May 21, 2007

A Tribute To Don Katsumoto: At Danceteria

[ PEOPLE>]

【ドン勝本・トリビュート】

灯台下暗し。

2007年4月19日に57歳で他界した日本のキング・オブ・ソウル、ドン勝本さんのトリビュート・イヴェントが、5月20日、白金の勝本氏がオウナーだった店「ダンステリア」で行われた。この5月20日は、勝本氏の58歳の誕生日。ニック岡井氏、江守アイ氏らがDJを担当して、観客らと故人を偲んだ。

現在、有志の間で勝本氏の遺骨の一部を、オーガスタのジェームス・ブラウンのお墓の近くに埋めてもらうという話が進んでいる。ブラウンの息子のひとりであるダリルとの間で、基本的には話が了承されている、という。あとは、日程と、具体的にどのあたりの場所に、どのように埋葬するかということらしい。

葬儀以来、江守氏、ニック氏らと話をした。そんな中で、江守氏も、勝本氏との思い出を含めて、何か形に残したいという強い希望を持っている。江守氏は、銀河出版から以前『ディスコ伝説』(1997年発売、その後2002年に新装改訂版発売)をリリース。ここで日本のディスコについて資料的にまとめた。そこで、ダンサー、ダンスを切り口にした資料的な作品や、また、江守氏、勝本氏、ニック氏などが活躍した新宿のディスコシーンについても書こうと考えている、という。

そんな話をしているうちに、江守さんから「吉岡の『ソウル・サーチン』という本あるでしょう。あれの、日本版みたいのって書けないの? 今、いろいろ考えているんだけど、さすがに自分の話は自分では書きにくいので、吉岡が、僕のこととか、勝本のこととか、『ソウル・サーチン』という切り口で書いてみない? その時は、いくらでも取材してください、資料、全部だしますよ(笑)」と言われた。「ほら、カツはカツでジェームス・ブラウンとあれだけ親しいわけでしょう。それで、僕は僕で、デイヴィッド・シーを始めとするテンプスやエディー・ケンドリックス、あるいは、オーティス・クレイ、それからルーファス・トーマスなんかとの思い出もたくさんあるのよ。最初のデイヴィッドのアルバムを作る時のエピソードとか、ちょろっと話すとみんなおもしろい、って言うんだよ」 なるほど、これぞ灯台下暗しだ。

確かにそうだ。江守さんとは、かつて「ギャングスター」というソウル、ディスコのミニコミを何冊か出したっけ。江守さんの当時のアパートあたりで、深夜まで校正をしたこともあった。「やりましょう、やりましょう」と二つ返事で答えた。

ここまで長くいろいろとやってくると、みなそれぞれに語るべきストーリーを豊富に持っている。そしてそうしたストーリーは次世代へ語り継がれるべきだ。

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投稿者 吉岡正晴 : 01:11 AM | コメント (0)