March 25, 2009

"Soul Galaxy : In The Magic Of Motown": Another Standing In The Shadows Of Motown Story

[ ENT>MUSIC>ALBUM>]

【『ソウル・ギャラクシー~モータウン編』~モータウン栄光の陰に隠れた男たちの物語】

陰。

昨日ご紹介した4月にリリースされるレア・シングル盤コレクション『ソウル・ギャラクシー』のモータウンものだが、このライナーがまたまた難航した。(笑) ほとんどのアーティストがシングルのみしかないということで、苦労しているが、ポリグラム・ニューヨークで多くのコンピレーションをてがけているハリー・ワインガーに助けを求めると、いくつかの曲の詳細貴重情報を教えてくれた。そのあたりは、すべてライナーに書き込むが、ハリーはさすがである。昨日書いたミラクルズのサンプルのみの「アイ・ケア・アバウト・デトロイト」については彼が教えてくれたもの。

たとえば、今回シングルのみアーティストのスタイリスツ(18曲目=セットリストは昨日のブログをご参照ください)とナチュラルズ(9曲目)は、実は同じグループだったそうだ。スタイリスツは、その名前からわかるように、ちょうど同じ頃、フィラデルフィアからスタイリスティックスというグループが登場し、大ブレイクしたので、とてもじゃないがこんな名前ではできないと、グループ名を変更せざるを得なかったらしい。

今回のコンピにはファンタスティック・フォーの曲が4曲収録されているが、どれもグループものとしてはいい楽曲。彼らは元々デトロイトのリック・ティックというマイナー・レーベルにいてそこそこヒットを放っていた。ところが、このレーベルが資金繰りがうまくいかなくなり、レーベル自体をベリー・ゴーディーに売却する。より大きなモータウン入りを彼らが喜ぶかと思いきや、実際はそうではなかった、などということがメンバーのインタヴューで明らかにされる。彼らによれば、モータウンにはそれこそテンプス、フォー・トップス、ミラクルズ、コントゥアーズなど多くの男性ヴォーカル・グループがいたので、とても彼らまでプッシュしてくれず、結局、埋もれてしまったというわけだ。彼はそこに大変不満を持ち、モータウンとの契約が切れると、また別のデトロイトのレーベル、イーストバウンド=ウエストバウンドに移籍する。

21曲目に入っている「ブラックメール」という曲は、ボビー・テイラーが歌っているが、これはもともとスティーヴィー・ワンダーを想定して作られたという。ところがスティーヴィーは録音せず、ボビーが録音、しかしこのヴァージョンもなかなかリリースされず、これと同じカラオケ(トラック)を使って、デイヴィッド・ラッフィンが録音した。

1960年代のモータウン作品にはR&B、ソウルを彷彿とさせていてすばらしいものが多数ある。モータウンとは、シュープリームス、テンプテーションズ、フォー・トップス、マーヴィン・ゲイなどのスーパースターだけではない。実は、無数の無名の埋もれたアーティストの上に、そうしたスーパースターが存在しているということを痛切に感じさせられる。そして、そうしたアーティストも、ほんのちょっとしたきっかけでスーパースターになるチャンスがあったのだ。だが、スーパースターになれるアーティストの枠は限られている。たまたま彼らはその枠の中に入り込むことができなかっただけなのである。これをご縁がなかった、というか、運命のいたずらだったというか。スターになる者はそういう星の下にいたのだ。

まさにもうひとつのStanding In The Shadows Of Motown(モータウンの栄光の陰に立ったアーティストたち)の物語がここにある。ひょっとしてファンク・ブラザースの次に注目すべきはこうしたシングルだけで日の目を浴びなかった現在行方の知れないアーティストたちかもしれない。

■ソウル・ギャラクシー~イン・ザ・マジック・オブ・モータウン

ソウル・ギャラクシー~イン・ザ・マジック・オブ・モータウン~
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ENT>ALBUM>Soul Galaxy Motown


投稿者 吉岡正晴 : 03:33 AM | コメント (0)

March 24, 2009

"Soul Galaxy: Vol 2~Motown" Will Be Released In April

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【『ソウル・ギャラクシー』第二弾はモータウン・レア・シングル集】

入魂。

昨年秋にリリースされ大好評を得たレア・ソウル・シングルのコンピレーション『ソウル・ギャラクシー』の第二弾が4月に出ることになった。今回は、モータウン・レーベルからのレア・シングルを中心に集めたもの。

今回も例によってソウル・バー業界今年で30周年を迎える川畑満男氏選曲で、5-60曲の候補から最終的に23曲が選ばれた。当初収録予定だったものが権利関係がクリアできずにボツになったものがあり、下記23曲が最終的なラインアップとなった。(一部のネットCDショップなどに公開されている選曲リストは権利などがクリアになる前のもので、その後変更され下記23曲が確定曲です)

いずれもほぼシングル盤からの収録だが、モータウンからシングル盤が一般リリースされなかったプロモーション用シングルのみのリリースなども入っている。それが、下記リスト3のスモーキー・ロビンソン&ミラクルズの1968年の作品。

この「アイ・ケア・アバウト・デトロイト」は、1968年6月26日に録音され、7月10日にオーヴァーダビングされ、同月にラジオ局に対してプロモーション用シングルのみでリリースされた。B面はなくこの1曲だけ。これは前年に起こった暴動で破壊されたデトロイトを復興しようという目的で録音された作品。ちょうどマーティン・ルーサー・キング牧師の暗殺(1968年4月)からわずか3ヶ月というタイミングでリリースされた。

これを書いたジミー・ソウル・クラークは社会的な出来事を多く書くソングライターで、他にブレンダ・ハロウェイの「プレイ・イット・クール、ステイ・イン・スクール」(これもプロモ・オンリー)などを書いている。共作者のジャック・コムはデトロイトの広告代理店に勤めていた人物。

この曲は、その後、1971年『スターリング・ボール・ベネフィット』というパーティー参加者だけに配られたアルバムにステレオ・ヴァージョンが収録されたがこれも非売品。さらにその後、同ヴァージョンはミラクルズの35周年記念でリリースされたボックス・セットに収録され、ようやく一般発売となった。今回はこれがこのCDに収められる。

といった曰く因縁つきのレア曲満載の『ソウル・ギャラクシー』、選曲も入魂なら、ライナーも入魂執筆しています。お楽しみに。

曲目リストは次の通り。

『ソウル・ギャラクシー イン・ザ・マジック・オブ・モータウン』

01. The Contours / It's So Hard Being Loser
02. The Contours / It's Growing
03. Smokey Robinson & The Miracles / I Care About Detroit
04. The Fantastic Four / I Love You Madly
05. The Fantastic Four / On The Brighter Side Of A Blue World
06. The Monitors / Step By Step
07. Eric & The Vikings / I'm Truly Yours
08. Bottom & Company / Spread The News
09. The Naturals / The Good Things
10. The Sisters Love / My Love's Yours (Till The End Of Time)
11. The Different Shades Of Brown / When The Hurt Is Put Back On You
12. Edwin Starr / There You Go
13. Bottom & Company / Gonna Find A True Love
14. G.C.Cameron / Don't Wanna Play Pajama Games
15. Eric & The Vikings / It's Too Much For Man To Take Too Long
16. Art & Honey / The Best Years Of My Life
17. The Fantastic Four / Just Another Lonely Night
18. The Stylists / What Is Love
19. The Courtship / It's The Same Old Love
20. G.C.Cameron / Act Like A Shotgun
21. Bobby Taylor / Blackmail
22. The Fantastic Four / I'm Gonna Carry On
23. Third Creation / Rolling Down A Mountainside
24. The Temptations / Take Me Away

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ENT>ALBUM>Soul Galaxy Motown


投稿者 吉岡正晴 : 07:54 AM | コメント (0)

February 17, 2009

The Sound Of Philadelphia (Part 2) : Ebonys & Johnny Williams

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【エボニーズとジョニー・ウィリアムス】

ジョージ。

今回のこのフィラデルフィア・サウンドの4枚組みCDには、これまでのフィリー・ソウルのコンピレーションにあまり入っていない曲も収録されている。

たとえば、ディスク1の17曲目、ジョニー・ウィリアムスの「スロー・モーション」。1972年初夏にでたフィラデルフィア・インターナショナルがまだブレイクする前のシングルだ。正確にはレコード番号は、PIRの3518.この一枚前、PIRの3517がPIR初のミリオンとなるオージェイズの「バック・スタバーズ」。ほぼ同時にでたが、オージェイズは瞬く間に大ヒットしていくが、こちらはソウル・ステーションでかかる程度でポップへクロスオーヴァーしない。

当時、ジョニー・ウィリアムスはこの頃もちろんアルバムがなく、シングル盤しかなかった。FENのソウル・ショーでかかって、気に入ったのだが、日本盤も当然出る予定などないから、シングルの輸入盤でしか手に入らない。

もちろんソウルの輸入盤シングルなんて、滅多なところでは入手できない。そんなところで、僕が知るのが六本木のソウル・バー、ジョージズだ。ここのジュークボックスは強力で、当時のソウル・ヒットがシングルで80枚はいっていてこの「スロー・モーション」もあったと記憶している。しかし、このシングル、当時欲しくて欲しくてしょうがなかった。

僕が初めてジョージに足を踏み入れるのが1972年の秋くらいだったような記憶がある。そこで、このシングルを聴いた。同じくエボニーズの「ユーアー・ザ・リーズン・ホワイ」、「イッツ・フォーエヴァー」も、ジョージのジュークに入っていてよくかけた。

エボニーズもアルバムがない頃だったので、シングル盤が貴重だった。ソウルのシングル盤が、まさに黄金の輝きを持っていた時代だった。これら3枚は特に、PIRのあのレーベル・ロゴとともに、ジョージでの記憶が染み付いている。

今回ジョニー・ウィリアムスを調べたら、なんと彼は1942年1月15日アラバマ州生まれ。1月15日という誕生日はマーチン・ルーサー・キングと同じ日だ。しかし、1986年12月に44歳で死去していた。その後の噂を聴かないわけだ。

■ ラヴ・トレイン:フィリー・ソウルの全て

ラヴ・トレイン:フィリー・ソウルの全て
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ENT>MUSIC>ARTISTS>

投稿者 吉岡正晴 : 02:54 AM | コメント (0)

February 15, 2009

"Love Train: The Sound Of Philadelphia" 4CD Box Set

[ ENT>MUSIC>ALBUM>]

【『ラヴ・トレイン:フィリー・ソウルの全て』4枚組みCD限定発売】

ボックス。

1971年に始まり、1980年ごろまで多くのヒットを放ったフィラデルフィアを本拠にしたフィラデルフィア・インターナショナル・レコードの作品群を中心にしたいわゆる「フィリー・ソウル」の4枚組みボックスセットがリリースされた。

■ ラヴ・トレイン:フィリー・ソウルの全て

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4枚組み全71曲。ソウル・サヴァイヴァーズの「エクスプレスウェイ・トゥ・ユア・ハート」、デルフォニックスの「ララは愛の言葉」から次々とフィリーの名曲が出てくる。ディスク1の最初の9曲は、フィリー・インターナショナル創立以前のフィリーのヒット。プロデューサー、ギャンブル&ハフがインディ・プロデューサーとして作っていたころの作品だ。

またディスク2~4でも、アトランティックに残されたスピナーズ作品、コロンビアのマンハッタンズ作品、スタイリスティックス、ジョー・サイモン、ウィルソン・ピケットなども収録され、フィラデルフィア・サウンドの全貌を網羅しようとしている。ここまでレーベルを超えて作ったコンピはなかっただけに、その力のいれようもすごい。

60ページを超えるカラーのブックレットもかなり内容が濃く、ギャンブル&ハフのインタヴューなども収録されている。さらに全曲歌詞対訳付き。これで、各曲ごとのミュージシャン・クレジットまで調べて掲載されていたら、完璧だった。

限定発売ということなので、CDショップへ直行です。

そうそう、最新号アメリカ版ワックスポエティックスの表紙、カヴァー・ストーリーがギャンブル&ハフだ。まだ手にいれてないが、これもかなり読みでがある重厚なインタヴューになっている模様。

ENT>ALBUM>Love Train

投稿者 吉岡正晴 : 04:24 AM | コメント (0)

December 14, 2008

Tom Jones New Album: 24 Hours

[ ENT>MUSIC>ALBUM>]

【トム・ジョーンズの新作は『24』】

24。

超ヴェテランのシンガー、トム・ジョーンズのニュー・アルバムが届いた。タイトルは、『24時間』。何気なく聴いていたら、けっこうファンキーで楽しいので、ご紹介。

トム・ジョーンズといえば、「シーズ・ア・レイディー」や「思い出のグリーングラス」…というのは、かなりの年配。(苦笑) トム・ジョーンズといえば、「恋はメキメキ」やプリンスの「キス」のカヴァーというと、最近のファン。もっともCM曲聴いてファンになった人もいるかも。

アルバムを流していて、最初にひっかかったのが、7曲目の「シュガー・ダディー」という曲。いいリズムの曲だと思ったが、天辰保文さんの解説を読むと、なんとこれはU2のボノとエッジが書いた曲で、ダブリンのパブでトム・ジョーンズとボノが飲む機会があり、それがきっかけで出来た曲だという。そして、この曲が発展してアルバムにつながったそうだ。

「シュガー・ダディー」といえば、ジャクソン・ファイヴ…というのはソウル・ファン。これからは、「シュガー・ダディー」といえば、トム・ジョーンズになるかな…。

アルバムの2曲目に入っている「別れの時」という曲はずいぶんと60年代風だなと思ったのだが、クレジットには特にサンプリングなどの表記はなし。

もう1曲気になったのが、日本盤ボーナス・トラックとなっている「フィール・ライク・ミュージック」という曲。クレジットをよくよく見ると、グラディス・ナイト&ピップスの大ヒット「フレンドシップ・トレイン」がサンプリングされている。グラディスのものは、かのノーマン・ホイットフィールドがプロデュースしたファンキーな作品。トム・ジョーンズのヴァージョンはかなりソウルフルで、これなんで、ボーナス・トラックなんだろう。一番気に入った。

ところでアルバム・タイトル『24時間』だが、これを見て、松山千春のアルバムと同名と思う人は、このソウル・サーチンの読者には、いるまい。(『24時間』を調べていたら、それが出てきただけです←苦笑)

トム・ジョーンズは1940年6月7日イギリス・ウエールズ出身。6月7日は、プリンスの誕生日と一緒だ! プリンスの「キス」をカヴァーするには十分すぎる理由ではないか。(関係ないか)

■ トム・ジョーンズ 『24時間』

24時間
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ENT>MUSIC>ALBUM>Jones, Tom


投稿者 吉岡正晴 : 06:43 AM | コメント (0)

October 09, 2008

Jennifer Hudson : Long Awaited First Album Will Be Dropped Soon

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【待ちに待ったジェニファー・ハドソンのデビュー作いよいよリリース】

一日千秋。

いやいや、「待たされたよ」。それが実感。あの2004年の『アメリカン・アイドル』、2006年の『ドリームガールズ』(日本公開は2007年)、そして、2008年『セックス・アンド・ザ・シティー』、さらに、アカデミー賞と常に大きなスポットライトを浴びているシンデレラ・シンガー、ジェニファー・ハドソンがついに、やっと、自らのフル・アルバムを出す。もともと2007年秋頃にリリースが予定されていたものの、作り直したりして、約1年遅れて日本では2008年11月5日の発売になる。

日本盤は2曲のボーナス・トラック付きだが、まさに、ホイットニー・ヒューストン、マライア・キャリー、ビヨンセに続く大物女性ディーヴァの誕生だ。プロデュースには、スターゲイト、ニーヨ、ティンバランド、ミッシー・エリオット、アンダードッグスなど超一流どころが集結、絶対に負けない布陣でデビューする。

まあ、もっともデビューと言っても、『ドリームガールズ』の大ヒットもあるので、まだデビューしてなかったの、という感じもするが、フル・アルバムとしては堂々のデビューだ。

いずれもじっくり作りこんだだけのことはあり、全米アルバムチャートでも1位になりそうだ。通して聴いて、ひじょうにおもしろいと思った曲があった。8曲目の「アイム・ヒズ・オンリー・ウーマン」(フィーチャリング・ファンテイジア)だ。1975年の大ヒットにシャーリー・ブラウンの「ウーマン・トゥ・ウーマン」という不倫の作品があり、この「アイム・・・」はそのパート2というか続編的なものだ。イントロに、「ウーマン…」同様の語りをいれて、二人のバトルをそれぞれ歌う。カヴァーではないが、アイデアはそこから頂いた楽曲という感じ。

ファンテイジアが、ジェニファーに電話をかける。「ハロー、ジェニファーとお話できるかしら」 「ジェニファーよ、どなた?」 「ハーイ、私はトニーの彼女なの…」 「ちょっと待って、私がトニーの彼女よ、番号違いじゃないの・・・」

そして、「私が、彼のただひとりの彼女(ウーマン)よ」という歌へ。「ウーマン・トゥ・ウーマン」は、シャーリー(本妻)とバーバラ(浮気相手)の闘いだったが、ここはジェニファーとファンテイジアの闘い。ゆったりとしたソウル・バラードで、二人のヴォーカル・バトルが聴き物だ。一日千秋で待ち焦がれるアルバムとはこういう作品か。そして、ファンテイジアとジェニファーはともに、2004年『アメリカン・アイドル』シーズン3の出身者、ファンテイジアが優勝している。ちなみに、このときジェニファーは7位だった。

◎次回『山野ミュージック・ジャム』(10月12日日曜、午後4時半~インターFM76.1mhz)でご紹介します。


Jennifer Hudson : Jennifer Hudson
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2008年11月5日発売

ジェニファー・ハドソン(2ヶ月限定スペシャル・プライス盤)
ジェニファー・ハドソン
BMG JAPAN (2008-10-29)
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Songlist

1 Spotlight
2 If This Isn't Love
3 Pocketbook (feat. Ludacris)
4 Giving Myself
5 What's Wrong (Go Away) Featuring T-Pain
6 My Heart
7 You Pulled Me Through
8 I'm His Only Woman Featuring Fantasia
9 Can't Stop The Rain
10 We Gon' Fight
11 Invisible
12 And I Am Telling You I'm Not Going (Highlights Version) (From Dream Girls)
13 Jesus Promised Me A Home Over There
14 All Dressed In Love (International Bonus Track)(From Sex And The City)
15 Stand Up (Japanese/UK Bonus Track)

ENT>MUSIC>ARTIST>ALBUM>Hudson, Jennifer


投稿者 吉岡正晴 : 03:08 AM | コメント (0)

September 24, 2008

Universal Will Be Release Great Soul Singles Compilation Titled "Soul Galaxy"

[ ENT>MUSIC>ALBUM>]

【ユニバーサルからレア・ソウル・シングルス・コレクション発売】

レアソウル。

ユニバーサルに残る膨大なカタログから、レアなソウル・シングルを集めた日本独自のコンピレーションが10月末に発売される。タイトルは、『ソウル・ギャラクシー』、全20曲、どれもレアなものばかり。中には数千円から数万円の値段がつくシングル盤も惜しみなく収録されている。

これを選曲したのは、日本のソウル・バー業界の総本山、赤坂「ミラクル」のオウナー、川畑満男さんだ。彼が持つシングル・コレクションから、選曲し、許諾が取れたものを20曲、ここに集めた。

2008年3月、ソニーからリリースされた2枚組み『ロスト・ソウル・ジェムス』が大変好評だったことを受け、今回はユニバーサル・カタログから編纂された。川畑さんから今年の春頃に相談を受け、ライナーを書いた。かなりわからないことが多かったが、それでもいくつか新発見もあった。もっと時間があれば、さらなる取材ができたような気がする。

■ソウル・ギャラクシー ~ ギャンブリング・トゥ・スウィート・ハーモニー

ソウル・ギャラクシー~ギャンブリング・トゥ・スウィート・ハーモニー~
オムニバス
ユニバーサルインターナショナル (2008-10-29)
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収録曲は次の通り。

01. Richmond Extension / Let's Get Into Something
02. Five Special / The More I Get To Know You (Part 1)
03. Tomorrow's Promise / Never Take Your Love Away
04. Ambition / Whisper A Love Chant
05. Vaneese & Carolyn / I'm Losing You
06. Westwing / Falling In Love Is A No No
07. Mojoba / Say You Will
08. The Newcomers / That's When You Know Your Woman Wants To Be Free
09. The Insiders / Nighty Night
10. Richmond Extension / I Can Testify (Good Things Come To Those Who Wait)
11. The Gaslight / It's Just Like Magic
12. The Reason Why / So Long Letter (In A Picture Frame)
13. North, South, East & West / I'm Not Like The Others
14. Candy & Sweets / I Want To Give You My Everything
15. Brenda Lee Eager / Ah! Sweet Mystery Of Life
16. Sam Dees / My World
17. Five Special / (Let's Stop Making) "Small Talk"
18. Prime Cut / I'm So Glad
19. Tomorrow's Promise / Should I Follow My Heart
20. Chapter One / Let Me Down Easy (Have It Your Way)

ENT>ALBUM>Soul Galaxy

投稿者 吉岡正晴 : 08:05 AM | コメント (0)

August 03, 2008

Joe Sample & Randy Crawford’s New CD Will Be Out On September

[ ENT>MUSIC>ALBUM>]

【ジョー・サンプル&ランディー・クロフォード新作9月に】

再会。

金曜日の朝、ジョー・サンプルに電話インタヴュー。ジョー・サンプルが2006年にリリースしたアルバム『フィーリング・グッド』に続く新作『ノー・リグレッツ』を9月24日発売するが、それに関するもの。リリースまでだいぶあるが、内容がひじょうによかったので先行して書いてしまう。

この新作は、なんと前作同様ジョー・サンプルとランディー・クロフォードのコラボが再現されるものだ。ジョーが、1作だけでなく2作連続で同じシンガーと手を組むのも前代未聞で、よほどランディーとの共演が気に入っているものとみえる。プロデュースはこれも前作同様巨匠トミー・リピューマ。

バックを務めるのは、ドラムス・スティーヴ・ガッド、ベース・クリスチャン・マクブライド、ジョーのトリオ。これも前作の基本メンバー。「勝っているときには、チームを動かすな」 これは鉄則だ。このメンバーにギター、サックス、フルーゲル・ホーンなどで客演がある。

前作が大変評判が高く、支持されたために、ほぼ同一コンセプトでの第2作ということになる。日本でも昨年この2人は東京ジャズで共演を見せた。同じメンバーたちが約2年ぶりに再会し、トミー、ジョー、ランディーらは5-60曲の候補から今回13曲を選んだ。そして、その選曲のバランスが見事だ。ソウル、ジャズ、R&B、ゴスペル、ブルーズ、カントリー、そして、ヨーロッパ楽曲まで、実にアメリカ・ポピュラー音楽を俯瞰した選曲になっている。

アルバム・タイトル曲となる『ノー・リグレッツ』は、もともと1961年にフランスのエディット・ピアフがレコーディングしてヒットさせた曲。また、カントリー曲、ブルーズ曲もランディーが歌うことによって、そんな出所を忘れさせられてしまう。すばらしい。

ジョーは、いずれの作品も当時自分がその曲をアレンジしたら、どうアレンジしただろう、ということを考えながらアレンジして作りあげたという。

この中で僕が個人的にひじょうに嬉しかった選曲が1972年のメンフィスのメル&ティムの大ヒット「スターティング・オール・オーヴァー・アゲイン」。ジョーのピアノのイントロから始まり、ランディーの歌声がからんでくる。オリジナルは男性のデュエットだが、ここではランディー1人で歌う。

ジョーは言う。「昨年11月にモスクワでフィルハーモニック・オーケストラとともにランディーが歌った。そのときのブルーズ・シンガーとしての魅力が存分に出て、それはそれは素晴らしい夜になった。ブルーズ・シンガー、ソウル・シンガー、としての魅力が輝いていた。そのとき、ランディーとそんな彼女のブルーズ・シンガーとしての顔を見せたアルバムを作ってみようという気になったんだ」

そして、1曲目は「エヴリデイ・アイ・ハヴ・ザ・ブルーズ」。これは、ジョーが10代だったころ、よく聴いていて気に入っていた曲だという。そんな曲を50年以上経た今レコーディングする。再び、この最新作は、ジョーの音楽歴史を振り返る傑作となった。

■ジョー・サンプル&ランディー・クロフォード
Joe Sample & Randy Crawford : No Regrets
(ビデオアーツVACM-1359 2940円税込み)(2008年9月24日日本先行発売)

Track List :
( ) indicates original acts or act who made it hit and hit year

01. Everyday I Have The Blues (Count Basie / Joe Williams 1956)
02. Just One Smile (Dusty Springfield 1969)
03. Respect Yourself (Staple Singers 1971)
04. Angel (Sara McLachlan 1997)
05. Me, Myself & I (Billie Holiday 1937)
06. Today I Sing The Blues (Aretha Franklin 1960)
07. Don’t Pull All Your Eggs In One Basket (Ray Charles circa 1946)
08. This Bitter Earth (Dinah Washington 1960)
09. Starting All Over Again (Mel & Tim 1972)
10. No Regrets (Edith Piaf 1961)
11. Lead Me On (Bobby Blue Bland 1961)
12. Angel Of The Morning (Eavie Sands 1967)
13. Choices (George Jones 1999)


September 22, 2007
Tokyo Jazz 2007: Joe Sample & Randy Crawford, Candy, Etc.
http://blog.soulsearchin.com/archives/002038.html
2007年9月、ジョー&ランディーのライヴ

ENT>ARTIST>Sample, Joe & Crawford, Randy

投稿者 吉岡正晴 : 04:53 AM | コメント (0)

July 13, 2008

O’Jays : The Essential Will Be Released On August

[ ENT>MUSIC>ALBUM>]

【オージェイズ・エッセンシャル8月にリリース】

総括。

フィラデルフィア・インターから出した「裏切り者のテーマ(Back Stabbers)」以降、次々と大ヒットを飛ばしたR&Bヴォーカル・グループ、オージェイズがフィラデルフィアに入る以前からの作品も含め、フィラデルフィア時代の代表曲、さらにフィラデルフィアを出た後のEMIなどに残した作品を網羅した「エッセンシャル」アルバムが2008年8月27日に日本でソニーからリリースされる。全米では6月10日に発売されたもの。

まさに、オージェイズを総括したようなアルバムだ。これまで、オージェイズの初期の作品は、インぺリアル・レーベル、ベル、ネプチューンなどに残されていた。その中から、「ロンリー・ドリフター」「アイル・ビー・スウィーター・トゥモロウ」「ワン・ナイト・アフェア」など7曲が今回収録。さらに、フィラデルフィア・インター以降ではEMI、その後インディになるが、この「エッセンシャル」にはEMIでの「エモーショナリー・ユアーズ」のゴスペル・ヴァージョンが収録される。

また、特別にジェラルド・リヴァートの1995年のアルバム『ファーザー・アンド・ソン』収録の「ウィンド・ベネス・マイ・ウイングス(愛は翼にのって)」が、エディー&ジェラルド・リヴァートのデュエット作品として収録される。

今回の作品は2008年デジタル・リマスターもの。

オージェイズのリード・シンガー、エディー・リヴァート。その最愛の息子、ジェラルドとショーンは相次いで他界している。しかし、父たちのグループはいまだ健在だ。

オージェイズで最近印象的だったのは、映画『ファイティング・テンプテーションズ』のバーバーショップの店員役で出ていたシーン。理容椅子の周りをメンバーがアカペラっぽく歌いながら、周るシーンが最高だった。

久しく来日の声も聴いていないので、そろそろ日本にやってこないだろうか。

■ 『エッセンシャル』(ソニーEICP1040~1)

トラックリスティング

Disc 1
1. Lonely Drifter
2. Lipstick Traces (On a Cigarette)
3. Stand In For Love [Live]
4. I'll Be Sweeter Tomorrow (Than I Was Today)
5. There's Someone (Waiting Back Home)
6. One Night Affair
7. Deeper (In Love with You)
8. Back Stabbers
9. 992 Arguments
10. Love Train
11. Time To Get Down
12. Put Your Hands Together
13. Sunshine, Pt. 1
14. You Got Your Hooks In Me
15. Now That We Found Love
16. For The Love of Money
17. Give The People What They Want
18. Survival
19. Let Me Make Love To You
20. I Love Music

Disc 2
1. Livin' For the Weekend
2. Stairway To Heaven
3. Family Reunion
4. Ship Ahoy [2008 Single Version]
5. Message In Our Music
6. Darlin' Darlin' Baby (Sweet, Tender, Love)
7. Big Gangster
8. Use Ta Be My Girl
9. Brandy (I Really Miss You)
10. Cry Together
11. Forever Mine
12. Sing A Happy Song
13. Lovin' You
14. Wind Beneath My Wings - Eddie LeVert, Gerald LeVert
15. Emotionally Yours [Gospel Version]

■ オージェイズ初の大ヒット 『裏切り者のテーマ』(1972)


裏切り者のテーマ\
裏切り者のテーマ
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オージェイズ
ソニーレコード (1994-01-21)
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ENT>MUSIC>ALBUM>O’Jays

投稿者 吉岡正晴 : 06:35 AM | コメント (0)

April 23, 2008

Al Green’s New Album Will Be Out On May: Clone Of Great Hi Sound

[ ENT>MUSIC>ALBUM>]

【アル・グリーン最新作、コラボ満載】

ハイ・サウンド。

ソウル・シンガー、アル・グリーンがブルーノート移籍第3弾アルバム『レイ・イット・ダウン』を2008年5月27日に全米リリースする。ブルーノートで出た3作の中でもっともアル・グリーンらしさがでた傑作に仕上がっている。プロデュースには、アル・グリーンのほか、ジェームス・ポイザー、そして、ザ・ルーツのクゥエスト・ラヴ。また、ゲスト・シンガーにアンソニー・ハミルトン、コリーン・ベイリー・レイ、さらにジョン・レジェンドまで登場、ということで、このあたりでも大いに話題を集めそうだ。ストリングス・アレンジは、ラリー・ゴールド! 

なによりも、驚くのが、サウンドだ。クゥエスト・ラヴはかなりアル・グリーンが好きと見え、相当研究した成果がでている。特にドラムス。クゥエスト・ラヴ自身がドラムスを叩いているが、これがアル・グリーンがかつて所属したメンフィス・ハイ・レコードのドラマー、ハワード・グライムスのドラミングを実にうまく再現している。さらに、オルガンの入れ方、昔ながらのパーカッションなどのはさみ方など、まるで1970年代のハイ・サウンドが21世紀によみがえったかのようだ。ハイ・サウンドのクローン、出現だ。ひょっとして、メンフィスのハイのスタジオで録音したのか。(詳細クレジットがまだないために録音場所は不明。リリース時には判明する)

また各楽曲が、かつてのアル・グリーン作品を元にしたような作品になっており、古くからのファンも思わずにやりとしてしまいそうなアルバムに仕上がった。

アル・グリーンは、「これまでにウィリー・ミッチェル以外に自分をプロデュースさせたことはなかった。この若者たち、お手並み拝見といったところだったが、出来上がった作品は見事だったよ」と述べている。

個人的には、アンソニー・ハミルトンとアル・グリーンのデュエットなどには大変感銘を受けた。ジョン・レジェンドもあっている。またそれほど黒っぽくないコリーンとのデュエットは、この「ハイ・サウンド」の中に入ってくると、コリーンの声さえも少しソウルフルに聞こえるかのように思えた。

「レイ・イット・ダウン」、「テイク・ユア・タイム」は、「ハウ・キャン・ユー・メンド・ア・ブロークン・ハート」を下敷きに、「ステイ・ウィズ・ミー」は、「シャラ・ラ・ラ」を下敷きに、「ユーヴ・ガット・ザ・ラヴ・アイ・ニード」は「ラヴ・アンド・ハピネス」を、「ノーワン・ライク・ユー」は「タイアード・オブ・ビーイング・アローン」を、「スタンディング・イン・ザ・レイン」は、「テイク・ミー・トゥ・ザ・リヴァー」などをベースに作られたような気がする。曲によっては、インスピレーションを受けたものが違うかもしれないが、いずれにせよ、実にアル・グリーン・サウンドが研究され尽くしたアルバムだ。しかし、こんなアルバムを作れるクゥエスト・ラヴは本当にうらやましい。今までのレコーディング・セッションで一番楽しかったのではないだろうか。

まちがいなく、しばらく僕のCDライブラリーの中ではヘヴィー・ローテーションになる。

Track list
01. Lay It Down (Featuring Anthony Hamilton)
02. Just For Me
03. You’ve Got The Love I Need (Featuring Anthony Hamilton)
04. No One Like You
05. What More Do You Want From Me
06. Take Your Time (Featuring Corinne Bailey Rae)
07. Too Much
08. Stay With Me (By The Sea) (Featuring John Legend)
09. All I Need
10. I’m Wild About You
11. Standing In The Rain

(US Blue Note)

ENT>ARTIST>ALBUM>Green, Al


投稿者 吉岡正晴 : 04:49 AM | コメント (0)

March 17, 2008

Ben Sidran Talks

[ ENT>MUSIC>ALBUM>]

【ベン・シドラン語る】

インテリ。

ロック、ジャズ、ワールドなどあらゆる音楽に精通し、自らジャズ・アーティストとしても活躍するベン・シドランが、昨日の『ソウル・ブレンズ』(インターFM=東京76.1mhz、毎週日曜15時~17時)にゲストでやってきた。ちょうど今日からコットン・クラブでライヴを行うための来日だが、ベスト発売、旧作紙ジャケットでの再発などもあり、ちょっとした話題だ。

さて、スタジオロビーに入ると、ベンがひとりでコーヒーなどを見ていたので、思わず声をかけてしまった。自分の名前を名乗り名刺を渡すと、「ソウル・サーチャーか、いい名前だね」。そこで「あなたは、ソウル・サーチンしていますか」と聞くとすかさず「oh, whole life(生涯を通じてね)」。う~む、これは息があいそう。(笑) 「ソウル・サーチャーというグループがいたよね」 「おお、先月日本に来てたんですよ」 「あのリズム、ゴー・ゴーは最高だ!」といいながら、ゴー・ゴーのリズムを口と手を使ってやりだす。「ゴー・ゴー・スタイルの曲は録音したことはありますか」 「いやあ、さすがにないな、僕のスタイルとはかなりちがってるからね。でもあのリズムは最高」

彼の容姿とそのインテリジェンスの雰囲気から、なぜか僕の口からは、「あなたは本は書かないのですか」という言葉が。「出してるよ」 「いつ?」 「一年ほど前かな、『ア・ライフ・イン・ミュージック』という、自伝本だよ。アマゾンで買えるよ」 「それは知りませんでした」

その前にすでに2冊ほど出していた。「僕は大学時代から、ノートにいろいろ書いてきたんだ。日記? そんなようなものだな。いつどこで誰と何をしたか、簡単なメモなんだけどね。それを元に記憶を呼び戻し、本を書いた。次の本の構想もあるんだ。それは、『ユダヤ人がアメリカ・エンタテインメントの世界に与えた影響』というもの。タイトルはまだ決めてないけどね。僕自身ユダヤで、エンタテインメントの世界で、偉大な作曲家、ロジャース&ハマーステイン、ガーシュイン…たくさんいる。音楽界だけでなく、映画界でも、スピルバーグやらなんやら多数いる。そうした連中がこのエンタテインメントの世界にどのように入り込み、システムを築き上げ、成功をものにしていったのかをかいてみたいんだ。ユダヤと黒人のことも触れてね。僕の最初の本は黒人の文化の歴史についての考察なんだ」

「実は僕もいくつか翻訳をてがけているんですよ。ベリー・ゴーディーの自伝、最近では映画がでたときにレイ・チャールズの自伝なんかも」 「おおっ、ディヴィッド・リッツだね」 「そうです、いい友人なんです」 「僕もだ。しばらく会ってないな。彼はどうしてる?」 「元気にしてると思います。なにかあると、メールのやりとりをします。レイの本を出したときには、彼が死後からの十数ページを書き下ろしてくれました」 「じゃあ、彼によろしく伝えてくれ」

けっこう立ち話で話してしまったが、すぐに本番になった。そして、彼がマーヴィンに紹介されマイクに話し出した。ブースの外で聴いていたが、その声の良さに驚いた。実にマイクのりする、そして、発音もきっちりとしたDJ、アナウンサーのようなしゃべり手ではないか。いつでもインターFMでDJができる。(笑) 一緒にこちら側で聞いていたオッシーとともに、「いい声ですねえ、番組ができますね」。しかもテンポがいい。マーヴィンとベンが話していると、まるでニューヨークあたりのトークレイディオのような雰囲気さえ漂う。へたするとベンがDJで、マーヴィンがゲストかと思ってしまうことも。

どうやら、むこうの学校で音楽を教えたりすることもあるらしい。自分が授業用に書いたテキストを本にしようかと思ったが、ぐちゃぐちゃで自分でも整理がつかなくて断念したこともあるそうだ。また、先のベンの自伝は、日本では吉成伸幸氏が翻訳に手をつけていて、半分くらいまで来た、とのこと。注釈が多く、とても苦労しているそうだ。

それにしても、昔から日記を書いたり、本を出したり、ベン・シドランはかなりのインテリだ。「大学の頃、将来、作家になりたいとか、新聞記者になりたい、などと思いましたか」ときくと、「う~ん、どうだろう。ただミュージシャンは考えていなかった。とても、音楽で飯が食えるとは思えなかったから」 「でも、今ではこうして音楽家として成功し、ここに来ていますよ」 「いやあ、僕はとても成功した、なんて言えないね(笑)」

ベン・シドランは1960年代、白人ながらブルーズを演奏するスティーヴ・ミラー・バンドにキーボード奏者として加入、ここには他にボズ・スキャッグスなども在籍していた。ブルーズ、ジャズ、ソウル、あらゆる音楽を実によく知っている。そして、いろいろなミュージシャンとも多数のコラボレーションをしているので、おもしろいエピソードをたくさんもっている。そのあたりの話もいつかまたじっくり椅子に腰掛けてきいてみたい。

■ ベン・シドラン 名盤『アイ・リード・ア・ライフ』

アイ・リード・ア・ライフ(紙ジャケット仕様)
ベン・シドラン
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ENT>ARTIST>Sidran, Ben


投稿者 吉岡正晴 : 06:17 AM | コメント (0)

July 21, 2007

"Fortunate Son" Story (Part 2): "Die Hard 4.0" Saga Continues 

[ ENT>MOVIE>, ENT>MUSIC>ALBUM>, ENT>MUSIC>ARTIST>]

(昨日からの続き)

【「幸運な息子」(フォーチュネイト・サン)物語(パート2)】

混迷。

ジョン・フォガーティーは、この曲についてこう語っている。

「これはニクソン(大統領)と自分の戦いのようなものなんだ。つまり、権力を持つ者、すべてをもっている者たちとの対決だ。ワシントンに住む連中に対して、僕は大きな車に乗っていて、とても尊敬できるような連中ではない、ネガティヴなイメージを持っていた。ヴェトナム戦争のとき、(人は行かせるのに)自分たち自身は戦争に行かないような連中だ。ドゥワイト・アイゼンハワー(大統領=34代)の孫デイヴィッドのことを思い浮かべていた。彼はニクソンの娘ジュリーと結婚していて、彼らはいかにも金持ちの家のおぼっちゃま、おじょうさまのようだった。

いずれにせよ、最初にバンドにこの曲を聴かせたときはまだほとんど歌詞はできていなかった。コード進行とエネルギーとタイトルの『フォーチュネイト・サン』があったくらいだ。

そして、ベッドルームにいって、フエルトペンでレポート用紙に歌詞を書き始めた。すぐに、it ain't me, I ain't no fortunate son(俺じゃあない、俺は幸運な息子、恵まれた息子じゃない)というフレーズがでてきた。心の中で叫んでいた。声にはださなかったが、3ページにわたって(歌詞を)書いた。ほんの20分くらいで全部書けたよ。

まさに、ニクソンがインスピレーションを与えてくれた作品だ。彼は『名誉ある平和』『わが国を、愛するか、去るか』なんてことを言っていたが、今やこの男がまちがいなく悪魔だったことをみんな知っている」

「1969年当時、国民の8割は戦争肯定派だったんだ。だが、事実を注意深く見守っている連中は、まちがいなく大きなトラブルに向かっていると考えていた。僕はニクソン支持でもなかったし、政治家の息子たちが戦争に行かないことも知っていた。僕はその頃23歳で、なんでもない普通の若者たちは、彼ら自身が戦争反対の考えをもっていても戦争に行かなければならないのに、権力者の息子たちはそんなことすら考えなくてよかったんだ。彼らは恵まれていたよ、幸運だったんだ。そういう連中は「(戦争は)アメリカのためになる」と言っていたが、その子供は誰一人戦場には行っていない」(コメントは、クリーデンスの非公式バイオ・ブックに掲載されたジョンのもの)

戦争肯定派と反戦派。それぞれが入り混じった1969年。混迷の時代の傑作だ。

というところで、「フォーチュネイト・サン」の訳詞を「ダイ・ハード・ヴァージョン」でやってみました。(冒頭の4行の部分は、ダブルミーニングです)

+++++

Fortunate Son (John Forgerty)
フォーチュネイト・サン(ダイ・ハード・ヴァージョン訳詞)
訳・ザ・ソウル・サーチャー
(オリジナルの歌詞は7月19日付けにあります)

生まれながらに愛国心いっぱいの連中がいる
(生まれながらに国旗を振るのが大好きな連中がいる)
共産主義者でも、保守派でも、無党派でも
(その星条旗の色は赤、白、青)
バンドが『ヘイル・トゥ・ザ・チーフ』(大統領のために演奏する楽曲。チーフ=大統領に忠誠を、といった意味)を奏でるとき、国は実はおまえに大砲を向けてくるんだ、神様

俺は違う、俺は国会議員の息子なんかじゃない
俺はぜんぜん恵まれてない、俺は世界一運のない男

金持ちの家に生まれる連中もいる
奴らを助けることなんかない
税務署が(金持ちの家に)来たときは、家は投売り後のようにもぬけの殻さ

俺は違う、俺は大金持ちの息子なんかじゃない
俺にはツキがない、俺は世界一運のない男

熱烈なアメリカ愛国の魂を持った連中がいる
でも、そんな連中はおまえたちを戦場に送り込むだけ
国民がどれだけ(戦場に)人を送ればいいかと尋ねれば
彼らは答える。「もっと、もっと、もっと(多くの国民を)」と。

俺は違う、俺は軍人の息子じゃない
俺にはツキがない、俺は世界一運のない男

俺にはツキがない、俺は世界一運のない男
ツキがない、俺は世界一最悪の、不幸の星の元に生まれた男なんだ

(訳・ザ・ソウル・サーチャー)

■「フォーチュネイト・サン」収録のCCRの傑作アルバム、通算4作目『ウィリー・アンド・ザ・プア・ボーイズ』

Willy and the Poor Boys
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Creedence Clearwater Revival
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ENT>MUSIC>SONG>Fortunate Son
ENT>MUSIC>ARTIST>CCR
ENT>MOVIE>Die Hard 4.0

投稿者 吉岡正晴 : 12:10 AM | コメント (0)

July 10, 2007

Gatz [Gats] Will Be Background Chorus For Dreams Come True

[ ENT>MUSIC>ALBUM>]

【ガッツ、ドリカムのコーラスに抜擢される】

大抜擢。

『ソウル・サーチン:ザ・セッション』イヴェントでもレギュラーとして、またソウル・サーチャーズのギター&ヴォーカルとして、さらにソロ・アーティストとしても活動を続けるガッツが、このほど、日本の人気グループ、ドリームズ・カム・トゥルー(アーティスト名の表記は、DREAMS COME TRUE)(以下、ドリカム)のツアーのバックコーラスの一員に抜擢された。

これは『史上最強の移動遊園地 DREAMS COME TRUE WONDERLAND 2007』と題される全国のドームを中心に計13本行われる大規模ツアーで、1991年から4年に一度行われているもの。今年はおよそ35万人を動員する、という。

今回はこのバックコーラスを一般公募で集めた。約3000人の応募があり、まず、書類選考で10人が選ばれ、その中から5人が選ばれ6月末のイヴェントに参加、そして、最終的に2人が選ばれ、本ツアーへの参加となった。ガッツは、その2人のうちの1人。倍率は1500倍ということになる。ガッツは他の応募者同様に必要種類と資料を提出し、オーディションを受け、栄光の切符を手に入れた。この書類には、彼は本名の「中澤信栄(なかざわ・のぶよし)」で応募、合格が発表されたときも、この名前が告知された。

なお、この5人の中には、同じくソウル・サーチャーでもあるマル(maru)が、ガッツとはまったく別に一般応募、選ばれていたが、残念ながら最後の2人には入ることができなかった。ソウル・サーチャーから3000人中5人の中に2人が入ったことも驚異的だ。

ガッツは、アーティスト表記を、しばらく前に関ジャニ∞(カンジャニ・エイト)に楽曲を提供したときから、それまでのGats からGatz に変更しており、ドリカムのツアーのときにはGatzの表記になる模様。ツアーは2007年8月4日の札幌ドームからスタートするが、チケットはほぼ完売になっているという。

ガッツは、正式な合格通知を7月1日にもらい、2日からすでにリハーサルに入っている。その合格の喜びを自分のブログに書いている。

http://tkb.gats.tv/
(↓2007年7月5日付けの日記)
http://tkb.gats.tv/?day=20070705

■ガッツ・過去関連記事

May 10, 2007
Gats Live: Mr. Bassman Will Be Break This Year
【今年は火がつくガッツのライヴ】
http://blog.soulsearchin.com/archives/001762.html
(↑ここにガッツの過去記事一覧)

■ガッツは2007年8月23日(木曜)、24日(金曜)、横浜モーション・ブルーで単独ライヴを行う。これはオーディション合格前から決まっていたもの。

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■史上最強の移動遊園地 DREAMS COME TRUE WONDERLAND 2007

2007.08.04 札幌ドーム
08.05 札幌ドーム[Official Fan Club POWER PLANT SPECIAL LIVE]
08.11 福岡Yahoo!JAPANドーム
08.12 福岡Yahoo!JAPANドーム
08.18 さぬき市野外音楽広場テアトロン
08.19 さぬき市野外音楽広場テアトロン
08.25 つがる地球村 野外円形劇場
09.01 ナゴヤドーム
09.02 ナゴヤドーム
09.08 京セラドーム大阪
09.09 京セラドーム大阪
09.22 国立競技場
09.23 国立競技場
(詳細は、ドリームズ・カム・トゥルーの公式ページなどをごらんください)
http://www.dctgarden.com
http://www.dwl2007.com

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投稿者 吉岡正晴 : 06:04 AM | コメント (0)

July 07, 2007

"Jazz!!" Album Featuring Maru

[ ENT>MUSIC>ALBUM>]

【”Jazz”アルバムにマルがゲスト】

ジャズ。

『ソウル・サーチン』でもおなじみの女性シンガー、マル(アーティスト表記はMaru)がニューヨークを本拠として活躍するベース奏者塩田哲嗣(しおた・のりひで)さんプロデュースのアルバム『JAZZ!!』で2曲でゲスト・ヴォーカルを披露している。このアルバムは、サックスの太田剣さん、アーブ(urb)の類家心平さんらを集めてジャズのスタンダードを録音した作品。そこで、マルが「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」と「ラウンド・ミッドナイト」でジャズ・ヴォーカルを聞かせている。かなり大人っぽい雰囲気だ。

マルは、このところ、ソウル・シーカーズでのソウル曲、また、六本木のライヴハウス、アルフィーでのジャズ系ライヴ、そして、自分自身のバンドでのコンテンポラリーでソウルフルな作品群など、幅広い活躍を見せている。

アルバムのタイトルは、『SUPER★STARS』と★印が入る。じつは、塩田さんは名刺にも星マークをいれている。ファンキーなベース奏者、ブッチー・コリンズもロゴの一部に★印をいれているが、そののり。たまたま以前インタヴューしたときに、僕の名刺を渡したら、僕の名刺にも星印があって、「ここにも星印があるじゃないですか」ということでファンキー・ピープルに星は必須だという結論になった。(笑) 

またマルは、9月に行われるあるシンガーのバックコーラスに抜擢された。まだ発表できないが、まもなく詳細が発表されるだろう。

bottom:0px;">

JAZZ!!
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SUPER★STARS
ポニーキャニオン (2007/06/20)
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ENT>ARTIST>maru

投稿者 吉岡正晴 : 12:32 AM | コメント (0)

June 09, 2007

Jeff Lorber's New Album Includes 2 Eric Benet Tracks

[ ENT>MUSIC>ALBUM>]

【ジェフ・ローバー新作でエリック・ベネイが2曲で参加】


ゲスト。

フュージョン界のいまとなっては大御所のジェフ・ローバーの新作『ヒー・ハド・ア・ハット』が6月13日リリースされる。この中に、なんとゲスト・シンガーとしてエリック・ベネイが2曲参加。

1曲はビル・ウイザースの作品「グランドマズ・ハンズ」、もう1曲が女性シンガー、ポーラ・コールとのデュエットで「ジ・アザー・サイド・オブ・ザ・ハート」。どちらの曲も存分にエリック節が発揮されていて、単なるフュージョン曲が輝きをもった作品になった。

このほかにもゲスト陣は実に多彩だ。ランディー・ブレッカー、クリス・ボッティー、トム・スコット、ヒューバート・ロウズなどなどで、プロデュースにやはり超ヴェテランのボビー・コロンビーがあたっている。

ボビーはもともと1970年代初期に人気となったブラス・ロック・グループ、ブラッド・スゥエット&ティアーズのメンバー。70年代後期にグループを脱退した後はプロデューサーとして活躍。ハリー・コニック・ジュニア、カール・アンダーソン、クリス・ボッティーなどをてがけている。またジャコ・パストリアスの1作目をプロデュースしたことでも知られる。

ジェフ・ローバーの新作としては、前作『フィリップサイド』以来、約2年ぶりのものとなる。全体的によくまとまったアルバムだ。

ENT>MUSIC>ALBUM>Lorber, Jeff

投稿者 吉岡正晴 : 04:55 AM | コメント (0)

June 08, 2007

Supremes; Different Versions

[ ENT>MUSIC>ALBUM>]

【さまざまなシュープリームスの巻】

ドロドロ。

せっかく6月5日付日記を書くにあたってシュープリームスとテンプテーションズの現在の複数のグループについて調べたので、それらをわかりやすくまとめてみたい。

まず、シュープリームス。

シュープリームスは、フローレンス・バラード、メリー・ウィルソン、ダイアナ・ロス、ベティー・マクグロンの4人で1959年に結成。その後ベティーはバーバラ・マーティンに交代、その後脱退。以後はフローレンス、メリー、ダイアナ3人で。もともと、フローレンスがメリーと一緒に作ったところに、後からダイアナが入ったことで、フローレンスとメリーはかなり「オリジナル・メンバー」としての意識が強かったようだ。

しかし、酒やドラッグなどでフローレンス・バラードがさまざまなトラブルを起こすようになり、1967年解雇され、シンディー・バードソングが加入。

ダイアナ・ロスが1970年1月1日からソロに独立。ダイアナにかわってジーン・テレルがリードシンガーに。

1972年、一時期シンディーがグループを離れるがそのとき、リンダ・ローレンスが加入。シンディーは1973年に復帰。

1973年、ジーン・テレルが脱退し、シェリー・ペインが加入。

1976年、シンディーが脱退し、彼女に代わりスゼイ・グリーンが参加。この時点で、メアリー、シェリー、スゼイがシュープリームス。ここで、モータウンとの契約が切れ、シュープリームスの歴史はいったん終わる。オフィシャルにはここでシュープリームスは解散。

この後、ジーン・テレル、シェリー・ペイン、リンダ・ローレンスが、1986年ごろから「フォーマー・レディーズ・オブ・シュープリームス」という名前で営業活動を開始。1989年イギリスのディスコ・プロデューサー、イアン・レヴィンの元で何曲かレコーディング。

1992年、ジーン・テレルが脱退し、新メンバー、サンドレ・タッカーが加入。しかし、このサンドレがすぐにいなくなったようで、1996年フレディー・ポールというシンガーを加えて、ツアーを行う。

一方、メリー・ウィルソンは1979年にソロアルバムを出した後、1980年までにモータウンとの契約が切れる。以後彼女は、「シュープリームス・ショー・スターリング・メリー・ウィルソン」あるいは「シュープリームス・ショー・ウィズ・メリー・ウィルソン」という名義でライヴ活動を行うようになった。ちなみに、今回来日していたメンバーは、このときのバックコーラスの一員としてメリーをサポートしていた。

さて、2000年、ダイアナ・ロス、メリー・ウィルソン、シンディー・バードソングの3人にとあるプロモーターが、「シュープリームス再結成」の企画をもちかけた。いったんはツアーが行われそうになったが、ダイアナ以外がこの提案を拒否したために、ダイアナが別の二人のシンガー(シェリー・ペインとリンダ・ローレンス)を雇い入れツアーを行ったが、あまり客が入らずに途中で終了した。しかも、ダイアナ、リンダ、シェリーは3人が同時にシュープリームスにいたことはない。

実はこのとき、プロモーターはダイアナに1500万ドル(18億円)、メリーに300万ドル(3.6億円)、シンディーには、100万ドル(1億2千万円)以下のギャラを提示したという。この金額が、どういう根拠で算出されたのかはわからないが、ダイアナ以外がこれを知って拒絶したらしい。

といったわけで、さまざまな女のドラマがこのシュープリームス周辺にはある。けっこうドロドロである。

(テンプテーションズについても後日書きます)

■過去関連記事

June 05, 2007
The Fake Supremes On The Stage
http://blog.soulsearchin.com/archives/2007_06_05.html

ENT>MUSIC>ARTIST>SUPREMES

投稿者 吉岡正晴 : 12:43 AM | コメント (0)

June 05, 2007

The Fake Supremes On The Stage

[ ENT>MUSIC>ALBUM>]

【テンプスとシュープリームスがテレビ『スマスマ』に??】

仰天。

さっき、たまたまつけたテレビ番組『スマップ・スマップ(SMAP X SMAP)』にシュープリームスとテンプテーションズがでていて、びっくり仰天した。メンバーに見た顔がほとんどいないのだ。録画はできなかったのだが、テンプスにはリチャード・ストリートがいた。だが、あとは見かけない顔。

リチャード・ストリートは、1959年から1960年と1971年から1993年までテンプスのメンバーだった。まあ、テンプテーションズを名乗る資格はあるといえば、ある。ただアメリカでは、テンプテーションズとは名乗らずに、リチャード・ストリート名義でやっているようだ。

シュープリームスのほう、これはなんだあ? 誰もオリジナルメンバーじゃないぞ。(笑) うわさのフェイク・シュープリームス(偽のシュープリームス)。で、いろいろ調べてみたら、このアーティスト名は正式には「ザ・サウンド・オブ・シュープリームス」というらしい。いわゆるオリジナルメンバーはひとりもいない。調べてみると、彼らはジョイントで、なんと全国9か所で5月末からライヴを行っているではないか。残念ながら僕は行っていない。この規模だと日本ツアーだ。

シュープリームスのうちのひとり、カーレン・ラグランドは、70年代から80年代にかけて、メリー・ウィルソンが作ったグループ(このときのアーティスト表記は、メリー・ウィルソン・フォーマリー・オブ・ザ・シュープリームス)にほんの一時期いたらしい。正確にはメリー・ウィルソンというソロ・シンガーのバックコーラスとして雇われたらしい。それだけの経験を根拠に「シュープリームス」を名乗るんだから、大変なもの。(笑)

このように「シュープリームス」をグループ名につけるアーティストは最低でも5つくらいあるという。「オンリー・ユー」で知られるプラターズにも、5つくらいはあるのだろう。このほかに、コースターズ、シャナナなどにも似たグループがたくさんいるという。

といったようなことがずっと問題になっていたので、アメリカではこうした「オリジナル・メンバーがいないグループに、そのグループの名前をつけることを禁止する」法律が制定されようとしている。その名も「トゥルース・イン・ミュージック(音楽における真実)」法案。

結局、これは最近メリー・ウィルソンなどのロビー活動が効を奏して、まずラスヴェガスで条例になった、という。ネヴァダ州では、少なくともオリジナル・グループとつながりのあるメンバーが最低1人以上いないグループは、「トリビュート」「サリュート」(捧げる、の意味)という単語をグループ名にいれないといけないという。A Tribute To Supremes featuring Karren ~ という表記になるのかな。

さすがにアメリカではツアーができなくなってきているので、何も知らないアジアに来て営業か。(苦笑) なめられてるなあ。

Truth In Music Bill (English 英語)
http://www.vocalgroup.org/truth.htm

ENT>MUSIC>TOPICS>Fake Group

投稿者 吉岡正晴 : 12:11 AM | コメント (0)

April 09, 2007

Joss Stone: 3rd Album And Live

[ ENT>MUSIC>ALBUM>]

【ジョス・ストーン新作3作目と待望の来日公演】

期待。

ジョス・ストーンのことを初めて聞いたのは、ピータ・バラカンさんからだった。2003年9月のこと。その後、日本盤が翌年になって出て、日本でも大きな話題に。なにしろ、その年齢に似合わないソウルフルな歌声が衝撃的だった。そして、2枚目がでて、ショーケースでライヴが行われ、つい先月3作目の新作が出た。この「ソウル・サーチン・ダイアリー」でもずいぶんといろいろ書いた。(下記参照)

この3作目、プロデュースにトニ・トニ・トニのラファエル・サディークがあたっていて、なかなかの出来栄えになっている。なんと言っても、3作目にもかかわらず、アルバムタイトルに『イントロデューシング(ご紹介)』とつけているあたりが、本人の力の入りようがわかるというもの。近作は、レコード会社や周囲の意見などに左右されずに、自分自身でかなりのクリエイティヴ・コントロールをもって制作できた作品になったという。プロデューサーの選択なども彼女自身の意見が通った。

ところで、僕は彼女のファーストのほうがセカンドより売れたのかと思っていたが、調べてみたら、なんとファーストは全世界で300万枚のセールス、セカンドは550万枚売れている。ということでセカンドのほうがより多く売れていた。ちなみに、サードはまだ発売一か月弱で全世界で40万枚弱、これからどんどん売れていくのだろう。

さて、そのジョスが2004年11月のショーケース・ライヴに続いて、2度目の来日公演を4月9日に行う。チケットは即完売だったとか。大変な人気だ。前回、不完全燃焼だった彼女、果たしてどのようなステージを見せてくれるのだろうか。


■ジョス・ストーン過去記事

2003/09/22 (Mon)
Soul Synchronicity: R&B Connect With Jaco
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200309/diary20030922.html

2004/01/13 (Tue)
Joss Stone / The Soul Sessions: The Soul Is Here To Stay
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200401/diary20040113.html

2004/09/19 (Sun)
Joss Stone: New Album "Mind, Body & Soul" Just Came Out
http://www.soulsearchin.com//entertainment/music/album/diary20040919.html

2004/11/21 (Sun)
Joss Stone Showcase Live At Club Quatro
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200411/diary20041121.html

■アルバム

最新作(3枚目) 『イントロデューシング』
(2007年3月発売)

イントロデューシング・ジョス・ストーン
ジョス・ストーン コモン
東芝EMI (2007/03/12)
売り上げランキング: 1170
おすすめ度の平均: 4.0
3 次回作に期待。
4 今作が彼女のやりたかった音
3 まだ若いのに

2枚目『マインド・ボディー・アンド・ソウル』
(2004年9月発売)

マインド、ボディ&ソウル(期間限定スペシャル・プライス盤)(CCCD)
ジョス・ストーン
東芝EMI (2004/09/15)
売り上げランキング: 31761
おすすめ度の平均: 5.0
5 するめのように味がしみでてきます。
5 "白アレサ"の異名に恥じない傑作
5 “ノー・カラー、ノー・エイジ”

衝撃のファーストアルバム『ザ・ソウル・セッション』
(2003年11月発売)

ザ・ソウル・セッションズ (CCCD)
ジョス・ストーン
東芝EMI (2004/03/03)
売り上げランキング: 44767
おすすめ度の平均: 4.5
3 先が楽しみ。
5 すごい!
5 スゴイ娘です。

++++

ENT>MUSIC>ALBUM>Stone, Joss
ENT>MUSIC>ARTIST>Stone, Joss


投稿者 吉岡正晴 : 02:03 AM | コメント (0)

April 08, 2007

Earth Wind And Fire: A Tribute Album

[ ENT>MUSIC>ALBUM>]

【アース・トリビュート・アルバム】

トリビュート。

今日の『ソウル・ブレンズ』(インターFM=76.1午後3時~5時)内の「山野ミュージック・ジャム」(午後4時半から)では、アース・ウィンド・アンド・ファイアーのトリビュート・アルバムをご紹介する。

これは、アメリカで往年のR&Bレーベル、スタックス・レコードが再開するのにともない、その記念作品としてリリースされる一枚。正式なタイトルは、「Interpretations: Celebrating The Music Of Earth Wind & Fire」という長いもの。

ここには、新生スタックスと契約したアンジー・ストーン、ベイエリアで人気のレデシー、あるいは、シャカ・カーン、ミント・コンディション、カーク・フランクリン、レイラ・ハザウェイなど10組のアーティストがアースの楽曲を10曲歌っている。

中でもカーク・フランクリンの「セプテンバー」は、アースの「セプテンバー」の一部をサンプリングしていて、キャッチーなことこの上ない。

10曲はいずれもアースの大ヒット、有名曲ばかりで、アース・ファンにとってはかなり楽しめるような作品になった。

実は、このアルバムのライナーノーツを書いたのだが、モーリス・ホワイト自身もこのアルバムにコメントを寄せており、モーリス自身の言葉も紹介した。

セプテンバー~アース・ウィンド&ファイアー・トリビュート\
オムニバス チャカ・カーン アンジー・ストーン カーク・フランクリン レディシィ ザ・ランディ・ワトソン・エクスペリエンス・ビラル ララー・ハサウェイ
ユニバーサルクラシック (2007/03/28)
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おすすめ度の平均: 5.0
5 Maurice Whiteの一大プロジェクト

ENT>MUSIC>ALBUM>A Tribute To Earth Wind & Fire

投稿者 吉岡正晴 : 02:30 AM | コメント (0)

December 03, 2006

Atlantic 60th Anniversary: "Funky Nassau" Is Roots Of KC &Sunshine Band

[ ENT>MUSIC>ALBUM>]

【アトランティック60周年アルバム~「ファンキー・ナソウ」から「ザッツ・ザ・ウェイ」までの道のり】

ジャンカヌー。

アトランティック・レコードが来年、創立60周年を迎えるにあたって、アトランティックに残されている作品からジャズで60枚、ソウルで50枚の作品が次々と再発されたり、リリースされると書いた。

ソウル関係は二ヶ月にわたって25枚ずつ出るが、そのうちのいくつかのライナーノーツを書いている。テンプテーションズがアトランティックに77年に残したアルバムやビギニング・オブ・ジ・エンドのアルバム(『ファンキー・ナソウ』)、エイス・スペクトラムのファースト『インナー・スペクトラム』などだ。

ビギニング・オブ・ジ・エンドなど、71年の作品で、さすがにインターネットで調べてもほとんど何も出てこないで、手持ちの資料もいろいろあさったが、グループに関するものはほとんどなかった。しかし、関連のものを読んでいるうちに、この「ファンキー・ナソウ」の彼らのサウンドはバハマにある「ジャンカヌー・サウンド」という物で、当時はこの「ジャンカヌーもの」がかなりリリースされたらしいことがわかった。

ジャンカヌー・サウンドは一言で言えばバハマに伝わる独特のアップテンポでハッピーなのりのいいダンス・ミュージック。ジャマイカにレゲエ、ブラジルにサンバがあるように、バハマにはジャンカヌーがあった。

で、これが後に大きな影響を与えるのが、当時「ファンキー・ナソウ」をリリースしたマイアミのアルストン・レコードの大ボス、ヘンリー・ストーン(TKレコードの創始者にてフロリダ・マイアミの音楽業界を牛耳る大物)のところで雑役の仕事をしていたハリー・ケイシーだった。ハリー・ケイシーは「ファンキー・ナソウ」の2年後に自らのバンドを組むが、そのグループ名はこうしていたのである。「KC&ザ・サンシャイン・ジャンカヌー・バンド」。この名前で最初のシングル「ブロウ・ユア・ホイッスル」が出て、ちょっとしたヒットになった。KCは、ジャンカヌー・バンドだったのだ。僕も当時そのシングルを輸入盤で入手して、アーティスト名が長いことをかなり鮮烈に覚えている。ただ当時はジャンカヌーの音楽とは何かなど皆目見当がつかなかった。

KCたちは、このジャンカヌーのサウンドにアメリカのソウル、R&Bのサウンドを混ぜ合わせて独自のサウンドを作り出した。だが、さすがにグループ名がこれでは長いということもあり、シンプルに「KC&ザ・サンシャイン・バンド」になり、以後彼らの大進撃が始まる。「ザッツ・ザ・ウェイ」「ゲット・ダウン・トゥナイト」など、なるほど、「ファンキー・ナソウ」とあい通じるところがある。

といったことなどがわかって、なるほどと思いつついろいろと書いているので、リリースされた時にはお楽しみに。

ENT>ALBUM>Atlantic 60th Anniversary

投稿者 吉岡正晴 : 05:22 AM | コメント (0)

December 01, 2006

Atlantic Records 60th Anniversary: 50 CDs Will Be Released Mid Price In Two Months

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【アトランティック・レコード60周年】

名門。

ソウル、R&B、ジャズ、ロックとあらゆる音楽を作り世に送り出してきた名門レーベル、アトランティックが来年(2007年)創立60周年を迎える。そこでそれを記念して日本のワーナー・ミュージックが12月と1月に25タイトルずつ過去のソウル系のCDを一挙に発売する。またジャズの分野では11月から3ヶ月にわたって旧作計60枚を出す。

アトランティック・レコードは1947年 アーメット・アーティガンとハーブ・エイブラムソンによってニューヨークで設立された。 当初はジャズを中心に録音していたが、徐々にブルーズ、R&Bを録音。ルース・ブラウン、レイ・チャールズなどの大ヒットを生み出し、一挙にメジャーな存在になっていく。60年代後半からはロック、ポップスにも力をいれ、総合レーベルとなった。

今回の60周年では、過去にリリースされた作品を中心に1500円の低価格で再発。しかし、いくつか初CD化となるものがある。

まず第1回発売の分ではドリフターズの「『ラストダンスは私に』は世界初CD化、また『渚のボードウォーク』は日本初CD化。ステイシー・ラティソウの『ダイナマイト』が日本初CD化になる。

1月にリリースされる第二回発売分では、8枚の日本初CD化作品が登場する。クラレンス・カーター(『パッチズ』)、ソロモン・バークの2枚(『ロックン・ソウル』、『キング・ソロモン』)、ビギニング・オブ・ジ・エンドの『ファンキー・ナソウ』、ブルック・ベントンの『レイニー・ナイト・イン・ジョージア』、ドン・コヴェイの『シー・ソウ』、エイス・スペクトラムの『インナー・スペクトラム』、テンプテーションズの『ヒア・トゥ・テンプト・ユー』だ。

いくつか本社サイドに日本初CD化、あるいは世界初CD化をもちかけたものがあったが、権利関係で発売に至らなかったものがある。ルーサーがコティリオンに残した2枚のアルバムなどその例だ。同レーベルのステイシー・ラティソウ、ジョニー・ギルが発売可になっているだけに、なぜなのだろうか。不思議だ。ルーサー本人に権利が戻っているのだろうか。

いずれにせよ、アトランティック60周年なので、どうせなら60枚発売でもよかったが、担当者は「そうなんですよね、それに気づくのが遅かったんです(笑)」とのこと。

ENT>MUSIC>ALBUM>Atlantic 60th Anniversary

投稿者 吉岡正晴 : 04:59 AM | コメント (0)

November 11, 2006

Gladys Knight's New Album Is Collection Of Standard Songs

[ ENT>MUSIC>ALBUM>]

【グラディス・ナイト、スタンダードを歌う新作】

敬意。

超ヴェテラン・ソウル・シンガー、グラディス・ナイトが新作『ビフォー・ミー』をだす。ナタリー・コール、シャカ・カーン、ロッド・スチュワート、バリー・マニロウ、ダイアナ・ロスと次々とスタンダードを歌うシンガーが続出しているが、グラディスも最新作でスタンダードに挑戦した。

もともとグラディスは、カヴァーのうまいシンガー。アルバムの中でもしばしば他のアーティストの作品をカヴァーしてきた。それが今回は全編、しかも、ジャズっぽいスタンダードばかりのカヴァーだ。

これが、なかなかはまっている。ナタリーが『アンフォーゲッタブル』を世に出した時と同じような感覚を持った。

プロデュースは、最近のジョー・サンプル&ランディー・クロフォードの作品をてがけたトミー・リピューマとビリー・ジョエルなどのプロデュースで知られるフィル・ラモーン。

全13曲ひじょうに洗練されたオーケストレーションとグラディスの深みのある声がマッチする。かつて、グレイト・ディーヴァたち、エラ・フィッツジェラルド、ビリー・ホリデイ、サラ・ヴォーン、リナ・ホーンらに敬意、尊敬の念を表しつつ、グラディスが彼女たちの作品を歌う。

例えば、「シンス・アイ・フェル・フォー・ユー」。またまたここで、耳に止まるピアノの旋律が流れてくると思えば、ジョー・サンプル。「グッド・モーニング・ハートエイク」も、ジョーだ。それにしても、グラディス、歌がうまい。

グラディス・ナイト『ビフォー・ミー』

ビフォー・ミー
ビフォー・ミー
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グラディス・ナイト
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ENT>MUSIC>ALBUM>Knight, Gladys

投稿者 吉岡正晴 : 04:19 AM | コメント (0)

November 01, 2006

Soul Talking About Aaron Neville's Album

[ ENT>MUSIC>ALBUM>]

【アーロン・ネヴィル新作をめぐる談義】

談義。

ソウル・クラシックを歌うソウルメイトMを家に送るために、Mが僕の車に乗った。このところ、すっかりヘヴィーローテーションになっているアーロン・ネヴィルのアルバム『ブリング・イット・オン・ホーム~ザ・ソウル・クラシック』がかかっていた。ちょうど、8曲目の「レッツ・ステイ・トゥゲザー」だ。アーロンとチャカ・カーンがデュエットしている。Mは、60年代から最近までソウル~ブラックミュージックをかなり聴きこんでいる相当なソウルの聴き手だ。

M曰く、「これを聴くと、チャカの歌の下手さが際立つよね」。「おおっ、それはまた、すごい発言」 「もちろん、チャカはうまいですよ。めちゃくちゃうまいレヴェルですけどね。ここでは、アーロンのうまさと比べたら・・・。チャカってみんなが言うほど、そんなにうまいと僕は思わないんだよねえ。『うまいですよねえ』と言われたら、『はー、そうですね~』くらいしか、返せないというか。(笑) チャカとか、きっと、子供の頃から『歌が上手だねえ』ってみんなに言われて、育って、今日まで来てると思うんだよね。で、自分もうまいことを知ってる。でも、例えば、チャカとか、パティー・ラベルとか、シャウトしてが~~と力で押して、それでど~~んと拍手もらう、っていうのはね、もちろん、拍手をもらうのはエンタテインメントだから、ありだけどね、それと歌の本来のうまさとは違うと思うんだよね」 

「へえ、じゃあアレサは」 「アレサもうまいですけど、彼女がナンバーワンで他に誰もいないみたいな、言い方はないと思うな。チャカ、パティー、あたりだと、がーんときたときには、どの曲もみな同じに聴こえちゃうんですよ。もちろん、みんなすばらしい歌い手ですよ」 「グラディス・ナイトは?」 「あれはうまいですよ。ベストじゃないですか」 「な~~るほど。おもしろい」 「チャカとか、昔だったらそれほど注目されなかったかもしれないけれど、何らかの理由で、うまく(時流に)乗って、注目されて今のポジションがある、っていうかね。例えば、『スタンド・バイ・ユア・マン』を歌ったキャンディ・ステイトンね、歌の表現力とかうまさだったら、チャカとまったくひけをとらないですよ。でも、キャンディはそんなに注目されなかった。知名度もない。まあ、ちょっとだけ復活みたいになったけどね。チャカに比べれば、キャンディは時流には乗れなかったよね。それは、きっと楽曲のよしあしというものだけじゃないんだよね。つまり、レコード会社がどれだけ金かけてプロ-モーションしたか、とか、プロダクションがどれだけ強いとか、どういうイメージやキャッチコピーを打ち出したか、とか、あとタイミングとかね。そういうので、ぐーんと有名になっていく歌手もいれば、そうでない歌手もいる。でも、歌のうまさだけなら、有名にならない歌手でもいくらでも、いる。歌のうまさとは、別のところにあるんだよね」 「確かに、そのとおりだ」

「しかし、このアルバム、『ソウル・アルバム』として受け入れる若い人はいるのかなあ。かっこいいとは思わないんじゃないかなあ」 「う~ん、でも、これはソウル・アルバムでしょう」 「だって、ここで一番新しい曲でも、『エイント・ノー・サンシャイン』、『リスペクト・ユアセルフ』、『レッツ・ステイ・トゥゲザー』でみんな71年から72年でしょう」 

「これって、曲、どうやって選んだろうね」と僕。「考えてないんじゃない? 5分で決めたんじゃない? (笑) 彼にとって、マーヴィン・ゲイって言ったら、『ホワッツ・ゴーイング・オン』じゃなくて、『エイント・ザット・ペキュリアー』とか、『スタバン・カインド・オブ・フェラ』くらいしかないんだよ」

「お、でも、この『ドック・オブ・ザ・ベイ』のアレンジいいねえ。ギター誰かな」 「(クレジットを見て)レイ・パーカーみたいだね。ドラムスはジェームス・ギャドソン。キーボードは、ジョー・サンプルだ」 ソウル談義、止まらず・・・。

アーロン・ネヴィルは1941年1月24日ニューオーリンズ生まれ。現在65歳。Mは車を降りる時に言った。「これ、明日、買いに行こうっと」 僕はこのレコーディングのミュージシャンをバックに、ブルーノートあたりでアーロンの歌を聴きたいねえ。しびれるだろうなあ。

■アルバム紹介

October 28, 2006
Aaron Neville: New Album "Bring It On Home...The Soul Classics"
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_10_28.html

ENT>ARTIST>ALBUM>Neville, Aaron


投稿者 吉岡正晴 : 04:13 AM | コメント (0)

October 28, 2006

Aaron Neville: New Album "Bring It On Home...The Soul Classics"

[ ENT>MUSIC>ALBUM>]

【魅惑のヴォイス、アーロン・ネヴィル新作はソウル・クラシック集】

クラシック。

Bring It on Home... The Soul Classicsネヴィル・ブラザースのリードシンガー、アーロン・ネヴィルの新作アルバムが出た。タイトルは『ブリング・イット・オン・ホーム...ザ・ソウル・クラシック』。ボーナストラックを含めて全15曲。おおおっ、この選曲のラインアップを見るだけで、失神ものだ。

美しい絹のような声で、数々のソウル・クラシックが歌われる。アーロン・ネヴィルというシンガーの名前と曲のリストを見ただけで、中身の素晴らしさがわかろうというもの。素晴らしいのはわかっている。あとは、どれくらい素晴らしいのかを確認するだけだ。

例えば5曲目、サム・クックのクラシック「ユー・センド・ミー」では途中にエレクトリック・ピアノの華麗な響きが入る。だれかと思ってクレジットを見れば、ジョー・サンプル。他にも、現在来日中のレイ・パーカー、レイとともに来日中のフレディー・ワシントン、あるいは、ロスのトップミュージシャンたち、ニール・ラーセンなど多数の一線級がレコーディングに参加している。

ゲストも多彩だ。クリス・ボッティー、メヴィス・ステイプル、シャカ・カーン、デイヴィッド・サンボーンなどなど。

カーティス・メイフィールドの2曲「イッツ・オールライト」と「ピープル・ゲット・レディー」も見事。デイヴィッド・リッツのライナーノーツによれば、アーロンはカーティスを死去前に見舞っている、という。

アーロンの声は一瞬聴いただけでわかる。そして、どんなに有名な曲でもどれも、すぐにアーロン節になる。他人の曲を自分のものにして歌えてこそ、何ぼのもの。アーロンの解釈力は見事というほかない。

ライナーノーツをデイヴィッド・リッツが書いている。また国内盤は2曲ボーナストラックが収録されている。

アーロン・ネヴィル~ソウル・クラシックを歌う
Aaron Neville / Bring It On Home...The Soul Classics

1. 雨のジョージア
2. 消えゆく太陽
3. ドック・オブ・ベイ
4. スタンド・バイ・ミー
5. ユー・センド・ミー
6. リスペクト・ユアセルフ
7. 男が女を愛するとき
8. レッツ・ステイ・トゥゲザー
9. イッツ・オール・ライト
10. ピープル・ゲット・レディ
11. マイ・ガール
12. エイント・ザット・ペキュリア
13. チェンジ・イズ・ゴナ・カム
14. ハイヤー・アンド・ハイヤー (ボーナストラック)
15. ブリング・イット・オン・ホーム (ボーナストラック)

ソウル・クラシックを歌う
アーロン・ネヴィル クリス・ボッティ メイヴィス・ステイプルズ
Sony Music Direct (2006/10/25)

ENT>MUSIC>ALBUM>Neville, Aaron


投稿者 吉岡正晴 : 04:43 AM | コメント (0)

October 12, 2006

Diana Ross Has Two New Albums: They Are Like Twins (Part 2)

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(昨日からのつづき)

【ダイアナ・ロス双子のアルバム】

旧作。

もう1枚の『ブルー』は、彼女が映画『レディー・シングス・ザ・ブルース(邦題、ビリー・ホリデイ物語)』を製作中にジャズ・シンガーとしてのダイアナの魅力を出そうとしてレコーディングされた作品。文字通り、スタンダードばかりを録音したもの。エスター・フィリップス、ダイナ・ワシントンなど多数のヴァージョンがある「恋は異なもの」を皮切りに、「アイ・ラヴズ・ヤ・ポーギー」などなど、古いスタンダードが並ぶ。これらの声はさすがに若い。

録音されたのは、1971年暮れから1972年にかけて。いくつかは『レディー・シングス・ザ・ブルース』で歌われる可能性もあった。映画はダイアナの初の映画で、伝説のジャズ・シンガー、ビリー・ホリデイの自伝もの。そこで、彼女は多くのスタンダードやビリーの作品を歌った。『ブルー』のプロデュースをてがけたのは『レディー・・・』をプロデュースしたギル・アスキー。

映画の延長線上でスタンダードばかりを歌ったアルバムを作った。72年10月に映画が公開され、ヒット。73年3月にはアカデミー賞でノミネートされるものの受賞には至らなかった。しかしレコーディングされたスタンダード・アルバムは、ベリー・ゴーディーの意向で没になる。ちょうど、その頃モータウンはダイアナをジャズ・シンガーよりも、よりポップな路線で売ろうと考えた。そのためこのジャズ・アルバムはお蔵入りとなったのだ。そして、まもなく、ベリー・ゴーディーはダイアナ・ロスのポップ路線のシングル「タッチ・ミー・イン・ザ・モーニング」をリリース。これが全米ナンバーワンとなり、その目論見は大成功する。

それから30年余。2002年、ロッド・スチュワートはスタンダードばかりを録音した『グレイト・アメリカン・ソング・ブック』をリリース。これが見事に大ヒット、人気を得て第4集までリリースされまでになった。その第4集でロッドはデュエットの相手のひとりに、ダイアナ・ロスを迎え「アイヴ・ガット・ア・クラッシュ・オン・ユー」を歌った。この時のプロデューサーがスティーヴ・タイレルである。すべての機は熟した。そのスティーヴが、今度のダイアナの『アイ・ラヴ・ユー』でも5曲をプロデュースした。

モータウンの倉庫には多数の未発表音源がある。ダイアナが新しくスタンダードを録音している話を聴いてか、聴かずか、彼女のスタンダードを掘り起そうということになる。そして、出てきたのがこの『ブルー』というアルバムだ。

『アイ・ラヴ・ユー』は、ダイアナが子供たちとニルソンの「リメンバー」を聴いている時に、昔の思い出の歌を録音しようと考えついた、という。2005年から2006年にかけてレコーディングされた『アイ・ラヴ・ユー』と1971年から1972年にかけてレコーディングされた『ブルー』には34年の歳月の隔たりがあるが、どちらもスタンダードを歌ったという点では同じだ。そして、その2枚のアルバムが2006年というこの年に、あたかも、双子の作品のように、世に出ることになったのである。

ブルー
ダイアナ・ロス
ユニバーサルクラシック

縁は異なもの
ノー・モア
レッツ・ドゥ・イット
アイ・ラヴズ・ヤ・ポーギー
スマイル
バット・ビューティフル
ハド・ユー・ビーン・アラウンド
リトル・ガール・ブルー
キャント・ゲット・スターテッド・ウィズ・ユー
ラヴ・イズ・ヒア・トゥ・ステイ
ユーヴ・チェンジド
マイ・マン
イージー・リヴィング
ソリチュード
ヒーズ・ファニー・ザット・ウェイ
テイント・ノーバディズ・ビズネス・イフ・アイ・ドゥ

ブルー
ブルー
posted with amazlet on 06.10.11
ダイアナ・ロス
ユニバーサルクラシック (2006/09/20)


ENT>MUSIC>ALBUM>Ross, Diana

投稿者 吉岡正晴 : 03:07 PM | コメント (0)

October 11, 2006

Diana Ross Has Two New Albums: They Are Like Twins (Part 1)

[ ENT>MUSIC>ALBUM>]

【ダイアナ・ロス双子のアルバム】

新作。

ダイアナ・ロスがアルバムを2枚だす。1枚は新録による『アイ・ラヴ・ユー』、もう1枚は1971年から1972年にかけて録音された作品『ブルー』。

『アイ・ラヴ・ユー』は新録だが、なんとスタンダードや昔のヒットをカヴァーした作品集。ちょうど、ロッド・スチュワートの『グレイト・アメリカン・ソングブック』が大ベストセラーになり、その二匹目のどじょう(いや四匹目くらいか?)を狙った作品。マーヴィン・ゲイのヒット「アイ・ウォント・ユー」(これを書いたのはダイアナの弟だった)、バカラックの「ザ・ルック・オブ・ラヴ」、ヒートウェイヴの「オールウェイズ&フォーエヴァー」などなど。中でも注目される選曲はベリー・ゴーディー作でジャッキー・ウィルソンの歌で1958年にヒットした「トゥ・ビー・ラヴド」。

「トゥ・ビー・ラヴド」はベリー・ゴーディーがモータウン・レコードを設立する以前、ソングライター時代の作品。彼がジャッキーに書いた作品群は何曲かヒットしたが、ろくに印税をもらえなかったために、彼は自身でレコード会社を設立することを決意する。それが、モータウン・レコードとなる。1959年のことだ。

そしてそのモータウンに、当時はまだ高校生だったダイアナ・ロスがシュープリームスの一員としてやってきた。やがて、ダイアナはグループから独立し世界的スーパースターへ。そのベリー・ゴーディーとも恋仲となり、ベリーの子も産んだ。「愛されることはすばらしい」というこの曲は、ベリー・ゴーディーの生涯のテーマともなり、彼の自伝のタイトルにもなった。(自伝邦題は『モータウン、わが愛と夢』となり=東京FM出版から発売)

1965年5月11日、アメリカのテレビ音楽番組『フラバルー』にイギリスからの新人2人組が登場していた。イギリスで大ヒットした「トゥルー・ラヴ・ウェイズ」をひっさげてやってきたのは、ピーター&ゴードンだった。その同じ回に、すでに全米ナンバーワンを放っていた人気黒人女性3人組が出演していた。「ストップ・イン・ザ・ネーム・オブ・ラヴ」まで4曲連続で全米ナンバーワンを記録していたシュープリームスだ。彼女たちは勢いにのって5曲目のナンバーワンを「バック・イン・マイ・アームズ・アゲイン」で狙っており、それをここで歌った。その3人組の中でもリード・シンガー、ダイアナ・ロスにイギリスの2人組は圧倒された。

その若者のひとりピーター・アッシャーはその後プロデューサーとなり、『フラバルー』から26年後の1991年、そのシンガー、ダイアナ・ロスをプロデュースすることになった。彼がてがけたアルバムは『フォース・ビハインド・ザ・パワー』。

そして、それからさらに15年。2006年、再びピーターはダイアナをてがけた。それがこの『アイ・ラヴ・ユー』だ。

(つづく)

I LOVE YOU
posted with amazlet on 06.10.11
ダイアナ・ロス
東芝EMI (2006/10/04)

リメンバー
モア・トゥデイ・ザン・イエスタディ
アイ・ウォント・ユー
アイ・ラヴ・ユー
ホワット・アバウト・ラヴ
ルック・オブ・ラヴ
ラヴリー・デイ
愛という名の欲望 (ブライアン・メイ 参加)
オンリー・ユー
トゥ・ビー・ラヴド
アイ・ウィル
ディス・マジック・モーメント
ユー・アー・ソー・ビューティフル
オールウェイズ・アンド・フォーエヴァー
リメンバー(リプライズ)
愛は吐息のように (日本盤ボーナス・トラック)

I LOVE YOU
I LOVE YOU
posted with amazlet on 06.10.11
ダイアナ・ロス
東芝EMI (2006/10/04)
投稿者 吉岡正晴 : 04:38 AM | コメント (0)

September 30, 2006

30th Anniversary Of "Songs In The Key Of Life"

[ ENT>MUSIC>ALBUM>]

【『キー・オブ・ライフ』発売30周年】

霧散。

Songs in the Key of Life1976年9月28日、今から30年ほどまえ、全米で一枚のアルバムがリリースされた。スティーヴィー・ワンダーの『ソングス・イン・ザ・キー・オブ・ライフ』である。これがでて、ちょうど30周年ということになる。このアルバムは、いまだに紙ジャケットになったり、再発されたりして、傑作アルバムとして多くの音楽ファンに親しまれている。事実、このアルバムがスティーヴィーの傑作アルバムであるだけでなく、アメリカ音楽史上に残る作品であることに異論を唱える人は少ない。

スティーヴィー・ワンダーが1971年の『心の詩』以降、『トーキング・ブック』、『インナーヴィジョンズ』、『ファースト・フィナーレ』と出した後にリリースした作品だ。彼にとっては、『ファースト・フィナーレ』が『トーキング・ブック』からの3部作の終章となり、心機一転リリースしたのが『キー・オブ・ライフ』だった。

僕は『トーキング・ブック』から『キー・オブ・ライフ』までの4作は、本当にスティーヴィーの傑作だと思う。当初は、2枚組・プラス17センチEP(4曲入り)という変則な形で発売された。この頃、2枚組アルバムというのはちょっとした流行ではあったが、この17センチEP付きというのは後にも先にもこのアルバム以外にない。

このアルバムは、同年10月8日付けビルボード・アルバム・チャートで1位初登場を記録する。これも1年ほど前から出る出ると言われ、中々発売されず、待たせに待たされ、発売されたアルバムだった。

だが、今から考えれば1年程度の待ち期間など可愛いものだ。なんたって、この前は前作発売から10年も待たされたのだから。(笑)

僕は当時『キー・オブ・ライフ』は、日本盤を先に手にいれたと記憶している。輸入盤は10月15日に入手していた。日本盤の解説は、ご存知の方も多いと思うが、今は亡き福田一郎氏である。この時福田氏は51歳だった。

ところで、アメリカ盤と日本盤、ちょっとした違いがある。アメリカ盤は、サイド1の裏がなんとサイド4、サイド2の裏がサイド3という組合せになっているのだ。ところが、日本盤は、サイド1の裏はちゃんとサイド2、サイド3の裏がサイド4になっている。

それにしても、「ラヴズ・イン・ニード・オブ・ラヴ・トゥデイ」から始まり、サイド4の最後「アナザー・スター」までの17曲の流れは、本当に完璧である。「イフ・イッツ・マジック」~「アズ」~「アナザー・スター」のメドレーなどなんでこんな流れを作れるのかため息しかでない。全曲を聴くと105分余になる。

今時のシンガーは、このアルバムに収められている曲をカヴァーしておけば、まず間違いない。(笑) 30年という年月が、このアルバムの前には一瞬にして霧散する。

ENT>MUSIC>ALBUM>Songs In The Key Of Life

 

投稿者 吉岡正晴 : 05:19 AM | コメント (0)

June 13, 2006

Joe Sample's New Album Featuring Randy Crawford

[ ENT>MUSIC>ALBUM>]

【ジョー・サンプル最新作は、ランディー・クロフォードとともに】

共演。

クルセイダーズのキーボード、ピアノ奏者であり、またソロ・ピアニストとしても多数の作品を発表しているジョー・サンプルが、『ソング・リヴズ・オン』(1999年)、『ピーカン・トゥリー』(2002年)、『ソウル・シャドウズ』(2004年)に続く新作『フィーリング・グッド』を2006年7月19日日本先行で発売する。

ストリート・ライフ\このアルバムは、全14曲、ランディー・クロフォードのヴォーカルをフィーチャーしたもの。ランディーは、1979年、クルセイダーズが初めてヴォーカルをフィーチャーした作品を録音したアルバム『ストリート・ライフ』の時のフィーチャード・シンガー。言ってみれば、クルセイダーズにとっての記念すべきヴォーカル第一号である。そのランディーと27年ぶりの再会となる共演となった。また、過去50年にわたるジョー・サンプル作品、クルセイダーズ作品の中で、収録曲全曲がヴォーカルとなっている作品は初めて。あらゆる点で話題であり、また完成したアルバムの内容も実に素晴らしいものになっている。

ジャズ・クルセイダーズから「ジャズ」が取れて、単なるクルセイダーズとなり、そのジャズ・ファンク・バンドが、初めてヴォーカルをいれた作品をリリースしたところ、未曾有の大ヒットに。その「ストリート・ライフ」によって脚光を浴びたランディーは、自らソロ・シンガーとして多数の傑作アルバムをだすことになった。

また、ジョー・サンプルもこのところ、『ソング・・・』『ピーカン・・・』と大々的にヴォーカリストを起用。歌物への傾注が顕著だった。そこに昨年、モントルー・ジャズ・フェスティヴァルでジョーたちとランディーの共演があり、それが大変な評判を集めたことから、本格的なアルバム制作につながった。

今回のアルバムのプロデュースは、トミー・リピューマ。多くのジャズ、フュージョン作品をてがけてきた超ヴェテラン。また、バックをつけるのが、スティーヴ・ガッド(ドラムス)、クリスチャン・マクブライド(ベース)、レイ・パーカー(ギター)、ヒュー・マクラッケン(ギター)など超一流のミュージシャンたちばかり。

集めた曲もスタンダードソングで、かなり耳なじみのある作品でまとめられた。ジョー・サンプルが作り上げたアルバムとして、最高傑作と呼ばれることになるだろう。今年のジャズ・フュージョン界、また、ヴォーカル・アルバムの中でも最大級の話題になることまちがいない。

個人的にもここ1ヶ月ほど、繰り返し何度も聴いて、超ヘヴィー・ローテーションになっていた作品だ。これまでのジョーの作品を気に入っている方ならまちがいなく気に入っていただける作品になっている。

■ジャケットなど。

ソング・リブズ・オン ザ・ピーカン・トゥリー ソウル・シャドウズ
http://www.videoartsmusic.com/ap/?mod=m02&act=a02&iid=874


Product Number : VACM-1283
Release : 2006.07.19
Genre : Jazz/Fusion
Media : CD
Price : \ 2,940 (Tax Inc.)


ジョー・サンプル
JOE SAMPLE and RANDY CRAWFORD
フィーリング・グッド
Feeling Good

01 フィーリング・グッド
02 エンド・オブ・ザ・ライン
03 バット・ビューティフル
04 リオ・デ・ジャネイロ・ブルー
05 ラヴタウン
06 シー・ライン・ウーマン
07 テル・ミー・モア・アンド・モア・アンド・ゼン・サム
08 噂の男
09 ホエン・アイ・ニード・ユー
10 セイヴ・ユア・ラヴ・フォー・ミー
11 ラスト・ナイト・アット・ダンス・ランド
12 オール・ナイト・ロング
13 ザ・レイト・レイト・ショー
14 ミスター・アグリー

+++++

ENT>MUSIC>ALBUM>Sample, Joe & Crawford, Randy


投稿者 吉岡正晴 : 06:11 AM | コメント (0)

May 17, 2006

Ota Ken Has First Major Debut Album

[ ENT>MUSIC>ALBUM>]

【太田剣、デビューアルバム登場】

ジャック。

昨年の『ソウル・サーチン・トーキング~レイ・チャールズ』の回にゲストで出演していただいたサックス奏者、太田剣さんが自己名義のソロ・アルバム『スウィングルーヴ』を3月に発売、現在プロモーション中だ。なんと今度の土曜日(5月20日)、彼が立て続けにラジオ番組にゲスト出演する。最初が、ゴスペラーズの『ソウル・コネクション』(東京FM系、午後10時~)、続いて深夜1時からFM横浜の『ジャジー・ナイト』(太田さんの出演は2時からのゲスト枠)。というわけで、太田ファンはこの日はFMに張り付いてください。ミニ・ラジオ・ジャックです。(笑)

2本の番組の収録に立ち会ったのだが、特にゴス番組のほうは、村上さん、黒沢さんらと太田さんは早稲田時代に同じような音楽を志す学生として、お互い知っていたということもあって、えらく話がはずんだ。ゴスペラーズがまだ6人だった頃の初のライヴを、太田さんは見ていたり、太田さんのライヴに村上さんたちが見に行っていたり、学食で食べたり、その後もまた村上さんのデモテープ作りに太田さんがサックスを吹いたりということで、いい感じでつながっていたそうだ。黒沢さんと太田さんは、『ソウル・サーチン』で初共演を果たした。また、太田さんも大のカレー好きということで、黒沢さんとしばしカレー談義。

ところで、このアルバムについては前々から書こうと思っていたのだが、なかなかチャンスがなかった。ドアタマのアルバム・タイトル曲の1曲目から、実にかっこいい作品に仕上がっている。アップテンポのファンク系の曲から、しっとりバラード、カヴァー曲などもいい感じで、インスト作品として聞いてもいいし、なにかのBGMにも使える。デスチャの「ルーズ・マイ・ブレス」、マルーン5の「サンデイ・モーニング」、平井堅の「思いが重なるその時に」などのカヴァーもある。

太田さん、下記のオフィシャル・ウェッブのスケジュールを見ると、ものすごい数のライヴをやっている。発売関連ライヴもあるが、ドラムの大槻カルタさんとのデュオなど興味深いものもある。また、『ソウル・サーチン』のほうにもぜひ。

■太田剣オフィシャル・ウェッブ 
http://www.kenota.net/
■過去関連記事

May 01, 2005
Ota Ken Live At Motion Blue
モーションブルーでの太田剣ライヴ評
http://blog.soulsearchin.com/archives/000230.html

October 27, 2005
Jino Jam Live: Mr. Bass Man Is Sooo Funky
日野賢二ライヴ評
http://blog.soulsearchin.com/archives/000605.html
November 05, 2005
Switchblade Live: Soulful Unit
太田剣のバンドでのライヴ
http://blog.soulsearchin.com/archives/000615.html
ENT>MUSIC>ALBUM

投稿者 吉岡正晴 : 03:33 AM | コメント (0)

April 27, 2006

”I Believe To My Soul"(Part 2): Joe Henry's Story 

[ ENT>MUSIC>ALBUM>]

【レイ・チャールズに衝撃を受けて】

(アルバム『アイ・ビリーヴ・トゥ・マイ・ソウル』を生み出したプロデューサー、ジョー・ヘンリーとは何者か。『アイ・ビリーヴ・トゥ・マイ・ソウル』~パート2は彼の謎に迫ります)

信仰。

ジョー・ヘンリーは1961年頃ノース・キャロライナに生まれた。彼が5歳の時、家族はアトランタに引っ越した。父親は自動車会社シヴォレーに勤めていた。アトランタの新しい家で、ジョーは兄と一部屋を与えられた。そこには、白いフィリップス製のラジオがあった。そのラジオからはあらゆるタイプの音楽が流れてきた。ジム・リーヴス、レイ・プライス、ダスティー・スプリングフィールド・・・。ラジオから流れてくる音楽やDJの声は、目に見えないだけに、どこか世界大戦の死んだ兵士たちからのメッセージのようにさえ思えた。ラジオから流れてくる音楽にジョーは魅せられた。

1969年6月22日、ラジオはいつものようにアトランタ・ブレイブスの試合を放送していた。だが、突然、アナウンサーが野球中継を中断し、ニュースを流した。そのニュースは、シンガー、ジュディー・ガーランドの死去を伝えた。アナウンサーのバックではジュディー自身が歌う「オーヴァー・ザ・レインボウ」が小さく流れていた。そして、その番組が終る時、最後にレイ・チャールズがかかった。レイのヴァージョンによる「イエスタデイ」だった。ラジオに耳を傾けるジョーにささやきかけるように歌うレイ。長い間会っていなかった伯父さんからの手紙を見つけたような感動だった。

ジョー・ヘンリーはその歌声に衝撃を覚えた。以来、レイ・チャールズは彼の音楽人生を劇的に変えることになった。この曲を歌ったビートルズのポール・マッカートニーは、この「イエスタデイ」の中で大人になった一人の男が自分が次第に時代遅れになりつつあることをおぼろげに感じ取る主人公の悲哀を演じる。レイの歌の説得力ゆえに、8歳のジョーでさえも、その意味が理解できた。

ジョーはその瞬間思った。「僕には信じるべき信仰ができた!」 そう、その信仰とは、音楽そのものだったのだ。様々な楽曲が、彼の辞書となり語彙になっていった。レイ・チャールズは教会のヴェテランの宣教師だった。宣教師はジョーにさまざまなことを教えた。

それから20数年が経ち、結婚し子供が生まれた。男の子だった。ジョーはその子にこう名づけた。レヴォン・レイ・ヘンリー。もちろん、レイはレイ・チャールズから取った。

ジョーはミュージシャンとして、また、プロデューサーとして彼の信仰を大事にして地道に活躍していた。ギターを持って自ら歌うCDも出した。しかし、アーティストとしてのジョー・ヘンリーはそれほどブレイクすることもなかった。彼の名を一躍有名にしたのは、2002年、60年代に活躍した大ヴェテランR&Bシンガー、ソロモン・バークをプロデュースし、見事にカンバックさせたプロジェクトだ。このアルバムは、バークにグラミーをもたらした。

2004年6月10日午後、ジョーが息子のレヴォン・レイを学校に迎えに行った時のことだ。ジョーはレヴォン・レイに、「お前の名前がついている人が亡くなった」と伝えた。「お気の毒に、パパ。パパの道しるべが亡くなったんでしょう」 息子は本質をよく理解していた。

ジョーは、その前から黒人コメディアン、リチャード・プライアーの一生を映画の脚本にする仕事に取り組んでいた。何度もプライアーに会い、話を聴き、様々なエピソードを組み込んだ。プライアーにインタヴューするたびに、彼は60年代から70年代初期にかけてのソウル・ミュージシャンについての話をした。次第にジョーも、そうしたミュージシャンたちの音楽に興味を覚えるようになった。プライアーから名前を聞いたアーティストのCDを片っ端から聴いた。

プライアーから教えてもらったシンガーの中でもアン・ピーブルスには心底惚れた。ジョーはアンに電話してこのプロジェクトの企画を話した。アンはジョーのことを知らなかった。しかし、ジョーがてがけたソロモン・バークのアルバムのことは知っていた。なにしろ、その作品がグラミーを獲得していたからだ。そこから一気にプロジェクトが進んだ。一人一人のアーティストに頼み込み、その時はやってきた。

2005年6月4日から10日の一週間、ロスアンジェルスのキャピトル・スタジオで歴史的レコーディングが行われた。日替わりで5人のアーティストがやってきた。

ステイプル・シンガーズのリード・シンガー、メイヴィス・ステイプルス、ビリー・プレストン、ニューオーリーンズのアーマ・トーマス、アラン・トゥーサン、そして、アン・ピーブルスだ。彼にとっては至福の時だった。

ジョーは言う。「僕はノスタルジーからアーティストを選んでいるわけではない。自分がちゃんとリスペクトできるアーティストを選んでいるんだ。また、セールスを得るために、人気の若手アーティストと組み合わせるようなこともしない」

彼はソロモン・バークのほか、やはりR&Bシンガー、ベティー・ラヴェットのアルバムなどもプロデュースしている。

レコーディングの最終日、6月10日は、もちろんレイ・チャールズの一周忌にあたる。ジョー・ヘンリーの信仰は、厚く、熱い。

ところで、タイトルのI Believe To My Soul だが、普通はI Believe In My Soul ではないだろうか。その疑問をマイ・ブラザー、マーヴィンに尋ねてみた。直訳はどちらも「僕は自分のソウル(魂)」を信じる」という意味だが、To My Soul だと、握り締めた手を胸に叩いて、自分自身のソウルを強く信じている、というニュアンスになるそうだ。

ここでいうソウルは、彼自身の魂のソウルと、CDで展開されるリアル・ソウル・ミュージックのことも意味しているようだ。つまり、今となってはあまり聴かれなくなってしまったリアル・ソウル・ミュージック、それは自分が愛するソウル・ミュージック(My Soul)でもあり、ちゃんとここに存在し、ずっとあるぞ、これからも未来があるぞ、それを強く信じてる、という意味だ。

力強いタイトルだ。ソウル・サーチャーもこれにならってこう宣言しよう。The Soul Searcher Believe To My Soul! Yeah!

■アルバム

"I Believe To My Soul" by Various Artists (Warner)
ワーナーミュージック WPCR12249 - 2006年1月25日発売


ENT>MUSIC>ARTIST>Henry, Joe
ENT>MUSIC>ALBUM>I Believe To My Soul

投稿者 吉岡正晴 : 12:43 AM | コメント (0)

April 26, 2006

”I Believe To My Soul"(Part 1): The Greatest Album Of 2006 

[ ENT>MUSIC>ALBUM>]

(3ヶ月ほど前に書きながら、日々の更新で未発表になっていた原稿です)

【ソウルを信じて~21世紀に生まれたソウル・アルバム】

ソウル。

ときどき、突然こんなアルバムが登場してくる。最初にこのCDをプレイヤーにかけ、1曲目が流れてきた時に、とにかく驚いた。「これが、2006年の新譜か?」と。まるで、そこから流れてくる音は、聴く者を70年代初期に連れて行ってくれるかのようだ。5人のアーティストのオムニバス・アルバム『アイ・ビリーヴ・トゥ・マイ・ソウル』である。その5人とは、ステイプル・シンガーズのリード・シンガー、メイヴィス・ステイプルス、ビリー・プレストン、ニューオーリーンズのアーマ・トーマス、アラン・トゥーサン、そして、メンフィスのアン・ピーブルスだ。

どういうラインアップなのだ。一体このアルバムは、なんだ。タイトルからして、「ソウルを信じて」という。こんなマニアックなアルバムを作った人物はジョー・ヘンリーというプロデューサー。僕はこのジョー・ヘンリーに強烈に興味を持った。いろいろ解説などを読んでみると、彼が2002年の超ヴェテランR&Bシンガー、ソロモン・バークのカンバックをてがけた人物だという。しかも、白人だ。何度か通して聴いているうちに、今年のベストアルバムは、これで決まりではないかと思うようになってしまった。メイシー・グレイがデビューしてきた時、そして、ジョス・ストーンが出てきた時と同様の衝撃だった。

ジョー・ヘンリーはリチャード・プライアーという黒人のコメディアンの自伝を書くために彼からいろいろ話を聞くうちに、70年代初期のソウル・ミュージックのことを知った。その中でも特にアン・ピーブルスに衝撃を受け、そうしたアーティストの作品を録音したいと考えるようになった。そのあたりの詳細は、彼自身が書いたライナーノーツに語られる。日本盤のほうがその訳がついているので日本盤がお勧めだ。

要は、アン・ピーブルスにぞっこんになった。そこで彼は、アンからいつの日にかプロデュースの依頼の電話がかかってくるのを待つか、あるいは、自分からアンに電話をするかの選択を迫られる。彼は結局、自ら受話器を取ってアンに電話をする。そこからこのプロジェクトは始まったという。

全13曲、声がかすれてだめになったのではないかと言われたメイヴィスの声の生き生きしていること。久しぶりに聞くアン・ピーブルスの新録。アーマ・トーマスが歌う「ラヴィン・アームス」。かつて、ドビー・グレイというシンガーが歌ってヒットさせた作品だ。アーマはもう1曲、ビル・ウィザースの作品「ザ・セイム・ラヴ」を歌う。

ジョー・ヘンリーは言う。「注目し、熟考し、考察しなければならない歴史がある。ソウル・ミュージックは、この国に生まれたいかなる音楽同様に重要なものだ」 また、こうも言う。「これは、クラシックなソウルの形式でレコーディングされた新しいものであり、クラシックなソウルを再現したものではない」 確かにそうかもしれない。しかし、ここには見事にソウル・ミュージックが持っていたあの「熱さ」「美しさ」「苦しみ」「悲しみ」「喜び」といったものが、クラシックなソウルとして再現されている。

一体このソウルの伝道師、ジョー・ヘンリーという男は何者なのだろうか。興味を持った僕はこのジョー・ヘンリーについて少し調べてみた。(つづく)


"I Believe To My Soul" by Various Artists (Warner)
ワーナーミュージック WPCR12249 - 2006年1月25日発売

1. You Must Have That True Religion - Mavis Staples
2. Both Ways - Billy Preston
3. Tonight I'll Be Staying Here With You - Ann Peebles
4. The Same Love That Made Me Laugh - Irma Thomas
5. Mi Amour - Allen Toussaint
6. Keep On Pushing - Mavis Staples
7. As One - Billy Preston
8. Loving Arms - Irma Thomas
9. River Boat - Allen Toussaint
10. That's Enough - Mavis Staples
11. Turvalon - Allen Toussaint
12. When The Candle Burns Low - Ann Peebles
13. We Are One - Allen Toussaint

ENT>MUSIC>ARTIST>Henry, Joe
ENT>MUSIC>ALBUM>I Believe To My Soul

投稿者 吉岡正晴 : 03:18 AM | コメント (0)

February 14, 2006

Prince New Album “3121” Listening Session For Media

[ ENT>MUSIC>ALBUM>]

【プリンス最新作『3121』試聴会】 

ファンク。

音楽プリンスのおよそ2年ぶりになる新作『3121(サーティーワン・トゥエンティーワン)』が日本で2006年3月20日に発売されるが、それに先立ち13日、1日だけの試聴会がユニバーサル・レコードで行われた。通常、新譜発売の際にはプロモーション用のサンプルCDが発売前に配られるが、今回はそれが発売日まで配られず、メディアの人たちが聴く機会はこの試聴会だけとなった。最近大物アーティストの新譜発売は、事前にサンプルが出回り、それがネットなどにアップされることを懸念し、聴くだけの試聴会を行う方法が多くなっている。現時点での総力取材の結果をご報告。他の追従を許さない日本で一番早く、詳しいプリンス新譜情報です。

もちろん、試聴会では録音もできず、携帯も持ち込み禁止、メモは紙と筆記用具で、パソコンなどでの筆記はだめという厳戒態勢のもと行われた。よって、以下の感想文は、一度聴いた限りのメモを元にしたものである。また、レコード会社にも曲目リストが到着しておらず、曲名がすべては判明していない。レーベルコピーは1週間以内にも到着すると見られる。

アルバムの収録曲は、最終的なものではないとのことだが、この日聴かされたのは12曲、約54分余。流れ的にはつながっていて、ほぼ完成形。ただしこの日の音は、MP3あたりの音を再生した感じだった。全体的には、基本的に打ち込みで、ほとんどの音をプリンスひとりで作っているという印象だ。ファンクネスが強調されている点が特徴。一方で、「テアモ・コラソン」のような、ラテン調のものもあり、最近のプリンスのちょっとした「マイ・ブーム」がラテンなのかとも思わせられる。

一聴して気に入ったのは、「フューリー」や12曲目の「Get On The Boat」あるいは「Get Off The Boat」などと聴こえるタイトル不明曲。この「ボート」で聴かれるファンキーなサックスはメイシオ・パーカー、後半ののりのいいパーカッションはきっとシーラEだろう。ぐんぐんとのりがアップしていく実に気持ちいいファンク曲だった。この曲は、打ち込みではなく、リアルミュージシャンを使っているように聴こえた。その場合、ドラムスの可能性としては、ジョン・ブラックウェルかコーラ・コールマン、ベースにジョッシュ・ダーハム、サックスでメイシオのほかにマイク・フィリップス、キャンディー・ダルファーなどがクレジットされていそうだ。

これら12曲のうち、何曲かがすでにテレビで放映されたりしたものが含まれている。まず、シングルとなるのが、下記リストで4曲目の「ブラック・スウェット」。すでにプロモ・ビデオがネットで公開されている。この試聴会の席でも紹介された。プリンスが今、押しているテイマーも参加している。ファンキーな曲で、打ち込みビートの作品。昨年12月にネットでリリースされているのが、ラテン調の「テアモ・コラソン」。

また、2月4日(土曜)アメリカのテレビ『サタデイ・ナイト・ライヴ』に出演して演奏した「フューリー」と「ビューティフル・ラヴド・アンド・ブレスド」も収録されている。この2曲はどちらもヒット性のあるキャッチーな曲だ。前者は、イントロが山口百恵の「これっきりですか」に一瞬似ている。ひじょうにハードながらポップでキャッチーな曲。シングル向けの曲だ。「ビューティフル」は、メロディアスなゆったりしたスローミディアムでこれも覚えやすい。

7曲目の「サティスファイド」は2005年3月、プリンスがNAACPのショウで演奏していたスロー曲。さらに、11曲目「ダンス」は、2004年にプリンスがネット上でリリースした作品だった。また、この曲自体は、アルバム『エマンシペーション』をレコーディングした頃の作品だというから、10年以上前の録音曲ということになる。ただし、10年前のものにさらに取り直したり、加音したりしている可能性はもちろんある。 

5曲目は、「アイ・ドント・ウォナ・オール・ナイト・ロング」(タイトル不確定)というフレーズが印象に残るちょっとスロー調の曲。6曲目は、ちょっと「エロティック・シティー」を思わせるミディアム曲。

さて、アルバムタイトルの『3121』だが、これはプリンスのロスアンジェルスにある自宅の住所の数字。他にも意味がありそうだ。プリンスはこのアルバムのタイトルを『3121』とすることを一年以上前に決めていた。昨年のNAACPでのライヴで、「3121」と書かれたジャケットを着ている。しかし、プリンスはこうした謎かけをするのが大好きだから、他の意味が徐々にわかることになるかもしれない。

また、彼が次にツアーに出る時にバンドを結成する場合、バンド名がこの「3121」になるという見方もできる。かつての「ニュー・パワー・ジェネレーション」や「レヴォリューション」のような形だ。あるいは、バンド編成が3人(管楽器)、1人ベース、2人キーボード、1人ドラムスの7人編成バンドで、あと、プリンスということになるかもしれない。これも3121だ。

また、シングル「テアモ・コラソン」はアメリカで2005年12月13日にリリースされている。これは、「3121」を引っくり返した数字となる。(3121→1213) また、アルバムリリースが2006年の3月21日(アメリカ)となる。1の説明がつかないが、321ともこじつけられる。他にいろいろ推理してみると、3121のロゴを引っくり返してみるとtateとも読める。何か意味があるかな? (笑) 12と13は、アルファベットでは、LとMだ。だから、何? わかりません。


【3121 トラックリスト】 (??)は、タイトル不確定

Album “3121” Track List

01.3121
02.Lolita
03.Te Amo Corazon
04.Black Sweat
05.(I Don’t Want To All Night)??
06.(Love Is Forever)??
07.Satisfied
08.Fury
09.(Let’s Do Something)??
10.Beautiful, Loved and Blessed
11.The Dance
12.(Get On The Boat) ??

(情報にスペシャル・サンクス:ツナさん、坂本さん)

ENT>MUSIC>ARTIST>PRINCE
ENT>MUSIC>ALBUM>PRINCE

投稿者 吉岡正晴 : 02:49 AM | コメント (0)

January 16, 2006

Earth Wind & Fire: Paper Sleeve CD Released

[ ENT>MUSIC>ALBUM>]

【アース・ウインド&ファイアー、紙ジャケで6作リリース】 

帯。

音楽音楽いよいよ大阪公演が始まったアース・ウインド&ファイアー。東京は18日(水曜)と19日(木曜)。11回目の来日コンサートとなるが、これにあわせてアース・ウインド&ファイアーの70年代から80年代の6作品が、紙ジャケットになってリリースされた。今回は『ベスト』『ベストVOL.2』『黙示録(アイ・アム)』『フェイセス』『天空の女神(レイズ)』『創世紀(パワーライト)』の6枚。これまでに、以前の作品群が紙ジャケットになっていて、ソニー時代のアース・ウインド&ファイアー作品はほぼ紙ジャケットになった。

音楽音楽今回の紙ジャケットの制作のこだわりは、なんと帯も当時のものを出来うる限り再現しようという点だった。昔の日本盤アナログ・ディスクには、必ず帯というものがかかっていた。ところが、レコード会社には、ジャケットのフィルム・パーツ(印刷する時のジャケットのネガにあたる部分)は保管されているが、さすがにこの帯の部分は残っていない。

音楽音楽当時のアナログのサンプル盤が残っていれば、それを参考にすればいいが、20年以上前のものはもう残っていない。仮にあったとしても、ジャケット本体は残っていても、帯は捨てられてていたりする。僕の周囲のレコードコレクターたちも、日本盤を持っていても、帯は意外と捨てる人が多いのだ。

そこで、2ヶ月ほど前、この制作担当者から連絡があって、アース・ウインド&ファイアーの日本盤を持っているかと尋ねられた。幸い、僕はほとんどのものを持っていて、しかも日本盤の帯も大事に保存していたので、そのまま貸すことになった。なかなか物を捨てられない性格が、唯一役に立つ瞬間だ。

細かく見ると、今回ライナーを書き直したりして、リリース当時のライナーの筆者と変わっている部分などは、しっかりこのCDの筆者の名前になっていたり、値段部分などは、ちゃんと変更されているが、キャッチコピーやタイトルの字体などそっくりそのまま再現されている。それに加え、CDのレーベル面も、当時のレーベルをそのまま印刷している。

ところで、『黙示録(アイ・アム)』の英文ライナーの中で「結局私たちのパートは半分にカットした」という日本語があったが、意味がわからなかったので英文に戻ったらこうだった。I think we cut our parts in about an hour-and-half. うむ、誤訳だった。ここでいうcutは、単純にrecorded の意味。正しくは、「私たちは自分たちのパート(コーラス部分)を1時間半くらいでレコーディングしたと思う」ということになる。


ENT>MUSIC>ALBUM>Earth Wind & Fire

投稿者 吉岡正晴 : 05:51 AM | コメント (0)

December 23, 2005

Watch Out For Anthony Hamilton's New Album

[ ENT>MUSIC>ALBUM>]

Watch Out For Anthony Hamilton's New Album

【アンソニー・ハミルトン新作に注目】 

ディープ。

音楽音楽ソー・ソー・デフ・レーベルからの2枚目となるアンソニー・ハミルトンの新作『エイント・ノーバディー・ウォーリン』が実にいい。前作『カミン・フロム・ホエア・アイム・フロム』(2003年)から約2年での新作だが、いやあ、ちょっと前作をもう少ししっかり聴いておくべきだった。

伝統的な歌もの、ソウルシンガーもので、それに今風な音つくりもある。だが、基本はボビー・ウーマック、ディアンジェロ、ビル・ウィザースなどをミックスしたような70年代ソウルをベースにしたもの。

ノース・キャロライナ州出身で教会でゴスペルを歌うことから始めた。90年代に、2枚のアルバムをレコーディングしつつも、レコード会社がつぶれてしまったために、作品がお蔵入りになったという経歴を持つ。そのうちの一枚は、やっと日の目をみることになったが。

全12曲を聞いて、まず超ノックアウトされたのが、10曲目に入っている「チェンジ・ユア・ワールド」。イントロを聴いた瞬間にやられた。じわじわくるバラードで、ちょっとフィリー風のギターも聞かれる。ぜひ試聴機にはいっていたら、「チェンジ・ユア・ワールド」をお聴きあれ。70年代風ソウルが21世紀に蘇った。続く11曲目の「ネヴァー・ラヴ・アゲイン」もいい。ディープな感じのヴォーカルがたまらない。

日本盤は、2006年1月25日の発売予定。

ENT>ARTIST>Hamilton, Anthony

投稿者 吉岡正晴 : 05:39 AM | コメント (0)

October 09, 2005

Vote Your Favorite Design

[ ENT>MUSIC>ALBUM>]

【ジャケットデザイン公募】 

投票。

音楽ヴォーカル・グループ、シンコペーションの唯一の日本人メンバー、阿部恒憲(あべ・つねのり)が、「つね」の名前でソロ・プロジェクトを始める。それに先立ち、ミニアルバムを出すが、そのジャケットデザインをどれにするか、公募している。ジャケットやデザインに興味ある方、投票されてみてはいかがだろうか。なお、下記サイトで試聴もできる。

下記サイトで、ジャケットデザイン4種が掲載されているので、どれかお気に入りがあれば、投票。抽選で1名様にアイポッドが当たる。締切は10月13日。

http://www.bothsides.jp/cd_tune/postmail/postmail.html

下記サイトは、阿部恒憲のサイト。ブログなどもある。

http://www.crazyharmony.com/

「つね」のアルバムのタイトルは『石楠花(しゃくなげ)の花の咲く頃』。6曲入り。11月23日発売予定。

シンコペーションのライヴ評

July 28, 2005
Syncopation: What They Need Now Is...
http://blog.soulsearchin.com/archives/000413.html

ENT>MUSIC>ALBUM>Tsune

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■お知らせ

先日からホームページのサーヴァーを新しいものにするために、徐々に移行作業を進めています。このため、旧サーヴァーと新サーヴァーの移行時期に、若干、ウェッブ表示などが不安定な状況になることがありますが、最終的には元通りになりますので、ご理解ください。

ウェッブマスター

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投稿者 吉岡正晴 : 04:20 AM | コメント (0)

September 28, 2005

More Stevie: Download Has Just Begun

[ ENT>MUSIC>ALBUM>]

【全米でデジタル配信開始】 

リリース。

アメリカ・アイテューンズ(iTunes)でのスティーヴィーのアルバムの配信が2005年9月27日(火曜)から開始した。全15曲がダウンロードできる。日本からダウンロードできるかは、未確認。これによって、アルバムは、ついに世界に向けて「リリース」されたことになる。

また、CNNのニュースサイトで、スティーヴィー本人がインタヴューに答え、さらに「シェルター・イン・ザ・レイン」をライヴパフォーマンスしているシーンがネットで見られる。

http://www.cnn.com/video/ へ行き、 the Entertainmetの部分の'Shelter In The Rain' をクリック。このインタヴューによると、ここ1年ほどで身内にいくつかの不幸があって大変だったといったことが語られている。シリータだけではなかったようだ。

さらに、アルバムがダウンロードできない場合、とりあえず15秒ほどの試聴が次のサイトでできる。ほんのさわりというかんじだが。

http://music.msn.com/album/?album=44414202

また、各曲のクレジットが到着。いくつか訂正を。,Br>

先日の日記で「マイ・ラヴ・イズ・オン・ファイアー」のフルートをボビー・ハンフリーかと書いたが、正しくはヒューバート・ロウズでした。また、同じ曲でベイビーフェイスかと書いたが、クレジットにはベイビーフェイスの名前は確認できなかった。男性の名前はキース・ジョンとセバスチアン・ミーゴの二人しか見当たらない。ベイビーフェイスらしき声は、キース・ジョンなのかな。あるいはスティーヴィーか。しかし、5曲目の「プリーズ・ドント・ハート・マイ・ベイビー」のバックコーラスに、ベイビーフェイスの兄、ケヴォン・エドモンズの名前があった。

ENT>MUSIC>ARTIST>Wonder, Stevie
ENT>MUSIC>ALBUM>A Time To Love

投稿者 吉岡正晴 : 04:02 AM | コメント (0)

September 27, 2005

Stevie Wonder Update:

[ ENT>MUSIC>ALBUM>]

【スティーヴィー・アップデート】 

刻一刻。

発売日はとりあえず、昨日の報告の通りだが、デジタル配信についての若干の付記。アメリカのデジタル配信会社は数社あるが、そこから9月27日に配信されることになっている。ただ各社によって、微妙に配信開始日、もしくは時刻が変わってくるかもしれない。刻一刻かわるスティーヴィー情報。

また、アメリカに本拠をおいた配信会社の場合、配信先がアメリカ国内に限定されるかもしれない。これは、まだかなり不確定要素が多く不明。全世界地域へのダウンロードの可能性もある。

配信先をアメリカ限定というのは、正確には、決済をアメリカで行うという限定になり、このために、たとえば、アメリカ国内発行のクレジットカードを持っている人がダウンロードできることになる。日本国内でもアメリカ国内発行のクレジットカードを持っていればダウンロードは可能になる。あるいは、IPアドレスなどから、アメリカ国内からのアクセスのみに反応するように設定されることも可能かもしれない。いずれにせよ、スティーヴィーの新譜がどの地域まで配信可能かはまだ不明。

日本におけるデジタル配信は、やるとしても、アイテューンズになるが、まだ準備は整っていないので、実質的にはCD盤のほうがはやくなるかもしれない。

日本にはマスターは到着し、アートワークの一部が今日あたりになる模様だが、とりあえず進行している。だが、日本盤は、日本の発売元が、先にお伝えした8センチミニCDをボーナストラックとしてつけたいという希望があり、ぎりぎりの調整をしているところだ。やはり、輸入盤との価格差を考えるとボーナスCDは、戦略的にもどうしてもつけたいところ。仮にモータウンからボーナストラック2曲が来てそれを日本盤にだけつけられることになるなら、日本盤発売日自体を若干遅らせてもかまわないというスタンスだ。しかし、これがどうなるかはまったくわからない。

シングルは、日本では当初第二弾シングルとして「フロム・ザ・ボトム・オブ・マイ・ハート」の予定で品番も決まっていたが、これはいったん取り消しになり、アルバムを先に発売することになった。また、アメリカでは次のシングルは、「シェルター・イン・ザ・レイン」になり、10月11日あたりに発売となる。これにともない日本でも次のシングルは、「シェルター・・・」になる可能性が強い。

アルバムのオンエアーなどの解禁日に関しては未定。デジタル配信日が解禁日になるのか、これもまだわからない。

ENT>MUSIC>ALBUM>Wonder, Stevie

投稿者 吉岡正晴 : 03:15 AM | コメント (0)

September 26, 2005

Finally, "A Time 2 Love" Is Arrived: Real Countdown Has Just Begun

[ ENT>MUSIC>ALBUM>]

到着。 

音楽このところ急展開を見せたスティーヴィーの新作『ア・タイム・トゥ・ラヴ』のマスターが到着。ついにその全貌が明らかになった。アルバムは、全米では9月27日からデジタル配信、CD自体は10月18日発売。日本におけるCD発売は10月19日の予定。これで、スティーヴィーの気分があと2日以内に変わらない限り、まず新作は発売されるだろう。10月中のCDリリース確率は99.8%。今までで最高をつけました。  

まだ1-2回しか聴いていないが簡単に曲目と聞いた感想をご紹介しよう。ただし参加ミュージシャンなどのクレジットがまだ一切手元に届いていないので、参加者の詳細はまた後日。ポール・マッカートニー、ベイビーフェイスあたりも参加している模様。 

"A Time 2 Love"

1. If Your Love Cannot Be Moved (Featuring Kim Burrell)

 ドライヴ感のあるミディアム調の作品。ちょっとストリングス風の音が入っている。スティーヴィーが歌い始め、すぐにキムのヴォーカルがかぶさる。このキムはなかなかソウルフルなシンガー。2度3度と聴きたくなる一曲。 

2. Sweetest Somebody I Know

 サンプラーに入っていた一曲。ゆったりした軽いミディアム調の曲。途中にスティーヴィーのハーモニカがはいる。 

3. Moon Blue

 日本で演奏されていたマイナー調のスロー曲。 

4. From The Bottom Of My Heart

 すでに日本では第二弾シングルとなっている曲。スティーヴィーらしいメロディアスなゆったりとしたミディアム曲。 

5. Please Don't Hurt My Baby

 イントロからファンキーなサウンドで迫るミディアム・アップ曲。『ジャングル・フィーヴァー』近辺の打ちこみ主体のサウンド。エンディングの人々の声の効果音がマーヴィンゲイの「ホワッツ・ゴーイング・オン」風。 

6. How Will I Know (Featuring Aisha Morris)

 すでに『オプラ・ウィンフレー・ショウ』などで披露されているバラード。娘のアイシャとのデュエット。ジャジーな雰囲気で、これはシングルヒット十分可能。アルバム中、個人的にはこれがベストカット。 

7. My Love Is On Fire

 もともと『ルーサー・トリビュート』に収録されることになっていた作品。ゆったりしたミディアム調の曲。途中のフルートはボビー・ハンフリーか。元のトラックは10年以上前に録音されたトラックかもしれない。途中にベイビーフェイスらしき声が。 

8. Passionate Raindrops
 
 ゆったりとしたマイナー調のバラード。スティーヴィーらしいバラードでぐいぐいと聴くものを引きつける。何度も繰り返して聴きたくなるすばらしい曲。これも「レイトリー」同様チャート的にはそれほど上位にこなくとも、ファンの支持を集める一曲になりそう。 

9. Tell Your Heart I Love You

 ちょっとビートの強いゆったりした、しかしグルーヴ感のある曲。これにもハーモニカがたくさん登場する。今回のアルバムには、スティーヴィーのハーモニカがずいぶんと登場するので、一見ハーモニカプレイヤーのアルバムかと思ってしまうほど。(半分ジョークですが)  

10. True Love

 日本でも演奏されていたバラード。これは、「リボン・イン・ザ・スカイ」「レイトリー」的なバラードで、印象に残る。「ハイ・ウィル・アイ・ノウ」路線の一曲。 

11. Shelter In The Rain

 もともと昨年7月に他界したスティーヴィーの最初の妻、シリータのために書かれた作品。すばらしいバラードだ。アメリカでの次のシングルとしてまもなく発売されることが決定している。これは、ヒットだ。ポップ・チャートでトップ10は行けると思う。曲のメッセージがいい。I'll be your shelter in the rainというところが、シリータへ向けたメッセージだが、今、カトリーナの被災者へのメッセージになった。4分16秒カットアウトでしっとりと終わる。 

12. So What The Fuss

 アルバムにさきがけてシングルリリースされていた作品。途中のギターソロはプリンス。コーラスはアンヴォーグ。これも日本で演奏されていた。 

13. Can't Imagine Love Without You

 これも日本公演で歌われた作品。やはり、「リボン・・・」「レイトリー」的なピアノで歌われるバラード。かなりいい曲。シングルとしてチャート成績はそれほど上がらなくとも、ファンの間で根強く支持されるようなタイプの曲。ティピカル・スティーヴィー・バラード。 

14. Positivity (Featuring Aisha Morris)

 アイシャとデュエットしているミディアム調の曲。 

15. A Time To Love (Featuring India.Arie)

 インディア・アリーとの共作で、デュエットもしている。アルバムタイトル曲にふさわしい一曲。どこか「カンヴァセーション・ピース」を思わせるマイナー調のドラマティックな一曲。 

全米のデジタル配信まであと2日、日本盤CD発売まで23日。真のカウントダウンが始まる。 

ENT>MUSIC>ALBUM>Wonder, Stevie

投稿者 吉岡正晴 : 12:53 AM | コメント (0)

September 22, 2005

A Time To Release: Stevie Update, Uptight, Yeah!

[ ENT>MUSIC>ALBUM>]

【続・スティーヴィー最新作情報】

続報。

スティーヴィー・ワンダーの新作発売が、「本当に」間近に迫った。昨日の情報に若干の訂正とアップデート情報。現在、日本およびアメリカ、世界で10月18日か19日の予定。9月26日にマスターとアートワーク(ジャケットなど印刷物)到着の予定。ここから一気に制作に入る。ライナーなどの再度の締め切りは22日、つまり今日。4月に書いたライナーを土台に、それに最新情報をいれこんで修正する。マスター着は26日なので、よって、音は聞けない。

また昨日お知らせした12センチCDと8センチCDの変則2枚組は、まだ企画段階で、アメリカモータウンのアプルーヴをもらったものではなかった。よって、この情報は削除。こんどの12センチCDに収録される時間は、15曲ですでに78分近くになっていると伝えられる。よって、日本のみのボーナストラックは収録できない。そこで、日本ボーナスとして、8センチCDの封入が可能かということが考えられた。もし、今作のレコーディングで収録15曲以外のものが入手できれば、それをボーナスCDにしたかったというニュアンスだが、時間的にかなり厳しくなっている。

また、現在日本では第二弾シングルが「フロム・ザ・ボトム・オブ・マイ・ハート」になっているが、アメリカではこのアルバムからの次のシングルとして「シェルター・イン・ザ・レイン」に白羽の矢が立っている。これは、もともとは昨年死去したスティーヴィーの最初の妻、シリータ・ライトへ捧げた作品だったが、今度のハリケーン・カトリーナの被害者へ捧げる歌として、リリースする可能性があるという。曲の歌詞からしても、被災者に対してぴったりでもある。

9月27日からダウンロードが開始となるとされているデジタル配信に、アルバム全曲が含まれるのか、何曲かが選ばれるのか、シングルだけなのか、などはまだはっきりしていない。

最新情報を入手しだいまたお伝えする。

■スティーヴィー・ワンダー、オフィシャルページ(日本語)
http://www.universal-music.co.jp/u-pop/artist/stevie_wonder/

ENT>MUSIC>ALBUM>Wonder, Stevie

投稿者 吉岡正晴 : 12:17 AM | コメント (0)

September 21, 2005

This Time It's For Real: Stevie's Tracklisting Is Revealed

[ ENT>MUSIC>ALBUM>]

【今度こそ発売か? スティーヴィー新作トラックリスティング明らかに】

本当。

音楽スティーヴィー・ワンダーの待たされに待たされているアルバム『ア・タイム・トゥ・ラヴ』の発売が今度こそ確定かという情報が入ってきた。現在全米日本とも発売が10月18日もしくは19日で進行中。全世界的に、この発売日に統一されるようだ。これにともない、アルバム収録曲リストが到着。また、下記15曲の歌詞カードの文字データも到着した。これによると、当初伝えられた16曲ではなく全15曲。日本盤ボーナス・トラックについては未定。

マスターテープはアメリカ・モータウンに手渡された模様で日本にも順調にいけば、26日(月曜)に到着の予定だ。10月中の発売確率は一挙にあがって98.8%。月曜日にマスターが到着したら99.5%にあがる。

また、アイスクワッドにおけるデジタル配信が9月27日から始まるとも伝えられている。さらに、今度のCDは、通常の12センチCDに加え小さな8センチCDが封入され、変則2枚組となる模様。76年の超大作『キー・オブ・ライフ』のときは30センチアルバム2枚と17センチEPという変則3枚組だったが、それを思わせる。9月27日デジタル配信が始まることによって、この日がリリース日となると、グラミー候補の締め切りに間に合うことになる。一応グラミーの規定はCDが発売された日とされているが、「リリース」という意味を拡大解釈すれば、確かに配信開始日は「リリース」になり、究極の裏技ということになる。

アイスクワッドのサイト。
http://i-squad.com/public/blurb.html

さて、ソウル・サーチン・ダイアリー2005年5月13日付けで収録曲予想をやったが、それと照らし合わせてみよう。まず今回明らかになったオフィシャルのもの。

A Time To Love: Tracklisting (Official)

1. If Your Love Cannot Be Moved (Featuring Kim Burrell)
2. Sweetest Somebody I Know
3. Moon Blue
4. From The Bottom Of My Heart
5. Please Don't Hurt My Baby
6. How Will I Know (Featuring Aisha Morris)
7. My Love Is On Fire
8. Passionate Raindrops
9. (New) Tell Your Heart I Love You
10. True Love
11. Shelter In The Rain
12. So What The Fuss
13. Can't Imagine Love Without You
14. Positivity (Featuring Aisha Morris)
15. A Time To Love (Featuring India.Arie)

次が2005年5月13日付けソウル・サーチン・ダイアリーでの予想。

"A Time To Love" Songs Order Speculated By Yoshioka Masaharu
(+)は、アルバム収録が有力視されている楽曲
(-)は、今回収録からもれた曲。

1. So What The Fuss(+)(Guitar by Prince)(日本で演奏)
2. From The Bottom of My Heart(+)
3. If Your Love Cannot Be Moved (Alicia Keys)(+)
4. Positivity(+)
5. True Love(+)(日本で演奏)
6. Moon Blue (+)(日本で演奏)
7. Sweet Somebody I Know(+)
8. (-)One Thing (Nigerian talking drum)
9. How Will I Know(+)(Duet With Aisha Wonder)
10. Please Don't Hurt My Baby (+)
11. (-)Keep Fooling Yourself
12. (-)If the Creek Don't Rise
13. I Can't Imagine Love Without You (+) (日本で演奏)
14. Shelter in the Rain (for Syreeta and was written before she died)(+)
15. My Love Is On Fire(+)(Tribute To Luther)
16. A Time 2 Love(+)(Duet with India. Arie)

17. Bonus Passionate Raindrops
18. (-)Bonus Tears

まず、ボーナス含めて18曲を予想した中から、いずれも収録が有力視されていなかった4曲が落ち、1曲初めて見るタイトルが入った。それが、「テル・ユア・ハート・アイ・ラヴ・ユー」だ。そして、計15曲に。恐らく収録時間の関係で15曲どまりになったと思われる。

アルバムのトップは、予想を覆しなんとデュエット曲の「イフ・ユア・ラヴ・キャン・ノット・ビー・ムーヴド」。「ソー・ホワット・・・」がトップに来るかと思ったが、これは意外だった。しかも、この曲アリシア・キーズとデュエットしたヴァージョンがあるはずなのに、キム・バレルというシンガーに差し替えに。これもサプライズ。権利関係か。これがアルバム1曲目となると、次のシングル候補は、この「イフ・ユア・ラヴ・・・」になるのか。スティーヴィーの娘、アイシャの表記は「アイシャ・モリス」になった。

こんど初めて見る新曲「テル・ユア・ハート・アイ・ラヴ・ユー」は、5月13日に誕生した子供へ向けての曲のような感じだ。

もともとルーサー・トリビュートにも収録される予定だった「マイ・ラヴ・イズ・オン・ファイアー」は、トリビュートには入らず、スティーヴィーのこのアルバムだけの収録となった。ルーサー・トリビュートには、スティーヴィーは別の曲「ソー・アメイジング」をビヨンセとデュエットして、収録している。

This Time, It's For Real. 今度こそ、本当であってほしい。続報があればすぐにお伝えする。

+++

■スティーヴィー新作についてのこれまでの記事
2005年5月12日付け日記
【スティーヴィー最新情報】
http://blog.soulsearchin.com/archives/2005_05_12.html

2005年5月13日付け日記
【新作アルバムの曲順を大胆予想】。
http://blog.soulsearchin.com/archives/2005_05_13.html

上記以前のスティーヴィー新作関連記事

April 18, 2005
Stevie's Album Info Update:
http://blog.soulsearchin.com/archives/2005_04_18.html

2005/03/24 (Thu)
Stevie's New Album's Track Listing Is Leaked?
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200503/diary20050324.html

2005/03/17 (Thu)
Predictions For "A Time To Love"
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200503/diary20050317.html


ENT>MUSIC>ALBUM>Wonder, Stevie
ENT>MUSIC>ARTIST>Wonder, Stevie

投稿者 吉岡正晴 : 06:37 AM | コメント (0)

September 19, 2005

Another Ray Charles Duet Album Is Coming

[ ENT>MUSIC>ALBUM>]

【もう一枚のデュエットアルバム登場】 

未発表。

音楽2004年6月10日に他界し、同年8月にリリースされた『ジニアス・ラヴズ・カンパニー』が大ヒットしたレイ・チャールズが、他にもう一枚デュエット・アルバムを録音していて、それがこのほど発売されることになった。アルバムのタイトルは、『ジーニアス・アンド・フレンズーーラスト・セレナーデ』で、全米では9月20日発売予定、また日本では10月5日の発売予定。ワーナーからでる。

デュエットしている相手は、アンジー・ストーン、メアリー・J・ブライジ、グラディス・ナイト、ダイアナ・ロス、ジョン・レジェンド、アリシア・キーズなど。レコード会社の資料には、録音は主に1998年と書いてあるが、アーティスト名などから推理するとここ1年くらいのものもある。

この作品は、レイ・チャールズが過去にレコーディングした作品に、後から、レイのヴォーカル・トラックを抜いて、新しいアーティストがデュエット部分を重ねる方法で録音している。ナット・キング・コール、ナタリー・コールのゴースト・デュエットによる「アンフォーゲッタブル」と同じ手法だ。この点が最初からデュエットを録音しようということでレコーディングした『ジニアス・ラヴズ・カンパニー』と違う。

たとえば、「イマジン」(ジョン・レノンのヒット)は、96年のレイ・チャールズのアルバム『イマジン~ストロング・ラヴ・アフェア』のトラックを使用している。そこにルーベン・スタッタードとハーレム・ゴスペル・シンガーズが録音している。

いくつか聞き物があるが、ジョン・レジェンド、リーラ・ジェームスあたりは、ここ1年以内の録音だろう。アリシア・キーズの「アメリカ・ザ・ビューティフル」も注目作だ。

+++++

音楽

レイ・チャールズ/ジーニアス&フレンズ~ラスト・セレナーデ~

2005年10月05日発売
[ WP - ライノ ]
品番:WPCR-12206
価格:\2,580(税込)

01オール・アイ・ウォント・ドゥ (with アンジー・ストーン)
02ユー・アー・マイ・サンシャイン (with クリス・アイザック)
03イット・オール・ゴーズ・バイ・ソー・ファスト (with メアリー・J.ブライジ)
04ユー・ワー・ゼア (with グラディス・ナイト)
05イマジン (with ルーペン・スタッダード&ハーレム・ゴスペル・シンガーズ)
06コンペアード・トゥ・ワット (with リーラ・ジェイムス)
07ビッグ・バッド・ラヴ (with ダイアナ・ロス)
08アイ・ウィル・ビー・ゼア (with アイディーナ・メンゼル)
09ブレイム・イット・オン・ザ・サン (with ジョージ・マイケル)
10タッチ (with ジョン・レジェンド)
11シャウト (with パティ・ラベル&アンドレ・クラウチ・クワイアー)
12サレンダー・トゥ・ラヴ (with ラウラ・パウジーニ)
13バステッド (with ウィリー・ネルソン) (ライヴ)
14アメリカ・ザ・ビューティフル (with アリシア・キーズ)

ENT>MUSIC>ALBUM>Charles, Ray
ENT>MUSIC>ARTIST>Charles, Ray

投稿者 吉岡正晴 : 04:48 AM | コメント (0)

August 16, 2005

Nile Rodgers & Chic: DVD

[ ENT>MUSIC>ALBUM>]

【シック・ライヴDVD】

モントルー。

日本にもナイル・ロジャース名義で来日しているナイル・ロジャースとシックが2004年7月モントルー・ジャズ・フェスティヴァルで行ったライヴの模様がDVD化され日本でも発売された。

オリジナルのベース奏者、バーナード・エドワーズ(96年死去)に代わっては、ジェリー・バーンズ、ドラムスは、トニー・トンプソン(2004年死去)に代わってオマー・ハキムが担当している。コーラスは、シルヴァー・シャープ、ジェシカ・ワグナー。いずれも来日したことがあるメンバーたち。

演奏曲は、だいたい日本で行ったライヴと同じ。「シック・チアー」における長尺のメンバー紹介は、ちょっと長いが圧巻だ。

シックは70年代後期に「ル・フリーク」「グッドタイムス」などのディスコ大ヒットで一世を風靡した。シックは、基本的にはギターのナイル・ロジャースとベースのバーナード・エドワーズのグループ。ドラムのトニー・トンプソンも主要メンバー。ナイルとバーナードは、20代からの親友同士。彼らはシックとしての作品が大ヒットしだすと、プロデューサーとしても数多くの作品をてがけた。ナイルのはぎれのいいカッティングのギターと、バーナードののりのいいグルーヴ感あふれるベース、そして、トニーのシャープなドラムスが作り出すユニークなダンス・サウンドが魅力だった。

しかし、オリジナル・メンバーのバーナードが96年4月、来日公演を終えた後東京で急死。グループは活動を休止した。その後、ナイルは心機一転メンバーを集め、シックを復活。ナイル・ロジャース&シックとして4度来日している。(ブルーノートに2回、マウントフジ=2003年8月、一般公演レッツグルーヴ=2004年5月) 2004年5月は、ディスコ系グループ3組のライヴの一組として来日。ここに収められたDVDのライヴとほぼ同じ。ちょうど、来日の2ヵ月後に行われたライヴだ。

■関連記事

2003/04/15 (Tue)
Chic Chic Chic
シック・ライヴ評

http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200304/diary20030415.html

2003年4月シック来日時のブルーノートのウエッブ
http://www.bluenote.co.jp/art/20030414.html

2003/11/20 (Thu)
Chic Drummer Tony Thompson Dies At 48
トニー・トンプソン死去
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200311/diary20031120.html

2004/05/17 (Mon)
Nile Rodgers Explosion!
ナイル・ロジャース、ゲスト出演

http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200405/diary20040517.html

2004/05/20 (Thu)
Let's Groove 2004, Live At Kokusai Forum: Don't You Miss It Back In The Day?
「レッツ・グルーヴ」ライヴ評

http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200405/diary20040520.html

2004/09/07 (Tue)
The Best Disco In Town Live: Live DVD
ディスコDVD
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200409/diary20040907.html

+++

ENT>MUSIC>ARTIST>ALBUM>Chic

投稿者 吉岡正晴 : 06:55 AM | コメント (0)

August 14, 2005

EWF's New Album Will Be Out On September 21

[ ENT>MUSIC>ALBUM>]

【アース新作は9月21日に】 

イルミネーション。

これも、スティーヴィー同様、出る出るといわれながら、なかなか発売日が決まらなかったアース・ウィンド&ファイアーの新作が9月21日に日本でも発売されることになった。アルバム・タイトルは、『イルミネーション』で、日本ではBMGファンハウスから。アメリカ原盤は、サンクチュアリーというレーベルから9月20日に発売されることになっている。

昨日、白盤(テスト盤)が届いたので、これは本当にでそうだ。今作の最大の特徴は、これまで基本的にはモーリス・ホワイトがプロデュースしてきたアースが、外部プロデューサーを大々的に起用している点。外部プロデューサーを単体で起用するのは、71年アースとしての2作目『ザ・ニード・オブ・ラヴ(邦題、愛の伝導師)』以来34年ぶりということになる。(他にデイヴィッド・フォスターなどが共同プロデューサーになったことはあるが、常にモーリス・ホワイトがメイン・プロデューサーだった)

今回のプロデューサーには、ジャム&ルイス、ラファエル・サディーク、オーガナイズド・ノイズ、そして、ブライアン・マクナイト、ウイル・アイ・アムなどの名前まである。一聴したところ、全体的には、いかにも90年代のニュー・クラシック・ソウル的な雰囲気をだしていて、これまでのアースサウンドとは、相当変わっている。アースのサウンド・クリエイターとしてのピークは70年代後半だが、この新作を新人アーティストのデビュー作として聴いたら、これはこれで、かなり話題になるのではないだろうか。そんなサウンドにしあがっている。

ブライアン・マクナイトがプロデュースした「トゥ・ユー」は、70年代のデイヴィッド・フォスター的なニュアンスの作品にしあがっている。曲調は「アフター・ザ・ラヴ・ハズ・ゴーン」を思わせる。また、6曲目「ディス・イズ・ハウ・アイ・フィール」で女性の声がしたと思ったら、ケリー・ローランド(デスティニーズ・チャイルド)だった。アースに堂々と女性の声が入るのも79年の大ヒット、エモーションズとの共演「ブギー・ワンダーランド」以来のこと。そういう意味で、久々ずくめの新作ということになる。

アルバムからの最初のシングルは、5曲目の「ショウ・ミー・ザ・ウェイ」。ゆったりとしたスローバラード。トップ40入り果たせるか。

「9月21日の夜のことを君は覚えているかい?(Do you remember the 21st night of September?)」と歌うのは「セプテンバー」。9月21日発売のこのアルバムが、多くの人々にとっての思い出となるか。


トラック・リスティングは次の通り。

01. Lovely People
02. Pure Gold
03. A Talking Voice Interlude
04. Love's Dance [prod. by Jimmy Jam & Terry Lewis]
05. Show Me The Way [prod. by Raphael Saadiq]
06. This Is How I Feel feat. Sleepy Brown [prod. by Organized Noize]
07. Work It Out [prod. by Raphael Saadiq]
08. Pass You By [prod. by Raphael Saadiq]
09. The One [prod. by Organized Noize]
10. Elevated feat. Floetry [prod. by Darren Henson & Keith Pelzer]
11. Liberation [Prod. by Vikter Duplaix]
12. To You [prod. by Brian McKnight]
13. The Way You Move feat. Kenny G

ENT>MUSIC>ALBUM>Earth Wind & Fire

投稿者 吉岡正晴 : 06:00 AM | コメント (2)

August 11, 2005

Luther Tribute Will Be Out On September 20

[ ENT>MUSIC>ALBUM>]

【ルーサー・トリビュート9月に】

トリビュート。

7月1日に死去したルーサー・ヴァンドロスの所属レーベルであるJレコードが制作するルーサー・トリビュートのアルバムの全容が判明した。新旧の大物が勢ぞろいした。全米で9月20日に発売されることになる。参加アーティスト、楽曲は次の通り。当初収録が噂されていたアリシア・キーズの名前が入っていない。

Fantasia- 'Til My Baby Comes Home
Usher- Superstar
Angie Stone- Since I Lost My Baby
Wyclef Jean- Always and Forever
Janet Jackson- The Glow Of Love
Babyface- If Only For One Night
Mary J. Blige- Never Too Much
John Legend- Love Won't Let Me Wait
Celine Dion- Dance With My Father
Ruben Studdard- So Amazing
Aretha Franklin- A House Is Not A Home
Stevie Wonder- My Love Is On Fire
Val Young- Here and Now
Jaheim- Bad Boy/Having A Party
Monica- Any Love
Rod Stewart- Heaven Knows
Mariah Carey- Power of Love/Love Power

上記作品の中には、ルーサー自体がカヴァーした作品も多数ある。順に「スーパースター」(レオン・ラッセル、カーペンターズ)、「シンス・アイ・ロスト・マイ・ベイビー」(テンプテーションズ)、「オールウェイズ・アンド・フォーエヴァー」(ヒートウェイヴ)、「イフ・オンリー・フォー・ワン・ナイト」(ブレンダ・ラッセル)、「ラヴ・ウォント・レット・ミー・ウェイト」(メジャー・ハリス)、「ア・ハウス・イズ・ノット・ア・ホーム」(ディオンヌ・ワーウィック)、「ハヴィング・ア・パーティー」(サム・クック)など。

スティーヴィーの「マイ・ラヴ・イズ・オン・ファイアー」は、20年以上前に一度書かれていたものだが、今回、ルーサーへのトリビュートとして歌詞などが若干書き直され、新たにレコーディングされたものらしい。この曲は、スティーヴィーの新作『ア・タイム・トゥ・ラヴ』にも収録されることになっている。

また、そのスティーヴィーの新作『ア・タイム・トゥ・ラヴ』は、現時点で9月27日に予定されている、という。

投稿者 吉岡正晴 : 04:26 AM | コメント (2)

June 21, 2005

Eric Benet's New Album "Hurricane" Portrays His Soul Searchin' Story

[ ENT>MUSIC>ALBUM>]

【エリック・ベネイ6年ぶりの新作は彼の最高作か】

足跡。

ハリケーンエリック・ベネイの6年ぶりの新作が到着した。タイトルは『ハリケーン』(6月22日日本発売)。。同曲が最初のシングルとして既にリリースされているが、これがなかなかいい曲で、覚えやすい。今作は、全体的に、実にポップなわかり易い作品になったなという印象。それも、歌のうまさを存分に出して、しかも、プロデューサーにデイヴィッド・フォスターや、ウォルター・アファナシエフまで起用して、「売り」に出た。

歌詞の内容では、元妻ハリー・ベイリーとの別離が最大のテーマ。別れて自分は立ち直ったという雰囲気の「ハリケーン」から、まだまだ未練があるぞという「マイ・プレイヤー」、あるいは失恋自体を歌った「ホエア・ダズ・ザ・ラヴ・ゴー」、「マン・イナフ・トゥ・クライ」、「アイ・ノウ」などほとんどの作品に恋に破れた男の弱々しさがこれでもかというほど表現されている。

この未練ぶりは、しばらく前のブライアン・マクナイト、あるいは、かつてのルーサー・ヴァンドロスの作品群などに匹敵する。「ザ・ラスト・タイム」では、新しい恋の始まりを歌うが、これは新しい恋人が出来たことを示すのか。

それにしても、エリックってこんなに歌がうまかったっけと思わせるほど、今作では歌のうまさが際立つ。普通のソウル、R&Bアルバムというより、ポピュラーなヴォーカル・アルバム的なニュアンスのほうが強い。

アルバムには14曲の歌が収録されているが、その歌詞(日本盤は訳詞があります)をじっくり読んでいくと、彼の元妻への熱い思いがつたって来る。

ちなみに「インディア」というミディアム調の心温まる曲は、娘さんのことを歌った作品で、途中にクリス・ボッティーのトランペットがはいる。あるいは、デイヴィッド・フォスター・プロデュースの1曲「ザ・ラスト・タイム」なんて、こんなに大甘のサウンドでいいのってほど甘々。

時々、ベイビーフェイスやスティーヴィー・ワンダーを思わせたりするところもある。これがエリック・ベネイにとって最大のヒットになったとすれば、ベネイは大失恋を最大の武器にして、傑作を作ったということになる。おそらく失恋で、相当なソウル・サーチンしたんだろう。このアルバムには彼の苦しみのソウル・サーチンの足跡が記されている。

ところで、インナーのエリックの写真が平井堅みたいだ。あれ、平井堅がエリック・ベネイみたいだったんだっけ。(笑) 

ENT>MUSIC>ALBUM>Benet, Eric


投稿者 吉岡正晴 : 04:29 AM | コメント (0)

May 18, 2005

Norah Jones Sings "Wild Horses"

[ ENT>MUSIC>ALBUM>]

【ノラ・ジョーンズ、「ワイルド・ホーセス」を歌う】

ワンテイク。

このところよくCDプレイヤーに入るのが、ティム・リースというアーティストの『ザ・ローリング・ストーンズ・プロジェクト』というアルバムである。1991年にローリング・ストーンズのツアーで、サックス、キーボード奏者として参加した元々ジャズ・アーティストでもあったティム・リースがその音楽仲間となったストーンズの面面と、ストーンズの作品群をレコーディングしたアルバムである。

ストーンズの作品が全12曲。ストーンズでおなじみの作品群がジャジーに生まれ変わり、なかなかいい感じだ。この12曲の中でいま、一番気に入っているのが、5曲目の「ワイルド・ホーセス」。71年6月からヒットし、ポップ・チャートで28位を記録した作品。ストーンズのヒットしてはそれほどの大ヒットではないが、なんと、これを歌っているのが今をときめくノラ・ジョーンズである。

最初何もクレジットなどを見ずにかけていて、このヴォーカルが入ってきた瞬間、ジャケットを見直した。まさに、一瞬にしてノラとわかる声。ノラ・ジョーンズの新曲と言ってもおかしくないほど、彼女っぽい作品になっている。これはさすがにシングル・カットはされないかもしれないが、アルバム・カットで隠れた人気になるのではないだろうか。本当にこういう曲調、スローでゆったりした作品に、ノラの歌声があっている。というより、もうすでにノラの楽曲にしきっている。このアレンジ力というか、解釈力は一体なんなのだろう。すごい。

そして、もう1曲リサ・フィッシャーの歌う「ホンキー・トンク・ウーメン」も、実にいい感じ。リサは、ストーンズのツアー・メンバーでもあるが、かつて自己名義のソウル・アルバムも出している。この曲など、ドラムスにチャーリー・ワッツ、ギターにキース・リチャーズなのだから、まあ、なんと言ったらいいのだろうか。(笑) 

ティム本人が書いたライナーノーツによると、これらの作品群はほとんどすべてワンテイクで録音されたという。

+++++


ザ・ローリング・ストーンズ・プロジェクト

1 サティスファクション
2 ホンキー・トンク・ウイメン(オルガン・トリオ)
3 スリッピング・アウェイ
4 ストリート・ファイティング・マン
5 ワイルド・ホース
6 友を待つ
7 黒くぬれ!
8 アズ・ティアーズ・ゴー・バイ(涙あふれて)
9 ホンキー・トンク・ウイメン(キース・ヴァージョン)
10 ルビー・チューズデイ
11 ギミー・シェルター
12 ベレーリ

発売元:ヴィレッジ・レコード / 発売日: 2005年5月18日 / 盤種:ハイブリッドCD / レコードNo: VRCL-12001 / 価格(税込): 2625円
アーティスト:ティム・リース

ENT>MUSIC>ALBUM>Ries, Tom

投稿者 吉岡正晴 : 05:02 AM | コメント (0)

May 13, 2005

Prediction For Songs Order On "A Time To Love"

[ ENT>MUSIC>ALBUM>]

【新作アルバムの曲順を大胆予想】。

曲順。

A Time 2 Love [FROM US] [IMPORT]ハッピー・バースデイ、スティーヴィー・ワンダー。今日5月13日はスティーヴィー・ワンダーの55回目の誕生日。アルバムは、出るのか出ないのか。本当に気が気でない今日この頃ですが。

たしかに18曲入りだと1曲平均4分でも72分。最近のCDはぎりぎり79分くらい入るとはいえ、相当なヴォリュームになりますね。今日は切り口を変えて、曲順大胆予想なんてどうでしょう。(かなり無理な企画ですが)

とりあえず、予想の元になるのは、昨日付けの候補曲リスト。聴いてないのに、予想はできるか。(笑) 

まず1曲目は、「ソー・ホワット・ザ・ファス」でしょう。最初のシングルだし、ミディアム調だし、トップには、まあまあってところでしょうか。アルバム『キャラクター』の時の「ユー・ウィル・ノウ」的なニュアンスです。

次にアルバム・タイトル曲「タイム・トゥ・ラヴ」は、一番最後の16曲目かな。2曲のボーナスはこの後にくるということにして。「カンヴァセーション・ピース」も一番最後でした。

2曲目は、次のシングル視されている「フロム・ザ・ボトム・オブ・マイ・ハート」。

アルバムを仮にA面B面と考えると9曲目がB面のトップになります。アルバムのハーフウェイ。やはり、ここはアルバムの個人的思い入れ曲が来るのでは。となると、娘とのデュエット「ハウ・ウィル・アイ・ノウ」か、シリータへのトリビュート「シェルター・・・」のどちらか。「イズント・シー・ラヴリー」は2枚組み3面の1曲目でした。半分のトップという位置付け。アイシャとのデュエットが9曲目に来れば、子供つながりで子供の誕生に捧げる「プリーズ・ドント・ハート・マイ・ベイビー」が続く。もし、シリータが9曲目に来れば、ルーサー・トリビュートとセットで9-10になるのでは。また、シリータとのからみでいけば、「アイ・キャント・リヴ・ウィズアウト・ユア・ラヴ」はやはりセットか。下記でいえば、13-14-15が流れとしてワンセット。

アリシアとの曲を聴いたことがないので、どこに来るか皆目わからないのですが、4-5-6-7の流れはミディアム~スロー(レイトリー風)~スロー(それより少しテンポはあるしっとり風)~ミディアム(軽い感じ)という感じにしてみました。8はきっとのりのりの曲でしょう。

8から「ハウ・ウィル・アイ・ノウ」の流れはいい感じになるはず。

一方、11、12はまったく見当つきません。他にいれるところがないので、ここにしてみました。ボーナス候補と入れ替えになるかもしれません。

"A Time To Love" Songs Order Speculated By Yoshioka Masaharu
(+)は、アルバム収録が有力視されている楽曲

1. So,What The Fuss(+)(Guitar by Prince)(日本で演奏)
2. From The Bottom of My Heart(+)
3. If Your Love Cannot Be Moved (Alicia Keys)(+)
4. Positivity(+)
5. True Love(+)(日本で演奏)
6. Moon Blue (+)(日本で演奏)
7. Sweet Somebody I Know(+)
8. One Thing (Nigerian talking drum)

9. How Will I Know(+)(Duet With Aisha Wonder)
10. Please Don't Hurt My Baby (+)
11. Keep Fooling Yourself
12. If the Creek Don't Rise
13. I Can't Imagine Love Without You (+) (日本で演奏)
14. Shelter in the Rain (for Syreeta and was written before she died)(+)
15. My Love Is On Fire(+)(Tribute To Luther)
16. A Time 2 Love(+)(Duet with India. Arie)

17. Bonus Passionate Raindrops
18. Bonus Tears

しかし、こうやって並べてみるとまんざらでもない。(笑) っていうか、やはりすごくいい曲ばかり入ってるようなアルバムみたいに思えてきますね。確かにみなさんおっしゃるように、次は10年後かもしれません。となると、2015年かあ。スティーヴィー、65歳だあ・・・。

ENT>MUSIC>ALBUM>Wonder, Stevie

投稿者 吉岡正晴 : 04:18 AM | コメント (0)

May 12, 2005

Stevie Wonder Update: Baby Coming Soon, How About Album?

[ ENT>MUSIC>ALBUM>]

【スティーヴィー最新情報】

18曲入り。

A Time 2 Love [FROM US] [IMPORT]お待たせしました。4月18日付け日記以来のスティーヴィー・ワンダー情報、アップデイト。

アルバム『タイム・トゥ・ラヴ』からの最初のシングル「ソー・ホワット・ザ・ファス」のヴィデオが、日本のレコード会社ユニバーサルのホームページで、12日(木曜)正午から見られることになる。

http://www.universal-music.co.jp/u-pop/artist/stevie_wonder/ 

すでに海外のサイトなどでは見られるが、日本での公式サイトでの解禁は12日から。

アルバム発売について、スティーヴィー・ワンダーは、去る5月9日、ロス・アンジェルスで記者会見を行い、ここで、全米での発売を6月14日と発表した。この席上で明らかになった点は次の通り。

1) アルバム『タイム・トゥ・ラヴ』は全米で6月14日発売の予定。日本盤はアメリカがこの発売日にリリースされるのであれば、それより若干早くリリースしたい意向。

Songs in the Key of Life (Rmst) [ORIGINAL RECORDING REMASTERED] [FROM UK] [IMPORT]2) 収録曲数は、アメリカ盤は16曲、海外盤には2曲のボーナス・トラックを含む。収録曲数18曲は、彼の最大のアルバム『キー・オブ・ライフ』の収録曲数21曲に3曲足りないだけで、同アルバムに次ぐ収録曲数の多い作品になる。

3) 「ソー・ホワット・ザ・ファス」のヴィデオには、目の不自由な人のために映像を解説するナレーションが収録されている。このナレーションは、ラッパーのバスタ・ライムスが担当している。第2弾シングルは何になるかアメリカでは未定だが、そのシングルのヴィデオも映像解説ナレーションが入る。

4) これまでに収録が見込まれる作品群のほかに新たに、病床に伏しているルーサー・ヴァンドロスへ捧げた「マイ・ラヴ・イズ・オン・ファイアー」が収録されることを明らかにした。なお、ルーサー所属のジェイ・レコード社長クライヴ・デイヴィスがルーサー・トリビュートのアルバムを様々なアーティストを集めて企画中だという。そして、この「マイ・ラヴ・・・」はそのアルバムにも収録される。

5) この夏にスティーヴィーのライヴ・コンサートがニューヨークで行われるのではないかという噂について、スティーヴィー自身は、「すべてアルバムがリリースされ、子供が生まれてからのこと」と述べた。この子供は当初は5月2日前後に誕生の予定だったが、現在は5月13日前後に誕生が見込まれている。13日に生まれるとスティーヴィー本人の誕生日と同じになる。明日13日は、スティーヴィーの55回目の誕生日。

収録が見込まれる曲、候補曲、5月12日付け。(+)は収録がかなり有力視される作品。

1. So,What The Fuss(+)(Guitar by Prince)(日本で演奏)
2. How Will I Know(+)(Duet With Aisha Wonder)
3. True Love(+)(日本で演奏)
4. If Your Love Cannot Be Moved (Alicia Keys)(+)
5. Moon Blue (+)(日本で演奏)
6. I Can't Imagine Love Without You (+) (日本で演奏)
7. From The Bottom of My Heart(+)
8. Shelter in the Rain (for Syreeta and was written before she died)(+)
9. Keep Fooling Yourself
10. A Time 2 Love(+)(Duet with India. Arie)
11. If the Creek Don't Rise
12. Positivity(+)
13. Sweet Somebody I Know(+)
14. Please Don't Hurt My Baby (+)
15. My Love Is On Fire(+)(Tribute To Luther)

16. Waiting For Eternity
17. The Well
18. Tears
19. Fear Can't Put Dreams To Sleep
20. Passionate Raindrops
21. One Thing (Nigerian talking drum)

また、日本のレコード会社に、「スイーテスト・サムバディー・アイ・ノウ」「ムーン・ブルー」「トゥルー・ラヴ」の3曲の歌詞が届いた。しかし、まだマスターは到着していない。

ベイビーは、もう生まれそうだが、果たしてアルバムはこの世にまもなく生れ落ちてくるか。

一ヶ月以内の発売確率は、前回93%だったので、今回は2%上がって95%に。(発売確率は、今回から、向こう一ヶ月以内に発売される確率について予報することにしました。例えばここで90%と言ってもそれが1年後にでるのでは予報として意味はないのではないか、と思ったからです(笑))

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スティーヴィー新作関連記事

April 18, 2005
Stevie's Album Info Update:
http://blog.soulsearchin.com/archives/2005_04_18.html

2005/03/24 (Thu)
Stevie's New Album's Track Listing Is Leaked?
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200503/diary20050324.html

2005/03/17 (Thu)
Predictions For "A Time To Love"
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200503/diary20050317.html

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ENT>MUSIC>ALBUM>Wonder, Stevie

投稿者 吉岡正晴 : 05:13 AM | コメント (0)

April 18, 2005

Stevie's Album Info Update:

[ ENT>MUSIC>ALBUM>]

微妙。

タイム・トゥ・ラヴ96パーセントとまで言っておきながら、この体たらく。一体どうなっているんだ、とお怒り、ごもっともです。御大に代わって、不肖・私目が謝らせていただきます。スティーヴィー、最新情報、4月17日付け。

まず、4月17日現在、マスターテープは日本に未着です。当初の4月27日発売はなくなりました。その後、発売日は29日、5月3日などと日々変化していますが、現時点でとりあえず、5月3日かその数日後みたいな感じののりです。

アートワークも未着です。レーベルコピー(曲目リスト、ソングライターのクレジットなどもろもろが書いてあるもの)も未着。したがって、最終的にどの楽曲がはいるのか、まだわかりません。

ただし、いくつか歌詞カードのテキストデータだけが到着しました。現時点で歌詞のテキストデータがきた作品は次の通りです。

1. So,What The Fuss(+)(Guitar by Prince)
2. How Will I Know(+)(Duet With Aisha Wonder)
3. I Can't Imagine Love Without You (日本で演奏)
4. From The Bottom of My Heart(+)
5. Shelter in the Rain (for Syreeta and was written before she died)(+)
6. Please Don't Hurt My Baby

この6曲目の「プリーズ・ドント・ハート・マイ・ベイビー」は、今回初めて見るタイトル。歌詞がきたのだから、おそらくアルバムには収録されるのでしょう。もちろん、この時点では確定はしていませんが。この他残る有力候補は、「トゥルー・ラヴ」、アリシアとの作品「イフ・ユア・ラヴ・・・」、「タイム・トゥ・ラヴ」、「ポジティヴィティー」、「スイート・サムバディー」の5曲。これで計11曲になります。

過去4枚のスタジオ録音アルバムの収録曲数は次の通り。

『イン・スクエア・サークル』(85年、10曲)
『キャラクターズ』(87年、12曲)
『ジャングル・フィーヴァー』(91年、サントラ、11曲)
『カンヴァセーション・ピース』(95年、13曲)

これらから考えると、やはり12~13曲、多くて14曲いりといったところでしょうか。となると、11曲のほかあと多くて3曲ということになります。

ちなみに、3月17日付け日記でご紹介したアルバム収録曲候補は以下の通り。(+)は収録がほぼ確定。

1. So,What The Fuss(+)(Guitar by Prince)
2. How Will I Know(+)(Duet With Aisha Wonder)
3. True Love(+)
4. If Your Love Cannot Be Moved (Alicia Keys)(+)
5. Moon Blue (日本で演奏)
6. I Can't Imagine Love Without You (日本で演奏)
7. From The Bottom of My Heart(+)
8. Shelter in the Rain (for Syreeta and was written before she died)(+)
9. Keep Fooling Yourself
10. A Time 2 Love(+)(Duet with India. Arie)
11. If the Creek Don't Rise
12. Positivity(+)
13. Sweet Somebody(+)
14. Waiting For Eternity
15. The Well
16. Tears
17. Fear Can't Put Dreams To Sleep
18. Passionate Raindrops
19. One Thing (Nigerian talking drum)

マスターはないんですが、しかし、ライナーノーツは4月7日までに書いていれました。何か到着したら、訂正とか加筆する時間はあるでしょうか。

ただし、シングル盤は日本で4月29日発売が決定しました。とりあえず、「ソー・ホワット・ザ・ファス」のシングルは出ます。

今日現在のアルバム発売確率は、う~~~ん、少し落して、93パーセント! 微妙だなあ。 

ENT>MUSIC>ALBUM>Wonder, Stevie>A Time To Love

投稿者 吉岡正晴 : 04:37 AM | コメント (0)