May 20, 2008

After Or Before Billboard Live, How About Golden Spoon

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【ゴールデン・スプーンはおいしいフローズン・ヨーグルト】

癖。

その昔、今はなき赤坂・キャピトル東急ホテルのコーヒー・ハウス「オリガミ」に、おいしいソフト・フローズン・ヨーグルトがあった。ちょっとしたヴォリュームがあるのだが、おいしいので結局完食してしまう。まさにデザートは別腹である。僕の好きなフレイヴァーは、ブルーベリーだった。まあ、ここだとパーコー麺(排骨拉麺)を食べて、このブルーベリーのフローズン・ヨーグルトという組み合わせが多々あった。

これはけっこう人気メニューだったようで、だが、サイズが大きいためか、いつしかそのハーフ・サイズがメニューにでていた。そして、キャピトル東急が建て替えのために取り壊され、オリガミもなくなった。その後赤坂見付前、赤坂東急プラザ内にオリガミは復活。しかし、フローズン・ヨーグルトがメニューには復活しなかった。

さて、ときは流れ、カリフォルニアからおいしいソフト・フローズン・ヨーグルトがやってきたという情報を入手。しかも、よくライヴを見に行くビルボードの入ったミッドタウンのまん前に店ができたというではないか。

うわさを聞きつけ、さっそく覗いてみると、いろいろあるある。バナナ、ピーチ、ラズベリー、ストロベリー、コーヒー系4種、ヴァニラ系2種など計20数種、内、常時15種類ほど在庫しているという。

まず基本はオールドファッションヴァニラ。これに3種類のトッピング(ナタデココ、イチゴ、チョコクッキーをチョイス)をいれて早速チャレンジ。

DSC07811.JPG

とろけるアイス、ミッドタウン
食感グッドなトッピング
アイスなめなめビルボード~

てな感じで、あの滑らかなソフト・フローズン・ヨーグルトがカンバック! いやあ、おいしい。この食感、ぐ~~っ。カップに付されるスプーンが、なんと、ゴールド。店名がゴールデン・スプーンだけのことはある。(笑) 営業時間は、月から木が午前11時から午後10時、金曜だけ午前3時まで、土日・祝日が午後9時まで。ソフト・クリーム系のアイスとか、フローズン・ヨーグルト好きな方、一度お試しあれ。けっこう癖になりそう・・・。ビルボードの前とか、ファーストの後、金曜ならセカンドの後でもOKだ。ビルボードで出してくれないかなあ。そうしたら、ライヴ中にこれが食べられる。

■ゴールデン・スプーン
東京都港区六本木7-8-11 電話03-6240-0141
http://www.goldenspoon.jp/

DINING>RESTAURANTS>ESSAY>Golden Spoon


投稿者 吉岡正晴 : 12:30 AM | コメント (0)

February 22, 2008

Hatchikutei’s Cook’s Hotline

[ DINING>RESTAURANTS> ESSAY>]

【八竹亭のオヤジのホットライン】

ホットライン。

「ああ、あの、八竹亭のオヤジだけど。どうも。あの、ほら、世界的に有名な舞台演出家、あの人、名前なんてったっけ。ほら、『なんとか山』とかいう。ちょっと怖そうな、うちにも何回か来てる…」 「…(電話の向こうの声)」 「ああ、そうだ! そうだ! それそれ」

渋谷・神山町のもう20年以上前から知っている定食屋さんに久しぶりに入った。たぶん1986年くらいに初めて行ったと思う。ここに関するエピソードはいくつかあるのだが、この日オヤジさんとこんなやりとりになった。

お店に入るとすでに2組の客がいた。いつものように「牛肉ピーマン」の注文を出すと、なんとなくオヤジさんと世間話になった。僕。「この前、テレビ見たよ。安住アナと阿部寛と竹内結子のやつ」 「ああ、あれね、朝6時からロケしたんだよ」 「6時ぃいいい? なんで、そんな早く?」 「いや、昼とか夜はお客さんいるからね。ほらこの前、氷川きよしが来たときなんか、おっかけがすごくて、みんなに迷惑かかっちゃうでしょ。だから人がいないときに(撮影を)頼んだの」

「2-3日前もさ、あのさ、ほら、世界的に有名な演出家でさ、ちょっと怖い人。『なんとか山』、誰だっけ、それが来てね。昔はすごく怖かったんだけど、最近は丸くなったというか」 「世界的に有名な演出家? う~~ん、誰だろう」 いろいろ名前を出す。浅利慶太、宮本亜門…。 「ちがう、ちがう。『なんとか山』だよ。ああ、いらいらする。思い出せないな。もう止めた、忘れることにしよう」 そういって注文した牛肉ピーマンを作り始める。「あれは? あの三田佳子の息子を更生させたっていう人、唐沢なんとかさん」 「ちがう、『なんとか山』」 「分けとく山か?」 「ちがう、ちがう」 「加山雄三…。ぜんぜん演出家じゃない」、「じゃあ、篠山紀信か???」 「ありゃ、写真家だろ!」

喉元まで出てきてるのに、ぽっと出てこないときのいらいら度は、人間だれしも一緒。料理を作っている間も「だれだっけ~。だれだっけ~ もう考えるの止めるぞ…。あ~だれだっけ~」。 思わず、携帯を取り出し「世界的 演出家」で検索をかける僕。「野田秀樹! 山じゃないなあ」 「あ、これこれ。これなんて読むんだっけ」と隣のSちゃんに画面を見せる。そこには、「蜷川幸雄」の文字。Sちゃんも僕も読めず。「ねえ、ねえ、なんとか川ゆきお、じゃない?」 「ちがう、ちがう、『なんとか山』。あ、もうっ! ちょっと知り合いの女優に聞いちゃおうかな」 ご主人(オヤジ)、ビニールで包まれたコードレス電話(年代物)を取り出し、さらに薄汚れた時代物の電話帳(自筆)から、番号を見つけ電話をかける。

そして、いきなり「八竹亭のオヤジだけど…」と切り出してでてきた答えは~。な~~んと、さっき漢字が読めなかった「にながわゆきお(蜷川幸雄)だ! あの人、一見怖いんだけど、最近はけっこうやさしいのよ」 「『なんとか山』じゃないじゃん。ぜんぜん違う!」 「でも、ま、『山』と『川』は、近いけどね、惜しいね」 オヤジさん、こちらのつっこみをまるで無視。 「で、オヤジさん、誰に電話したの?」 「名取裕子だよ」 「ええっ、オヤジさん、名取裕子とホットラインがあるんだ、すごっ!」 「あぁ、それそれ! オヤジ・ホットラインがあるんだよ。あ~~すっきりしたあ」

しかし、僕は「蜷川」がいつも読めない…。情けない、トホホ。

『八竹亭(はちくてい・はっちくてい)』
電話03-3469-1773
住所 渋谷区神山町16-3
営業時間 11:00~14:00 17:00~22:00
定休日 土曜日 (ただし時間・定休ともに、けっこう気分による)

>Dining>Restaurants>Essay>Hatchikutei


投稿者 吉岡正晴 : 04:11 AM | コメント (0)

January 14, 2008

Tonki’s 11: Number One This Year So Far

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【とんきで、かつ初め】 

かつ初め(かつぞめ)。

超老舗、創業50年余のとんかつの名店目黒「とんき」をおよそ数ヶ月ぶりに訪問。年初めのかつ。題して、「書き初め」ならぬ「かつ初め」。どこにするか悩んだ末、結局安易に一番自宅から近い目黒の「とんき」に。今年食べたとんかつのなかで一番、まだ一店しか来てませんが。(笑) ヒレもキャベツも、トン汁もおしんこもすごくよくまとまっていて、正月からいいものを食べさせてもらった。お客さんが1月の寒い時期にもかかわらずいっぱい。客が多くて忙しくても、少なくてやる気が盛り上がらなくても、そこはプロフェッショナル、手を抜かずかつをあげてくれた。

編成は、客順を覚えオーダーを取る人1、小麦粉と卵を付ける人1、パン粉を付ける人1(この2つ同じ人がやる場合もあり)、油で揚げる人1、揚がったものをカットする人1、キャベツを盛ったり、辛子をつけたりする人1、そうして出来上がったとんかつのお皿を客席まで運ぶ人1~2、ゴハン・味噌汁を持ってくる人1、お茶・ビール・そのつまみを運ぶ人1、もろもろを片付けたり、おしぼりを出す人2の計11人がオンステージ。彼らをして、私は名づけた。トンキーズ・イレヴン。このうち後半5人がいわゆるホール系で、彼らはキャベツのお代わりをいつでも皿に置いてくれる愛すべきサーヴィス・パースン。ホール系はもちろんホールの仕事をいくつか兼任する。

一人客には新聞を出し、キャベツがなくなると見れば無言のうちにキャベツ(もちろんお代わり自由)をいれ、ゴハンが少なくなれば、「お代わりおもちしましょうか」とさりげなく聞き、食事がほぼ終わろうとするころあいを見計らい、新しいおしぼりがでてきて、同時にガラスのコップで蓋(ふた)がされていた楊枝のそのコップがあけられる。動きにまったく無駄がない。そして、床のすのこ、白木のカウンターはいつも清潔さを決して忘れない。

みな白い制服を着ているが、その胸元には数字札が。その意味は謎だ。野球選手の背番号のようなものか。ここでは胸番号。そして「とんき」の濃い青文字(黒かな?)がひらがなで刺繍がされているが、ひとりだけ赤い文字で「とんき」と書かれていた。その子にお茶を注がれた隙に一言だけ聞いた。「なんで、あなただけ、文字が赤いのですか」 「女の子は赤いんです」笑顔で答える。な~るほど。

ここでいつも不思議なのは、客が来た順番。客は店に入るなり、メモをもったおじさんがご注文は、と尋ねてくる。ひれか、ロースか、串揚げかを答えオーダーをいれる。そして、店内のカウンター後ろ側の待合席ならどこでも座って待っててよい。彼は決して順番を間違えることなく、来た順にきちんとカウンターに案内する。自分がカウンター席に座る瞬間でも、待合席はほぼ満席になっているのだが、そのときには、よく考えてみると、その待合席に座っている人たちはすべて自分より後に来たお客さんということになる。これがまた不思議。いつのまにか全部入れ替わってるわけだ。

1階はカウンターが約35席ほど。とんきマニアによれば、2階もあるが、絶対1階だという。調理場を囲むようにカウンター。さらにその後ろを囲むように待合席が30席弱ある。その上には電車の荷物置きのような棚。満員の場合約20分から30分ほど待つが、カウンターに座るとまもなくとんかつがでてくる。すべての動きに無駄がなく、客も無駄口を叩かずに、ひたすらもくもくと食べる。一体一晩で何回転するのだろう。謎だ。

ここは外人客が多いのだが、彼ら用にちゃんと英語のメニューが用意されていることはあまり知られていない。壁にかかっているメニューに英語表記をしてもよさそうだが、まだされていない。ところで外人は食事中実によくしゃべるのだが、このもくもくとひたすらとんかつを食べている日本人を見て、どう思うのだろうか。謎だ。

衣が厚いが意外とさくっとしていて、脂っこくない。日本人向けにもっとも王道を行く大衆的とんかつだ。

以前は背の低いおばさんが順番の仕切りをやっていたが、最近あまり見かけない。その彼女が最近どうしているのか聞き忘れたのが心残りだ。

確か記憶によればここの創業は昭和29年か30年だったはず。(正確な創業年は要確認)ということで創業半世紀である。今宵もトンキーズ・イレヴンは、ひたすらとんかつを客に供し続ける。

ひれかつ、ロースかつ定食、それぞれ1650円。

(2008年1月8日付け、ローズ・ロイス・ライヴ・レヴューをベースに書いてみました)
http://blog.soulsearchin.com/archives/002248.html

■ 過去関連記事

2004/08/24 (Tue)
Tonki: Service Of Ton Of Ki
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200408/diary20040824.html
1トンの気を遣っているとんき。値段3年半前と変わってないのがすごい。

■ メンバー

客順を覚えオーダーを取る人1、
小麦粉と卵を付ける人1、
パン粉を付ける人1(両方を同じ人がする場合もあり)
油で揚げる人1、
揚がったものをカットする人1、
キャベツやトマトを盛ったり辛子をつけたりする人1、
そうして出来上がったとんかつのお皿を客席まで運ぶ人1、
ゴハン・味噌汁を持ってくる人1、
お茶・ビール・そのつまみを運ぶ人1、
もろもろ片付けたり、おしぼりを出す人2
このほかバックステージにゴハン、トン汁担当、食器洗い担当(人数不明)

■ タイム・リスト@とんき目黒店 2008年1月

came into restaurant (とんき入店)19:55
seated (カウンター着席)20:20
tonkatsu arrived (とんかつ到着)20:25
finished to eat (完食)20:50
left Tonki (とんき発)20:55

■とんき
住所:東京都目黒区下目黒1-1-2
電話:03-3491-9928
営業時間:16時~ラストオーダー22時45分(11時半くらいまでは、いられます)
定休日:毎週火曜と第3月曜
カード: JCB、VISAなど。
予約基本的には不可。

Dining >Restaurants>Tonki


投稿者 吉岡正晴 : 05:50 AM | コメント (0)

September 20, 2007

A Cover Of Dancyu: Taiho At Furukawabashi: Show Some Caring

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【大宝、ダンチュウの表紙を飾る】

思いやり。

先日書店に立ち寄ると、おいしそうなチャーハンの写真が映っている雑誌ダンチュウ(Dancyu)が置かれているではないか。

Dancyu 2007年10月 インデックス
http://www.president.co.jp/dan/20071000/index.html

特集のひとつがチャーハンなので、表紙を飾っているのだが、それにつられ即レジへ直行。家に帰って読んでみると、なんと、4年前に知って、いまでもちょくちょく行く古川橋近くの「大宝」が巻頭で3ページも紹介されているではないか!!  (大宝の記事は下記・過去関連記事参照) おおおっと感嘆の声をあげながら読むと、いろいろ知らなかった大宝チャーハンの秘密が、店主・小林さん(名前も初めて知った)の口から語られているではないか。どうやら、ラードに秘密があるらしい。う~む、オランダ産の一級品ラードか・・・。

ということで、こんな写真を見て記事を読んでしまったら、大宝に行かないわけにはいかないではないか。(おい、どっちだ) 

で、9時40分に打ち合わせをそそくさと切り上げ、乃木坂を出て古川橋に直行。なぜか小雨降る降る古川橋。10時閉店に間に合うかと、どきどきしながら向かう。信号待ちで止まったあたりから遠めに見ると看板の照明がまだついている。セーフだ。ところが徐々に近づくと店前に何人かの人影があるではないか。まさか、ちょっとや~な予感。

車を止めて店前に行くと嫌な予感、見事的中。指折り数えて1-2-3-4-5-6。6人待ち! が~~ん。正確に言えば3人組、1人、2人組の計6人だ。(別に正確に言う必要はない) もう閉店時間だぞ。たまたま電話が入って、電話でしゃべっているうちに何人かがでて、しばらくして、席をやりくりして、6人が中に入った。で、中を覗いてソウル・サーチャーが見たものは? 

なんと、食べているのは2人で、2人がビールでギョーザ待ち。指折り数えるとまだ11人が、注文品を今か今かと待っているではないか。また、今日も「最後の客」かな。さて、どうしたものか。しばし、思案しながら暖簾(のれん)の下で待っていたら、店の外の照明が突然消えた。え~~っ。打ち止め? (笑) いやあ、待ってたら、いれてはくれるはず・・・。

しかし、おそらく11人分はこれから30-40分はかかるだろう。ここはあんまり迷惑をかけてもいけない。こんな調子がダンチュウ発売日の6日から2週間も続いていたら、小林さんの体に悪い。そこで僕は、やさしく帰って、少しでも彼らを楽にしてあげようと泣く泣く意を決した。これこそ「半常連の思いやり帰宅」である。古川橋に降る雨は、大宝チャーハン諦めの悲しみの涙だ。(おおげさすぎ) in the rain... しかし、ダンチュウ表紙とは・・・。おめでとうございます。だが、恨めしや~ダンチュウ効果・・・。(苦悩)

大宝チャーハン.jpeg
(写真は以前に大宝に行ったときに撮ったチャーハン)

■過去関連記事 大宝 『手渡されたバトン』

2003/05/13 (Tue)
Baton Was Passed On To
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200305/diary20030513.html
(40年間、毎日タンメンを食べに来たタクシー運転手さんの話が、好き。この話は、メモもとらず、もちろんテープもとらずに書いた。いまさらながらよく書けたものだと思う(笑))

DINING>RESTAURANTS>ESSAY

投稿者 吉岡正晴 : 03:02 AM | コメント (0)

December 13, 2006

Fukamachi Jun Opened His Own Cafe/Restaurant In Yutenji

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【深町純、ダイニングバーをオープン】 

祐天寺。

毎月恵比寿アートカフェで定例ライヴを開いているピアニスト、深町純さんが2006年12月9日(土)、祐天寺に自身のカフェ・レストラン・バー「FJ’s(エフ・ジェイズ)」をオープンした。

さっそく、行ってみた。駒沢通りを恵比寿駅から環七方面へ向かい、山手通りを越え、しばらくしての左側。駒沢通り沿いにある。中目黒駅から徒歩10分、祐天寺からは約7分という距離。

約23坪で40席ほど。天井が高いせいか、ちょっと広々とした感じ。奥にカウンターがあるが、基本的には椅子とテーブル。入って正面あたりに往年の名器CP80というキーボードがおいてある。その右側の壁には50号の絵と100号の絵、どちらも抽象画が飾られている。これは、なんと深町さんのお父様の作品だそうだ。

営業は午前11時から夜中の2時まで。月曜が定休日。チャージなどはなし。お茶、ランチ、夜ご飯、バー、デザートまで出す。深町さんによるとライヴもやるカフェ、ダイニング・バーという位置付けだそうだ。(食べ物のラストオーダーは10時半くらい) 

「今は、この絵(父上の作品)を飾ってるけど、いずれ、これらの壁を作品を発表したい画家などに解放してもいいと思っている」という。音楽は少し大きめの音で出し、「BGMにはしない」とのこと。「僕のライヴも含めて、友人たちのライヴなんかもやっていくつもりだ」。

以前からこのようなお店を出したいって思ってたんですか。「いや、全然」 では急に決まったんですか。「そう、9月くらいに、急にね。それでばたばたいろいろ決めて、やった」 以前はここはモスバーガーがあったところだそうで、モスが別の場所に引っ越すためにここが空くことになり、深町さんがやることになった。

開店のお祝いのお花は、井上陽水、松山千春、沢田研二、森山良子など錚々たるメンバーで、その花を道行く人が興味津々で見ていく。

FJ's
〒153-0061
東京都目黒区中目黒5-1-20
電話 03-3760-2825
ウェッブ http://fjs.fukamachi-jun.com/定休・月曜
営業時間 午前11時から深夜2時
チャージなし ドリンク500円から

ENT>CAFE, BAR>FJ's

投稿者 吉岡正晴 : 01:48 AM | コメント (0)

September 13, 2006

Watch Out For New Martano's Wall Painting

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【マルターノの壁画】

壁画。

以前このブログでも書いたあざみ野のイタリアン、マルターノ。そのマルターノが2号店を今日(9月13日)横浜市青葉区藤が丘駅前にオープンする。正式オープン前にちょっとのぞいてみた。藤が丘駅前にできた新しい建物の2階。本当に駅前なので、すぐわかる。

060913_000530_M.jpg中に入ると、が~~んとくるのが、堂々とした壁画だ。しかも、な、な、なんと・・・。ナイル・ロジャースたちの絵が描かれているではないか。これまでの経緯をご存知の方なら、まさに、きたきたきた~という感じをもたれるだろう。入って正面のところの金髪の女性はシルヴァー・ローガン、そして、その少し奥の壁にギターをもつナイル、横はジェリー・バーンズ、そして、ドラムスはオマー・ハキムだ。現在のシックのメンバーを知っている人なら、おそらく、この壁画を見て彼らだとわかるだろう。しかし、なんでまた、イタリアン、ピッツェリアでシックの壁か。(笑) 

4月に大西さんがナイルからもらったサインをそのままこの壁画にも載せている。そして、あの映画『フィールズ・オブ・ドリームス』からの名セリフも、入口の壁の部分に書かれている。

"If you build it, he will come" (それを作ったら、彼はやってくる) 

またこのセリフ以外、壁のあちこちに、さまざまな映画からの印象的なセリフが英語で書かれている。これは映画好きの大西さんが見ていて印象に残っていたセリフを壁に書いてもらったものだという。そのセリフから、出自の映画がわかれば、あなたはかなりの映画通だ。

ほかに目立ったのが、入ってすぐの壁に書かれた1979年のヒット曲の数々。「グッド・タイムス」「マイ・シャローナ」「アイ・ウィル・サヴァイヴ」などの文字が英語で躍る。もちろん、すべてが1979年から始まったことに端を発している。

駅前から歩いてくるとシルヴァーの絵が否が応でも目に入るという。朝7時半から「バンコ(立ち飲みのバー)」がオープン。出勤前の人たちをつかむ。そして、ディナーは夜12時まで。ところで、ここに来る人たちの何人が壁画を見てシックたちとわかるだろうか。それがまた、興味深い。あるいはシック・マニアがマルターノ詣でをすることになるだろうか。一度はナイル・ロジャースご一行様をお連れしないと。(笑) 

■Martanoマルターノ藤が丘店
〒227-0043
神奈川県横浜市青葉区藤が丘1-29-2-2F
営業午前7時半~24時 年中無休
電話 045-973-5844
2006年9月13日水曜午前7時半オープン

■過去関連記事 (順を追ってお読みください)

January 13, 2006
Like The Show Must Go On, The Story Must Go On (Part 1 of 2 Parts)
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200601/2006_01_13.html

January 14, 2006
The Show Must Go On: The Story Must Go On (Part 2 of 2 Parts)
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_01_14.html

2006年1月12日付け
その時のマルターノ大西さんの日記
http://martano.exblog.jp/m2006-01-01/#3008158

April 12, 2006
Nile Rodgers & Chic Live: One Small Step For A Man...
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200604/2006_04_12.html

マルターノ日記=2006年4月12日付け
Field of Dreams
http://martano.exblog.jp/m2006-04-01/#3470666

DINING>RESTAURANT>Martano
ENT>MUSIC>ARTIST>Chic

投稿者 吉岡正晴 : 04:09 AM | コメント (0)

November 02, 2005

Dinner Refugee: Searchin' For Good Cutlet

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【夕食難民になりにけり】 

夕食難民。

収録を終えて、横浜ランドマークからオッシーを乗せて東京方面へ向かう。夜8時、小腹がすく。というより、ちゃんとおなかがすいている。何か食べましょうか、ということになり、とんかつはどうか、という話になった。オッシーが自由が丘の丸栄を提案、「いいね、いいね」となったが、ちょうど第三京浜を走っていたので、前ここにも書いた川崎のとん黒http://blog.soulsearchin.com/archives/000330.htmlに行こうということになった。

確か月曜が休みで、9時まではやっているはず。充分間に合うはずだ。だが、第三京品を川崎で降りていくだけに、一応電話確認したいところ。オッシーが104で番号を調べるとわからない、という。え~~? じゃあ、僕の手帳に電話が書いてあるかもしれないので、それを見てもらう。しっかり書いてあった。044...しかも、とん黒・月曜定休とまで書いてある。さすが、吉岡手帳。今日は火曜日。やった。そこで、電話をする。出る。やった。やってる。「もしもし、とん黒さんですか。吉岡です。ごぶさたです」 一瞬間があり、「あ~~、どうもごぶさたです」 「今日はまだ、やってますか」 「あ、今日はお休みいただいてるんです。いま、月曜と火曜が定休なんですよ」 「ありや~~~」 

というわけで、次のB案へ。自由が丘の丸栄。104で調べる。番号わかる。かける。しか~~し、出ない。微妙にやな予感。とりあえず、第三京浜を降りて、自由が丘に向かう。もしだめなら、自由が丘のとんきに行こうということになる。丸栄、ロータリーに一瞬車を止めている間にオッシーがロケハンに行く。やはり、休みだった。ぐるっとまわって、とんきへ。すると、なんとまあ、ここも定休日。

「とんかつ屋さんは、火曜日はだめということか」という暗雲が立ち込める。この時点で、ふたりはすっかりとんかつモードにできあがり、なにがなんでもとんかつという感じになる。たしか、目黒のとんきも火曜あたり、休みではないか。(後で調べると、火曜日・定休、さらに第三月曜が休み) キムカツは並ぶので今回はパス。じゃあ、最近密かにお気に入りの広尾の貴香村(たかむら)に行こうと提案。その前に、ステーキのBMはどうだ、風邪気味なら、肉でパワー付けだ、といって大鳥神社近くのBMに行くが、やはり並んでいて40分待ちと言われ撤退。

道順で行けば、次に白金すずきへ。白金トンネルを抜けると、すずきの看板に明かりがついていた。しかしここは9時まで。時刻は8時56分くらい。「すずき、あかりついてますよ!」「いやあ、ここは、9時までだから、もうユーターンして車止める頃には明かりが消えますよ。(笑) 貴香村はたしか9時半すぎまでやってるから、そっちのほうが確実ですよ」

し、し、しかし~~。貴香村の前に行くと、あかりが消えているではないか! な、な、なんと。火曜日、定休? きいてないよ~~。後で調べると、年中無休のはずだが・・・。果たして、なぜだ。なぞだ。

ここで、さっきまであかりがついていたすずきに急遽、戻ることにする。し、し、しか~~し。戻ると時計は9時を2分くらい回っている。あかりが消えてる・・・。さっき、はいっておけばよかったか・・・。一応、オッシーが降りて、店に確認しにいくが、「もうしわけない」と丁重に断られた。こんなもんです。

万策尽きた・・・。6軒、だめだったわけだ。こうして我々は夕食難民になったのだった・・・。

DINING>RESTAURANTS>ESSAY

投稿者 吉岡正晴 : 01:52 AM | コメント (0)

August 15, 2005

Strange Avocado & Shrimp Burger

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【不思議なアヴォガド&シュリンプ・バーガー】 

ハンバーガー。

しばらく前のことだが、都内某所のいわゆるアメリカン・ダイナー系の店で「アヴォガド&シュリンプ・バーガー」というのをオーダーした。ほかに、チーズ・バーガーやハンバーガーもあったのだが、なんとなく、アボガドとシュリンプに惹かれたのだ。フランクリンのアヴォガドに及ぶことはないだろうとは思ったが、とりあえず、お試しだ。

しばらしくして比較的大きなハンバーガーがやってきて、トマトとかたまねぎとか若干の野菜ものがお皿の外に飾られていた。食べる者が自由にそれらをいれて作るというスタイルだ。中にたっぷりアヴォガドとシュリンプがはいっている。

まあ、野菜を全部のせるとかなり食べるのに苦しくなるのは目に見えていたが、こちらは、フランクリンで鍛えたハンバーガー・イーターである。少々の厚さ、具の多さではへこたれない。ちゃんとバーガーのパンの間にはさんで、ナイフできれいに二つに切り分け、両手でしっかりと持ち、具が落ちないようにしながら、がぶっと食べる術を知っている。

そして、すべてを挟んで、二つに切って、両手で持って、がばっと大きく口をあけて、そこにいれこんだ。アヴォガドとシュリンプとの微妙なコラボレーションが口に広がる・・・。たしかにひろがった。だが、「あれ? なんか変?」 

よ~~く見てみると、な~~~んと、いわゆるハンバーガーの肉のパテ自体が入っていないではないか!!! そ~~んな、バーガーな。(失礼) ほんとは、いれるはずの肉のパテをシュランプリンしていれなかったのか? (再び失礼) 思わずお店の人に尋ねた。「え~~と、あの~~、これ、アヴォガド&シュリンプ・バーガー、肉のパテがはいってないんですけど・・・」 「あ~、これ、もともとはいってないんですよ。でも、オプションでおつけすることできますよ。お持ちしましょうか」 う~~ん、もう一口がばっとやってしまっていて、後からパテだけくると、丸いパテと一口噛み切られたパンの形があわなくなるし~~。悩んだ末、「じゃあ、けっこうです」と丁重にお断りした。

ハンバーガーの定義は、ハンバーグ(ひき肉などを焼いたもの)をパンで挟んだものである。そのハンバーグなしのハンバーガーで、ハンバーグの部分がオプションとは、これいかに? どこかおかしくないかい? (笑) 

しかし、こんなのありか? 確かに、「アヴォガド&シュリンプ・バーガー」で、アヴォガドとシュリンプははいってるのだが、肉がない・・・。ハンバーガーのバーガーは、パンの部分か? じゃあ、ハンは何? なんてバカを言ってる場合じゃない。違うだろう。ハンブルグ→ハンバーグ→ハンバーガーとなったはず。つまり、ひき肉部分がバーガーのはずだ。

しかもだ、この不思議なアヴォガド&シュリンプ・バーガー、1500円もしたんだよ~~。(泣) フランクリンでこれより安く、もっとおいしいアヴォガド・バーガー(もちろん、肉パテいり)が食せる。メニューに、「肉のパテははいっておりません」って明記して欲しい・・・。こういうバーガーは、正しいのか、ありなのか、フランクリンのオウナー幸三さんに今度きいてみよう。

ちなみに、アヴォガドと書いていますが、正しくはアヴォカドと、「カ」は濁らないそうです。

DINING>RESTAURANTS> ESSAY>

投稿者 吉岡正晴 : 06:12 AM | コメント (0)

July 15, 2005

Nothing Happened As Scheduled

[ DINING>RESTAURANTS> ESSAY>]

【予定外】 

ハプニング。 

突然音楽とまったく関係ない友人から、今日スイートベイジルでポンタボックスのライヴがあるから行きませんか、との誘い。調べてみたら、近藤房之助 さんとのジョイント。予定を変更して行ってみた。 

3部構成。1,2部がポンタボックスのトリオでの演奏。1部はマイルス作品などを演奏。ハービー・ハンコックの作品が多かったのが特徴。ポンタさんはハンコックが好きなんですね。 

3部で、近藤氏登場。レイ・チャールズの作品を10曲、アンコール2曲はレイ以外の作品。アンコール1曲目はなんとカーティス・メイフィールドの「トリッピン・アウト」。観客がレイの作品を知らないのか、その他の理由か、反応がかなり鈍かった。グルーヴがロックオリエンテッドなのが僕にはちょっと。7時半過ぎに始まって11時まで、長丁場でした。同行ソウルブラザーU氏の一言。「ドラムも音楽も、結局ラーメンと一緒ですね。どんな味か、好みの問題ですよ」。けだし名言。 

その後、ソウルメイトYと東京駅前にオープンしたキャノヴィアーノ東京(イタリアン・レストラン)とM東京(バー)のレセプションに。八重洲通りに面していて、これはすごい場所。歩道にたくさんの花束が飾られ、場所を探すこともなく、すぐにわかった。中に入ろうとすると、そこでばったし、「売れっ子放送作家カニ先生」とでくわす。おっと、違う「超売れっ子放送作家カニ先生」、と言い直さないと・・・。「なんで、いるの、なんで、なんで」と食いつかれるが、「ちょっと、じゃあ、案内してよ~~」と僕。 

K先生は案内してくれなかったが、自力で見学。各階100坪はあるという店で、1階がイタリアン・レストラン、地下がバー。広いよ、かなり。建物自体は昭和5年に建てられたそうで、中をリノヴェーションしたそうだ。ゆったりした感じでいい雰囲気。 

地下のバーの運営を西麻布・嵐をてがけた北添氏が統括しているということで、彼に軽く解説してもらった。新しい名刺をくれようとしたとき、その名刺入れを見たら、3センチくらいに膨れ上がっていた。「これ、今日だけで?」 「そうです(笑)」。 

基本的には昼間はここはブライダルでやっていて、夜をこうしたバー営業で行くという。中央にピアノが置いてあり、ピアノのライヴもいれるそうだ。フルーツのカクテルが売りだそうで、大きなスイカがあったので、スイカのカクテルでも頼もうかと思ったが、車なので、スイカのジュースを絞ってもらった。うま~~い。バーのM東京は、朝6時まで営業するという。 

K先生、なんと麻布十番の23時間営業しているという話題の麻布ハウスに行くというので、「連れってくれ」とひれ伏すと、「じゃあ、連れてってやろう」と代官様のようになった。麻布ハウス、噂は聞いており、一度場所を探したが、わからずにいたところだったので、これぞ渡りに船。ところが、K先生が電話で予約をしようとすると、まだ満員で入れないという。夜中の12時過ぎですよ。どうなってるんだろう。結局、別の店に行くことになった。しかし、K先生、話題の店、ぬかりなくチェックしてるなあ。それにしても今日はすべてがハプニングの1日だった。 


投稿者 吉岡正晴 : 04:49 AM | コメント (2)

June 17, 2005

Tonkuro: The Most Underrated Tonkatsu Restaurant

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【「とん黒」~誰も知らない名店】 

肉質勝負。

みんなトンカツ好きなんですねえ。(笑) たまにぽろっと書いてしまう食べ物系ネタへの食いつきがやたらいい。(笑)  トンカツ・ネタ、おまけです。

トンカツと言えば、うちの近所では、目黒のとんきが有名。確か昭和29年か30年の開店の老舗。卵を何度もつけて衣を厚くして作る「ハード系カツ」(C=yoshioka)の代表格。この目黒店の最大のうりは、一階にいる小さなおばあちゃんだ。お客さんが入ってくると、注文を取って、そこに何十人というお客さんが無造作に後ろの待合席に座っていても、絶対に順番を間違えることなく、着た順に席(カウンター)にご案内~~。

http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200408/diary20040824.html

それに対して「ソフト系カツ」は、青山のまい泉。ここも一時期すごくよく行った。

白金の首都高速の下にあるオレンジ色の看板が目印の「とんかつ・すずき」は、昔ながらの正統派。もっともコンサヴァなカツだ。店員にあいそはないが、きっちり仕事をしている感じでだまってまた食べにくる。夜9時までしかあいていないので、なかなか行けないが、8時過ぎに夕食がまだで、ここの前を通ったら、入らずにはいられない。するすると引き戸に吸い込まれる。最近味噌汁のおわんが小さくなってちょっと寂しい。

それはさておき、ここでご紹介するとんかつ屋さんは、上記人気店舗の知名度と比べると、月とすっぽんくらいの違いがある。だが味は上記店舗に勝るとも劣らない。

その昔、79年~81年頃、目黒に懇意にしているとんかつ屋さんがあった。その名は「とん黒(とんくろ)」。僕の父親とその主人が親しく、最初は親に連れられて行っていたが、しばらくしてから僕ひとりだけでも行くようになった。たまたま2年弱ほどその店のとなりのマンションに住んでいたこともあり、週5回ランチか夜に行ったこともある。

何がいいかと言えば、単純に肉の質がいいのだ。それはその主人が一時期、芝浦の食肉市場で仕事をしていて、いい肉を見る目を持っているからだ。値段は普通だが、そのコストパフォーマンスから言えば、ワンランクもツーランクも上の肉が使われている。最近、あちこちのとんカツ店で、高級豚肉黒豚なんたら、というのが出ているが、ここ「とん黒」のロースやヒレなど、そんなの問題にならないくらい質がいい。普通の値段で、高級食感、という感じだ。

そして衣も比較的軽く、今で言うソフト系。さくさくっとくる。しかも、ここは、キャベツがいくらでもでてくるのはもちろんのこと、ゴハンの量、そして、お新香の量が半端ではなく多い。お新香好きの僕としてはお新香だけでも満足してしまうほど。

ところが、このお店、ある日突然、目黒の店を引き払い、川崎市は高津区に引っ越していってしまった。あ~~~、わがとん黒よ、なぜに~~~。すぐに後を追うように僕も足を運んだが、さすがに遠い。軽く思いついて、行ける距離ではない。これとて、20年近く前の話だ。目黒の店もけっこう入っていたので、なぜこんなとても食事処を出すようなエリアではないところへ引っ越したのか、大きな疑問だった。その理由を昔聞いたが、さすがにもう忘れた。

行きかたは、東京から行く場合、第三京浜・川崎インターを下り、そのまままっすぐ第三京浜の下を走る。アンダーパスがあって、それを走るとつきあたるので、右折。しばらく走って右側に「とんかつ・とん黒」の看板がある。この道は産業道路のようで、車の往来が激しく、駐車はできないが、店の裏に顧客用に駐車場が2台ほど用意されているので、あいていれば、そこに止められる。横浜側から来たら、インター下りてユーターンだったと思う。以下同じ。(住所から各自、地図をご確認ください)

店内は、別にこれといってきらびやかでもなく、テレビや週刊誌が雑然と置かれている普通の定食屋と変わらない。が、とんかつの味は高いレベルで安定している。内装などは、ほんとどうということないが、まさにとんかつそのもので勝負、いや正確に言えば、とんかつなどが載っているお膳のものだけで勝負、という感じだ。雑誌やテレビに取り上げられるようないわゆる「メディアに載る店」ではないから、地元の人以外おそらく知らない。よって誰も知らない名店だ。ご主人もそんなことにまったく興味なしという感じで、ただひたすらニコニコかつを揚げている。

横浜アリーナのライヴの帰りとかに寄ってみたいのだが、ここも9時まで。だから、行けない。こんなことを書いていたら、久々に行ってみたくなってしまった。

【とんかつ・とん黒 】
住所 神奈川県川崎市高津区新作3-3-11
電話 044-866-8210
休業日 月曜日
営業時間 11:30~14:30 17:00~21:00
最寄駅 武蔵新城
駐車場 有

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投稿者 吉岡正晴 : 06:16 AM | コメント (0)

June 16, 2005

Kimukatsu:  Millefeuille Of Tonkatsu

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ミルフィーユ。

いやあ、おどろいた。うまかった。

2005-0604-0046.jpgキムカツって知ってる? まあ、一言で言えばとんかつなんですが、恵比寿のキムカツという店では、それをとんかつと言わずキムカツと呼びます。何が違うかというと…。

前々から噂は聞いていたその恵比寿のキムカツ。いつ前を通っても、人が並んでいて、1時間から1時間半待ちなんて当たり前なほど人気のお店。夜10時ラストオーダー、10時半までの営業で、9時台早めに客待ちを打ち切るという、すごいお店です。客に並ばせないんですよ。まあ、いつかは食べたいとは思っていたのですが、別に1時間も並んでメシを食うというのも、なんだし…とは思っていたわけです。

そしたら、先日のとある金曜夜中の12時過ぎ、その前を通ると、なんと店がやっている雰囲気ではありませんか。何かのまちがいかと思って、あわてて車を止めて確認すると、1時ラストオーダー2時閉店ということで、今からでもぜんぜんOKとのこと。しかも、並んでいないで、空いている。三段跳びスキップしながらはいりました。

この日は初めてということもあって、6種類あるキムカツの中から「梅・しそ」を。1480円プラスご飯セット450円、計1930円なり。いきなり、山盛りキャベツが持ってこられ、しばらくしてからキムカツ登場。一口サイズに切られ、口にいれると、さくっとした歯ざわりでふわっと、肉が広がる。いやあ、まいった。これは、なんだ。

その秘密はロース部分を超薄切りにして、それを25枚ほど重ね合わせ、さらにさくっとあげている作り方らしい。このさくさくの絶妙の食感。これはまさにトンカツのミルフィーユだ! 

カツを大きく分類すると目黒「とんき」系の「ハード系」と青山「まい泉」系の「ソフト系」に分かれると思うが、これはまさに後者。しかも、そこに独特のオリジナリティーを加えている。衣のさくさく感と肉のミルフィーユ感の融合がもうたまりません。たれは、おろしポン酢と、通常のトンカツソースがあったが、これはトンカツソースのほうが僕はあうと思った。からしもグ~~。

2005-0604-0047.jpgそれからここのもうひとつのウリが炊きたてご飯。てかてか光っていて、見た目にも本当においしそう。こまめにゴハンを炊いて、それを小さなおひつにいれてだしてくれる。このゴハンとおしんこ、それにキャベツだけでも、おなかいっぱい食べたくなる。こんなに炊きたてをうまくよそられるとそれだけで負ける。特殊な炊飯器を開発したということで、15分でおいしいゴハンが炊けるという。

この店、2年ほど前にオープン。もともと横浜でトンカツ店をやっていたそうだが、このキムカツという商品を開発し、恵比寿でそれを店名にし、大当たりした。カウンター9席、ボックス18席(6人がけx3)くらい。混みあうと、ボックスは当然相席になる。今では仙台、博多などにも店を出して、テレビなどで紹介されて人気爆発だそうだが、知らなかった。

これは、受けるよ。人気になるよ。並ぶよ。もっと昔に一度並んで食べておくんだった。とんかつ好き、揚げ物好きの人は、これは絶対お勧めです。

さて、ではこの日なぜ夜中の12時過ぎにやっていたか。なんと、先月から、金曜と土曜だけ深夜2時まで営業することになった、というのだ。お店の人によると「まだ(週末の深夜営業が)認知されていないので、11時過ぎれば、比較的大丈夫ですよ」という。これは、超耳より情報ではないか。毎週金曜真夜中12時に、キムカツに並ばずに入れる。しかし、夜中の12時にカツは一体どうよ、って問題は残されるわけだが…。まあ、夜更かしすれば、結局いいんじゃないの、ってことで…。

夜ゴハンを夜中の12時に食べるということは、昼飯を3時か4時に設定して、その日は寝るのを朝4時とか5時にすればいいわけよね。な~~んだ、そんなら、いつもと同じだ。(笑) 

書いてるうちにまたおなかがグ~~。

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ウェッブもあり。

http://www.kimukatsu.com/

【キムカツ】(恵比寿本店)

営業時間

平日 11:30から22:30 (ラストオーダー22:00)

金曜、土曜 11:30 から翌2:00 (ラストオーダー1:00)

電話番号 03-5420-2929

住 所  〒150-0013東京都渋谷区恵比寿4-9-5

予算、ひとり2000円~2500円程度

カード、可

予約不可。通常、並んでる人数にもよりますが、平日は9時台で並びを打ち切り。タイミングによりますが、平均1時間待ち。

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投稿者 吉岡正晴 : 06:11 AM | コメント (0)

May 31, 2005

Admachikku Tengoku: Gotanda On My Mind

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【「わが心の五反田」】

土。

先々週の土曜日(2005年5月21日)、テレビ東京(12チャンネル)の番組『出没! アド街ック天国』で、五反田が紹介されていた。ビデオに録画して、やっと見た。この番組の影響力の強さは以前からよく聞いていた。ここで紹介されると放映から1週間からしばらくレストランやバーなどに、どっとお客さんが増えるというのだ。

全部で30ヵ所がカウントダウン形式で紹介されるが、もちろん、よ~~く知っているところもあれば、全然知らないところもある。知らなかったのは、あのマリックさんが五反田に住んで30年ということ。(笑) へえ、五反田在住なんだ。会ったことないなあ。

オイスターバーはオープンした時、よく行った。今よく行くのはアリエッタのランチ、そして、我らが松本幸三さんのフランクリン・アヴェニュー。

チェゴヤ(韓国料理)、おいしそう。一方、200グラム6万3000円のステーキ? すご~~。これは知らなかった。正田邸は2年前に取り壊され、今では公園になった。その近くに、しばらく前までは小泉君の仮公邸があった。

グリルF、日南ね。定番ですね。駅前の文具店神岡は、小学校の頃から通ってます。

で、そのフランクリンに放映後の次の週の日曜(29日)午後に行ったら、なんと30人近く並んでいるではないか。すごい。ちょうど今時は、外のテラスが気持ちいいのだが、それにしても半端ではない。階段からはみ出て、道路まで待ち人が並んでいる。

テレビで紹介されたアスパラ・バーガーが超人気になったそうだ。22日からしばらく人数の記録を更新しているらしい。

ところで、そのフランクリンにいたら、コック着に身を包んだ人がカウンターに座ってコーヒーを飲んでいた。すると幸三さんがその方を紹介してくれた。「世界の田辺さんです」 おおおっと。お隣のヌキテパのオウナーシェフ、田辺さんだった。

田辺さんによると、以前から庭のある一軒家を探していて、幸三さんに相談したところ、一足先にオープンしていたフランクリンの隣がちょうど空いているということで、ここでヌキテパを始めた、という。もう10年になるそうだが、今やその名は世界に名を轟かせている。エルブジご一行がわざわざヌキテパに食べに来たそうだ。

「エルブジご一行さまが来られた時とか、緊張したりするんですか」 「いや、全然。関係ないね」ときっぱり。

「今、興味があるのは、土でね。土って、食べたくならないですか?」と問われ、「いやあ、土を食べるっていうのがイメージがわかないんですが…」と答えると、「野菜を食べるってことは、土を食べることにつながるんじゃないかって思うんですよ。結局、人間は地(アース)に帰るんじゃないかと思って」。番組でも紹介されていたが、今、田辺シェフの自信作だ。これは、一度試してみたい。

最近はランチもディナーもかなり満席になるらしいが、基本は来たお客さんはお店側からは帰さない、というポリシーだ。満席の場合は、フランクリンで何かを飲んで待っててもらうそうだ。ヌキテパは週に一度月曜日だけが休み。それ以外の日は、店のスタッフは朝8時くらいから、夜12時くらいまで仕事をしている。「フレンチで(夜だけで)50人の客に料理を出すというのは、ほんと大変なんですよ」と言う。

フランクリンでは実はヌキテパのデザートが食べられる。以前書いたが、絶妙スイカのケーキはヌキテパのものだ。オウナー同士が仲良しだから可能なコラボレーションだ。

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『出没! アド街ック天国』のウェッブ
http://www.tv-tokyo.co.jp/adomachi/050521/index.html

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投稿者 吉岡正晴 : 05:58 AM | コメント (0)

May 06, 2005

The Soul Of Hamburger: 7025 Franklin Avenue 

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【「魂のバーガー」~フランクリン・アヴェニューのハンバーガー】

魂。

2005-0505-2216.jpg「世界でベスト5に入るミュージシャンでさえも、最後まで自分が満足できる演奏を求め続けるでしょう。(料理人も)それと同じですよ」 島津山フランクリン・アヴェニューのオウナー兼シェフの松本幸三さんはそう言う。 思わず料理人とミュージシャンを並列で語られて納得した。

リアルなハンバーガーを提供して今ではすっかり人気となったフランクリンだが、お店がオープンしたのは1990年9月25日のこと。はや15年だ。僕はたまたま家が近所ということで、開店当初からおじゃましているが、最初の頃はいついってもお客さんはまばらだった。今のように入るのに並んでいるなどというのはとても考えられなかった。開店から3年間はずっと赤字だったという。それも納得。なにしろ、普通の住宅街の一軒家でやっているため、そこを通る人など地元の人以外ほとんどいない。徐々にメディアに登場して、少しずつあちこちから人が集まり始めるようになった。おいしいバーガーだから最終的には客が集まるのも納得。

しかし、そのハンバーガーに賭ける意気込みはすごい。例えば、この店でもっとも人気のあるバーガーのひとつ、マッシュルーム・バーガーのマッシュルームも福島で生産されているものをわざわざ取り寄せている。4-5個でスーパーで3-400円くらいするものを10個くらい使っているというから、異様な原価率になる。生のマッシュルームをひとつ試しに食べさせてもらったが、これが実においしい。「これは、2日に一度そこから入荷します」という。「レストランは、個別の利益率とか考えたらだめです。これ単体だったら、うちもだめですが、みなさん、飲み物とかとってもらえるでしょう。だから、年間通してみれば何とかなるんです」 お客側からすれば超納得。

様々な種類のバーガーの中でもこのマッシュルーム・バーガーは自分で90点をつけてもいい作品だという。僕はこのマッシュルームもいいが、アヴォガド・バーガーとかテリヤキ・バーガーなども食べる。アヴォガドあたりは、幸三さんの採点だと「まあ、55点くらいかなあ(笑)」。「つまり、例えば、カリフォルニア産の取り立てのアヴォガドを使ったら、もっとおいしくなりますよ」というのだ。仮にカリフォルニア産のアヴォガドを一日おきでも飛行機で取り寄せていたら、一体コストはどうなることやら。でも、それも食べてみたい。かりにそれが1500円になっても納得だ。

彼にとって素晴らしい食材探しは、永遠のテーマだ。試して何かよいものを見つけたら、それでいく。そうして、現在は50以上のところから食材を仕入れる。「自分で作ってて、時に『これだ! うまい!』って思うことがあります」 そうやって日々、味を切磋琢磨している。よって、このお店のバーガーは開店15年を経ても味が落ちない。納得。

今この店に「修行」に来ている人物がいる、という。3年前に大阪でたまたまこのフランクリンの記事を雑誌で見て、修行させてください、とやってきた若者だ。だが幸三さんは、「修行には10年かかる」といい、結局、「少なくとも5年やれ」ということで、5年間の修行中だ。「いやあ、2-3年でね、ハンバーガーだけなら作れるようになるんですよ。でも、それだけでは足りない。もし今彼が店を出したら、必ずつぶれる。我々はもし修行させるのだったら、その修行した者が店を出すだけでなく、出して成功しなければならない。店を一軒出すとなったら、最低2-3000万円の資金がかかる。借金してやって、もし失敗したら、一生かかっても返せませんよ。だから、そこまでの責任があるんですよ」 おっしゃる通り。納得。

「つまり、ハンバーガーをただ作るのではなく、その物事の本質、哲学、魂といったものを学ばないと結局はだめなんです。うちは秘密とか秘伝とかそういうものは何もありません。(修行に来た人には)すべて教えます。秘伝とかあっちゃいけないんです。レストランというのは、おいしいものをおいしく、楽しく食べて、新しい生きる活力みたいなものが生まれればいいんです。そこに秘密は必要ない。だから、僕がレシピを教えるときも、ちゃんと相手にメモをとらせます。でもね、同じレシピで同じ材料で作っても、同じ味がでるかというと、それはまた別です。例えば、ドラムもそうでしょ。同じドラムという楽器を叩いても、名人が叩くのと、素人が叩くのではでてくる音が違う。それと同じですよ。例えば、「研修」に一月ほど来る人たちには、ただ見てろ、って言うんです。一月じゃ何も教えられないし、逆に見て、(バーガーが焼ける)音を聴いたりして、勉強していったほうが、まだ手っ取り早いんですよ」 魂のバーガーに納得。

幸三さん、話は変わるが、3月に放映されたテレビ番組『魂のワンスプーン』にでて見事勝利を収めた。それをその放映前にうかがった時に、「ちょっととにかく食べてみてくださいよ」と言われて食す機会があった。とろけた。

この店のメニューは90年のオープンから値段が変わっていないという。しかし、食材に関しては常にいいものがあれば変えている。「そりゃあ、絶対ね、100パーセントというのはあり得ない・・・」 そして、冒頭の発言へ。

5月から6月にかけて、あふれる緑から放出されるマイナスイオンたっぷりのテラス席は、絶好の季節である。僕もこの季節は必ずテラス席にて魂のバーガーを食す。

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フランクリン・アヴェニューには公式のホームページはありません。ただネットで検索するといろいろと出てきます。

例えば東京レストラン・ガイドには100近くのレヴューが載っています。
http://www.asku.com/cgi-bin/jrg/osform/JRGRead?osform_template=Restaurant.oft&adbid=0&anewdbid=0&pRestId=4167

【フランクリン・アヴェニュー】
正式には「7025 フランクリン アヴェニュー」
7025 Franklin Ave.
東京都品川区東五反田3-15-18
電話 03-3441-5028
営業時間 11時から21時 (日曜は19時半まで)(途中休みなし)
定休日 なし
ハンバーガー 950円~
予算 1人2-3000円
予約不可、カード使用不可

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投稿者 吉岡正晴 : 04:49 AM | コメント (0)