September 30, 2007Fukamachi Jun #81: Keyboard Party: Piano & Talk【深町純第81回~レス・トーク、モア・ミュージック】 CP80。 孤高のピアニスト、深町純、即興キーボード・パーティー第81回。毎月最終土曜日の定例会。祐天寺FJズに移ってから4回目。 彼がここで演奏するピアノはヤマハのCP80というもの。普通のグランドピアノは弦を3本張るが、これは2本にして、その弦を斜めに張って、若干スペースを省略化できる。弦にピックアップがついていて、それをアンプにつなぎ、スピーカーから音を出す。また彼のは、シンセサイザーとミディ(MIDI)でつなぎ、さまざまなシンセ音とも混合できる。音色の調整などは足元でやっている。 深町さんは、前日(28日=金)、東京都庁前の広場で「小河内ダム竣工50周年」を記念するイヴェントでピアノ演奏を披露してきた、という。アメリカ人のジューン・ヘッズ(熱心な深町純ファン=グレイトフル・デッドのマニア、デッド・へッズにならって)、トーマスは「なんで、小河内ダムで深町さんなんだ。ま、記念イヴェントはいいけど、それなら、なぜ、その小河内ダムでやらないの」と疑問を呈した。それはそれなりにその通りで、それを聞いて、おおっ、ダムとかそういう自然の中で深町ピアノを聴くのもおもしろそうだなと企画が浮かんだ。 冒頭MCで、深町さん「僕の話は評判が悪いようで、みんなに、しゃべるな、と言われる。でも、そう言われると、もっとしゃべってやろうかと思ってしまう(笑)」などといつもの調子でトークが炸裂したが、第2部は冒頭で15分ほどしゃべった後は一気に3曲続けて約43分演奏した。今日の話は、夏目漱石の小説「こころ」のこと、「斧」の話、オランダの話、プラトンの話、国家と法律の話など。 恒例、観客からメロディーをちょっとだけもらって、それを元に即興演奏するという「御題拝借」の2曲は、どちらもよかった。特に2曲目は曲として完成していたような気がする。それを証明するかのように、御題拝借作品としては普通は2分以内が多いのに対し、異例の4分超となった。 ライヴ会場が祐天寺に引っ越して、CP80のサウンドにも、僕個人も慣れてきた。そして何よりここFJズでのほうが、レス・トーク、モア・ミュージックになっているところがいい。 ■深町純・サントリー・ホールでコンサート決定、定例会は第三土曜に 深町さんが、来る2007年10月27日(土曜)、東京・赤坂のサントリーホール・小ホールで単独ライヴを行う。サントリー・ホールでの演奏は、深町さんにとって初めて。チケットは5000円、全席指定。ロウソン・チケットなどで発売中。下記ウェッブから深町さんへ直接予約をいれることもできる。これに伴い、毎月最終土曜日の定例キーボード・パーティーは10月のみ通常から繰り上げ第三土曜10月20日に行われる。 ■深町純オフィシャル・ウェッブ ■FJ’ズ オフィシャル・ウェッブ ■Setlist: Fukamachi Jun #81 @ FJ's, Yutenji, September 29, 2007 (Saturday) First Set Second Set ■過去の音楽比率(ライヴ全体の中での音楽の割合を表します)(単位は%) 2005年11月 第一部 41.70 第二部 51.82 (2007年9月29日土曜、祐天寺FJ'ズ=深町純ライヴ) |