June 27, 2008Tuck & Patti Live : Pure & Simple, Real Music For Real Time【タック&パティー・ライヴ~愛に包まれて】 融合。 ショッキング・ピンクのドレスに身を包んだパティー、そして、ベージュのスーツ姿のタック。まさに愛に包まれたおしどり夫婦デュオ、タック&パティーの2007年2月、2007年10月以来約7ヶ月ぶりの来日ライヴ。僕が彼らのライヴを見るのは2006年1月以来。それにしても、あのギターと歌だけで、これだけの世界を作れるというのは本当に素晴らしいことだ。 改めて思ったのが、パティーの声が低くて飽きが来ないということ。個人的にもこの声が好きだ。そして、ギターのタックとのコンビはヴォーカルとその伴奏ということではなく、まるで2人がひとつの生き物として息をしているかのようだ。それは例えば、パティーが右手でタックが左手で、一体になっているのと同じだ。僕はそれを魂(ソウル)の融合、もしくは魂(ソウル)の合体と呼びたい。2つの魂が合体し、そこから強力なオウラを放ち、観客を包み込む。 そして、いつも彼らのライヴを見るたびに感じるのが2人の間に横たわる普遍的な愛だ。タックがギター・ソロを見せるところがいつもショー中盤にあるが、距離が離れていても、2人の間には暖かい愛がある。こんなアーティストはほかに見たことがない。 タックのギターも、チョッパー風の弾き方は、まるでギターがパーカッションになったようで、実に独創的。 また、パティーの歌の解釈力もずば抜けている。僕はカヴァーを歌うのがもっともうまいシンガー・ベスト3として、アレサ・フランクリン、ルーサー・ヴァンドロスと並んでこのパティー・カスカートを選ぶ。歌の理解力がずば抜け、解釈力が見事、そしてどんな曲を歌っても自分のものにしてしまう。「タイム・アフター・タイム」など、もはや僕にとってはシンディー・ロウパーのものよりも、こちらのヴァージョンになじんでしまったほどだ。 やはり、彼らのライヴを見ると、日々積もる人生の垢が落とされる思いがする。彼らのピュアさが音楽を媒介に聴く者に伝わるのだ。言ってみれば彼らの音楽は人生の垢を落とす石鹸のようなものだ。彼らの音楽は真に本物で、偽装など一点もない。
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January 09, 2006 2003/05/14 (Wed) 【1994年11月28日・青山ラス・チカス】 ■セットリスト タック&パティー Show started 21:30 (2008年6月26日木曜、横浜モーション・ブルー=タック&パティー・ライヴ) |