April 30, 2008

Serato Scratch Live

[ ENT>DJ>]

【セラート・スクラッチ・ライヴ】

発明。

昨日「メロー・ライダーズ」で初めて使った「セラート・スクラッチ・ライヴ」。これはパソコンに取り込んで使うDJ用ソフトのことだ。楽曲をたくさん詰め込んだ仮想DJミキサーがパソコン内にあると考えればいい。楽曲をハード・ディスクの容量のある限りパソコン内にいれておけばいつでも、取り出し可能だ。外付けハード・ディスクにいれていけば、何万曲と使えるようになる。

しかもそれらは曲目順、アーティスト順、さらにBPM順で瞬時にソート(並べ替え)できる。つないでいるときには、BPM順にして、そこから選ぶこともできるし、アーティスト名から曲を探すこともできる。

PCのモニターに右と左のターンテーブルが映っていて、それぞれのリアルタイムのBPMもでる。デジタル音源になっているので、その楽曲のリメイン(残り時間)も刻々と表示される。

そして、例えば、右のターンテーブルから鳴らすように指定した楽曲は、手元の本物のターンテーブル(昔ながらのレコードを載せるもの)と同期しており、ターンテーブル上に置く、セラート・スクラッチ専用のディスクと同期。そのディスクで、アナログ・レコードとまったく同じように頭だし、戻し、スクラッチなどもできる。

一言で言えば、音源のソースはデジタルだが、使い勝手は昔ながらのアナログ・ディスクとまったく同じ、ということ。テンポを早くしたり、遅くしたりのピッチの変更も通常のアナログと同時、カットイン、カットアウトのタイミングもアナログプレイヤーでDJをやったことがある人なら、誰でもできる。

このセラートの最大のメリットは、膨大な楽曲をハード・ディスクに収めることによって、何百枚、何千枚ものレコードを持ち歩く必要がない、ということ。全米をツアーして回るDJなどには、実際に持ち歩くレコードは限られるので、こうしたほぼ無限大の楽曲を持ち歩けるということは最大のメリットだ。

と、ここまで説明して、なんとなくおわかりいただけただろうか。これはあくまで本当にベーシックな基本中の基本で、他にもいろいろな応用編がある。

しかし、それにしても、一体この機械の中身がどうなって、こういうことができるのかがさっぱりわからない。リアルなターンテーブル上に置くセラート専用のディスク、それに針を載せて頭だしをするのだが、デジタル信号がどういう経緯、経路でここに、あるいはここから伝わるのだろう。こんなものを最初に考えだした人は、「地球は丸かった」ことを発見した人と同じくらい偉い。(笑)

だが、どんなに機材が発達しても、忘れてはならないのは、DJの本質は選曲にあるということ。アナログだろうが、デジタルだろうが、誰のどんな曲をどんな順番でかけるか、それがDJの本質だ。機材はどんな新しいものでも、あくまでも使う道具。なにをどうするかが、DJの力だ。

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(2008年4月28日月曜、横浜ルーサー=メロー・ライダーズVol.5~DJイヴェント)

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投稿者 吉岡正晴 : 03:08 AM | コメント (0)