007年(平成19年)10月5日(金)
1stステージ 17時00分~17時45分
2ndステージ 18時30分~19時15分

場所 東京メトロ 銀座駅 日比谷線コンコース 銀座のオアシス

入場料 無料


出演者紹介 ケイリブ&フィリー・ソウル・サーチャーズ

ケイリブ・ジェームス(キーボード・ヴォーカル)
ゲイリー・スコット(パーカッション、サックス、ヴォーカル)
グリニス・マーティン(ヴォーカル)
アージー・マーティン(ヴォーカル)
ポーラ・ジョンソン(ヴォーカル)

■関連ウェッブ

東京メトロニュース
http://www.tokyometro.jp/news/2007/2007-40.html

東京メトロニュース・フィリー・ソウル・ナイト詳細
http://www.tokyometro.jp/news/2007/2007-40_1.html

フィラデルフィア美術館展・公式ページ
http://www.phila2007.jp/

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フィリー・ソウル・サーチャーズは、このイヴェントのために結成されたグループ。ケイリブとゲイリーは、もちろんソウル・サーチャーズの一員としてすっかりおなじみ。またグリニス、アージーの2人も自身のライヴ・パフォーマンスなどを多数行っている。ポーラは、ケイリブとAIのライヴ・ツアーなどで歌っているシンガー。

無料ということもあるので、お時間ある方、ぜひどうぞ。座席は50席くらいで、開演の30分ほど前から、開場する予定。席に座れなくても、通路でも十分鑑賞できる。

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ENT>LIVE>ANNOUNCEMENT>Philly Soul Night


投稿者 吉岡正晴 : 01:49 AM | コメント (0)

September 24, 2007

Brick Gonna You Sweat

【ブリック・ライヴ】

三面六臂(さんめんろっぴ)。

1976年、「ダズ」の大ヒットで一躍シーンに踊りでたアトランタのセルフ・コンテインド・グループ、ブリックが初来日、丸の内コットン・クラブで火曜(25日)までライヴを行っている。

ドラムス、ギター、ベース、キーボード、そして「ホーンズ」(笑)の計5人。このうち、ベース、ギター、「ホーンズ」の3人がオリジナル・メンバー。おもしろいのがこの「ホーンズ」ことジミー・ブラウン、なんとステージ中央のスタンドには、トランペット、サックス、トロンボーン、クラリネット(これは使用せず)、そして、フルートを立てかけ、次々とこれらの楽器を演奏する。ホーン関係を一人で何役もやるので、一人なのに「ホーンズ」だ。トロンボーンを吹いたかと思えば、次の小節では首にかけたサックスを吹いたり、三面六臂(さんめんろっぴ)の大活躍。この他に、もちろん、ヴォーカルとダンスが加わると1人6役だ! 

安定したドラムス、ベース、ギター、キーボードで相当濃いファンク・グルーヴが生まれでて、おなじみのヒット曲には、ぐっとくる。ただアンコール含めて67分はちょっと短いかなあ、という感じも。個人的には前日のライヴが6万人=3時間半だったので、1時間=100人のライヴだとちょっと軽く感じたのかもしれない。

LTDの大ヒット「ラヴ・バラード」を歌ったのは、ブリックに入って9年、日本は初めてのキーボード、グレン・パーデュー。なかなかしっとりとしたいい感じだった。続く「ホワット・ア・ワンダフル・ワールド」は、三面六臂男ジミーがルイ・アームストロングを真似て歌った。さすがに、アンコールの「ダズ」では観客が総立ちになった。総立ちの観客の中には、超ビッグなアフロ・ヘアーの女子2人もいて、目立っていた。あれは何者? 

ちなみに、ドラムスのヴィクターは日本に来るのは13回目だそうで、そのうちの1回はトランジットで立ち寄った1998年ごろだという。それが、なんとルーサー・ヴァンドロスがシンガポールでライヴをやった時のことで、そのバックを務めたそうだ。なんだって、ルーサー、シンガポールまで来てた? 聞いてないぞ。(笑) 

■メンバー

Jimmy Brown(vo,tp,tb,sax,fl), Glen Perdew(vo,key), Reginald Hargis(vo,g), Raymond Ransom(vo,b), Victor Alexander(ds)

コットン・クラブ・オフィシャル
〔ブリックは、9月24日、25日まで〕

http://www.cottonclubjapan.co.jp/jp/schedule/index.php?yr=2007&mn=09#181

Setlist : Brick @ Cotton Club, September 23, 2007
セットリスト : ブリック

show started 20:02
01. Intro
02. Ain't Gonna Hurt Nobody
03. Sweat (Til You Get Wet)
04. Happy
05. Love Ballad
06. What A Wonderful World
07. Dusic
--. (Drum Solo)
08. We Don't Wanna Sit Down, We Wanna Get Down
Enc. Dazz
show ended 21:09

(2007年9月23日日曜、丸の内コットン・クラブ=ブリック・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Brick
2007-121

投稿者 吉岡正晴 : 01:50 AM | コメント (0)

September 23, 2007

Dreams Come True Live At The National Athletic Stadium: It's Dream-Dimension Stage

(若干ネタばれになります。これからご覧になる方は、あなたのリスクにおいてごらんください)

【ドリームズ・カム・トゥルー・ライヴ、夢次元ライヴ】

最強。

いやあ、驚かされました。屋外のこの規模のライヴを見たのは、マイケル・ジャクソンのミュンヘンとバンコック以来。次から次へと、めくるめく超大型絵巻。『史上最強』と銘打つだけのことはあった。4年に1度行われる「ドリームズ・カム・トゥルー・ワンダーランド」、会場は、札幌、福岡、名古屋、大阪の4ヵ所はすべてドーム、東京だけ屋外に6万人を2日間(計12万人)集める国立競技場だ。

それにしても、さまざまなアイデアと度肝を抜く演出が施され、約3時間半飽きさせない。ライヴというより、音楽を軸にした一大エンタテインメント・イヴェントという感じだ。これだけの仕掛けを作れるのも、トータル35万人という動員ができるからこそ。これだけのファンが集まるから、巨額のステージ制作予算が取れ、予算があるから、アイデアを存分にいかした試みが出来る。別の言葉で言えば、このスケールの大きいステージ、ライヴのすべては観客44万人とドリームズ・カム・トゥルーの見事な共同作品と言える。

最近で言えば、音楽のジャンルは別として、日本でやったマドンナやローリング・ストーンズよりも規模は大きい。彼らのライヴを見るのは初めてだったが、十分楽しめた。

少しネタばれになるので、もし最終日にご覧になる方はご注意ください。

夕方5時15分はまだ太陽も落ちておらず明るく、微妙にまだ蒸し暑い。メインスタンド側にメインステージが組まれ、左右中央に計5台のモニターが置かれている。さらに、中央に観客席にせり出すように花道のステージ。13個ほどの白い巨大バルーンがステージのあちこちにランダムに置かれ、さらに1個が花道の先端に置いてある。

オープニング、吉田美和は、花道に登場、そのバルーンが徐々に宙に浮かび、バルーンに吊られ歌いながら空中遊歩を始めた。1曲歌っているうちに、ゆっくりとそのバルーンがセンターステージに向かい徐々に着地。いきなりの度肝抜きだ。

そして、次々と作品を歌いながら、プログラムはどんどんと進んだ。10曲目、6時過ぎあたりでいつの間にか太陽は落ち、夜の帳(とばり)に包まれ、ステージや会場を照らす照明が美しく輝き始めた。そして、バックスタンド上には半月がぽっかりと浮かび、会場を見下ろし、時折、気持ちのいい秋風が吹き抜け、体を冷ます。

センターステージの向かいのバックスタンドに小さなバックスタンド・ステージがあり、センターとバックをつなぐ花道が、ふと気が付くと左右・両脇に出来上がっている。これらによってちょうど、アリーナ席を四方で囲む形になる。一片は100メートル以上はあるだろう。そして、ライヴが始まる前に14個あったバルーンはいつの間にか、ひとつ減り、ふたつ減りと最後には2個になっていく。

14曲目「眼鏡越しの空」から18曲目までは比較的スローからスロー・ミディアムの曲中心になったが、ここでまた、バルーンを使った空中の舞、空中遊歩が競技場の横ライン、左側から右側まで一挙に敢行された。

「何度でも/Love Love Love」では、バックコーラスのガッツとラヴらが、その歌い方を6万人に指導。体を揺らす振りとコーラスを教え、そのリハーサルを元に本番へ向かうが、しばしステージから隠れていた吉田・中村の2人は、いつの間にかバックスタンド後方の一番高い聖火台のところにいた。聖火を灯したふたりは、ファンにもみくちゃにされながら、下のバックスタンド・ステージへ。6万人のバックコーラスが国立競技場に響く。リハから本番終わりまでこの1曲のコーナーは30分を越えた。まさにこれも観客6万人とドリカムの共同作品だ。

空を舞い、地で踊り、花道を激走する吉田美和。グリーンのペンライトが会場全体のどこかしこで無数に光り、それらがゆっくりリズムに乗って揺れる様はまるで蛍がドリカムの歌を楽しんでいるかのようだ。

彼らは国立競技場という会場の全面積、全体積をすべてひとつのステージにし尽くしていた。それは2次元でなく3次元のステージであり、しかもそれは夢次元のステージになっていた。

■オフィシャル・ページ
http://www.dwl2007.com/index.html

■国立競技場の俯瞰図
http://www.naash.go.jp/kokuritu/rikujyou_seat.html
(メインスタンド側にメインステージ。バックスタンド側に小さなバックステージ。この図面で左右に立て位置にメインとバックスタンドをつなぐ花道が出来る)

■メンバー

ドリームズ・カム・トゥルー Dreams Come True

吉田美和(vocal)
中村正人(bass)

バックバンド・メンバー Wonderlander 007

佐藤博 Satou Hiroshi (piano) (音楽ディレクター)
松本幸弘 Matsumoto Yukihiro (drums)
武藤良明 Mutoh Yoshiaki (guitar)
永井誠一郎 Nagai Seiichiro (keyboards)
大儀見 元 Ogimi Gen (percussion)
佐々木史郎 Sasaki Shiro (trumpet)
中野 勇介 Nakano Yusuke (trumpet)
吉田治 Yoshida Osamu (sax)
本間将人 Honma Masato (sax)
五十嵐誠 Igarashi Makoto (trombone)

最上みきお Mogami Mikio (computer programming)
マースレス D ニーリー Mercellus D. Nealy (mc)
シゲ Shige (performer)
ケイタ Keita (performer)

ラヴ Love (backing vocal)
ガッツ Gatz (backing vocal, guitar)

■セットリスト

Setlist : Dreams Come True @ Kokuritsu Kyogijou, (The National Athletic Stadium) September 22, 2007

セットリスト ドリームズ・カム・トゥルー 史上最強の移動遊園地 DREAMS COME TRUE WONDERLAND 2007

show started 17:17
01. うれしい!たのしい!大好き!
02. 薬指の決心
03. JET!!!
04. go for it!
05. マスカラまつげ
06. 朝がまた来る
07. サンキュ.
-----
08. 大阪LOVER
09. うれしはずかし朝帰り
10. ていうか
11. OL A! VITORIA!
12. Lovetide~Make Me Your Own
13. さよならを待ってる
-----
14. 眼鏡越しの空
15. 空を読む
16. 星空が映る海
17. 悲しいKiss
18. やさしいキスをして
19. PROUD OF YOU
20. HAPPY HAPPY BIRTHDAY
-----
21. 何度でも/LOVE LOVE LOVE
-----
22. 彼は友達
23. SUNSHINE・・・サヨナラ59ers!
24. あなたに会いたくて
25. 時間旅行
26. 未来予想図Ⅱ
27. あの夏の花火
-----
Encore1. きみにしか聞こえない
Encore2. ア・イ・シ・テ・ルのサイン~わたしたちの未来予想図~
Encore3. LOVE GOES ON・・・
Encore4. 決戦は金曜日
show ended 20:40

(2007年9月22日土曜、国立競技場=ドリームズ・カム・トゥルー・ライヴ)

ENT>MUSIC>LIVE>Dreams Come True
2007-120


投稿者 吉岡正晴 : 06:09 AM | コメント (0)

September 22, 2007

Tokyo Jazz 2007: Joe Sample & Randy Crawford, Candy, Etc.

【東京ジャズ2007~ジョー・サンプル&ランディー・クロフォード、キャンディー・ダルファーなど一挙に】

過多。

2002年からスタートした「東京ジャズ」のライヴ・イヴェント。数日間にわたって、いくつかの会場でジャズ・ミュージシャンたちが白熱のライヴを繰り広げる日本ジャズ界最大のイヴェントだ。

金曜日・夜、フォーラムAでの、4アーティストが出るプログラムを見た。しかし、さすがに4組となると、体力的に厳しいので、2組目のソウル・ボップ・バンドの途中から。(ソイルさん、すいません) ソウル・ボップなる連中は、なかなかファンキーなライヴを見せた。ハイラム・ブロックはブルーノートでも客席に降りてくるが、この会場でも客席に降り、通路をプレイしながら練り歩いた。それにしても4アーティストは多すぎないかなあ・・・。せいぜい3アーティストで聴くほうもいっぱいいっぱいのような感じ。

キャンディー・ダルファーには、ベースでプリンスのロンダ・スミスが参加、びっくりした。実は東京ジャズのウェッブのどこを見ても、詳しいメンバー紹介がないので、ステージを見るまで誰がでているかわからない。(もちろん、主アーティスト名くらいはでている) これは、改善してほしいところ。

やはり、ふだんブルーノートなどの小さなハコでこうしたキャンディーみたいなアーティストを見慣れてしまうと、さすがにこのフォーラムAは超大きい。なんとなく、遠くでやっている、という雰囲気で、なかなか一体感を得られない。ま、テレビ収録目的のライヴとなれば、これも仕方ないところだが。

そして、およそ2年ぶりのジョー・サンプル。しかも、ランディー・クロフォードとの共演だ。昨年リリースされたアルバム『フィーリング・グッド』を、ライヴで見せてくれる。

ドラムス、アコースティック・ベースにジョーのピアノというシンプルなトリオにランディーの歌がからまる。いつものギグが始まる。5000人の会場でも、300人の会場でも、プレイは変わらない。どこをとっても、どこを切っても、ジョー節がそこかしこに顔を出す。

そして、「ストリート・ライフ」の1979年からおよそ28年。ランディー・クロフォード、その歌声も健在だった。あの独特の声を震わせる歌い方もそのまま。こういう人たちは、声は年を取らないのだろうか。

なんと、ジョーとランディーは、観客の拍手に応えてアンコールをやった。ジョーはこの後、ニュージーランドなどに行くという。

■ジョー・サンプル&ランディー・クロフォード 『フィーリング・グッド』

フィーリング・グッド
ジョー・サンプル&ランディ・クロフォード
ビデオアーツ・ミュージック (2006/07/19)
売り上げランキング: 6185

■ジョー・サンプル過去記事

November 19, 2005
Groove Hand, Poet Hand: Magic Hand Of Joe Sample (Part 1)
http://blog.soulsearchin.com/archives/000644.html

November 20, 2005
The Master Of Improvisation; Like Raindrops & Clouds : Joe Sample (Part 2)~
http://blog.soulsearchin.com/archives/000645.html

November 21, 2005
Could You Do Me A Favor? Will You Play "Stardust" For Me? : Joe Sample (Part 3)
http://blog.soulsearchin.com/archives/000646.html

November 22, 2005
A Night To Remember: Thank God For Joe Played It For Me ~ Joe Sample (Part 4)
http://blog.soulsearchin.com/archives/000647.html

November 25, 2005
Joe Sample (Part 5); Performance In Living Room
June 13, 2006
http://blog.soulsearchin.com/archives/000662.html

November 27, 2005
Joe & George: Can Never Describe Their Music By Words
http://blog.soulsearchin.com/archives/000664.html

June 13, 2006
Joe Sample's New Album Featuring Randy Crawford
http://blog.soulsearchin.com/archives/001071.html

■さらに過去関連記事

2004/08/29 (Sun)
Crusaders In Misty
http://www.soulsearchin.com/entertainment/music/live/diary20040829.html

2004/05/07 (Fri)
Joe Sample Solo Live
ニューオーリンズ。
http://www.soulsearchin.com/entertainment/music/live/diary20040507.html

2004/05/05 (Wed)
Once In A Life Time Melody: Joe Sample Live At Blue Note
一期一会。
http://www.soulsearchin.com/entertainment/music/live/diary20040505.html

ジョー・サンプル・ライヴ 「引き算のピアノ」 2003年12月
Joe Sample: Abstract Subtraction
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200312/diary20031211.html

クルセイダーズ・ライヴ 「ウォーリッツァーの初体験」 2003年10月
What Did 40 Year Old Wurlitzer See In Tokyo?
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200310/diary20031009.html

ジョー・サンプル・ライヴ 「宇宙のように大きな背中」 2002年4月
http://www.soulsearchin.com/entertainment/music/live/joe20020409.html

ジョー・サンプル&レイラ・ハザウエイ・ライヴ 「魔術師の指」 1999年6月
http://www.soulsearchin.com/entertainment/music/live/sample19990608.html

ブルーノートウェッブ
http://www.bluenote.co.jp/art/20051120.html


■Tokyo Jazz 2007: September 21, 2007 

Performed Artists

1) Soil & "Pimp" Sessions

2) Soul Bop Band: Featuring Randy Brecker, Bill Evans, Hiram Bullock, Chris Min Doky, Rodney Homes

3) Candy Dulfer And Band

4) Joe Sample And Randy Crawford

東京ジャズオフィシャル・ウェッブ
http://www.tokyo-jazz.com/

■Setlist: Joe Sample And Randy Crawford
セットリスト: ジョー・サンプル&ランディー・クロフォード

show started 22.01
01. Hipping The Hop [George Benson CD Absolute Benson]
02. Spellbound [Spellbound]
03. Gee Baby, Ain't I Good To You [Nat King Cole]
04. Happiness Is A Thing Called Joe [Ella, Judy, Woody Herman etc]
05. Feeling Good [Joe Sample, Randy Crawford]
06. Almaz (Sweet Love) [Randy Crawford]
07. Tell Me More And More And Then Some [Billie Holiday]
08. Rio De Janeiro Blue [Joe Sample, Randy Crawford]
09. One Day I'll Fly Away [Joe Sample, Randy Crawford]
10. Street Life [Joe Sample, Randy Crawford, Crusaders]
Enc. Last Night In Danceland [Joe Sample, Randy Crawford]
show ended 22:59

(2007年9月21日金曜、東京国際フォーラム・フォーラムA=東京ジャズ2007=ソウル・ボップ・バンド、キャンディー・ダルファー、ジョー・サンプル&ランディー・クロフォード・ライヴ)

ENT>MUSIC>LIVE>Soul Bop Band: Featuring Randy Brecker, Bill Evans, Hiram Bullock, Chris Min Doky, Rodney Homes
2007-117
ENT>MUSIC>LIVE>Candy Dulfer And Band
2007-118
ENT>MUSIC>LIVE> Joe Sample And Randy Crawford
2007-119


投稿者 吉岡正晴 : 05:38 AM | コメント (0)

September 21, 2007

George's Will Close Its Door Again On September 29th

【ジョージ、再びクローズへ】

再閉店。

昭和39年(1964年)日本初のソウル・バーとして開店、2005年、六本木ミッドタウンの地域開発のために、41年の歴史に幕を下ろした「ジョージ」が、その後西麻布で再出発したが、再び今月末で一時期閉店することになった。

ジョージが六本木から西麻布に引っ越して再オープンしたのが2005年8月のこと。約2年ということになる。正式なクローズは、9月29日(土)の予定。

今回の突然の閉店は、現在入居しているビルの再開発のためだという。オウナーは、新しい物件を探しているが、細長いうなぎの寝床のような物件がなかなかなくて苦労しているそうだ。

ちょうど、このジョージの隣には、しばらく前に、やはり1950年にオープンし、1970年代からつい最近まで六本木で人気のあった「ハンバーガー・イン」も引越してきていた。


■ジョージ・過去関連記事

August 21, 2005
George's Re-Opened In Nishi-Azabu
http://blog.soulsearchin.com/archives/000458.html

■ジョージ最後の日~日本最古のソウルバーの閉店の模様

http://blog.soulsearchin.com/archives/2005_04_24.html
The Last Day Of George's: Part 1

http://blog.soulsearchin.com/archives/2005_04_25.html
The Last Day Of George's: Part 2

■ソウルバー・ジョージス
Soul Bar George's
港区西麻布1-11-6メンテルス六本木1F
電話 03-3401-8335 

2005年8月24日オープン
日曜・祝日定休 
営業 20時から2時、週末は朝まで
チャージなし 一杯1000円から

SOUL BARS>George's


投稿者 吉岡正晴 : 01:20 AM | コメント (0)

September 20, 2007

A Cover Of Dancyu: Taiho At Furukawabashi: Show Some Caring

【大宝、ダンチュウの表紙を飾る】

思いやり。

先日書店に立ち寄ると、おいしそうなチャーハンの写真が映っている雑誌ダンチュウ(Dancyu)が置かれているではないか。

Dancyu 2007年10月 インデックス
http://www.president.co.jp/dan/20071000/index.html

特集のひとつがチャーハンなので、表紙を飾っているのだが、それにつられ即レジへ直行。家に帰って読んでみると、なんと、4年前に知って、いまでもちょくちょく行く古川橋近くの「大宝」が巻頭で3ページも紹介されているではないか!!  (大宝の記事は下記・過去関連記事参照) おおおっと感嘆の声をあげながら読むと、いろいろ知らなかった大宝チャーハンの秘密が、店主・小林さん(名前も初めて知った)の口から語られているではないか。どうやら、ラードに秘密があるらしい。う~む、オランダ産の一級品ラードか・・・。

ということで、こんな写真を見て記事を読んでしまったら、大宝に行かないわけにはいかないではないか。(おい、どっちだ) 

で、9時40分に打ち合わせをそそくさと切り上げ、乃木坂を出て古川橋に直行。なぜか小雨降る降る古川橋。10時閉店に間に合うかと、どきどきしながら向かう。信号待ちで止まったあたりから遠めに見ると看板の照明がまだついている。セーフだ。ところが徐々に近づくと店前に何人かの人影があるではないか。まさか、ちょっとや~な予感。

車を止めて店前に行くと嫌な予感、見事的中。指折り数えて1-2-3-4-5-6。6人待ち! が~~ん。正確に言えば3人組、1人、2人組の計6人だ。(別に正確に言う必要はない) もう閉店時間だぞ。たまたま電話が入って、電話でしゃべっているうちに何人かがでて、しばらくして、席をやりくりして、6人が中に入った。で、中を覗いてソウル・サーチャーが見たものは? 

なんと、食べているのは2人で、2人がビールでギョーザ待ち。指折り数えるとまだ11人が、注文品を今か今かと待っているではないか。また、今日も「最後の客」かな。さて、どうしたものか。しばし、思案しながら暖簾(のれん)の下で待っていたら、店の外の照明が突然消えた。え~~っ。打ち止め? (笑) いやあ、待ってたら、いれてはくれるはず・・・。

しかし、おそらく11人分はこれから30-40分はかかるだろう。ここはあんまり迷惑をかけてもいけない。こんな調子がダンチュウ発売日の6日から2週間も続いていたら、小林さんの体に悪い。そこで僕は、やさしく帰って、少しでも彼らを楽にしてあげようと泣く泣く意を決した。これこそ「半常連の思いやり帰宅」である。古川橋に降る雨は、大宝チャーハン諦めの悲しみの涙だ。(おおげさすぎ) in the rain... しかし、ダンチュウ表紙とは・・・。おめでとうございます。だが、恨めしや~ダンチュウ効果・・・。(苦悩)

大宝チャーハン.jpeg
(写真は以前に大宝に行ったときに撮ったチャーハン)

■過去関連記事 大宝 『手渡されたバトン』

2003/05/13 (Tue)
Baton Was Passed On To
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200305/diary20030513.html
(40年間、毎日タンメンを食べに来たタクシー運転手さんの話が、好き。この話は、メモもとらず、もちろんテープもとらずに書いた。いまさらながらよく書けたものだと思う(笑))

DINING>RESTAURANTS>ESSAY

投稿者 吉岡正晴 : 03:02 AM | コメント (0)

September 19, 2007

Ono Hitomi Live

【小野ひとみライヴ】

薔薇。

またまた縁あって、70年代のディスコ・ヒットを黒塗りで歌う女版シャネルズことスリー・ビックリーズのメンバーのひとりヴァニラ役、小野ひとみさんの単独ソロ・ライヴへ。会場の六本木スイート・ベイジルの入口には40本の赤い薔薇が飾られ、そこには「あなたの村上より」という名札が。小野さんは、六本木のライヴハウスやバーなどで定期的に歌っているので、そのお客さんだろうか。わからん。3日後9月21日誕生日を迎えるので、大々的なバースデイ・ライヴだ。


前半は彼女が高校時代にテレビの洋楽番組『ベスト・ヒットUSA』やラジオなどでなじみになった作品を中心に、さらに第2部ではオリジナルを中心に聴かせた。

僕が座った近くに父親と娘の2人で来ているテーブルがあった。娘は10歳にもなっていないのではないか。その父親は娘に「これから歌う歌手の人は、パパが一番好きな歌手なんだよ」と言っている。「ママは知ってるの?」 「ママは知らないよ。だってパパが一番好きな歌手なんだから、ママは来ないんだよ」 って、よくわからん。(笑)

バックコーラスは小川里永子さん。なんと、スリー・ビックリーズのチェリーだ。そして、第2部ではもうひとりのハブこと俵山栄子さんも登場。スリー・ビックリーズの作品を白い3人がカヴァー(?=笑)して歌った。っていうか、この3人になると、がぜんトークがかしまし娘のお笑い系になるからすごい。っていうか本名で呼ばれても、わからん。(笑) 

スリー・ビックリーズの次にさらにびっくり~なゲスト、その昔ショーグン、ABズなどで活躍したギタリスト、芳野藤丸さんも登場した。

1部が始まったら偶然、僕の知ってる村上さんが入ってきた。おおっ。「あの薔薇、あげたんですか?」 「ちがうよ、俺じゃないよ。(笑) 俺もあれ見て、びっくりしたよ。酔っ払った勢いで俺が頼んじゃったのかと思ったよ(爆笑)」 とんだ同姓村上薔薇事件。そんな薔薇もさることながら、ステージの彼女に大きな大きな花束を手渡す人がかなりいたんで驚いた。客層は40代後半から50代にかけての男性が7割、あと女性ファン。 さて、バースデイ・ライヴ、本人はステージで「大台」「節目」とだけ語っていた。ま、『ベスト・ヒットUSA』(1981年~1989年)が放送されていた頃に高校生だったということで・・・。いずれにせよ、ハッピー・バースデイ!

そうそう、スリー・ビックリーズ、メンフィスでライヴをするそうだ。その応援ツアーのフライアーがテーブルにおいてあった。10月26日と27日、メンフィス・デルタ・キッチンというところでライヴを行う。応援ツアーは298,000円なり。

まじかい?(笑) でも、スタックス・ミュージアム、ウイリー・ミッチェル・スタジオ訪問なども。詳細はこちら↓ 
http://www.airlink.co.jp/raretabi/3b/index.html

■メンバー

小野ひとみ(vo)、宮部智夫(Tomochin)(key)、星牧人(key)、山名重徳(g)、谷源昌(b)、清水淳(ds)、澤田 英哉(tb)、 鍬田修一(sax)、阿久澤一哉(tp) ゲスト 小川里永子(スリービックリーズ)、俵山栄子(スリービックリーズ)、マーヴィン・ペイン(dance)

■セットリスト 

Setlist : Ono Hitomi Live @ Sweet Basil 139, September 18, 2007
セットリスト 小野ひとみ
[ ] denotes original

1st set
show started 20:02
01. MacArthur Park [Richard Harris, Donna Summer]
02. "Best Hit USA: Medley"- Flashdance...What A Feeling [Irene Cara]- Power Of Love [Huey Lewis & The News]- What A Fool Believes [Doobie Brothers]
03. Round Midnight [Thelonious Monk]
04. Cat [Original]
05. No One In The World [Anita Baker]
06. Don't Say You Know [Original]
07. "Stevie Wonder Medley" - Sir Duke - I Wish - Do I Do - Another Star
show ended 20:57

2nd Set
show started 21:15
01. Tears In Rain [3 Bicrees' Original] (White 3 Bicrees)
02. It's Raining Men [Weather Girls] (White 3 Bicrees)
03. Turquoise Blue [Original] (+Yoshino Fujimaru)
04. Responsibility [Original] (+Yoshino Fujimaru)
05. 足跡 [Original]
06. Blue Heaven [Original]
07. You Can Fly [Original]
Encore1. Medley: Shy Guy [Diana King] - Beat It [Michael Jackson] - To Love You More [Celine Dion]
Encore2. Fantasy [Earth Wind & Fire]
show ended 22:25

(2007年9月18日火曜、六本木スイートベイジル=STB139=小野ひとみ・ライヴ)

ENT>MUSIC>LIVE>Ono, Hitomi
2007-116

投稿者 吉岡正晴 : 03:00 AM | コメント (0)

September 18, 2007

Shioya Tatsuya Presents Gospel Experience Live

【塩谷達也ゴスペル・ライヴ】

勉強。

縁あって横浜モーション・ブルーでやるゴスペル・ライヴを見に行った。「塩谷達也プレゼンツ・ゴスペル・エクスペリエンス」というもの。塩谷さんは1970年生まれ。ICU(国際基督教大学)卒業後、黒人音楽を研究するためにニューヨークにわたった。教会でのゴスペルに衝撃を受け、1998年、クリスチャンになり、現在ゴスペルの普及に尽力しているという人物。ゴスペルを歌って10年近くになる、という。

バンドはドラム、キーボード、ベース、ギター。これに歌が塩谷さんを含め4人。その中に、このところあちこちでよく見かけるブラック・シンガー、オリヴィアがいた。モーションは教会関係者、コーラス・ファン、ゴスペル・ファンなどだろうか、満員になっている。さすが、ゴスペル・パワー。

音楽的には、塩谷さんがゴスペル曲を歌うときの声に光るものがあった。彼は相当ゴスペルの洗礼を受けているようだ。一方日本語で歌うオリジナル曲は完璧にJポップに聞こえたので、何でも歌えるということだろう。彼が司祭のごとく話をしたり、これらのバンド、歌、そして後半にでてきた12人のクワイアーなどをまとめる。

圧倒的だったのは、オリヴィア・バレル。先日、マルのライヴでもバックコーラスを担当していたカナダ出身のジャマイカ系黒人シンガー。途中で「ジーザス・ラヴズ・ミー」を歌ったが、これは圧巻。オリヴィアのソロはスケジュールがあわなかったりしてなかなか見られていなかったが、この日は偶然ながら、こうしたソロを聴けてよかった。声質は、シー・シー・ワイナンズ的なゴスペル・ベースの聴きやすいポップなもの。この曲はホイットニー・ヒューストンも歌っているせいか、少しホイットニー的な雰囲気も感じた。さらにアンコールの「アメージング・グレイス」でも数小節ソロを取ったが、これも存在感を見せつけた。

オリヴィアによると、彼女の出身地ジャマイカ(彼女はカナダに移住、その後日本にやってきている)の教会で歌われているゴスペルは、アメリカ、カナダのものとも若干違うという。アメリカのもののほうがよりコンテンポラリーで、ジャマイカのほうがよりトラディショナルな感じがする、という。

僕が思うのは、神のことを百万の言葉で語るよりも、オリヴィアの声で一語でも歌われた瞬間にゴスペルを感じるということだ。別の言い方をすれば「オリヴィアの声にゴスペルを聴く」という感じだ。

僕は、ゴスペルをソウル・ミュージックのルーツとして、音楽ジャンルのひとつとして聴くので、宗教的メッセージが必要以上に語られることを好まない。(ある程度は、その音楽の性質上かまわない) つまり、ゴスペルにもエンタテインメントを求めている傾向がある。たとえばそのライヴに行くのは、その時間なり音楽なりを楽しみたいと思うからで、説教を聴きたい、暗い話を聞きたいとは思わない。

なので、今回のライヴは若干MC(話)が僕には重かった。しかし、教会に行き、神に救いを求めたいと思う人にはそれが必要なのだろう。だからこうしたゴスペル系ライヴでは、どの観客にターゲットを絞るのかひじょうに重要な課題になってくるように思えた。そして、僕自身がゴスペルをどういう立ち位置で聴くのかということを再確認することになった。そういう意味で勉強になった。

■メンバー

TATSUYA SHIOYA(g,vo) presents "Gospel Experience"
塩谷達也 プレゼンツ「ゴスペル・エクスペリエンス」
塩谷達也(vo,g)、堀木健太(b)、佐藤五魚(key)、佐藤主一(g)、中原由貴(ds)、高森美和(vo)、Olivia Burrell(vo)、山根圭織(vo)

■セットリスト
Setlist : Shioya Tatsuya Presents Gospel Experience @ Motion Blue, Yokohama, September 17, 2007
セットリスト 塩谷達也 ライヴ
( ) denotes featured singer

show started 19:35
01. Falling In Love With Jesus (Shioya)
02. Hallelujah (Miwa)
03. Hail Jesus (Shioya)
04. Glad About It (Saori)
05. Jesus Loves Me (Olivia)
06. When I Think About The Lord (Miwa)
07. As The Deer (Shioya)
08. アタラシイウタ (Shioya)
09. I Need You To Survive (With Choir)
10. Total Praise (With Choir)
11. God Bless You (All)
Enc.1. Amazing Grace (Shioya-Miwa-Saori-Olivia)
Enc.2. I Need You To Survive (Repeat)
Enc.3. Hallelujah
show ended 21.51

(2007年9月17日月曜、横浜モーション・ブルー=塩谷達也・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Shioya, Tatsuya
2007-115

投稿者 吉岡正晴 : 02:49 AM | コメント (0)

September 17, 2007

Stevie Wonder's New Album Will Be Released By January?

【スティーヴィー、新作を来年1月までに発売したいと思う】

計画。

スティーヴィー・ワンダーが次のアルバムを制作し、来年1月までにリリースしたいと考えている。これは、昨年から伝えられているものでアルバムのタイトルは『ア・ゴスペル・トリビュート・トゥ・ルーラ』あるいは『ゴスペル・インスパイアード・バイ・ルーラ』というもの。スティーヴィーが久々のツアーを開始、そのデトロイトで記者会見を行い発表した。

2006年5月31日に、スティーヴィーの母ルーラ・ハーダウェイが死去。その悲しみと、母へトリビュートする意味で作品を作り始めた。スティーヴィーは、2008年1月11日に発売したいという。これは、母ルーラの78歳の誕生日になる。スティーヴィーはこの日にリリースするために、珍しく「締切」を意識している、という。

作品は、スティーヴィーがほぼすべての楽器を操りレコーディング。ツアー中でも、ホテルの部屋に機材を持ち込んでコツコツ録音してきている。この制作方法は、前作『ア・タイム・トゥ・ラヴ』と同様。そして、いくつかの部分をリアル・ミュージシャンにプレイしてもらう。前回で言えば、「ソー・ホワット・ザ・ファス」にプリンスのギターをいれてもらったり、アン・ヴォーグのコーラスをいれたりといった具合だ。

このアルバム用に十分な楽曲は揃っているという。トラディショナルなゴスペルだけでなく、母親が好きだった作品、母がスティーヴィーに教えた作品、あるいは、歌う言語も英語だけに限らず、ズールー語。ヘブライ語、アラビア語などで歌う作品もはいるかもしれない、という。

もし、1月11日に発売されると前作から約2年3ヶ月ぶりということになるが、これは近年のスティーヴィー作品のリリース頻度としては記録的な速さとなる。「でも、満足できる出来でなければ、リリースはしないよ。わかってるだろ」とスティーヴィーは言う。

しかし、スティーヴィーの新作情報は、あくまで「予定中の予定」だ。話半分に聞いておこう。

■過去スティーヴィー関連記事・一部

June 14, 2006
Stevie Wonder's Mother Died
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200606/2006_06_14.html
(スティーヴィーの母・死去のニュース、および葬儀の模様)

October 22, 2005
Studying "A Time To Love" Part 1
http://blog.soulsearchin.com/archives/000600.html

October 23, 2005
Studying "A Time To Love" Part 2
http://blog.soulsearchin.com/archives/000601.html
(前作『ア・タイム・トゥ・ラヴ』のアルバム・研究

ENT>MUSIC>ARTIST>Wonder, Stevie

投稿者 吉岡正晴 : 04:18 AM | コメント (0)

September 16, 2007

Shanti Will Showcase Her Newest Album "Share My Air" At Blues Alley

【シャンティ、ニュー・アルバムのショーケースをブルースアレーで】  

シェア(共有)。 

『ソウル・サーチン』イヴェントでも、マーヴィン・ゲイ、ルーサー・ヴァンドロスの回に登場し、しっとりとした歌声を聴かせ注目を集めたシンガー・ソングライター、シャンティがついに自身初のフル・アルバム『シェア・マイ・エア』を完成させ、そのお披露目ショーケース・ライヴを来る9月27日(木)目黒のブルース・アレーで行う。 

この新作『シェア・マイ・エア』は、1曲を除きすべて自作曲。昨年暮と2007年2月にフランス・パリへ行き、同地のミュージシャンとレコーディングしてきた。副題は「パリス・セッション」。参加ミュージシャンはジャン・ミッシェル・カジェダン(ギター)、スィエリー・ファンファン(ベース)、ジャン・フィリッペ・ファンファン(ドラムス)、マリオ・キャノンジェ(ピアノ、キーボード)ら。パリの音楽シーンで活躍するメンバーが揃い、生音中心のアコースティックなリアル・ミュージックに、シャンティのやさしい歌声が響く。 

シャンティはこれまでにも、テイク6、TOKU、日野賢二、五十嵐一生、マリーン、クリスタル・ケイなどの作品に歌詞を提供したり、桑田佳祐、クリスタル・ケイ、日野賢二らの錚々たるセッションや、ライヴに参加。あるいは、多数のCM作品を書いたりと着実に実績を積み上げてきた。そんな彼女がここ数年書き溜めた自作曲を集大成する意味で、自分の好きなパリのミュージシャンを起用してのレコーディングとなった。 

パリのデザイナーによるジャケットを制作し、パリ・プレス盤を作り、それを正式に輸入、その輸入盤でのリリースとなる。(パリ盤の正式な入荷日は未定) 

いくつかの曲は彼女の過去ライヴで披露されているが、今回のライヴでは、楽器構成もじっくりと練られたCDも完成し、よりグレードアップして聴かせることになりそうだ。現在、媒体用のサンプルを限定で制作、これをレコード会社、マスメディアなどに配布し、一般リリースへつなげる。このサンプルには全8曲が収録されており1曲だけがジョニ・ミッチェルのカヴァー「ア・ケース・オブ・ユー」を除いてすべて自作曲。全編英語で、透き通ったシャンティのヴォーカルが染み渡るなかなかの出来。またオリジナルもスローバラードからミディアム調までバランスよく構成されていて聴きやすい。 

シャンティのこのCDは、元々『セイクレッド・ソウル(神聖なる魂=ソウル)』というタイトルにしようかと思ったそうだが、最終的に『シェア(Share)=~を共有する』をキーワードにすべく、『シェア・マイ・エア(この空気を共にシェアしましょう)』になった。全体的には、わかりやすく言えば、ジョニ・ミッチェル、キャロル・キング、ローラ・ニーロ、シャーデー、ノラ・ジョーンズ的な雰囲気が漂う。日本でいうAOR(アダルト・オリエンテッド・ロック)的ともいえる作品なので、その類の音楽がお好きな方には特にお勧めだ。 

どの楽曲にもシャンティのソウルのピース(piece)が散りばめられていて、そこから紡ぎ出される音のひとつひとつは、喧騒を静寂の色に変え、荒れた心をやさしく癒す。そして、日本、アメリカ、フランスなどの国境、関係なし、音楽ジャンル、関係なし、言語、関係なし、人種、関係なし、季節、関係なしということもさりげなく主張する。いつでも、どこでも、どんなときでもこの音楽が流れてくれば、シャンティの空気がゆらりと漂ってくる。 

シャンティは言う。\"Music is light, music is love, this is what I can share with you..."(音楽は光、音楽は愛。これこそ、私があなたとシェア(共有)したいもの) 

『ソウル・サーチン』でシャンティを聴かれて興味を持たれた方、AOR系お好きな方、そして、なによりシャンティの光と、愛の音楽をシェアしてみたい方は、ぜひブルース・アレーにどうぞ。 

■シャンティ 『シェア・マイ・エア』  

Shanti : Share My Air (Hayama 0001) (日本発売は未定=年末までにパリ盤が輸入CDショップなどに並ぶ予定)  

1. I Got You 2. Sacred Souls 3. Summer Sun 4. Let's Live In The Light 5. A Case Of You 6. As God Loves you 7. Share My Air 8. Wake Up To The Sun

(なおアルバムについてのお問い合わせは、share_my_air@yahoo.co.jp まで) 

■シャンティ過去関連記事 

2004/03/20 (Sat)
Shanti Live At MoBius
http://www.soulsearchin.com//entertainment/music/live/diary20040320.html
(シャンティの初ライヴ評。2004年) 

April 04, 2006
"Soul Searchin Talking Vol.5" (Part 3)
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_04_04.html
(ソウル・サーチン~マーヴィン・ゲイに初登場。「ピーセス・オブ・クレイ」を熱唱) 

May 17, 2007
Shanti Live @ Blues Alley ; Music & Shanti Will Be As One
http://blog.soulsearchin.com/archives/001775.html
(シャンティ、前回ブルース・アレーでのライヴ評) 

July 15, 2007
Shanti Live At Motion Blue
http://blog.soulsearchin.com/archives/001893.html
(2007年5月のブルース・アレーでのライヴの短縮版) 

August 18, 2007
Live M! Day Two:
http://blog.soulsearchin.com/archives/2007_08_18.html
(先月、ライヴMでのライヴ。カヴァー曲中心のライヴ) 

■シャンティ 『シェア・マイ・エア』完成披露ライヴ@ブルース・アレー 

~シャンティ・『シェア・マイ・エア』完成披露ライヴ~ 
日時 2007年9月27日(木曜) 開場18時 ファースト19時半~、セカンド21時15分(入れ替えなし=ファーストとセカンドは曲目が変わります) 
会場  目黒・ブルースアレー http://www.bluesalley.co.jp/  
住所  〒153-0063 東京都目黒区目黒1-3-14 ホテルウィング・インターナショナル目黒B1F 
電話  03-5740-6041(予約専用電話)当日のお店の番号03-5496-4381  
料金 4000円(この他にテーブルチャージ525円、ご飲食代は別途) 
メンバー Philip Woo-Keyboards, "Hank"Nishiyama-Guitar, Hiromi Watanabe-Bass, Gary Scott-Percussion/Sax/Background Vocals, & Yoshitaka Shirane - Drums 

なお、ライヴへのご予約は直接、ブルース・アレーにおいれください。また、ブルース・アレーにつながらない場合はshare_my_air@yahoo.co.jp宛てに、お名前(フルネーム)、人数、連絡先電話番号をお書きの上、お送りいただければ、席をお取りします。折り返し確認メールをお送りします。 

ENT>MUSIC>ANNOUNCEMENT>Shanti


投稿者 吉岡正晴 : 03:18 AM | コメント (0)

September 15, 2007

Maceo Parker Thanks For Stuff At Blue...No, Billboard Live

【メイシオ、「ブル~~ノ~」と言う】

100%。

ギタリストの名前は、ブルーノー・スペイト。なんと、かつてアトランタのファンクバンド、SOSバンドにいた人物だった。ピーウイ、フレッド・ウェスリーを従えたメイシオは、かつてのJBホーンズ。このメンバーで横浜などで来日公演をしていたが、メイシオ・パーカー名義では、2001年4月、2005年9月以来ちょうど2年ぶり。その間にプリンスでの来日もある。メイシオ、マーサともに少し痩せたか? フレッドは相変わらずがっちりいい体格。

かつて自分の音楽を「98パーセントのファンク、2パーセントのジャズ」と宣言したメイシオだが、今日のこのファンク度合いは「100パーセント・ファンク」と断言しよう。

フレッドとメイシオはともに1943年生まれ、ピー・ウイだけ1941年生まれ、ちょっと先輩だが、ほぼ同世代の仲間。さすがにこの3人のホーンセクションは強力だ。今年4月にフレッドは、ファンク・マスターズで来ていたが、このときのジャボらオールド・スクールでやるのとまた違う。もちろん、フレッド、ピー・ウイなしのソロとも違う。おそらく、メイシオ、フレッド、ピー・ウイの3人を中心にしたバンド編成が一番はまるのではないかと感じた。長尺曲での3人のソロ・パフォーマンスの回しなどは圧巻だ。

3度の飯よりメシオが好きなソウルメイト、ハセヤンは「メイク・イット・ファンキー」のサビに行くところで、普通のファンクバンドだとが~~と行きたくなるのに、が~~といかずに、ぐっと引いて押さえるところが並じゃあできない、と感心。

そしてショー半ばで登場、毎度おなじみマーサ・ハイは見事な「シンク」を聴かせる。一方、コーラスを取る男性シンガー、コーリー・パーカーはメイシオの息子。また、メイシオがドラマーに向かって腕で指示をする様は、御大ジェームス・ブラウンを思わせた。しかし、そういえば、ボビー・バードの死去にはなんら触れなかった。まさかまだ知らないのかなあ・・・。

アンコールで、メイシオがマイクを取り、会場の照明や音響らスタッフに感謝を述べた。そして「and blue no...」と言って、瞬間にフリーズ、目の前のテーブルにあったメニューを取り上げ、「ビルボード・ライヴッ!!」と言い直し叫んだ。しかし、そのときすでに観客からやんやの喝采を浴びた。「オオッ、ノー」などこの日一番沸いた瞬間かもしれない。(笑) ま、ミスター・ブラウンがバンマスだったら、ミスター・ブラウンはメイシオに右手を広げて「わかってるな」と恫喝するであろう。(右手を広げられたら、5ドルの罰金という意味)

アンコール曲「ホワット・ユー・ノウ・アバウト・ファンク」から「ソウル・パワー」などのリフへの続くあたりは、怒涛のファンク。ぐちゃぐちゃどろどろファンクが炸裂、ファンク度は100パーセントから120パーセントへジャンプ・ア~~~プ! 間違いなくジェームス・ブラウンのDNAとレガシーはここに受け継がれている。

こんなファンクの洗礼を受けたら、黙ってまっすぐ家には帰れない・・・。

■メイシオ・パーカー最新作『M2~パワー・アンド・グレイス 』

M2~パワー・アンド・グレイス
マーカス・ミラー メイシオ・パーカー パッチェス・スチュワート フレッド・ウェズリー ケニー・ギャレット ハイラム・ブロック ポール・ジャクソンJr ヒューバート・ロウズ ジェームス・カーター バーナード・ライト
ビクターエンタテインメント (2001/03/23)
売り上げランキング: 33063

■過去関連記事

September 02, 2005
Maceo Parker Live: Another Minister Of Funk
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200509/2005_09_02.html(前回ライヴ評、セットリスト、メンバー表も)

April 21, 2007
Show James Brown And Don Katsumoto Live Of FunkMasters
http://blog.soulsearchin.com/archives/001722.html

April 23, 2007
FunkMasters : Good Audience Makes Good Performance
http://blog.soulsearchin.com/archives/001731.html(フレッド・ウェスリーを含むファンク・マスターズ・ライヴ評)

■メンバー

メシオ・パーカー/Maceo Parker (Alto Saxophone/Vocals)
フレッド・ウェズリー/Fred Wesley (Trombone)
ピィー・ウィー・エリス/Pee Wee Ellis (Tenor Saxophone)
マーサ・ハイ/Martha High (Vocals)
コーリー・パーカー/Corey Parker (Vocals)
ブルーノ・スペイト/Bruno Speight (Guitar)
ウィル・ブールウェア/Will Boulware (Keyboards)
ロドニー・”スキート”・カーティス/Rodney "Skeet" Curtis (Bass)
ジャマル・トーマス/Jamal Thomas (Drums)

■セットリスト

Setlist : Maceo Parker @ Billboard Live, October 12, 2007
セットリスト メイシオ・パーカー 
[ ] indicates album
compiled by the soul searcher

show started 21.35
01. Intro / Fiesta
02. Off The Hook [Made By Maceo]
03. Make It Funky - A Riff Of "It's Too Funky In Here"
04. Children's World [Roots Revisited]
05. Uptown Up [Funk Overload]
06. Think (Featuring Martha High)
07. (Funky Good Time) Doing It To Death
Enc. What You Know About Funk? [School's In]
Enc. Pass The Peas - A Riff Of "Soul Power"
show ended 23.02

(2007年9月14日金曜、東京・ビルボード・ライヴ=メイシオ・パーカー・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Parker, Maceo
2007-114


投稿者 吉岡正晴 : 04:11 AM | コメント (0)

September 14, 2007

Bobby Byrd Dies At 73: I Know You Got Soul

【ジェームス・ブラウンの相棒ボビー・バード死去】

パートナー。

長年のジェームス・ブラウンのコラボレーターであり、多くの作品の共同作者でもあったボビー・バードが2007年9月12日(水曜)、 ホームタウンのローガンヴィルの自宅で家族などに見守られながら死去した。73歳だった。死因はガン。

ボビー・バードは、ジェームス・ブラウンの大ヒット曲「セックス・マシーン」でブラウンが「ゲッタップ」と歌うと、「ゲットンアップ」と合いの手を打つシンガーとしても有名。これ以外にも初期のジェームス・ブラウン作品でコーラス、合いの手などで参加している。

ボビー・バードは1934年8月15日ジョージア州トコア生まれ。彼は、1950年代初期にジェームス・ブラウンが刑務所に入っているときに知り合い、バードが持っていたゴスペル・グループにブラウンを誘った。バード一家は、ブラウンの後見人として早期出所に力を貸しブラウンの面倒をみた。

以後、ブラウンとバードはゴスペルを中心とした音楽活動を続け、次第にブラウンが頭角を出すようになる。ブラウンが1956年に「プリーズ・プリーズ・プリーズ」で大ヒットを飛ばすと、その後バードはブラウンのバンドで活動。1970年代初期までファミリーの一員として活動した。ちょうど同時期にジェームス・ブラウン・ファミリーにいた女性シンガー、ヴィッキー・アンダーソンと1970年に結婚。後にイギリスを本拠に活躍するR&Bシンガー、カーリーン・アンダーソンは娘。

バードはブラウン・ファミリーを脱退後1971年、ソロ・シングル「アイ・ノウ・ユー・ガット・ソウル」をリリース、これが大ヒット。またこの曲は後にパブリック・エナミー、エリック・B・ラキーム、アイス・キューブら多くのヒップ・ホップ・アーティストにサンプリングという手法で使われることになる。

バードとブラウンの関係は、グループに戻ったり、出たりといった具合だった。

ボビー・バードはヴィッキー・アンダーソンとともに1988年4月、ライヴ・コンサートのため来日している。

バード夫妻は、昨年12月のジェームス・ブラウンの葬儀でも歌っている。

+++++

Another One Followed Boss

再び、ソウル・ファンに衝撃のニュースが走った。

ボスの後を追い、またひとり相棒(パートナー)が逝ってしまった。

僕がボビー・バードに会ったのは1988年4月、愛妻ヴィッキー・アンダーソンとともに来日したときのこと。ヴィッキーとともにインタヴューした。あのときは、渋谷のクアトロでライヴがあったと記憶するが、そのライヴ自体はちょっとしたトラックで歌うような少々期待はずれのものではあった。だが、長年のブラウン・ファミリー好きにとっては、ボビー・バードは格別の存在だった。

なにしろ、1970年代初期にブラウンストーン・レーベルやクワンザ・レーベルの7インチを死に物狂いで集めたシンガーだ。ジェームス・ブラウンとは一味違って、しかし、まさにファミリーの一員というひじょうにユニークなポジションのシンガーだった。

その後1996年1月、ミスター・ブラウンのワイフ、エイドリアンさんの葬儀に出席したときに、やはり、バード・アンダーソン夫妻と再会した。そのときに「以前日本で会った」というようなことを言ったら、「おお、そうかそうか」と覚えてはいなかっただろうが、ひじょうに上機嫌で応対してくれた。彼はいつも笑顔という印象がある。だからとても人なつっこく見える。

ヴィッキー・アンダーソンは、ボビーの作品の中で「ベイビー・アイ・ラヴ・ユー」が好きだという。これは、ボビーが初めて彼女のために書いた曲だそうだ。

ミスター・ブラウンと一歳違い。どちらも73歳で旅立った。天国でのミスター・ブラウンとの再会を祝して・・・。

■ボビー・バード ベストアルバム

アイ・ノウ・ユー・ガット・ソウル~ベスト・オブ・ボビー・バード\
ボビー・バード
ユニバーサルミュージック (1995/12/01)
売り上げランキング: 332495

ENT>OBITUARY>Byrd, Bobby / August 15, 1934 - September 12, 2007 (73)

投稿者 吉岡正晴 : 02:41 AM | コメント (0)

September 13, 2007

Maru Will Write New Song With Each Live

【マル、ライヴごとに新曲1曲を課す】

課題。

だいたい2-3ヶ月に一度のペースでコンスタントに自身のライヴを敢行しているマル。「関西系ファットママ・シンガー」とのキャッチフレーズで躍進を続ける。ニューヨークのベース奏者、塩田さんのライヴ(モーション・ブルー)、黒沢薫さんのライヴでのバック・コーラス以来、ソロとしては5月以来のもの。

バンドは、ドラム、ギター、ベース、キーボードにコーラス2人の編成。このうち、ドラム、ベース、キーボードが現在スガシカオ・バンドのメンバーになっている。

歌声は強く、MCのトークも冴える。今回聴いた中では、スティーヴィーの「ノックス・ミー・オフ・マイ・ハート」が意外と彼女にあってる選曲に思えた。マリーナ・ショウの2曲も、もちろん彼女にとってはかなりの「オハコ」だが、これを聴いていて、ひょっとしてアニタ・ベイカー系の曲も彼女にはありかな、とも、ふと思った。

終わってみればアンコール含め、一時間半・超のライヴをなんなくこなすマル。フル・アルバム・デビュー前なのになかなかすごいね。やはり、ミュージシャン、シンガーはライヴで鍛えてからデビューというのがいい。

アンコール後にでてきたブレイズというヒップホップ・ユニットの2人組みとの絡みは、フリースタイルでその場でやったものだという。彼らは普段は3人で活動しているようだが、彼らのビデオにマルがゲスト出演したことでこの日ライヴに飛び入りしたらしい。一見ブラックなのだが、流暢に日本語を話す。ハーフだそうだ。この日登場したのはアーク(Ark)とイゴール(Igor)。歌も少し聴かせたが、なかなか印象的な声でおもしろい。話をしたいなと思ったら、すぐに帰ってしまった。

もうひとりこの日バックコーラスにいた長谷川雅洋さんもかなりユニークな声を持っていた。バランスの関係で、彼の歌をじっくり聴けなかったがバックコーラスにしては、目立つのでいい意味で気になった。

そこでライヴ後、話を聞くと「1025ゴスペル・クワイアー」で歌っていた、という。さっそくライヴ評をひっくり返して見てみると、あった。下記ブログでの「マサヒロ」くんというのが彼だった。

August 27, 2006
1025 Gospel Choir Live: Audience & Singers Become As One
http://blog.soulsearchin.com/archives/001226.html

ジェイ公山ばりと書いてある。そうだった、そんな感じだ。すると、最初に影響を受けたのが、「ザ・ダーク・エンド・オブ・ザ・ストリート」のジェームス・カーだというではないか。22歳だというのに、驚かされた。聞けば実家ちかくにレコードコレクターがいて、その人に聴かされ気に入ったという。どちらかというと、オーティスやジェームス・カー、あるいはウイルソン・ピケットなどのシャウト系が好きだそうだ。まだ学生でソロ活動などは行っていないというが、気になる人材だ。

マルはアルフィーでのライヴ後、いよいよブルース・アレーにソロで登場。毎回のライヴごとに1曲新曲を書くと自身に課題を与えている。今回も1曲目がそれだった。とってもいいことです。

■マル今後のライヴ

2007年10月13日(土曜)六本木アルフィー
http://homepage1.nifty.com/live/alfie/alfieTop.html
東京都港区六本木6-2-35 ハマ六本木ビル5F (日比谷線六本木一番出口出てすぐ右) 03(3479)2037
演奏時刻:20:00、22:00より (開場 19:00)
Charge \3,675 Drink別

2007年11月7日(水曜)目黒ブルースアレー
http://www.bluesalley.co.jp/index.html〒153-0063 東京都目黒区目黒1-3-14 ホテルウィング・インターナショナル目黒B1F 03-5740-6041(予約専用電話)当日のお店の番号03-5496-4381
開場18:00 開演19:30~ 21:15~
前売券 テーブル席(指定)\4,000 当日券は\500UP (各税込)

■オリヴィア・ライヴ

バックコーラスのオリヴィアのミニ・ライヴ。ギタリストと2人で軽くやるライヴ。
2007年10月5日(金曜)祖師ヶ谷大蔵カフェ・ムリウイ
http://www.ne.jp/asahi/cafe/muriwui/info.html(音楽チャージなし=時間は未定なのでお店にお問い合わせください。だいたい7時過ぎになりそうとのこと)
〒157-0072 世田谷区祖師谷4-1-22-3F
03-5429-2033

■マル過去関連記事

May 15, 2007
Maru Live; Takeo & Mana Live
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200705/2007_05_15.html(前回ライヴ評=ここに過去記事一覧があります)

■MARU バンドメンバー

林田“pochi”裕一(key)
渥美幸裕(guitar)
坂本竜太(bass)
岸田容男(drums)
Olivia(vocal)
長谷川雅洋(vocal)

http://www.marudiva.com/

■セットリスト

Setlist : Maru live at Plug, Shibuya, September 12, 2007
セットリスト マル 

show started 20:44
01. Jewels (新曲)
02. Can't Stop
03. Loving You Is Like A Party [Marlena Shaw]
04. Street Walking Woman [Marlena Shaw]
05. Hiding
06. Knocks Me Off My Heart [Stevie Wonder]
07. Come Inside
08. Music
09. 少しだけ
10. Shining Star
11. 守りたいから
Enc. Happy Birthday to Sakamoto & Kishida
Enc. Ordinary People [John Legend]
Enc. "Freestyle, No title" (With Blendz)
show ended 23.22

(2007年9月12日水曜、渋谷プラグ=マルmaruライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>maru
2007-113


+++++++++++++++++++++++++++++

投稿者 吉岡正晴 : 01:32 PM | コメント (0)

(速報) Bobby Byrd Dies At 73

【ジェームス・ブラウン・ファミリーのボビー・バード死去】

死去。

ジェームス・ブラウン・ファミリーの一員であり、ジェームス・ブラウンと多くの作品で共演してきたボビー・バードが2007年9月12日(水曜)、 ホームタウンのローガンヴィルの自宅で家族などに見守られながら死去した。73歳だった。死因はガン。

(詳細はのちほど)

投稿者 吉岡正晴 : 09:50 AM | コメント (0)

September 12, 2007

Joe Zawinul Dies At 75: Another Great One Down On 911

【ジャズ・キーボード奏者ジョー・サビヌル死去】

革新的。

ジャズ・キーボード奏者、ジョー・ザビヌルが2007年9月11日、生まれ故郷オーストリアのウイーンで亡くなった。75歳だった。ジョー・ザビヌルは1932年7月7日ウイーン生まれ。チック・コーリア、ハービー・ハンコックらと並んで、ジャズ、フュージョンの発展に大きく寄与した。

奨学金を得てボストンのバークリー音楽院に入学するが、すぐにプロの道へ。1961年キャノンボール・アダレーのバンドのキーボード奏者になる。ここで彼の書いた「マーシー・マーシー・マーシー」が大ヒット。

1969年にマイルス・デイヴィス・グループのレコーディングに参加。アルバム『イン・ア・サイレント・ウェイ』、『ビッチズ・ブリュー』などの傑作に寄与した。『ビッチズ・ブリュー』では当時のアナログ片面全面を費やした「ファラオズ・ダンス」に参加して話題を集めた。

その後1970年、ウェイン・ショーター、ミロスラフ・ビトウスらとともにウェザー・リポートを結成、大センセーションを巻き起こす。 ここには、天才ベース奏者ジャコ・パストリアスも抜擢。

ザビヌルの作品の中では1977年のアルバム『ヘヴィー・ウェザー』に収録された「バードランド」も有名。特に、マンハッタン・トランスファーが録音しヒットさせ、彼らの重要な持ち歌になった。1986年にウェザー・リポート解散、1995年ザビヌル・シンジケートを結成、ここでリチャード・ボナを起用。2006年には、日本の男性向けファッション誌「Z(ジー)」の表紙を飾っていた。

彼はエレクトリック・ピアノの初期から使用、さらにシンセサイザーも早くから導入。常に革新的に新しいサウンドに挑戦してきた。

ザビヌルは、ヨーロッパツアーを終えて1週間もしない9月7日に入院、その後9月11日に帰らぬ人となった。ガンだった、という。最近では1997年(渋谷クアトロ)、2003年10月、2005年5月、2006年8月(ブルーノート)などに来日していた。

■マイルス・デイヴィス 『ビッチズ・ブリュー』

ビッチェズ・ブリュー+1
マイルス・デイヴィス ウェイン・ショーター ジョー・ザビヌル チック・コリア ビリー・コブハム デイヴ・ホランド ジョン・マクラフリン ベニー・モウピン ジャック・ディジョネット ドン・アライアス
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■ウェザー・リポート 『ヘヴィー・ウェザー』

ヘヴィー・ウェザー
ヘヴィー・ウェザー
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ウェザー・リポート
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ENT>OBITUARY>Zawinul, Joe / July 7, 1932 - September 11, 2007 (75)

投稿者 吉岡正晴 : 04:30 AM | コメント (0)

September 11, 2007

The 4th Gold Concert: Challenged Musicians' Challenge

【第4回ゴールドコンサート―チャレンジド(障がい者)・ミュージシャンの競演―】

チャレンジ。

体になんらかの障害がありながらも、一心に音楽に挑戦しているミュージシャンたちのコンサートが、過去3年間開かれ、その第4回が来る10月8日(月曜=体育の日で祝日)、東京国際フォーラム・ホールCで開催される。今回は、スペシャル・ゲストで木下航志(きした・こうし)が登場する。タイトルは「第4回ゴールド・コンサート―チャレンジド(障がい者)・ミュージシャンの競演―」。

今年で4回目を迎える「ゴールド・コンサート」は、全国から集まったCD、テープなどを審査、優秀な11組を国際フォーラムに招き、観客の前でライヴ・パフォーマンスを見せ、優勝者を決めるもの。障害は、目が不自由、歩行が不自由、手足が不自由、耳が不自由などさまざま。

審査員たちが審査をしている間、スペシャル・ゲストのライヴが行われるが、今年は木下航志が歌を披露する。また、彼と昨年の優勝者との共演も予定されている。また、このライヴの模様は、日本バリアフリー協会のホームページでも生中継される。

チケットはまだ入手可能なので、興味のある方は、下記問い合わせ先にお問い合わせの上、ご購入ください。

■ゴールドコンサートのホームページ(当日のインターネット生中継もここ)
http://www.npojba.org/goldconcert.htm


日時: 2007年10月8日(月・祝)15:30開場 16:30開演
会場: 東京国際フォーラム ホールC (最大1,502席)〒100-0005 東京都千代田区丸の内3丁目5番1号 電話 : 03-5221-9000
http://www.t-i-forum.co.jp/function/map/index.html
主催: NPO法人日本バリアフリー協会 
http://www.npojba.org/
チケット料金:  SS席指定 3,500円(△:残りわずか)、S席指定 3,000円 、A席自由 2,000円(A席のみ高校生以下の児童・生徒及びご引率の保護者・教員の皆様は無料。但し、事務局に要事前申込) 車いす席・*聴覚障がい者席指定 2,000円(△:残りわずか)(必要な方は介添者1名無料。これを希望される方は、必ず事務局まで事前にご連絡ください)
○「チケットぴあ」用(Pコード:609-888)電話:0570029966
出演:  テープ・CD審査を合格した11組(11組の詳細は↓)
http://www.challenged-music.net/gchp/gc4_entrant.htm
特別ゲスト: 木下航志
審査: 委員長・弘田三枝子 特別審査員・湯川れい子、吉岡正晴ほか計10名
賞 : グランプリ、準グランプリ、審査員特別賞
司会: 鮎貝健、長崎圭子
ビデオメッセージ: 東儀秀樹、大黒摩季、エーバルト・クロー(デンマーク筋ジストロフィー協会・会長)
チケット問い合せ先: NPO法人日本バリアフリー協会 ゴールドコンサート事務局
〒102-0084東京都千代田区二番町11-1-505 TEL:03-5215-1485 FAX:03-5215-1735 info@npojba.org

+++++

ENT>ANNOUNCEMENT>LIVE>Gold Concert Vol.4


投稿者 吉岡正晴 : 05:56 AM | コメント (0)

September 10, 2007

Danceman & The Bandman: 5th Yokohama Summer Funk Festival 2007

【ダンスマン~横浜サマー・ファンク・フェスティヴァル】

熱気。

今年で5回目を向かえる『横浜ファンク・フェスティヴァル』。2003年から最初はレンガ倉庫でやっていたものが、今年からランドマーク・タワー内ランドマーク・ホールへ。徐々に規模が大きくなり、今回は横浜ファンク・フェス史上最大の1100人以上を動員。僕はしばらく前に着席制の「ニューヨーク・ハーレム・ナイト」を見ていたので、この人数には腰を抜かした。入口から人がいっぱいで中へもう入れない。立錐の余地なしとはこのこと。ざっと見て9割方女性ファンか。

今回は、ダンスマンが「ソウルパワー」などで仲良くなったゴスペラーズのうち、別の仕事で来られなかった黒沢薫を除く4人=その名も「ヨンペラーズ」、スクープ・オン・サムバディーからタケ(TAKE)、さらに、ズーコがゲストで登場。ひじょうに盛りだくさんの内容になった。

バンド編成は、ドラムス、ギター、ベース、キーボード、DJ(ターンテーブル)、ホーンセクション5人、コーラス3人(うち1人チャッカマン)にダンスマン。14人がオンステージ。ここにゲストが加わる大所帯だ。基本はダンスマンのヒット(ソウル・ヒットを空耳でやったもの)を中心に、途中タケ、ヨンペラーズとのコラボなどをはさむ。おおざっぱに言うと、前半がダンスマンヒット、中盤がゲストを向かえてソウルヒットのカヴァー、後半が再びダンスマンヒットという感じ。

ほとんどダンス・ヒット曲なので、会場の観客もずっと踊り続けていて、超熱気むんむんになっていた。「ソウル・パワー」同様、このライヴ・イヴェントも来年以降、ぜひ続けていってもらいたい。

村上はアンコールのところで呼び込まれ、武田哲也の「母に捧げるバラード」をダンスマンと一緒に作ったが、「ダンスマンほど、自分の好きな音楽を雑に愛してる人はいないですよ。こんなに乱暴に抱きしめる人はいないわけよ(笑)」とダンスマンのことを高く評価した。

ダンスマンが「背の高いヤツはジャマ」でデビューしたのは、1998年3月のこと。まもなく10年になる。その間、ひたすら空耳道を追求し、ソウル空耳替え歌をひとつの形にした。ソウルの名曲はいくらでもある。ワン・アンド・オンリーのこの路線で、これからもぜひがんばって欲しい。

■ダンスマン・最新作

ダンス☆マン リターンズ
ダンス☆マン
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■セットリスト

Setlist: Danceman @ Yokohama Landmark Tower, Landmark Hall, September 9, 2007
セットリスト ダンスマン 横浜ランドマーク・ホール

show started 17:55
00. SE~チャッカマン登場
01. ダンス☆マンのテーマ
02. 釣りしよう! ほら、サオふろう![Freak Show On The Dance Floor]
03. 赤ちゃんこんにちは21 [Dance Floor]
04. Kitaaa!
05. Superstition [Stevie Wonder] (TAKE from Skoop On Somebody)
06. Ain't No Stoppin' Us Now [MacFadden & Whitehead] (TAKE from Skoop On Somebody)
07. If I Ain't Got You [Alicia Keys] (Zooco)
08. I Believe In Miracles [Jackson Sisters] (Zooco)
09. My Girl [Temptations] (ヨンペラーズ)
10. Love Machine [Miracles]  (ヨンペラーズ)
11. シャツたたんで収納 [Shine On] 
-- (ニセダンスマン)
12. ドーム3コ分ってどのくらい?[Only So Much Oil In The Ground]
13. グッと耐える [Good Times]
14. 二人のラブ・ゾーン (Zooco & 村上てつや)
15. じゃあ明日にすれば?[Just The Two Of Us] (TAKE)
16. 背の高いヤツはジャマ [She's A Bad Mama Jama] (ヨンペラーズ)
17. ダンス部部長南原 [Boogie Wonderland] 
Enc1. いつもゴールデンかラブラドール [Greatest Love Of All]
Enc2. 接吻のテーマ [September] (TAKE + Skoop On Somebody + Zooco + ヨンペラーズ)
show ended 20:09

(2007年9月9日日曜、横浜ランドマークタワー・ランドマークホール=ダンス☆マン・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>DANCE☆MAN
2007-112

投稿者 吉岡正晴 : 01:59 AM | コメント (0)

September 09, 2007

Amy Winehouse: A Star Is Born

【エイミー・ワインハウスは、リハブに入ったらダニー・ハザウェイやレイ・チャールズから学べなくなるから、入りたくないと言う】

新星。

このところ個人的にヘヴィー・ローテーションになっているのが、イギリスのシンガー、エイミー・ワインハウスの新作アルバム『バック・トゥ・ブラック』だ。最初のシングル「リハブ」を始め、全体的に1960年代風の香りが漂う。1983年9月14日イギリス生まれ、現在23歳、今週24歳になる。

このシンガー、すでにラジオなどでけっこうかかり始めているが、たとえば、山野楽器の長谷部さん(54)も大のお気に入りで、さっそく今日の「山野ミュージック・ジャム」のコーナーでも紹介することになった。かと思えば、マーチンさんマネージャーみぽりんさん(40)も、特に「リハブ」はシャネルズの曲を聴いて作ったんじゃないか、と疑っているもののめちゃお気に入り。かと思えば、『ソウル・ブレンズ』ディレクター波さん(31)も、早くから注目して個人的へヴィロテに。かと思えば、女子大生さっちゃん(20)も、何度か聴いているうちに、中毒状態になりつつある。

というわけで、20代から50代まで幅広い層から支持を集めているエイミー・ワインハウス。サウンドは、60年代のロネッツやモータウン・サウンドなどを元に作っていて、かなり昔風。メロディーもイギリスものだけに、日本人受けする。しかも、プリンスからオープニング・アクトをやらないかと誘われたり、ミック・ジャガーと共演したりと、ミュージシャン間の人気も抜群だ。

エイミーは、2007年5月18日にフロリダ州マイアミで、ブレイク・フィルダー・シヴィルという男性と結婚した。彼とは2年前につきあっていたが、一時期彼が元恋人とよりを戻していた。それを乗り越えての結婚だった。最新作『バック・トゥ・ブラック』には、そのブレイクとのいろいろな出来事(自分の失恋、復縁など)が描かれている。タイトルは、彼氏に去られて「真っ暗に舞い戻る」という感じだ。

15歳で高校を放校となり、酒と男に溺れ、酒のリハビリに行けとマネージャーに言われたところ、そのマネージャーのクビを切り、その時のことを曲にしたのが、「リハブ」だという。

「リハブ」には、レイやハザウェイがでてくる。そう、レイ・チャールズやダニー・ハザウェイだ。「リハビリに行かせようとしたって、絶対行かない。家でレイ・チャールズを聴いてたほうがマシ。70日も入ってるなんて、とっても無理無理。リハビリ行ったって何も覚えやしないんだから。リハビリに入っちゃったら、ミスター(・ダニー)・ハザウェイも聴けなくなって、ダニーから学べることも学べなくなっちゃうんだから」

この後に、「もっとも、ショット・グラスをひっかけ飲んだところで、学ぶこともないんだけどね」というオチもある。そう、リハビリに入ったら、レイやダニーが聴けなくなってしまい、彼らから学べることも学べなくなる、という主張だ。

コンサートやインタヴューのドタキャンも日常茶飯事か、エイミー。それは破天荒なエイミー。プリンスが気に入るというのもわかる。日本での快進撃はこれからだ。

■エイミー・ワインハウス『バック・トゥ・ブラック』

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Amy Winehouse
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(今日の『ソウル・ブレンズ』~「山野ミュージック・ジャム」[16時半~、インターFM76.1mhz]でエイミーのアルバムをご紹介します)

ENT>ARTIST>Winehouse, Amy

(10月2日、一部書き直しました)

投稿者 吉岡正晴 : 04:49 AM | コメント (0)

September 08, 2007

What Happened Between First & Second Show

【エナメル楽屋にて】

速攻。

クロポンの日、9月6日、台風9号、会場は目黒(メ・クロ)のソロ・ライヴ。実はファーストを見た後、黒沢薫さん、マーチンさんのエナメル楽屋に挨拶に行った。

さすが、エナメル楽屋といわれるだけのことはある。壁一面エナメルでピカピカに塗られ、白いスーツ、白黒のスーツなど80着が壁の端から端までだ~っとハンガーにかけられ、まるでエナメル・ブティックのよう、さらに、黒のサングラス100本ちかく置かれ、まるでエナメル・サングラス博物館のよう、そしてそして極めつけは、白、黒、いろいろとりどりなエナメル靴がイメルダ婦人のシューズケースのようにまるでワシントン靴店銀座本店かと思われるほど置かれていた。

きっと、ブラザー・スズとブラザー・クロはその瞬間の気分でどのスーツを着て、どのサングラスをかけ、どのエナメルシューズを履くか決めるのだろう。ここにいると、相当エナメル気分が盛り上がる。

そんな中、ブラザー・クロが「エナメル6箇条」を小さな声で緊張しながら復唱する横で、ブラザー・スズは出番も一番最後のせいか、かなりリラックスしていて、エナメルで覆われた特注エナメル・テレビをつけ、ちょうどやっていた『うたばん』を見ていた。すると宇多田ヒカルが出ていて、その前で小島よしおが、「そんなの関係ねえ!」のネタをやって、受けていた。

すくっと立ち上がったマーチン、「おおっ、黒沢!」と呼ぶ。「頭のMCこうしよう。我々がエナメル・ブラザーズです」(ブラザー・スズ) 「我々がエナメル・ブラザーズです」(ブラザー・クロ) 「台風9号が近づいています」 (ブラザー・スズ) 「台風が近づいています」(ブラザー・クロ) 「それで、俺が1,2,3ってカウントするから、『そんなの関係ねえ!』を3回な。いいか。で、『オッパッピー』な」(ブラザー・スズ) 「はいっ!」(ブラザー・クロ) 

前々からクロポンは、マーチンさんは本番直前であろうが、いつであろうが、何かぽ~~んとアイデアが浮かんだら、すぐに実行するので、ときどきついていけないこともあるとこぼしていた。振り付けなどのアイデアも本番直前にこういう振りでとその場で教えたりすることがあるという。マーチンはマーチンで、「おれって、何かにインスパイアーされたりすると、すぐいろんなアイデアがぽんぽん出てきちゃうんだよ」と突然浮かんだアイデアを速攻で実行するのをよしとしている。

歌の練習などせずに、何度かネタのタイミングあわせをする2人。まるで漫才コンビだ。そして、セカンド・ショーのアンコール。ブラザー・クロに呼び込まれ熱狂する観客にもみくちゃにされながら、さっそうとステージに登場したブラザー・スズ。イントロのドラムが鳴る間、さっきまで練習したネタを披露。観客からはバカ受けだ。ところが、ブラザー・クロが「そんなの関係ねえ!」を3回言って「オッパッピー」のあとの台詞を忘れてしまったのだ。そこで、もう一度。再び出てこない。結局、3回やって、曲に行った。

というわけで、ファーストのアンコールではこのネタはない。なにしろ、ファーストとセカンドの間に生まれたアイデアなのだ。マーチンのネタ取り入れ速攻実行の真髄を垣間見た瞬間であった。

なお、エナメル楽屋の描写について、若干の誇張があるかもしれません。あなたのイマジネーションをお使いの上、お読みください。おっと、「そんなの関係ねえっ!」

(2007年9月6日木曜、目黒ブルース・アレー=黒沢薫・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Kurosawa, Kaoru
2007-110

黒沢薫 ソロライヴ 目黒ブルース・アレー 鈴木雅之 エナメル・ブラザース 

投稿者 吉岡正晴 : 03:47 AM | コメント (0)

September 07, 2007

Kurosawa Kaoru: You Are In The Circle Of Destiny

【台風9号ものともせずに黒沢薫ソロ・ライヴ敢行】

運命。

黒ポンことゴスペラーズの黒沢薫、2年ぶりのソロ・ライヴは彼にとってあこがれの「いつかやりたかったライヴハウス=ブルース・アレー」でのものになった。キーボードの松本圭司や、「ソウル・サーチン」などでのゲスト出演はあったものの、ここでフル・ショーは初めて。収容人数的にもいっぱいいっぱいで、大型台風9号がやってきていても、ファーストとセカンドを入れ替えにしても、それでも、立見が多数でた。

新しい黒沢薫バンド(略すとKKBか?)との相性もよく、前半のソウル・カヴァーは本人が一番こういうのをやりたかったというだけのことはある熱唱だった。特に、ジョニー・ギルの「マイ・マイ・マイ」のこぶしのところなど、完璧にコピー、さらに、ジョーの「オール・ザ・シングス」などは、僕は前々日にビルボード・ライヴでオリジナルのジョー・ヴァージョンを見ていただけに、そのジョーより正確な歌いっぷりに感心した。

黒沢さんは、ここで観客席の前列のファンと握手をした。彼も見たジョーのステージで、ジョーがこの曲でステージから観客席に下り、ファンと握手をしたりハグしたりしているのを見ていいなあ、と思ったので、自分でもやってみたという。ジョーの元にはファンからたくさんの花束や一輪花などが手渡されたが、いずれ黒沢ソロ・ショーでもこのジョーの作品あたりでシンガーに花を手渡すシーンなどもでてくるかもしれない。

また、「ウインディー・ラヴ」から同じリズムをキープしながら、山下達郎さんの「あまく危険な香り」へもっていくところなど、黒沢趣味全開だ。あるいは、ちょうど2006年7月の『ソウル・サーチン:ザ・セッション~ルーサー・ヴァンドロス』の回でデュエットをした「ソー・アメージング」を再び、そのマルと黒沢さんの二人で聴かせた。あのときのデュエットも見事なものだったが、それがこうして同じ場所で再現されるというのは、僕も感慨深いものがあった。

途中の書き下ろした新曲であり、今回のライヴのテーマ「ラヴ・マサラ」は、超おもしろく笑えた。ホ~~~~~~~~ッ。

本編最後が終わり、アンコールの拍手に呼び戻されたくろぽんは、全員のメンバー紹介をした後、「エナメル・ブラザースのブラザー・クロこと黒沢薫」と自己紹介。付き人(マネジャー伊藤さん=これまたジェームス・ブラウンのダニー・レイ的役職に見えた)から白のジャケットと黒のサングラスを手渡されると、観客も一瞬どよめく。ま・さ・か・・・の予感。そして、ドラム・ビートに乗って「ブラザー・スズこと鈴木雅之~~~」と紹介するや、客席の温度も急沸騰、歓声が大爆発、全員が一斉に客席後方アーティストが入ってくるほうへ振り向いた。そして、さっそうとブラザー・スズことマーチン登場。

「エナメル・ブラザースです」「エナメル・ブラザースです」「今、台風9号が近づいてきています」「今、台風9号が近づいてきています」「1-2-3! そんなの関係ね~! そんなの関係ね~!そんなの関係ね~! オッパッピー!!」 これを3連発かました。マーチン、いきなりブルースアレーの客を全員わしづかみだ。(笑) そして、「シーズ・マイ・ガール」へなだれ込む。

おいしいところを一気にもっていったマーチンを送り出し、黒沢薫は語りだした。「今までにいろんな運命的な出会いがありました。ゴスペラーズのメンバーになっていなければ、こうしたミュージシャンたちに出会うこともなかっただろうし、ここのステージに立つこともなかったでしょう。あらゆるところですごく運命的な出会いを感じます。それは、台風にもめげず今、ここに来ているみなさんも、その同じ運命の輪の中にいます。みなさんにもよりよい運命が訪れるように~」 そして、ラストソング「遠い約束」を歌った。

1日だけでは実にもったいない。何本か東京以外の地でもやればいいのに。観客と黒沢薫の運命の糸が結ばれた9月6日は、まさにクロの日であった。

■前回過去記事

April 06, 2006
Kurosawa Kaoru Live "Love Unlimited"
【黒沢薫・ソロライヴ~ラヴ・アンリミテッド】
http://blog.soulsearchin.com/archives/000934.html

March 24, 2006
Kurosawa Kaoru Solo Live; Knowing Main Ingredients Of Group
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_03_24.html

■メンバー

(Vo)黒沢薫(from ゴスペラーズ) (Key)松本圭司 (Ds)田中栄二 (B)下野人司 (G)福原将宣 (Cho)maru、冨永祐輔

■Setlist : Kurosawa Kaoru @ Meguro Blues Alley, September 6, 2007
セットリスト 黒沢薫 ブルースアレー 

show started 21:36
01. Theme Of Love Anthem
02. Windy Love ~ 
03. あまく危険な香り [山下達郎]
04. My My My [Johnny Gill] ~ 
05. All The Things [Joe]
06. Love Masala
07. So Amazing (duet with Maru) [Luther Vandross]
08. All I Need (due with 富永祐輔)
09. Groovin' ~
10. Happy People ~ Groovin'
11. After The Rain
Enc. She's My Girl ~ チェイサー (with 鈴木雅之=エナメル・ブラザース)
Enc2. 遠い約束
show ended 23.10

(2007年9月6日木曜、目黒ブルース・アレー=黒沢薫・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Kurosawa, Kaoru
2007-110


投稿者 吉岡正晴 : 04:29 AM | コメント (0)

September 06, 2007

Lenomas Sent Me Reply: Information Goes Around Comes Around

【レノマスより返事届く~情報は天下の回りもの】

返事。

1970年代後期から1980年代にかけてよく顔をだしていた自由が丘の「レノン・ストリート」とその周辺の話について、調べたり、書いたりしているうちに、その「レノン・ストリート」のマスター「レノマス」氏が今年の3月からブログを書いていたことが判明し、さっそくメールを送った。ついにその返事が届いた。

「レノマス」こと土田さんは、1989年にアメリカに移住、いわゆる飲食業界からは足を洗い、現在はカリフォルニアで不動産関係の仕事をしているとのこと。カリフォルニアで仕事をしているときに、いつもふと「あの頃の仲間たちは、みんなどうしているんだろう」と思っていたそうで、それがブログを始めた動機だという。メールとともに、きちんとした写真館で撮影されたような写真も送られてきて、その写真からは昔の面影が漂っていた感慨深かった。

土田さんは、最近のテクノロジーの発展には目を見張るものがあり、なんでもコピー&ペーストで、簡単に情報も出せたりするようになっているが、過去の「思い出」や、これまでの「自分のキャリア」というものは、簡単にコピーもペーストもできないものだと指摘している。おっしゃる通りだと思う。

彼のブログは2007年3月から6月くらいで、更新が滞っているが、ぜひとも続きを読みたい。

ところで、これはインターネットが普及する前から強烈に感じていることなのだが、情報というものはひじょうにおもしろいもので、情報は発信すればするほど、集まってくるのだ。

たとえば、レノマスがブログというものでレノン・ストリートについての情報を発信したために、僕のような人間がひっかかって連絡を取った。かつては、その媒体が新聞や雑誌やラジオ、テレビといった限られた媒体でしかなかったが、今では誰でもこのインターネットという媒体を使うと簡単に情報発信できる。

僕も2002年にインターネットでホームページを始めてから細々と情報を発信してきたが、やはりブログを毎日書くようになってから、以前よりも多くの情報が集まるようになった。それはBBSへの書き込みしかり、直接のメールしかり、どこかで会ったときに口頭で話し掛けられたりとさまざまだが、「出すと入ってくる」という感触がある。

そして、そうした情報のいくつかは、改めてブログに書いたり発信し、さらにそれにつれられてまた何かが集まってきたりする。まさに「情報は天下の回りもの」なのだ。インターネットの発展によって、それに加速度がついている感じがする。

+++

「情報は天下の回りもの」をどう表現するか。「金は天下の回りもの」=Money comes and goes. あるいは、 Money makes a round of the world. あるいは What goes around comes around. などと言えるようだ。それに倣ってタイトルをつけたみた。

■過去関連記事

August 22, 2007
Mardi Gras: Memory Of Jiyugaoka, Back In The Day (Part 1)
【マルディ・グラからつながる自由が丘の思い出】
http://blog.soulsearchin.com/archives/2007_08_22.html

August 23, 2007
Memory Of Jiyugaoka, Back In The Day (Part 2)
【自由が丘へのルーツ】
http://blog.soulsearchin.com/archives/2007_08_23.html

September 03, 2007
We've Got A Clue Of "Lenomas", Wow
http://blog.soulsearchin.com/archives/001990.html

ENT>ESSAY>Lennon Street

自由が丘 レノンストリート レノマス 

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投稿者 吉岡正晴 : 03:31 AM | コメント (0)

September 05, 2007

Joe At Billboard Live: Joe Sings For All The Ladies In The House

【ジョー、ビルボード・ライヴに初登場】

初。

先月六本木ミッドタウンにオープンしたライヴハウス「ビルボード・ライヴ」に初めて行った。なかなかタイミングがあわず、やっとだ。

さて、会場は高さが5層になっているのが大きな特徴。ステージすぐ下を1階とすると、その上に4層ある。2層以降はすべてステージを見下ろす感じになる。5層目からは、かなりの角度で見下ろす。歌舞伎の「一幕見」みたいかもしれない。ステージが始まる前は、ステージ後ろのカーテンが開いていて、赤坂方向のビルの夜景が美しく広がり、ちょっとニューヨークのライヴハウスを思わせる。

ジョーはもう何度も来日しているが、今回はこうした小さなライヴハウスということでオーディエンスにより親近感を持たせる。1階の前2列は全席女性ばかり。トータルでも7-3で女性のほうが多い。

オープニングがいて、ケダー・レーベルからデビューする予定のアルジェブラという女性シンガー。一見、インディア・アリーあたりを思わせるオーガニックなシンガーでギターを弾きながら歌う。ジョーの説明によると彼女のアルバム『パーパス』は10月にリリースされるとのこと。なかなかいい雰囲気を醸し出していてよかった。

多くの女性ファンが、ジョーのために花を持ってきて、隙あらば渡す。そして、ジョーは花をくれた女の子にハグ。大サーヴィスぶりだ。いつもながらに、曲も2分くらいで次々とメドレーになってテンポいい。

しかし、個人的に一番印象に残ったのは、アンコールの部分。バックのカーテンが開かれ、高層ビルの夜景をバックにジョーは言った。「1995年に日本に初めて来て以来、何度もこの地には来ているが、いつも観客のみんなは最高だ。だから、その感謝の意味もこめて、日本の君たちのためだけに、アコースティックで何かやってみようかな。どうだい?」 こうしてアコースティック・ギターの弾き語りで4曲を披露したのだ。

特に4曲目ではオープニングで歌ったアルジェブラを呼び込み、「みんなはオールド・スクールは好きかな」と言って、スモーキー・ロビンソンの「クルージン」(ディアンジェロもカヴァー)を2人で歌い始めた。バンドは軽く「クルージング」のリズムを刻みながら、ジョーは乗ってきたのか、アルジェブラに「カーティス・メイフィールドは好きかい?」と尋ねて、「レッツ・ドゥ・イット・アゲイン」のフレーズを弾き語りだした。残念ながら、アルジェブラはそれには対応できなかったが、続く「ピープル・ゲット・レディー」は、なんとかコーラスでついてきた。

ジョーのこうしたミュージシャンとしての自由なところは、なかなかいい。それにしても、女性ファンの熱い支持ぶりは、本当にすごい。

■ジョー・過去記事(ライヴ評)

2003/12/13 (Sat)
Sex & Soul: That's What Joe Is
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200312/diary20031213.html

■ジョー最新盤 『エイント・ナッシング・ライク・ミー』

Ain't Nothin' Like Me
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Joe
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■Members:

Joe Thomas (vocal)

Daniel Jones (keyboards)
Michael Severson (guitar)
Catalyst (bass, keyboards=musical director)
Jermain Parrish (drums)

Candyce Heather (dancer)
Toni Smith (dancer)

Algebra Blessett (vocal)

■ビルボード・ライヴ・オフィシャル・ウェッブ・スケジュール
http://www.billboard-live.com/pg/shop/show/index.php?mode=calendar&shop=1

■Setlist : Joe and Algebra @ Billboard Live, Roppongi, September 4th, 2007 [transcribed by the soul searcher]
セットリスト : ジョー、アルジェブラ @ 六本木ビルボード・ライヴ

=Algebra=
show started 21:36
01. At This Time
02. Some Kind Of Wonderful
03. You Do It for Me
04. What Happened
show ended 21:52

=Joe=
show started 21:52
00. [Video]
01. Ain't Nothin' Like Me (From 6th CD "Ain't Nothin' Like Me")
02. Stutter (from 3rd album "My Name Is Joe")
03. Ride With You (from 5th CD "And Then...")
04. Don't Wanna Be A Player (from 2nd CD "All That I Am")
05. Where You At (From 6th CD "Ain't Nothin' Like Me")
06. If I Want Her (From 6th CD "Ain't Nothin' Like Me")
07. Just Relax (From 6th CD "Ain't Nothin' Like Me")
08. If I Was Your Man (From 6th CD "Ain't Nothin' Like Me")
--. Video
09. More & More (from 5th CD "And Then...")
10. What If A Woman (from 4th CD "Better Days")
11. Treat Her Like A Lady (from 3rd CD "My Name Is Joe")
12. All The Things (Your Man Won't Do) (from 2ndCD "All That I Am")
13. Good Girls (from 2nd CD "All That I Am")
14. I Wanna Know (from 3rd CD "My Name Is Joe")

Enc.1. All That I Am (from 2nd CD "All That I Am") (Acoustic guitar version)
Enc.2. No One Else Comes Close (from 2nd CD "All That I Am") (Acoustic guitar version)
Enc.3. My Love (From 6th CD "Ain't Nothin' Like Me") (Acoustic guitar version) (introducing members)
Enc.4. Cruisin - A Riff Of "Let's Do It Again" ~ "People Get Ready" ~ Cruisin (Smokey Robinson, D'angelo) (+Algebra)
show ended 23.03

++Joe's Albums

1. Everything (Mercury)(1993)
2. All That I Am (Jive)(1997)
3. My Name Is Joe (Jive)(2000)
4. Better Days (Jive)(2001)
5. And Then... (Jive)(2003)
6. Ain't Nothin' Like Me (Jive) (2007)

(2007年9月4日火曜、六本木・ビルボード・ライヴ=ジョー・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Joe
2007-109

ビルボード・ライブ ジョー Joe Billboard Live


投稿者 吉岡正晴 : 04:46 AM | コメント (0)

September 04, 2007

Brenda Vaughn's Own Second Show Will Be In October

【ブレンダ・ヴォーン、ソロ第2弾ライヴ10月に、木下航志ゲストで登場】

気合。

ソウル・サーチャーズの一員であり、「東京レディー・ソウル・ナンバー・ワン」ことブレンダ・ヴォ-ンが、昨年9月以来2度目のソロ・ライヴを来る2007年10月11日(木曜)東京・目黒のブルース・アレーで行う。

今回もメンバーにケイリブ・ジェームス、フィリップ・ウー(キーボード)、クリフ・アーチャー(ベース)など。オリジナルあり、ジャズあり、ソウル、ファンクあり、もちろん、アレサあり、ドリームガールズあり、といった感じになりそうだという。1年ぶりということで、かなり「気合」が入っているようだ。

また、今回はスペシャル・ゲストとして先週品川教会で共演した木下航志が登場することが決定した。再び、航志&ブレンダの強力デュエットが聴かれることになる。航志&ブレンダは『ソウル・サーチン~アレサ・フランクリン』で「明日に架ける橋」の強烈なヴォーカル・バトルで観客を圧倒させたが、品川教会の「アメージング・グレイス」での壮絶デュエットも記憶に新しい。ブレンダがどうしても航志くんと一緒に歌いたいということで、実現する。

ブレンダは、文字通り「東京レディー・ソウル・ナンバー・ワン」。実力はピカ一だ。日本のシンガーのスタジオワーク、ライヴでのサポートなどから、CMまで多数のプロジェクトをこなす。時にソウルフルに、ゴスペルに、ブレンダが登場するところ、どこでもソウル・ライヴ会場か教会になってしまう。

もしまだブレンダ・ヴォーンのフル・ショーをご覧になっていない方がいらしたらぜひこの機会にどうぞ。

■SOUL SINGER BRENDA VAUGHN

(Vo)Brenda Vaughn (HAMMOND B-3/Key)Philip Woo (Key/Vo)Kaleb James and more

Melodie Sexton(Chorus)
スペシャルゲスト 木下航志

日時 2007年10月11日(木) 開場 18時 開演第1部19時30分~ 第2部21時15分~
会場  目黒・ブルースアレー http://www.bluesalley.co.jp/
住所  〒153-0063 東京都目黒区目黒1-3-14
ホテルウィング・インターナショナル目黒B1F
電話  03-5740-6041(予約専用電話)当日のお店の番号03-5496-4381
行き方  JR山手線・目黒駅西口を降りて、恵比寿方向へ進み目黒通り(一方通行)を左折、100メートル弱・坂を降りた右側。地下一階。駅から徒歩3分。
地図  http://www.bluesalley.co.jp/
料金  4000円(チケット代)+525円(席料)+ドリンクなど、当日チケットは4500円 (いずれも税込み)

■ブレンダ・ヴォーン過去関連記事

2004/02/09 (Mon)
Phillip Woo & Hank Nishiyama Live At Motion Blue
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200402/diary20040209-1.html

November 10, 2005
Brenda Vaughn Steal The Show
【ブレンダの声に感動】 
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200511/2005_11_10.html

September 09, 2006
Philip Woo Band Live: Joe Sample To Gladys Knight, Brenda To Ruika
http://blog.soulsearchin.com/archives/001253.html

September 20, 2006
Brenda Vaughn: Lady Soul Is Here To Stay
【ブレンダ・ヴォーン・ソロ・ライヴ~「レディー・ソウル」の語彙が蘇る】
(前回のブレンダの初ソロ・ライヴ評)
http://blog.soulsearchin.com/archives/001273.html

January 23, 2007
Brenda Vaughn Will Be Honored "Living Legend" Award
【ブレンダ・ヴォーン、ベイ・エリア・ブラック・ミュージック・アワードを受賞へ】
http://blog.soulsearchin.com/archives/001538.html

■ブレンダ・ヴォーン・オフィシャル・ウェッブ(英語)

http://www.brendavaughn.com/

ブレンダ・ヴォーンは、『ソウル・サーチン』でマーヴィン・ゲイ、アレサ・フランクリンの回に参加。

ENT>MUSIC>ANNOUNCEMENT>Vaughn, Brenda


投稿者 吉岡正晴 : 02:18 AM | コメント (0)

September 03, 2007

We've Got A Clue Of "Lenomas", Wow

【「レノマス」を捕まえた!】

キャッチ。

2007年8月19日(日)に、自由が丘の「マルディ・グラ」で「ソウル・サーチン・ビデオ・ナイト」というささやかなイヴェントを行った。そして、そのときに「マルディ・グラ」のマスター、川村さんとその界隈の話をして、そこに思い出の「レノン・ストリート」という店があったことがわかった。そして、そのことを下記ブログに書いた。

August 22, 2007
Mardi Gras: Memory Of Jiyugaoka, Back In The Day (Part 1)
【マルディ・グラからつながる自由が丘の思い出】
http://blog.soulsearchin.com/archives/2007_08_22.html

August 23, 2007
Memory Of Jiyugaoka, Back In The Day (Part 2)
【自由が丘へのルーツ】
http://blog.soulsearchin.com/archives/2007_08_23.html

このとき、僕はかなり「レノン・ストリート」のことを調べたのだが、思ったほどの情報はでてこなかった。「レノマス」の名前も忘れてしまったほどである。一応、記憶に基づいて書いて、それなりの裏は取ったのだが、な、な、なんと今日、「レノン・ストリート」に検索をかけると、その「レノマス」本人のブログがヒットするではないか。10日前にはヒットしなかったのに。この10日で何があったのか。(笑) それとも、以前の検索がなにか、不十分だったのか。謎だ。彼のブログは今年の3月から始まり、6月くらいまで書かれているのだが、ここ2ヶ月はごぶさたになっている。

そのブログがこれ。
http://blog.goo.ne.jp/lenomas

彼がどのようにして、「レノン・ストリート」を始めたのかなどが書かれていて思わず読んでしまった。そして、ここに映っている写真こそ「レノマス」だ! 超懐かしい! メールアドレスまで「レノマス」ではないか! なんというインターネットの世界。20数年音信不通だった人物とこうして連絡が取れるようになるなんて。

「レノン・ストリート 自由が丘」の検索で、新たにひっかかった記事から読み込んで「レノマス」の名前がわかった。「土田」さんだった。そうだ。そうだ。「レノン・ストリート」で検索すると、すでにいくつか僕のブログも出てくる。ほかに、前回のリサーチで読んだタイトルもあるが、見かけなかったものもある。

この発見に感動して、僕はすぐさま「レノマス~土田さん」にメールを送った。

ブログを読むと、西海岸でアメリカ人の奥さん、子供とともに幸せに過ごされているようだ。

果たして、メールの返事は来るかな。

ENT>ESSAY>Lennon Street

投稿者 吉岡正晴 : 03:54 AM | コメント (0)

September 02, 2007

Raul Midon Live: What You See Is What You Get

【ラウル・ミドン~見たものを歌に託す】

マウス・トランペット。

「唇をこう、誰かとキスをするみたいにして、それで音をだすんだ。それから音のアーティキュレーション(発音のメリハリ)をしっかりつけるんだ」 ラウル・ミドンは懇切丁寧に「マウス・トランペット」のやり方をオーディエンスに教え始めた。あちこちの曲で飛び出るマウス・トランペットは、もはやラウルのお家芸だ。そして、ついに「では、やってみよう」と言って、観客にマウス・トランペットをやらせ、ちょっとしたマウス・トランペットのコール&レスポンスになった。

ギター一本と彼の歌声、そして、マウス・トランペットだけで、すべての音を紡ぎ出すラウル・ミドン。ソロ・アーティストとしては2005年10月、2006年1月以来3回目の来日(他に別アーティストのバックで来日がある)で、再びプロモーション用のショーケースを行った。渋谷クアトロは超満員で、立錐の余地もない。酸欠にさえなりそうな状態だ。東京のFMラジオ局、Jウェイヴの番組『ブーム・タウン』とタイアップした、番組リスナー招待イヴェント。

それにしても、ギター一本と歌だけでこれだけの人を集めることができるというのはたいしたもの。ラウルの素晴らしさについては、過去2本のライヴ記事を参照されたい。感想はまったく同じである。このようなリアル・ミュージックがきちんと認められているというところが素晴らしい。

今回は新作『世界の中の世界(A World Within A World)』からの作品を中心に披露。まだ僕自身なじんではいなかったが、それぞれの歌詞をもっと聞き込んでライヴに臨みたいと思った。

改めて、ラウルが見ているもの、彼はそれを自分のもの、自分の歌にしていると感じた。

今回の新情報としては、過去記事で彼の生年月日を1965年か1967年くらいと推測していたのだが、なんと正解は1966年の3月14日とのこと。ウマ年です。3月14日は前にも書いた通り、クインシー・ジョーンズと同じ誕生日。そして、恩師アリフ・マーディン(3月15日)と一日違いだ。

■ラウル・ミドン最新作『世界の中の世界(A World Within A World)』

世界の中の世界(初回限定)
ラウル・ミドン
EMIミュージック・ジャパン (2007/08/29)
売り上げランキング: 184

■過去関連記事

October 25, 2005
Raul Midon: From Donny To Stevie To Raul
ショーケース・ライヴの模様
http://blog.soulsearchin.com/archives/000603.html

January 31, 2006
Raul Midon: He Sings What He Saw In His Rural Hometown
【故郷で見た景色を歌うラウル・ミドン】
http://blog.soulsearchin.com/archives/000805.html

■セットリスト
Setlist : Raul Midon @ Quatro Shibuya, September 1, 2007
セットリスト ラウル・ミドン 渋谷クアトロ

show started 18.17
01. Pick Somebody Up
02. All Because Of You
03. All The Answers
04. Tembererana
05. Caminando
06. The More That I Know
07. State Of Mind
Enc. Sunshine
show ended 19.08

(2007年9月1日土曜、渋谷クアトロ=ラウル・ミドン・ショーケース・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Midon, Raul
2007-108


投稿者 吉岡正晴 : 02:12 AM | コメント (0)

September 01, 2007

Dynasty: Dynasty Of Solar Soul: Jeffrey Daniels Sitting In

【ソーラー王朝のダイナスティー・ライヴにジェフリーが飛び入り】

サプライズ。

1970年代後期から1980年代中期にかけてロス・アンジェルスのソウル・レーベル、ソーラー・レコードからヒットを放ったグループ、ダイナスティーの来日ライヴ。彼らの初来日はメンバーによると1988年、六本木にあったピックフォード・クラブだったという。その後、ピックフォードに1996年再来日、1999年大晦日には2000年を祝うイヴェントで米軍横田基地でライヴを行い、今回の来日は4回目となる。僕は初めて見る。グループの中心は、ほぼオリジナルと言っていいケヴィン・スペンサーとウィリアム・シェルビー。

ドラムス、ギター、ベースにキーボード3人、女性ヴォーカル2人という計8人。ソーラー系アーティスト(レイクサイド、ウイスパーズ、シャラマー)など、さらに1970年代から1980年代にかけてしっかりライヴをやっていたソウル系のセルフコンテインド・グループ(自給自足グループ=バンド演奏と歌、楽曲の作曲などをすべて自分たちでまかなうグループのこと)はみなしっかりしているが、このダイナスティーのライヴも間違いなかった。

キーボードのKCことカート・クレイトンもかなりセンスがあると見たが、一番印象に残ったのはベース奏者ロイド・ジョーンズ(愛称ロックRok)。なかなかファンキーなベースを聴かせて素晴らしい。本人はジャズもR&Bもどちらもこなすという。彼のフェヴァリット・ベース奏者はたくさんいるが、ジャコ・パストリアス、スタンリー・クラークなどだそうだ。

軽快なミディアム調の曲はグルーヴ感あふれダンサブルでひじょうにいい。前半はダイナスティー自身のヒットを歌い、途中からメンバーのケヴィン、ウィリアムらがソーラーの他のアーティストに書いた作品を歌った。タイトル通り、「ソーラー・ショウ」の趣だ。

そんな中、サプライズはシャラマーのメンバーでありダンスの上手なジェフリー・ダニエルズが観客席にいたこと。ウィリアムに呼ばれてステージに登場したジェフリーは、マイクを持ってこう言った。「彼ら(ウィリアムやケヴィン)は、数々の素晴らしい曲をシャラマーのために書いてくれた。素晴らしい曲なくして、素晴らしいダンスは踊れない。音楽で踊るんだからね」と言いながら、自分の口で効果音を出しながら、歯切れのいいロボットダンスを縦横無尽に繰り広げた。ウィリアムが「彼はマイケル・ジャクソンにもダンスを教えたんだ」と言って、煽る。このダンスだけでも来た甲斐はあったかもしれない。

下記セットリスト8の「イズ・イット・グッド・トゥ・ユー」が始まる前のMCで、ケヴィンが「この曲を書いたタカ・タカヤナギはここ日本出身のソングライターだ。この作品は日本人が書いたのものとしては初めてブラック・チャートでナンバーワンになったんだ。大きな拍手を」と説明。この場には高柳さんはいたのだろうか。

一部熱心なダイナスティー・ファンが座席の前のほうにいたが、若干集客が少なく残念。次回はもっと事前告知をしよう。

■メンバー

“ソラー” レコーディング・アーティスツ・レヴュー by ダイナスティ
William Shelby(vo,key), Kevin Spencer(vo,key), Celestine Cunningham(vo), Chandi Rae Bozeman(back vo), Kurt “KC” Clayton(key), Reginald Morgan(g), Lloyd "Rok" Jones(b), Derrick Turner(ds)

■Setlist: Dynasty @ Cotton Club, August 30, 2007
セットリスト ダイナスティー コットン・クラブ

( ) denotes artists who made the song hit

show started 21:32
01. Groove Control (Dynasty) (1980-from 1st album)
02. Do Me Right (Dynasty) (1980)
03. I Don't Want To Be A Freak (But I Can't Help Myself) (Dynasty) (1979)
04. Second Time Around (Shalamar) (1979)
05. Make That Move (Jeffrey Daniels In) (Shalamar) (1981)
06. Somewhere There's A Love (Shalamar) (1980-from "Three For Love" album)
07. A Night To Remember (Shalamar) (1982)
08. Is It Good To You (Whispers) (1991)
09. It's A Love Thing (Whispers) (1981)
10. Keep On Loving Me (Whispers) (1983)
11. And The Beat Goes On (Whispers) (1980)
Enc. I've Just Begun To Love You (Dynasty) (1980)
show ended 22:40

(2007年8月30日木曜、丸の内コットン・クラブ=ダイナスティー・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Dynasty
2007-106

投稿者 吉岡正晴 : 03:21 AM | コメント (0)